JP2008123586A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008123586A
JP2008123586A JP2006304445A JP2006304445A JP2008123586A JP 2008123586 A JP2008123586 A JP 2008123586A JP 2006304445 A JP2006304445 A JP 2006304445A JP 2006304445 A JP2006304445 A JP 2006304445A JP 2008123586 A JP2008123586 A JP 2008123586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
test
voltage
terminal
drain terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006304445A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ogiwara
隆 荻原
Daizaburo Takashima
大三郎 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006304445A priority Critical patent/JP2008123586A/ja
Priority to US11/937,056 priority patent/US7759928B2/en
Publication of JP2008123586A publication Critical patent/JP2008123586A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage
    • G01R31/3004Current or voltage test
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/12005Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details comprising voltage or current generators
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/50Marginal testing, e.g. race, voltage or current testing

Abstract

【課題】内部電圧発生回路の動作マージンを容易にテストすることができる半導体装置を実現する。
【解決手段】本発明の半導体装置は、チップ内部で定電圧を生成するVINT発生回路11と、テストモードにおいて、外部からの電位を供給する電源配線VDDとVINT発生回路11からの電位を供給する配線VINTとを制御入力に基づいて所定の抵抗値で接続するテスト回路12を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に係わり、特に、内部電圧発生回路を有する半導体装置に関する。
近年、半導体製造プロセスの微細化の進展に伴って、MOSトランジスタの信頼性を確保するためゲート酸化膜やpn接合にかかる電界の低電圧化が必要となっている。しかし、従来製品との互換性を考慮すれば、ユーザが使用するシステムの電源電圧を下げることは必ずしも容易なことではない。このため、半導体装置に内部電圧発生回路を設け製造プロセスに見合った所望の電源電圧を生成する方法(例えば、「特許文献1」を参照。)が採用されている。特に、DRAM(Dynamic Random Access Memory)セルやEEPROM(Electrical Erasable PROM)セルなどを搭載した半導体装置では、その回路動作の特徴およびメモリセルの信頼性確保のために、複雑な電圧特性を持つ複数の電源電圧を必要とするようになっている。
しかしながら、従来の半導体装置では、内部回路の動作により内部電圧発生回路の出力に負荷電流が加わった場合に、その内部電圧の変動を測定することができないという問題があった。このような負荷電流には、電源電位から流れ込み内部電圧を上昇させる電流と、接地電位に流れ出し内部電圧を下降させる電流があり、これらによる内部電圧の変動量は内部電圧発生回路の回路方式とその駆動能力に依存する。このため、製造プロセスなどにより駆動能力が変化した場合に、それを使用する内部回路の回路動作にどの程度のマージンがあるかなどは、シミュレーションによる間接的な方法でしか確認できないという問題があった。また、製造プロセスの変動による内部電圧発生回路の動作マージンについても、同様に、直接測定することができないという問題があった。
特開2002−298599号公報
本発明は、内部電圧発生回路の動作マージンをテストすることができる半導体装置を提供する。
本発明の一態様によれば、チップ内部で定電圧を生成する内部電圧発生手段と、テストモードにおいて、外部からの電位を供給する電源配線と前記内部電圧発生手段からの電位を供給する配線とを制御入力に基づいて所定の抵抗値で接続するテスト手段を有することを特徴とする半導体装置が提供される。
また、本発明の別の一態様によれば、第1の入力に参照電位が接続された差動増幅手段と、前記差動増幅手段の出力電圧を抵抗分割により分圧し、所定の電圧を前記差動増幅手段の第2の入力にフィードバックする分圧手段と、前記差動増幅手段の出力電圧に基づいて、外部から供給される電源電圧を制御し内部電圧を生成するMOSトランジスタと、テストモードにおいて、制御入力に基づいた電流を前記分圧手段に供給するテスト手段を有することを特徴とする半導体装置が提供される。
さらに、本発明の一態様によれば、第1の入力に参照電位が接続された差動増幅手段と、ソース端子に第1の電源が接続され、ゲート端子に前記差動増幅手段の出力が接続されたp型MOSトランジスタと、ドレイン端子に前記p型MOSトランジスタのドレイン端子が接続され、ドレイン端子とゲート端子がダイオード接続された第1のn型MOSトランジスタと、前記第1のn型MOSトランジスタのソース端子と第2の電源との間に直列に接続され、接続ノードが前記差動増幅手段の第2の入力に接続された第1および第2の抵抗素子と、ドレイン端子が第3の電源に接続され、ゲート端子に前記第1のn型MOSトランジスタのドレイン端子が接続され、ソース端子から内部電源に電位および電流を供給する第2のn型MOSトランジスタと、を備えた内部電源電圧発生回路であって、テストモードにおいて、制御入力に基づいた電流を前記第1の抵抗素子または前記第2の抵抗素子に供給するテスト手段を有することを特徴とする半導体装置が提供される。
本発明によれば、内部電圧発生回路の動作マージンをチップ製造後に効率よくテストすることができ、回路動作の信頼性を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る半導体装置を示す回路図である。ここでは、主に、内部電圧発生回路の動作マージンのテストにかかる部分を示した。
本発明の実施例1に係る半導体装置は、所望の内部電圧を生成する内部電圧発生回路11(以下、「VINT発生回路11」という。)、およびVINT発生回路11の動作マージンをテストするためのテスト回路12を備えている。
VINT発生回路11の出力は、内部回路(図示していない。)に所望の内部電圧を供給するための配線(以下、「VINT」という。)に接続され、テスト回路12の一端は外部からの電源電圧を供給するための電源配線(以下、「VDD」という。)に接続され、テスト回路12の他端はVINTに接続されている。
テスト回路12の第1の制御入力にはテスト回路12の抵抗値を制御するために4ビットの第1の制御信号(以下、「TMP0〜TMP3」という。)が入力され、第2の制御入力にはテストモードであることを示す第2の制御信号(以下、「/TMPEN」という。信号名の先頭に付加された記号“/”はこの信号が負論理であることを示す。)が入力されている。
VINT発生回路11は、内部回路の動作電流が回路動作に伴いある範囲で変動しても所定の定電圧をVINTに供給するよう動作する。
テスト回路12は、図1に示したように、p型MOSトランジスタ(以下、「PMOS13a〜13d」という。)と抵抗素子(以下、「抵抗14a〜14d」という。)からなる4つの抵抗ユニット、およびスイッチ素子15で構成されている。
すなわち、PMOS13aのソース端子およびドレイン端子には抵抗14aの両端が並列に接続され、PMOS13aのソース端子はテスト回路12の一端としてVDDに接続され、PMOS13aのゲート端子にはTMP0が接続されている。
PMOS13bのソース端子およびドレイン端子には抵抗14bの両端が並列に接続され、PMOS13bのソース端子はPMOS13aのドレイン端子に接続され、PMOS13bのゲート端子にはTMP1が接続されている。
PMOS13cのソース端子およびドレイン端子には抵抗14cの両端が並列に接続され、PMOS13cのソース端子はPMOS13bのドレイン端子に接続され、PMOS13cのゲート端子にはTMP2が接続されている。
PMOS13dのソース端子およびドレイン端子には抵抗14dの両端が並列に接続され、PMOS13dのソース端子はPMOS13cのドレイン端子に接続され、PMOS13dのゲート端子にはTMP3が接続されている。
スイッチ素子15は、p型MOSトランジスタ(以下、「PMOS15」という。)であり、PMOS15のソース端子はPMOS13dのドレイン端子に接続され、PMOS15のゲート端子には/TMPENが入力され、PMOS15のドレイン端子はテスト回路12の他端としてVINTに接続されている。
抵抗14a〜14dの抵抗値は、図1に示したように、それぞれ異なる値で2の累乗倍になるよう設定されている。すなわち、抵抗14aはR、抵抗14bは2R、抵抗14cは4R、そして抵抗14dは8Rに設定されている。
PMOS13a〜13dは、それぞれのゲート入力が“L”の場合にオンし、“H”の場合にオフする。
したがって、テスト回路12の合成抵抗値は、TMP0〜TMP3の異なる順列組み合わせに対してそれぞれR〜15Rの15通りを選択することができる(TMP0〜TMP3がすべて“L”の組み合わせは、合成抵抗値が0となるので使用しない。)。
/TMPENは、テストモードの場合に“L”であり、テストモード以外の動作モードの場合に“H”となる。
図2は、本発明の実施例1に係る半導体装置におけるVINT発生回路11の一例を示す回路図である。ここでは、参照電位(以下、「VREF」という。)と出力からのフィードバック電圧(以下、「VFB」という。)を比較しp型MOSトランジスタ23(以下、「PMOS23」という。)のゲートを制御するタイプの回路例を示した。
VINT発生回路11は、図2に示したように、VREFとVFBを比較する差動増幅器21、出力であるVINTの電圧を分圧してVFBを生成する分圧回路22、およびPMOS23を備えている。
差動増幅器21の第1の入力にはVREFが接続され、第2の入力には分圧回路22の出力であるVFBが接続され、差動増幅器21の出力はPMOS23のゲート端子に接続されている。
PMOS23のソース端子はVDDに接続され、ドレイン端子はVINT発生回路11の出力としてVINTおよび分圧回路22の入力に接続されている。
差動増幅器21は、2つのp型MOSトランジスタ(以下、「P21およびP22」という。)、および3つのn型MOSトランジスタ(以下、「N21〜N23」という。)を備えている。
P21のソース端子はVDDに接続され、ゲート端子およびドレイン端子はP22のゲート端子に接続され、P22のソース端子はVDDに接続され、ドレイン端子は差動増幅器21の出力としてPMOS23のゲート端子に接続されている。
N21のドレイン端子はP21のドレイン端子に接続され、ゲート端子にはVFBが接続されている。N22のドレイン端子はP22のドレイン端子に接続され、ゲート端子にはVREFが接続されている。
N21のソース端子およびN22のソース端子はN23のドレイン端子に接続され、N23のソース端子は接地電位(以下、「VSS」という。)に接続され、N23のゲート端子にはバイアス電圧(以下、「CMNG」という。)が入力されている。
分圧回路22は、直列に接続された2つの抵抗素子R21およびR22で構成され、VINT発生回路11の出力を抵抗分割して所定のフィードバック電圧VFBを生成する。
バイアス回路は、VINT発生回路11のレスポンスやフィードバックループの位相余裕を向上させるために差動増幅器21に流す電流を適切な値に制御するもので、図3に示したように、3つのp型MOSトランジスタ(以下、「P31〜P33」という。)、3つのn型MOSトランジスタ(以下、「N31〜N33」という。)、および抵抗素子R31とダイオードD31で構成されている。
P31のソース端子、P32のソース端子、およびP33のソース端子はVDDに接続され、P31のゲート端子はP32のゲート端子およびドレイン端子に接続され、P33のゲート端子はP32のドレイン端子に接続され、P33のドレイン端子はバイアス回路の出力CMNGとして差動増幅器21へ供給されている。
N31のドレイン端子およびゲート端子はP31のドレイン端子に接続され、N32のドレイン端子はP32のドレイン端子に接続され、N32のゲート端子はN31のゲート端子に接続され、N33のドレイン端子およびゲート端子はP33のドレイン端子に接続され、N33のソース端子はVSSに接続されている。
N31のソース端子とVSSの間には抵抗素子R31が接続され、N32のソース端子とVSSの間にはダイオードD31が順バイアスで接続されている。
次に上述の構成を持つ半導体装置におけるVINT発生回路11の具体的なテスト方法の一例を説明する。
所望のテスト電流に対応する合成抵抗値を生成するようTMP0〜TMP3を指定してテストモードにエントリーすると、/TMPENが“L”になって、VDDからVINTへ電流が流れ込み、VINT発生回路11の駆動能力に応じてVINTの電圧レベルが上昇する。
この電圧レベルの上昇分を測定することで、内部回路の動作に伴う負荷電流の変動に対するVINT発生回路11の動作マージンを確認することができる。このために、テスト回路12の最小抵抗値Rは、動作時にVINTに瞬間的に流れ込む最大負荷電流より大きな電流が流れる程度に設定してある。
上記実施例1によれば、テスト回路12がVINT発生回路11に流れ込む負荷電流を模擬的に発生させるので、製造時のプロセスバラツキを含めてVINT発生回路11の動作マージンを容易に確認することができる。
また、上記実施例1によれば、TMP0〜TMP3の組み合わせにより15通りの抵抗値を選択できるので、VINT発生回路11の動作マージンをチップ製造後に効率よくテストすることができ、VINT発生回路11の回路動作の信頼性を向上させることができる。
図4は、本発明の実施例2に係る半導体装置を示す回路図である。ここでは、主に、内部電圧発生回路(VINT発生回路41)の動作マージンのテストにかかる部分を示した。
本発明の実施例2に係る半導体装置は、所望の内部電圧を生成するVINT発生回路41、およびVINT発生回路41の動作マージンをテストするためのテスト回路42を備えている。
VINT発生回路41の出力は、内部回路(図示していない。)に所望の内部電圧を供給するための配線(VINT)に接続され、テスト回路42の一端は外部からの接地電位を供給するための電源配線(VSS)に接続され、テスト回路42の他端はVINTに接続されている。
テスト回路42の第1の制御入力にはテスト回路42の抵抗値を制御するために4ビットの第1の制御信号(以下、「TMN0〜TMN3」という。)が入力され、第2の制御入力にはテストモードであることを示す第2の制御信号(以下、「TMNEN」という。)が入力されている。
VINT発生回路41の構成、機能、および動作は実施例1のVINT発生回路11と同様であるので、詳しい説明は省略する。
テスト回路42は、図4に示したように、n型MOSトランジスタ(以下、「NMOS43a〜43d」という。)と抵抗素子(以下、「抵抗44a〜44d」という。)からなる4つの抵抗ユニット、およびスイッチ素子45で構成されている。
すなわち、NMOS43aのソース端子およびドレイン端子には抵抗44aの両端が並列に接続され、NMOS43aのソース端子はテスト回路42の一端としてVSSに接続され、NMOS43aのゲート端子にはTMN0が接続されている。
NMOS43bのソース端子およびドレイン端子には抵抗44bの両端が並列に接続され、NMOS43bのソース端子はNMOS43aのドレイン端子に接続され、NMOS43bのゲート端子にはTMN1が接続されている。
NMOS43cのソース端子およびドレイン端子には抵抗44cの両端が並列に接続され、NMOS43cのソース端子はNMOS43bのドレイン端子に接続され、NMOS43cのゲート端子にはTMN2が接続されている。
NMOS43dのソース端子およびドレイン端子には抵抗44dの両端が並列に接続され、NMOS43dのソース端子はNMOS43cのドレイン端子に接続され、NMOS43dのゲート端子にはTMN3が接続されている。
スイッチ素子45は、n型MOSトランジスタ(以下、「NMOS45」という。)であり、NMOS45のソース端子はNMOS43dのドレイン端子に接続され、NMOS45のゲート端子にはTMNENが入力され、NMOS45のドレイン端子はテスト回路42の他端としてVINTに接続されている。
抵抗44a〜44dの抵抗値は、図4に示したように、それぞれ異なる値で2の累乗倍になるよう設定されている。すなわち、抵抗44aはR、抵抗44bは2R、抵抗44cは4R、そして抵抗44dは8Rに設定されている。
NMOS43a〜43dは、それぞれのゲート入力が“H”の場合にオンし、“L”の場合にオフする。
したがって、テスト回路42の合成抵抗値は、TMN0〜TMN3の異なる順列組み合わせに対してそれぞれR〜15Rの15通りを選択することができる。(TMN0〜TMN3がすべて“H”の組み合わせは、合成抵抗値が0となるので使用しない。)
TMNENは、テストモードの場合に“H”であり、テストモード以外の動作モードの場合に“L”となる。
上述の構成を持つ半導体装置におけるVINT発生回路41の具体的なテスト方法は、実施例1と同様であるので、詳しい説明は省略する。実施例1との違いは、テスト回路12によりVINTにテスト電流を流し込むかわりにテスト回路42によりVINTからテスト電流を引き抜いて、VINTの電圧レベルを下降させることである。
この電圧レベルの下降分を測定することで、内部回路の動作に伴う負荷電流の変動に対するVINT発生回路41の動作マージンを確認することができる。このために、テスト回路42の最小抵抗値Rは、動作時にVINTから瞬間的に流れ出す最大負荷電流より大きな電流が流れる程度に設定してある。
上記実施例2によれば、テスト回路42がVINT発生回路41から流れ出す負荷電流を模擬的に発生させるので、製造時のプロセスバラツキを含めてVINT発生回路41の動作マージンを容易に確認することができる。
また、上記実施例2によれば、TMN0〜TMN3の組み合わせにより15通りの抵抗値を選択できるので、VINT発生回路41の動作マージンをチップ製造後に効率よくテストすることができ、VINT発生回路41の回路動作の信頼性を向上させることができる。
上述の実施例1および実施例2では、VINT発生回路11および41はフィードバック制御のPMOSで構成されるとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、ある範囲の負荷電流に対して定電圧を生成する電圧発生回路であれば、原理的には適用可能である。例えば、チャージポンプ回路を用いて電源電圧より高い内部電圧を生成する昇圧回路に対しても同様に適用することができる。
また、上述の実施例1および実施例2では、VDD側に入れるテスト回路12とVSS側に入れるテスト回路42は、それぞれ単独で設けるとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図5に示したように、両方のテスト回路12および42をVINT発生回路51の出力に接続し、/TMPENおよびTMNENを適宜制御してそれぞれ必要に応じて使用するように構成することもできる。
以下に述べる実施例3では、実施例1および実施例2と異なり、内部電圧発生回路(以下、「VINT発生回路」という。)の内部ノードにテスト電流を流すことで、VINT発生回路の動作マージンがテストされる。
図6は、本発明の実施例3に係る半導体装置におけるVINT発生回路を示す回路図である。ここでは、主に、VINT発生回路の動作マージンのテストにかかる部分を示した。
本発明の実施例3に係る半導体装置におけるVINT発生回路は、参照電位(以下、「VBGR」という。)と出力からのフィードバック電圧(以下、「VFB」という。)を比較する差動増幅器61、差動増幅器61の出力を分圧してVFBを生成する分圧回路62、降圧トランジスタ63、および2つのテスト回路64、65を備えている。
差動増幅器61の第1の入力にはVBGRが接続され、第2の入力には分圧回路62からのVFBが接続され、差動増幅器61の出力は分圧回路62の第1の入力に接続されている。
分圧回路62の第1の出力は降圧トランジスタ63のゲート端子に接続され、第2の出力はVFBとして差動増幅器61の第2の入力に接続されている。
降圧トランジスタ63のドレイン端子は第1の電源電圧(以下、「VDD」という。)に接続され、ソース端子はVINT発生回路の出力としてVINTに接続されている。
テスト回路64の一端はVDDに接続され、他端は分圧回路62の第2の入力に接続され、テスト回路64の第1の制御入力にはテスト回路64の抵抗値を制御するために4ビットの第1の制御信号(以下、「TMP0〜TMP3」という。)が入力され、テスト回路64の第2の制御入力には第1のテストモードであることを示す第2の制御信号(以下、「/TMPEN」という。信号名の先頭に付加された記号“/”はこの信号が負論理であることを示す。)が入力されている。
テスト回路65の一端は接地電位(以下、「VSS」という。)に接続され、他端は分圧回路62の第2の入力に接続され、テスト回路65の第1の制御入力にはテスト回路65の抵抗値を制御するために4ビットの第3の制御信号(以下、「TMN0〜TMN3」という。)が入力され、テスト回路65の第2の制御入力には第2のテストモードであることを示す第4の制御信号(以下、「TMNEN」という。)が入力されている。
差動増幅器61は、図6に示し経ちように、2つのp型MOSトランジスタ(以下、「P61およびP62」という。)、および3つのn型MOSトランジスタ(以下、「N61〜N63」という。)を備えている。
P61のソース端子は第2の電源電位(以下、「VPP」という。VPP>VDD。)に接続され、P61のゲート端子およびドレイン端子はP62のゲート端子に接続され、P62のソース端子はVPPに接続され、ドレイン端子は差動増幅器61の出力として分圧回路62の第1の入力に接続されている。
N61のドレイン端子はP61のドレイン端子に接続され、ゲート端子にはVFBが接続されている。N62のドレイン端子はP62のドレイン端子に接続され、ゲート端子にはVBGRが接続されている。
N61のソース端子およびN62のソース端子はN63のドレイン端子に接続され、N63のソース端子はVSSに接続され、N63のゲート端子にはバイアス電圧CMNGが入力されている。
CMNGを生成するバイアス回路は、実施例1の図3と同様であるので、説明は省略する。
分圧回路62は、差動増幅器61の出力を分圧してフィードバック電圧VFBを生成するために、図6に示したように、1つのp型MOSトランジスタ(以下、「P63」という。)、1つのn型MOSトランジスタ(以下、「N63」という。)、および直列に接続された2つの抵抗素子R61およびR62で構成されている。
すなわち、P63のソース端子はVPPに接続され、ゲート端子には差動増幅器61の出力が接続され、ドレイン端子にはテスト回路64および65が接続されている。N63のドレイン端子はP63のドレイン端子に接続され、N63のゲート端子およびソース端子は分圧回路62の第1の出力として降圧トランジスタ63のゲート端子に接続されている。
抵抗分割でVFBを生成するR61の一端がN63のソース端子に接続され、他端はVFBを出力する分圧回路62の第2の出力に接続され、R62の一端がR61の他端に接続され、R62の他端はVSSに接続されている。
降圧トランジスタ63は、n型MOSトランジスタであり、そのドレイン端子はVDDに接続され、ソース端子はVINT発生回路の出力としてVINTに接続されている。
テスト回路64の構成、機能、および動作は、実施例1の図1に示したテスト回路12と同様であるので、詳しい説明は省略する。実施例1との違いは、テスト回路64がVINTにテスト電流を流し込むかわりに分圧回路62の分割抵抗R61および62へテスト電流を流し込み、VFBの電圧レベルを上昇させることである。
また、テスト回路65の構成、機能、および動作は、実施例2の図4に示したテスト回路42と同様であるので、詳しい説明は省略する。実施例2との違いは、テスト回路65がVINTからテスト電流を引き抜くかわりに分圧回路62の分割抵抗R61および62への電流を減少させ、VFBの電圧レベルを下降させることである。
上述の構成を持つ半導体装置におけるVINT発生回路のテスト回路64および65の動作は、実施例1および実施例2と同様であるので、詳しい説明は省略する。
上記実施例3によれば、テスト回路64および65がフィードバック電圧VFBの変動を模擬的に発生させるので、製造時のプロセスバラツキを含めてVINT発生回路の動作マージンを容易に確認することができる。
また、上記実施例3によれば、TMP0〜TMP3およびTMN0〜TMN3の組み合わせによりVDD側、VSS側でそれぞれ15通りの抵抗値を選択できるので、VINT発生回路の動作マージンをチップ製造後に効率よくテストすることができ、VINT発生回路の回路動作の信頼性を向上させることができる。
上述の実施例3では、テスト回路64および65はトランジスタN64のドレイン端子に接続するとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、N64のソース端子、あるいは、抵抗R61とR62の途中の接続ノードに接続しても良い。また、これら複数の接続ポイントにテスト回路64および65を切り替えて接続できるよう構成することもできる。
以下に述べる実施例4では、実施例3と同様に、内部電圧発生回路(以下、「VINT発生回路」という。)におけるバイアス回路の内部ノードにテスト電流を流すことで、VINT発生回路の動作マージンがテストされる。
図7は、本発明の実施例4に係る半導体装置のVINT発生回路におけるバイアス回路を示す回路図である。ここでは、主に、VINT発生回路の動作マージンのテストにかかる部分を示した。
本発明の実施例4に係る半導体装置のVINT発生回路におけるバイアス回路は、3つのp型MOSトランジスタ(以下、「P71〜P73」という。)、3つのn型MOSトランジスタ(以下、「N71〜N73」という。)、抵抗素子R71とダイオードD71、およびテスト回路75を備えている。
P71のソース端子、P72のソース端子、およびP73のソース端子は電源電位(以下、「VDD」という。)に接続され、P71のゲート端子はP72のゲート端子およびドレイン端子に接続され、P73のゲート端子はP72のドレイン端子に接続され、P73のドレイン端子はバイアス回路の出力CMNGとして差動増幅器(ここでは図示していないが、例えば、実施例1の図2に示した差動増幅器21、あるいは、実施例3の図6に示した差動増幅器61など。)へ供給されている。
N71のドレイン端子およびゲート端子はP71のドレイン端子に接続され、N72のドレイン端子はP72のドレイン端子に接続され、N72のゲート端子はN71のゲート端子に接続され、N73のドレイン端子およびゲート端子はP73のドレイン端子に接続され、N73のソース端子は接地電位(以下、「VSS」という。)に接続されている。
N71のソース端子には抵抗素子R71の一端が接続され、N72のソース端子とVSSの間にはダイオードD71が順バイアスで接続されている。
テスト回路75の一端は抵抗素子R71の他端に接続され、テスト回路75の他端はVSSに接続され、テスト回路75の第1の制御入力にはテスト回路75の抵抗値を制御するために4ビットの第1の制御信号(TMN0〜TMN3)が入力され、第2の制御入力にはテストモードであることを示す第2の制御信号(TMNEN)が入力されている。
テスト回路75の構成、機能、および動作は、実施例2の図4に示したテスト回路42と同様であるので、詳しい説明は省略する。実施例2との違いは、テスト回路75がVINTからテスト電流を引き抜くかわりにバイアス回路の抵抗素子R71に流れる電流を制御し、CMNGによる差動増幅器のバイアス電流を変化させることである。
上述の構成を持つ半導体装置におけるVINT発生回路のテスト回路75の動作は、実施例2と同様であるので、詳しい説明は省略する。
上記実施例4によれば、テスト回路75がVINT発生回路の差動増幅器におけるバイアス電流の変動を模擬的に発生させるので、製造時のプロセスバラツキを含めてVINT発生回路の動作マージンを容易に確認することができる。
また、上記実施例4によれば、TMN0〜TMN3の組み合わせにより15通りの抵抗値を選択できるので、VINT発生回路の動作マージンをチップ製造後に効率よくテストすることができ、VINT発生回路の回路動作の信頼性を向上させることができる。
上述の実施例1〜4の説明では、テスト回路の抵抗ユニットは4つであり、第1の制御入力は4ビットであるとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、1つ以上の抵抗ユニットがあれば、原理的には適用可能である。
本発明の実施例1に係る半導体装置を示す回路図。 本発明の実施例1に係る半導体装置におけるVINT発生回路11の一例を示す回路図。 本発明の実施例1に係る半導体装置のVINT発生回路11におけるバイアス回路の一例を示す回路図。 本発明の実施例2に係る半導体装置を示す回路図。 本発明の実施例2に係る別の半導体装置を示す回路図。 本発明の実施例3に係る半導体装置におけるVINT発生回路を示す回路図。 本発明の実施例4に係る半導体装置のVINT発生回路におけるバイアス回路を示す回路図。
符号の説明
11、41 VINT発生回路
12、42、75 テスト回路
13a〜13d、23 p型MOSトランジスタ(PMOS)
14a〜14d、44a〜44d 抵抗素子
15 スイッチ素子(PMOS)
21、61 差動増幅器
22、62 分圧回路
43a〜43d n型MOSトランジスタ(NMOS)
45 スイッチ素子(NMOS)
63 降圧トランジスタ

Claims (5)

  1. チップ内部で定電圧を生成する内部電圧発生手段と、
    テストモードにおいて、外部からの電位を供給する電源配線と前記内部電圧発生手段からの電位を供給する配線とを制御入力に基づいて所定の抵抗値で接続するテスト手段を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記電源配線は、外部からの電源電位または接地電位を供給する配線であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 第1の入力に参照電位が接続された差動増幅手段と、
    前記差動増幅手段の出力電圧を抵抗分割により分圧し、所定の電圧を前記差動増幅手段の第2の入力にフィードバックする分圧手段と、
    前記差動増幅手段の出力電圧に基づいて、外部から供給される電源電圧を制御し内部電圧を生成するMOSトランジスタと、
    テストモードにおいて、制御入力に基づいた電流を前記分圧手段に供給するテスト手段を有することを特徴とする半導体装置。
  4. 第1の入力に参照電位が接続された差動増幅手段と、
    ソース端子に第1の電源が接続され、ゲート端子に前記差動増幅手段の出力が接続されたp型MOSトランジスタと、
    ドレイン端子に前記p型MOSトランジスタのドレイン端子が接続され、ドレイン端子とゲート端子がダイオード接続された第1のn型MOSトランジスタと、
    前記第1のn型MOSトランジスタのソース端子と第2の電源との間に直列に接続され、接続ノードが前記差動増幅手段の第2の入力に接続された第1および第2の抵抗素子と、
    ドレイン端子が第3の電源に接続され、ゲート端子に前記第1のn型MOSトランジスタのドレイン端子が接続され、ソース端子から内部電源に電位および電流を供給する第2のn型MOSトランジスタと、
    を備えた内部電源電圧発生回路であって、
    テストモードにおいて、制御入力に基づいた電流を前記第1の抵抗素子または前記第2の抵抗素子に供給するテスト手段を有することを特徴とする半導体装置。
  5. 前記テスト手段は、
    抵抗値を切り替えるための第1の前記制御信号がゲート端子に入力された第1のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子およびソース端子に抵抗素子の両端が並列に接続された抵抗ユニットと、
    テストモードであることを示す第2の前記制御信号がゲート端子に入力され、ドレイン端子が前記抵抗ユニットの一端に接続された第2のMOSトランジスタを有することを特徴とする請求項1または請求項3または請求項4に記載の半導体装置。
JP2006304445A 2006-11-09 2006-11-09 半導体装置 Pending JP2008123586A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006304445A JP2008123586A (ja) 2006-11-09 2006-11-09 半導体装置
US11/937,056 US7759928B2 (en) 2006-11-09 2007-11-08 Semiconductor device including an internal voltage generation circuit and a first test circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006304445A JP2008123586A (ja) 2006-11-09 2006-11-09 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008123586A true JP2008123586A (ja) 2008-05-29

Family

ID=39402706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006304445A Pending JP2008123586A (ja) 2006-11-09 2006-11-09 半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7759928B2 (ja)
JP (1) JP2008123586A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010097633A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP5546361B2 (ja) * 2010-06-10 2014-07-09 セイコーインスツル株式会社 可変抵抗回路を備えた半導体集積回路
JP5739705B2 (ja) * 2011-03-28 2015-06-24 株式会社東芝 半導体モジュール、電子機器及び状態判定方法
US9429629B1 (en) * 2013-03-11 2016-08-30 Magna-Power Electronics, Inc. Electronic loads

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346188A (ja) * 1989-07-13 1991-02-27 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶回路
JP3516556B2 (ja) * 1996-08-02 2004-04-05 沖電気工業株式会社 内部電源回路
US6373266B1 (en) * 2000-03-31 2002-04-16 Agere Systems Guardian Corp. Apparatus and method for determining process width variations in integrated circuits
JP3617621B2 (ja) * 2000-09-29 2005-02-09 シャープ株式会社 半導体集積回路の検査装置及びその検査方法
JP4656747B2 (ja) 2001-03-30 2011-03-23 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
KR100460459B1 (ko) * 2002-07-30 2004-12-08 삼성전자주식회사 향상된 테스트 모드를 갖는 반도체 메모리 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US20080111575A1 (en) 2008-05-15
US7759928B2 (en) 2010-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7893671B2 (en) Regulator with improved load regulation
KR100738957B1 (ko) 반도체 집적회로의 내부전압 발생장치
US9639133B2 (en) Accurate power-on detector
CN103314340B (zh) 低功率通电控制电路的方法和实施方案
US11686780B2 (en) Apparatus and method to debug a voltage regulator
JP5144559B2 (ja) 2端子型半導体温度センサ
JP2007243178A (ja) 調整可能なトランジスタボディバイアス回路網
JP2009069964A (ja) 定電圧回路
JP2008123586A (ja) 半導体装置
KR100815184B1 (ko) 반도체 소자의 파워 업 신호 생성장치
JP2014086820A (ja) 電子回路および半導体装置
US7626448B2 (en) Internal voltage generator
US20050093581A1 (en) Apparatus for generating internal voltage capable of compensating temperature variation
US7881128B2 (en) Negative word line voltage generator for semiconductor memory device
US9136018B2 (en) Internal voltage generation circuits
US20100309735A1 (en) Internal power supply circuit, semiconductor device, and semiconductor device manufacturing method
TW202310546A (zh) 降壓電路
JP2008107971A (ja) 電源電圧発生回路および半導体集積回路装置
KR20080098572A (ko) 반도체 메모리 장치의 내부 전원 전압 발생 회로
JP6466689B2 (ja) 半導体装置及び電池監視システム
KR100878314B1 (ko) 반도체 집적회로의 내부전압 발생장치
JP6363386B2 (ja) レギュレータ及び半導体装置
KR101185551B1 (ko) 반도체 집적회로
JP2006134268A (ja) レギュレータ回路
CN116505769A (zh) 脉波宽度调变控制器及其控制方法