JP2002106930A - 管理システム、および遠隔保守監視システム - Google Patents

管理システム、および遠隔保守監視システム

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JP2002106930A
JP2002106930A JP2000299662A JP2000299662A JP2002106930A JP 2002106930 A JP2002106930 A JP 2002106930A JP 2000299662 A JP2000299662 A JP 2000299662A JP 2000299662 A JP2000299662 A JP 2000299662A JP 2002106930 A JP2002106930 A JP 2002106930A
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Shinji Hattori
真司 服部
Hiroshi Awata
浩 粟田
Tatsuhiko Sugimoto
達彦 杉本
Yasuo Sato
康夫 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の冷熱器等の遠隔保守は、保守会社自身
で実作業から機器監視までをしなければならず、全ての
業務を十分に行うことができないという問題があった。 【解決手段】 機器を利用する顧客と、機器の保守を担
当する保守会社とを対応付けて登録した契約記憶部を有
し、遠隔監視装置から送られた運転情報から機器の異常
または変調を検知した場合には、契約記憶部を参照し、
異常または変調が検知された機器の保守を担当する保守
会社に通知することとした。なお、この契約は、契約記
憶部の登録は、端末から顧客と契約内容が送信された時
点で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビル等に設置さ
れた空調機等の機器の運転状況を遠隔監視し、問題の発
生の予測や、障害発生時にはサービスマンの手配等を行
う遠隔保守監視システム、および、そのシステムで使用
されている管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷熱機器の遠隔監視保守業務にお
いては、保守会社自身で、保守営業から、実作業、遠隔
監視保守のためのインフラ構築とその維持管理に至るま
で全ての業務を行っていた。従って、特に夏や冬の保守
サービス業務の繁忙期には保守業務で手いっぱいとな
り、顧客開拓のための営業活動が十分に行えないという
問題があった。またインフラの整備や維持には莫大な時
間と費用を要するので、それが結局保守料金または初期
コストに影響を与え、顧客の負担が大きくなると共に、
保守会社自体にとっては遠隔監視保守の採算を悪くする
原因にもなっていた。
【0003】さらに、地域工事会社のような、比較的規
模の小さい保守会社においては、営業活動やインフラ整
備が十分にできないばかりか、保守サービスを実施する
うえでも十分な情報やノウハウの蓄積がないので、保守
作業の効率が悪くなるという問題もあった。
【0004】また、各ビルに配置され、冷熱機器の情報
を収集する遠隔監視装置に関しても、冷熱機器の変更や
追加をする場合には、設定変更作業が必要となるが、こ
の場合、現地でのクライアント側管理装置自体もしくは
ROMの交換には顧客が冷熱機器を使用していない時間
帯を利用しなければならなくなり、フレキシブルに契約
内容の更新が実施できないという問題があった。さら
に、Web方式での集中監視を試みた場合においても、
結局はサーバ側アプリケーションの変更がクライアント
側に影響を与えたり、遠隔監視装置を高性能のものに変
更する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の遠
隔保守監視システムでは、各事業者が個別で全ての業務
を実施することで、営業活動に支障をきたしたり、イン
フラ整備にコストがかかったり、保守のための十分なノ
ウハウが得られないという問題点があった。また、シス
テムのバージョンアップ作業に時間を要したり、高性能
なマシンが必要とされるという問題点があった。
【0006】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたものであり、第1の目的は、顧客との窓口を情
報センターのサーバシステムに集約し、サービス会社や
保守販売会社や機器メーカ、地域工事会社はこのサーバ
システムを介して情報のやり取りをすることで、各者が
自らが得意の業務に特化できる遠隔保守監視システムを
提供することである。
【0007】さらに、第2の目的は、障害発生時に、保
守サービス員が迅速に対応し、保守作業を短時間で行う
ことができる遠隔保守監視システムを提供することであ
る。さらに、第3の目的は、各ビルに配置された遠隔監
視端末の設定を遠隔で設定できる遠隔保守監視システム
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる管理シ
ステムにおいては、通信機器から送られた機器を利用す
る顧客との契約情報に基づいて、監視装置を制御する制
御プログラムを生成する生成手段と、制御プログラムを
前記監視装置に送信する送信手段とを有するものとし
た。
【0009】また、この発明にかかる管理システムにお
いては、通信機器から送られた機器を利用する顧客との
契約情報に基づいて、監視装置で動作する制御プログラ
ムにより参照される制御パラメータを生成する生成手段
と、制御パラメータを監視装置に送信する送信手段とを
有するものとした。
【0010】また、この発明にかかる管理システムにお
いては、機器を利用する顧客と、機器の保守を担当する
保守会社とを対応付けて登録した契約記憶部を有し、運
転情報から機器の異常または変調を検知した場合には、
契約記憶部を参照し、異常または変調が検知された機器
の保守を担当する保守会社に通知するものとした。
【0011】さらに、保守会社と、保守会社の保守業務
条件とを対応付けて登録した保守会社記憶部を有し、通
信機器から顧客との契約条件が送信された場合には、保
守会社記憶部を参照して、契約条件に適合する保守業務
条件の保守会社を抽出し、契約記憶部に保守会社と顧客
とを対応付けて登録するものとした。
【0012】さらに、保守会社と、保守会社の保守業務
条件とを対応付けて登録した保守会社記憶部を有し、通
信機器から顧客とその顧客に対応付ける保守会社が送信
された場合には、顧客に保守会社を対応付けて契約記憶
部に登録し、通信機器から顧客との契約条件が送信され
た場合には、保守会社記憶部を参照して、契約条件に適
合する保守業務条件の複数の保守会社を抽出して前記通
信機器に送信し、複数の保守会社から選択された1社が
通信機器から送信された場合には、契約記憶部に顧客と
を対応付けて登録するものとした。
【0013】さらに、通信機器に、顧客と顧客の契約条
件の入力を促す画面を送信するものとした。
【0014】さらに、契約記憶部には、保守会社と保守
会社の権限とが対応付けられて登録されているものとし
た。
【0015】さらに、通信機器から保守会社と保守会社
の保守業務条件、および権限を受信した場合には、契約
記憶部に保守会社と権限とを対応つけて登録し、保守会
社記憶部に保守会社と保守業務条件とを対応付けて登録
するものとした。
【0016】さらに、通信機器に、保守会社と保守会社
の保守業務条件、権限の入力を促す画面を送信するもの
とした。
【0017】さらに、契約記憶部には、保守販売会社と
保守販売会社の権限とが対応付けられて登録されてお
り、さらに、機器を利用する顧客と、機器の保守を担当
する保守会社と、顧客と保守契約を結んだ保守販売会社
とが対応付けられて登録されているものとした。
【0018】さらに、顧客の口座から予め契約された内
容に基づく料金を引き落とす引き落とし手段と、契約記
憶部を参照し、顧客に対応付けられた保守会社と保守販
売会社とに料金を按分して保守会社料金および保守販売
会社料金を算出する第1の計算手段と、契約記憶部を参
照して、保守会社手数料と保守販売会社手数料を算出す
る第2の計算手段と、保守会社料金から保守会社手数料
を差し引いたものを保守会社の口座に振り込み、保守販
売会社料金から保守販売会社手数料を差し引いたものを
保守販売会社の口座に振り込む振り込み手段とを有する
ものとした。
【0019】さらに、顧客の地図情報が登録された顧客
情報記憶部を有し、通信機器から送信された要求によ
り、地図情報を通信機器に送信するものとした。
【0020】さらに、監視装置から送信された機器の運
転情報を顧客と対応付けて登録する運転状態記憶部を有
し、運転状態記憶部を参照して顧客毎の運転状況報告書
を作成するものとした。
【0021】さらに、機器の異常または変調の現象と故
障原因、対処方法が対応付けて登録された故障統計記憶
部を有し、通信機器から受信した現象から、故障統計記
憶部を参照し、現象に対応した故障原因および故障方法
を通信機器に送信するものとした。
【0022】さらに、通信機器に現象の入力を促す画面
を送信するものとした。
【0023】さらに、通信機器から機器の異常または変
調の現象と故障原因、対処方法が送信された場合には、
送信された情報を故障統計記憶部に登録するとともに、
送信された情報に基づいて報告書を作成するものとし
た。
【0024】さらに、通信機器に機器の異常または変調
の現象と故障原因、対処方法の入力を促す画面を送信す
るものとした。
【0025】さらに、契約記憶部には、機器を利用する
顧客と、機器の保守を担当する複数の保守会社とが対応
付けて登録されており、運転情報から機器の異常または
変調を検知した場合には、契約記憶部を参照し、異常ま
たは変調が検知された機器の修理を担当する複数の保守
会社に通知するものとした。
【0026】さらに、 契約記憶部に登録された保守販
売会社の権限に基づき、運転状態記憶部へのアクセスが
制限されるものとした。
【0027】また、この発明における管理システムは、
部品名と、その部品を取り扱う管理場所、および部品の
有無が対応付けられて登録されたサービス情報記憶部を
有し、通信機器から受信した部品名から、サービス情報
記憶部を参照し、部品名に対応する管理場所を通信機器
に送信するものとした。
【0028】さらに、通信機器から住所情報が送信され
た場合には、通信機器に送信した管理場所から住所に部
品を配送する配送時間を通信機器に送信するものとし
た。
【0029】さらに、通信機器から指定時間が送信され
た場合には、指定時間に通信機器から受信した部品を発
送する発送伝票を発行するものとした。
【0030】また、この発明における管理システムは、
機器を利用する顧客と、機器の修理を担当する保守会社
のグループとを対応付けて登録した契約記憶部と、各保
守会社と、保守会社の対応可能人数とを対応付けて登録
したユニオン記憶部とを有し、運転情報から機器の異常
または変調を検知した場合には、契約記憶部を参照して
異常または変調が検知された機器の修理を担当するグル
ープを抽出し、ユニオン記憶部を参照して、対応可能人
数に基づきグループ内の保守会社から少なくとも1つの
保守会社を選択し、保守会社に通知するものとした。
【0031】さらに、対応可能人数は、通信機器により
常時修正可能であるとした。
【0032】また、この発明にかかる遠隔保守監視シス
テムでは、機器を監視する監視装置と、監視装置に接続
された上述の管理システムと、この管理システムと通信
媒体を介して接続された通信装置とを有するものとし
た。
【0033】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1における、冷熱機器での遠隔保守監視シス
テムに関するシステム構成図である。図1において、1
a、1bは情報伝送手段、2は情報センター内に位置
し、保守監視情報等を管理・制御する管理システムであ
るサーバーシステム、3は顧客監視物件であるビル内に
設置された冷熱機器等からなる冷熱機器システム、4は
顧客監視物件の通信機器であるクライアント端末、5は
サービス会社や地域工事会社などの保守会社のクライア
ント端末、6は保守販売会社(保守営業会社)のクライ
アント端末、7は機器メーカー(冷凍機メーカー、空調
機メーカー等)のクライアント端末である。また、これ
らクライアント端末は、情報伝達手段1bを介してサー
バシステム2と接続可能である。なお、サービス会社と
地域工事会社とは、その規模で区別しており、サービス
会社は拠点を全国展開して大規模な保守体制を完備した
会社、地域工事会社とは、拠点が一カ所または数カ所
で、一定地域内での保守業務のみが行える会社を指して
いる。
【0034】また、情報伝送手段1aは、サーバシステ
ム2と冷熱機器システム3の間で各種情報を伝達する為
の、一般的な伝送媒体である携帯電話・PHS・アナロ
グ回線等の公衆回線である。情報伝送手段1bはサーバ
システム2と顧客監視物件のクライアント端末4、保守
会社のクライアント端末5、保守販売会社のクライアン
ト端末6、機器メーカーのクライアント端末7との間で
各種情報を伝達する為の伝送媒体であり、インターネッ
ト、イントラネット等である。
【0035】次に、情報センターに設置されたサーバシ
ステムの詳細構成について説明する。図2は、サーバシ
ステム2のシステム構成図である。図2中、サーバシス
テム2は、プログラム配信手段100と、WWWサーバ
ー・情報発信手段110と、アプリケーションサーバー
120と、現地情報記憶部に相当する現地情報データベ
ース(以下、「現地情報DB」とする)130と、顧客情
報記憶部に相当する顧客情報データベース(以下、「顧
客情報DB」とする)140と、契約情報記憶部に相当
する契約情報データベース(以下、「契約情報DB」とす
る)150と、故障統計記憶部に相当する故障統計デー
タベース(以下、「故障統計DB」とする)160と、運
転状態記憶部に相当する運転状態データベース(以下、
「運転状態DB」とする)170と、サービス情報記憶部
に相当するサービス情報データベース(以下、「サービ
ス情報DB」とする)180と、保守会社記憶部に相当
する保守会社登録データベース(以下、「保守会社登録
DB」とする)190とを有している。
【0036】プログラム配信手段100は、ビルオーナ
ー等の顧客との契約内容に基づき必要なアプリケーショ
ン及びデータを、冷熱機器システムに設置された遠隔監
視端末に配信するものであり、遠隔監視端末は配信され
たプログラム及びデータに基づき動作し、必要データの
収集などを実施することになる。WWWサーバー・情報
発信手段110は、顧客監視物件、保守会社、保守販売
会社、機器メーカーに設置されたクライアント端末との
通信インタフェースを制御するものである。アプリケー
ションサーバー120は、各DBからのデータの抽出・
書込みや、データの処理を行うものである。
【0037】なお、クライアント端末とのやり取りは、
クライアント端末から送られた要求やデータがアプリケ
ーションサーバー120に送られ、アプリケーションサ
ーバー120が実際に各DBからのデータの抽出・書込
み処理を行い、画面イメージに変換してクライアント端
末に送信するようなメカニズムで実現されている。
【0038】次に、各DBに記憶されている情報につい
て、図3〜図9のデータフォーマットに基づいて説明す
る。 図3は現地情報DB130のレコードのフォーマット
であり、顧客ID131と、顧客の所在地情報132
と、場所情報133とを有している。なお、サービス会
社や地域工事会社の保守実務担当者(以下、「サービス
マン」)は、出動時、クライアント端末から現地情報D
B130にアクセスすることで、顧客の場所の確認を行
うことができる。
【0039】図4(a)は顧客情報DB140の顧客
情報レコードのフォーマットであり、顧客ID141
と、顧客名称142と、連絡先143と、顧客の所在地
のある県等の顧客集所144と、遠隔監視装置ID(号
機No)145とを有している。図4(b)は顧客情報
DB140の機器情報レコードのフォーマットであり、
顧客ID141と、遠隔監視装置ID146と、システ
ム情報147と、故障実績148とを有している。ま
た、システム情報147は、その顧客に設置された冷熱
機器システムの機器を識別するための号機No147
a、型名147b、据付日147cからなり、故障実績
148は、故障内容148a、修理時間148b、交換
部品148c、作業者148dからなっている。
【0040】図5(a)は、契約情報DB150の顧
客契約レコードのフォーマットであり、顧客ID151
と、契約内容152と、保守費用(定額のもの)153
とを有している。また、契約内容152は、契約開始日
152a、契約内容152b、報告書提出日152c、
保守会社の保守会社ID152d、保守販売会社ID1
52eからなっている。図5(b)は、契約情報DB1
50の保守会社レコードのフォーマットであり、保守会
社ID154と、登録日155と、サービス内容156
とを有している。また、サービス内容156は、保守会
社のクライアント端末がシステムの各機能にアクセスで
きる権限を示すものであり、故障統計閲覧の可否156
a、サービス情報閲覧の可否156bからなっている。
図5(c)は、契約情報DB150の保守販売会社契約
レコードのフォーマットであり、保守販売会社ID15
7と、登録日158と、サービス内容159とを有して
いる。また、サービス内容159は、保守販売会社のク
ライアント端末がシステムの各機能にアクセスできる権
限を示すものであり、契約内容閲覧の可否159a、全
情報閲覧の可否159bからなっている。
【0041】図6は、故障統計DB160のレコード
のフォーマットであり、機種161と、故障情報162
と、機器状況163と、故障発生時環境164と、対処
方法165と、作業時間166とを有している。また、
故障情報162は、故障内容162a、現象162b、
原因162cからなっている。機器状況163は、設置
場所163a、使用年数163bからなっている。な
お、サーバーシステム2では、故障統計DB160から
情報を読み込み、故障部位を推測したり、ランク付けし
てクライアント端末に表示することできる。
【0042】図7は、運転状態DB170のレコード
のフォーマットであり、顧客ID171と、号機No1
72と、室外機状態173と、室内機状態174と、故
障発生時環境175と、対処方法176と、作業時間1
77とを有している。また、室外機状態173は、室外
機運転時間173a、蓄冷熱運転時間173bからなっ
ている。室内機状態174は、運転時間174a、サー
モON時間174bからなっている。なお、この運転状
態DB170の情報を利用することで、契約内容に従っ
た運転状況の報告書の作成や、メンテナンス提案、機器
リニューアル提案等を実施することが可能になる。
【0043】図8(a)は、サービス情報DB180
の機種情報レコードのフォーマットであり、機種名18
1と、価格182と、機能183と、メーカー情報18
4とを有している。図8(b)は、サービス情報DB1
80のサービス部品情報レコードのフォーマットであ
り、機種名185と、部品186と、価格187と、メ
ーカ在庫188と、物流管理センター189とを有して
いる。なお、サービス情報DB180の情報は、基本的
に機器メーカーによってアップロードされるものであ
る。
【0044】図9は、保守会社登録DB190のレコ
ードのフォーマットであり、保守会社名191と、保守
会社ID192と、業務内容193と、対応状況194
と、地域195と、請負費用196と、住所197と、
連絡先198とを有している。
【0045】次に、各顧客監視物件のビル内に設置され
る冷熱機器システムのシステム構成につき、図10の構
成図に基づいて説明する。図10中、冷熱機器システム
3は、保守監視対象である複数の冷熱機器31と、遠隔
監視装置32と、冷熱機器31と遠隔監視装置32とを
結ぶ制御線33とから主に構成されている。また、遠隔
監視装置32は遠隔保守に必要なデータ等の収集や異常
監視、故障予知を実施するアプリケーションプログラム
が記憶され、動作するアプリケーションプログラム部3
2aと、各冷熱機種毎にどのようなデータを収集すれば
いいかのデータを有するデータ部32bと、サーバシス
テム2から送られたアプリケーションプログラムやデー
タを受信する、遠隔ローディング手段32cとを有して
いる。
【0046】次に、遠隔監視装置32の動作について説
明する。遠隔監視装置32は、アプリケーションプログ
ラム部32aに記憶されたプログラム内容とデータ部3
2bに記憶されたデータ内容から、冷熱機器31の運転
状態監視を実施する。なお、アプリケーションプログラ
ムとしては、 機器の運転状態監視プログラム・・冷熱機器の運転状
態、すなわち、空調機であれば、室内機のサーモ状態、
吸込温度、設定温度、室外機の圧縮機吐出温度、圧縮機
周波数、凝縮温度等機種固有のデータを定期的に収集
し、必要に応じて、つまり契約内容に従って、サーバー
システム2へ送信する 機器の異常監視プログラム・・冷熱機器の異常を検出
し、サーバーシステム2に対して情報伝達手段1aを用
いて通知する。 機器の故障予知プログラム・・の運転状態のデータ
から、冷熱機器の部品の摩耗状態等を予測し、いずれは
故障停止するであろうことが予測される場合、故障停止
する前に、その旨をサーバーシステム2に通知する。 機器の運転制御プログラム・・サーバーシステム2か
らの指令送信に従い、空調機や、冷凍機の運転を制御す
る。 といったものがある。
【0047】また、データ部32bに記憶されたデータ
は、アプリケーションプログラムが動作するためのもの
であり、アプリケーションプログラムは、このデータ部
32に記憶されたデータを参照して動作することにな
る。例えば、アプリケーションプログラムは、機種固
有の部位データを有しておらず、動作時にデータ部32
bに記憶された部位データを読み込み、動作する。
【0048】また、このアプリケーションプログラム及
びデータは遠隔ローディング手段32cを経由して、サ
ーバーシステム2から受信されるものである。
【0049】次に、情報センターのサーバシステム2
と、顧客監視物件、保守会社、保守販売会社、機器メー
カーに設置されたクライアント端末との情報伝達のしく
みを、図11の構成図に基づいて説明する。サーバーシ
ステム2のアプリケーションサーバー120は、クライ
アント端末から送られた要求に基づいて各DBにアクセ
スしてデータを抽出・整理し、その結果をクライアント
端末に画面イメージで送信する。クライアント端末で
は、アプリケーション実行用のインターフェース部分の
みを有している。すなわち、クライアント端末ではサー
バーシステム2が送ってきた画面イメージを画面に表示
し、マウスやキーボードでの操作インターフェースを通
じて入力されたデータのみが情報伝達手段1bを介して
サーバーシステム2に送られ、サーバーシステム2のア
プリケーションサーバー120が送られたデータを処理
することになる。つまり、サーバシステム2と各クライ
アント端末の関係は、一般にThinClientとい
われる構成である。
【0050】なお、この様な構成にするのは、アプリケ
ーション実行時には、インターフェース部分のみが各社
に開示することになり、データの機密保持に多大な威力
を発揮するだけでなく、各社においては、クライアント
端末として高性能なものは不要となり、初期投資を低く
設定することが可能になるからである。また、アプリケ
ーションの変更もサーバーシステム2側で実施すれば良
く、各社のクライアント端末へのアプリケーションのダ
ウンロード等も不要となり、運用費用を大幅に低減する
ことができることになる。また、情報センターとして
も、自社内の設備のみメンテナンスすればよく、システ
ム維持・運営費用を大幅に低減できる。
【0051】次に、上述で説明した構成で、実際に業務
を行う場合の動作について説明する。図12は、保守販
売会社と顧客監視物件であるビルのビルオーナー間で、
冷熱機器の保守契約が成立した場合の、サーバーシステ
ム2と各社のクライアント端末、および冷熱機器システ
ムとでの情報の流れを示すブロック図である。以下に、
保守販売会社の営業マンがビルオーナーと運転状況監視
の契約を交わした後、実際に保守監視がなされるまでの
流れを、各段階毎に説明する。 (1)顧客契約DB・顧客情報DBの登録 まず、ビルオーナーと運転状態監視の契約を交わした保
守販売会社の営業マンは、クライアント端末6にてサー
バーシステム2にアクセスする。サーバーシステム2
は、メニュー操作のためのインターフェースを情報伝達
手段1bを介して、保守販売会社のクライアント端末6
に送る。クライアント端末6では、営業マンが送られて
きたメニュー画面を見ながら、キーボード及びマウスを
操作して、顧客情報登録及び、契約情報更新のメニュー
を選択し、さらにサーバシステム2から送られてくる、
顧客情報登録及び、契約情報の更新のインターフェース
に従って、必要な操作を行い、その結果、サーバーシス
テム2内の顧客情報DB140及び契約情報DB150
が更新されることになる。なお、契約内容の登録につい
ては、登録が完成した時点で、契約の内容が保守サービ
ス(定期点検等)を実施する保守会社のクライアント端
末5に、メール等を用いて通知されることになる。保守
会社では、クライアント端末5に表示された内容から、
それが新規のものである場合には、サービスマンをその
監視対象システムの元に派遣し、遠隔監視装置32の設
置・据え付け等の作業を行うことになる。
【0052】次に、特に顧客の登録時に、保守代行を実
施する保守会社の選定・確認方法について、図13のフ
ロー図に基づいて説明する。なお、代行を依頼する保守
会社は、基本的に図9の保守会社登録DBに保守業務条
件である業務内容(対象機種)、対応状況(365日、
24時間対応可能かどうか?)、対象地域、各業務毎の
請負費用が登録されている。
【0053】保守販売会社の営業マンは、ビルオーナー
から保守会社(予め、保守会社登録DBに登録されてい
る必要がある)の指定があった場合には、保守販売会社
のクライアント端末6を使用して顧客契約DB150の
登録・更新時に会社指定画面を選択して指定した保守会
社を設定し、指定がない場合には指定ナシを設定する。
サーバーシステム2は、会社指定がなされたか否かを判
定し(S10)、指定がなされた場合には、その会社を
保守会社として契約情報DB150の保守会社ID15
2dに登録する(S11)。また、指定がなされてなかっ
た場合には、自動選択画面をクライアント端末6に送信
する(S12)。なお、この自動選択画面には、契約内
容入力フィールド、機種情報入力フィールド、費用入力
フィールド、地域入力フールドが存在している。営業マ
ンは、この画面に従い各入力フィールドに契約条件に従
った事項を入力する(S13)。サーバーシステム2で
は、保守会社登録DB190に設定された情報を読み込
み、入力された条件と合う会社を抽出する(S14)。
【0054】次に、抽出された保守会社が1社であるか
否かを判定し(S15)、1社である場合には、その保
守会社を顧客契約DB150の会社ID152dに登録
する(S16)。また、複数の保守会社が抽出された場
合には、その一覧をクライアント端末6に表示し、営業
マンが指定した保守会社を顧客契約DB150の保守会
社ID152dに登録する(S17)。なお、S17の
段階では仮登録とし、仮登録された保守会社のクライア
ント端末5にメール等で保守代行依頼を通知する(S1
8)。そのメールを受領した保守会社では、契約内容を
確認し、保守請負を受諾する際には、受諾した旨を受託
メールにて送信する(S19)。サーバーシステム2で
は、受託メールが一定期間内に送信されたか否かを判定
し(S20)、送信された場合には顧客契約DB150
の内容を仮登録から本登録に変更し、その旨、保守販売
会社のクライアント端末6へも通知する(S21)。ま
た、受託メールを受信していないと判定した場合には、
再度S17以降を実行する。このようにして、保守契約
顧客との契約内容により、自動的に保守会社が割り当て
られることになる。
【0055】(2)遠隔監視の開始 サーバーシステム2では、契約情報DB150の内容を
常時把握し、顧客契約レコードの契約開始日152aに
設定された日付けとなった時点から、契約内容152b
の契約内容での監視が実施できるように、例えば152
aに設定された日付け、もしくはその前日までに、顧客
ID151をキーとして、顧客情報DB140を検索
し、機器情報レコードの顧客ID141が顧客ID15
1と一致する機器情報を抽出する。この機器情報と契約
内容から遠隔監視装置32に送信するべきプログラム
(データ及び、アプリケーションプログラム)を作成
し、情報伝達手段1aおよび、遠隔ローディング手段3
2cを介して、遠隔監視装置32のアプリケーションプ
ログラム部32のアプリケーションプログラム部32a
およびデータ部32bにローディングする。
【0056】(3)遠隔監視装置の作動 冷熱機器システム3では、遠隔監視装置32がデータ部
32bに記憶された内容に従って、冷熱機器31の運転
状態監視を実施し、収集した運転状態データをサーバー
システム2へ送信する。サーバーシステム2では、送信
された運転状態データを運転状態DB170に格納す
る。また、遠隔監視装置32からサーバーシステム2へ
送信された運転状態データは運転状態DB170に登録
され、報告書等の作成に用いられる。なお、運転状態デ
ータについては、サーバーシステム2が定期的に遠隔監
視装置32から収集するようにしてもよいし、遠隔監視
装置32が定期的に、自発的にサーバーシステム2に送
信するようにしても良い。なお、そのデータ送信のため
の回線使用料金は情報センターに課金されるものであ
る。
【0057】(4)障害発生時の対応 保守会社においては、保守代行依頼された契約の内容に
よって、実際に物件に赴き、定期点検等のサービスを実
施し、必要に応じて監視運転状況報告書などの作成を行
う。その作業は、やはり、サーバシステム2と通信しな
がら実施する。その報告書のベース(テンプレート)は
当然のことながら、契約の内容や、監視機器によってそ
れぞれに適したフォームでサーバーシステム2に準備さ
れており、インタフェース入力にて簡単に作成可能であ
る。実際に保守契約を結んでいる保守販売会社は、代行
先の保守会社の作成した報告書もしくは、上記テンプレ
ートから自社で作成したものを、最終的なフォームとし
て、ビルオーナー等の顧客に報告書として提示する。ま
た、顧客監視物件にクライアント端末4が設置されてい
る場合には、情報伝達手段1bを用いて、運転状況報告
書を送付するようにしてもよい。
【0058】(5)契約情報DB、保守会社登録DBへ
の登録 この遠隔保守監視システムでは、サービス会社や地域工
事会社等の保守会社も一種の顧客としてみなしており、
これらの保守会社は情報センターに登録し、一定の料金
を支払えば情報センターから保守代行の斡旋を受けるこ
とができる。この保守代行業務の仕事の斡旋を受けるた
め必要となる、サーバーシステム2の契約情報DB15
0への登録方法について図14のフロー図に基づいて説
明する。
【0059】保守会社の従業員は、自らの端末からサー
バーシステム2のWWWサーバ・情報発信手段110に
アクセスし、保守会社登録ページを端末に表示させる
(S21)。なお、この保守会社登録ページには登録に
必要となる会社名入力フィールド、住所入力フィール
ド、連絡先入力フィールド、業務内容入力フィールド、
対応状況入力フィールド、および故障統計閲覧の可否、
サービス情報閲覧の可否指定フィールドが存在してい
る。サービス会社や地域工事会社は、表示されたフィー
ルドに必要事項を入力する(S22)。この内容は、W
WWサーバ・情報発信手段110が受信する(S2
3)。その後、アプリケーションサーバー120では、
受信した内容に不備がないかを確認し、問題がなけれ
ば、保守会社IDを割り付けて契約情報DB150と保
守会社登録DB190にこの保守会社を登録し、保守会
社の端末に保守会社IDを通知する(S24)。なお、
S22にて登録する内容には、契約情報DB150の会
社契約レコードのフォーマット、保守会社登録DB19
0のフォーマットに添った形のものの他に、クライアン
ト端末環境のレンタル情報、保守義務に関わる契約情報
が含まれていてもよい。保守会社は、クライアント端末
をレンタルし、設置することで情報センターからのサー
ビスを受けることができる。
【0060】(6)保守実施時の報告書の作成 次に、保守実施時の報告書の作成方法について図15の
フロー図に基づて説明する。サーバーシステム2では、
契約情報DB150の内容が常時把握され、報告書提出
日152cに登録された日の例えば1週間前に、報告書
作成通知を保守会社ID152dに指定された保守会社
のクライアント端末5に通知する(S31)。ここで報
告書提出の1週間前としているのは、顧客への提出納期
に対して余裕を持たせるためであり、5日前でも、3日
前でも構わない。報告書作成通知を受信した保守会社で
は、従業員がクライアント端末5でサーバーシステム2
にアクセスする(S32)。サーバーシステム2では、
アクセスした会社の保守会社IDから、顧客契約DB1
50を検索し、保守会社ID152dが一致する顧客I
D151を抽出、この顧客ID151をキーに顧客情報
DBを検索することで、その保守会社が保守をしている
顧客名をクライアント端末5に表示する(S33)。こ
こで、従業員がクライアント端末5で画面に表示された
一覧から対象の顧客を選択すると、その情報がサーバー
システム2に送られ、サーバーシステム2では運転状態
DB150を検索してその顧客の冷熱機器の運転情報を
抽出し、契約内容に添ったテンプレートに必要事項を全
て記載した状態で報告書フォームをクライアント端末5
に表示する(S34)。保守会社の従業員は、その内容
を確認し、問題なければ報告書として保存する(S3
5)。なお、報告書のテンプレートとしては、例えば、
室外機毎の運転時間とその室外機に接続された室内機の
運転時間、サーモON時間等である。また、必要に応じ
て、その室内機の設定温度と吸込温度を確認し、運転状
態についてのコメントを入力することも可能である。こ
のように、自動的に報告書のテンプレートが作成され、
また報告書提出期限間近になると、その旨通知されるの
で、報告書の作成にかかる時間を短縮できるだけでな
く、作成ミスや作成忘れの防止も可能である。
【0061】次に、このような業務形態での情報・サー
ビス・対価(金銭)の流れを図16に示す。基本的に
は、保守販売会社が、顧客と保守契約を結び、その保守
料金を受領することになる。保守販売会社は営業活動に
特化し、その実際の保守サービス業務は保守専門の保守
会社へ依頼する。依頼を受けた保守会社は実際に顧客機
器の保守サービスを代行する代りに、その代行対価を保
守販売会社から受領する。保守に必要な各種データは情
報センターから提供され、各事業者はその料金を情報セ
ンターに支払うことになる。
【0062】以下、詳細について説明する。顧客監視物
件、保守販売会社、保守会社などの各者は、情報センタ
ーが構築したサーバーシステムのインフラを使用するこ
とで、様々な情報を得ることが可能になる。また、この
インフラを使用することが、この遠隔保守監視システム
に加わるための必要要件であるため、契約情報DB15
0に登録された全ての顧客や販売会社、サービス会社・
地域工事会社は、このインフラ使用料を情報センターに
支払うことになる。このインフラ使用料の中には、運転
状況報告書などの文書作成を支援する各種テンプレート
の使用料金や、運転状態の生データなどの情報料金、ク
ライアント端末のレンタル料金を含んでいる。
【0063】インフラ使用料金は、各事業者が享受でき
るサービス内容によって、設定されてもいいし、サービ
ス内容によらず、定額としても良い。但し、サービス内
容毎に別料金にする場合は、単純な基本料金としてのイ
ンフラ使用料金(維持管理に必要な基本料金)を設定
し、それにサービス内容毎の異なる料金体系、すなわ
ち、顧客との契約内容により異なる料金を請求すること
が可能である。契約情報DB150の内容から自動的に
課金することも当然可能である。
【0064】保守販売会社と保守会社間のフローとして
は、販売会社から保守代行を依頼された保守会社は、顧
客監視物件の機器を、契約内容に従い保守実施する。保
守販売会社はその保守代行料金を保守会社に支払うこと
になる。なお、金銭そのものの流れの概念は、図16の
様になるが、実際は情報センターのサーバーシステム2
にて自動決済する方法がとられており、その自動決済の
方法のフローを図17に示す。
【0065】情報センターのサーバーシステム2は、月
末になると契約情報DB150の顧客契約レコードにあ
る保守費用153に従い、登録された全ての顧客の顧客
口座から保守料金を引き落とす(S41)。次に、その
保守料金を、顧客契約レコードに登録された保守会社お
よび保守販売会社へ按分し保守会社料金と保守販売会社
料金に分配する(S42)。次に、保守販売会社及び、
保守会社のインフラ使用料金を計算する(S43)。そ
して最後に、S42で按分した保守会社料金と保守販売
会社料金からインフラ使用料金を差し引き、残りを保守
販売会社及び保守会社の口座へ振り込み、インフラ使用
料は情報センターの口座に振り込む(S44)。なお、
自動決済の時期は、ここでは月末としたが、半年毎でも
良いし、3カ月毎でも構わない。
【0066】この遠隔保守監視システムでは、サーバー
システム一極で遠隔保守監視の処理を行い、保守会社や
保守販売会社は、サーバーシステムから情報を得るよう
な構成にしたので、各事業者は自前の設備を構築する必
要はなく、自前で遠隔保守監視のための機器を管理・維
持にかかるであろう、多大な労務費を削減できる。
【0067】さらに、保守会社や、保守販売会社におい
ては、保守業務に関して、自己が得意とする分野に注力
して業務を遂行し、あとは情報センターを経由して、別
の業務形態の会社に任せることが可能になり、業務の選
択と集中を加速することが可能である。
【0068】さらに、保守会社においては、業務内容、
費用等を登録して、その内容に見合った保守依頼のみ受
けることができるので、さらに業務を効率化することが
可能になるだけでなく、電子化された情報を用いること
で、業務効率を大幅に改善可能であり、保守販売会社に
おいても、顧客の要求に見合った保守サービス代行請負
先を簡単に選定することができ、業務を効率化できる。
【0069】また、顧客との契約内容が変更されても、
遠隔ローディング技術を用いて、任意に遠隔監視装置の
設定変更を手間をかけずに、自動で実施することが可能
となり、現場での機器、S/W交換等の業務費用を削減
することができる。
【0070】また、顧客もシステムコストが低下するこ
とで、保守費用の低減が期待でき、契約を更新した場合
にも、すぐに新しい契約内容での保守を享受できること
になる。さらに、契約内容により、対応可能な保守会社
が自動的に選定されるので、場合によっては保守費用を
低く押さえることも可能である。
【0071】実施の形態2.図18は、この遠隔保守監
視システムで異常監視や故障予知を実施し、異常・変調
発生時には、即時出動対応するといったサービスを顧客
に提供する場合での、サーバーシステム2と各社のクラ
イアント端末、および冷熱機器システムとでの情報の流
れを示すブロック図である。
【0072】以下に、異常が検知された後、保守会社の
サービスマンに異常を通知し、サービスマンが冷熱機器
システムに赴き、機器を修復させるまでの流れを、各段
階毎に説明する。 (1)異常の通知 遠隔監視装置32は、冷熱機器31からの情報に基づい
て異常の監視を行なっており、機器に異常や、その予兆
(変調)が発生したことを検出した場合には、情報伝達
手段1aを介して、その旨がサーバーシステム2に異常
検出通知がなされる。なお、異常検出通知には、異常発
生顧客を示す顧客IDと、故障機器を示す号機番号、故
障内容を示す異常コードが付加されている。サーバーシ
ステム2では、契約情報DB150を顧客IDに基づき
検索することで、担当の保守会社ID152dを抽出す
る。次に、この保守会社ID152dに基づき、保守会
社登録DB190を検索して、この保守会社のレコード
を抽出し、この保守会社の連絡先198に異常もしく
は、変調が発生した旨を情報伝達手段1bを介して通知
する。なおこの際、連絡先としてサービスマンのメール
アドレスや、ポケベルの電話番号が設定されていれば、
メールやポケベルでの連絡も当然に可能である。
【0073】(2)現場での作業 通知を受けた、保守会社もしくは、サービスマンは即座
に現場に向かうことになるが、現場地理に詳しくない場
合などは、クライアント端末5により、サーバーシステ
ム2にアクセスし、顧客IDに基づいて現地情報DB1
30に登録された現場付近の地図を参照することが可能
である。また、現場作業時には、サーバーシステム2の
故障統計DB160へアクセスし、異常・変調内容から
得られる故障部位情報を取得し、機器の早期復旧を実施
することになる。また、機器販売会社によりアップロー
ドされるサービス情報DB180へアクセスし、サービ
ス部品情報や、サービス部品の発注作業も実施可能であ
る。また、作業結果報告書の作成などにおいても、サー
バーシステム2で簡単に実施できる。
【0074】なお、サービスマンによる、サーバーシス
テム2へのアクセスに関しては、携帯電話等の携帯端末
からクライアント端末と同様の操作を行うことができ
る。既に実施の形態1で述べたように、アプリケーショ
ンを端末で実行する必要がないので、例えば、I-モー
ドや、EZ-WEBといった、携帯電話のコンテンツサ
ービスにて、携帯電話のみで、簡単にサーバーシステム
2にアクセス可能で、パソコンを用いて、ブラウジング
するといった作業は不要になる。
【0075】以下に故障発生時のサービスマンの作業
と、故障統計DBへの故障状況の登録、報告書の保存、
及びサービス部品の発注方法の詳細について説明する。
図19は異常発生時の故障対応時にサービスマンがサー
バーシステム2から必要情報を得る際の方法を示すフロ
ー図である。まず、機器故障現場に到着したサービスマ
ンは、対象機器とその故障内容から故障原因を推定する
必要がある。故障原因が一目瞭然であれば問題ないが、
原因が不明である場合は、サーバーシステム2の故障統
計DB160に登録した情報を活用することで問題箇所
の推定が可能となる。
【0076】まず、携帯端末等を使用してサーバーシス
テム2にアクセスし(S51)、故障箇所検索画面を表
示、この表示に従って、機種、故障内容を入力する(S
52)。サーバーシステム2では、その機種、故障内容
をキーにして故障統計DB160を検索し、該当するレ
コードを抽出する。そして、抽出したレコード中の原因
162cの内容状況を調べ、その件数の多い順に携帯端
末等に表示する(S53)。これにより、サービスマン
は表示された原因に基づいて、順次該当しないかを調査
していき(S54)、表示された原因が一致した場合に
は、その原因に付随する対処方法165を携帯端末等に
表示させ、その表示に基づき処置を行うことになる(S
55)。
【0077】また、対処方法として、部品の交換が必要
な場合には、必要となる交換対象部品リストも携帯端末
等に表示される(S56)。ここで、サービスマンが交
換部品を選定すると、サーバーシステム2では、サービ
ス情報DB180を検索して、部品の有無、その部品が
存在する物流管理センターが表示される(S57)。さ
らに、サービスマンが故障現場の住所を入力する(S5
8)ことで、サーバーシステム2では、その住所と各物
流センターの住所から部品が現地に届くまでの時間を表
示する(S59)。この状態で、サービスマンが指定時
間を入力すると、サーバーシステム2は物流管理センタ
ーに指定場所に指定時間に部品が届くように発注をだす
ことになる(S60)。
【0078】このようにすることで、サービスマン自身
のスケジュールに部品の到着を合わせることが可能とな
り、特に繁忙期などには時間を有効に使用することが可
能になる。また、当然のことであるが、前もって交換部
品の予測が可能であるなら、先に在庫状況を確認し、近
辺の物流センターへ受け取りに行くことも可能である。
【0079】なお、一通りの修理作業が終了した後に、
サービスマンは顧客に提出する報告書を作成する必要が
ある。この遠隔監視システムで、報告書を作成する方法
を図20のフロー図に基づいて説明する。まず、サービ
スマンはサーバーシステム2へアクセスし、報告書作成
メニューを選択する(S61)。これにより、サーバー
システム2は端末に報告書作成のためのテンプレートを
表示する(S62)。なお、このテンプレートには、故
障発生日時、修復完了日時、故障機器種類、故障原因、
交換部品、故障原因を調べるために参考にした内容等の
入力フィールドがある。サービスマンは、このフィール
ドを入力し、登録完了とする(S63)。サーバーシス
テム2では、この内容に従って故障報告書を作成し、顧
客監視物件のクライアント端末4に送信し、さらに、故
障統計DB160にも入力された故障原因、処置方法等
が自動的に登録される(S64)。このようにすること
で、故障統計DB160に蓄積された故障情報が増え、
障害発生時により充実した故障統計情報の提供が可能に
なる。
【0080】なお、この実施の形態における、情報・サ
ービス・対価の流れを図21に示す。但し、顧客、情報
センター、保守販売会社、保守会社間のフローは基本的
に実施の形態1で示した図16と同じであるので説明は
省略し、機器メーカーと情報センター間との金銭、情報
等について説明する。機器メーカーはサーバーシステム
2のサービス情報DB180に、機器の最新のサービス
情報をアップロードする。内容としては、サービスパー
ツ等保守部品価格、在庫状況や、故障発生時の対処方法
等である。情報センター2はこれに対し、サービス情報
対価を支払うことになる。また、反対に、機器メーカー
としても、顧客に治めた機器の運転状況を、設置環境や
使用環境毎のデータとして情報センターから得ることが
できる。当然、この情報対価をインフラ使用料として、
情報センターに支払うことになる。
【0081】次に、金銭の支払方法について、その一例
を記載する。基本的に保守料金としては、契約時に取り
交わす固定料金と、保守会社の緊急出動回数、修理時
間、交換部品費に応じて支払われる変動料金とがある。
固定料金は1月に1回、顧客の口座(クレジット会社)
から、契約された料金を引き落とす。その料金から保守
販売会社及び保守会社の口座に対して按分実施したもの
を振り込む。なお、その際、インフラ使用料として、保
守販売会社、保守会社に支払ううちの、数%を控除した
ものを振り込む。次に、変動費用の支払い方法について
記載する。サービスマンによる保守部品の手配は情報セ
ンターを介して機器メーカーに行く。情報センターはそ
の手配した機器の価格をサービス情報DB180から入
手し、これに手配した数を掛けたものを保守部品料金と
する。なお、この場合に、この保守部品料金の何パーセ
ントかを情報センターの売り上げとして計上し、顧客か
ら得た料金を分配する。
【0082】ここで、サーバーシステム2での変動費用
の自動決済する流れを以下に示す。例えば、顧客Aから
1回/月で変動費用を引き落とそうとした場合、サーバ
ーシステム2では顧客情報DB140の機器情報レコー
ドから修理時間148bと交換部品148cを読み込
み、サービス情報DB180から交換部品の価格を読み
込み、契約情報DB150から契約内容を読み込み、そ
の月の変動保守料金を計算する。次に、Aの口座から変
動保守料金を引き落とす次に、契約情報DB150から
保守会社と保守販売会社を抽出し、変動保料金を保守会
社変動料金と保守販売会社変動料金に分配する。次に、
保守会社変動料金、保守販売会社変動料金から、契約内
容に従い、インフラ使用料金を控除し、控除後のものを
それぞれの口座に振り込む。このようにすることで、固
定費、変動費の支払いを全て情報センター経由で実施す
ることが可能となる。
【0083】このように、故障部位の推定においては、
通常各保守会社及び、サービスマンのノウハウによるも
のが一般的であるが、故障統計DBを活用することによ
り、ノウハウのない、熟練度の低いサービスマンにおい
ても、機器の復旧が容易になる。
【0084】また、この故障統計DBは特定保守会社用
に用いるものではないことから、他の保守会社、もしく
は機器メーカーのノウハウも織り込まれることになり、
様々な発生パターンへの対応が可能となる。
【0085】また、報告書作成時にインプットする故障
原因等が自動的に故障統計DBに蓄積されるので、故障
解析・処置のためのノウハウとなるバックデータを自動
的に蓄積することが可能になる。
【0086】さらに、アプリケーションインターフェー
ス部分をクライアントへ提供する形になっているので、
現地で作業を実施するサービスマンは、特にパソコンを
保持しなくても必要なデータを携帯電話などの携帯端末
から簡単に入手可能であるだけでなく、作業報告書など
も作成できる。
【0087】また、当然のことながら、サービスマンの
現場への早期到着と、早期の原因究明がなされれば、顧
客にとっては、不快な環境から早期に逃れることげでき
るというメリットを享受できる。
【0088】また、機器メーカーとしては、最新のサー
ビス情報を即座に伝達可能であるとともに、設置環境や
使用環境毎の機器の運転状態データを収集することが可
能で、初期流動の監視や、バージョンアップ品開発への
フィードバックに有益なデータを、そのための設備開発
や、営業活動なしに得ることが可能である。
【0089】実施の形態3.図22は、この遠隔保守監
視システムで異常・変調発生時に保守代行を請け負って
いる保守会社(一次保守会社)が、他の保守会社(二次
保守会社)に出動代行を依頼する場合の情報の流れを示
すブロック図である。なお、通常一次保守会社としては
サービス会社、二次保守会社としては地域工事会社とさ
れるであろう。また、この実施の形態3における遠隔保
守監視システムでは、図23に示す様に、サーバーシス
テムの顧客情報DB150の保守会社IDに一次保守会
社IDと二次保守会社IDとが登録されることになる。
【0090】次に、異常・変調が発生した場合の代行依
頼について以下に説明する。まず、サーバーシステム2
では、異常検出通知を受けた場合、契約情報DB150
を顧客IDに基づき検索することで、担当の一次保守会
社と二次保守会社に対して異常もしくは、変調が発生し
た旨を情報伝達手段1bを介して通知する。
【0091】この場合、一次保守会社で対応可能である
ならば、一次保守会社から二次保守会社へその旨連絡す
れば良い。現場では、一次保守会社のサービスマンが修
理作業を実施することになる。また、一次保守会社で、
サービスマンが出払っている場合には、一次保守会社か
ら二次保守会社へ連絡がなされ、二次保守会社のサービ
スマンが現場へ赴くことになる。
【0092】なお、二次保守会社のサービスマンが現場
に出動した際は、その二次保守会社へ料金が支払われる
ことになるが、自動決済を実施する場合には、二次保守
会社が作業を実施した旨の登録は、故障発生時に作成す
る報告書にて、作業者を入力する仕組みを設けること
で、報告書から費用を割り出す際に二次保守会社が作業
実施したことが明確になり、自動決済も正常に行われ
る。
【0093】なお、この実施の形態における、情報・サ
ービス・対価の流れを図24に示す。顧客、情報センタ
ー、保守販売会社、一次保守会社、二次保守会社間の情
報・サービス・対価のフローは実施の形態2とほぼ同様
であるが、本実施の形態の場合には、一次保守会社から
の出動代行依頼により出動、対応した二次保守会社が、
その代行料金を受領することになる点が実施の形態2と
異なる。なお、二次保守会社が受け取る対価は、代行出
動の回数により変化するものである。一次保守会社は出
動を実施せず、通常保守しか実施しなかった場合は、そ
の通常保守に対する対価のみ受領することになる。
【0094】このように、1つの顧客を担当する保守会
社を複数指定できるようにすることで、サービスマンの
割り当てができない場合や、実際にサービスマンが配置
された拠点から離れた場所にある顧客への出動サービス
の場合には、その顧客の近隣の保守会社に依頼すること
ができ、顧客に対してきめこまかいサービスを提供する
ことが可能となる。また、一次保守会社としても、出動
によるサービス料金を受領することはできないが、現場
への移動時間や、対処可能なサービスマンが不足してい
る場合などでも契約の不履行を発生させず、対処可能で
ある。さらに、二次保守会社においては、代行業務を受
けることで、代行料金を享受できる。
【0095】実施の形態4.一般に、規模の小さい地域
工事会社においては、サービスマンの数が限られている
ことから、異常発生時の24時間、365日の出動体制
を整えることができないことがあり、異常出動に対して
の保守代行業務を受けることができない場合がある。図
25は、このような問題に対応するため、保守作業を請
け負う地域工事会社が共同で異常・変調発生時の出動を
実施する場合の情報の流れを示すブロック図である。な
お、この実施の形態4における遠隔保守監視システムで
は、サーバーシステムの契約情報DB150の一次保守
会社IDには、異常出動以外の通知点検等を実施し、対
象顧客に対する報告書作成等の基本的保守業務の窓口と
なる保守会社を設定し、二次の保守会社IDには、会社
名称を記載せずに、共同で異常発生出動代行を実施する
地域工事のユニオンIDを登録してある。
【0096】また、新たに、ユニオン記憶部に相当する
ユニオンデータベース(以下、「ユニオンDB」)が設け
られることになる。図26はユニオンDB200のレコ
ードのフォーマットであり、ユニオンID201と、保
守会社ID202と、対応人数203とを有している。
また、対応人数としては、具体的に、5月の平日に対応
できるサービスマンの数、5月の休日・深夜に対応でき
るサービスマンの数等、曜日、時間帯毎の対応可能人員
である。
【0097】次に、実際に冷熱機器システムで異常・変
調が発生した際のサーバーシステム2の動作について図
27のフロー図に基づいて説明する。まず、サーバーシ
ステム2では、異常検出通知を受けた場合、契約情報D
B150を顧客IDに基づき検索することで、担当の一
次のサービス会社に異常もしくは、変調が発生した旨を
情報伝達手段1bを介して通知する(S71)。さら
に、二次保守会社IDに指定されたユニオンIDをキー
として、ユニオンDB200にアクセスし、ユニオンI
D201が一致する地域工事会社のうち、この時間帯に
対応の可能なサービスマンを保持する地域工事会社を抽
出する(S72)。なお、複数の地域工事会社で対応可
能な場合は、今までの出動回数の統計から、自動的に出
動回数の少ない地域工事会社を割り当てることになる。
【0098】次に、出動可能なサービスマンが0である
か否かを判定する(S73)。ここで、0であると判定
された場合には、再度ユニオンDB200にアクセス
し、今度はユニオンIDに関係なく、この時間帯に対応
の可能なサービスマンを保持する地域工事会社を抽出
し、その中から顧客の場所等の面から最適なものを抽出
する(S74)。S73でサービスマンが0でない場
合、およびS74で抽出できた場合には、保守会社ID
202をキーにして保守会社登録DB190を検索し、
その地域工事会社の連絡先に通知する(S75)。
【0099】なお、万一検索された地域工事会社に通知
したが対応不可能な場合を考慮するのであれば、ユニオ
ンDBの対応人数は、各地域会社が現在の状況、例えば
急ぎ障害が発生したためにサービスマンが出払った状況
になった時点で、自分のクライアント端末5からいつで
も変更可能としておけばよい。
【0100】なお、この実施の形態における、情報・サ
ービス・対価の流れを図28に示す。顧客、情報センタ
ー、保守販売会社、保守会社間の情報・サービス・対価
の流れは実施の形態3とほぼ同様であるが、通常保守の
料金は一次保守会社として登録されたサービス会社が、
異常発生出動にかかったサービス費用は実際に出動対応
した地域工事会社が受領することになる点で異なる。こ
の実施の形態では、地域工事会社間の連合としている
が、サービス会社を加えて、休日や、夜間の時間帯など
は地域工事会社にて出動対応が困難な場合など、サービ
ス体制の充実したサービス会社に委託することも可能で
ある。また、顧客との契約内容が、定期点検等がなく、
異常発生対応のみであるならば、ユニオンIDは当然に
一次保守会社として登録しておいてもよい。
【0101】このように、契約情報に、異常発生時の出
動会社グループを登録し、そのグループ(ユニオン)の
スケジュールDBを設けることで、出動体制が不足して
いる地域工事会社間でも、出動スケジュールを充実させ
ることが可能であり、さらに、24時間対応が不可能
で、保守契約を実施できなかった場合など、互いに補完
し合うことで、サービス会社に負けない出動サービス網
を得ることができる。
【0102】また、休日・夜間など、どうしても出動で
きない場合には、サービス網の充実した、サービス会社
に出動代行を依頼することも可能である。実際に地域工
事会社が業務代行を実施する場合にも、情報センター内
の各サービス情報を地域工事会社もサービス会社を同等
に享受できるので、サービス品質が落ちることもなく、
また、部品発注手配なども、サービス会社と同等に実施
することが可能である。サービス会社は、出動代行業務
を実施することで、サービスマンを有効活用でき、また
その対価による収益増加が見込める。
【0103】実施の形態5.ところで、実施の形態1〜
4においては、実際に現場にて保守サービスを実施する
部門(サービス会社、地域工事会社)、販売を行う部門
(保守販売会社)、機器を製造する部門(機器メーカ
ー)、情報管理部門(情報センター)を別々の会社と
し、また、顧客との保守サービスは保守販売会社が締結
し、客先窓口(契約、報告書提出等)は全て保守販売会
社が実施し、サービス会社、地域工事会社は保守販売会
社からの業務代行を請け負い、各事業者が得意分野に特
化した業務のみ実施することで、保守業務全体の効率化
を図っている。その流れを前提に、情報・サービス・対
価の流れを図示したが、例えば、保守販売会社と情報セ
ンターが同一であった場合や、客先都合により、顧客と
の保守契約はサービス会社が結んだ場合などで、情報・
サービス・対価の流れが異なることもある。
【0104】図29は実施の形態1〜4以外の形態とな
った場合の情報・サービス・対価の流れを示したもので
ある。図29(a)はサービス会社、地域工事会社な
ど、実際に機器の保守を行う会社が、顧客と保守契約を
結ぶ場合での情報・サービス・対価の流れを示したもの
である。具体的には、顧客には決まった一次サービス会
社があり、基本的に機器故障時の対応や通常の定期点検
はその特定のサービス会社が実施しているが、情報セン
ターで保存している機能を有効活用したい場合など、情
報センターが提供するインフラを活用するものである。
なお、当然のことながら、契約情報DBに二次出動対応
の保守会社を登録することで、実施の形態3と同様のフ
ローで、二次対応を委託することも可能である。
【0105】図29(b)は、情報センターと保守販売
会社が同じ会社であった場合での情報・サービス・対価
の流れを示したものである。この場合、当然のことなが
ら、図10における、情報センターと保守販売会社間の
サービスと対価の授受フローがなくなることになる。事
業規模(保守システムの規模)によっては、このような
形態、すなわち、販売機能とインフラ整備機能が統合さ
れることは考えられる。
【0106】このように、各部門(会社)の形態や、顧
客との契約形態により、金銭等のフローは異なってくる
が、情報センターを核とし、顧客との接続形態や、各事
業者間のH/W的なつながり(システム)は実施の形態
1〜4に示す内容と変わらないので、契約形態が変更し
ても、特に投資が増えたり、サービス内容が低下するよ
うなことはありえなく、よって、顧客としても、得られ
るメリットについては、実施の形態1〜4と変わらない
ものを得ることができる。裏を返せば、顧客の望む形態
で、契約が可能となる。
【0107】実施の形態6.実施の形態1では、顧客と
の契約内容に従い、実現のために必要なアプリケーショ
ンやデータをサーバーシステムから遠隔監視装置に配信
し、必要なだけのデータをサーバーシステムで受信し、
運用状態DBに記憶していたが、全ての遠隔監視装置を
同じ状態、すなわち全機能(アプリケーション、デー
タ)をあらかじめ顧客監視物件に設置された遠隔監視装
置に配信し、収集可能な全データを運転状態DBに記憶
させるようにしてもよい。図24は、遠隔保守監視装置
が全て同じ機能、すなはち冷熱機器の全ての情報を収集
して、サーバーシステムに送信する場合の情報の流れを
示すブロック図である。なお、この場合には、収集され
た全てのデータを保守販売会社に開示するのではなく、
契約内容になり、必要な部分のみ開示される。その他の
データについては、必要であれば、追加サービス料金を
情報センターに支払うことで、保守販売会社は情報を得
ることができる。なお、それらのデータは、省エネ運転
の提案や、リニューアル提案に活用できる。また、情報
センターに蓄積されたデータは、機器メーカーが必要と
すれば、機器メーカーにも提供される。機器メーカーと
しては、情報料金を情報センターに支払うだけで、流動
監視したい機器の運転状態データを得ることができる。
【0108】この場合、保守販売会社をサーバーシステ
ム2の契約情報DBに登録する場合のフローを図31に
示す。保守販売会社の従業員は、自らの端末からサーバ
ーシステム2のWWWサーバ・情報発信手段110にア
クセスし、保守販売会社登録ページを端末に表示させる
(S81)。なお、この保守販売会社登録ページには登
録に必要となる各種情報入力フィールドとともに、保守
販売会社が通常の情報を受信することができる通常契約
か、全情報を受信することができる特別契約かを設定で
きる入力フィールドも存在している。ここで、従業者は
入力フィールドに入力する。サーバーシステム2では、
入力内容を判定し(S82)、通常契約の場合には、契
約情報DB150の保守販売会社契約レコードの全情報
閲覧159bにNが設定され(S83)、特別契約の場
合には、Yが設定される(S84)。また、料金の自動
決済では、通常契約の場合には、保守販売会社に按分し
た分配額からインフラ使用料金を差し引くが、特別契約
の場合には、実際に閲覧した情報量分に対応した情報料
金をインフラ使用料金とともに差し引くようにする。な
お、情報量の算出は、パケット量によっても良いし、接
続時間によっても問題ない。
【0109】図32はこの実施の形態における、情報・
サービス・対価の流れを示したものである。保守会社
や、機器メーカーは通常のインフラ使用料金の他に、追
加情報料金を支払う仕組みが追加されることになる。な
お、本実施の形態では、運転状態監視サービスの内容に
特化して説明を実施したが、異常・変調出動サービス
や、代行サービスにおいても、情報センターでデータを
全て取り込むこと以外は共通であり、無論そのような形
態で実施されることに問題はない。
【0110】このように、情報センターでは、全てのデ
ータをあらかじめ収集可能であるので、そのデータを情
報として、機器メーカは享受でき、保守販売会社も顧客
に対して別の提案を実施する際のバックデータを得るこ
とが可能となる。
【0111】情報センターにおいても、それら、追加情
報料金の対価を得ることができる。また、顧客にとって
は、通常の契約料金を支払うだけで良く、さらにそれに
追加して、最適な契約の提案を受けることができる。
【0112】
【発明の効果】このように、この発明では、情報センタ
ーに設けられたサーバーシステムを介して、保守会社、
保守販売会社、顧客等で情報の送受信や、業務の委託等
をなすことができ、それぞれが得意の業務の注力できる
ので、業務効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における遠隔保守監視システム
の構成図である。
【図2】 サーバシステムの構成図である。
【図3】 現地情報DBのフォーマット図である。
【図4】 顧客情報DBのフォーマット図である。
【図5】 契約情報DBのフォーマット図である。
【図6】 故障統計DBのフォーマット図である。
【図7】 運転情報DBのフォーマット図である。
【図8】 サービス情報DBのフォーマット図である。
【図9】 保守会社登録DBのフォーマット図である。
【図10】 冷熱機器システムの構成図である。
【図11】 サーバーシステムとクライアント端末との
情報伝達の構成を示す構成図である。
【図12】 実施の形態1における遠隔保守監視システ
ムでの情報の流れを示すブロック図である。
【図13】 保守会社の選定・確認方法を示すフロー図
である。
【図14】 契約情報DBへの登録方法を示すフロー図
である。
【図15】 保守実施時の報告書の作成方法を示すフロ
ー図である。
【図16】 実施の形態1における情報・サービス・対
価を示すフロー図である。
【図17】 自動決済の方法を示すフロー図である。
【図18】 実施の形態2における遠隔保守監視システ
ムでの情報の流れを示すブロック図である。
【図19】 異常発生時でのサービスマンの情報入手方
法を示すフロー図である。
【図20】 報告書作成方法を示すフロー図である。
【図21】 実施の形態2における情報・サービス・対
価を示すフロー図である。
【図22】 実施の形態3における遠隔保守監視システ
ムでの情報の流れを示すブロック図である。
【図23】 顧客情報DBのフォーマット図である。
【図24】 実施の形態3における情報・サービス・対
価を示すフロー図である。
【図25】 実施の形態4における遠隔保守監視システ
ムでの情報の流れを示すブロック図である。
【図26】 ユニオンDBのフォーマット図である。
【図27】 異常・発生時のサーバーシステムの動作を
示すフロー図である。
【図28】 実施の形態4における情報・サービス・対
価を示すフロー図である。
【図29】 実施の形態5における情報・サービス・対
価を示すフロー図である。
【図30】 実施の形態6における遠隔保守監視システ
ムでの情報の流れを示すブロック図である。
【図31】 契約情報DBに保守販売会社を登録する方
法を示すフロー図である。
【図32】 実施の形態6における情報・サービス・対
価を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 情報伝達手段、 2 サーバーシステム、 3 冷
熱機器システム、4 顧客監視物件のクライアント端
末、 5 保守会社のクライアント端末、6 保守販売
会社のクライアント端末、7 機器メーカーのクライア
ント端末、31 冷熱機器、 32 遠隔監視装置、
33 制御線、100 プログラム配信手段、110
WWWサーバー・情報発信手段、120 アプリケーシ
ョンサーバー、 130 現地情報DB、140 顧客
情報DB、 150 契約情報DB、 160 統計情
報DB、170 運転状態DB、 180 サービス情
報DB、190 保守会社登録DB、 200 ユニオ
ンDB。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟田 浩 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 杉本 達彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 康夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BA05 5B049 CC45 EE05 GG02 5K048 AA00 BA08 BA51 DC07 EB08 FC01 GB08 HA01 HA02

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器を監視する監視装置から送信された
    前記機器の運転情報に基づいて、前記機器の運転状況を
    管理する管理システムにおいて、通信機器から送られた
    前記機器を利用する顧客との契約情報に基づいて、前記
    監視装置を制御する制御プログラムを生成する生成手段
    と、前記制御プログラムを前記監視装置に送信する送信
    手段とを有することを特徴とする管理システム。
  2. 【請求項2】 機器を監視する監視装置から送信された
    前記機器の運転情報に基づいて、前記機器の運転状況を
    管理する管理システムにおいて、通信機器から送られた
    前記機器を利用する顧客との契約情報に基づいて、前記
    監視装置で動作する制御プログラムにより参照される制
    御パラメータを生成する生成手段と、前記制御パラメー
    タを前記監視装置に送信する送信手段とを有することを
    特徴とする管理システム。
  3. 【請求項3】 機器を監視する監視装置から送信された
    前記機器の運転情報に基づいて、前記機器の運転状況を
    管理する管理システムにおいて、前記機器を利用する顧
    客と、前記機器の保守を担当する保守会社とを対応付け
    て登録した契約記憶部を有し、前記運転情報から機器の
    異常または変調を検知した場合には、前記契約記憶部を
    参照し、前記異常または変調が検知された機器の保守を
    担当する保守会社に通知することを特徴とする管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 保守会社と、前記保守会社の保守業務条
    件とを対応付けて登録した保守会社記憶部を有し、通信
    機器から顧客との契約条件が送信された場合には、前記
    保守会社記憶部を参照して、前記契約条件に適合する保
    守業務条件の保守会社を抽出し、契約記憶部に前記保守
    会社と前記顧客とを対応付けて登録することを特徴とす
    る請求項3に記載の管理システム。
  5. 【請求項5】 保守会社と、前記保守会社の保守業務条
    件とを対応付けて登録した保守会社記憶部を有し、通信
    機器から顧客とその顧客に対応付ける保守会社が送信さ
    れた場合には、前記顧客に前記保守会社を対応付けて契
    約記憶部に登録し、前記通信機器から顧客との契約条件
    が送信された場合には、前記保守会社記憶部を参照し
    て、前記契約条件に適合する保守業務条件の複数の保守
    会社を抽出して前記通信機器に送信し、前記複数の保守
    会社から選択された1社が前記通信機器から送信された
    場合には、前記契約記憶部に前記顧客と対応付けて登録
    するとともに、前記選択された保守会社に通知すること
    を特徴とする請求項3に記載の管理システム。
  6. 【請求項6】 通信機器に、顧客と前記顧客の保守業務
    条件の入力を促す画面を送信することを特徴とする請求
    項4または5に記載の管理システム。
  7. 【請求項7】 契約記憶部には、保守会社と前記保守会
    社の権限とが対応付けられて登録されていることを特徴
    とする請求項4から6のいずれかに記載の管理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 通信機器から保守会社と前記保守会社の
    保守業務条件、および権限を受信した場合には、契約記
    憶部に前記保守会社と前記権限とを対応つけて登録し、
    前記保守会社記憶部に前記保守会社と前記保守業務条件
    とを対応付けて登録することを特徴とする請求項7に記
    載の管理システム。
  9. 【請求項9】 通信機器に、保守会社と前記保守会社の
    保守業務条件、権限の入力を促す画面を送信することを
    特徴とする請求項8に記載の管理システム。
  10. 【請求項10】 契約記憶部には、保守販売会社と前記
    保守販売会社の権限とが対応付けられて登録されてお
    り、さらに、機器を利用する顧客と、前記機器の保守を
    担当する保守会社と、前記顧客と保守契約を結んだ保守
    販売会社とが対応付けられて登録されていることを特徴
    とする請求項3から9のいずれかに記載の管理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 顧客の口座から予め契約された内容に
    基づく料金を引き落とす引き落とし手段と、契約記憶部
    を参照し、前記顧客に対応付けられた保守会社と保守販
    売会社とに前記料金を按分して保守会社料金および保守
    販売会社料金を算出する第1の計算手段と、前記契約記
    憶部を参照して保守会社手数料と保守販売会社手数料を
    算出する第2の計算手段と、前記保守会社料金から前記
    保守会社手数料を差し引いたものを前記保守会社の口座
    に振り込み、前記保守販売会社料金から前記保守販売会
    社手数料を差し引いたものを前記保守販売会社の口座に
    振り込む振り込み手段とを有することを特徴とする請求
    項10に記載の管理システム。
  12. 【請求項12】 顧客の地図情報が登録された顧客情報
    記憶部を有し、通信機器から送信された要求により、前
    記地図情報を前記通信機器に送信することを特徴とする
    請求項3から11のいずれかに記載の管理システム。
  13. 【請求項13】 監視装置から送信された機器の運転情
    報を顧客と対応付けて登録する運転状態記憶部を有し、
    前記運転状態記憶部を参照して前記顧客毎の運転状況報
    告書を作成することを特徴とする請求項3から12のい
    ずれかに記載の管理システム。
  14. 【請求項14】 機器の異常または変調の現象と故障原
    因、対処方法が対応付けて登録された故障統計記憶部を
    有し、通信機器から送信された前記現象から、前記故障
    統計記憶部を参照し、前記現象に対応した故障原因およ
    び故障方法を前記通信機器に送信することを特徴とする
    請求項3から13のいずれかに記載の管理システム。
  15. 【請求項15】 通信機器に現象の入力を促す画面を送
    信することを特徴とする請求項14に記載の管理システ
    ム。
  16. 【請求項16】 通信機器から機器の異常または変調の
    現象と故障原因、対処方法が送信された場合には、前記
    送信された情報を故障統計記憶部に登録するとともに、
    前記送信された情報に基づいて報告書を作成することを
    特徴とする請求項14または15に記載の管理システ
    ム。
  17. 【請求項17】 通信機器に機器の異常または変調の現
    象と故障原因、対処方法の入力を促す画面を送信するこ
    とを特徴とする請求項16に記載の管理システム。
  18. 【請求項18】 契約記憶部には、機器を利用する顧客
    と、前記機器の保守を担当する複数の保守会社とが対応
    付けて登録されており、運転情報から機器の異常または
    変調を検知した場合には、前記契約記憶部を参照し、前
    記異常または変調が検知された機器の修理を担当する複
    数の保守会社に通知することを特徴とする請求項3に記
    載の管理システム。
  19. 【請求項19】 契約記憶部に登録された保守販売会社
    の権限に基づき、運転状態記憶部へのアクセスが制限さ
    れることを特徴とする請求項11に記載の管理システ
    ム。
  20. 【請求項20】 機器を監視する監視装置から送信され
    た前記機器の運転情報に基づいて、前記機器の運転状況
    を管理する管理システムにおいて、部品名と、その部品
    を取り扱う管理場所、および前記部品の有無が対応付け
    られて登録されたサービス情報記憶部を有し、通信機器
    から受信した前記部品名から、前記サービス情報記憶部
    を参照し、前記部品名に対応する前記管理場所を前記通
    信機器に送信することを特徴とする管理システム。
  21. 【請求項21】 通信機器から住所情報が送信された場
    合には、前記通信機器に送信した管理場所から前記住所
    に部品を配送する配送時間を前記通信機器に送信するこ
    とを特徴とする請求項20に記載の管理システム。
  22. 【請求項22】 通信機器から指定時間が送信された場
    合には、前記指定時間に通信機器から受信した部品を発
    送する発送伝票を発行することを特徴とする請求項20
    または21に記載の管理システム。
  23. 【請求項23】 機器を監視する監視装置から送信され
    た前記機器の運転情報に基づいて、前記機器の運転状況
    を管理する管理システムにおいて、前記機器を利用する
    顧客と、前記機器の修理を担当する保守会社のグループ
    とを対応付けて登録した契約記憶部と、各保守会社と、
    前記保守会社の対応可能人数とを対応付けて登録したユ
    ニオン記憶部とを有し、前記運転情報から機器の異常ま
    たは変調を検知した場合には、前記契約記憶部を参照し
    て前記異常または変調が検知された機器の修理を担当す
    るグループを抽出し、前記ユニオン記憶部を参照して、
    前記対応可能人数に基づき前記グループ内の保守会社か
    ら少なくとも1つの保守会社を選択し、前記保守会社に
    通知することを特徴とする管理システム。
  24. 【請求項24】 対応可能人数は、通信機器により常時
    修正可能であることを特徴とする請求項23に記載の管
    理システム。
  25. 【請求項25】 機器を監視する監視装置と、前記監
    視装置に接続された請求項1から請求項24のいずれか
    に記載の管理システムと、前記管理システムと通信媒体
    を介して接続された通信装置とを有することを特徴とす
    る遠隔保守監視システム。
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