JP2002106697A - 作業車の走行変速構造 - Google Patents

作業車の走行変速構造

Info

Publication number
JP2002106697A
JP2002106697A JP2000295827A JP2000295827A JP2002106697A JP 2002106697 A JP2002106697 A JP 2002106697A JP 2000295827 A JP2000295827 A JP 2000295827A JP 2000295827 A JP2000295827 A JP 2000295827A JP 2002106697 A JP2002106697 A JP 2002106697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
transmission
shift
operated
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000295827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3625758B2 (ja
Inventor
Akihiro Asada
朝田  晃宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2000295827A priority Critical patent/JP3625758B2/ja
Publication of JP2002106697A publication Critical patent/JP2002106697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3625758B2 publication Critical patent/JP3625758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業車の走行変速構造において、エンジンの
動力を走行用の変速装置及びPTO伝動系に伝達するよ
うに構成した場合、作業走行時に走行負荷の増大等によ
りエンジンの回転数が低下した際に、エンジンの回転数
を容易に回復させることができるように構成する。 【解決手段】 エンジン1の回転数を検出する回転数検
出手段を備えて、エンジン1の回転数が第1設定回転数
を越えて低下すると、走行用の変速装置10,11を自
動的に低速側に操作する自動減速手段を備える。第1設
定回転数を越えて低下したエンジン1の回転数が第2設
定回転数を越えて上昇すると、走行用の変速装置10,
11を自動的に高速側に操作する自動増速手段を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業車における走
行用の変速装置の操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば農用トラクタ等の作業車では、エ
ンジンの動力を走行用の変速装置、及び機体に備えられ
た作業装置に動力を伝達するPTO伝動系に、並列的に
伝達するように構成したり、エンジンの動力を走行用の
変速装置からPTO伝動系に直列的に伝達するように構
成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンの動力をPT
O伝動系から作業装置に伝達して作業装置を駆動し、機
体を走行させながら作業走行を行う場合に、エンジンの
回転数が大きく低下すると、作業装置の駆動回転数も低
下して、作業装置による作業に支障を来すことがある。
従って、作業走行時に走行負荷の増大等によりエンジン
の回転数が低下すると、操縦者は人為的に走行用の変速
装置を低速側に操作して、エンジンの回転数を回復させ
ると言う操作を行う。
【0004】本発明は、作業車の走行変速構造におい
て、エンジンの動力を走行用の変速装置、及び機体に備
えられた作業装置に動力を伝達するPTO伝動系に伝達
するように構成した場合、作業走行時に走行負荷の増大
等によりエンジンの回転数が低下した際に、エンジンの
回転数を回復させることが容易に行えるように構成する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】[I]作業車においてエ
ンジンの動力を走行用の変速装置、及び機体に備えられ
た作業装置に動力を伝達するPTO伝動系に伝達するよ
うに構成した場合、請求項1の特徴によると、エンジン
の回転数を検出する回転数検出手段、エンジンの回転数
が第1設定回転数を越えて低下すると、走行用の変速装
置を自動的に低速側に操作する自動減速手段、及び、第
1設定回転数を越えて低下したエンジンの回転数が第2
設定回転数を越えて上昇すると、走行用の変速装置を自
動的に高速側に操作する自動増速手段を備えている。
【0006】これにより、請求項1の特徴によれば、作
業走行時に走行負荷の増大等によりエンジンの回転数が
第1設定回転数を越えて低下すると、走行用の変速装置
が自動的に低速側に操作されて、エンジンの回転数の回
復が図られるのであり、作業装置の駆動回転数が低下し
て作業装置による作業に支障を来すと言う状態が避けら
れる。次に、前述のように走行用の変速装置が自動的に
低速側に操作された後、第1設定回転数を越えて低下し
たエンジンの回転数が第2設定回転数を越えて上昇する
と、走行用の変速装置が自動的に高速側に操作される。
これによって、機体が低速で走行する状態(走行用の変
速装置が低速側に操作された状態)が不必要に長く維持
される状態、及びエンジンの回転数が不必要に上昇する
状態が避けられる。
【0007】[II]請求項2の特徴によると、請求項
1の場合と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えて
おり、これに加えて以下のような「作用」を備えてい
る。作業車では、機体に備えられた作業装置を別の作業
装置に交換して作業走行を行うことが多くあり、作業装
置における適正な作業状態を維持する為の最低の駆動回
転数は、作業装置の種類や作業状態の変化、作業地の状
態等によって変わることが多い。請求項2の特徴による
と、第1及び第2設定回転数が変更自在に構成されてい
るので、作業装置の種類や作業状態の変化、作業地の状
態等に応じて、第1及び第2設定回転数を高めに設定し
たり低めに設定したりと言うように、適正な値に設定す
ることが可能になる。
【0008】[III]請求項3の特徴によると、請求
項1又は2の場合と同様に前項[I][II]に記載の
「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作
用」を備えている。人為的に操作されるもので走行用の
変速装置を操作する為の変速操作具を備えて、操縦者が
変速操作具を操作することにより、走行用の変速装置が
操作されるように構成した場合、請求項3の特徴による
と、変速操作具により操作された走行用の変速装置の変
速位置が設定変速位置として設定されるのであり、前項
[I]に記載のように、第1設定回転数を越えて低下し
たエンジンの回転数が第2設定回転数を越えて上昇した
際、走行用の変速装置が設定変速位置を越えて自動的に
高速側に操作されないように構成されている。
【0009】作業走行時において操縦者は、作業装置の
種類や作業状態の変化、作業地の状態等に応じて、変速
操作具を操作して走行用の変速装置を適切な変速位置に
操作する。これにより、請求項3の特徴によると、前述
のように操縦者が変速操作具を操作して走行用の変速装
置を適切な変速位置(設定変速位置)に操作した場合
に、第1設定回転数を越えて低下したエンジンの回転数
が第2設定回転数を越えて上昇しても、走行用の変速装
置が適切な変速位置(設定変速位置)を越えて自動的に
高速側に操作されない。
【0010】
【発明の実施の形態】[1]図1は、作業車の一例であ
る四輪駆動型の農用トラクタのミッションケース8を示
しており、エンジン1の動力が前進クラッチ5又は後進
クラッチ6、円筒軸7、第1主変速装置10、第2主変
速装置11、副変速装置12及び後輪デフ装置13を介
して右及び左の後輪14に伝達される。後輪デフ装置1
3の直前から分岐した動力が伝動軸15、油圧クラッチ
型式の前輪変速装置16、前輪伝動軸17及び前輪デフ
装置18を介して、右及び左の前輪19に伝達される。
【0011】図1に示すように、前進クラッチ5及び後
進クラッチ6は、摩擦板(図示せず)とピストン(図示
せず)とを組み合わせた油圧多板式で、作動油を供給す
ることにより伝動側に操作される。前進クラッチ5を伝
動側に操作すると、エンジン1の動力が前進クラッチ5
から円筒軸7に直接流れて機体は前進する。後進クラッ
チ6を伝動側に操作すると、エンジン1の動力が後進ク
ラッチ6及び伝動軸20を介して、逆転状態で円筒軸7
に伝達されて機体は後進する。
【0012】図1に示すように、第1主変速装置10は
4個の油圧多板式の1速クラッチ21、2速クラッチ2
2、3速クラッチ23及び4速クラッチ24を並列的に
配置した油圧クラッチ型式に構成されて4段に変速可能
であり、1速〜4速クラッチ21〜24のうちの一つを
伝動側に操作することにより、円筒軸7の動力が4段に
変速されて伝動軸25に伝達される。
【0013】図1に示すように、第2主変速装置11も
2個の油圧多板式の低速クラッチ26、及び高速クラッ
チ27を並列的に配置した油圧クラッチ型式に構成され
ており、低速及び高速クラッチ26,27の一方を伝動
側に操作することによって、伝動軸25の動力が2段に
変速されて副変速装置12に伝達される。副変速装置1
2は、シフト部材53をスライド操作するシンクロメッ
シュ型式に構成されて2段に変速可能であり、変速レバ
ー28(図2参照)によって機械的に操作される。
【0014】[2]次に、前進及び後進クラッチ5,
6、第1及び第2主変速装置10,11に対する油圧回
路について説明する。図3に示すように、ポンプ29か
らの油路30に、前進及び後進クラッチ5,6に対する
電磁比例弁35及びパイロット操作式の切換弁36a,
37a、1速〜4速クラッチ21〜24に対するパイロ
ット操作式の切換弁31a,32a,33a,34a、
低速及び高速クラッチ26,27に対する電磁比例弁3
8,39が並列的に接続されている。
【0015】図3に示すように、油路30から分岐した
油路40に、前輪デフ装置18におけるデフロック操作
用の油圧クラッチ41に対するパイロット操作式の切換
弁42a、後輪デフ装置13におけるデフロック操作用
の油圧クラッチ43に対するパイロット操作式の切換弁
44a、前輪変速装置16の標準クラッチ45及び増速
クラッチ46(図1参照)に対するパイロット操作式の
切換弁47a,48aが並列的に接続されている。切換
弁31a〜34a,36a,37a,42a,44a,
47a,48aは、バネで排油側(伝動遮断側)に付勢
されており、パイロット作動油が供給されることで供給
側(伝動側)に操作される。
【0016】図3に示すように、油路30から減圧弁4
9を介してパイロット油路50が分岐し、パイロット油
路50が切換弁31a〜34a,36a,37a,42
a,44a,47a,48aの操作部に接続されてお
り、操作部に電磁操作弁31b,32b,33b,34
b,36b,37b,42b,44b,47b,48b
が接続されている。電磁操作弁31b〜34b,36
b,37b,42b,44b,47b,48bは、バネ
で排油側(伝動遮断側)に付勢されており、これらを電
気的に供給側に操作すると、パイロット作動油が切換弁
31a〜34a,36a,37a,42a,44a,4
7a,48aの操作部に供給されて、これらが供給側
(伝動側)に操作される。
【0017】[3]次に、前進及び後進クラッチ5,
6、第1及び第2主変速装置10,11の操作部の構成
について説明する。図3及び図2に示すように、前進及
び後進クラッチ5,6の切換弁36a,37aの操作部
からパイロット作動油を排油可能な開閉弁51が備えら
れ、開閉弁51がバネで閉側に付勢されており、開閉弁
51を機械的に開側に操作するクラッチペダル52が備
えられている。前輪19の操縦ハンドル58の基部に、
前進位置F、後進位置R及び中立位置Nに操作自在な前
後進レバー59が備えられている。
【0018】図2に示すように、機体の操縦部の横軸芯
周りに変速レバー28が揺動操作自在に支持されて、副
変速装置12(図1参照)のシフト部材53をスライド
操作するシフトフォーク54と変速レバー28とが、連
係機構55により機械的に連動連結されている。変速レ
バー28を中立位置N、低速位置L及び高速位置Hに操
作することにより、副変速装置12(シフト部材53)
を中立位置、低速位置及び高速位置に操作することがで
きるように構成されており、変速レバー28の操作位置
を検出する位置センサー70が備えられている。
【0019】図2に示すように、変速レバー28の横側
部に出退操作自在なロックピン56が備えられて、ロッ
クピン56を出退操作する操作ボタン57が変速レバー
28の上部に備えられている。ロックピン56はバネ
(図示せず)により突出側(図2の紙面右方)に付勢さ
れており(操作ボタン57も図2の紙面左方の突出側に
付勢されている)、固定部のガイド板60にロックピン
56を係合させることにより、変速レバー28を中立位
置N、低速位置L及び高速位置Hに保持する。操作ボタ
ン57を押し操作するとロックピン56が退入操作され
て、変速レバー28を中立位置N、低速位置L及び高速
位置Hに操作することができる。
【0020】図2に示すように、変速レバー28の左横
側面に、シフトアップボタン61及びシフトダウンボタ
ン62が上下に配置されており、後述するようにシフト
アップボタン61及びシフトダウンボタン62を一度押
し操作すると、一つのシフトアップ信号及びシフトダウ
ン信号が発信されて、図1に示す第1及び第2主変速装
置10,11が操作される。
【0021】図2に示すように、第1及び第2主変速装
置10,11の変速位置(1速〜8速)を表示する7セ
グメントの変速表示部64、前後進レバー59により前
進及び後進クラッチ5,6のどちらが伝動側に操作され
ているかを表示する前進ランプ65及び後進ランプ6
6、変速レバー28又は前後進レバー59が中立位置N
に操作されていることを示す中立ランプ67が操縦部に
備えられている。図3に示すように、前進及び後進クラ
ッチ5,6の作動圧が伝動状態の所定圧に達しているか
否かを検出する圧力センサー74が備えられており、圧
力センサー74の検出により前進及び後進ランプ65,
66を点灯させる。
【0022】[4]次に、変速レバー28を低速位置L
及び高速位置Hに操作している状態において、シフトア
ップボタン61及びシフトダウンボタン62による操作
について、図4に基づいて説明する。前後進レバー59
が前進位置Fに操作されていると(ステップS1)、電
磁操作弁36bに操作電流が供給され(ステップS
2)、切換弁36aが供給側に操作されて前進クラッチ
5が伝動側に操作され、前進ランプ65が点灯する(ス
テップS3)。前後進レバー59が後進位置Rに操作さ
れていると(ステップS1)、電磁操作弁37bに操作
電流が供給され(ステップS4)、切換弁37aが供給
側に操作されて後進クラッチ6が伝動側に操作され、後
進ランプ66が点灯し(ステップS5)、ブザー71
(図2参照)が間欠的に作動する(ステップS6)。
【0023】前後進レバー59が中立位置Nに操作され
ていると(ステップS1)、電磁操作弁36b,37b
への操作電流が遮断されて、前進及び後進クラッチ5,
6が伝動遮断側に操作され(ステップS7)、中立ラン
プ67が点灯する(ステップS8)。このように、前進
及び後進クラッチ5,6の両方が伝動遮断側に操作され
ると、前進及び後進クラッチ5,6において動力が遮断
されて、機体が停止する。
【0024】図1に示すように第1主変速装置10が4
段に変速可能で、第2主変速装置11が2段に変速可能
であるから、第1及び第2主変速装置10,11により
8段の変速が可能である。この場合、第2主変速装置1
1の低速クラッチ26が伝動側に操作されている状態
で、第1主変速装置10の1速〜4速クラッチ21〜2
4が1速〜4速の変速位置に対応するのであり、第2主
変速装置11の高速クラッチ27が伝動側に操作されて
いる状態で、第1主変速装置10の1速〜4速クラッチ
21〜24が5速〜8速の変速位置に対応する。
【0025】図3に示すように、1速〜4速クラッチ2
1〜24、低速及び高速クラッチ26,27の各々に、
作動圧が伝動状態の作動圧P1,P2に達しているか否
かを検出する圧力センサー74が備えられており、圧力
センサー74の検出により、現在の第1及び第2主変速
装置10,11の変速位置(1速〜8速)が検出され
て、検出された変速位置が変速表示部64に表示される
(ステップS9)。
【0026】以上の状態で、シフトアップボタン61又
はシフトダウンボタン62を一度押し操作したとする
(ステップS10,S11)。この場合、図5の実線A
1(時点B1)に示すように、シフトアップボタン61
を押し操作した場合には、現在の変速位置よりも1段高
速側の変速位置の電磁操作弁31b〜34bに対して操
作電流が供給され始め、逆にシフトダウンボタン62を
押し操作した場合には、現在の変速位置よりも1段低速
側の変速位置の電磁操作弁31b〜34bに対して操作
電流が供給され始める(ステップS12)。
【0027】変速レバー28が中立位置Nではなく低速
位置L又は高速位置Hに操作されていると(ステップS
13)、ステップS12と略同時に図5の実線A2(時
点B1)に示すように、伝動側に操作されている低速又
は高速クラッチ26,27の電磁比例弁38,39によ
り、伝動側に操作されている低速又は高速クラッチ2
6,27の作動圧が伝動状態の作動圧P2から、所定低
圧P3に減圧操作される(ステップS14)。この場
合、4速の変速位置から5速の変速位置への操作時に
は、低速クラッチ26の作動圧が零に減圧操作され、高
速クラッチ27の作動圧が零から所定低圧P3に昇圧操
作される。逆に5速の変速位置から4速の変速位置への
操作時には、高速クラッチ27の作動圧が零に減圧操作
され、低速クラッチ26の作動圧が零から所定低圧P3
に昇圧操作される。
【0028】図5の実線A1(時点B2から時点B3)
に示すように、1段高速側又は1段低速側の1速〜4速
クラッチ21〜24の作動圧が電磁操作弁31b〜34
bにより伝動状態の作動圧P1に昇圧操作される。これ
と同時に図5の一点鎖線A3(時点B2から時点B3)
に示すように、シフトアップボタン61又はシフトダウ
ンボタン62の押し操作前の1速〜4速クラッチ21〜
24の作動圧が、電磁操作弁31b〜34bにより伝動
状態の作動圧P1から零に減圧操作される(ステップS
15)。
【0029】変速レバー28が中立位置Nではなく低速
位置L又は高速位置Hに操作されていると(ステップS
16)、所定低圧P3に維持されていた低速又は高速ク
ラッチ26,27の作動圧が、図5の実線A2(時点B
3から時点B4)に示すように電磁比例弁38,39に
より漸次的に昇圧操作されていき、低速又は高速クラッ
チ26,27の作動圧が伝動状態の作動圧P2に達する
(ステップS17)。この場合、図5の実線A2の時点
B3から時点B4において、低速又は高速クラッチ2
6,27の作動圧の昇圧特性が変速位置の各々に対して
設定されており、低速側(1速側)の変速位置ほど、時
点B3から時点B4の作動圧が短時間で急速に昇圧操作
される。
【0030】以上のようにして、シフトアップボタン6
1又はシフトダウンボタン62の押し操作による1回の
操作を終了するのであり、操作が終了すると操作後の変
速位置が変速表示部64に表示され(ステップS1
8)、ブザー71が1回だけ作動して操作の終了が操縦
者に報知される(ステップS19)。以上のような操作
はシフトアップボタン61又はシフトダウンボタン62
を押し続けていても連続的に行われることはなく、シフ
トアップボタン61又はシフトダウンボタン62を一度
戻し操作して再び押し操作しないと、次の一回の操作は
行われない。
【0031】[5]次に、変速レバー28を中立位置N
に操作している状態において、シフトアップボタン61
及びシフトダウンボタン62による操作について、図4
に基づいて説明する。変速レバー28を中立位置Nに操
作していると、副変速装置12(シフト部材53)(図
1参照)が中立位置に操作されるので、機体は停止して
いる。変速レバー28を中立位置Nに操作した状態にお
いて、シフトアップボタン61又はシフトダウンボタン
62を押し操作すると(ステップS10,S11)、前
項[4]と同様に、押し操作に応じて第1及び第2主変
速装置10,11が、1段高速側又は1段低速側に操作
され(ステップS12,S15)、操作の度に第1及び
第主変速装置10,11の変速位置が変速表示部64に
表示されて(ステップS18)、ブザー71が1回だけ
作動する(ステップS19)。
【0032】この場合、機体は停止しているのでステッ
プS14,S17のような、低速及び高速クラッチ2
6,27の作動圧の所定低圧P3への減圧操作、及び伝
動状態の作動圧P2への昇圧操作は行われない(ステッ
プS13,S16)。以上のような操作はシフトアップ
ボタン61又はシフトダウンボタン62を押し続けてい
ても連続的に行われることはなく、シフトアップボタン
61又はシフトダウンボタン62を一度戻し操作して再
び押し操作しないと、次の一回の操作は行われない。
【0033】前項[4]及び[5]に記載のように、変
速レバー28を中立位置N、低速位置L及び高速位置H
に操作している状態において、シフトアップボタン61
及びシフトダウンボタン62を押し操作することによ
り、第1及び第2主変速装置10,11を全ての変速位
置(1速〜8速)に操作することができる。この場合、
第1及び第2主変速装置10,11の変速位置が設定変
速位置として記憶されるのであり、第1及び第2主変速
装置10,11が操作される毎に、設定変速位置が更新
されてる(ステップS20)。
【0034】[6]次に、変速レバー28による副変速
装置12の変速操作について説明する。変速レバー28
を中立位置Nに操作すると、副変速装置12(シフト部
材53)が中立位置に操作され、変速レバー28を低速
位置Lに操作すると、副変速装置12(シフト部材5
3)が低速位置に操作され、変速レバー28を高速位置
Hに操作すると、副変速装置12(シフト部材53)が
高速位置に操作される。
【0035】例えば前後進レバー59を前進位置Fに操
作し(前進クラッチ5が伝動側に操作され、後進クラッ
チ6が伝動遮断側に操作されている状態)、変速レバー
28を低速位置L(高速位置H)に操作している状態に
おいて(操作ボタン57及びロックピン56により変速
レバー28を低速位置L(高速位置H)に保持している
状態)、操作ボタン57を押し操作してロックピン56
をガイド板60から退入操作すると、電磁操作弁36b
により切換弁36aが排油側に操作されて、前進クラッ
チ5が伝動遮断側に自動的に操作される。
【0036】これにより、操作ボタン57を押し操作し
た状態で変速レバー28を低速位置L(高速位置H)か
ら中立位置N、高速位置H(低速位置L)に操作して、
操作ボタン57を戻し操作し、ロックピン56により変
速レバー28を中立位置N、高速位置H(低速位置L)
に保持する。
【0037】この場合、中立位置Nにおいて操作ボタン
57を戻し操作すると、電磁操作弁36bにより切換弁
36aが供給側に操作されて、電磁比例弁35により前
進クラッチ5が直ちに伝動側に自動的に操作される。高
速位置H(低速位置L)において操作ボタン57を戻し
操作すると、電磁操作弁36bにより切換弁36aが供
給側に操作されて、電磁比例弁35により前進クラッチ
5が漸次的に伝動側に自動的に操作される。
【0038】前後進レバー59を後進位置Rに操作した
状態において(後進クラッチ6が伝動側に操作され、前
進クラッチ5が伝動遮断側に操作されている状態)、前
述のように変速レバー28の操作ボタン57を押し及び
戻し操作すると、前述と同様に後進クラッチ6が自動的
に伝動遮断側及び伝動側に操作される。
【0039】[7]次に、PTO伝動系について説明す
る。図1に示すように、変速されないエンジン1の動力
(前進及び後進クラッチ5,6、第1及び第2主変速装
置10,11、副変速装置12を通らないエンジン1の
動力)を伝達する伝動軸2、伝動軸63、伝動軸2,6
3の間に配置された油圧多板式のPTOクラッチ3、伝
動軸63にスプライン構造により一体回転自在及びスラ
イド自在に外嵌されたシフトギヤ68が備えられてお
り、伝動軸63の動力がPTO変速装置9を介して、P
TO軸4に伝達されるように構成されている。
【0040】図1に示すように、PTO変速装置9はシ
フト部材69をスライド操作することにより2段に変速
可能であり、切換レバー(図示せず)により機械的にシ
フト部材69をスライド操作するように構成されてい
る。シフトギヤ68も同様に切換レバー(図示せず)に
より、機械的にスライド操作されるように構成されてい
る。
【0041】以上の構造により、シフトギヤ68をPT
Oクラッチ3のケースに咬合させた状態において、PT
Oクラッチ3を伝動側に操作すると、変速されないエン
ジン1の動力(前進及び後進クラッチ5,6、第1及び
第2主変速装置10,11、副変速装置12を通らない
エンジン1の動力)が、PTOクラッチ3、シフトギヤ
68、伝動軸63及びPTO変速装置9を介してPTO
軸4に伝達される。
【0042】シフトギヤ68をスライド操作してPTO
クラッチ3のケースから離間させ、後輪デフ装置13の
直前の伝動ギヤ72に咬合させると、変速されたエンジ
ン1の動力(前進及び後進クラッチ5,6、第1及び第
2主変速装置10,11、副変速装置12を通ったエン
ジン1の動力)が、伝動ギヤ72、シフトギヤ68、伝
動軸63及びPTO変速装置9を介してPTO軸4に伝
達される。
【0043】[8]次に、機体に備えられた作業装置
(図示せず)(例えばワンマンハーベスタやフォレージ
ハーベスタ等)にPTO軸4の動力を伝達して作業走行
を行う場合、第1及び第2主変速装置10,11が自動
的に低速側及び高速側に操作される構成について、図6
に基づいて説明する。図2に示すように、エンジン1の
回転数Cを検出する回転数センサー73、後述する第1
設定回転数C1を設定する第1設定器75、後述する第
2設定回転数C2を設定する第2設定器76が備えられ
ている。第1及び第2設定器75,76はダイヤル式に
構成されており、操縦者が手で人為的に操作することに
より、第1及び第2設定回転数C1,C2を任意に設定
することができる。この場合、第1設定回転数C1より
も第2設定回転数C2が高いものに設定されていると、
L(0)が設定され(ステップS21,S22)、第1
設定回転数C1よりも第2設定回転数C2が低いものに
設定されていると、L(1)が設定される(ステップS
21,S23)。
【0044】前項[4]及び[5]に記載のように、第
1及び第2主変速装置10,11をある変速位置(設定
変速位置)に操作して作業走行を行っている状態におい
て、エンジン1の回転数Cが第1設定回転数C1を越え
て低下すると(ステップS24,S25)、第1及び第
2主変速装置10,11が現在の変速位置(設定変速位
置)から自動的に1段低速側に操作される。この場合、
図4のステップS12〜S19及び図5と同様な操作が
行われる(ステップS27)。
【0045】この場合、第1設定回転数C1よりも第2
設定回転数C2が低いものに設定されていると(L
(1))(ステップS28)、ブザー71により警告が
発せられる(ステップS34)。第1及び第2主変速装
置10,11が現在の変速位置(設定変速位置)から自
動的に1段低速側に操作された後(ステップS27)、
後述するようにエンジン1の回転数Cが第2設定回転数
C2を越えて上昇したことを検出すると(ステップS3
0)、第1及び第2主変速装置10,11が自動的に設
定変速位置に操作されるのであるが(ステップS3
2)、第1設定回転数C1よりも第2設定回転数C2が
低いものに設定されていると(L(1))(ステップS
28)、不都合が生じるので、ブザー71により警告が
発せられる(ステップS34)。
【0046】前述のように、第1及び第2主変速装置1
0,11が現在の変速位置(設定変速位置)から自動的
に1段低速側に操作されてから(ステップS27)、設
定時間が経過してもエンジン1の回転数Cが第2設定回
転数C2を越えて上昇しなければ(ステップS29,S
30,S31)、ステップS27に移行して第1及び第
2主変速装置10,11が自動的にさらに1段低速側に
操作される(設定変速位置よりも2段低速側)。この場
合、図4のステップS12〜S19及び図5と同様な操
作が行われる(ステップS27)。
【0047】前述のように、第1及び第2主変速装置1
0,11が設定変速位置よりも2段低速側に操作されて
から(ステップS27)、設定時間が経過してもエンジ
ン1の回転数Cが第2設定回転数C2を越えて上昇しな
ければ(ステップS29,S30,S31)、ステップ
S27に移行して第1及び第2主変速装置10,11が
自動的にさらに1段低速側に操作される(設定変速位置
よりも3段低速側)。この場合、図4のステップS12
〜S19及び図5と同様な操作が行われる(ステップS
27)。
【0048】前述のように第1及び第2主変速装置1
0,11が設定変速位置よりも3段低速側に操作されて
から(ステップS27)、設定時間が経過してもエンジ
ン1の回転数Cが第2設定回転数C2を越えて上昇しな
ければ(ステップS29,S30,S31)、ステップ
S26からステップS33に移行して、ブザー71によ
り警告が発せられる。
【0049】前述のように第1及び第2主変速装置1
0,11が設定変速位置よりも1段、2段及び3段低速
側に操作された際に、エンジン1の回転数Cが第2設定
回転数C2を越えて上昇すると(ステップS30)、ス
テップS32に移行して、第1及び第2主変速装置1
0,11が自動的に設定変速位置(第1及び第2主変速
装置10,11が自動的に1段低速側に操作される前の
変速位置)に操作される。この場合、図4のステップS
12〜S19及び図5と同様な操作が行われる(ステッ
プS32)。
【0050】[発明の実施の別形態]前述の[発明の実
施の形態]において、第1設定器75により第1設定回
転数C1を設定している場合、第2設定器76により第
2設定回転数C2を、第1設定回転数C1よりも低いも
のには設定できないように構成してもよい。このように
構成すると、図6のステップS21,S22,S23,
S28,S34が不要になる。
【0051】前述の[発明の実施の形態]において、図
6のステップS32で第1及び第2主変速装置10,1
1が自動的に設定変速位置に操作されるのではなく、第
1及び第2主変速装置10,11が設定時間を置きなが
ら自動的に1段ずつ高速側に操作されるように構成して
もよい。この場合、第1及び第2主変速装置10,11
が高速側に操作される上限の変速位置が設定変速位置と
なる。
【0052】前述の[発明の実施の形態]において、図
1に示す副変速装置12を第2主変速装置11と同様
に、油圧多板式の低速クラッチ(図示せず)及び高速ク
ラッチ(図示せず)を並列的に配置して構成し、副変速
装置12の低速及び高速クラッチの各々に対して、電磁
比例弁(図示せず)を備えるように構成してもよい。こ
のように構成すると、第1及び第2主変速装置10,1
1、副変速装置12によって1速〜16速の変速位置が
設定されることになり、シフトアップボタン61及びシ
フトダウンボタン62を押し操作することにより、第1
及び第2主変速装置10,11、副変速装置12を、1
速〜16速の変速位置に操作することができるように構
成する。
【0053】前述の[発明の実施の形態]において、図
1に示す第1及び第2主変速装置10,11は油圧クラ
ッチ型式に構成されているが、第1及び第2主変速装置
10,11を副変速装置12と同様にシフト部材(図示
せず)をスライド操作するギヤ変速型式に構成し、シフ
ト部材を油圧シリンダ(図示せず)によりスライド操作
して操作するように構成してもよい。第1及び第2主変
速装置10,11が10段や6段に変速可能に構成され
た作業車にも本発明は適用でき、副変速装置12が高速
位置、中速位置及び低速位置の3段に変速可能に構成さ
れた作業車にも本発明は適用できる。
【0054】
【発明の効果】請求項1の特徴によると、作業車の走行
変速構造において、エンジンの動力を走行用の変速装
置、及び機体に備えられた作業装置に動力を伝達するP
TO伝動系に伝達するように構成した場合に、自動減速
手段及び自動増速手段により走行用の変速装置が自動的
に低速側及び高速側に操作されるように構成することに
より、操縦者が人為的に走行用の変速装置を低速側及び
高速側に操作しなくてもよくなって、作業車の操作性を
向上させることができた。請求項1の特徴によると、作
業装置の駆動回転数が低下して作業装置による作業に支
障を来すと言う状態、機体が低速で走行する状態(走行
用の変速装置が低速側に操作された状態)が不必要に長
く維持される状態、及びエンジンの回転数が不必要に上
昇する状態が避けられるようになって、作業車の機能性
を高めることができた。
【0055】請求項2の特徴によると、請求項1の場合
と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えてお
り、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の
効果」を備えている。請求項2の特徴によると、自動減
速手段での第1設定回転数及び自動増速手段での第2設
定回転数を、作業装置の種類や作業状態の変化、作業地
の状態等に応じて、適正な値に設定することが可能にな
るので、作業走行時の各種の状況に対応できるようにな
って、作業車の機能性を高めることができた。
【0056】請求項3の特徴によると、請求項1又は2
の場合と同様に前述の請求項1又は2の「発明の効果」
を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のよう
な「発明の効果」を備えている。請求項3の特徴による
と、作業装置の種類や作業状態の変化、作業地の状態等
に応じて、操縦者が変速操作具により走行用の変速装置
を適切な変速位置(設定変速位置)に操作した場合に、
第1設定回転数を越えて低下したエンジンの回転数が第
2設定回転数を越えて上昇しても、走行用の変速装置が
適切な変速位置(設定変速位置)を越えて自動的に高速
側に操作されないので、走行用の変速装置が適切な変速
位置(設定変速位置)に維持されるようになって、作業
車の機能性を高めることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミッションケースの伝動系を示す概略図
【図2】シフトアップボタン及びシフトダウンボタン、
変速レバーと各部の連係状態を示す図
【図3】前進及び後進クラッチ、第1及び第2主変速装
置等の油圧回路図
【図4】前後進レバーを操作した際の操作の流れ、シフ
トアップボタン及びシフトダウンボタンを押し操作した
際の操作の流れを示す図
【図5】シフトアップボタン及びシフトダウンボタンを
押し操作した際の1速〜4速クラッチ、低速及び高速ク
ラッチの状態を示す図
【図6】エンジンの回転数が第1設定回転数を越えて低
下した場合の操作の流れ、及び第1設定回転数を越えて
低下したエンジンの回転数が第2設定回転数を越えて上
昇した場合の操作の流れを示す図
【符号の説明】 1 エンジン 10,11 走行用の変速装置 61,62 変速操作具 73 回転数検出手段 C エンジンの回転数 C1 第1設定回転数 C2 第2設定回転数

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの動力を走行用の変速装置、及
    び機体に備えられた作業装置に動力を伝達するPTO伝
    動系に伝達するように構成すると共に、 前記エンジンの回転数を検出する回転数検出手段を備え
    て、 前記エンジンの回転数が第1設定回転数を越えて低下す
    ると、前記走行用の変速装置を自動的に低速側に操作す
    る自動減速手段を備え、 前記第1設定回転数を越えて低下したエンジンの回転数
    が第2設定回転数を越えて上昇すると、前記走行用の変
    速装置を自動的に高速側に操作する自動増速手段を備え
    てある作業車の走行変速構造。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2設定回転数を変更自在
    に構成してある請求項1に記載の作業車の走行変速構
    造。
  3. 【請求項3】 人為的に操作されるもので前記走行用の
    変速装置を操作する為の変速操作具を備えて、前記変速
    操作具により操作された前記走行用の変速装置の変速位
    置を設定変速位置とし、 前記自動増速手段により前記走行用の変速装置が前記設
    定変速位置を越えて高速側に操作されないように構成し
    てある請求項1又は2に記載の作業車の走行変速構造。
JP2000295827A 2000-09-28 2000-09-28 作業車の走行変速構造 Expired - Lifetime JP3625758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295827A JP3625758B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 作業車の走行変速構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295827A JP3625758B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 作業車の走行変速構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002106697A true JP2002106697A (ja) 2002-04-10
JP3625758B2 JP3625758B2 (ja) 2005-03-02

Family

ID=18778196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000295827A Expired - Lifetime JP3625758B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 作業車の走行変速構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3625758B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070983A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車輌
US7458917B2 (en) 2005-02-18 2008-12-02 Kubota Corporation Work vehicle with a speed change device
JP2011155879A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Iseki & Co Ltd 作業機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070983A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車輌
US7458917B2 (en) 2005-02-18 2008-12-02 Kubota Corporation Work vehicle with a speed change device
JP2011155879A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Iseki & Co Ltd 作業機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3625758B2 (ja) 2005-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009257181A (ja) 作業車
KR0175156B1 (ko) 작업차의 주행변속시스템
JP3164734B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3495316B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3625758B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3234447B2 (ja) 車輌の動力伝達装置の制御方法
JP3164733B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3227343B2 (ja) 作業車の走行変速装置
JP3096572B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3274362B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3266805B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3096606B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP4393406B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3295230B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3111145B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP2002303367A (ja) 作業車の走行伝動構造
JP3495127B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3155447B2 (ja) 作業車の走行変速装置
JP2002104003A (ja) 作業車の走行変速構造
JP3331086B2 (ja) 油圧クラッチの操作構造
JP3370236B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3495094B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3274354B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP4971903B2 (ja) 作業車の走行変速構造
JP3126893B2 (ja) 作業車の走行変速構造

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040715

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20041111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041130

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101210

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 9