JP2002104691A - シート体搬送機構 - Google Patents

シート体搬送機構

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JP2002104691A
JP2002104691A JP2000299124A JP2000299124A JP2002104691A JP 2002104691 A JP2002104691 A JP 2002104691A JP 2000299124 A JP2000299124 A JP 2000299124A JP 2000299124 A JP2000299124 A JP 2000299124A JP 2002104691 A JP2002104691 A JP 2002104691A
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sheet
stimulable phosphor
phosphor sheet
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Katsuya Kamiosako
勝也 上大迫
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート体に損傷等を発生させることがなく、前
記シート体を円滑かつ確実に搬送することを可能にす
る。 【解決手段】搬送ガイド部材50の表面側には、緩衝部
材56a〜56jが貼り付けられている。緩衝部材56
a〜56jは、両端面に溶着部58a、58bが設けら
れるとともに、前記溶着部58a、58bの溶着面は、
搬送ガイド部材50の表面よりも蓄積性蛍光体シート2
2から離間する位置に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理装置内でシー
ト体を搬送するためのシート体搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
させるシステムが知られている。
【0003】蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、通常、シート状に構成さ
れて蓄積性蛍光体シート(シート体)として使用されて
いる。
【0004】上記システムでは、例えば、蓄積性蛍光体
シートに記録された画像情報の読み取りを行う読み取り
部と、読み取り処理後に前記蓄積性蛍光体シートに残存
する画像情報を消去する消去部とを備えた画像情報読取
装置が採用されている。この画像情報読取装置では、外
部の撮影装置により被写体の放射線画像情報が記録され
た蓄積性蛍光体シートを収容するカセッテが装填部に挿
入される。
【0005】次いで、カセッテが開蓋された状態で、シ
ート体枚葉機構の作用下に前記カセッテから蓄積性蛍光
体シートが取り出され、この蓄積性蛍光体シートがシー
ト体搬送機構を介して読み取り部に搬送される。読み取
り部で放射線画像情報の読み取り処理が施された蓄積性
蛍光体シートは、消去部で残像の消去処理が行われた
後、装填部に配置されているカセッテ内に収容される。
【0006】最近、マンモ撮影等のように、被写体の放
射線画像情報を高画質で再生するために、蓄積性蛍光体
シートに蓄積されたエネルギを効率よく読み取ることが
望まれている。そこで、蓄積性蛍光体シートのベース面
を透明にする工夫がなされている。この種の蓄積性蛍光
体シートでは、蛍光体層(記録面)側から励起光が照射
されると、この蛍光体層側の他、ベース面側(裏面側)
からも輝尽発光光が発せられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シート体搬
送機構では、蓄積性蛍光体シートを所望の搬送路に沿っ
て円滑に案内するために、直線形状や湾曲形状等の種々
の形状に設定された搬送ガイドが採用されている。その
際、搬送ガイドの表面には、蓄積性蛍光体シートの裏面
が摺接する部位に対応して緩衝部材が設けられており、
前記蓄積性蛍光体シートの損傷を阻止するように構成さ
れている。
【0008】しかしながら、この種の緩衝部材は、織布
または不織布で形成されており、切断面に繊維が露呈し
ている。これにより、蓄積性蛍光体シートが緩衝部材の
切断面に接触すると、この切断面に繊維の解れが発生
し、前記蓄積性蛍光体シートの裏面側に損傷や汚れが発
生するおそれがある。このため、特に、マンモ撮影等に
使用される両面読み取り型蓄積性蛍光体シートでは、裏
面側から発せられる輝尽発光光の読み取り処理が精度よ
く行われず、高品質な画像読み取り処理が遂行されない
という問題がある。
【0009】そこで、通常、蓄積性蛍光体シートの幅方
向全長にわたり、かつ搬送ガイド全面を覆って緩衝部材
を貼り付ける作業が行われている。ところが、搬送ガイ
ドは、搬送系、例えば、ローラ対に近接して配置されて
おり、このローラ対の構造に対応して前記搬送ガイドの
形状が複雑なものとなっている。これにより、緩衝部材
の形状が複雑化するとともに、前記緩衝部材の貼り付け
作業が相当に煩雑なものになるという問題が指摘されて
いる。
【0010】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、シート体に損傷等を発生させることがなく、簡単な
構成で前記シート体を所望の搬送路に沿って円滑かつ確
実に搬送することが可能なシート体搬送機構を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート体搬
送機構では、搬送ガイド部材に緩衝部材が設けられると
ともに、この緩衝部材の端面には、繊維の解れ等を防止
するために溶着部が設けられている。この溶着部は、シ
ート体側の溶着面が緩衝部材表面よりもこのシート体か
ら離間する位置に設定されており、前記シート体が前記
溶着部に接触することを回避することができる。これに
より、シート体に損傷や汚れ等が発生することがなく、
前記シート体を円滑かつ確実に処理装置内で搬送するこ
とが可能になる。
【0012】また、搬送ガイド部材には、シート体の幅
方向に並列して複数の緩衝部材が配置されている。この
ため、緩衝部材を、例えば、短冊状等の簡単な形状に設
定することができ、前記緩衝部材の貼り付け作業性が有
効に向上する。しかも、緩衝部材がシート体の幅方向に
並列されることにより、各緩衝部材の端面に設けられて
いる溶着部と前記シート体との接触を確実に阻止するこ
とが可能になる。
【0013】さらにまた、シート体は、記録面に励起光
が照射される際に、両面側から輝尽発光光を発する両面
読み取り型蓄積性蛍光体シートである。これにより、搬
送ガイド部材が蓄積性蛍光体シートの裏面側に配置され
ている際、この裏面側の損傷や汚れの発生がなく、該裏
面側から発せられる輝尽発光光の読み取り精度が有効に
向上し、高品質な画像読み取り処理が遂行される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
シート体搬送機構を組み込む画像情報読取装置10の概
略構成説明図である。
【0015】画像情報読取装置10を構成する装置本体
12の前面(操作面)上部には、操作部およびモニタの
機能を有するタッチパネル14が設けられ、このタッチ
パネル14の下方には、カセッテ18を着脱自在なカセ
ッテ装填部20が設けられる。
【0016】カセッテ18は、蓄積性蛍光体シート22
を収容する筐体24と、この筐体24の開口部26を開
閉自在な蓋体28とを有している。蓄積性蛍光体シート
22は、透明なベース面上に記録面が設けられており、
励起光の照射によって両面側から輝尽発光光を発する画
面読み取り型シート体を構成している。
【0017】カセッテ装填部20には、カセッテ18を
載置するための支持台30が設けられるとともに、装置
本体12の内部を遮光するためのシャッター部材32が
開閉自在に配置される。カセッテ装填部20の内部に
は、カセッテ18から蓄積性蛍光体シート22を取り出
す一方、後述する読み取り処理および消去処理後の前記
蓄積性蛍光体シート22を前記カセッテ18内に戻す枚
葉部36が装着される。枚葉部36は、カセッテ装填部
20で蓋体28が開放されたカセッテ18内に進入自在
な吸着盤40a、40bを備える。
【0018】枚葉部36の下方には、本実施形態に係る
シート体搬送機構42を介して消去部44および読み取
り部46が配設される。シート体搬送機構42は、複数
の互いに対をなすローラ対48を備えており、このロー
ラ対48間には、蓄積性蛍光体シート22を案内する湾
曲形状の搬送ガイド部材50および直線形状の搬送ガイ
ド部材52が必要箇所に対応して配置されている。
【0019】図2に示すように、搬送ガイド部材50
は、蓄積性蛍光体シート22の幅方向(矢印B方向)に
延在する薄板状に構成されている。搬送ガイド部材50
の短手方向(矢印C方向)両端には、前記幅方向に所定
の長さ毎に設定された複数、例えば、10箇所の切り欠
き部52a〜52jが設けられるとともに、この搬送ガ
イド部材50の長手方向両端に取り付け部54が形成さ
れている。搬送ガイド部材50には、少なくとも蓄積性
蛍光体シート22に接する面側に切り欠き部52a〜5
2jに対応して緩衝部材56a〜56jが貼り付けられ
ている。
【0020】図2乃至図4に示すように、緩衝部材56
a〜56jは、織布または不織布で形成されており、切
り欠き部52a〜52jの幅寸法に対応した短冊状に構
成されるとともに、搬送ガイド部材50の矢印C方向の
寸法よりも長尺に設定されている。緩衝部材56a〜5
6jの幅方向(矢印B方向)両端面には、溶着部58
a、58bが設けられる。
【0021】溶着部58a、58bは、緩衝部材56a
〜56jの幅方向両端部を溶着しながらプレスすること
により形成されており、図4に示すように、前記溶着部
58a、58bの厚さH1は、前記緩衝部材56a〜5
6jの厚さHよりも小さな寸法に設定されている。換言
すれば、溶着部58a、58bの蓄積性蛍光体シート2
2側の溶着面は、緩衝部材56a〜56jの表面よりも
前記蓄積性蛍光体シート22から離間する位置に設定さ
れている。
【0022】緩衝部材56a〜56jの裏面側には接着
層60が設けられており、この接着層60を介して前記
緩衝部材56a〜56jが搬送ガイド部材50に貼り付
けられる。緩衝部材56a〜56jの長手方向両端部
は、搬送ガイド部材50の表面で折り返されて裏面側に
所定の長さだけ延在し、この裏面側に貼り付けられてい
る。緩衝部材56a〜56jの長手方向両端面(切断
面)が蓄積性蛍光体シート22に接触することを回避す
るためである。
【0023】図2に示すように、搬送ガイド部材50の
湾曲部分に対応して、比較的大径なガイドローラ62が
配置されており、このガイドローラ62の周面には、蓄
積性蛍光体シート22の表面に接触する際に、この蓄積
性蛍光体シート22に損傷等を与えることがないように
緩衝部材64が設けられている。なお、搬送ガイド部材
52は、上記の搬送ガイド部材50と同様に構成されて
おり、その詳細な説明は省略する。
【0024】図1に示すように、ローラ対48により構
成される鉛直搬送路に消去部44が配置される。この消
去部44は、蓄積性蛍光体シート22の記録面側に配置
される消去ユニット70を備えている。消去ユニット7
0内には、複数の消去用光源72が鉛直方向に配列され
ている。
【0025】ローラ対48により構成される水平搬送路
に沿って読み取り部46が配置される。この読み取り部
46は、カセッテ18から取り出された蓄積性蛍光体シ
ート22を副走査方向(矢印A方向)に搬送する副走査
搬送機構74と、副走査方向に搬送される前記蓄積性蛍
光体シート22に主走査方向(副走査方向と略直交する
方向)にレーザ光Lを照射するレーザ光照射手段76
と、このレーザ光Lの照射によって蓄積性蛍光体シート
22から生ずる輝尽発光光を光電的に読み取る第1およ
び第2集光系78a、78bとを備えている。
【0026】副走査搬送機構74は、互いに同期して回
転駆動される第1および第2ローラ対80、82を備
え、この第1および第2ローラ対80、82は、駆動ロ
ーラ80a、82aと前記駆動ローラ80a、82aに
対して開閉自在なニップローラ80b、82bとを設け
る。
【0027】第1集光系78aは、蓄積性蛍光体シート
22の記録面上のレーザ光Lの照射位置に主走査線に沿
って配置される第1集光ガイド84aと、この第1集光
ガイド84aの上部に装着される第1フォトマルチプラ
イヤ86aとを備える。第2集光系78bは、蓄積性蛍
光体シート22の裏面側に配置されており、前記蓄積性
蛍光体シート22の裏面側で主走査線に沿って配置され
る第2集光ガイド84bと、この第2集光ガイド84b
の端部に装着される第2フォトマルチプライヤ86bと
を備える。
【0028】次に、このように構成される画像情報読取
装置10の動作について、本実施形態に係るシート体搬
送機構42との関連で説明する。
【0029】まず、図示しない撮影装置により人体等の
被写体の撮影画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シ
ート22を収容するカセッテ18が、画像情報読取装置
10のカセッテ装填部20を構成する支持台30に沿っ
て装置本体12の内方に導入される。このカセッテ18
は、その先端部でシャッター部材32を押し開いて該カ
セッテ18の先端部が装置本体12の内部に挿入される
とともに、蓋体28が所定の位置まで開動される。
【0030】そこで、枚葉部36を構成する吸着盤40
a、40bが、カセッテ18内の蓄積性蛍光体シート2
2のベース面に対して上方から斜め下方に傾斜する軌跡
に沿って移動する。吸着盤40a、40bが蓄積性蛍光
体シート22のベース面を吸着保持した状態で、カセッ
テ18内からシート体搬送機構42側に移動し、前記蓄
積性蛍光体シート22の先端をローラ対48に挟持させ
る。蓄積性蛍光体シート22は、シート体搬送機構42
を構成する複数のローラ対48の回転作用下に水平方向
から鉛直下方向に向かって搬送され、消去部44を一旦
通過した後、水平方向に搬送されて読み取り部46に送
られる。
【0031】この読み取り部46では、蓄積性蛍光体シ
ート22が副走査搬送機構74を構成する第1および第
2ローラ対80、82の作用下に矢印A方向に副走査搬
送されながら、この蓄積性蛍光体シート22の記録面側
にレーザ光照射手段76からレーザ光Lが主走査され
る。
【0032】これにより、蓄積性蛍光体シート22の記
録面側から発せられる輝尽発光光が第1集光系78aに
より光電的に読み取られるとともに、透明なベース面を
透過して前記蓄積性蛍光体シート22の裏面側から発せ
られる輝尽発光光が第2集光系78bにより光電的に読
み取られる。従って、読み取り精度が向上し、特に、マ
ンモ撮影等のような高画質が望まれる際にも有効に適応
可能になる。
【0033】読み取り処理後の蓄積性蛍光体シート22
は、副走査搬送機構74でスイッチバックされ、鉛直上
方向に搬送されて消去部44を構成する消去ユニット7
0を通って枚葉部36側に搬送される。その際、消去ユ
ニット70を構成する消去用光源72を介して蓄積性蛍
光体シート22に消去光が照射され、前記蓄積性蛍光体
シート22に残存する放射線画像情報の消去処理が行わ
れる。消去処理後の蓄積性蛍光体シート22は、枚葉部
36を構成する吸着板40a、40bの吸着作用下に空
のカセッテ18内に送り込まれる。
【0034】この場合、本実施形態では、図2乃至図4
に示すように、蓄積性蛍光体シート22を案内する搬送
ガイド部材50には、前記蓄積性蛍光体シート22が接
する面側に緩衝部材56a〜56jが設けられている。
このため、蓄積性蛍光体シート22は、裏面側が緩衝部
材56a〜56jに接して案内され、湾曲する搬送路に
沿ってローラ対48の回転作用下に移動する。
【0035】その際、緩衝部材56a〜56jの短尺方
向両端面に溶着部58a、58bが設けられるととも
に、この溶着部58a、58bの溶着面が、前記緩衝部
材56a〜56jの表面よりも蓄積性蛍光体シート22
から離間する位置に設定されている。すなわち、溶着部
58a、58bの両端面の厚さH1は、溶着しながらプ
レスされることにより、緩衝部材56a〜56jの厚さ
Hよりも小さな寸法に設定されている(図4参照)。
【0036】これにより、緩衝部材56a〜56jの両
端部に繊維の解れが発生することがなく、しかも蓄積性
蛍光体シート22の裏面が前記溶着部58a、58bに
接触することを確実に阻止することができる。従って、
蓄積性蛍光体シート22の裏面側に損傷や汚れ等が発生
することがなく、この蓄積性蛍光体シート22の裏面側
から発生される輝尽発光光の読み取り処理が精度よく行
われ、高品質な画像読み取り処理が確実に遂行されると
いう効果が得られる。
【0037】また、本実施形態では、搬送ガイド部材5
0に形成された切り欠き部52a〜52jの形状に対応
して短冊状の緩衝部材56a〜56jを用意し、前記緩
衝部材56a〜56jが前記搬送ガイド部材50に接着
層60を介して貼り付けられている。このため、緩衝部
材56a〜56jの形状が一挙に簡素化されるととも
に、前記緩衝部材56a〜56jの貼り付け作業が容易
かつ確実に遂行される。
【0038】ここで、緩衝部材56a〜56jは、蓄積
性蛍光体シート22の幅方向(矢印B方向)に分割され
ている。従って、蓄積性蛍光体シート22が緩衝部材5
6a〜56jの溶着部58a、58bに接触することを
可及的に阻止することができ、前記蓄積性蛍光体シート
22に損傷等が発生することがない。その際、緩衝部材
56a〜56jの長手方向の寸法は、搬送ガイド部材5
0の短手方向(矢印C方向)の寸法よりも長尺に設定さ
れており、前記緩衝部材56a〜56jの切断面である
両端面が前記搬送ガイド部材50の裏面側に折り返され
ている。これにより、蓄積性蛍光体シート22が緩衝部
材56a〜56jの長手方向両端面に接触することを確
実に阻止することが可能になる。
【0039】一方、搬送ガイド部材52では、蓄積性蛍
光体シート22に損傷や汚れ等が発生することを確実に
阻止することができる等、上記の搬送ガイド部材50と
同様の効果が得られる。
【0040】なお、本実施形態では、シート体として両
面読み取り型シート体である蓄積性蛍光体シート22を
用いて説明したが、これに限定されるものではなく、通
常の片面読み取り型シート体の他、写真フイルム等の各
種画像記録担体等にも適用することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明に係るシート体搬送機構では、シ
ート体が接する緩衝部材の端面に溶着部を設け、この溶
着部の前記シート体側の溶着面が、緩衝部材表面よりも
該シート体から離間する位置に設定されている。このた
め、緩衝部材の解れを防止するとともに、シート体が溶
着部に接触して損傷等が発生することを確実に阻止する
ことができる。これにより、シート体の損傷や汚れ等を
有効に阻止し、前記シート体を所望の搬送路に沿って円
滑かつ確実に搬送することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシート体搬送機構が組
み込まれた画像情報読取装置の概略構成説明図である。
【図2】前記シート体搬送機構の斜視説明図である。
【図3】前記シート体搬送機構を構成する搬送ガイド部
材と緩衝部材の一部分解斜視説明図である。
【図4】前記搬送ガイド部材と前記緩衝部材の断面説明
図である。
【符号の説明】
10…画像情報読取装置 12…装置本体 18…カセッテ 20…カセッテ装填
部 22…蓄積性蛍光体シート 36…枚葉部 40a、40b…吸着盤 42…シート体搬送
機構 44…消去部 46…読み取り部 48、80、82…ローラ対 50、52…搬送ガ
イド部材 52a〜52j…切り欠き部 54…取り付け部 56a〜56j、64…緩衝部材 58a、58b…溶
着部 60…接着層 62…ガイドローラ 76…レーザ光照射手段 78a、78b…集
光系 84a、84b…集光ガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理装置内でシート体を搬送するためのシ
    ート体搬送機構であって、 搬送される前記シート体を案内する搬送ガイド部材と、 前記搬送ガイド部材の少なくとも前記シート体に接する
    面側に設けられる緩衝部材と、 を備え、 前記緩衝部材の端面に溶着部が設けられるとともに、 前記溶着部は、前記シート体側の溶着面が緩衝部材表面
    よりも該シート体から離間する位置に設定されることを
    特徴とするシート体搬送機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート体搬送機構におい
    て、前記搬送ガイド部材には、前記シート体の幅方向に
    並列して複数の前記緩衝部材が配置されることを特徴と
    するシート体搬送機構。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のシート体搬送機構
    において、前記シート体は、記録面に励起光が照射され
    る際に両面側から輝尽発光光を発する両面読み取り型蓄
    積性蛍光体シートであることを特徴とするシート体搬送
    機構。
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