JP2002104688A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002104688A
JP2002104688A JP2000302050A JP2000302050A JP2002104688A JP 2002104688 A JP2002104688 A JP 2002104688A JP 2000302050 A JP2000302050 A JP 2000302050A JP 2000302050 A JP2000302050 A JP 2000302050A JP 2002104688 A JP2002104688 A JP 2002104688A
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JP
Japan
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roller
paper
sheet
grip roller
grip
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JP2000302050A
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English (en)
Inventor
Masahiro Shiiki
将浩 椎木
Junichi Yamamoto
順一 山本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな機構を追加することなく、グリップロ
ーラの突起によるピンチローラのゴムの削れを防止す
る。 【解決手段】 表面に多数の突起13を有するグリップ
ローラ14と該グリップローラ14に圧接するピンチロ
ーラ15との間に用紙2を通過させて印字部4に搬送す
る記録装置において、印字開始前に用紙2をグリップロ
ーラとピンチローラのニップ部で挟持した状態で待機す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機やプリンタ等
の記録装置、特に表面に多数の突起を有するグリップロ
ーラとピンチローラで用紙を挟持して搬送する用紙搬送
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図7に示す熱転写記録装置
101では、サーマルヘッド102とプラテンローラ1
03の間に用紙104とインクリボン105を重ねて供
給し、サーマルヘッド102によりインクリボン105
のインクを用紙104に熱転写することで画像を形成す
るようにしている。この熱転写記録装置で、用紙104
の搬送精度を高めるために、グリップローラ106と該
グリップローラ106に圧接するピンチローラ107と
の間に用紙104を挟持して搬送するようになってい
る。グリップローラ106は表面に多数の突起(図2参
照)が形成され、ピンチローラ107はゴムからなって
いる。このため、グリップローラ106とピンチローラ
107が圧接する時間が長いと、グリップローラ106
の突起によってピンチローラ107のゴムが削れるとい
う問題がある。
【0003】そこで、グリップローラ106とピンチロ
ーラ107を常時圧接するのではなく、印字間の待機時
や電源オフ時には、グリップローラ106とピンチロー
ラ107の圧接をカム108により解除し、グリップロ
ーラ106とピンチローラ107の間に隙間を設けて、
グリップローラ106の突起がピンチローラ107に接
触しない状態で待機することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようなカム108によりグリップローラ106とピンチ
ローラ107の圧接を解除する記録装置は、機構が複雑
で、信頼性が低く、製品コストが高くなるという問題が
あった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、新たな機構を追加することなく、グリップローラ
の突起によるピンチローラのゴムの削れを防止すること
ができる記録装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、表面に多数の突起を有するグリップロー
ラと該グリップローラに圧接するピンチローラとの間に
用紙を通過させて印字部に搬送する記録装置において、
印字開始前に前記用紙を前記グリップローラと前記ピン
チローラのニップ部で挟持した状態で待機するようにし
たものである。
【0007】前記構成の発明によると、印字開始前に用
紙をグリップローラとピンチローラのニップ部で挟持し
た状態で待機するので、グリップローラとピンチローラ
が直接接触した状態で放置されることがない。このた
め、グリップローラの突起によるピンチローラのゴムの
削れが防止される。
【0008】前記用紙の挟持位置を一定時間毎に変化さ
せることが好ましい。
【0009】前記用紙の挟持位置を非印字領域とするこ
とが好ましい。ここで、非印字領域は先端部であること
が好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0011】図1は、本発明にかかる熱転写記録装置1
の概略構成を示す。この熱転写装置1は、用紙2を供給
する給紙部3と、用紙2に画像を形成する印字部4と、
用紙2を搬送する紙搬送部5と、インクリボン6を搬送
するインクリボン搬送部7と、印字された用紙2を排出
する排紙部8とからなっている。
【0012】給紙部3は、多数の用紙2を収容するカセ
ット9と、該カセット9に収容された用紙2の最上の用
紙2に圧接して用紙2を紙搬送部5を介して印字部4に
一枚づつ給紙する給紙ローラ10とからなっている。印
字部4は、プラテンローラ11と、ヘッド下位置とヘッ
ド上位置の間で移動して前記プラテンローラ11に対し
て接離可能なサーマルヘッド12とからなっている。紙
搬送部5は、用紙搬送方向に対して印字部4の上流側に
配置され、図2に示すように、表面に多数の突起13を
有するグリップローラ14と、該グリップローラ14に
圧接するピンチローラ15とからなっている。インクリ
ボン搬送部は7、インクリボン6が巻回された供給ボビ
ン16と、該供給ボビン16から戻き戻されて用紙2の
供給方向と反対方向に印字部4に供給されるインクリボ
ン6を巻き取る巻取りボビン17と、インクリボン6の
張力を調整するテンションローラ18とからなってい
る。排紙部8は、印字部4から排紙される用紙2を排紙
する2対の排紙ローラ19,20と、該排紙ローラ1
9,20の間に配置されたカッタ21とからなってい
る。
【0013】次に、前記構成からなる熱転写記録装置1
の動作を図3から図6に示すフローチャートに従って説
明する。
【0014】まず、初期動作について説明すると、図示
しない電源スイッチがONされると(ステップ10
1)、給紙ローラ10を駆動し(ステップ102)、給
紙部3から紙搬送部5に向かって用紙2を給紙する。所
定位置に配置された位置検出センサにより用紙2の後端
が検出されると(ステップ103)、グリップローラ1
4を駆動して(ステップ104)、用紙2を所定距離A
mmだけ搬送し(ステップ105)、給紙ローラ10を
停止する(ステップ106)。これにより、用紙2がグ
リップローラ14とピンチローラ15の二ップ部に突入
する。次に、所定位置に配置された位置検出センサによ
り用紙2の先端が検出されると(ステップ107)、グ
リップローラ14を停止する(ステップ108)。これ
により、初期動作が終了し、用紙2は先端がグリップロ
ーラ14とピンチローラ15のピンチ部に挟持された状
態で待機する。
【0015】次に、プリント動作について説明する。図
示しないプリントスイッチが押されてプリント指示を受
け付けると(ステップ201)、リボン搬送部7の供給
ボビン10と巻取りボビン17を駆動する(ステップ2
02)。所定位置に配置された位置検出センサによりリ
ボン先端マークを検出すると(ステップ203)、リボ
ン搬送部7を停止する(ステップ204)。これによ
り、イエローリボンが頭出しされる。
【0016】続いて、サーマルヘッド12を駆動して
(ステップ205)、プラテンローラ11に向かって移
動させ、図示しない位置検出センサがサーマルヘッド1
2のヘッド下位置を検出すると(ステップ206)、サ
ーマルヘッド12を停止する(ステップ207)。これ
により、サーマルヘッド12がプラテンローラ11に圧
接する。
【0017】この状態で、リボン搬送部7を駆動し(ス
テップ208)、グリップローラ14を駆動し(ステッ
プ209)、さらにサーマルヘッド12をONして(ス
テップ210)、イエローのプリントを行なう。イエロ
ーのプリントが終了すると(ステップ211)、サーマ
ルヘッド12をOFFし(ステップ212)、グリップ
ローラ14を停止し(ステップ213)、さらにリボン
搬送部7を停止する(ステップ214)。サーマルヘッ
ド12を駆動して(ステップ215)、プラテンローラ
11から退避するように移動させ、図示しない位置検出
センサがサーマルヘッド12のヘッド上位置を検出する
と(ステップ216)、サーマルヘッド12を停止する
(ステップ217)。これにより、サーマルヘッド12
がプラテンローラ11から離隔する。
【0018】次に、ブラックのプリントまで終了してい
なければ(ステップ218)、給紙ローラ10を停止し
て(ステップ219)、新たな用紙2の供給を停止し、
先にイエローのプリントをした用紙2を紙搬送部5まで
戻す。そして、所定位置に配置された位置検出センサに
より用紙2の先端が検出されると(ステップ220)、
グリップローラ14を停止し(ステップ221)、ステ
ップ202に戻って、次の色のプリントを同様に行な
う。
【0019】このようにして、マゼンタ、シアンのプリ
ントを終了し、さらにブラックのプリントを終了すると
(ステップ218)、グリップローラ14を駆動すると
ともに(ステップ301)、排紙ローラ19,20を駆
動して(ステップ302)、用紙2を排紙部8に向かっ
て搬送する。図示しない位置検出センサにより用紙2の
先端カット位置を検出すると(ステップ303)、排紙
ローラ19,20を停止するとともに(ステップ30
4)、グリップローラ14を停止して(ステップ30
5)、カッタ21により用紙2の先端をカットする(ス
テップ306)。
【0020】続いて、排紙ローラ19,20を駆動して
(ステップ307)、用紙2をさらに搬送し、図示しな
い位置検出センサにより用紙2の後端カット位置を検出
すると(ステップ308)、排紙ローラ19,20を停
止して(ステップ309)、カッタ21により用紙2の
後端をカットする(ステップ310)。そして、排紙ロ
ーラ19,20を再度駆動し(ステップ311)、用紙
2を所定距離Ammだけ搬送して(ステップ312)、
カットされた用紙2を排出する。そして、排紙ローラ1
9,20を停止し(ステップ313)て、待機状態とす
る。
【0021】用紙2の後端をカットする動作と平行し
て、次の新たな用紙2の給紙の準備動作を行なう。すな
わち、給紙ローラ10を駆動し(ステップ401)、給
紙部3から紙搬送部5に向かって用紙2を給紙する。所
定位置に配置された位置検出センサにより用紙2の後端
が検出されると(ステップ402)、グリップローラ1
4を駆動して(ステップ403)、用紙2を所定距離A
mmだけ搬送し(ステップ404)、給紙ローラ10を
停止する(ステップ405)。これにより、用紙2がグ
リップローラ14とピンチローラ15の二ップ部に突入
する。次に、所定位置に配置された位置検出センサによ
り用紙2の先端が検出されると(ステップ406)、グ
リップローラ14を停止する(ステップ407)。これ
により、次の新たな用紙2は先端がグリップローラ14
とピンチローラ15の二ップ部に挟持された状態で、次
のプリント指示を受けるまで待機する。
【0022】このように、用紙2は、グリップローラ1
4とピンチローラ15の二ップ部で挟持された状態で待
機するので、グリップローラ14とピンチローラ15が
直接接触した状態で放置されることがない。このため、
グリップローラ14の突起13によるピンチローラ15
のゴムの削れが防止される。
【0023】なお、次のプリント指示を受けるまでの待
機時には、用紙2の同じ部分をグリップローラ14とピ
ンチローラ15の二ップ部で挟持しないで、定期的に挟
持位置を変えるようにしてもよい。このために、タイマ
により待機中の時間をカウントし、所定時間(本実施形
態では1時間)が経過すると、グリップローラ14を駆
動して所定距離(本実施形態では10mm)だけ用紙2
を移動し、グリップローラ14を停止する。これを次の
プリント指示を受けるまで繰り返す。これにより、用紙
2の挟持部分の径時的変形を防止することができる。
【0024】また、グリップローラ14とピンチローラ
15の二ップ部による用紙2の挟持部分を非印字領域
(用紙の先端から24mmまで)としてもよい。この場
合、用紙2の挟持部分が径時的に変形するため、その部
分をカットすることが好ましい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、印字開始前に用紙をグリップローラとピンチ
ローラのニップ部で挟持した状態で待機するので、グリ
ップローラとピンチローラが直接接触した状態で放置さ
れることがなく、グリップローラの突起によるピンチロ
ーラのゴムの削れを防止することができる。また、新た
な機構を何ら追加することがないので、製品コストが低
減する。さらに、印字開始時には、すでに用紙がグリッ
プローラとピンチローラのニップ部で挟持されていて給
紙動作が完了しているので、印字時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる熱転写記録装置の概略図。
【図2】 図1のグリップローラとピンチローラの拡大
図。
【図3】 図1の熱転写記録装置の動作を示すフローチ
ャート。
【図4】 図3に続くフローチャート。
【図5】 図4に続くフローチャート。
【図6】 図5に続くフローチャート。
【図7】 従来の熱転写記録装置の概略図。
【符号の説明】
1 熱転写記録装置 2 用紙 4 印字部 13 突起 14 グリップローラ 15 ピンチローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に多数の突起を有するグリップロー
    ラと該グリップローラに圧接するピンチローラとの間に
    用紙を通過させて印字部に搬送する記録装置において、
    印字開始前に前記用紙を前記グリップローラと前記ピン
    チローラのニップ部で挟持した状態で待機するようにし
    たことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記用紙の挟持位置を一定時間毎に変化
    させることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記用紙の挟持位置を非印字領域とする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記非印字領域は先端部であることを特
    徴とする請求項3に記載の記録装置。
JP2000302050A 2000-10-02 2000-10-02 記録装置 Pending JP2002104688A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102030215A (zh) * 2009-10-05 2011-04-27 佳能株式会社 打印机和打印方法
US20120160117A1 (en) * 2010-12-24 2012-06-28 Ohmura Yuuji Printing apparatus and method of intermittently conveying web therein

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Effective date: 20050614