JP2533557Y2 - 感熱転写印刷機 - Google Patents

感熱転写印刷機

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JP2533557Y2
JP2533557Y2 JP1990077311U JP7731190U JP2533557Y2 JP 2533557 Y2 JP2533557 Y2 JP 2533557Y2 JP 1990077311 U JP1990077311 U JP 1990077311U JP 7731190 U JP7731190 U JP 7731190U JP 2533557 Y2 JP2533557 Y2 JP 2533557Y2
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JP
Japan
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printing
roller
printing medium
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thermal transfer
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JP1990077311U
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JPH0437357U (ja
Inventor
考希知 稲場
成記 壹岐
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は感熱転写印刷機、特に既に画像が形成され
ている製版用フィルム等の被印刷体上に重ねて感熱転写
印刷を施す場合の感熱転写印刷機の搬送装置に関するも
のである。
[従来の技術] 感熱転写印刷機において被印刷体に印刷を施す場合
に、被印刷体は感熱転写印刷機内の搬送経路を搬送さ
れ、その搬送の途中において、感熱ヘッドと転写材とに
よって熱転写印刷が行われる。
第3図に示すように、感熱転写印刷機101の搬送路2
に沿って感熱ヘッド3とプラテンローラ4とが対向して
配置されて印刷部5が形成され、かつ印刷部5の入口側
の搬送路2には送込みローラ106,107が位置し、また印
刷部5の出口側の搬送路2には排出ローラ111,112が位
置し、プラテンローラ4、送込みローラ106,107、排出
ローラ111,112が協働して、被印刷体11を搬送路2内で
搬送する。
一方、被印刷体11は被印刷体検出装置14で検出され、
この被印刷体検出装置14の検出信号にもとづいて感熱ヘ
ッド3に印刷信号が送られ、感熱ヘッド3に達した被印
刷体11に印刷が施される。
[考案が解決しようとする課題] しかるに、被印刷体11を適正速度で搬送するために、
通常、プラテンローラ4、送込みローラ106,107、排出
ローラ111.112は同期して駆動されるのであるが、それ
ぞれのローラがその材質、温度、被印刷体11との接触圧
力、摩擦係数の違い、その他の原因で、それぞれのロー
ラにおける被印刷体11の搬送速度が微妙に相違する。従
って、被印刷体11が同時に2つのローラから送りを受け
るとき、例えば被印刷体11が、プラテンローラ4と送込
みローラ106,107の両方から駆動を受けるとき、または
プラテンローラ4と排出ローラ111,112の両方から駆動
を受けるときには、両方のローラの送り速度の違いによ
って、被印刷体11に過度の緊張やたるみや、位置ずれを
生じ、この結果感熱ヘッド3による被印刷体11への印刷
位置が所定の位置からずれる印刷ずれが生じる。
この印刷ずれは、既に被印刷体11上に印刷パターンが
あって、位置を合せて追加の印刷をする場合に印刷パタ
ーンのずれや重複として特に問題となる。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたものであ
って、印刷時の印刷体に対してはプラテンローラだけが
送りを与えて、他のローラは送りを与えず、被印刷体に
同時に2つの送りローラが送りを与えることによる過度
の緊張、たるみ、或いは位置ずれが被印刷体に生じるこ
とがなく、従って印刷ずれの生じることがない感熱転写
印刷機を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この目的に対応して、この考案の感熱転写印刷機は、
被印刷物の搬送経路中の前記被印刷物に送りを与えるプ
ラテンローラの入口側及び出口側に搬送装置を備え、前
記搬送装置は前記被印刷物に送りを与える送り機構と前
記送り機構の動作を解除する解除機構とを有し、前記解
除機構は前記プラテンローラが前記被印刷物を搬送して
いる間に動作するように構成されていることを特徴とし
ている。
[作用] 感熱転写印刷機内において、被印刷体は送込みロー
ラ、プラテンローラ、排出ローラに送られて搬送路中を
搬送され、その間に感熱ヘッドにより印刷される。被印
刷体はまず初めに送込みローラによって送られ、次にプ
ラテンローラに送られるが、プラテンローラが被印刷体
を送り始めると同時に送込みローラの送り機能は解除さ
れ、送込みローラは印刷体から離れる。従って被印刷体
はプラテンローラからだけ送りを受ける。この間に感熱
ヘッドによる印刷が行われる。更に被印刷体が送られ
て、被印刷体の先端が排出ローラに達した後もプラテン
ローラが被印刷体に送りを与えている間は排出ローラの
送り機能は解除されており、排出ローラは被印刷体に接
触しない。従って被印刷体はプラテンローラからだけ送
りを受ける。被印刷体がプラテンローラを通過し終わっ
た後は排出ローラの送り機能が回復して被印刷体に送り
を与える。
[実施例] 以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面について
説明する。
第1図において、1は感熱転写印刷機であり、感熱転
写印刷機1は被印刷体11を搬送する搬送路2を有し、搬
送路2に印刷部5を配置しており、かつ搬送路2に沿っ
て印刷部5の入口側に送込みローラ装置6が配置されて
おり、かつ印刷物5の出口側に排出装置15が配置されて
いる。
印刷部5は搬送路2をはさんでプラテンローラ4と感
熱ヘッド3が対向して位置しており、かつ、熱転写リボ
ン13が搬送路2に沿って供給されている。感熱ヘッド3
は制御装置12からの印刷信号によって発熱素子(図示せ
ず)が選択的に発熱し熱転写リボン13上のインキを印刷
するべき画像に従って溶融させ被印刷体11に転移させ
る。但し、被印刷体11として感熱紙を使用する場合には
熱転写リボン13が不要であるのはもちろんである。
送込みローラ装置6は印刷部5の入口側の搬送路2に
沿って設けられていて、搬送路2をはさんで対向して位
置する固定側送込みローラ7及び可動側送込みローラ8
とを備えている。固定側送込みローラ7と可動側送込み
ローラ8とは協働して被印刷体11を挟圧し、かつ被印刷
体11に送りを与えることができる。
第2図に示すように、固定側送込みローラ7はフレー
ム21に固定可能に取付けられているが、その取付位置は
固定である。
一方可動側送込みローラ8はアーム22に回転可能に取
付けられ、アーム22はフレーム21に軸23によって回転変
位可能に支持されている。従って可動側送込みローラ8
は軸23に関して回転可能である。
アーム22とフレーム21との間には電磁石24とばね25と
が設けられている。電磁石24が作用するとアーム22は時
計方向に回転して可動側送込みローラ8は固定側送込み
ローラ7から離れ、従って送込みローラ装置6の送り機
能は解除される。電磁石24が作用しない時はばね25の弾
性押圧力によって可動側送込みローラ8は固定側送込み
ローラ7に接触し、従って送込みローラ装置6は送り機
能を発揮する。電磁石24の動作は制御装置12からの制御
信号によって駆動を制御される。
制御装置12は印刷部5に設けられている被印刷体11を
検出する検出器26からの信号に基づいて前記の制御信号
を発する。
一方排出ローラ装置15は印刷部5の出口側の搬送路2
に沿って設けられていて、搬送路2をはさんで対向して
位置する固定側排出ローラ16及び可動側排出ローラ17と
を備えている。固定側排出ローラ16と可動側排出ローラ
17とは協働して被印刷体11を挟圧し、かつ被印刷体11に
送りを与えることができる。
排出ローラ装置15の構成は第2図に示す送込みローラ
装置6の構成と同じである。すなわち固定側排出ローラ
16はフレーム21に固定可能に取付けられているが、その
取付位置は固定である。
一方、可動側排出ローラ17はアーム22に回動可能に取
付けられ、アーム22はフレーム21に軸23によって回転変
位可能に支持されている。従って、可動側排出ローラ17
は軸23に関して回転可能である。
アーム22とフレーム21との間には電磁石24とばね25と
が設けられている。電磁石24が作用するとアーム22は時
計方向に回転して可動側排出ローラ17は固定側排出ロー
ラ16から離れ、従って排出ローラ装置15の送り機能は解
除される。電磁石24が作用しない時はばね25の弾性押圧
力によって可動側排出ローラ17は固定側排出ローラ16に
接触し、従って排出ローラ装置15は送り機能を発揮す
る。電磁石24の動作は制御装置12からの制御信号によっ
て駆動を制御される。
制御装置12は印刷部5に設けられている被印刷体11を
検出する検出器26からの信号に基づいて前記の制御信号
を発する。
このように構成された熱転写印刷機1においては、感
熱転写印刷機1内において、被印刷体11は送込みローラ
装置6、プラテンローラ4、排出ローラ装置15に送られ
て搬送路2中を搬送され、その間に印刷部5の感熱ヘッ
ド3により印刷される。被印刷体11は搬送路2の入口27
に挿入される。挿入されると検知器28により被印刷体11
が検知され、搬送が開始される。被印刷体11はまず初め
に送込みローラ装置6の固定側送込みローラ7、可動側
送込みローラ8によって送られ、次にプラテンローラ4
に送られるが、被印刷体11が長尺のために被印刷体11の
先端がプラテンローラ4に達し、後端がまだ送込みロー
ラ装置6を通過し終わっていない場合には検出器26が被
印刷体11の先端を検出し、その検出信号が制御装置12に
入力され、更に制御装置12は制御装置を出力して電磁石
24を動作させ、アーム22をばね25の力に抗して時計方向
に回転させ、可動側送込みローラ8を被印刷体11から離
す。こうして送込みローラ装置6の送り機能は解除され
る。こうして、プラテンローラ4が被印刷体を送り始め
ると同時に送込みローラ装置6の送り機能は解除され、
送込みローラは印刷体から離れる。従って被印刷体11は
プラテンローラ4からだけ送りを受ける。この間に感熱
ヘッドによる印刷が行われる。更に被印刷体が送られ
て、被印刷体11の先端が排出ローラ装置15に達した後も
プラテンローラ4が被印刷体11に送りを与えている間は
排出ローラ装置15の送り機能は解除されており、可動側
排出ローラ17は被印刷体に接触しない。従って被印刷体
11はプラテンローラ4からだけ送りを受ける。被印刷体
11がプラテンローラ4を通過し終わった後は検出器26か
らの信号により制御装置12が制御装置を発し電磁石24を
消磁させばね25により可動側排出ローラ17を被印刷体11
に接触させ、排出ローラ装置15の送り機能が回復して被
印刷体11に送りを与えて、搬送路2から排出する。
[考案の効果] このように、この考案の感熱転写印刷機では、印刷部
における被印刷体の送りはプラテンローラによってのみ
行い、他の送りローラは機能を解除されて送りを与え
ず、被印刷体に同時に2つの送りローラが送りを与える
ことによる過度の緊張、たるみ或いは位置ずれが生ずる
ことを回避し、従って、印刷ずれの生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係わる感熱転写印刷機を
示す構成説明図、第2図はローラ装置を示す構成説明
図、及び第3図は従来の感熱転写印刷機を示す構成説明
図である。 1……熱転写印刷機、2……搬送路、3……感熱ヘッ
ド、4……プラテンローラ、5……印刷部、6……送込
みローラ装置、7……固定側送込みローラ、8……可動
側送込みローラ、11……被印刷体、12……制御装置、13
……熱転写リボン、14……被印刷体検出装置、15……排
出ローラ装置、16……固定側排出ローラ、17……可動側
排出ローラ、21……フレーム、22……アーム、23……
軸、24……電磁石、25……ばね、26……検出器、27……
入口、28……検知器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被印刷物の搬送経路中の前記被印刷物に送
    りを与えるプラテンローラの入口側及び出口側に搬送装
    置を備え、前記搬送装置は前記被印刷物に送りを与える
    送り機構と前記送り機構の動作を解除する解除機構とを
    有し、前記解除機構は前記プラテンローラが前記被印刷
    物を搬送している間に動作するように構成されているこ
    とを特徴とする感熱転写印刷機
JP1990077311U 1990-07-20 1990-07-20 感熱転写印刷機 Expired - Lifetime JP2533557Y2 (ja)

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JP1990077311U JP2533557Y2 (ja) 1990-07-20 1990-07-20 感熱転写印刷機

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JP1990077311U JP2533557Y2 (ja) 1990-07-20 1990-07-20 感熱転写印刷機

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JPH0437357U JPH0437357U (ja) 1992-03-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0193124A (ja) * 1987-10-05 1989-04-12 Kawasaki Steel Corp ドライエッチング装置

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