JPH11300993A - 熱転写式プリンタ及び熱転写式プリンタによるプリント方法 - Google Patents
熱転写式プリンタ及び熱転写式プリンタによるプリント方法Info
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- JPH11300993A JPH11300993A JP10520998A JP10520998A JPH11300993A JP H11300993 A JPH11300993 A JP H11300993A JP 10520998 A JP10520998 A JP 10520998A JP 10520998 A JP10520998 A JP 10520998A JP H11300993 A JPH11300993 A JP H11300993A
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Abstract
の短縮化を容易に行う。 【解決手段】 用紙Pの搬送経路に沿って互いに間隔を
あけてプリント機構2を配設する。プラテンローラ4の
対向位置にサーマルヘッド5を設ける。サーマルヘッド
5とプラテンローラ4との間に用紙Pを送り込ませる。
インクリボン6を、サーマルヘッド5と用紙Pとの間へ
通す。送り出しリール3から送り出される用紙Pに、プ
リンタ機構2によって同時にそれぞれイエロー、マゼン
ダ、シアンの画像を重ね合わせてカラープリントを行
う。プリンタ機構2の下流側の後処理機構13にて、用
紙Pのプリント面に後処理を施す。
Description
写にてプリントする熱転写式プリンタ及び熱転写式プリ
ンタによるプリント方法に関するものである。
ヘッドと用紙との間にインクリボンを配設した構造が一
般的である。そして、上記熱転写式プリンタによって画
像をプリントする場合は、サーマルヘッドの熱によって
インクリボンに塗布されたインクが用紙へ熱転写される
ようになっている。
写式プリンタは、プリント時間の短縮化の要求が高まっ
てきているが、インクリボンのインクの特性(転写感
度)に限度があるばかりか、データの転送速度、サーマ
ルヘッドの応答速度にも限度があるため、プリント速度
を高速化してプリント時間を短縮させるには限界があっ
た。また、プリント速度を高速化すると、インクリボン
のPET等からなる基材に多大な熱応力が加わってしま
い、クリープ変形が生じてインクリボンがシワになり、
良好にプリントすることができなくなる恐れがあった。
このため、印刷エネルギーを低くしたり、印刷速度を遅
くして急激な熱応力を緩和したり、あるいは、インクリ
ボンのブレーキを大きくして、インクリボンにシワが生
じないようにしなければならなかった。
ので、極めて容易に、プリント時間の短縮化を図ること
が可能な熱転写式プリンタ及び熱転写式プリンタによる
プリント方法を提供することを目的としている。
に、請求項1記載の熱転写式プリンタは、インクリボン
のインクを用紙へ熱によりプリントするサーマルヘッド
を有するプリンタ機構を備えた熱転写式プリンタであっ
て、前記プリンタ機構が、前記用紙の搬送経路に沿って
間隔をあけて複数配設され、これらプリンタ機構によっ
て、それぞれ同時に画像がプリントされることを特徴と
している。
項1記載の熱転写式プリンタにおいて、前記インクリボ
ンは、複数の色のインクを有するカラーインクリボンで
あり、前記プリンタ機構は、前記カラーリボンの複数の
色を重ね合わせてプリントすることにより、カラープリ
ントを行うことを特徴としている。
リント方法は、インクリボンのインクを用紙へ熱により
プリントするサーマルヘッドを有するプリンタ機構を備
えた熱転写式プリンタによるプリント方法であって、複
数の前記プリンタ機構によって、前記用紙の長手方向へ
間隔をあけて複数の画像を同時にプリントすることを特
徴としている。
及び熱転写式プリンタによるプリント方法の実施の形態
を図によって説明する。図1において、符号1は、熱転
写式プリンタである。この熱転写式プリンタ1は、複数
のプリンタ機構2を備えており、これらプリンタ機構2
によって、送り出しリール3から送り出される用紙P
に、それぞれ画像がプリントされるようになっている。
沿って互いに間隔をあけて配設されたもので、それぞれ
プラテンローラ4の対向位置に設けられたサーマルヘッ
ド5を有し、これらサーマルヘッド5とプラテンローラ
4との間に、前記用紙Pが送り込まれるようになってい
る。また、これらプリンタ機構2には、それぞれインク
リボン6が設けられており、このインクリボン6が、サ
ーマルヘッド5と用紙Pとの間へ通されている。
ール7と、リボン巻き取りロール8にそれぞれ巻回され
ており、駆動ローラ9がDCモータ10によって回転さ
れることにより、補助ローラ11を介して巻き取りロー
ル8が回転され、これにより、リボン送り出しロール7
のインクリボン6がリボン巻き取りロール8によって巻
き取られるようになっている。また、リボン送り出しロ
ール7には、摩擦ローラ12からなるブレーキが設けら
れており、このブレーキによって送り出しロール7の回
転が抑えられるようになっている。
インクリボン6としては、ベースフィルム上に、イエロ
インク、マゼンダインク、シアンインクが順に、かつ繰
り返し塗布されたものが用いられている。
機構13が設けられている。この後処理機構13は、用
紙Pの搬送経路を介して互いに対向させて設けられたヒ
ートローラ14を有しており、用紙Pのプリント面側に
配設される後処理リボン15の後処理材を、熱によって
用紙Pに付着させるようになっている。この後処理機構
13の後処理リボン15も、リボン送り出しロール16
と、リボン巻き取りロール17にそれぞれ巻回されてお
り、駆動ローラ18がDCモータ19によって回転され
ることにより、補助ローラ20を介して巻き取りロール
17が回転され、これにより、リボン送り出しロール1
6の後処理リボン15がリボン巻き取りロール17によ
って巻き取られるようになっている。
との間及びプリンタ機構2同士の間には、用紙Pを挟ん
だ対向位置に、用紙Pを案内するガイドローラ21が設
けられており、また、プリンタ機構2の下流側及び後処
理機構13の下流側には、それぞれ用紙Pを下流側へ送
り出すペーパフィードローラ22が設けられている。さ
らに、後処理機構13のさらに下流側には、用紙Pを切
断するペーパカッタ23が設けられている。
よれば、送り出しリール3から送り出される用紙Pに、
その搬送方向、つまり長手方向に間隔をあけて設けられ
たプリンタ機構2によってそれぞれ画像がプリントされ
る。具体的には、まず、各プリンタ機構2にて、インク
リボン6のイエローインクによってそれぞれイエローの
画像が用紙Pにプリントされる。
紙Pが戻され、各プリンタ機構2にて、インクリボン6
のマゼンダインクによって、イエローの画像に重ね合わ
せてマゼンダの画像が用紙Pにプリントされる。その
後、イエロー及びマゼンダのプリント分だけ用紙Pが戻
され、各プリンタ機構2にて、インクリボン6のシアン
インクによって、イエロー及びマゼンダの画像に重ね合
わせてシアンの画像が用紙Pにプリントされてカラープ
リントが完了される。
カラープリントが完了したら、用紙Pが送り出され、下
流側の後処理機構13にて、用紙Pのプリント面に後処
理が施され、その後、さらに用紙Pが送り出され、ペー
パカッタ23によってプリントされた画像部分が切り離
され、また、各プリンタ機構2には、用紙Pが再びセッ
トされ、これらプリンタ機構2によるカラープリントが
再び開始される。
れば、用紙Pの搬送経路に沿って間隔をあけて設けられ
た複数のプリンタ機構2によって、それぞれ同時に画像
をプリントすることができるので、極めて短時間にて複
数枚の画像をプリントすることができる。つまり、イン
クリボンのインクの特性やデータ転送速度、サーマルヘ
ッドの応答速度の限度に関わらず、かつプリント速度を
高めることなく、プリント時間を短縮させることがで
き、プリント速度の高速化に伴うインクリボンのクリー
プ変形やシワを発生させることもなく、良好なプリント
を行うことができる。
で、複数の用紙搬送経路を設けた場合と比較して、低コ
ストにてプリント時間の短縮化を図ることができ、しか
も、それぞれのプリンタ機構2による各画像のプリント
をそれぞれ一つのサーマルヘッド5によって行うもので
あるので、各色の画像の重ね合わせを精度良く行うこと
ができ、良好なカラープリントを行うことができる。
1では、各プリンタ機構2の下流側に後処理機構13を
設け、この後処理機構13にてプリント部分の後処理を
行うようにしたが、各プリンタ機構2に用いるインクリ
ボン6として、各色の後に、後処理剤が塗布されたもの
を用い、プリンタ機構2のサーマルヘッド5によって、
プリント部分への後処理を行うようにしても良く、この
ようにすることにより、装置の簡略化を図ることができ
る。また、用紙Pを搬送するローラとして、微小突起ロ
ーラを用いることにより、用紙Pの搬送精度を高めて、
画像の重ね合わせ精度のさらなる向上を図ることができ
る。
式プリンタ及び熱転写式プリンタによるプリント方法に
よれば、下記の効果を得ることができる。請求項1記載
の熱転写式プリンタによれば、用紙の搬送経路に沿って
間隔をあけて設けられた複数のプリンタ機構によって、
それぞれ同時に画像をプリントすることができるので、
極めて短時間にて複数枚の画像をプリントすることがで
きる。つまり、インクリボンのインクの特性やデータ転
送速度、サーマルヘッドの応答速度の限度に関わらず、
かつプリント速度を高めることなく、プリント時間を短
縮させることができ、プリント速度の高速化に伴うイン
クリボンのクリープ変形やシワを発生させることもな
く、良好なプリントを行うことができる。また、一つの
搬送経路に複数のプリンタ機構を設けたものであるの
で、搬送経路を複数設けた場合と比較して、低コストに
てプリント時間の短縮化を図ることができる。
ば、各色の画像のプリントを、プリンタ機構にそれぞれ
設けられたサーマルヘッドによってそれぞれ行うもので
あるので、各色の画像の重ね合わせを精度良く行うこと
ができ、良好なカラープリントを行うことができる。
リント方法によれば、用紙の搬送経路に沿って間隔をあ
けて設けられた複数のプリンタ機構によって、それぞれ
同時に画像をプリントすることにより、極めて短時間に
て複数枚の画像のプリントを行うことができる。これに
より、インクリボンのインクの特性やデータ転送速度、
サーマルヘッドの応答速度の限度に関わらず、かつプリ
ント速度を高めることなく、プリント時間を短縮させる
ことができ、プリント速度の高速化に伴うインクリボン
のクリープ変形やシワを発生させることもなく、良好な
プリントを行うことができる。
成及び構造を説明する熱転写式プリンタの概略側面図で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 インクリボンのインクを用紙へ熱により
プリントするサーマルヘッドを有するプリンタ機構を備
えた熱転写式プリンタであって、 前記プリンタ機構が、前記用紙の搬送経路に沿って間隔
をあけて複数配設され、これらプリンタ機構によって、
それぞれ同時に画像がプリントされることを特徴とする
熱転写式プリンタ。 - 【請求項2】 前記インクリボンは、複数の色のインク
を有するカラーインクリボンであり、前記プリンタ機構
は、前記カラーリボンの複数の色を重ね合わせてプリン
トすることにより、カラープリントを行うことを特徴と
する請求項1記載の熱転写式プリンタ。 - 【請求項3】 インクリボンのインクを用紙へ熱により
プリントするサーマルヘッドを有するプリンタ機構を備
えた熱転写式プリンタによるプリント方法であって、 複数の前記プリンタ機構によって、前記用紙の長手方向
へ間隔をあけて複数の画像を同時にプリントすることを
特徴とする熱転写式プリンタによるプリント方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10520998A JPH11300993A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 熱転写式プリンタ及び熱転写式プリンタによるプリント方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10520998A JPH11300993A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 熱転写式プリンタ及び熱転写式プリンタによるプリント方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11300993A true JPH11300993A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14401285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10520998A Pending JPH11300993A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 熱転写式プリンタ及び熱転写式プリンタによるプリント方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11300993A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8459886B2 (en) | 2005-07-27 | 2013-06-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Printing method and device having first and second printing units |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP10520998A patent/JPH11300993A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8459886B2 (en) | 2005-07-27 | 2013-06-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Printing method and device having first and second printing units |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040803 |
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A521 | Written amendment |
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