JP2002104489A - 結束バンドの連結体 - Google Patents

結束バンドの連結体

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JP2002104489A
JP2002104489A JP2000298478A JP2000298478A JP2002104489A JP 2002104489 A JP2002104489 A JP 2002104489A JP 2000298478 A JP2000298478 A JP 2000298478A JP 2000298478 A JP2000298478 A JP 2000298478A JP 2002104489 A JP2002104489 A JP 2002104489A
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binding band
hole
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JP2000298478A
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Takashi Koike
孝 小池
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Piolax Inc
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  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々に製造した結束バンドを連結することに
より、低コストで生産できる、結束バンドの連結体を提
供する。 【解決手段】 貫通孔とロック片とを有する基部13
と、基部13から一方に伸び、その片面14bにロック
片と噛合する突起が一定間隔で複数設けられ、他方の面
14aに長さ方向に伸びるリブ22と、リブ22の先端
側を切離してなる切離部23とが形成されたバンド部1
4とを有する結束バンド12を複数備える。結束バンド
12a、12bを、互いのバンド部14の面14a(又
は面14b)が同方向を向くように配置し、結束バンド
12aのバンド部14の先端部14cを、結束バンド1
2bの貫通孔17に、締めつけ使用時の逆方向から挿入
し、結束バンド12aの接離部23と結束バンド12b
のロック片とを係合させて連結し、連結体11を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばワイヤハー
ネスや袋の口元などに巻回し、締付けて保持するための
結束バンドを、その長さ方向に複数本連結し、使用時に
1本ずつ分離して使用するようにした結束バンドの連結
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車のワイヤハーネスな
どを、結束バンドで結束して車体の適当な位置に固定す
ることが行われている。そして、このような結束バンド
を結束装置に連続的に供給するため、例えば特開平2−
168091号公報や、特開平7−89510号公報に
は、結束バンドを連結体とすることが開示されている。
【0003】特開平2−168091号公報の結束バン
ドの連結体によれば、帯状に形成されたベルト部を結束
対象物の外周に巻回させ、そのベルト部の一端に取付け
られたバック部に前記ベルト部の他端を挿通させて締付
けることにより、前記結束物を結束するベルトクランプ
において、一のベルトクランプのバックル部先端が他の
ベルトクランプのベルト部先端に連鎖用突起を介して連
結され、前記一のベルトクランプのベルト部先端が更に
他のベルトクランプのバックル部に他の連鎖用突起を介
して連結され、連結体をなしている。
【0004】また、特開平7−89510号公報の結束
バンドの連結体によれば、ヘッドとヘッド上端部から横
方向に延出された巻付部とを一体に有する複数の結束バ
ンドにおいて、ヘッドの下端部同士がヘッド側ランナー
により連接されていると共に、巻付部の先端部同士がヘ
ッド側ランナーに平行な巻付部側ランナーにより連接さ
れてなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−168091号公報及び特開平7−89510
号公報に開示された結束バンドの連結体はいずれも、複
数のバンドを一体に成形したものを切断して使用するも
のであったので、長尺のものを成形しなければならず、
成形装置が大がかりとなり、コストが高くなるという問
題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、個々に製造した
結束バンドを連結することにより、切断することなく一
本ずつ分離して使用でき、しかも低コストで生産できる
結束バンドの連結体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1は、貫通孔とロック片とを有する基部
と、前記基部から一方に伸び、その片面に前記ロック片
と係合する突起が形成されたバンド部とを備え、前記バ
ンド部を被結束物に巻回して、前記バンド部の先端を前
記基部の前記貫通孔に挿入すると、前記バンド部の前記
突起が前記ロック片に係合するようにした結束バンド
を、複数本連結してなる結束バンドの連結体において、
前記バンド部の前記突起が設けられた面の背面先端側に
凹部を形成し、前記バンド部の先端部を、他の結束バン
ドの前記貫通孔に、前記凹部が形成された面を前記ロッ
ク片側に向けて、使用時の挿入方向に対し逆の方向から
挿入し、前記凹部と前記ロック片とを係合させることに
より、前記結束バンドを複数連結したことを特徴とする
結束バンドの連結体を提供するものである。
【0008】上記第1の発明によれば、バンド部の突起
が設けられた面の背面先端側に凹部を形成し、バンド部
を、他の結束バンドの貫通孔に、凹部が形成された面を
ロック片側に向けて、使用時の挿入方向に対し逆の方向
から挿入し、凹部とロック片とを係合させて連結するよ
うにしたので、個々に製造した結束バンドを連結して連
結体とすることができる。そのため、複数の結束バンド
を連結状態で成形する場合に比べて、結束バンドの成形
装置が小型のものですむため、低コストで製造できる。
また、結束バンドの使用時においては、例えば引っ張る
などして個々結束バンドに容易に分離できるため、切断
などの操作を必要とせず、作業性が良好となる。
【0009】本発明の第2は、貫通孔とロック片とを有
する基部と、前記基部から一方に伸び、その片面に前記
ロック片と係合する突起が形成されたバンド部とを備
え、前記バンド部を被結束物に巻回して、前記バンド部
の先端を前記基部の前記貫通孔に挿入すると、前記バン
ド部の前記突起が前記ロック片に係合するようにした結
束バンドを、複数本連結してなる結束バンドの連結体に
おいて、前記バンド部の前記突起が設けられた面の背面
先端側に凹部を形成し、前記バンド部の先端部を、他の
結束バンドの前記貫通孔に、前記凹部が形成された面を
前記ロック片側に向けて、使用時の挿入方向に対し逆の
方向から挿入し、前記凹部と前記ロック片とを係合させ
ることにより、前記結束バンドを複数連結し、この結束
バンドの連結体を、前記バンド部の先端が、隣接する結
束バンドの内周に入るようにして、巻き付けたことを特
徴とする結束バンドの連結体を提供するものである。
【0010】上記第2の発明によれば、結束バンドの連
結体を巻き付けた状態にすることにより、搬送、保管時
においてかさばらず、巻き付けた結束バンドの連結体を
引出しながら使用できるので取扱性が向上する。また、
バンド部の先端が、隣接する結束バンドの内周に入るよ
うにして巻き付けたので、バンド部の先端が外方に跳ね
出ることがなく、巻き付け、引出し作業をスムーズに行
なうことができる。
【0011】なお、上記第2の発明において、多重に巻
回された結束バンド連結体の各層の間には、シートを介
在させることが好ましい。この態様によれば、結束バン
ドを引出すときに、内外に重なる結束バンドどうしがか
らまったり、引っ掛かったりすることを防止でき、結束
バンドを円滑に供給することができる。
【0012】また、結束バンドの基部の角部はテーパ状
であることが好ましい。この態様によれば、結束バンド
連結体の巻き付け、引出し作業の際、基部の角部が引っ
かかることなく、円滑に作業を行なうことができる。
【0013】本発明の第3は、上記第1又は第2の発明
において、前記バンド部の先端から所定長さの部分を肉
薄とし、前記肉薄の部分と肉厚の部分との境に段差を設
け、前記突起が設けられた面の背面に前記バンド部の長
さ方向に伸びるリブを設け、前記基部の前記貫通孔内部
に、前記リブを受け入れるリブ溝を設けた請求項1又は
2記載の結束バンドの連結体を提供するものである。
【0014】上記第3の発明によれば、結束バンドを連
結するときに、バンド部を他の結束バンドの貫通孔に、
凹部が形成された面をロック片側に向けて、使用時の挿
入方向に対し逆の方向から挿入した場合は、段部が結束
バンドの端面に当接して、バンド部の過度の挿入を防止
する。また、使用時には、リブがリブ溝にはまり、段部
の相対高さが低くなるので、段部が引っかかることな
く、スムーズに挿入することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜10には、本発明による結
束バンドの連結体の一実施形態が示されている。図1は
結束バンドの連結体の側面図である。図2は結束バンド
の概観を示す斜視図である。図3は結束バンドの正面図
である。図4は結束バンドの平面図である。図5は結束
バンドの底面図である。図6は結束バンドの側面図であ
る。図7は結束バンドの側断面図である。図8は結束バ
ンドが連結される状態を示す動作説明図である。図9は
結束バンドを自動的にワイヤハーネスに取付けて締付け
る自動結束装置の要部を示す斜視図である。図10はワ
イヤハーネスを結束した状態にある結束バンドの要部を
拡大して示す側断面図である。
【0016】この結束バンドの連結体11は、例えば自
動車内部等に配設されるワイヤハーネスを車体パネル等
に装着固定するために、ワイヤハーネスの結束及び車体
パネルへの固定のために用いられる結束バンド12を、
自動的にワイヤハーネスに取付ける自動結束装置に連続
的に供給するためのものである。なお、図1において、
連結体11を構成する結束バンド12a、12cの両側
に連結されている結束バンドの図示は省略されている。
【0017】図2〜7に示すように、連結体11を構成
する結束バンド12は、フランジ状の基部13と、基部
13の一方に延出されたバンド部14と、基部13の他
方に延出された軸部15と、軸部15の端部に突設され
た保持部16とを備えている。
【0018】基部13の中央には貫通孔17が穿設さ
れ、その内部の前記軸部15側の開口部上面にロック片
19が設けられている。図7に示すように、ロック片1
9は、軸部15側に伸びると共に、貫通孔17の内方に
突出する2つの突起を有し、鋸刃状の断面形状をなして
いる。また、基部13の両側には弾性係止片18が外方
に張り出すように設けられている。
【0019】軸部15は、貫通孔17のロック片19に
対峙する面と同一の面を形成するように、基部13の中
心から偏心した位置から延出している。また、軸部15
の端部に、貫通孔17と同形状の内面を有する枠状の保
持部16が、軸部15の延出方向に対して直交する方向
に突設されている。ここで、保持部16は、その内面
が、軸部15の軸方向から見て前記貫通孔17と重なる
位置に設けられている。そして、貫通孔17の一面と、
軸部15の一面と、保持部16の内部の一面とが形成す
る同一の面上の、幅方向中央には、貫通孔17のバンド
部14側開口から、保持部16の軸部15側と反対の開
口に至るリブ溝20が形成されている。
【0020】また、軸部15の両側には、保持部16か
ら基部13に向かって、外方に張り出しながら伸びる係
止片21が設けられている。係止片21は先端側に段状
に形成された係止面21aを有し、係止面21aと前記
弾性係止片18とで車体パネルを挟持し、固定されるよ
うになっている。
【0021】バンド部14は、全体が長尺状に形成され
ており、基部13の中心から、前記軸部15が延出され
た位置と同じ方向に偏心した位置から、軸部15と反対
の方向に延出されている。
【0022】バンド部14の貫通孔17に近い方の面1
4aはワイヤハーネスを抱持する面をなし、その面上に
は、抱持したワイヤハーネスのバンド部14の幅方向へ
のずれを防止するためのリブ22が、バンド部14の長
さ方向に延設されている。リブ22は、バンド部14の
先端から所定の位置で切離されており、この切離部23
が、本発明の凹部をなしている。
【0023】なお、接離部23はその長さLが、前記ロ
ック片19の2つの突部が嵌るための充分な長さを有す
るように形成されている。また、接離部23のバンド部
14の先端側の端部23aはテーパ状に形成されてい
る。
【0024】バンド部14の先端部14cは、バンド部
14の基部側よりも肉厚が薄くされており、前記抱持面
14aと反対側の面14bに、先端部14cの肉厚がバ
ンド部14の基部側の肉厚に徐々に移行する段部24が
形成されている。また、図5、7に示すように、面14
bには、先端から所定長さの位置に小突起25が複数突
設され、更に小突起25が設けられた部分から基部の方
向へ、前記ロック片19に噛合する突起26が、一定間
隔で複数設けられている。なお、小突起25は、後述の
ワイヤハーネス締付けの際、バンド部14を引張りやす
くするための滑り止めとして作用するものである。
【0025】また、図6に示すように、段部24より基
部側の肉厚の厚い部分においては、小突起25及び突起
26が形成された面の両側に、上記突起25、26と同
等な高さのリブ27が形成され、各突起25、26の間
に凹部を設けるようにして形成されているので、側面か
ら見た場合、突起25、26、リブ27の頂部が同一面
となっている。したがって、使用に際してバンド部14
を貫通孔17に挿入するとき、ロック片19と突起26
とが係合するとともに、小突起25や突起26が、貫通
孔17の開口にひっかかることなく、スムーズに挿入で
きるようになっている。
【0026】また、先端部14cの長さMは、段部24
が、後述の結束バンド12どうしが連結された状態にお
いて、保持部16の端部に当接する位置に設けられるよ
うにすることが好ましい。
【0027】図8に示すように、本発明の連結体11
は、上記構造からなる結束バンド12a、12bを、互
いのバンド部14の面14b(又は抱持面14a)が同
方向を向くように配置し、結束バンド12aのバンド部
14の先端部14cを、結束バンド12bの保持部16
及び貫通孔17に、保持部16を先に通るように挿入
し、結束バンド12aの接離部23と結束バンド12b
のロック片19とを係合させることにより得ることがで
きる。このとき、結束バンド12aの段部24は、結束
バンド12bの保持部16に当接しているので、結束バ
ンド12aが過度に挿入されないように、ストッパとし
て作用する。また、結束バンド12aの接離部23の端
部23aはテーパ状をなしているので、結束バンド12
aと結束バンド12bとが離れる方向に所定値以上の力
を加えることにより、結束バンド12aと結束バンド1
2bとを分離することができる。
【0028】図9に示すように、自動結束装置は、ワイ
ヤーハーネス41を挿通する空間を有する円弧状のガイ
ド43を有し、このガイド43の内周に溝42が形成さ
れている。そして、結束バンド12は、この溝42に沿
って押出され、ガイド43内に配置されたワイヤーハー
ネス41を囲むようにループを描き、最後にその先端部
を基部13の貫通孔17及び保持部16に通されるよう
になっている。
【0029】次に、上記構成からなる連結体11の使用
方法について説明する。まず、連結体11は、図9に示
す自動結束装置に装填し、その最先端部に位置する結束
バンド12を、図示しない待機位置に配置する。待機状
態にある結束バンド12は、図示しない送り手段によ
り、ワイヤハーネス41を囲むガイド43の内周に設け
られた溝42に先端部14c側から送られる。そして、
ワイヤハーネス41の回りを周回し、先端部14を基部
13の貫通孔17及び保持部16に通される。この先端
部14cを、図示しない引張り手段で引張り、図10に
示すようにロック片19と突起26とを噛み合わせた状
態として、締付け作業が終了する。
【0030】上記の作業において、結束バンド12が図
示しない送り手段により送られるとき、結束バンド12
に連結された次の結束バンド12が先の結束バンド12
と一体に移動する。そして、次の結束バンド12が待機
位置にきたときに、この結束バンド12を図示しない固
定手段などで押さえ、先の結束バンドだけを送り出すこ
とにより、先の結束バンド12と次の結束バンド12と
の連結が解除され、先の結束バンド12のみが溝42に
送られる。そして、次の結束バンド12が待機位置に残
され、次の送り作業に備える。
【0031】以降、同じ作業の繰返しにより、一つの結
束バンド12の締付け作業が終了したとき、別の結束バ
ンド12が待機位置に配置されるので、結束バンド12
の締付け作業を連続して行なうことができる。
【0032】図11は、本発明による結束バンドの連結
体の他の実施形態を示す、連結体の側面図である。な
お、以下の実施形態の説明においては、前記実施形態と
実質的に同一部分には同符号を付して、その説明を省略
又は簡略化することにする。
【0033】図11に示すように、この連結体51は、
前記実施形態における連結体11を、前記バンド部14
の先端が、隣接する結束バンド11の内周に入るように
して、言いかえると、ロック片19に噛合する突起26
が一定間隔で複数設けられている面14bを外向きにし
て、多重に巻いたものである。なお、この回巻体は、例
えばリール等に保持して供給することができる。
【0034】この態様によれば、貫通孔17に挿入され
た先端部14cの基部13から突出した部分が、貫通孔
17に先端部14cを挿入された側の隣接する結束バン
ド12のバンド部14の抱持面14aに押しつけられる
ので、外方に跳ね出ることがなく、巻回作業をスムーズ
に行なうことができる。
【0035】なお、上記実施形態において、多重に巻き
付けられる連結体51どうしの間にテープ状のシートを
挟み込ませることにより、連結体51の引っ掛かりや絡
み合いをより効果的に防止することができる。
【0036】図12は、本発明による結束バンドの連結
体の更に他の実施形態を示す、結束バンドの斜視図であ
る。
【0037】図12に示すように、この結束バンド61
は、前記実施形態における結束バンド12の基部13の
バンド部14側に、テーパ部13aを設けたものであ
る。
【0038】この態様によれば、結束バンド61を連結
し、多重に巻いて、前記実施形態の連結体51とすると
きに、基部13の角部の引っかかりを防止し、巻回作業
をスムーズに行なうことができる。
【0039】図13は、本発明による結束バンドの連結
体の更に他の実施形態を示す、結束バンドの斜視図であ
る。
【0040】図13に示すように、この結束バンド71
は、前記実施形態における連結バンド12の接離部23
を、凹部72に替えたものである。このように、本発明
の結束バンドの凹部は、ロック片19に係合するもので
あれば、リブ22を切離して形成したものでなくともよ
く、凹部72や、その他の形状であってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バンド部の突起が設けられた面の背面先端側に凹部を形
成し、バンド部を、他の結束バンドの貫通孔に、凹部が
形成された面をロック片側に向けて、使用時の挿入方向
に対し逆の方向から挿入し、凹部とロック片とを係合さ
せて連結するようにしたので、個々に製造した結束バン
ドを連結して連結体とすることができる。そのため、複
数の結束バンドを一体に成形する場合に比べ、結束バン
ドの成形装置が小型のものでよく、低コストで製造する
ことができる。また、結束バンドの使用時においては、
例えば引っ張るなどして個々結束バンドに容易に分離で
きるため、切断などの操作を必要とせず、作業性が良好
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による結束バンドの連結体の一実施形態
を示す側面図である。
【図2】同結束バンドの概観を示す斜視図である。
【図3】同結束バンドの正面図である。
【図4】同結束バンドの平面図である。
【図5】同結束バンドの底面図である。
【図6】同結束バンドの側面図である。
【図7】同結束バンドの側断面図である。
【図8】同結束バンドが連結される状態を示す動作説明
図である。
【図9】同結束バンドを自動的にワイヤハーネスに取付
けて締付ける自動結束装置の要部を示す斜視図である。
【図10】ワイヤハーネスを結束した状態にある結束バ
ンドの要部を拡大して示す側断面図である。
【図11】本発明による結束バンドの連結体の他の実施
形態を示す側面図である。
【図12】本発明による結束バンドの連結体の更に他の
実施形態を示す、結束バンドの斜視図である。
【図13】本発明による結束バンドの連結体の更に他の
実施形態を示す、結束バンドの斜視図である。
【符号の説明】
11、51 連結体 12 結束バンド 13 基部 14 バンド部 17 貫通孔 19 ロック片 20 リブ溝 22 リブ 23 切離部 26 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B090 AD02 BA06 3E085 BA06 BB02 BD08 BE05 BF10 3J022 DA17 EA32 EB14 EC14 EC22 ED28 FA05 FB07 FB12 FB22 GA03 GA16 GB43 GB45 GB56 GB74 4E352 AA09 BB15 CC40 CC56 GG27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔とロック片とを有する基部と、前
    記基部から一方に伸び、その片面に前記ロック片と係合
    する突起が形成されたバンド部とを備え、前記バンド部
    を被結束物に巻回して、前記バンド部の先端を前記基部
    の前記貫通孔に挿入すると、前記バンド部の前記突起が
    前記ロック片に係合するようにした結束バンドを、複数
    本連結してなる結束バンドの連結体において、 前記バンド部の前記突起が設けられた面の背面先端側に
    凹部を形成し、 前記バンド部の先端部を、他の結束バンドの前記貫通孔
    に、前記凹部が形成された面を前記ロック片側に向け
    て、使用時の挿入方向に対し逆の方向から挿入し、前記
    凹部と前記ロック片とを係合させることにより、前記結
    束バンドを複数連結したことを特徴とする結束バンドの
    連結体。
  2. 【請求項2】 貫通孔とロック片とを有する基部と、前
    記基部から一方に伸び、その片面に前記ロック片と係合
    する突起が形成されたバンド部とを備え、前記バンド部
    を被結束物に巻回して、前記バンド部の先端を前記基部
    の前記貫通孔に挿入すると、前記バンド部の前記突起が
    前記ロック片に係合するようにした結束バンドを、複数
    本連結してなる結束バンドの連結体において、 前記バンド部の前記突起が設けられた面の背面先端側に
    凹部を形成し、 前記バンド部の先端部を、他の結束バンドの前記貫通孔
    に、前記凹部が形成された面を前記ロック片側に向け
    て、使用時の挿入方向に対し逆の方向から挿入し、前記
    凹部と前記ロック片とを係合させることにより、前記結
    束バンドを複数連結し、 この結束バンドの連結体を、前記バンド部の先端が、隣
    接する結束バンドの内周に入るようにして、巻き付けた
    ことを特徴とする結束バンドの連結体。
  3. 【請求項3】 前記バンド部の先端から所定長さの部分
    を肉薄とし、前記肉薄の部分と肉厚の部分との境に段差
    を設け、前記突起が設けられた面の背面に前記バンド部
    の長さ方向に伸びるリブを設け、前記基部の前記貫通孔
    内部に、前記リブを受け入れるリブ溝を設けた請求項1
    又は2記載の結束バンドの連結体。
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