JP4303066B2 - 止め具及びこれを用いた結束装置 - Google Patents

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本発明は、線材等の被結束部材をバンドにより簡単に結束するための止め具及びこれを用いた結束装置に関する。
例えば、自動車のワイヤハーネスのように多数の線材を束ねる場合、図11に示すようなワンピース形の結束バンド1が使用されている。この結束バンド1は、一側面に延長方向に係合凹部2aが多数設けられたバンド部2と、バンド部2の基端に連設されてバンド部2を挿通する挿通孔3a及びこの挿通孔3a内にバンド部2の係合凹部2aを係止する係止爪3bが設けられたバンド締付部3とが、可撓性を有する樹脂部材により一体に形成されている。この結束バンド1は、バンド部2により多数の線材等の被結束部材を束ねて先端部2bからバンド締付部3の挿通孔3aに挿通させて締め付け、係止爪3bにより係合凹部2aを係止した後、バンド締付部3の先端から突出したバンド部2の端末を切断する。
また、結束バンドの止め具として、四角形枠状の枠部と、この枠部の側面に夫々薄いヒンジ部を介して2本のバーとが一体に形成され、結束バンドの一端をループにして前記枠部を通し、前記ループの中にヒンジ部により180°折り返したバーを挿入して結束バンドを引っ張ることにより、結束バンドがロックされて緩まないようにした結束バンドの止め具がある。(例えば、特許文献1参照。)
特開平8−26327号公報
しかしながら、上記従来のワンピース形の結束バンド1は、バンド部2の長さが代わるだけでこれに応じた別の金型を製作しなければならず、多品種生産による金型の費用が嵩むという問題がある。また、バンド締付部3から突出したバンド部2の端末を切断して廃棄するためにバンド部の無駄が多い。
また、特開平8−26327号公報に開示されている結束バンドの止め具は、段ボールの箱やパレットに積んだ貨物の荷崩れ防止等に使用するもので、形状が大きく、自動車のワイヤハーネス等の線材や小物の結束バンドの止め具としては不適当である。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、成形金型の費用を少なくすることができ、長尺の結束バンドを必要な長さに切断して使用することができると共に被結束部材を締め付ける際のバンドの摺動抵抗を小さくして容易に結束することができ、ワイヤハーネス等の線材や小物の結束に好適な止め具及びこれを用いた結束装置を提供することを目的する。
上記目的を達成するため、結束バンドを両側から挿通させて輪状となし、内部にて二重に重ね合わされた結束バンドを係止可能とする止め具において、請求項1の発明の止め具は、互いに対向する一対の側壁及び両端に開口端をそれぞれ有した略角筒形状をなし一方の前記側壁に該側壁を切り抜いて形成され、一方の開口端から他方の開口端に向けて延び、先端を自由端とした彎曲可能な第1の舌片部と、他方の前記側壁に該側壁を切り抜いて形成され、他方の開口端から第1の舌状部に向けて延び、先端を自由端とした湾曲可能な第2の舌片部と、第1の舌片部の内面に形成され、一方の開口端から他方の開口端への前記結束バンドの挿通を許容するが、逆方向への動きを禁止する第1の係止爪と、第2の舌片部の内面に形成され、他方の開口端から一方の開口端への結束バンドの挿通を許容するが、逆方向への動きを禁止する第2の係止爪とを備え、前記一対の側壁間の間隔が結束バンドの厚みの2倍よりも僅かに大きいことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の止め具と、この止め具と協働し、被結束部材を締め付けて結束する結束バンドとからなる結束装置であって、結束バンドが帯状をなし、各端末が前記止め具の前記各開口端から挿通可能なバンド本体であって、二重に重ね合わされたときの厚さが前記一対の側壁間の間隔よりも僅かに小さい、バンド本体と、このバンド本体の両面それぞれにその長手方向に間隔を存して設けられ、第1の係止爪及び第2の係止爪の一方に係合可能な係合凹部とを有し、そして、係合凹部がバンド本体の両側縁にそれぞれ耳部を残して配置されていることを特徴としている。
請求項3の発明は、係合凹部がバンド本体の両面にてバンド本体の長手方向でみて交互に配置されていることを特徴としている。
結束バンドは、適宜の長さに切断され、被結束部材例えば、複数本の線材等を纏めて一巻きに束ね、一側の端末が止め具の一方の開口端から挿入される。結束バンドは一側の端末側にて、第1の舌片部の係止爪にその一方の面の係合凹部係合されることで、止め具に固定され且つ抜けが阻止される。次いで、結束バンドの他側の端末が前記止め具の他方の開口端から挿入され、止め具内にて結束バンドを二重に重ね合わした状態で他側の端末は前記一方の開口端から引き出される。これにより、結束バンドは前記線材を締め付け、そして、他側の端末側にて第2の舌片部の係止爪にその他方の面の係合凹部が係合され且つ抜けが阻止される。この結果、結束バンドは、複数本の線材を締め付けた状態で前記止め具に固定される。結束バンドは、締め付け方向と止め具の挿通方向とが同じ方向となり、複数本の線材、即ち、前記被結束部材を結束する力で締め付けることができ、結束するときの力の効率がよく、締め付けやすい。止め具は、第1、第2の舌片部及び第1、第2の係止爪が点対称に形成されており、何れの開口端から結束バンドの端末を挿通させてもよく、使い勝手がよく、作業性がよい。
請求項1の発明によれば、止め具は、第1、第2の各舌片部の下方が開口されている形状をなしていることで、金型構造がスライド等の複雑な機構を使用することなく基本的にはキャビティとコアの構造のみで構成が可能であり、安価で精度の高い金型の製作が可能であり、成形性もよい。
請求項2の発明では、長尺の結束バンドを必要な長さに切断して使用することができ、結束バンドの無駄を少なくすることができる。また、止め具に対する結束バンドの挿通方向と被結束部材を締め付ける際の締め付け方向とが同じ方向であるために結束バンドの摺動抵抗が小さく、効率よく締め付けることができ、容易に結束することができる。更に、止め具は、第1、第2の舌片部及び第1、第2の係止爪が点対称に形成されており、何れの開口端から結束バンドの端末を挿通させてもよく、使い勝手がよく、作業性の向上が図られる。また、自動車のワイヤハーネス等の線材や小物の結束に好適である。
請求項3の発明では、結束バンドの両面にその長手方向でみて交互に係合凹部を形成することで、係合凹部を深くすることが可能となり、これに伴い止め具の係止爪を深く係合させることが可能となり、前記止め具の高さを低くすることができ、小型化を図ることが可能となる。これにより、結束後における止め具のしまい込み寸法が小さくなり、他の部材との干渉等を少なくすることができると共に見栄えの向上が図られ、自動車のワイヤハーネス等の線材や小物の結束に好適である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る止め具の平面図、図2は、図1に示す止め具の矢線II方向端面図、図3は、図1に示す止め具の矢線III−IIIに沿う断面図、図4は、図1に示す止め具の矢線IV−IVに沿う断面図である。図1乃至図4に示すように止め具11は、後述する結束用のバンド15(図5)を挿通させて被結束部材を締め付け固定するためのもので、横長の角筒形状をなし、一の対向する側壁例えば、上壁12、下壁13が夫々その全長の略半分強を切り欠かれた長さとされ、上壁12の下方が開口され、下壁13の上方が開口されている。上壁12は、付け根部分12aが開口端11a側に連設され、開口端11b側が自由端とされ、下壁13は、付け根部分13aが開口端11b側に連設され、開口端11a側が自由端とされて舌片状をなし(以下「舌片部12、13」という)、これらの舌片部12、13は、夫々付け根部分12a、13aから外方、内方に湾曲可能とされている。
図3に示すように舌片部12の内面には、係止爪12bが長手方向に沿って所定のピッチで複数例えば、2つ形成されている。これらの係止爪12bは、開口端11a側から内方且つ中心に向かって傾斜面をなして立ち上り、先端から略垂直面をなして立ち下がる側面視略鋸歯状をなしており、開口端11aから開口端11bへの結束バンドの挿通を許容し、前記結束バンドの係合凹部と係合し、且つ開口端11b側から開口端11a側への前記結束バンドの移動(抜け)を禁止(阻止)するように形成されている。係止爪12bは、その幅が図5及び図6に示す結束バンド15の係合凹部15a又は15bの幅よりも狭く(例えば、1/2程度)、その高さが係合凹部15a又は15bの深さと略同じ又は僅かに低く設定されている。舌片部12の先端内側縁部12cは、当該舌片部12の略半分程度の肉厚とされて段差をなし、先端が面取りされて曲面をなしている。
舌片部13も舌片部12と同様に内面に係止爪13bが長手方向に沿って前記所定のピッチで2つ形成されており、これらの係止爪13bは、開口端11b側から内方且つ中心に向かって傾斜面をなして立ち上り、先端から略垂直面をなして立ち下がる側面視略鋸歯状をなし、開口端11bから開口端11aへの結束バンドの挿通を許容して前記結束バンドの係合凹部と係合し、且つ開口端11a側から開口端11b側への前記結束バンドの移動(抜け)を禁止(阻止)するように形成されている。舌片部13の先端内側縁部13cは、当該舌片部13の略半分程度の肉厚とされて段差をなし、先端が面取りされて曲面をなしている。これらの舌片部12と13とは図3に示すように点対称に形成されている。この止め具11は、耐候性及び潤滑性を有する樹脂部材例えば、ポリアセタールにより一体に成形されている。従って、舌片部12、13は、弾性を有しており付け根部分12a、13aから内方、外方に彎曲可能とされる。尚、係止爪12b、13bは、2個に限るものではなく1個づつ設けてもよいが、複数(2つ以上)設けることで強度の向上が図られて好ましい。
止め具11は、舌片部12の下方が開口され、舌片部13の上方が開口されている形状をなしていることで、金型構造がスライド等の複雑な機構を使用することなく基本的にはキャビティとコアの構造のみで構成が可能であり、安価で精度の高い金型の製作が可能であり、成形性もよい。
図5は、結束バンドの一部平面図、図6は、図5の結束バンドの矢線VI−VIに沿う断面図である。図5及び図6に示すように結束バンド15は、図2に2点鎖線で示すようにその幅が、止め具11の両側壁14、14の内面と僅かな隙間を存して挿通可能とされ、その厚みが二重に重ねた状態で上下の舌片部12、13の内面と夫々僅かな隙間を存して挿通可能とされている(図9)。結束バンド15は、上下両面に係合凹部15a、15bが交互に前記舌片部12、13の係止爪12b、13bのピッチと同じピッチで長手方向に形成されている。これらの係合凹部15a、15bの幅は、係止爪12b、13bの約2倍程度とされ、且つ両側に耳部15cが形成されて強度を確保されており、その深さは、係止爪12b、13bの高さよりも僅かに深く形成されている。この結束バンド15は、可撓性、耐候性及び潤滑性を有する例えば、ポリアミド樹脂部材(ナイロン)により長尺(数メートル乃至数十メートル以上の長さ)に形成されてボビン等に巻回され、適宜の長さに切断して使用される。
図7は、結束バンドの他の実施例を示し、結束バンド16は、両面に対称位置に舌片部12、13の係止爪12b、13bと係合する係合凹部16a、16bが係止爪12bと12bとのピッチの半分のピッチで長手方向に形成されており、対向する係合凹部16aと16bとの間には底部を形成する隔壁16d及び両側部の耳部(図示せず)が設けられて強度が確保されている。従って、結束バンド16は、結束バンド15と同じ肉厚とした場合、係合凹部16a、16bの深さが係合凹部15a、16aと比べて隔壁16dの厚さ分だけ浅くなっている。
以下に止め具11と結束バンド15を使用した結束装置の使用例について説明する。
図8に示すように作業者は、適宜の長さに切断した結束バンド15により被結束部材21の電線22を複数本纏めて一巻きに束ね、一側の端末15dを図9に示すように止め具11の開口端11bから矢印A向に挿入して舌片部13の係止爪13bに結束バンド15の内側面の係合凹部15bを係合させる。このとき端末15dを止め具11の開口端11aから適宜の長さ延出させることが好ましい。これにより、結束バンド15の一側端末15dが止め具11の舌片部13に固定され、且つ抜けが阻止される。
次いで、作業者は、結束バンド15の他側の端末15eを図9に示すように止め具11の開口端11aから矢印B方向に挿入して開口端11bから引き出し、図10に示すように矢印B方向に引っ張り、電線22を締め付けて舌片部12の各係止爪12bに外側面の係合凹部15aを係合させる。このとき、結束バンド15は、一側端末15d上に他側端末15eが重なることで2倍の厚みとなり、舌片部12が弾性により付け根部分12aから外側に湾曲して結束バンド15の挿通が容易となる。結束バンド15の締め付けを停止すると、舌片部12が弾性により元の状態に復帰して、係止爪12bが結束バンド15の対向する係合凹部15aに係合する。結束バンド15の一側端末15dを止め具11の開口端11a側から延出させ、当該開口端11a側から挿入する他側端末15e側を前記一側端末15d側の上に重ねて厚みを増すことで、他側端末15e側の係合凹部15aに舌片部12の係止爪12bを深く係合させることができ、外れることが防止される。これにより、結束バンド15が複数の電線22を締め付けた状態で止め具11に強固に固定され、且つ抜けが阻止される。結束後、止め具11の開口端11bから突出する結束バンド15の端末15eを適宜の長さに切断する。
結束バンド15を締め付ける際に図9及び図10に示すように結束バンド15の締め付け方向と、結束バンド15を止め具11に挿通させる方向とが同じ方向となり、被結束部材21を結束する力で締め付けることができ、結束するときの力の効率がよく、締め付けやすい。また、止め具11、結束バンド15が潤滑性を有し、更に係止爪12b、13bの幅が係合凹部15a、15bの幅の略半分程度とされていることで、締め付ける際の係止爪12b、13bと結束バンド15との間の摺動抵抗が小さくなり作業性が向上する。また、止め具11は、図3に示すように舌片部12、13及び係止爪12b、13bが点対称に形成されていることで、使い勝手がよく、作業性の向上が図られる。これにより、自動車のワイヤハーネス等を簡単に結束することができる。
止め具11及び結束バンド15により結束されている複数の電線22の中から特定の電線21を外したり、或いは結束バンド15による結束を解除する場合には、図9に2点鎖線で示すように舌片部12の先端内側縁部12cと結束ベルト15との間の隙間に例えば、細いドライバー23の先端を差し込む。このとき、舌片部12の先端が面取りされて曲面をなしていることで、ドライバー23の挿入が容易となる。次いで、ドライバー23により舌片部12を外側に湾曲させ、係止爪12bを係合凹部15aから離隔させて係合を解除し、結束ベルト15を点線で示す矢印C方向に引っ張る。これにより、止め具11から結束バンド15の端末15e側を簡単に外すことができ、作業性の向上が図られる。また、前記外した結束バンド15を再度使用することができる。
図9に示すように結束バンドとして両面に交互に係合凹部15a、15bを形成したタイプの結束バンド15を使用すると、係合凹部15a、15bを深くすることが可能となり、止め具11の舌片部12、13の係止爪12b、13bを深く係合させることが可能となり、止め具11の高さを低くすることができ、止め具11の小型化を図る上で好ましい。また、図7に示す結束バンド16を使用する場合には、係合凹部16a、16bの各ピッチが係止爪12b、13bのピッチの半分とされていることで、被結束部材の締付力の調整がし易い。
本発明に係る止め具の平面図である。 図1に示す止め具の矢線II方向端面図である。 図1に示す止め具の矢線III−IIIに沿う断面図である。 図1に示す止め具の矢線IV−IVに沿う断面図である。 本発明に係る結束装置の結束バンドの平面図である。 図4に示すバンドの矢線VI−VIに沿う断面図である。 本発明に係る結束バンドの他の実施例を示す断面図である。 図1に示す止め具と図4に示す結束バンドから成る結束装置の使用例を示す説明図である。 図8に示す止め具と結束バンドとの係合状態を示す説明図である 図8に示す結束装置により被結束部材を結束した状態を示す説明図である。 従来の結束バンドの一例を示す斜視図である。
符号の説明
11 止め具
12、13 舌片部
12b、13b 係止爪
15、16 結束バンド
15a、15b、16a、16b 係合凹部
21 被結束部材
22 電線

Claims (3)

  1. 結束バンドを両側から挿通させて輪状となし、内部にて二重に重ね合わされた前記結束バンドを係止可能とする止め具において、
    止め具は、互いに対向する一対の側壁及び両端に開口端をそれぞれ有した略角筒状をなし
    一方の前記側壁に該側壁を切り抜いて形成され、一方の前記開口端から他方の開口端に向けて延び、先端を自由端とした彎曲可能な第1の舌片部と、
    他方の前記側壁に該側壁を切り抜いて形成され、前記他方の開口端から前記第1の舌状部に向けて延び、先端を自由端とした湾曲可能な第2の舌片部と、
    前記第1の舌片部の内面に形成され、前記一方の開口端から前記他方の開口端への前記結束バンドの挿通を許容するが、逆方向への動きを禁止する第1の係止爪と、
    前記第2の舌片部の内面に形成され、前記他方の開口端から前記一方の開口端への結束バンドの挿通を許容するが、逆方向への動きを禁止する第2の係止爪と
    を備え、
    前記一対の側壁間の間隔は、前記結束バンドの厚みの2倍よりも僅かに大きいことを特徴とする止め具。
  2. 請求項1に記載の止め具と、
    前記止め具と協働し、被結束部材を締め付けて結束する結束バンドと
    を備え、
    前記結束バンドは、
    帯状をなし、各端末が前記止め具内に前記各開口端から挿通可能なバンド本体であって、二重に重ね合わされたときの厚さが前記一対の側壁間の間隔よりも僅かに小さい、バンド本体と、
    前記バンド本体の両面それぞれにその長手方向に間隔を存して設けられ、前記第1の係止爪及び第2の係止爪の一方に係合可能な係合凹部とを有し、
    前記係合凹部は、前記バンド本体の両側縁にそれぞれ耳部を残して配置されていることを特徴とする結束装置
  3. 前記係合凹部は、前記バンド本体の前記両面にて前記バンド本体の長手方向でみて交互に配置されていることを特徴とする請求項2記載の結束装置
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