JPH0861317A - ハーネス結束クリップ - Google Patents
ハーネス結束クリップInfo
- Publication number
- JPH0861317A JPH0861317A JP6218333A JP21833394A JPH0861317A JP H0861317 A JPH0861317 A JP H0861317A JP 6218333 A JP6218333 A JP 6218333A JP 21833394 A JP21833394 A JP 21833394A JP H0861317 A JPH0861317 A JP H0861317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harness
- binding clip
- band body
- projections
- triangular
- Prior art date
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- Granted
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- Clamps And Clips (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハーネスに対する回転を効果的に防止できる
ハーネス結束クリップの提供。 【構成】 ハーネスＨを抱持する内面の長手方向に突起
を一定の間隔をおいて形成したバンド体１と、内部に該
バンド体を挿通する挿通孔４を画成したロック体２と、
パネル１３側に係着される脚体３とを一体に備えるハー
ネス結束クリップにおいて、各突起７・８を逆止端７ａ
・８ａを有する三角形状となして、該三角突起をバンド
体の内面に２列状態をもって配列し、且つ、一方の列側
に存する三角突起７と他方の列側に存する三角突起８の
各逆止端の向きを互いに逆向きとなすことにより、結束
状態のままでの運搬や取扱中に、例え、ハーネスに対し
て結束クリップが不用意に回転しようとしても、いずれ
かの列側に存する三角突起の各逆止端がハーネス側に強
固に食い込んで、結束クリップの如何なる方向への回転
も確実に阻止できる。
ハーネス結束クリップの提供。 【構成】 ハーネスＨを抱持する内面の長手方向に突起
を一定の間隔をおいて形成したバンド体１と、内部に該
バンド体を挿通する挿通孔４を画成したロック体２と、
パネル１３側に係着される脚体３とを一体に備えるハー
ネス結束クリップにおいて、各突起７・８を逆止端７ａ
・８ａを有する三角形状となして、該三角突起をバンド
体の内面に２列状態をもって配列し、且つ、一方の列側
に存する三角突起７と他方の列側に存する三角突起８の
各逆止端の向きを互いに逆向きとなすことにより、結束
状態のままでの運搬や取扱中に、例え、ハーネスに対し
て結束クリップが不用意に回転しようとしても、いずれ
かの列側に存する三角突起の各逆止端がハーネス側に強
固に食い込んで、結束クリップの如何なる方向への回転
も確実に阻止できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の内部に配線さ
れるハーネスを結束保持して、所定のパネル側に固定す
ることのできる結束クリップの改良に関するものであ
る。
れるハーネスを結束保持して、所定のパネル側に固定す
ることのできる結束クリップの改良に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種結束クリップとして、特開
平３−５６７８６号公報に示すものが存する。該従来の
結束クリップは、具体的には図示しないが、合成樹脂の
一体成形品で、可撓性を有する長尺なバンド体と、内部
に該バンド体を挿通する挿通孔を画成したロック体と、
パネルに穿設された取付孔に係着する弾性変形可能な脚
体とを一体に備え、特に、バンド体に対しては、その外
面側に係止列歯を連続して形成し、ハーネスを抱持する
内面側の長手方向中央部に複数の突起を一定の間隔をお
いて１列状態に形成する構成となっている。
平３−５６７８６号公報に示すものが存する。該従来の
結束クリップは、具体的には図示しないが、合成樹脂の
一体成形品で、可撓性を有する長尺なバンド体と、内部
に該バンド体を挿通する挿通孔を画成したロック体と、
パネルに穿設された取付孔に係着する弾性変形可能な脚
体とを一体に備え、特に、バンド体に対しては、その外
面側に係止列歯を連続して形成し、ハーネスを抱持する
内面側の長手方向中央部に複数の突起を一定の間隔をお
いて１列状態に形成する構成となっている。
【０００３】そして、実際の使用に際しては、上記長尺
なバンド体の内面側でハーネスを抱持する状態を得て、
バンド体の自由端部をロック体の挿通孔内に挿入して、
当該バンド体の自由端部をロック体の挿通孔内から引き
出せば、バンド体の外面に形成されている係止列歯に挿
通孔内に設けられているロック爪が係止して、ハーネス
を結束状態に保持できるので、後は、弾性変形可能な脚
体をパネルの取付孔に係着すれば、ハーネスが結束状態
のままパネルに固定される。又、上記したハーネスの結
束状態の下では、理論的には、バンド体の内面に形成さ
れている複数の突起でハーネス側を押さえ付けることが
可能となるので、斯る結束状態のまま、ハーネスを運搬
したり取り扱う場合には、ハーネスに対して結束クリッ
プが不用意に横ズレしたり回転したりすることを防止で
きる。
なバンド体の内面側でハーネスを抱持する状態を得て、
バンド体の自由端部をロック体の挿通孔内に挿入して、
当該バンド体の自由端部をロック体の挿通孔内から引き
出せば、バンド体の外面に形成されている係止列歯に挿
通孔内に設けられているロック爪が係止して、ハーネス
を結束状態に保持できるので、後は、弾性変形可能な脚
体をパネルの取付孔に係着すれば、ハーネスが結束状態
のままパネルに固定される。又、上記したハーネスの結
束状態の下では、理論的には、バンド体の内面に形成さ
れている複数の突起でハーネス側を押さえ付けることが
可能となるので、斯る結束状態のまま、ハーネスを運搬
したり取り扱う場合には、ハーネスに対して結束クリッ
プが不用意に横ズレしたり回転したりすることを防止で
きる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の結束
クリップは、当該各突起を単なるリブ状に突出させて、
バンド体の内面長手方向に対して１列状態に形成するだ
けであるから、このリブ状突起から得られる押さえ付け
作用では、ハーネスに対する結束クリップの横ズレはそ
れなりに防止できるとしても、ハーネスに対する結束ク
リップの回転までをも効果的に防止するには至らない。
この為、従来の結束クリップを使用する場合には、ハー
ネスに対する結束クリップの不用意な回転に起因して、
そのままでは、当該結束クリップの脚体をパネル側の取
付孔に即座に係着することができなくなる恐れが十分に
あるので、その修正作業が別に必要となったり、結束ク
リップの回転を防止する予防対策が更に必要となって、
使用上の不利不便を招来している。
クリップは、当該各突起を単なるリブ状に突出させて、
バンド体の内面長手方向に対して１列状態に形成するだ
けであるから、このリブ状突起から得られる押さえ付け
作用では、ハーネスに対する結束クリップの横ズレはそ
れなりに防止できるとしても、ハーネスに対する結束ク
リップの回転までをも効果的に防止するには至らない。
この為、従来の結束クリップを使用する場合には、ハー
ネスに対する結束クリップの不用意な回転に起因して、
そのままでは、当該結束クリップの脚体をパネル側の取
付孔に即座に係着することができなくなる恐れが十分に
あるので、その修正作業が別に必要となったり、結束ク
リップの回転を防止する予防対策が更に必要となって、
使用上の不利不便を招来している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯る従来の結
束クリップの課題を有効に解決するために開発されたも
ので、ハーネスを抱持する内面の長手方向に突起を一定
の間隔をおいて形成したバンド体と、内部に該バンド体
を挿通する挿通孔を画成したロック体と、パネル側に係
着される脚体とを一体に備えるハーネス結束クリップを
前提として、上記の各突起を逆止端を有する三角形状と
なして、該三角突起をバンド体の内面に２列状態をもっ
て配列し、且つ、一方の列側に存する三角突起と他方の
列側に存する三角突起の各逆止端の向きを互いに逆向き
となす構成を採用した。
束クリップの課題を有効に解決するために開発されたも
ので、ハーネスを抱持する内面の長手方向に突起を一定
の間隔をおいて形成したバンド体と、内部に該バンド体
を挿通する挿通孔を画成したロック体と、パネル側に係
着される脚体とを一体に備えるハーネス結束クリップを
前提として、上記の各突起を逆止端を有する三角形状と
なして、該三角突起をバンド体の内面に２列状態をもっ
て配列し、且つ、一方の列側に存する三角突起と他方の
列側に存する三角突起の各逆止端の向きを互いに逆向き
となす構成を採用した。
【０００６】
【作用】依って、本発明にあっては、バンド体の内面の
長手方向に対して、逆止端を有する三角突起を２列状態
をもって配列して、一方の列側に存する三角突起と他方
の列側に存する三角突起の各逆止端の向きを互いに逆向
きとなした関係で、結束状態のままでの運搬や取扱中
に、例え、ハーネスに対して結束クリップが不用意に回
転しようとしても、いずれかの列側に存する三角突起の
各逆止端がハーネス側に強固に食い込んで、結束クリッ
プの如何なる方向への回転も確実に阻止できるので、ハ
ーネスに対する横ズレに加えて、ハーネスに対する結束
クリップの回転をも効果的に防止することが初めて可能
となる。
長手方向に対して、逆止端を有する三角突起を２列状態
をもって配列して、一方の列側に存する三角突起と他方
の列側に存する三角突起の各逆止端の向きを互いに逆向
きとなした関係で、結束状態のままでの運搬や取扱中
に、例え、ハーネスに対して結束クリップが不用意に回
転しようとしても、いずれかの列側に存する三角突起の
各逆止端がハーネス側に強固に食い込んで、結束クリッ
プの如何なる方向への回転も確実に阻止できるので、ハ
ーネスに対する横ズレに加えて、ハーネスに対する結束
クリップの回転をも効果的に防止することが初めて可能
となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図示する一実施例に基づいて
詳述すれば、該実施例に係る結束クリップも、合成樹脂
の一体成形品で、図１・図２に示す如く、可撓性を有す
る長尺なバンド体１と、該バンド体１の基端部１ａ側に
連設されて内部にバンド体１を挿通するロック爪５付き
挿通孔４を画成したロック体２と、バンド体１の基端部
１ａ寄りの外面から垂設された弾性変形可能な脚体３と
を一体に備え、バンド体１に対しては、その外面の長手
方向に係止列歯６を連続して形成し、ハーネスを抱持す
る内面の長手方向に突起７・８を一定の間隔をおいて形
成することを前提とするものではあるが、特徴とすると
ころは、以下の構成を採用した点にある。
詳述すれば、該実施例に係る結束クリップも、合成樹脂
の一体成形品で、図１・図２に示す如く、可撓性を有す
る長尺なバンド体１と、該バンド体１の基端部１ａ側に
連設されて内部にバンド体１を挿通するロック爪５付き
挿通孔４を画成したロック体２と、バンド体１の基端部
１ａ寄りの外面から垂設された弾性変形可能な脚体３と
を一体に備え、バンド体１に対しては、その外面の長手
方向に係止列歯６を連続して形成し、ハーネスを抱持す
る内面の長手方向に突起７・８を一定の間隔をおいて形
成することを前提とするものではあるが、特徴とすると
ころは、以下の構成を採用した点にある。
【０００８】即ち、本実施例にあっては、図示する如
く、上記の各突起７・８を片側のみに鋭く突出する逆止
端７ａ・８ａを有する直角三角形状となして、当該三角
突起７・８をバンド体１の内面に形成する場合には、垂
設された脚体３から自由端部１ｂ寄りの範囲の両側縁に
２列状態をもって配列すると共に、この２列の内、一方
の列側に存する三角突起７と他方の列側に存する三角突
起８の各逆止端７ａ・８ａの向きを互いに逆向きとなす
構成となしたものである。尚、図中、９は、引き出し作
業を容易とするために、バンド体１の自由端部１ｂの外
面に形成された把持凸部、１０は、上記脚体３と共働し
てパネルの取付孔の孔縁を挾持する一対のフランジ片、
１１は、バンド体１の内面に形成された円弧状を呈する
ハーネスの受け座、１２は、２列の各三角突起７・８の
通過を許容するために、ロック体２の挿通孔４の対応内
壁面に形成されたガイド溝である。
く、上記の各突起７・８を片側のみに鋭く突出する逆止
端７ａ・８ａを有する直角三角形状となして、当該三角
突起７・８をバンド体１の内面に形成する場合には、垂
設された脚体３から自由端部１ｂ寄りの範囲の両側縁に
２列状態をもって配列すると共に、この２列の内、一方
の列側に存する三角突起７と他方の列側に存する三角突
起８の各逆止端７ａ・８ａの向きを互いに逆向きとなす
構成となしたものである。尚、図中、９は、引き出し作
業を容易とするために、バンド体１の自由端部１ｂの外
面に形成された把持凸部、１０は、上記脚体３と共働し
てパネルの取付孔の孔縁を挾持する一対のフランジ片、
１１は、バンド体１の内面に形成された円弧状を呈する
ハーネスの受け座、１２は、２列の各三角突起７・８の
通過を許容するために、ロック体２の挿通孔４の対応内
壁面に形成されたガイド溝である。
【０００９】依って、斯る結束クリップの使用に際して
も、基本的には、従来と同様に、長尺なバンド体１の内
面側でハーネスＨを抱持する状態を得て、バンド体１の
自由端部１ｂをロック体２の挿通孔４内に挿入して、当
該バンド体１の自由端部１ｂをロック体２の挿通孔４内
から引き出すと、図３に示す如く、バンド体１の外面に
形成されている係止列歯６に挿通孔４内のロック爪５が
係止して、ハーネスＨを結束状態に保持できるので、後
は、脚体３をパネル１３に穿設されている取付孔１４に
弾性係着すれば、ハーネスＨを結束状態のままパネル１
３側に簡単に固定できる。
も、基本的には、従来と同様に、長尺なバンド体１の内
面側でハーネスＨを抱持する状態を得て、バンド体１の
自由端部１ｂをロック体２の挿通孔４内に挿入して、当
該バンド体１の自由端部１ｂをロック体２の挿通孔４内
から引き出すと、図３に示す如く、バンド体１の外面に
形成されている係止列歯６に挿通孔４内のロック爪５が
係止して、ハーネスＨを結束状態に保持できるので、後
は、脚体３をパネル１３に穿設されている取付孔１４に
弾性係着すれば、ハーネスＨを結束状態のままパネル１
３側に簡単に固定できる。
【００１０】しかし、本実施例にあっては、従来のもの
と異なり、バンド体１の内面の長手方向に対して、逆止
端７ａ・８ａを有する三角突起７・８を２列状態をもっ
て配列して、一方の列側に存する三角突起７と他方の列
側に存する三角突起８の各逆止端７ａ・８ａの向きを互
いに逆向きとなしている関係で、結束状態のままでの運
搬や取扱中に、今仮に、結束クリップ自体が図中矢印Ａ
方向に回転しようとした場合には、一方の列側に存する
複数の三角突起７の各逆止端７ａがハーネスＨ側に強固
に食い込んで、結束クリップのＡ方向に対する回転を確
実に阻止し、逆に、結束クリップが図中Ｂ方向に回転し
ようとした場合には、今度は、逆向きとなっている他方
の列側に存する複数の三角突起８の各逆止端８ａがハー
ネスＨ側に強固に食い込んで、結束クリップのＢ方向に
対する回転を確実に阻止できるので、いずれにしても、
本実施例の下では、運搬・取扱中において、ハーネスＨ
に対する結束クリップの回転を効果的に防止できること
となる。
と異なり、バンド体１の内面の長手方向に対して、逆止
端７ａ・８ａを有する三角突起７・８を２列状態をもっ
て配列して、一方の列側に存する三角突起７と他方の列
側に存する三角突起８の各逆止端７ａ・８ａの向きを互
いに逆向きとなしている関係で、結束状態のままでの運
搬や取扱中に、今仮に、結束クリップ自体が図中矢印Ａ
方向に回転しようとした場合には、一方の列側に存する
複数の三角突起７の各逆止端７ａがハーネスＨ側に強固
に食い込んで、結束クリップのＡ方向に対する回転を確
実に阻止し、逆に、結束クリップが図中Ｂ方向に回転し
ようとした場合には、今度は、逆向きとなっている他方
の列側に存する複数の三角突起８の各逆止端８ａがハー
ネスＨ側に強固に食い込んで、結束クリップのＢ方向に
対する回転を確実に阻止できるので、いずれにしても、
本実施例の下では、運搬・取扱中において、ハーネスＨ
に対する結束クリップの回転を効果的に防止できること
となる。
【００１１】又、この各列側に存する三角突起７・８の
逆止端７ａ・８ａのハーネスＨ側への食い込みは、ハー
ネスＨに対する結束クリップの横ズレをも効果的に防止
できると共に、横ズレ防止に関しては、先に説明した円
弧状を呈する受け座１１も関与することとなる。
逆止端７ａ・８ａのハーネスＨ側への食い込みは、ハー
ネスＨに対する結束クリップの横ズレをも効果的に防止
できると共に、横ズレ防止に関しては、先に説明した円
弧状を呈する受け座１１も関与することとなる。
【００１２】尚、上記の実施例は、脚体３をロック体２
から分離して、脚体３をバンド体１側に設けたものであ
るが、結束クリップ自体の基本形態はこれのみに限定さ
れるものではなく、例えば、図４に示すロック体２の下
面側にフランジ片１０と脚体３を設ける形態のものを含
めて、バンド体１とロック体２と脚体３を一体に備える
ものであれば、如何なる形態の結束クリップに対して
も、実施応用できることは言うまでもない。
から分離して、脚体３をバンド体１側に設けたものであ
るが、結束クリップ自体の基本形態はこれのみに限定さ
れるものではなく、例えば、図４に示すロック体２の下
面側にフランジ片１０と脚体３を設ける形態のものを含
めて、バンド体１とロック体２と脚体３を一体に備える
ものであれば、如何なる形態の結束クリップに対して
も、実施応用できることは言うまでもない。
【００１３】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、結束状態のままでの運搬や取扱中に、例え、ハ
ーネスに対して結束クリップが回転しようとしても、い
ずれかの列側に存する三角突起の各逆止端のハーネス側
に対する強固な食い込みで、結束クリップの如何なる方
向への回転をも確実に阻止することができるので、ハー
ネスに対する横ズレに加えて、ハーネスに対する結束ク
リップの回転をも効果的に防止することが初めて可能と
なった。従って、ハーネスを最終的にパネルに固定する
段階で、結束クリップの位置や姿勢を修正する作業が不
要となると共に、結束クリップの回転を防止する予防対
策も全く不要となる。
により、結束状態のままでの運搬や取扱中に、例え、ハ
ーネスに対して結束クリップが回転しようとしても、い
ずれかの列側に存する三角突起の各逆止端のハーネス側
に対する強固な食い込みで、結束クリップの如何なる方
向への回転をも確実に阻止することができるので、ハー
ネスに対する横ズレに加えて、ハーネスに対する結束ク
リップの回転をも効果的に防止することが初めて可能と
なった。従って、ハーネスを最終的にパネルに固定する
段階で、結束クリップの位置や姿勢を修正する作業が不
要となると共に、結束クリップの回転を防止する予防対
策も全く不要となる。
【図１】本発明の実施例に係る結束クリップを示す全体
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】同結束クリップでハーネスを結束保持した状態
を一部切欠して示す側面図である。
を一部切欠して示す側面図である。
【図４】本発明の他例を示す斜視図である。
１ バンド体 ２ ロック体 ３ 脚体 ４ 挿通孔 ５ ロック爪 ６ 係止列歯 ７ 一方の列側に存する三角突起 7a 同逆止端 ８ 他方の列側に存する三角突起 8a 同逆止端 13 パネル 14 取付孔 Ｈ ハーネス
Claims (1)
- 【請求項１】 ハーネスを抱持する内面の長手方向に突
起を一定の間隔をおいて形成したバンド体と、内部に該
バンド体を挿通する挿通孔を画成したロック体と、パネ
ル側に係着される脚体とを一体に備えるハーネス結束ク
リップにおいて、上記の各突起を逆止端を有する三角形
状となして、該三角突起をバンド体の内面に２列状態を
もって配列し、且つ、一方の列側に存する三角突起と他
方の列側に存する三角突起の各逆止端の向きを互いに逆
向きとなしたことを特徴とするハーネス結束クリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21833394A JP3252343B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | ハーネス結束クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21833394A JP3252343B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | ハーネス結束クリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861317A true JPH0861317A (ja) | 1996-03-08 |
| JP3252343B2 JP3252343B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=16718221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21833394A Expired - Fee Related JP3252343B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | ハーネス結束クリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3252343B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100787478B1 (ko) * | 2007-08-17 | 2007-12-21 | 박영훈 | 다용도 끈 |
| KR20100033566A (ko) * | 2008-09-22 | 2010-03-31 | 삼성전자주식회사 | 클램프 및 이를 포함하는 자동차용 이온발생기의 고정구조 |
| KR20160072247A (ko) * | 2013-10-24 | 2016-06-22 | 엔테그리스, 아이엔씨. | 유압 커넥터용 회전방지 장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5863462B2 (ja) * | 2012-01-06 | 2016-02-16 | 古河電気工業株式会社 | クランプ |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01146721U (ja) * | 1987-07-29 | 1989-10-11 | ||
| JPH0356786A (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-12 | Daiwa Kasei Kogyo Kk | ベルトクランプ |
| JPH0594507U (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-24 | 大和化成工業株式会社 | ベルトクランプ |
| JPH07279911A (ja) * | 1994-04-14 | 1995-10-27 | Daiwa Kasei Kogyo Kk | バンドクランプ |
-
1994
- 1994-08-22 JP JP21833394A patent/JP3252343B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH01146721U (ja) * | 1987-07-29 | 1989-10-11 | ||
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| JPH07279911A (ja) * | 1994-04-14 | 1995-10-27 | Daiwa Kasei Kogyo Kk | バンドクランプ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100787478B1 (ko) * | 2007-08-17 | 2007-12-21 | 박영훈 | 다용도 끈 |
| KR20100033566A (ko) * | 2008-09-22 | 2010-03-31 | 삼성전자주식회사 | 클램프 및 이를 포함하는 자동차용 이온발생기의 고정구조 |
| KR20160072247A (ko) * | 2013-10-24 | 2016-06-22 | 엔테그리스, 아이엔씨. | 유압 커넥터용 회전방지 장치 |
| JP2017503970A (ja) * | 2013-10-24 | 2017-02-02 | インテグリス・インコーポレーテッド | 油圧コネクタ用の回転止め装置 |
| US10352491B2 (en) | 2013-10-24 | 2019-07-16 | Entegris, Inc. | Anti-rotation device for hydraulic connectors |
| KR20200027053A (ko) * | 2013-10-24 | 2020-03-11 | 엔테그리스, 아이엔씨. | 유압 커넥터용 회전방지 장치 |
| KR20210000747A (ko) * | 2013-10-24 | 2021-01-05 | 엔테그리스, 아이엔씨. | 유압 커넥터용 회전-방지 밴드 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3252343B2 (ja) | 2002-02-04 |
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