JP2017503970A - 油圧コネクタ用の回転止め装置 - Google Patents

油圧コネクタ用の回転止め装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017503970A
JP2017503970A JP2016526154A JP2016526154A JP2017503970A JP 2017503970 A JP2017503970 A JP 2017503970A JP 2016526154 A JP2016526154 A JP 2016526154A JP 2016526154 A JP2016526154 A JP 2016526154A JP 2017503970 A JP2017503970 A JP 2017503970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
protrusion
rotation
hydraulic connector
female nut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016526154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017503970A5 (ja
JP6611357B2 (ja
Inventor
ジョン・レイス
マイケル・シュレイシャー
ジェフリー・ジェイ・マッケンジー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Entegris Inc
Original Assignee
Entegris Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Entegris Inc filed Critical Entegris Inc
Publication of JP2017503970A publication Critical patent/JP2017503970A/ja
Publication of JP2017503970A5 publication Critical patent/JP2017503970A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6611357B2 publication Critical patent/JP6611357B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L19/00Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L19/005Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts comprising locking means for the threaded member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L19/00Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L19/04Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts using additional rigid rings, sealing directly on at least one pipe end, which is flared either before or during the making of the connection
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L33/00Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
    • F16L33/22Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts
    • F16L33/223Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts the sealing surfaces being pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L47/00Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics
    • F16L47/04Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics with a swivel nut or collar engaging the pipe
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L47/00Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics
    • F16L47/04Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics with a swivel nut or collar engaging the pipe
    • F16L47/041Connecting arrangements or other fittings specially adapted to be made of plastics or to be used with pipes made of plastics with a swivel nut or collar engaging the pipe the plastic pipe end being flared either before or during the making of the connection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

油圧コネクタ組立品からの液漏れを防ぐための回転止め装置である。回転止め装置の複数の実施例により、圧縮式管継手などのねじ込み式コネクタが緩んだ後に一回転未満しか回転できないような構造を提供する。多くの用途では、緩みの角度を制限すれば十分に液漏れを防ぐことができる。構造的には、油圧コネクタの雌ナットに固定するためのバンドを回転止め装置に含めることができる。突起をバンドから横方向に延ばし、油圧コネクタ組立品の雄体にある係止片に係合させることにより、液漏れの原因となる雌ナットの回転を制限する。

Description

関連出願
本出願は2013年10月24日に出願の米国特許仮出願第61/895,245号の利益を主張するとともに、参照によりその全体を本明細書に援用する。
本開示は一般に油圧コネクタの領域を対象としており、さらに具体的にはポリマーまたはフッ素ポリマーの材料からなる油圧コネクタ用のロック装置を対象とする。
ポリマーまたはフッ素ポリマーで製造された油圧コネクタは、半導体産業や半導体に関連する産業などで見られるような苛性流体を取扱う過程での使用が支持されてきた。これらのコネクタの特徴は高い温度に達した後に緩みやすくなるということである。例えば摂氏約200度(華氏約393度)まで熱せられる熱サイクルをたった一度経ただけでも、フッ素ポリマー製の油圧コネクタが緩んでしまうことが観察されている。熱サイクルを繰り返し経ることにより、コネクタはさらに緩んでしまう可能性がある。同様に、一度緩んでしまうと作業中の油圧コネクタが受ける振動により、さらに緩む可能性もある。最終的には緩みにより油圧コネクタに液漏れを生じさせる可能性がある。継手も同様に継手の付いた完全な組立品を組立場所から最終目的地まで輸送するときの振動により緩む可能性がある。
油圧コネクタに液漏れを生じさせる緩みを防止するシステムが待ち望まれている。
本開示の要旨
本開示の様々な実施例では、圧縮式管継手などのねじ込み式コネクタが緩んでしまった後でも一回転未満しか回転できないようにする機構を提供する。多くの用途では、緩みの角度を制限すれば十分に液漏れを防ぐことができる。実施例によっては、例えばフレア継手や挿入継手または挿入式継手などのよく使われる圧縮式管継手のほか、インテグリス社(Entegris, Inc.)が製造するPRIMELOCK(プライムロック)継手にも後付けすることができる。
構造的には、本開示の油圧コネクタ組立品の様々な実施例は、雌ナットにねじ込まれる雄体を備えており、その雄体は半径方向外向きに延びる係止片を有している。また雌ナットは中心軸を中心とし、外面には凹所が形成されており、係止片に対して遠位となる近位端が設けられている。回転止めバンドを雌ナットに係合させ、雌ナットの周囲に周方向に延びて、回転止めバンドの近位縁が形成されている。回転止めバンドには基部と突出部とを有する突起が備えられている。基部は回転止めバンドの内面から半径方向内向きに延び、突起の突出部は中心軸に平行な方向に延びて回転止めバンドの近位縁よりも近位側に突出している。雌ナットの凹所内には突起の基部を設置することができる。実施例によっては、雄体に対して雌ナットを回転させると回転止めバンドもそれと一緒に回転し、突起の突出部が雄体の係止片に係合し、雌ナットがそれ以上回転しないようになる。
実施例として、雌ナットにねじ係合する雄体を備える油圧コネクタ組立品を開示している。雄体は半径方向外向きに延びる係止片を有し、雌ナットは中心軸を中心とし、外面には凹所が形成されている。回転止めバンドは雌ナットに係合し、回転止めバンドの近位縁を成すように雌ナットの周りを周方向に延びている。回転止めバンドには基部と突出部とを有する突起を設けることができる。基部を回転止めバンドの内面から半径方向内向きに延ばし、その基部を雌ナットの凹所内に配置することができる。一実施例として、突起の突出部は回転止めバンドの近位縁よりも近位側に中心軸に平行な方向に突出している。雄体に対して雌ナットが回転すると回転止めバンドも一緒に回転し、突起の突出部が雄体の係止片に係合することで雌ナットがそれ以上回転しなくなる。係止片は円弧形とすることができる。凹所は実質的に中心軸に平行である。一実施例として、凹所は外面上に形成され、中心軸のまわりに分散配置される複数の凹所のうちの1つであり、突起の基部が収まるように複数の凹所がそれぞれ形成されている。凹所は中心軸のまわりに均等に配置することができる。一実施例では、回転止めバンドは雌ナットの外周面周りに周方向に延びている。一実施例として、回転止めバンドには自由端と、自由端同士を結合する相補的な形状の留め構造とが設けられている。さらに、油圧コネクタ組立品には回転止めバンドと結合する保持リングを備えることができ、その保持リングにより突起を係止片に係合する方向に維持している。一実施例では保持リングは確認構造である。
様々な実施例において、突起が係止片に係合するまでの、雄体に対する雌ナットの最大回転角度は60度以上90度以下の範囲となる。実施例によっては、最大回転角度は80度以下となる。また実施例によっては、突起が係止片と係合するまでの、雄体に対する雌ナットの最大回転角度は65度以上75度以下の範囲となる。さらに他の実施例では、突起が係止片と係合するまでの、雄体に対する雌ナットの最大回転角度は3度以上25度以下の範囲とする。特定の実施例では、突起が係止片と係合するまでの、雄体に対する雌ナットの最大回転角度は5度以上20度以下の範囲とする。これらの実施例によっては、最大回転角度は15度以下とし、これらの実施例の他のものに関しては、最大回転角度は10度以下とする。
本開示の実施例として、油圧コネクタ用の回転止めバンドを開示しており、この回転止めバンドはバンド部分と複数の突起とが備えている。バンド部分は両側に自由端を備え、近位縁が形成されている。複数の突起はバンド部分から延びており、それぞれ近位縁に及んでいる。バンド部分にはバンド部分の近位縁から延びる面が形成され、そこにある複数の突起にはそれぞれ基部が設けられ、それぞれの基部はバンド部分表面から延びている。一実施例として、バンド部分はケーブルタイである。
一実施例として、3つの突起を設ける。その3つの突起のうち第1突起と第2突起との間の距離は、第2突起と第3突起との間の距離に等しい。バンドは内面を有する円弧形とすることができる。回転止めバンドにはさらに、バンド部分の両側の自由端を選択的につなぐことのできる留め構造を設けることができる。一実施例として、両側の自由端を選択的に留め構造でつなぐと、回転止めバンドは中心軸を中心とする実質的に円形となって、3つの突起のうち第1突起と第2突起の中心が中心軸の周りに第1角度を成し、第2突起と第3突起の中心が中心軸の周りに第2角度を成し、第1角度が実質的に第2角度と等しくなるようにする。一実施例として、第1角度と第2角度は実質的に60度である。
本開示の様々な実施例として、油圧コネクタ組立品に液漏れが生じないようにする方法が開示されており、その方法は
●バンド部分とバンド部分から延びる突起とを備え、その突起にはバンド部分から側面 方向に延びる基部と、バンド部分から軸方向に延びている突出部とが設けられている回 転止めバンドを提供する手順と、
●有形媒体上で一連の指示を提供する手順とからなり、その指示は
・油圧コネクタ組立品の雌ナットの周りに回転止めバンドを巻きつけるステップ と、
・回転止めバンドを雌ナットに固定し、突起の突出部を油圧コネクタ組立品の雄 体に設置した係止片に周方向に隣接させて延びるようにするステップとを備えて いる。
実施例によっては、回転止めバンドを提供するステップにおいて提供される回転止めバンドが、回転止めバンドを雌ナットに固定するための留め構造を備えている。他の実施例では、その方法に標準ケーブルタイを提供するステップを有し、その標準ケーブルタイは雌ナットに回転止めバンドを固定するステップで利用する。様々な実施例において、一連の指示はさらに、雌ナットの外面に形成された凹所内に突起を挿入し、これにより突起の突出部を油圧コネクタ組立品の雄体上にある係止片に周方向に隣接させて延びるようにするステップを有する。一実施例として、突起はバンド部分と一体的に形成される。
図1は本開示の一実施例としての、完全に組立てられた油圧コネクタ組立品の斜視図である。 図2は図1の油圧コネクタ組立品の断面図である。 図3は図1の油圧コネクタから接続確認構造部を除いた分解図である。 図4は図1の油圧コネクタから接続確認構造部を除いた斜視図である。 図5は本開示の一実施例としての回転止めバンドを単独で示す斜視図である。 図6−8は本開示の実施例における回転止めバンド用の留め構造の部分拡大図である。 図9は本開示の一実施例としての開放型の回転止めバンドの部分拡大図である。 図10は本開示の一実施例としての変形ケーブルタイを備える回転止めバンドである。 図11は本開示の一実施例としての変形ケーブルタイ回転止めバンドの部分断面拡大図である。 図12は本開示の一実施例としての3つの突起と2つの係止開口部とを備える回転止めバンドを単独で示す斜視図である。 図13A−13Fは様々な角度方向でコネクタの雄体の係止片と相互作用する、図12の三突起回転止めバンドの端面図である。
図の詳細説明
図1〜図5には、本開示の一実施例としての、油圧コネクタ組立品30を示している。油圧コネクタ組立品は雄体32と、雌ナット34と、回転止めバンド36とを備える。必要に応じて、油圧コネクタ組立品30に接続確認構造38を設けることができる。
雄体32は中心軸46を中心とする管状部42とねじ込み式コネクタ部44とを備える。そのねじ込み式コネクタ部44は近位端48と遠位端52とを有するという特徴を持つ。雄ねじ54はねじ込み式コネクタ部44の外面56上に形成される。一実施例として、管状部42とねじ込み式コネクタ部44は、コネクタ部の近位縁48でフランジ状部58によって橋渡しされている。
本出願において「近位」とは雌ナット34から雄体32を通って進む中心軸46に沿った方向を指し、「遠位」とは雄体32から雌ナット34を通って進む中心軸46に沿った方向を指す。図2において近位方向を矢印60で示し、遠位方向を矢印61で示している。
一実施例として、コネクタ部44にはコネクタ部44から半径方向外向きに延びる係止片62を少なくとも1つ備える。その係止片62は雄ねじ54に対して近位であり、フランジ部58に対して遠位である。図示した実施例では、雄体32にある係止片62は互いに正反対に位置し(図3の62aと62bとして確認できる)、それぞれ中心軸46を中心とする円弧64を成すように周方向に延びており、何らかの周方向の寸法を有する。一実施例として、周方向の寸法は約30度である。
雌ナット34は近位端72と遠位端74を有するという特徴を持つ。また雌ナット34には雄体32の雄ねじ54にねじ込めるように形成された雌ねじ78を有する内面76が設けられている。雌ナット34は外面82を備え、その外面82には複数の凹所84が形成されている構造を備える。凹所84は近位縁72から遠位縁74まで延ばして、軸方向に延びる経路を形成することもできる。一実施例として、外面82は近位縁72に幅狭部分86を備える。
回転止めバンド36には内面92を有する円弧構造のバンド部分88が備えられている。回転止めバンド36が雌ナット34の外面82の周囲を少なくとも部分的に取り囲むように配置されることにより、近位縁90と遠位縁96を成している。図示した実施例では、内面92が雌ナット34の幅狭部分の外周に適合する。
一実施例として、少なくとも1つの突起94が内面92から半径方向内向きに突き出ている。突起94はバンド部分88から横方向に延び、遠位部または基部102ならびに近位部または突出部104を有するという特徴を持つ。基部102は回転止めバンド36の内面92から半径方向内側に向かって突出している。そして基部102は幅106を有し、雌ナット34の凹所84内部に滑りばめとなるような寸法に形成される。雌ナット34の幅狭部分86を含む実施例では、基部102は幅狭部分86の外形を補完する外形108を有するように形成される。突起94の突出部104は回転止めバンド36の近位縁90よりも近位側に突出している。
実施例によっては、この回転止めバンド36が雌ナット34の外面82の外周に周方向に巻かれる。一実施例として、回転止めバンド36には自由端112と自由端114とがあり、この自由端112と自由端114にはこれらを必要なときに結合できるようにするための相補的な留め構造の留め構造116を備える。
接続確認構造38を利用する場合、接続確認構造38は外壁122を備え、その外壁122から内部フランジ部124が半径方向内向きに延びてちょうど雄体32のフランジ部58の位置に接するようなものである。接続確認構造38の機能は、雌ナット34が雄体32に適切に固定されたことを見た目と音で確認できるようにすることである。例えば、最終表示日時が2013年10月23日のhttp://www.entegrisfluidhandling.com/Documents/3110-7235-0313.pdfで閲覧可能な「PrimeLock(R) Minimum Tube Unions(PRIMELOCKミニマムチューブユニオンズ)」P/N 01−1023457(Rev. C 03/13)に記されており、この内容はそこに含まれる明示的な定義を除いて本明細書に参照により援用する。
組立に際しては、ホース(図示せず)を雌ナット34に通し、雄体32の管状部42に滑らすようにして被せる。次に雌ナット34をコネクタ部44にねじ込み、規定のトルク値に達するまで締めつけてホースの圧縮嵌めを実現する。そして雌ナット34の遠位端74の箇所で雌ナット34の外面82に回転止めバンド36を巻き付け、(一つまたは複数の)突起94の基部102がそれぞれ複数の凹所84のうちの対応するものの中に配置されるようにする。(図2に示すように接続確認構造38を組み込む実施例の場合、組立形態において雌ナット34の幅狭部分86は外壁122に取り囲まれる。)このようにして回転止めバンド36を雌ナット34に結合させ、回転止めバンド36が雌ナット34と一緒に回転するようにする。
この形態においても、突起94の突出部104は雌ナット34の近位端よりも近位側に突出しており、突出部104は係止片62に周方向に隣接している。この「周方向に隣接している」とは、図3の直円筒座標系のθ方向に隣接していることによって中心軸46を中心として係止片を回転させると突出部104に接触するようになっていることを意味する。一実施例として、突起94の突出部104は係止片62よりも先まで突出している。すなわち突出部104の近位先端部は係止片62よりも近位にあるということである。
作業時に雌ナット34がゆるんで偶発的に中心軸46を中心として回転する場合、回転止めバンド36もそれと一緒に回転する。このようにして、回転止めバンド36とそれに伴う突起94は突出部104と係止片62とが接触するまで回転する。このように一旦接触すると回転止めバンド36と雌ナット34はそれ以上回転できなくなる。
接続確認構造38、または壁122と内部フランジ部124とを有するそれと似た構造は、回転止めバンド36が雌ナット34の近位端72から滑り落ちるのを防ぐ保持リングとして機能でき、さらに突起94を係止片62と係合するような向きに維持することもできる。
様々な実施例および図4で確認できるように、いくつかの実施例では1対の突起94aと突起94bを使用する。一つの組立形態として、突起94aと突起94bを係止片62を跨いで配置する。他の組立形態(図示せず)として、突起94aと突起94bを一対の係止片62aと62bの間に配置することもできる。突起94aと94bの間の間隔は、ある組立形態では小さな角度(例えばθが約5度)の偶発的回転だけが許容されるが、突起94aと突起94bのうちの片方と係止片62とが係合するまでにそれよりも大きな偶発的な回転の角度(例えば約20〜30度)が許容されるように設けることもできる。
他の配置(図示せず)として、突起94aと突起94bを一対の係止片62aと62bの間に配置することもできる(例えば図3)。このような配置では、突起94a、94bのうち片方が係止片62aまたは62bのどちらかと接触するまで偶発的な回転が生じる可能性がある。この場合もやはり、偶発的回転の角度の大きさでは係止片62a、62bに対する突起94aと94bの間隔が問題となる。
1つの限定しない例示的実施例として、突起94aと突起94bはその中心が中心軸46から見て実質60度離れた位置にあり、突起94aと94bとの間には約58〜54度の周方向の間隔をとっている。係止片62a、62bはそれぞれ約40度以上50度以下の範囲の角度寸法を占めている。この配置により、2つの係止片62a、62bに関して、係止片62aと62bが両方とも突起94aと94bの間の外側にある場合、係止片62aまたは62bが突起94aまたは94bのどちらかに係合する前の雌ナット34の最大回転角度は約62〜76度となる。また係止片62aと62bのどちらかが突起94aと94bの間にある場合、係止片62aまたは62bの片方が突起94aまたは94bの片方に係合する前の雌ナット34の最大回転角度は約4〜18度となる。
この場合もやはり、突起94と係止片62とが係合する前の実際の最大回転角度は、係止片62と突起94の特定の寸法および配置に依存する。実施例によって、係止片62aと62bが突起94aと94bの間の外側にある配置では、最大回転角度は60度以上90度以下の範囲とし、他の実施例では最大回転角度は60度以上80度以下の範囲とし、さらに他の実施例において最大回転角度は65度以上75度以下の範囲とする。係止片62aと62bが突起94aと94bの間にある配置に関して、様々な実施例において最大回転角度を3度以上25度以下の範囲とすることができ、実施例よっては、最大回転角度を5度以上20度以下の範囲とすることができ、さらに他の実施例に関しては最大回転角度を5度以上15度以下、または5度以上10度以下の範囲とすることができる。
当然ながら、個々の図における1対の突起の描写はこれに限定するものではない。偶発的回転はいかなる場合も1回転未満であるため、単一の突起を利用することもできる。また偶発的回転の方向がわかれば、係止片62に対して1つの突起を回転位置に設置し、係止片62と接触する前の移動角度が小さくなるようにすることができる。さらに、2つ以上の突起を利用することもできる。
図6〜図8には、本開示の実施例としての自由端112と114とをつなぐ個々の留め構造116a、116b、116cをそれぞれ描いている。留め構造116aには半径方向に突出する返し132を備え、この返しは開口部134と結合する。留め構造116bは雄スナップ144と雌スナップ146とを有するスナップ方式のコネクタ装置142を備え、雄スナップ144を周方向に雌スナップ146内へとスライドさせる。留め構造116cも同様に雄スナップ154と雌スナップ156とを有するスナップ方式のコネクタ装置を備えるが、雄スナップ154を軸方向(すなわち中心軸46に平行)に雌スナップ156内へと挿入するように、雄スナップ154と雌スナップ156を配置している。
図9には、本開示の実施例として開放型の回転止めバンド160を示す。開放型の回転止めバンド160は上述した回転止めバンド36と多くの共通する態様を有するため、これらは同様の番号を含む符号で示している。開放型の回転止めバンド160は留め構造なしの自由端162と164とを備える。その代わりに周方向の溝172を形成して近位縁90と遠位縁96に近接する突条部168を外面166に備えている。周方向の溝172にはコード、ビニールタイ、または標準的なケーブルタイなど開放型の回転止めバンド160に巻きつける結束具(図示せず)を留めておくために用いることができる。その結束具を締め付けることにより、各凹所84に設置されている突起94で開放型の回転止めバンド160を雌ナット34に固定する。
図10および図11には本開示の実施例として、変形ケーブルタイ180を備える回転止めバンド178を示す。変形ケーブルタイ180には、近位縁90から横方向に延びる突起94aと突起94bが設けられたバンド部分またはケーブルタイ部182を備える。一実施例として、突起94a、94bはケーブルタイ部182と一体的に形成される。突起94aと突起94bには遠位端184(基部102の遠位先端)を有するという特徴がある。このように回転止めバンド178にとって必須ではないが、基部102をケーブルタイ部182の内面188に取り付けることもできる。
組立てに際しては、ケーブルタイ部182が雌ナット34の幅狭部分86に対して遠位となるように変形ケーブルタイ180を取り付けると、雌ナット34の外面82によって直円筒形が周方向に形成される。このように配置することで、ケーブルタイ部182の内面188が雌ナット34に形状的に合う。変形ケーブルタイ180を雌ナットに沿って配置すると、突起94aと突起94bは近位方向に延びて、雌ナット34の幅狭部分86にある凹所84内に収まる。一実施例として、突起94aと突起94bの中心間の間隔は、変形ケーブル180を雌ナット34の所定の位置に巻いて締め付けたときに突起94aと突起94bがそれぞれ雌ナット34の幅狭部分にある対応する凹所の位置に来るような大きさに設定される。
なお、実施例によっては、回転止めバンド178の突起94aと突起94bを半径方向外向きに容易に撓ませられるようなものにしてもよい。突起94aと突起94bの遠位端184の間にある接合部にはそれほど大きな曲げ抵抗を必要としない。仮にケーブルタイ部182の内面188に突起94aと突起94bを設けることによってケーブルタイ部182に対する突起94の結合力を強化したとしても、突起94aと突起94bに半径方向外向きの力がかかると、ケーブルタイ部182に必要な柔軟性により雌ナット34から回転止めバンドが外れてしまう可能性がある。したがって、接続確認構造部38(または壁122と内部フランジ124に似た特徴を持つ構造)で突起94aと突起94bの突出部104を挟み込んで雌ナット32から外れないようにする必要がある。
図12および図13A〜図13Fには、本開示の実施例として、2つの係止開口部134aと134bとを備える三突起回転止めバンド190を示す。三突起回転止めバンド190は上述した回転止めバンド36と多くの共通する態様を有しており、これらは同様の番号を用いた符号で示している。さらに、三突起回転止めバンド190には第3突起94cが設けられている。一実施例として、3つの突起94a、94b、94cをバンド部分88に沿って周方向に等間隔で配置しているため、突起94aと94bの間にある周方向の間隔は突起94bと94cの間の間隔と等しい。その突起94a、94b、94cの間に設けた周方向の間隔は、所要角度の偶発的な回転の後、係止片62に係合しつつ、係止片62の周方向の寸法を容易に収容する大きさにすることができる。示した実施例では、突起94a、94b、94cをその中心が実質的に60度の間隔となるように配置している。この「実質的に60度」とは三突起回転止めバンド190の製造組立公差内で60度という意味である。
一実施例として、三突起回転止めバンド190の留め構造116には2つの開口部134a、134bが備えられ、留め構造にある半径方向に突出した返し132にそれぞれ合う大きさとなっている。なお、2つの開口部を並列することは三突起回転止めバンド190に限定しないため、図6〜図8に示したような留め構造116を利用する本開示のどの実施例でも2つの開口部を並列することができる。
機能的には、2つの両側の係止片62aと62bとを備える図1〜図5の実施例に対し、第3突起94cを設けることにより、三突起回転止めバンド190を、中心軸46を中心として均等に振り分けた6つの異なる角度方向で取り付けられるようになっている。複数の角度方向から柔軟に取り付けられるようにすることの利点は、取り付ける作業者が回転止めバンドを取り付けることのできる角度方向が狭い範囲内に制約されていてもよいということである。このように狭い範囲に制限されるのは、例えば油圧コネクタ組立品30の近くに無関係な付属品や設備があって特定の方向からは据え付けができないような場合である。
図13A〜図13Fにこの機能を示した。図13A〜図13Fのそれぞれで、雄体32は同じ方向に配置されており、係止片62a、62bがそれぞれ12時と6時の方向を向いている。図13Aに関して、留め構造116は係止片62aとともにほぼ半径方向に一列に並んでいる。この配置により、三突起回転止めバンド190を時計回り方向に回転させると突起94cが係止片62bに係合するようになるのに対し、反時計回り方向に回転させると突起94aが係止片62aに係合するようになる。どちらに係合しても(三突起回転止めバンド190に結合している)雌ナット34を事実上(緩む方向に)回転させないようになっている。
図13Bに関して、留め構造116を係止片62aに対して角度θ2だけ回転させてずらしてある。突起94a、94b、94cが60度の間隔で並ぶ配置では、θ2も中心が同様に係止片62aに対して(12時の位置に対して)実質的に60度となる。この配置により、三突起回転止めバンド190を時計回り方向に回転させると突起94bが係止片62bに係合するのに対し、半時計回り方向に回転させると突起94cを係止片62bに係合し、やはり雌ナット34が事実上ゆるまないようになっている。
図13Cに関して、留め構造116を係止片62aに対して角度θ3だけ回転させてずらしてある。突起94a、94b、94cが60度の間隔で並ぶ配置では、θ3は中心が係止片62aに対して実質的に120度となる。この配置により、三突起回転止めバンド190を時計回り方向に回転させると、突起94aが係止片62bに係合するのに対し、半時計回り方向に回転させると突起94bが係止片62bと係合し、やはり雌ナット34が事実上ゆるまないようになっている。
図13Dに関して、留め構造116を係止片62aに対して角度θ4だけ回転させてずらしてある。突起94a、94b、94cが60度の間隔で並ぶ配置では、θ4は中心が係止片62aに対して実質的に180度となる。この配置により、三突起回転止めバンド190を時計回り方向に回転させると、突起94cが係止片62aに係合するのに対し、半時計回り方向に回転させると突起94aが係止片62bに係合し、やはり雌ナット34が事実上ゆるまないようになっている。
図13Eに関して、留め構造116を係止片62aに対して角度θ5だけ回転させてずらしてある。突起94a、94b、94cが60度の間隔で並ぶ配置では、θ5は中心が係止片62aに対して実質的に240度となる。この配置により、三突起回転止めバンド190を時計回り方向に回転させると、突起94bが係止片62aに係合するのに対し、半時計回り方向に回転させると突起94cが係止片62aに係合し、やはり雌ナット34が事実上ゆるまないようになっている。
図13Fに関して、留め構造116を係止片62aに対して角度θ6だけ回転させてずらしてある。突起94a、94b、94cが60度の間隔で並ぶ配置では、θ6は中心が係止片62aに対して実質的に300度となる。この配置により、三突起回転止めバンド190を時計回り方向に回転させると、突起94aが係止片62aに係合するようになるのに対し、半時計回り方向に回転させると突起94bが係止片62aに係合するようになり、さらに雌ナット34が事実上ゆるまないようになっている。
したがって、三突起回転止めバンド190は図12および図13A〜図13Fに示したように、中心軸46を中心として60度刻みの方向で(6つの異なる位置に)取り付けることができる一方で、係止片62a、62bのどちらかと係合する前に雌ナット34をゆるめる方向の回転に関する遊びの量を取り付け方向に関係なく実質的に等しくすることができる。これにより、三突起回転止めバンド190をどの方向でも容易に取り付けることができると同時に、係止片62bと係合するまでの小さな角度の回転遊びまたはゆるみを実質的に等しくすることができる。例えば、上述のように隣接する突起94aと94bの間隔および突起94bと94cの間隔が約58〜54度で係止片62a、62bがそれぞれ40度以上50度以下の角度寸法を占めているような角度配置の場合、係止片62a、62bがそれぞれ突起94aと94bの間隔や突起94bと94cの間隔の中にあるか外にあるかに関わらず、係止片62a、62bのどちらかが突起94aまたは94bのどちらかと係合する前の雌ナット34の最大回転角度は約4〜18度となる。同様に個々の実施例に関して、係止片62と突起94の寸法と配置によって最大回転角度は3度以上25度以下の範囲となる。実施例によっては、最大回転角度は5度以上20度以下の範囲となる。さらに他の実施例では最大回転角度が5度以上15度以下、または5度以上10度以下の範囲とする。
機能的には、三突起回転止めバンド190の2つの開口部134a、134bにより、雌ナット34の幅狭部分86のクリープ応力による半径方向への拡張に適応することができる。幅狭部分86はより変形しやすいが、これは雌ナット34の本体と比較して材料を薄くしたことが原因の少なくとも一部である。作業中、雌ナット34を雄体32に締め付けると、幅狭部分86を半径方向外向きに変形させてしまう可能性がある。この半径方向の膨張は、特に高温を伴う作業環境である場合、クリープ応力によって永久的なものとなってしまう可能性がある。このように雌ナット34の幅狭部分86の直径は、新しく未使用のものよりも使用後の雌ナット34の方が大きくなる可能性がある。
したがって2つの開口部134a、134bにより、三突起回転止めバンド190を新品・未使用の雌ナット34にも後付けした使用済み雌ナット34にも適合させることができる。開口部134aに返し132を結合すれば、最初の、より大きな直径の雌ナット34を後付け用に適合させられ、返し132を開口部134bに結合すれば、第2の、より小さな直径の新品未使用の雌ナット34に適合させることができる。
一実施例として、取り付け指示とともに、回転止めバンド36、178、190を別々に(雄体32または雌ナット34無しで)提供する。なお当然ながら、油圧コネクタ組立品30の特定の態様は既存の油圧コネクタに備えられている。例えば、PRIMELOCK継手には接続確認構造38と協働する係止片62a、62bとフランジ48を伴う雄体32を通常備えている。PRIMELOCK継手にはまた、カスタムナットレンチに係合する凹所84を備えた雌ナット34を通常含む。したがって回転止めバンド36、178、190はPRIMELOCKのような接続システム用の1つの後付け部品として構成され、導入に関する指示を完備している。
一実施例として、その指示は紙やコンパクトディスクまたはコンピューター記憶装置などの有形媒体上で提供され、
・回転止めバンド36、178、190を油圧コネクタ組立品30の雌ナット34の周り に巻きつけるステップと
・突起94を凹所84に挿入し、油圧コネクタ組立品30の雄体32にある係止片62を 超えて突起94の突出部104が延びるようにするステップと、
・回転止めバンド36、178、190を雌ナット34に固定するステップ
を有することができる。
一実施例として、回転止めバンド36を雌ナット34に固定するために標準ケーブルタイが提供される。
ここに開示した各々の追加的な図および方法は単独で使用することもできるが、他の特徴や方法と併せて使用することにより、同じものを製造・使用するにあたってより改良された容器および方法を提供することもできる。それゆえここに開示した特徴および方法の組合せは、最も広い意味での開示内容を実施するために必ずしも必要ではなく、ただ単に本発明の代表的で好ましい実施例を詳細に記述するために開示している。
本開示を読めば、本発明の実施例に対する様々な修正が当業者にとって自明となるであろう。例えば、当業者であれば異なる実施例として説明されている様々な特徴を適当に組み合わせたり、分離したり、他の特徴と再度組み合わせたり、単独で用いたり、異なる組合せで用いたりすることも可能であることが認識できるであろう。同様に、上記した様々な特徴は全て、本開示の範囲および趣旨を限定するものではなく、例示的な実施例とみなすべきである。それゆえ、上述内容は本開示の範囲を制限することを意図していない。
当業者であれば、様々な実施例において、以上の個々の実施例で説明したものよりも少ない特徴とすることもできることは理解できるであろう。ここに説明した実施例は、様々な特徴の組み合わせ方を網羅的に提示するものではない。したがって当業者であれば当然理解しているはずであるが、実施例は相互に排他的な特徴の組合せではない。むしろ、本発明は異なる個々の実施例から選ばれた個々の異なる特徴の組合せを含むことができる。
以上に含めた参照による文献援用はいずれもここで明示的に開示したものと相容れない主題を援用しないよう制限する。さらに、以上に含めた参照による文献援用はいずれも、その明細書に含まれる請求項を本明細書に参照により援用しないように制限する。さらに、以上に含めた参照による文献援用はいずれも、本願に明示的に含めていない限り、そこに規定されているいかなる定義も本明細書に参照により援用しないように制限する。
本願において「実施例」「本開示の実施例」「開示された実施例」などと言っている部分は、本特許出願の明細書(特許請求の範囲を含む文章、および図面)のうち先行技術であると自認したもの以外のことを指している。
特許請求の範囲を解釈するにあたっては、各請求項に「〜の方法」または「〜の段階」という特定の用語が記載されていない限り、米国特許法第112条(6)は適用されないことを意図している。

Claims (31)

  1. 油圧コネクタ組立品であって、
    雌ナットにねじ係合する雄体と回転止めバンドとを有しており、
    雄体は係止片を備え、係止片は半径方向外向きに延びており、雌ナットは中心軸を中心として外面には凹所が形成されており、
    回転止めバンドは雌ナットに係合し、雌ナットの周囲に周方向に延びて、回転止めバンドの近位縁が形成されており、回転止めバンドには基部と突出部とを有する突起が設けられ、その基部は回転止めバンドの内面から半径方向内向きに延びかつ雌ナットの凹所内に配置されており、突起の突出部は中心軸に平行な方向に回転止めバンドの近位縁よりも近位側まで突き出ており、
    雄体に対して雌ナットが回転すると回転止めバンドがそれと共に回転し、突起の突出部が雄体の係止片に係合することで、雌ナットがそれ以上回転しないようにしていることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  2. 請求項1の油圧コネクタ組立品であって、係止片が円弧形であることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  3. 請求項1の油圧コネクタ組立品であって、凹所が実質的に中心軸に平行であることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  4. 請求項1の油圧コネクタ組立品であって、凹所は外面に形成されて中心軸まわりに分散配置された複数の凹所の1つであり、複数の凹所のそれぞれが突起の基部と結合できる大きさとなっていることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  5. 請求項4の油圧コネクタ組立品であって、凹所が中心軸まわりに等間隔で配置されていることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  6. 請求項1の油圧コネクタ組立品であって、雌ナットの外周面のまわりに周方向に回転止めバンドが延びていることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  7. 請求項6の油圧コネクタ組立品であって、回転止めバンドが自由端と、この自由端同士をつなぎ合わせるための相補的な留め構造とを備えていることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  8. 請求項1の油圧コネクタ組立品であって、回転止めバンドに結合する保持リングをさらに有しており、その保持リングにより突起を係止片に係合する向きに維持していることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  9. 請求項8の油圧コネクタ組立品であって、保持リングが確認構造であることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  10. 請求項1の油圧コネクタ組立品であって、突起が係止片に係合するまでの雄体に対する雌ナットの最大回転角度が60度以上90度以下であることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  11. 請求項10の油圧コネクタであって、最大回転角度が80度以下であることを特徴とする油圧コネクタ。
  12. 請求項11の油圧コネクタ組立品であって、突起が係止片に係合するまでの雄体に対する雌ナットの最大回転角度が65度以上75度以下であることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  13. 請求項1の油圧コネクタ組立品であって、突起が係止片に係合するまでの雄体に対する雌ナットの最大回転角度が3度以上25度以下であることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  14. 請求項13の油圧コネクタ組立品であって、突起が係止片に係合するまでの雄体に対する雌ナットの最大回転角度が5度以上20度以下であることを特徴とする油圧コネクタ組立品。
  15. 請求項14の油圧コネクタであって、最大回転角度が15度以下であることを特徴とする油圧コネクタ。
  16. 請求項14の油圧コネクタであって、最大回転角度が10度以下であることを特徴とする油圧コネクタ。
  17. 油圧コネクタ組立品からの漏れを防ぐ方法であって、
    回転止めバンドを提供するステップと有形媒体上の一連の指示とを提供するステップを有しており、
    その回転止めバンドにはバンド部分と、このバンド部分から伸びる突起とが設けられており、その突起はバンド部分から横方向に延びている基部と、その基部から軸方向に突き出ている突出部とを備えており、
    その指示には、回転止めバンドを油圧コネクタ組立品の雌ナットの周りに巻きつける手順と、突起の突出部が油圧コネクタ組立品の雄体に設けられた係止片に周方向に隣接して伸びるように、雌ナットに回転止めバンドを固定する手順とが含まれていることを特徴とする方法。
  18. 請求項17の方法であって、回転止めバンドを提供するステップで提供される回転止めバンドに、回転止めバンドを雌ナットに固定するための留め構造が設けられていることを特徴とする方法。
  19. 請求項17の方法であって、標準ケーブルタイを提供する手順をさらに備え、雌ナットに回転止めバンドを固定するステップにおいてこの標準ケーブルタイを利用することを特徴とする方法。
  20. 請求項17の方法であって、雌ナットの外面に形成された凹所に突起を挿入することにより突起の突出部が油圧コネクタ組立品の雄体に設けられた係止片に周方向に隣接して延びるようにする手順が一連の指示にさらに含まれていることを特徴とする方法。
  21. 請求項17の方法であって、突起がバンド部分と一体的に形成されていることを特徴とする方法。
  22. 油圧コネクタ用の回転止めバンドであって、
    両側に自由端を備え近位縁が形成されているバンド部分と、
    このバンド部分から延びている複数の突起とを備え、
    それぞれの突起が近位縁よりも近位側まで延びていることを特徴とする回転止めバンド。
  23. 請求項22の回転止めバンドであって、
    バンド部分にはバンド部分の近位縁から延びる面が形成されており、
    複数の突起がそれぞれ基部を備え、それぞれの基部がバンド部分の面から延びていることを特徴とする回転止めバンド。
  24. 請求項22の回転止めバンドであって、突起を3つ有することを特徴とする回転止めバンド。
  25. 請求項24の回転止めバンドであって、3つの突起の第1突起と第2突起との間の距離が3つの突起の第2突起と第3突起との間の距離に等しいことを特徴とする回転止めバンド。
  26. 請求項24の回転止めバンドであって、そのバンドが円弧形であり、前記の面が内面であることを特徴とする回転止めバンド。
  27. 請求項26の回転止めバンドであって、バンド部分の両側の自由端同士をつなぎ合わせるための手段をさらに備えていることを特徴とする回転止めバンド。
  28. 請求項26の回転止めバンドであって、バンド部分の両側の自由端同士を選択的につなぐための留め構造をさらに備えていることを特徴とする回転止めバンド。
  29. 請求項28の回転止めバンドであって、両側の自由端を留め構造で選択的につなぎ合わせると、その回転止めバンドが実質的に中心軸を中心とする円形となり、3つの突起のうち第1突起と第2突起の中心が中心軸の周りに第1角度を形成し、3つの突起のうち第2突起と第3突起の中心が中心軸の周りに第2角度を形成し、第1角度が第2角度に実質的に等しくなることを特徴とする回転止めバンド。
  30. 請求項29の回転止めバンドであって、その第1角度および第2角度が実質的に60度であることを特徴とする回転止めバンド。
  31. 請求項21の回転止めバンドであって、そのバンド部分がケーブルタイであることを特徴とする回転止めバンド。
JP2016526154A 2013-10-24 2014-10-22 油圧コネクタ用の回転止め装置 Active JP6611357B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201361895245P 2013-10-24 2013-10-24
US61/895,245 2013-10-24
PCT/US2014/061842 WO2015061501A1 (en) 2013-10-24 2014-10-22 Anti-rotation device for hydraulic connectors

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017503970A true JP2017503970A (ja) 2017-02-02
JP2017503970A5 JP2017503970A5 (ja) 2017-11-30
JP6611357B2 JP6611357B2 (ja) 2019-11-27

Family

ID=52993524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016526154A Active JP6611357B2 (ja) 2013-10-24 2014-10-22 油圧コネクタ用の回転止め装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10352491B2 (ja)
EP (1) EP3060838A4 (ja)
JP (1) JP6611357B2 (ja)
KR (3) KR102086592B1 (ja)
CN (2) CN108662329B (ja)
SG (1) SG11201603237QA (ja)
TW (1) TWI648498B (ja)
WO (1) WO2015061501A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6757315B2 (ja) 2014-08-26 2020-09-16 インテグリス・インコーポレーテッド 高トルクポリマー継ぎ手
USD827686S1 (en) * 2015-07-31 2018-09-04 Kuka Roboter Gmbh Connector
KR20180002617U (ko) * 2015-09-10 2018-08-31 엔테그리스, 아이엔씨. 유압 커넥터를 위한 회전-방지 장치
EP3315843B1 (en) 2016-11-01 2022-01-05 Samsung SDI Co., Ltd. A male connector for a cooling pipe and a connection system
CN108343792B (zh) * 2018-03-02 2023-12-12 江苏浩峰汽车附件有限公司 一种管材连接件及其加工方法
DE102018108755B3 (de) * 2018-04-12 2019-08-14 Protechna S.A. Sicherungseinrichtung für eine Entnahmearmatur
DE102019112884B3 (de) * 2019-05-16 2020-03-26 Norma Germany Gmbh Vorrichtung zum Vorpositionieren einer Profilschelle und Verbindungssystem
CN114909535B (zh) * 2022-04-03 2023-01-31 江苏科维仪表控制工程有限公司 一种快插接头

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3233921A (en) * 1963-08-06 1966-02-08 Imp Eastman Corp Swivel joint with locking ring
US4591192A (en) * 1984-03-15 1986-05-27 Rain Bird Consumer Products Mfg. Corp. Quick connect coupling
JPH0861317A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Piolax Inc ハーネス結束クリップ
WO1999057477A1 (en) * 1998-04-30 1999-11-11 Stanley Aviation Corporation Lightweight positive lock coupling
JP2000504399A (ja) * 1996-10-31 2000-04-11 スタンリー アヴィエイション コーポレイション 確実なロック継手
EP1975484A2 (en) * 2007-03-28 2008-10-01 O.M.C.E. di Rocchetti Amleto S.p.A. System used for safe fixing of caps, valves or similar items to containers
JP2009156447A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Sekisui Chem Co Ltd 管状接続部材と継手部材との接続構造
JP4917190B1 (ja) * 2011-04-22 2012-04-18 ヤマホ工業株式会社 部材継手とそれを用いた噴霧ノズルユニット

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1038012A (en) * 1911-10-12 1912-09-10 Albert Sobey Combined coupling and clamp.
US2728895A (en) * 1954-10-04 1955-12-27 Whitney Blake Co Self-locking coupling device
US2992018A (en) * 1957-06-03 1961-07-11 Rosan Eng Corp Self locking threaded coupling
US3194588A (en) * 1962-11-30 1965-07-13 Mcdonnell Aircraft Corp Keyed connector for plugs and sockets having noninterchangeable coupling means
US4007953A (en) * 1975-09-10 1977-02-15 International Telephone And Telegraph Corporation Removable captive coupling nut assembly
GB8918093D0 (en) 1989-08-08 1989-09-20 Anson Ltd Improved pipeline couplings
US5215336A (en) * 1991-06-28 1993-06-01 Shur-Lok Corporation Coupling joint assembly with integral retention mechanism
US5192219A (en) * 1991-09-17 1993-03-09 Engineered Transitions Co., Inc. Vibration resistant locking coupling
US5263312A (en) * 1992-07-21 1993-11-23 General Electric Company Tube fitting for a gas turbine engine
US5890746A (en) * 1996-12-18 1999-04-06 General Electric Company Cooled and wetted redundant seal tube fitting
US6102347A (en) * 1997-09-03 2000-08-15 Avery Dennison Corporation Cable tie
JP3044612B2 (ja) * 1997-09-19 2000-05-22 日本ピラー工業株式会社 継手用締付部材の合成樹脂製締付規制具
JP4243744B2 (ja) * 1999-03-02 2009-03-25 株式会社東郷製作所 位置決め具付きホースクリップ
US6536719B2 (en) * 2001-07-17 2003-03-25 .Engineering, Inc. Single-handed cord/cable management device
CN2491681Y (zh) * 2001-07-20 2002-05-15 黄煌富 水管接头
US6932391B2 (en) * 2002-02-15 2005-08-23 Essef Corporation Quick-release fitting assembly
US6702338B2 (en) * 2002-05-09 2004-03-09 Heat-Fab, Inc. Flue gas conduit joining connection
JP3984867B2 (ja) * 2002-06-10 2007-10-03 矢崎総業株式会社 ワイヤーハーネス分岐部用結束バンド
KR100540329B1 (ko) 2003-06-30 2006-01-10 에스케이 텔레콤주식회사 이동 통신망에서의 사용자 보안 아이디 제공 시스템 및 방법
DE102004037740A1 (de) * 2004-08-04 2006-03-16 Sram Deutschland Gmbh Flexibler Schelleneinsatz
FR2893099B1 (fr) * 2005-11-09 2010-05-28 Aldes Aeraulique Collier de serrage rapide
DE502006008873D1 (de) * 2006-03-31 2011-03-24 Hawle Armaturen Gmbh Rohrverbindungs-Fittingsystem mit Siegelring
KR100856735B1 (ko) 2006-07-13 2008-09-04 주식회사 퓨어라인 락킹 수단을 구비한 매뉴얼 밸브 장치
JP4846616B2 (ja) * 2007-02-19 2011-12-28 マツダ株式会社 クランプ付ホースアッセンブリおよびバンドホルダ
US7559587B2 (en) * 2007-03-12 2009-07-14 Mangone Jr Peter G Unitized security seal
DE102007013377B4 (de) * 2007-03-16 2014-09-25 Dorma Gmbh + Co. Kg Regulierventil
US8281461B2 (en) * 2009-06-05 2012-10-09 Hellermanntyton Corporation Button head tie
US8419077B2 (en) * 2009-08-26 2013-04-16 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Self aligning coupling
KR20110081516A (ko) 2010-01-08 2011-07-14 정진우 케이블 타이
US9541226B2 (en) * 2012-01-10 2017-01-10 Ford Global Technologies, Llc Anti-rotation worm gear clamp
KR101350863B1 (ko) 2012-05-30 2014-01-16 후성정공 주식회사 수지제관 이음매 록킹장치
CN202901538U (zh) * 2012-08-01 2013-04-24 深圳市西多利实业有限公司 一种线缆压紧和防转装置
CN202733190U (zh) 2012-08-09 2013-02-13 宏泰电器有限公司 可松式加强扎线带
SE536905C2 (sv) * 2012-08-22 2014-10-21 Jan Berglund Med Inco Innovation F Buntband för montage av kablar mot en panel

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3233921A (en) * 1963-08-06 1966-02-08 Imp Eastman Corp Swivel joint with locking ring
US4591192A (en) * 1984-03-15 1986-05-27 Rain Bird Consumer Products Mfg. Corp. Quick connect coupling
JPH0861317A (ja) * 1994-08-22 1996-03-08 Piolax Inc ハーネス結束クリップ
JP2000504399A (ja) * 1996-10-31 2000-04-11 スタンリー アヴィエイション コーポレイション 確実なロック継手
WO1999057477A1 (en) * 1998-04-30 1999-11-11 Stanley Aviation Corporation Lightweight positive lock coupling
EP1975484A2 (en) * 2007-03-28 2008-10-01 O.M.C.E. di Rocchetti Amleto S.p.A. System used for safe fixing of caps, valves or similar items to containers
JP2009156447A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Sekisui Chem Co Ltd 管状接続部材と継手部材との接続構造
JP4917190B1 (ja) * 2011-04-22 2012-04-18 ヤマホ工業株式会社 部材継手とそれを用いた噴霧ノズルユニット

Also Published As

Publication number Publication date
KR20200027053A (ko) 2020-03-11
CN105745483B (zh) 2018-07-24
CN105745483A (zh) 2016-07-06
US10352491B2 (en) 2019-07-16
CN108662329B (zh) 2020-10-30
WO2015061501A1 (en) 2015-04-30
SG11201603237QA (en) 2016-05-30
JP6611357B2 (ja) 2019-11-27
EP3060838A4 (en) 2017-06-14
KR102086592B1 (ko) 2020-03-09
CN108662329A (zh) 2018-10-16
KR102214785B1 (ko) 2021-02-10
US20160258565A1 (en) 2016-09-08
KR20210000747A (ko) 2021-01-05
KR102237354B1 (ko) 2021-04-07
KR20160072247A (ko) 2016-06-22
TW201530032A (zh) 2015-08-01
TWI648498B (zh) 2019-01-21
EP3060838A1 (en) 2016-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6611357B2 (ja) 油圧コネクタ用の回転止め装置
JP3217688U (ja) 油圧コネクタ組立体、油圧コネクタのための回り止めバンドおよび油圧コネクタ組立体のための回り止めバンド
KR102189767B1 (ko) 유체 라인용 플러그인 커넥터
JP7020724B2 (ja) 医療用雄型接続装置
KR102204817B1 (ko) 합성 수지제 관이음
EP3415194B1 (en) Connecting structure for medical use
KR20110081925A (ko) 결합 요소
US7093328B2 (en) Connection of a hose clamp and a hose
CA2939064C (en) Joint unit
CN103688095A (zh) 卡口式联接部
JP6618741B2 (ja) 合成樹脂製の管継手用ナット、管継手および締め付け工具
JP4490750B2 (ja) 管継手
JP2018017401A (ja) 合成樹脂製管継手
JP3778701B2 (ja) 管体接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171019

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171019

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20171124

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190903

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191015

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6611357

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250