JPH0746855Y2 - 結束具 - Google Patents

結束具

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JPH0746855Y2
JPH0746855Y2 JP1990089472U JP8947290U JPH0746855Y2 JP H0746855 Y2 JPH0746855 Y2 JP H0746855Y2 JP 1990089472 U JP1990089472 U JP 1990089472U JP 8947290 U JP8947290 U JP 8947290U JP H0746855 Y2 JPH0746855 Y2 JP H0746855Y2
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wall
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piece
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    • H02G3/26—Installations of cables, lines, or separate protective tubing therefor directly on or in walls, ceilings, or floors
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/22—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals
    • F16L3/23—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals for a bundle of pipes or a plurality of pipes placed side by side in contact with each other
    • F16L3/233—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals for a bundle of pipes or a plurality of pipes placed side by side in contact with each other by means of a flexible band
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    • Y10T24/1498—Plastic band

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電線等の線状体をバンドを用いて集束する際
に用いられる結束具に関するものである。
〔従来の技術〕
第20図において、ａは結束具であり、上下方向に貫通し
たバンド支持孔ｂを有し、該バンド支持孔ｂの上端に相
対向して内方に突出する係止部ｃ1,c2を有しており、片
面に係合部ｄ1を連設したバンドｄをバンド支持孔ｂに
通してから折り返して線状体等の被集束体ｗを集束しつ
つ再びバンド支持孔ｂに通して端部ｄ2を係合部ｄ1によ
り一方の係止部ｃ2に係止し、バンドｄの供給側ｄ3を外
方へ引いて締め付けて他方の係止部ｃ1に係止した後余
分な部分を切断する（特公昭50-35876号）。
この公知例では、締付後においてバンドを切断するの
で、バンドを無駄無く使用できるが、被集束体ｗと結束
具ａとの間に余分な空間ｅを生じて結束具ａが被集束体
ｗより大きく突出し、スペース効率が悪くなる。
第21図の公知例では、結束具ａ′の上下にバンド挿通室
ｂ1′,b2′が形成されると共に各バンド挿通室ｂ1′,
b2′に可撓係止片ｃ1′,c2′が設けられており、両側に
係合部ｄ1′を有するバンドｄ′を予め切断し、一端
ｄ2′を下室ｂ2′に挿入して可撓係止片ｃ2′に係止し
た後線状体等の被集束体ｗを集束しつつバンドの他端ｄ
3′を上室ｂ1′に通しつつ外方へ引いて締め付け、余分
な部分を切断する（実開昭56-34182号）。
この場合には、前記第１の公知例の欠点が無くなってい
るが、予めバンドを使用分より長めに切断する必要があ
り、バンドの無駄使いとなる。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記した点に着目して為されたものであり、集
束時のスペース効率を良くしつつバンドの無駄使いを避
けることができる結束具を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案は基本構成として、
延長方向に連続して結合部が形成された結束バンド用の
挿通室と該結束バンド端部用の収容室が隣接して設けら
れ、該挿通室と該収容室はそれぞれ相対向する壁間にお
いて該結束バンドの厚さと略同等の間隔を有し、該挿通
室の一方の開口側の上記相対向する壁部分において鋸歯
状係止突起を有する片持ちの可撓係止片と片持ちの可撓
逃げ片を相対向して設け、該収容室の上記相対向する壁
部分において一方の壁に片持ちの可撓片を設けると共に
該可撓片と対向する壁部分の何れか一方に鋸歯状係止突
起を設け、該挿通室と該収容室における該鋸歯状係止突
起が相互に逆向きであることを特徴とし、 また、延長方向に連続して係合部が形成された結束バン
ド用の挿通室と該結束バンド端部用の収容室が隣接して
設けられ、該挿通室と該収容室はそれぞれ相対向する壁
間において該結束バンドの厚さと略同等の間隔を有し、
該挿通室の一方の開口側の外壁部分において鋸歯状係止
突起を有する片持ちの可撓係止片を設け、該収容室の記
相対向する壁部分において一方の壁に片持ちの可撓片を
設けると共に該可撓片と対向する壁部分の何れか一方に
鋸歯状係止突起を設け、該挿通室と該収容室における該
鋸歯状係止突起が相互に逆向きであることを特徴とす
る。
〔実施例〕
第１図において、Ａは結束バンド用合成樹脂製結束具、
Ｂは合成樹脂製の結束バンドであり、電線群等の被結束
体を抱持した結束バンドＢの両端を結束具Ａに係止して
用いる。
結束具Ａは直方体状の外形を有し、上下に隣接して結束
バンドＢの挿通室１と結束バンドＢの端末Ｂ′の収容室
２を有する。挿通室１と収容室２は結束バンドＢの厚さ
と略同等の上下間隔を有し、共通の隔壁３には一方の開
口1a,2a側においてスリット3aにより片持ちの可撓係止
片3bが形成され、可撓係止片3bの挿通室１側表面には鋸
歯状係止突起3cが設けられる。可撓係止片3bの外端には
操作端3dが開口1a,2a外へ突設され、非使用時において
は可撓係止片3bは収容室２内へ偏倚している。
挿通室１の外壁４において可撓係止片3bに対向してスリ
ット4aにより片持ちの可撓逃げ片4bが形成され、他方、
収容室２の内壁５には隔壁３の固定部分3eに対向してス
リット5aにより片持ちの可撓係止片5bが形成され、可撓
係止片5bの内面には鋸歯状係止突起5cが設けられて結束
バンドＢに対する自動係止手段を構成する。
結束バンドＢには延長方向に等間隔を存して凹状係合部
６が連続して形成されている。係合部６は凸状であって
もよい。
使用時においては、まず捲回状態にある結束バンドＢの
端末Ｂ′を開口1aより挿通室１内に挿入して他側の開口
1bより引き出す（第４図（ａ））。この際に、可撓係止
片3bが収容室２内へ偏倚しているので挿入作業を阻害し
ない。
次いで、引き出した結束バンドＢにより被結束体Ｃを抱
持し、操作端3dを指で操作、又は、バンド端部にて押し
上げて可撓係止片3bを挿通室１方向へ移動させつつ、開
口2aより収容室２内に端末Ｂ′を挿入し（第４図
（ｂ））、更に端末Ｂ′を押し入れて可撓係止片5bを外
方へ変位させつつ凹状係合部６に係止突起5cを自動的に
係合させるもので、係止突起5cの鋸歯形状よりして端末
Ｂ′の開口2a方向への移動が阻止される。そして、端末
Ｂ′によって支持されることにより可撓係止片3bの鋸歯
状の係止突起3cが結束バンドＢの凹状係合部６に係合し
ている（第４図（ｃ））。
この状態で結束バンドＢの捲回供給側を矢符Ｐ方向へ引
いて被結束体Ｃを締め付けるもので、この際に係止突起
3cの鋸歯形状の向きと可撓逃げ片4bの外方への変位が結
束バンドＢの締め付け方向への移動を可能にし、該係止
突起3cにより結束バンドｃの逆方向の移動を阻止して締
め付け状態を保持する（第４図（ｄ））。締め付けによ
り結束が完了した状態で、余分な結束バンドＢ″を切り
離す（第４図（ｅ））。
第５図の実施例においては、結束具Ａ1において、外壁
４部分に一体の取付用クランプ７が突設されている。
第６図の実施例においては、結束具Ａ2において、隔壁
３に可撓逃げ片3b′が形成され、可撓逃げ片3b′に対向
する外壁４部分には鋸歯状の係止突起4c′を有する可撓
係止片4b′が形成され、また内壁５には可撓逃げ片5b′
が形成されると共に可撓逃げ片5b′に対向する隔壁３の
固定部分3eには鋸歯状の係止突起3e′が形成されて結束
バンドに対する自動係止手段を構成する。
第７図乃至第12図の実施例においては、結束具Ａ3に横
方向に隣接して結束バンドＢの挿通室８と結束バンドＢ
の端末Ｂ′の収容室９が並設され、両側壁10,10の被結
束体Ｃと当接する内部には湾入切欠部10aが形成されて
いる。
挿通室８の内壁11には一方の開口8a側においてスリット
11aにより片持ちの可撓係止片11bが形成され、可撓係止
片11bの挿通室８側表面には鋸歯状係止突起11cが設けら
れる。可撓係止片11bは非使用時においては挿通室８外
へ偏倚しており、使用時にはその両側に張り出した係止
突起11dが内壁11の切欠部端縁11eに係合して結束バンド
Ｂに対する係止位置を確保する。挿通室８の外壁12にお
いて、可撓係止片11bに対向してスリット12aにより片持
ちの可撓逃げ片12bが形成されている。
他方、収容室９の内壁13にはスリット13aにより前記可
撓係止片11bと逆方向に向いた片持ちの可撓係止片13bが
形成され、可撓係止片13bの収容室ａ側表面には鋸歯状
係止突起13cが設けられる。
使用時においては、結束バンドＢの端末Ｂ′を挿通室８
の開口8aから挿入して引き出し、被結束体Ｃを抱持して
から端末Ｂ′を側方の収容室９の開口9aより挿入して可
撓係止片13bの鋸歯状係止突起13Cにより係止する（第７
図，第10図及び第11図参照）。
この状態で結束バンドＢを矢符Ｐ方向へ引いて被結束体
Ｃを締め付けるもので、締め付けにより被結束体Ｃに押
されて可撓係止片11bが挿通室８方向へ移動し、係止突
起11dが切欠部端縁11eに係合して可撓係止片11bの結束
バンドＢに対する係止位置を確保する。締め付けによる
結束完了時において余分な結束バンドＢ″を切断する
（第12図参照）。
第13図乃至第15図の実施例においては、結束具Ａ4にお
いて、挿通室８の内壁11に片持ちの可撓逃げ片11b′が
形成され、可撓逃げ片11b′に対向する外壁12には鋸歯
状係止突起12c′を有する可撓係止片12b′が形成され、
また収容室９の内壁13には可撓逃げ片13b′が形成され
ると共に可撓逃げ片13b′に対向する外壁14には鋸歯状
係止突起14c′が設けられる。
第16図の実施例では、挿通室８と収容室９の内壁が結束
具Ａ6にヒンジ結合された共通の可動内壁15として構成
されており、対向する外壁12に鋸歯状係止突起12c′を
有する可動係止片12b′が設けられて挿通室８に臨み、
収容室９の上壁14に鋸歯状係止突起14c′を有する可動
係止片14b′が設けられている。
非使用時においては、可動内壁15は下方へ開いており
（第16図参照）、使用時においては被結束体に押されて
挿通室８と収容室９の開放部16を閉じるように結束具Ａ
6に接近し、係止片15dが側壁10の係止突起10bに係合す
ることにより固定される。
第17図乃至第19図の実施例では、結束具Ａ7において上
下に隣接した前記挿通室１と収容室２において、挿通室
１の開口1a側の外壁４にスリット4aにより鋸歯状係止突
起4c′と操作端4d′を有する可撓係止片4b′が設けら
れ、収容室２の隔壁３には鋸歯状の係止突起3f′を有す
る可撓係止片3fが形成されると共に内壁５にはこれに対
向して可撓逃げ片5b′が形成されている。
上記構成において、治具Ｄにより操作端4d′を介して可
撓係止片4b′を移動させつつ挿通室１に結束バンドＢを
通し（第19図（ａ））、被結合体Ｃを抱持しつつ端末
Ｂ′を収容室２に挿入して可撓逃げ片5b′を変位させつ
つ可撓係止片3fに係止し（第19図（ｂ））、次にバンド
Ｂの供給側を可撓係止片4b′を外方へ変位させつつ引い
て締め付けると共に復元した該可撓係止片4b′により外
端部を係止して切断する（第19図（ｃ））。
〔考案の効果〕
本考案は上記した如くに、延長方向に連続して結合部が
形成された結束バンド用の挿通室と該結束バンド端部用
の収容室が隣接して設けられ、該挿通室と該収容室はそ
れぞれ相対向する壁間において該結束バンドの厚さと略
同等の間隔を有し、該挿通室の一方の開口側の上記相対
向する壁部分において鋸歯状係止突起を有する片持ちの
可撓係止片と片持ちの可撓逃げ片を相対向して設け、該
収容室の上記相対向する壁部分において一方の壁に片持
ちの可撓片を設けると共に該可撓片と対向する壁部分の
何れか一方に鋸歯状係止突起を設け、該挿通室と該収容
室における該鋸歯状係止突起が相互に逆向きであるこ
と、又は、延長方向に連続して係合部が形成された結束
バンド用の挿通室と該結束バンド端部用の収容室が隣接
して設けられ、該挿通室と該収容室はそれぞれ相対向す
る壁間において該結束バンドの厚さと略同等の間隔を有
し、該挿通室の一方の開口側の外壁部分において鋸歯状
係止突起を有する片持ちの可撓係止片を設け、該収容室
の記相対向する壁部分において一方の壁に片持ちの可撓
片を設けると共に該可撓片と対向する壁部分の何れか一
方に鋸歯状係止突起を設け、該挿通室と該収容室におけ
る該鋸歯状係止突起が相互に逆向きであることを基本構
成とするものであるから、挿通室を通した後の結束バン
ドで被結束体を抱持しつつバンド端末を収容室に挿入し
て係止するとともに、結束バンドを供給側へ引き戻して
被結束体を締め付けた状態で余分な結束バンドを切り離
すことが可能となり、結束バンドを無駄なく使用するこ
とができ、結束状態のスペース効率を良くすることがで
きる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案に係る結束具とこれに使用する結束バン
ドの斜視図、 第２図は同上における結束具を別の方向から見た斜視
図、 第３図は第１図のIII-III線断面図、 第４図（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）（ｅ）は同上の使用時
における結束バンドとの結合過程を示す断面図、 第５図は他の実施例を示す断面図、 第６図は更に他の実施例を示す断面図、 第７図は更に他の実施例についての正面側からの斜視
図、 第８図は同上の背面側からの斜視図、 第９図は同上の正面図、 第10図は第９図のＸ−Ｘ線断面図、 第11図は第９図のXI-XI線断面図、 第12図（ａ）（ｂ）は同上の使用時における結束バンド
との結合過程を示す断面図、 第13図は他の実施例の正面図、 第14図は第13図のXIV-XIV線断面図、 第15図は第13図のXV-XV線断面図、 第16図は更に他の実施例を示す斜視図、 第17図は更に他の実施例を示す斜視図、 第18図は第17図のXIIX-XIIX線断面図、 第19図（ａ）（ｂ）（ｃ）は同上の使用時における結束
バンドとの結合過程を示す斜視図、 第20図は従来例の断面図、 第21図は他の従来例の断面図である。 A,A1,A2,A3,A4,A6,A7……結束具、Ｂ……結束バンド、
Ｂ′……結束バンドの端末、1,8……挿通室、2,9……収
容室、3c,4c′,11c,12c′,15c……挿通室の鋸歯状係止
突起、5c,3e′,13c,14c′,13c′……収容室の鋸歯状係
止突起、15……可動内壁。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】延長方向に連続して結合部が形成された結
    束バンド用の挿通室と該結束バンド端部用の収容室が隣
    接して設けられ、該挿通室と該収容室はそれぞれ相対向
    する壁間において該結束バンドの厚さと略同等の間隔を
    有し、該挿通室の一方の開口側の上記相対向する壁部分
    において鋸歯状係止突起を有する片持ちの可撓係止片と
    片持ちの可撓逃げ片を相対向して設け、該収容室の上記
    相対向する壁部分において一方の壁に片持ちの可撓片を
    設けると共に該可撓片と対向する壁部分の何れか一方に
    鋸歯状係止突起を設け、該挿通室と該収容室における該
    鋸歯状係止突起が相互に逆向きであることを特徴とする
    結束具。
  2. 【請求項２】延長方向に連続して結合部が形成された結
    束バンド用の挿通室と該結束バンド端部用の収容室が隣
    接して設けられ、該挿通室と該収容室はそれぞれ相対向
    する壁間において該結束バンドの厚さと略同等の間隔を
    有し、該挿通室の一方の開口側の外壁部分において鋸歯
    状係止突起を有する片持ちの可撓係止片を設け、該収容
    室の上記相対向する壁部分において一方の壁に片持ちの
    可撓片を設けると共に該可撓片と対向する壁部分の何れ
    か一方に鋸歯状係止突起を設け、該挿通室と該収容室に
    おける該鋸歯状係止突起が相互に逆向きであることを特
    徴とする結束具。
  3. 【請求項３】挿通室と収容室が上下方向に並設されてい
    ることを特徴とする第１項又は第２項に記載の結束具。
  4. 【請求項４】挿通室と収容室が横方向に並設されている
    ことを特徴とする第１項又は第２項に記載の結束具。
  5. 【請求項５】挿通室における内側の壁がヒンジ結合され
    た可動内壁によって構成されていることを特徴とする第
    ２項に記載の結束具。
JP1990089472U 1990-08-29 1990-08-29 結束具 Expired - Lifetime JPH0746855Y2 (ja)

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