JPH02504298A - ケーブル装着具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ケーブル装着具 技術分野 本発明はワイヤなどの束を装着面に固定するための締結具に関する。

背景技術 複数本のワイヤを束に縛るために多種類の締結具が提案されてきたが、ワイヤを 束ねるために今日使用されている一体型締結具の大部分のものは、キャベニ（Ｃ ａｖｅｎｅｙ）他に共同譲渡された米国特許第３．９０８．２３３号に開示され た一般形式をもつものである。一体成形プラスチック製ケーブル締結帯のこの形 式は、固定ヘッドおよび該ヘッド内で固定されるストラップ部分を有し、この形 式は必要な挿入力がきわめて小さい一方、その中に包まれる導体を緩みなく束ね るために大きな固定強度を有するような締結具を経済的に製作可能なので、当業 者に好んで利用されている。米国特許第３，９０８，２３３号に開示されたケー ブル締結帯は、最初の使用後そのケーブル締結帯を再使用したいときにストラッ プを固定ヘッドから抜出し可能な構造特徴を含む。

構造的装着具が全くない装着面にワイヤ束を装着したい場合がしばしばある。ケ ーブル締結帯を装着面に固定するために種々のケーブル締結帯支持具が提案され てきた。米国特許第３．５４２．３２１号、第３，６７２．８１５号および第３ ．９１３，８７８号を参照されたい。

これらの支持具は代表例では、支持具を装着面に固定するために接着層または装 着孔を有する板を含む。これらの支持具は、相互結合一体ユニットを形成するよ うにケーブル締結帯のヘッドを支持具に固定するための構造手段を提供する。ワ イヤ束はこのとき相互に結合されたケーブル締結帯および支持具に対して有効に 位置決めされ、ケーブル締結帯のストラップで包囲されおよびストラップをケー ブル締結帯のヘッド内に固定することにより支持具に固定されることが可能であ る。したがってこれらの従来の支持具においては、緩いケーブル締結帯片を支持 具に固定係合させるのに注意深い操作が要求されおよび次にストラップをケーブ ル締結帯ヘッド内にねじ係合するのに注意深いねじ込みが要求される。

発明の要約 本発明の目的は、装着面に確実に装着され、それに隣接して配置された導体の束 を包囲しかつ縛るのに簡単かつ迅速に操作され、および一体部品として経済的に 製作されることが可能な一体型締結具ケーブル装着具を提供することである。

一般にケーブル装着具は、自由端部とおよびストラップ固定ヘッドに結合される 反対側端部とを備えたストラップとおよびその中にストラップ受入開口を有する ストラップ固定ヘッドとつストラップを支持板に固定するための支持板の面上に 形成されたチャネル手段を含む支持板と；支持板を装着面に固定するための装着 手段と；およびケーブル締結帯のヘッドを支持板に結合する可撓ヒンジと；を含 む。

図面の簡単な説明 第１図はケーブルの束を装着面に締結したところが見えるようにした本発明の概 念を態様化したケーブル装着具の斜視図：第２図は第１図のケーブル装着具の後 面図；第３図は第２図のケーブル装着具の平面図；第４図は第３図の線４−４に よる第１図のケーブル装着具の断面図； 第５図は第３図の線５−５による第１図のケーブル装着具の部分断面図；および 第６図は第１図のケーブル装着具の部分断面図である。

好ましい実施例の説明 本発明の概念を態様化したケーブル装着具が添付図面内で総体的に番号２０で示 されている。ケーブル装着具２０はヒンジ２３１；より高強度の着脱式ケーブル 締結帯２２に接続された支持板２１を含む。ケーブル装着具２０は当業者に既知 のように適当な熱可塑性材料で射出成形されるが、ナイロンは好ましい熱可塑性 材料である。ケーブル装着具２０は、支持板２１と、ヒンジ２３とおよびケーブ ル締結帯２２とを形成する一体部品として成形される。

ケーブル締結帯２２は共同譲渡された米国特許第３．９０８，２３３号に開示さ れた着脱式ケーブル締結帯と構造が類似し、米国特許第３，９０８，２３３号の 教示は参照文献として本特許内に含められる。

ケーブル締結帯２２は、それの内面に沿って配置された一列の歯２５を有するス トラップ２４とおよび固定ヘッド２６とを含む。

固定ヘッド２６はストラップ受入開口２８内に形成された一体固定つめ２７を含 み、開口２８はつめ２７を歯２５から外すための解放（レリーズ）レバー２９を 備えこれによりストラップ２４のヘッド２Ｂからの脱着を可能にする。ヘッド２ ６は、ケーブル締結帯２２における歯２５の列と同じ側に配置されたストラップ 入口面３０とおよびケーブル締結帯２２における反対側のストラップ出口面３１ とを含む。

支持板２１は板部分３２を含み、それの上にストラップチャネル８３が形成され る。支持板２１の形状は矩形であり、平行に対向する第１および第２の横端縁８ ４および３５とおよび平行に対向する内側および外側端縁３６および３７とを有 する。

ストラップチャネル３３は、いずれも板部分３２の面上に浮出し凸型で形成され た対向するストラップ案内壁３８と、傾斜部３９と、ブリッジ４０とおよびパネ ル４１とにより形成される。ストラップ案内壁３８は、板部分３２の外側隅から 内方へ収斂しかつ上方に突出してしかも内側端縁３６の方向を向く一定高さの平 行な部分４３内に伸長する翼部分４２を含むが；平行な部分４３は、ストラップ ２４がストラップチャネル８３内に挿入されるときにストラップ２４をストラッ プ受入開口２８内へ収容しかつ案内するのに十分な間隔で離れている。ストラッ プチャネル３３はケーブル締結帯２２のストラップ２４の長手軸の心に合わせて 配置される。

平坦なブリッジ４０は、板部分３２の内側端縁３６から内方に離れた点から平行 な部分４３の約半分の位置までの範囲内で壁３８の隣接する平行な部分４３の上 部端縁を連結する。平坦な傾斜部３９は、案内壁３８の下部端縁と結合しかつ板 部分３２の面から板部分３２を離れて上方にブリッジ４０の外側端縁４５から離 れた線４４まで伸長する。

平坦なパネル４１は案内壁３８の隣接する平行な部分４３を板部分３２の内側端 縁３６の部分において連結する。パネル４１は板部分３２の面に直角に配置され また案内壁３８の内側終端縁４６とおよびブリッジ４０の内側終端縁４７と組合 されてチャネル出口窓４８を形成するのに十分な大きさである案内壁３８の高さ の約１／３の高さまで上方に伸長する。

ケーブル締結帯２２のヘッド２６はヒンジ２３により板部分３２の内側端縁に連 結される。ヒンジ２３は薄い可撓部材として形成され、ケーブル締結帯２２とス トラップチャネル３３とに心が合わされかつそれらの間に配置される。ヒンジ２ ３は、第３図および第５図によく示されているようなケーブル締結帯２２が成形 されたままの位置から第１図および第６図によく示されているようなヘッド２６ のストラップ受入開口２８がチャネル出口窓４８に隣接してかつそれと心が一致 する第２の位置まで約１０５度だけケーブル締結帯２２を回転させるのに十分な 長さと可撓性とを有する。好ましい形状においては、第６図に示すように、ヒン ジ２３の長さとおよびケーブル締結帯２２ならびに支持板２１の輪郭とは、ケー ブル装着具２０が面に装着されてケーブルの束のまわりに巻付けられるときにヘ ッド２Ｂのストラップ入口面３ｏが支持板２１の平面に平行なそれの成形のまま の位置から９０度以上回転されてこれによりストラップ受入間口２８を支持面か ら離れて上方に確実に向けるように選定される。上方に向けられた開口２８の配 置によりその中に挿入されたストラップの先端は支持面から離れて上方に向けら れ、これにより装着中のストラップの操作を容易にしかつ解放レバー２９のあと での操作をも容易にする。

支持板２１における支持装着面に隣接した側の面部分３２と同一面積上に、支持 板２１を装着面に固定するための感圧フオーム（泡）接着テープの層４９が存在 する。層４９の接着面を被覆するために剥離紙（図示なし）からなる同面積のシ ートが利用可能である。板の面部分３２内に、ケーブル装着具２ｏを装着締結具 で装着面に固定するのに利用可能な孔５０も形成可能である。

第６図からよくわかるように、ケーブル装着具２０の利用は、装着具２０をそれ と一体の接着層または適当な締結具により支持面に固定することと、ストラップ ２４を掴むことと、ストラップ２４をケーブル５２の束のまわりに巻付けること とおよびストラップ２４をチャネル３３内に案内して通過させてケーブル締結帯 ヘッド２６に固定係合させることとにより達成されるが；ケーブル締結帯ストラ ップ２４の先端５４を操作してストラップ２４を束のまわりに巻付けるとストラ ップ受入開口２８を出口窓４８に自動的に心合せし、これによりストラップ２４ のチャネル３３内への正確な挿入を可能にしてヘッド２６に固定係合させる。好 ましい形状としてケーブル締結帯２２の先端５４はストラップ入口面３０から離 れて上方を向くようにストラップ２４の面に対し２５度の角を形成するように成 形され、これにより装着中のストラップ２４の操作を容易にしかつ、ストラップ チャネル３３と固定ヘッド２６とを通過させて先端５２を上向きに挿入すること を容易にする。

国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．自由端部とおよびストラップ固定ヘッドに結合される反対側端部とを有した ストラップとおよびその中にストラップ受入開口を有するストラップ固定ヘッド とを含む高強度ケーブル締結帯と； ストラップを位置決めしかつストラップを支持板に固定するための支持板の面上 に形成されたチャネル手段を含む支持板と；支持板を装着面に固定するための装 着手段と；およびケーブル締結帯のヘッドを支持板に結合する可撓ヒンジと；か らなるケーブル装着具。
2. ２．ケーブル装着具が一体に形成されるところの請求項１記載のケーブル装着具 。
3. ３．チャネル手段が対向するストラップ案内壁を有するストラップチャネルを含 み、ストラップ案内壁はその一部分に沿って平坦なブリッジにより連結されて出 口窓を形成し；およびケーブル締結帯の自由端部がチャネル内に案内されたとき に出口窓とケーブル締結帯のストラップ受入開口とが自動的に心合せされ、これ によりチャネルおよび出口窓を通過して挿入されたストラップがケーブル締結帯 のヘッドのストラップ受入開口内に案内されるように、ヒンジがチャネルの出口 窓に隣接して配置される請求項２記載のケーブル装着具。
4. ４．ケーブル支持具のストラップと支持板とが実質的に平行な平面内に形成され ；および ストラップがチャネルと心が一致されている請求項３記載のケーブル装着具。
5. ５．ヒンジがケーブル締結帯のヘッドをそれらの成形のままの位置から９０度以 上回転させるのに十分な長さを有し；および出口窓が装着面から離れて上方に向 けられこれによりその中に固定されるストラップの自由端部が上方に向けられて それの操作が容易にされた請求項４記載のケーブル装着具。
6. ６．ストラップの自由端部の一部分がストラップの面と交差するように形成され るところの請求項５記載のケーブル装着具。
7. ７．ストラップ案内壁が収斂する翼部分を含む請求項６記載のケーブル装着具。
8. ８．装着手段が感圧接着剤の層を含む請求項７記載のケーブル装着具。 ９，装着手段が支持板内に締結具受入孔を含む請求項７記載のケーブル装着具。