JP2002101590A - 絶縁部材及び電動機固定子及び電動機固定子の組立方法 - Google Patents

絶縁部材及び電動機固定子及び電動機固定子の組立方法

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JP2002101590A JP2000286531A JP2000286531A JP2002101590A JP 2002101590 A JP2002101590 A JP 2002101590A JP 2000286531 A JP2000286531 A JP 2000286531A JP 2000286531 A JP2000286531 A JP 2000286531A JP 2002101590 A JP2002101590 A JP 2002101590A
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Tomoaki Oikawa
智明 及川
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庸賀 田島
Hiroyuki Akita
裕之 秋田
Takakimi Miyajima
卓仁 宮島
Toshio Arai
利夫 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁部材と固定子鉄心ティース部との密着性
を向上し、銅損低減によりモータ効率を改善すると共
に、絶縁部材の破損を防止し、製造ラインでの絶縁部材
脱落を防止した、性能、信頼性、作業性を向上した電動
機固定子を提供すること。 【解決手段】 電動機固定子鉄心の各ティース部に分割
して挿入され、挿入始端が前記ティース部に挿入するよ
うに開口し、挿入終端まで挿入される絶縁部材におい
て、挿入始端の開口巾を電動機固定子鉄心のティース巾
よりも狭くしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、巻線と固定子鉄
心間の絶縁に、樹脂成形された絶縁部材を用いる電動機
固定子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の樹脂成形された絶縁部材を
用いた電動機固定子の斜視図である。図において、1は
固定子鉄心、2は固定子鉄心ティース部であり、この固
定子鉄心ティース部2に樹脂成形された絶縁部材3を挿
入して装着し、絶縁部材3の巻装部に巻線4を巻回して
ある。
【0003】図9に図8のA−A面から見た固定子鉄心
ティース部2と絶縁部材3の断面図を示す。図におい
て、図8と同一部品には同一符号を付し説明を省略す
る。樹脂成形された絶縁部材3は、固定子鉄心ティース
部2の上下から挿入されるよう2つ以上の部品から構成
されている。また、絶縁部材挿入始端5は固定子鉄心テ
ィース部2に挿入するように開口しており、絶縁部材挿
入終端6まで挿入される。
【0004】従来絶縁部材の寸法は、絶縁部材挿入始端
開口巾をa、絶縁部材挿入終端開口巾b、固定子鉄心テ
ィース巾をcとすると、絶縁部材3の挿入性を良くする
ため、a=b≧cとなるよう設計していた。ここで、7
は絶縁部材座面部、8は絶縁部材ティース側面部、9は
固定子鉄心端面部を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動機固定子は
以上のように構成されているので、固定子鉄心ティース
巾cに対し、絶縁部材挿入始端開口巾a及び絶縁部材挿
入終端開口巾bが広いため、絶縁部材3と固定子鉄心テ
ィース部2との密着性が悪く、固定子のスロット有効溝
断面積が低下する為、1スロットに巻回される巻線の量
が低下し、モータ効率が低下するという問題点があっ
た。
【0006】また、絶縁部材3は樹脂成形されている
為、成形型で直角となるよう設計しても、成型品では角
部が若干曲面になるという傾向があり、絶縁部材座面部
7と絶縁部材ティース側面部8の交わる角部に若干の曲
面が形成されてしまう。この為、座面での開口巾は曲面
の分だけ小さくなり、絶縁部材3挿入時、絶縁部材座面
部7が固定子鉄心端面部9に密着せず、巻線の周長が長
くなりモータ効率が低下するという問題点があった。
【0007】また、絶縁部材3を固定子鉄心ティース部
2に挿入する際、固定子鉄心ティース巾cに対し、絶縁
部材挿入始端開口巾a及び絶縁部材挿入終端開口巾bが
広いため、製造ラインにおいて、挿入後巻線を実施する
までの間で絶縁部材3が脱落しやすいという問題点があ
った。
【0008】また、絶縁部材3と固定子鉄心ティース部
2の密着性を上げるため、a=b=cに近づけると絶縁
部材3挿入時に、絶縁部材挿入終端6付近に応力が集中
し、破損するという問題点があった。
【0009】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、絶縁部材と固定子鉄心ティース部と
の密着性を向上し、銅損低減によりモータ効率を改善す
ると共に、絶縁部材の破損を防止し、製造ラインでの絶
縁部材脱落を防止した、性能、信頼性、作業性を向上し
た電動機固定子を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る絶縁部材
は、電動機固定子鉄心の各ティース部に軸方向に分割し
て挿入され、挿入始端が前記ティース部に挿入するよう
に開口し、挿入終端まで挿入される絶縁部材において、
挿入始端の開口巾が、電動機固定子鉄心のティース巾よ
りも狭いものである。
【0011】また、挿入始端の開口巾が電動機固定子鉄
心のティース巾よりも狭く、挿入終端の開口巾が電動機
固定子鉄心のティース巾よりも広いものである。
【0012】また、電動機固定子鉄心の各ティース部に
軸方向に分割して挿入され、挿入始端がティース部に挿
入するように開口し、挿入終端まで挿入され、ティース
部と対向する座面部と、ティース部の側面と対向するテ
ィース側面部とを有する絶縁部材において、座面部に、
ティース側面部と接する面を有する溝を設けたものであ
る。
【0013】また、樹脂成形する際の成形型の合わせ部
を、座面部と同一面上に設けたものである。
【0014】また、複数のティース部に対し、1個又は
複数個のティース部毎に分割し挿入するものである。
【0015】この発明に係る電動機固定子の組立方法
は、請求項1又は請求項2記載の絶縁部材を用いる電動
機固定子の組立方法であって、テーパー状の治具を電動
機固定子鉄心のティース部が挿入される隙間の中程に挿
入し、絶縁部材の挿入始端開口部をティース巾より広
げ、絶縁部材の挿入始端が挿入された後にテーパー状の
治具を引き抜き、絶縁部材を絶縁部材の挿入終端まで挿
入するものである。
【0016】この発明に係る電動機固定子は、複数のテ
ィース部を有する固定子鉄心と、この固定子鉄心のティ
ース部に挿入され、コイル巻装部を有する樹脂成形の請
求項1〜5の何れかに記載の絶縁部材と、ティース部に
装着された絶縁部材の巻装部に巻回される電線と、を備
えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図面を用いて説明する。図1は実施の形
態1を示す図で、固定子鉄心ティース部と絶縁部材の断
面図である。図において、樹脂成形された絶縁部材3
は、固定子鉄心ティース部2の上下から挿入されるよう
2つ以上の部品から構成されている。また、絶縁部材挿
入始端5は固定子鉄心ティース部2に挿入するように開
口しており、絶縁部材挿入終端6まで挿入される。7は
絶縁部材座面部、8は絶縁部材ティース側面部、9は固
定子鉄心端面部を示す。
【0018】絶縁部材の寸法は、絶縁部材挿入始端開口
巾をa、固定子鉄心ティース巾をcとすると、本実施の
形態では、a<cとなるように設計する。本実施の形態
ではこれにより、絶縁部材3は固定子鉄心ティース部2
に挿入された後も、絶縁部材挿入始端5開口部の復元力
により固定子鉄心ティース部2に密着し、スロット有効
溝断面積を広げることが可能となると共に、固定子製作
時の絶縁部材3の脱落を防止するように作用する。
【0019】なお、絶縁部材3の固定子鉄心ティース部
2への挿入時には、本実施の形態では絶縁部材挿入始端
5開口部をティース巾よりも広げる必要があるため、テ
ーパー状の治具を固定子鉄心ティース部2が挿入される
隙間の中程に挿入し、絶縁部材挿入始端5開口部をティ
ース巾より広げ、絶縁部材挿入始端5が挿入された後に
治具を引き抜き、絶縁部材3を絶縁部材挿入終端6まで
挿入している。
【0020】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図面を用いて説明する。図2は実施の形態2を示
す図で、固定子鉄心ティース部と絶縁部材の断面図であ
る。図において、絶縁部材挿入始端開口巾をa、絶縁部
材挿入終端開口巾をb、固定子鉄心ティース巾をcとす
ると、本実施の形態ではa<c<bとなるように設計す
る。これにより、絶縁部材ティース側面部8が固定子鉄
心ティース部2に接触する位置が、絶縁部材座面部7と
絶縁部材ティース側面部8の交わる角部から離れた位置
にすることが出来るため、前記角部の応力を緩和するこ
とができ、絶縁部材3の破損を防ぐことが出来る。
【0021】この応力集中をCAE解析した結果を図3
に示す。図3(a)はb=cとした場合の応力集中のC
AE解析結果、図3(b)はb>cとした場合の応力集
中のCAE解析結果を示す。これは絶縁部材3の絶縁部
材座面部7と絶縁部材ティース側面部8の交わる付近を
示したものであり、図3(a)に示すようにb=cとし
た場合の最大応力は、応力集中部10で示すように丁度
絶縁部材座面部7と絶縁部材ティース側面部8が交わる
角部で発生している。
【0022】図3(b)に示すように、b>cとするこ
とにより絶縁部材ティース側面部8が固定子鉄心ティー
ス部2に接触する位置をコア積厚の3%程度絶縁部材座
面部7より離れた位置にずらすことで、応力集中部10
が前記接触する点に移ると共に、最大応力が77%まで
緩和している。
【0023】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3を図面を用いて説明する。図4は実施の形態3を示
す図で、固定子鉄心ティース部と絶縁部材の断面図であ
る。図において、図1と同一部分については同一符号を
付している。本実施の形態は、絶縁部材座面部7に絶縁
部材ティース側面部8と接する面を持つ絶縁部材座面溝
部11を設けたものである。これにより、絶縁部材座面
部7と絶縁部材ティース側面部8のなす角に、樹脂成形
の際意図せずに生じてしまう若干の曲面により、絶縁部
材座面部7での開口巾が曲面の分だけ狭くなることを防
止し、設計通り絶縁部材座面部7でも開口巾がティース
巾以上となる為、絶縁部材座面部7が固定子鉄心端面部
9に密着することが可能になり、絶縁部材巻装部に巻回
する巻線の周長を短くすることができ、モータ効率を改
善することが出来る。
【0024】また、1つのティースに1つのコイルを巻
回する集中直巻タイプの巻線では、絶縁部材と固定子鉄
心が密着することにより、巻装部が安定した形状となる
ことから、巻線の整列性を高めることができ、スロット
の巻線占有率を向上が可能となり、モータ効率の改善を
することができる。
【0025】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4を図面を用いて説明する。図5は実施の形態4を示
す図で、固定子鉄心ティース部と絶縁部材の断面図であ
る。図において、図1と同一部分については同一符号を
付している。本実施の形態は実施の形態3に対し、絶縁
部材3を樹脂成形する際に発生する成形型合わせ部12
を、絶縁部材座面部7と同一面上に配置したものであ
る。
【0026】成形型は形状により型の抜き方向が制限さ
れるため、成形型の合わせ目を任意の場所に配置する
と、成形型の形状が複雑となり高価なものとなってしま
う。絶縁部材3は、固定子鉄心内部に挿入され、スロッ
ト内部を絶縁する直線的な部分と、固定子鉄心外部で巻
線のコイルエンド部を保持し、巻線の渡り線や中性点、
リード線等を納める複雑に入り組んだ形状を形作る部分
とから形成される。
【0027】この境目、つまり絶縁部材座面部7と同一
面を成形型の合わせ目とすることで、成形型のコストを
安価にすることが可能であるが、成形部品の場合、成形
型の合わせ目はその他の部分に比べ強度が弱く、破損し
やすいという問題がある。実施の形態2で述べた通り、
絶縁部材座面部7と絶縁部材ティース側面部8の交わる
点は、応力が最も集中する箇所である。
【0028】そこで、実施の形態3で示した構造と併用
することで最大応力点をずらし、成形型の合わせ目を座
面と同一面に持ってきても、型の合わせ目に発生する応
力を緩和することができ、絶縁部材3の歩留まりと信頼
性を向上することができる。
【0029】図6にCAE解析の結果を示す。これは、
絶縁部材座面部7と絶縁部材ティース側面部8の交わる
点付近を拡大したものである。図6(a)は角部の形状
を成形型で直角とした場合に、実際に成形したもので実
測した曲面で応力を計算したものである。図6(b)は
座面に絶縁部材座面溝部11を設けた場合の応力を計算
したものである。この結果、応力集中部10が絶縁部材
座面溝部11側に移動し、絶縁部材座面部7と同一面に
発生する応力は80%程度まで緩和されている。
【0030】本実施の形態は、絶縁部材座面溝部11丸
溝で示したが、角形状でも同様な効果は得られることは
言うまでもない。
【0031】実施の形態5.以下、この発明の実施の形
態5を図面を用いて説明する。図7は実施の形態5を示
す図で、絶縁部材の斜視図である。図において、1は1
は固定子鉄心、2は固定子鉄心ティース部、3は固定子
鉄心ティース部2に装着される樹脂成形された絶縁部材
である。
【0032】本実施の形態は、各ティース毎に一対の絶
縁部材3を使用している。これにより、絶縁部材3挿入
時に挿入始端開口部を広げる為の設備が少なくてすむた
め、設備投資の抑制に効果的である。
【0033】本実施の形態は、1ティース毎に分割した
例を示したが、2ティース以上を1まとまりとして分割
しても同様の効果は得られるのは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】この発明に係る絶縁部材は、挿入始端の
開口巾を電動機固定子鉄心のティース巾よりも狭くした
ことにより、絶縁部材はティース部に挿入された後も、
挿入始端開口部の復元力によりティース部に密着し、ス
ロット有効溝断面積を広げることが可能となると共に、
固定子製作時の絶縁部材の脱落を抑制する効果を奏す
る。
【0035】また、挿入始端の開口巾が電動機固定子鉄
心のティース巾よりも狭く、挿入終端の開口巾が電動機
固定子鉄心のティース巾よりも広くしたことにより、応
力集中部を絶縁部材の座面部より離れた位置にずらすこ
とができると共に、最大応力を低減することができる。
【0036】また、座面部に、ティース側面部と接する
面を有する溝を設けたことにより、座面部でも開口巾が
ティース巾以上となる為、座面部が固定子鉄心端面部に
密着することが可能になり、絶縁部材巻装部に巻回する
巻線の周長を短くすることができる。
【0037】また、樹脂成形する際の成形型の合わせ部
を、座面部と同一面上に設けたことにより、成形型の合
わせ目を座面と同一面に持ってきても、型の合わせ目に
発生する応力を緩和することができ、絶縁部材の歩留ま
りと信頼性を向上することができる。
【0038】また、複数のティース部に対し、1個又は
複数個のティース部毎に分割し挿入することにより、絶
縁部材の挿入時に挿入始端開口部を広げる為の設備が少
なくてすむため、設備投資の抑制に効果がある。
【0039】この発明に係る電動機固定子の組立方法
は、請求項1又は請求項2記載の絶縁部材を用いる電動
機固定子の組立方法であって、テーパー状の治具を電動
機固定子鉄心のティース部が挿入される隙間の中程に挿
入し、絶縁部材の挿入始端開口部をティース巾より広
げ、絶縁部材の挿入始端が挿入された後にテーパー状の
治具を引き抜き、絶縁部材を絶縁部材の挿入終端まで挿
入することにより、挿入始端の開口巾を電動機固定子鉄
心のティース巾よりも狭くしたものであも、容易に組立
を行うことができる。
【0040】この発明に係る電動機固定子は、複数のテ
ィース部を有する固定子鉄心と、この固定子鉄心のティ
ース部に挿入され、コイル巻装部を有する樹脂成形の請
求項1〜5の何れかに記載の絶縁部材と、ティース部に
装着された絶縁部材の巻装部に巻回される電線と、を備
えたことにより、絶縁部材と固定子鉄心ティース部との
密着性が向上し、モータ効率を改善すると共に、絶縁部
材の信頼性向上、制作時の作業性向上、設備投資の抑制
した電動機固定子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す図で、絶縁部材及び固定
子鉄心ティース部の断面図である。
【図2】 実施の形態2を示す図で、絶縁部材及び固定
子鉄心ティース部の断面図である。
【図3】 実施の形態2を示す図で、CAE応力解析結
果を示す図である。
【図4】 実施の形態3を示す図で、絶縁部材及び固定
子鉄心ティース部の断面図である。
【図5】 実施の形態4を示す図で、絶縁部材の斜視図
である。
【図6】 実施の形態4を示す図で、CAE応力解析結
果を示す図である。
【図7】 実施の形態5を示す図で、絶縁部材及び固定
子鉄心の斜視図である。
【図8】 従来の電動機固定子の斜視図である。
【図9】 従来の絶縁部材及び固定子鉄心ティース部の
断面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心、2 固定子鉄心ティース部、3 絶縁
部材、4 巻線、5絶縁部材挿入始端、6 絶縁部材挿
入終端、7 絶縁部材座面部、8 絶縁部材ティース側
面部、9 固定子鉄心端面部、10 応力集中部、11
絶縁部材座面溝部、12 成形型合わせ部。
フロントページの続き (72)発明者 及川 智明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 田島 庸賀 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 秋田 裕之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 宮島 卓仁 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 荒井 利夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H604 AA05 AA08 BB01 BB14 CC01 CC05 CC15 DB01 PB03 5H615 AA01 BB01 BB14 PP01 PP10 PP13 PP14 QQ02 QQ19 QQ26 RR01 SS09 SS10 TT03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機固定子鉄心の各ティース部に軸方
    向に分割して挿入され、挿入始端が前記ティース部に挿
    入するように開口し、挿入終端まで挿入される絶縁部材
    において、 前記挿入始端の開口巾が、前記電動機固定子鉄心のティ
    ース巾よりも狭いことを特徴とする絶縁部材。
  2. 【請求項2】 前記挿入終端の開口巾が、前記電動機固
    定子鉄心のティース巾よりも広いことを特徴とする請求
    項1記載の絶縁部材。
  3. 【請求項3】 電動機固定子鉄心の各ティース部に軸方
    向に分割して挿入され、挿入始端が前記ティース部に挿
    入するように開口し、挿入終端まで挿入され、前記ティ
    ース部と対向する座面部と、前記ティース部の側面と対
    向するティース側面部とを有する絶縁部材において、 前記座面部に、前記ティース側面部と接する面を有する
    溝を設けたことを特徴とする絶縁部材。
  4. 【請求項4】 樹脂成形する際の成形型の合わせ部を、
    前記座面部と同一面上に設けたことを特徴とする請求項
    3記載の絶縁部材。
  5. 【請求項5】 複数のティース部に対し、1個又は複数
    個のティース部毎に分割し挿入することを特徴とする請
    求項1〜4の何れかに記載の絶縁部材。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2記載の絶縁部材を
    用いる電動機固定子の組立方法であって、 テーパー状の治具を電動機固定子鉄心のティース部が挿
    入される隙間の中程に挿入し、絶縁部材の挿入始端開口
    部をティース巾より広げ、絶縁部材の挿入始端が挿入さ
    れた後に前記テーパー状の治具を引き抜き、絶縁部材を
    絶縁部材の挿入終端まで挿入することを特徴とする電動
    機固定子の組立方法。
  7. 【請求項7】 複数のティース部を有する固定子鉄心
    と、 この固定子鉄心のティース部に挿入され、コイル巻装部
    を有する樹脂成形の請求項1〜5の何れかに記載の絶縁
    部材と、 前記ティース部に装着された前記絶縁部材の巻装部に巻
    回される電線と、を備えたことを特徴とする電動機固定
    子。
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