JP2002099797A - 営業担当者指定システム - Google Patents

営業担当者指定システム

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JP2002099797A
JP2002099797A JP2000288552A JP2000288552A JP2002099797A JP 2002099797 A JP2002099797 A JP 2002099797A JP 2000288552 A JP2000288552 A JP 2000288552A JP 2000288552 A JP2000288552 A JP 2000288552A JP 2002099797 A JP2002099797 A JP 2002099797A
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Yuichi Nakayama
祐一 中山
Naoko Horie
奈緒子 堀江
Atsushi Kakisakai
淳 垣堺
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GE EDISON LIFE INSURANCE CO
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客に最適な営業担当者を保険の新規購入時
にリアルタイムで指名可能な営業担当者指定システムを
提供することにある。 【解決手段】 営業担当者の選択条件を入力する(ステ
ップS1003)。候補者の一覧が表示される(ステッ
プS1011)。顧客が希望の営業担当者のイメージを
押下すると、詳細情報表示画面が表示される。営業担当
者の訪問・連絡時間を指定する(ステップS101
4)。顧客用端末からメインサーバに当該営業担当者が
指名された旨の情報が送信される。メインサーバは、顧
客データベースを更新する。顧客の情報は、営業担当者
の端末へ送信される(ステップS1019)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、営業担当者指定シ
ステムに関し、より詳細には、顧客がインターネット等
のネットワークを利用して営業担当者を指定または変更
可能な営業担当者指定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】生命保険、損害保険、簡易保険等の保険
事業を営む会社に対して、顧客が行う保険加入の申込み
の手続きは、営業担当者または代理店を介して行われる
のが一般的である。ここで、保険会社の営業担当者また
は代理店とは、顧客に特定の保険会社が提供する保険の
情報を提示し、契約者と保険会社との保険申込みにおけ
る仲介業務を行う者をいう。
【0003】従来から行われている保険業務における、
保険加入の申込み処理の流れは、以下のようなものであ
る。すなわち、営業担当者は、契約を希望する客先に出
向き、代理先である保険会社が提供する保険の斡旋をお
こない、顧客から氏名、住所、年齢等の個人の情報を収
集し、この情報に基いて保険内容や推奨する保険サービ
スまたは特約等を提示する。顧客は、提示された情報に
基いて、所望の保険内容の詳細を決定する。
【0004】営業担当者は、PCや、株式会社エヌ・テ
ィ・ティ・ドコモ(会社名)が提供するiモード(サー
ビス名)端末等の携帯端末等(PC等)を所持してお
り、顧客から収集した情報をそのPC等に入力する。P
C等は、この入力情報に基いて予め定められた処理を行
い、保険料等を表示画面上に出力する。顧客は出力され
た情報を確認し、別途用意された保険申込書の用紙上に
該当事項を記入する。最終的な契約内容が確定した保険
申込書は、顧客により記名および捺印がなされることに
より、保険会社と顧客との間での契約が締結される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来から行われている
保険事業においては、顧客が保険を購入したときに加入
の手続きをした仲介者がその顧客を担当する営業担当者
となる。このような状況において、顧客は保険の購入
後、契約期間によっては何十年という長きに亘りサービ
スを受ける営業担当者として、特定の営業担当者を希望
する場合がある。また、営業成績や年齢、個性などに基
いて営業担当者を選定したいと希望する場合がある。し
かし、従来の保険事業では、保険会社において顧客が希
望する営業担当者を指定することができないという問題
があった。
【0006】また、たとえば保険会社の営業担当者に集
金に来てほしい場合や、保険金を支払ってほしい場合、
保険の見直しをしたい場合、保険会社からサービスを受
けたい場合等において、顧客は遠隔地への引越し等の理
由により、契約期間の途中で新しく営業担当者を選定し
たいと希望する場合がある。しかし、これらのサービス
は各顧客の営業担当者が処理するものであり、顧客は自
分の希望する営業担当者を指定できないという問題があ
った。
【0007】また、従来の保険事業では、顧客において
保険会社から営業担当者または代理店の情報を迅速に収
集する手段がないという問題があった。一方、保険会社
においても、新規の契約を希望する顧客や契約期間中の
顧客がどのような営業担当者を希望しているのかを判断
できないという問題があった。
【0008】さらに、保険会社においては、複数からな
る営業担当者または代理店に関する最新の情報を常時収
集管理をしてはおらず、担当者の選定や顧客と担当者と
の面接等のスケジュールの設定は営業担当者または代理
店にとって煩雑な業務であるという問題があった。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、顧客が希望す
る営業担当者を、保険の新規購入時にリアルタイムで指
名できるようにした営業担当者指定システムを提供する
ことにある。
【0010】本発明の他の目的は、保険の契約期間中に
営業担当者をリアルタイムで変更できるようにした営業
担当者指定システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、顧客へ
サービスを提供するサービス会社の営業担当者に関する
情報を前記顧客へ提供するサービス会社のサーバと、該
サーバに対して前記顧客を担当する営業担当者の指定ま
たは変更が可能な1つ以上の前記顧客の端末とがネット
ワークに接続された営業担当者指定システムであって、
前記サーバは、前記顧客の端末から前記顧客に関する情
報を受付ける第1の受付手段と、前記サーバの記憶装置
に記憶されている営業担当者に関する情報に基き、前記
顧客を担当する営業担当者の候補を選定する選定手段
と、該選定手段により選定された前記営業担当者の候補
に関する情報を前記顧客の端末へ送信し、前記顧客を担
当する営業担当者の指定または変更を受付ける第2の受
付手段と、前記サーバの記憶装置に記憶されている前記
顧客に関する情報および前記営業担当者に関する情報
を、前記営業担当者の指定または変更に基いて更新する
更新手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】このような構成をとることにより、顧客は
保険を新規に購入する際、保険会社から提供される情報
に基いて自身が希望する営業担当者を判断し、自由に指
名することができる。また、顧客が既に契約者であって
営業担当者が既に存在する場合であっても、保険会社か
ら提示される情報に基づいて希望の営業担当者を判断
し、自由に指名することができる。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の営業担当者指定システムにおいて、前記サーバ
は、1つ以上のコンピュータ・システムを含むことを特
徴とする。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の営業担当者指定システムにおいて、前
記営業担当者は、前記保険会社の業務に関して電話また
は電子メールによる対応を行うコールセンタのオペレー
タを含むことを特徴とする。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし3のいずれか1項に記載の営業担当者指定システ
ムにおいて、前記識別するための情報は、少なくとも前
記顧客の住所および氏名を含むことを特徴とする。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし4のいずれか1項に記載の営業担当者指定システ
ムにおいて、前記営業担当者の候補を選定するための条
件を前記顧客の端末から受付ける第3の受付手段を備
え、前記選定手段は前記条件に基いて前記営業担当者の
候補を選定することを特徴とする。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の営業担当者指定システムにおいて、前記選定手
段は、前記条件および前記営業担当者に関する情報に基
いて、前記顧客に対する前記営業担当者の優先度を示す
点数を計算する計算手段と、該計算手段により計算され
た点数を相互に比較し、前記営業担当者の優先度を判定
する優先度判定手段とを備え、前記第2の受付手段は前
記点数を前記顧客の端末に送信することを特徴とする。
【0018】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の営業担当者指定システムにおいて、前記顧客に
関する情報および前記営業担当者に関する情報は共に住
所の情報を含み、前記計算手段は、前記顧客の住所と前
記営業担当者の住所との間の距離に基いて前記営業担当
者に対する点数を計算することを特徴とする。
【0019】また、請求項8に記載の発明は、請求項6
または7に記載の営業担当者指定システムにおいて、前
記顧客に関する情報および前記営業担当者に関する情報
は2つ以上の項目を含み、前記計算手段は、前記項目の
各々について点数を付与し、前記営業担当者毎に前記点
数を合計することを特徴とする。
【0020】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
ないし8のいずれか1項に記載の営業担当者指定システ
ムにおいて、前記営業担当者の指定または変更は、前記
顧客の端末の画面に表示され、前記営業担当者の候補の
各々に対応するイメージを選択することにより行われる
ことを特徴とする。
【0021】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1ないし9のいずれか1項に記載の営業担当者指定シス
テムにおいて、前記第2の受付手段は前記顧客の端末か
らの要求に応じて、前記営業担当者の候補の各々に対応
する詳細情報を提供する情報提供手段を含むことを特徴
とする。
【0022】また、請求項11に記載の発明は、請求項
1ないし10のいずれか1項に記載の営業担当者指定シ
ステムにおいて、前記営業担当者の指定または変更がな
された新たな営業担当者と前記顧客との面接に関する情
報であって、少なくとも前記面接の日付、時間および訪
問先を含む情報を前記顧客の端末から受付ける第4の受
付手段を備え、前記更新手段は、前記第4の受付手段が
受付けた情報に基いて、前記顧客に関する情報および前
記新たな営業担当者に関する情報を更新することを特徴
とする。
【0023】したがって、顧客が希望の営業担当者を選
定した場合に、次のステップとして担当者の訪問、連絡
の手段を日付、時間および訪問先まで特定して指定でき
る。
【0024】また、請求項12に記載の発明は、請求項
1ないし11のいずれか1項に記載の営業担当者指定シ
ステムにおいて、前記営業担当者の指定または変更がな
された新たな営業担当者と前記顧客との面接に関する情
報であって、少なくとも前記面接の日付、時間および訪
問先を自動的に決定するスケジュール自動決定手段を備
え、前記更新手段は前記スケジュール自動決定手段が決
定した情報に基いて、前記顧客に関する情報および前記
新たな営業担当者に関する情報を更新することを特徴と
する。
【0025】また、請求項13に記載の発明は、請求項
1ないし12のいずれか1項に記載の営業担当者指定シ
ステムにおいて、前記第1の受付手段が、前記顧客の端
末から前記顧客を担当する営業担当者の自動選択の要求
を受付けた場合、前記顧客を担当する営業担当者の自動
的な選択を行う自動選択手段を備えることを特徴とす
る。
【0026】営業担当者を特定するというニーズのない
顧客は、希望する商品またはサービスを入力して保険会
社のサーバへ送信すると、顧客によって入力された住所
に基づき、当該顧客に最適な営業担当者が自動的に選定
される。
【0027】また、請求項14に記載の発明は、請求項
13に記載の営業担当者指定システムにおいて、前記自
動選択手段は、前記条件および前記営業担当者に関する
情報に基いて、前記顧客に対する前記営業担当者の優先
度を示す点数を計算することにより前記自動的な選択を
行うことを特徴とする。
【0028】また、請求項15に記載の発明は、請求項
1ないし14のいずれか1項に記載の営業担当者指定シ
ステムにおいて、前記営業担当者の端末を備え、前記サ
ーバは、前記顧客に関する情報を前記営業担当者の端末
へ送信することを特徴とする。
【0029】さらに、請求項16に記載の発明は、請求
項15に記載の営業担当者指定システムにおいて、前記
営業担当者の端末は、前記営業担当者の営業状況等に基
いて前記顧客に関する情報および前記営業担当者に関す
る情報を更新することを特徴とする。
【0030】したがって、顧客の情報および営業担当者
の営業状況は、保険会社によって所有または管理される
サーバにより集中的に管理され、顧客は営業担当者の情
報をリアルタイムで参照でき、最近のセールス状況等を
担当者選定の判断材料とすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳しく説明する。なお、本実施形態では保険会
社の営業担当者指定システムを例に説明するが、本発明
は他のサービス会社における営業担当者の指定にも使用
することができる。図1は、本発明の営業担当者指定シ
ステムの構成の一実施形態を示す図である。本実施形態
において、営業担当者指定システムは、ネットワークと
してのインターネット115に接続されたコンピュータ
システム、すなわち顧客用端末111と、保険会社のメ
インサーバ101とを備える。顧客用端末111は顧客
が使用するコンピュータ・システムであり、この端末を
通じて保険の新規契約、営業担当者の指定、変更ができ
る。なお、保険会社側のサーバ群からサービスを受ける
顧客用端末111は、クライアントとも呼ばれる。
【0032】メインサーバ101は保険会社において所
有または管理され、ホームページに表示される情報の内
容、すなわちコンテンツを記憶する。メインサーバ10
1は、保険会社側の複数のサーバ群、すなわち顧客デー
タベース・サーバ103、スケジュール管理サーバ10
5、および担当者情報管理サーバ113と情報の送受信
も行う。
【0033】顧客データベース・サーバ103は、顧客
の指名、住所、購入商品等の情報をデータベースの形態
で保存記憶する(以下、このデータベースを「顧客デー
タベース」という)。スケジュール管理サーバ105
は、営業担当者の面接日時および時間、顧客への訪問予
定等によって構成される営業担当者予定管理マスタ・フ
ァイルを記憶する。担当者情報管理サーバ113は、営
業担当者基本情報マスタ・ファイルを記憶する。営業担
当者基本情報マスタ・ファイルは、営業担当者の氏名、
生年月日、出身地、在職歴、所属営業所、訪問可能地
域、連絡可能手段(電話や電子メール等)、連絡可能時
間、営業活動結果等の情報等によって構成される。
【0034】Eメール・サーバ107は、スケジュール
管理サーバ105や担当者情報管理サーバ113からの
要求に応じて、担当者用端末109に電子メールを送信
する。
【0035】担当者用端末109は、営業担当者または
代理店からの情報の提供、電子メールによる顧客の情報
の受信等を行う。営業担当者は、担当者用端末109を
通じて顧客データベース・サーバ103または担当者情
報管理サーバ113へアクセスし、自身の営業状況に基
いて各サーバに記憶されているデータを更新することが
できる。
【0036】図2は、本発明の営業担当者指定システム
において使用されるコンピュータ・システムのハードウ
ェア構成を示す図である。コンピュータ・システムは、
中央処理装置(CPU)301とRAM305とを含
む。CPU301およびRAM305は、バス317を
介して、補助記憶装置307と接続されている。補助記
憶装置307、ROM303等の記憶媒体には、RAM
305にロードされてCPU301等に所望の命令を与
え、本発明を実施するためのコンピュータ・プログラム
のコードを記録することができる。また、各サーバの補
助記憶装置307には、後述のデータベースやマスタ・
ファイルが記憶されている。
【0037】通信インタフェース309はバス317に
結合されており、例えばインターネット/WWW(Worl
d Wide Web)へのデータ通信接続を可能とするサービス
統合ディジタル網(ISDN)カード、またはモデムと
することができる。
【0038】315はCRTなどの表示装置である。入
力装置311は、文字や数字を入力するために使用さ
れ、たとえばキーボード等が該当する。カーソル制御装
置313は、表示装置315上でのカーソルの移動を制
御する。なお、本実施形態ではマウスやトラックボール
などを想定している。これらは、バス317を介して結
合される。
【0039】このような構成により、顧客用端末111
からメインサーバ101への接続要求は、インターネッ
ト115と、メインサーバ101の通信インタフェース
309と、バス317とを介してCPU301に送られ
る。メインサーバ301のCPU301は、これに対
し、ログイン画面を顧客用端末111へ送信し、顧客は
必要な情報を入力し、接続要求と同様にCPU301に
送信する。このようにして、メインサーバ101は、顧
客用端末111への表示画面を用いて、顧客の端末11
1へ情報を提供したり、情報の入力を促すことができ
る。
【0040】また、メインサーバ101のCPU301
は、顧客用端末111への表示画面にボタンを設定し、
顧客がボタンを押下する操作を受信したり、顧客用端末
111へ情報を提供することにより、対話形式の受注ま
たは発注作業を進めていく。
【0041】各サーバのCPU301は、顧客を担当す
る営業担当者の自動選択や候補の選定、スケジュールの
自動指定等の情報処理を行なう。
【0042】これらの諸機能は、ROM303に格納さ
れたコンピュータ・プログラムを、CPU301が実行
することにより達成される。
【0043】このコンピュータ・プログラムはオペレー
ティングシステムと協働して実行される。オペレーティ
ング・システムとしては、標準でGUIマルチウインド
ウ環境をサポートするものが望ましいが、本発明は特定
のオペレーティング・システム環境に限定されるもので
はない。
【0044】各コンピュータ・システムは、ネットワー
ク間の中継を行うためのプログラムであるゲートウェイ
・プログラムを実装する。また、インターネット上のホ
ームページを記述するHTML言語またはこれと同等以
上の機能を呈するマークアップランゲージを実際に閲覧
可能な形に変換する閲覧ソフトとして、ブラウザが導入
(インストール)されている。ブラウザとしては、例え
ばネットスケープ社のNetscape Navigator、マイクロソ
フト社のInternet Explorer等を使用する。ただし、こ
れらは例示であって本発明におけるブラウザ環境を限定
するものではない。
【0045】また、各コンピュータ・システムには、ア
プリケーションをWebシステム上でブラウザを利用し
て操作するために、Webアプリケーション・サーバと
呼ばれるサーバ・ソフトウェアが導入されている。We
bアプリケーション・サーバは、クライアントから指定
されたHTML文書またはこれと同等以上の機能を呈す
るマークアップ・ランゲージによるデータ、イメージフ
ァイル等をクライアントに提供するとともに、クライア
ントから情報処理に関する指示を受付けてゲートウェイ
プログラムにその指示を引渡す通信用プログラムであ
る。Webアプリケーション・サーバは周知のものを使
用することができる。
【0046】インターネットに接続されたコンピュータ
・システム間では、HTTP(Hypertext Transport Pr
otocol)プロトコルに基き、WWWサーバとブラウザと
の間でHTML文書またはこれと同等以上の機能を呈す
るマークアップ・ランゲージにより記述されたデータの
授受を行う。したがって、各コンピュータ・システムの
WebブラウザからURL(Uniform Resource Locator)
形式でWWWサーバ上のHTML文書を指定し、または
呼び出すことができる。
【0047】上述したHTTPプロトコルによるデー
タ、ブラウザ、ゲートウェイプログラム、Webアプリ
ケーションサーバにより、本実施形態に係る各サーバ
は、メインサーバ101を介して顧客用端末111への
種々の情報の送信し、また顧客用端末111から顧客に
関する情報、顧客を担当する営業担当者の指定または変
更、営業担当者の候補の条件、営業担当者との面接のス
ケジュール等の情報を受信する。
【0048】コンピュータ・システム間でインターネッ
トを介して行われる情報の授受においては、個人情報が
盗用されるのを防ぐため、暗号化/復号化処理が行われ
る。個人情報やクレジット情報の授受における暗号化方
式としては、たとえばSSL(Secure Socket Layer)
という暗号化方式を使用することができる。WWWサー
バにアクセスし、データを読み込むためのWWWブラウ
ザがSSLに対応していれば(例えば、ネットスケープ
社のNetscape Navigator、マイクロソフト社のInternet
Explorer等)、各コンピュータ・システムにおいて特
別な設定をすることなく暗号化された情報の授受を行う
ことができる。
【0049】以下、本発明に係るシステムの動作の説明
に先立って、図面を参照し、HTML文書に基いて顧客
用端末111の表示装置上に表示される表示画面を順に
説明する。
【0050】図3は、顧客から希望保険種類またはサー
ビス内容をWebから受付ける顧客情報入力画面の例を
示す図である。図3に示すように、顧客情報入力画面に
は、顧客の氏名や性別、生年月日等の、顧客に関する情
報を入力するための入力欄が設けられている。
【0051】また、顧客情報入力画面は、顧客が入力欄
に必要事項を入力した後、その情報をメインサーバ10
1へ送信する場合にマウス等のポインティングデバイス
を使用して押下するボタン201〜207を備えてい
る。顧客は、以下のように種々の条件に応じて入力ボタ
ンを選択押下することができる。
【0052】201は、保険を新規購入する際、担当者
を指定する場合に押下する担当者指定ボタンである。2
03は、既に保険会社と既に契約している顧客が、当該
契約済みの保険の担当者を変更する場合に押下する担当
者変更ボタンである。205は、保険会社の業務に関し
電話または電子メールによる対応を行うコールセンタの
オペレータを顧客が指定する場合に押下するオペレータ
指定ボタンである。メインサーバ101は、これらのボ
タン操作による営業担当者の指定または変更を受付け
る。これらのボタンを押下すると、顧客情報入力画面に
おいて入力した情報がインターネット115を通じてメ
インサーバ101へ送信され、顧客用端末111の表示
装置上には図4に示す画面が表示される。
【0053】207は、営業担当者の指定を行わない場
合、すなわち入力情報をそのまま送信し、営業担当者の
指定を保険会社に委ねる場合に押下するための自動選択
ボタンである。
【0054】図4は、顧客を担当する営業担当者の条件
を選択するための条件指定画面である。図4に示す画面
では、必須入力項目として性別、年齢、在職年数、電子
メールで顧客と対応可能であるか否かの条件が列挙され
ている。また、任意入力項目として、顧客の住所の近隣
にある営業所の担当者、営業成績を条件として指定でき
る。各項目にはオプションボタンが設けられ、顧客は所
望のオプションボタンを、顧客用端末111が備えてい
るマウス等のポインティングデバイスを使用して選択す
ることができる。
【0055】図5は、顧客を担当する営業担当者の候補
の一覧を表示する担当者紹介画面の例を示す図である。
図5の例では、担当者紹介画面は各候補者の顔写真等の
イメージが描かれたオブジェクトを備えており、顧客は
所望の候補者に対応するイメージを選択して押下するこ
とにより、当該候補者を指定できる。また、図5におい
て、各候補者のイメージの上部には点数が示されてい
る。この点数は、候補者の選択処理を行なう顧客に対す
る優先度を示す。後述のように、この優先度を示す点数
は、担当者情報管理サーバ113において営業担当者基
本情報マスタ・ファイルに基き作成される。なお、図5
の例では、各候補者が優先度の高い順に表示されてい
る。
【0056】図7は、営業担当者基本情報マスタ・ファ
イルとリンクした担当者情報画面であり、具体的には図
5において各候補者のイメージを選択押下した場合に表
示される画面の例を示す図である。本画面には、該当す
る営業担当者について、営業担当基本情報マスタ・ファ
イルから抽出した情報、たとえば氏名、生年月日、出身
地、営業担当者自身のメッセージ、過去12箇月の営業
活動結果とサービス処理件数等の情報を表示され、顧客
はこの情報を参考にして希望の担当者を指定することが
できる。なお、表示内容はこれらの情報に限られず、た
とえば顧客の判断の指標として担当者が得意とする商品
またはサービスなどの情報を本画面に表示しても良い。
【0057】また、担当者情報画面は、「OK」ボタン
601を備えており、顧客が本画面の情報を確認し、表
示されている営業担当者を指名する場合には、画面右上
の「OK」ボタン601を押下する。
【0058】図9は、営業担当者のスケジュールを表示
する画面、具体的には図7の画面右上の「OK」ボタン
601を押下した場合に表示されるスケジュール画面の
例を示す図である。図9に示すように、スケジュール画
面は、顧客が操作するためのボタン701および703
を備える。701は、予定表に希望日時を指定するため
に押下するスケジュール指定ボタンである。また、70
3は、スケジュールを自動決定する場合、すなわち面接
日時の指定を保険会社側に委ねる場合に押下するスケジ
ュール自動決定ボタンである。
【0059】図10の(a)は、顧客がスケジュールを
指定するスケジュール指定画面の例を示す図である。図
10の(a)に示すように、本画面は営業担当者の顧客
への訪問日時や訪問先等の入力欄を備える。顧客はこの
受付画面に表示された「ご希望の対応をご入力くださ
い」という案内にしたがって、指定または変更した営業
担当者との面接の日付、時間および訪問先を入力する。
【0060】なお、顧客が指定した訪問日時等が受付け
られない場合には、図10の(b)に示す画面が表示さ
れる。顧客が再入力ボタン901を押下すると、再び図
10の(a)に示す画面が表示され、前回の入力時とは
異なる訪問日時等の情報を入力することができる。
【0061】以下、図13ないし図15を参照して、図
1に示すシステムの動作を説明する。図13ないし図1
5は、本実施形態に係る営業担当者指定システムの動作
を示す流れ図である。顧客用端末111からモデムを通
して専用線接続を行うか、またはダイヤルでインターネ
ット115へ接続し、インターネット115を介してメ
インサーバ101へアクセスすると、顧客用端末111
の表示装置上にホームページの最上位層の画面が表示さ
れる。ホームページの最上位層の画面は、図3に示す顧
客情報入力画面へ遷移する場合に操作するボタンを備え
ている。顧客が保険の新規購入または営業担当者の変更
を行う場合に当該ボタンを押下すると、メインサーバ1
01は顧客用端末111へHTTPプロトコルによるデ
ータを送信する。顧客用端末111はこのデータを受信
し、図3に示す顧客情報入力画面を表示装置に表示す
る。なお、図3に示す画面は、上述のホームページの最
上位層の一部として表示することとしても良い。
【0062】顧客は、顧客用端末111のキーボードや
マウスを使用して、自分の住所、氏名、希望する保険の
種類等を入力した後、画面上の201〜207のいずれ
かのボタンを押下する(ステップS1001)。ボタン
が押下されると、顧客が入力した情報が顧客用端末11
1からメインサーバ101へ送信される。メインサーバ
101は、受信した情報を基に、いずれのボタンが押下
されたかを判断する(ステップS1002)。
【0063】ステップS1002の判断処理において、
担当者指定ボタン201または担当者変更ボタン203
が押下されたと判断した場合(ステップS1002の
「選択する」ルート)は、顧客用端末111に条件指定
画面を表示するためのデータを送信する。すると、顧客
用端末111の表示装置には、図4に示す画面が表示さ
れる(ステップS1003)。この条件指定画面におい
て所望の条件を選択した後、当該条件をメインサーバ1
01に送信する。
【0064】メインサーバ101では受信した情報に基
き、顧客情報入力画面で担当者指定ボタン201または
担当者変更ボタン203のいずれが押下されたのかを判
断する。そして、ボタン201が押下されたと判断した
場合には、新規購入ケースの担当者紹介画面を作成する
(ステップS1005)。ステップS1005では、全
ての営業担当者を対象として画面を作成する。一方、ボ
タン203が押下されたと判断した場合には既存担当者
紹介画面が作成される(ステップS1007)。ステッ
プS1007では全ての営業担当者を対象に画面を作成
する。この2つのページはどちらも図5の担当者紹介画
面の形態をとる。なお、両ページの内容は同一としても
よい。
【0065】担当者紹介画面の作成に際しては、顧客の
住所や顧客が指定した条件を含む顧客に関する情報がメ
インサーバ101から担当者情報管理サーバ113に送
信される。担当者情報管理サーバ113では、営業担当
者基本情報マスタ・ファイルに含まれる営業担当者に関
する情報、および受信した情報に基いて、顧客に対する
各営業担当者の優先度を示す点数が計算される。そし
て、算出された点数の比較を行い、優先度の高い営業担
当者を、顧客を担当する営業担当者の候補として選定す
る。このようにして絞り込まれた営業担当者の情報は、
上述の点数とともにメインサーバ101へ送信する。メ
インサーバ101では、受信した営業担当者の情報に基
いて、担当者紹介画面を作成する。
【0066】以下に、その優先度の計算方法について具
体的に説明する。図6は、担当者情報管理サーバ113
にて行われる、営業担当者の優先度を示す点数の計算方
法を説明するための図である。営業担当者のそれぞれに
は登録番号が一意に付与されている。担当者基本情報マ
スタ・ファイルには登録番号毎に各営業担当者の氏名、
住所、年齢、在職年数、電子メールで顧客対応が可能か
否か、営業成績等の営業担当者に関する情報が登録され
ている。
【0067】担当者情報管理サーバ113がメインサー
バ101から顧客の情報および顧客が指定した条件を取
得すると、所定の項目について点数を計算する。例え
ば、顧客が男性の営業担当者を指定した場合、男性の営
業担当者の性別ポイントに100ポイントを付与する。
また、顧客が50歳代の営業担当者を条件として指定し
た場合は、50歳代の営業担当者の年齢ポイントに10
0ポイントを付与する。このようにして複数の項目の点
数を計算した後、営業担当者毎にこれらの点数を合計
し、総合ポイントを算出する。そして、登録番号に対応
する総合ポイントの比較処理を行なう。結果として、総
合ポイントが高いほど優先順位が高くなる。
【0068】本実施形態における、顧客を担当する営業
担当者の候補の選定は、全ての代理店または営業担当者
全員を対象とする。しかし、顧客の住所から離れた代理
店に属する営業担当者は実質的に当該顧客への保険業務
に関するサービスを提供することはできない。この場
合、顧客の住所と営業担当者が属する営業区域または代
理店の営業区域が遠距離の場合には大きい負の点数、図
6の例では住所ポイントに−1000点を付加し、総合
ポイントが負の値になるように設定しておく。これによ
り地理的にお客様に対応不可能な営業担当者または代理
店の優先順位は低くなる。そして、上述の比較処理にお
いて、総合ポイントが高いポイントであるほど、優先順
位が高くなるように判断を行う。このような配点および
比較処理を行うことにより、顧客に対する営業担当者の
優先順位を決定することができる。
【0069】なお、営業担当者の総合ポイントが同点の
場合には、登録番号や氏名の順(50音)など、他の要
素により順位を付与して画面上に表示することはいうま
でもない。
【0070】顧客用端末111には、図5に示す担当者
紹介画面が表示される(ステップS1011)。この画
面において顧客が希望の担当者のイメージを押下する
と、図7に示す詳細情報表示画面が表示される。顧客は
この画面で詳細情報を確認し、表示されている担当者を
指名する場合は、「OK」ボタン601を押下する。顧
客用端末111はボタンが操作されたことを示す情報を
メインサーバ101に送信する。メインサーバ101は
この情報を受信すると、顧客に対して、営業担当者との
面接時間、面接方法等の面接スケジュールの指定を行う
か、またはこれらの指定を保険会社に任せるかの選択を
促す。(ステップS1013)。
【0071】図15は、このステップS1013におけ
る顧客用端末111上での処理を示すフローチャートで
ある。ステップS1012において「OK」ボタン60
1が押下されたことを認識したメインサーバ101から
顧客用端末111へHTTPプロトコルによるデータが
送信され、顧客用端末111上には、図8に示す指定担
当者確認画面が表示される(ステップS1013)。指
定担当者確認画面には、顧客が指定した営業担当者の詳
細情報と、営業担当者との面接のスケジュールを指定す
る場合に押下する「はい」ボタン801と、顧客がスケ
ジュールを指定しない場合、すなわちスケジュールの指
定を保険会社に任せる場合に押下する「いいえ」ボタン
803とが備えられている。この画面において、顧客が
「いいえ」ボタン803を押下した場合(ステップS1
503のNOルート)、スケジュール指定に関する選択
処理は終了し、ステップS1015へ移行する。一方、
顧客が「はい」ボタン801を押下した場合は(ステッ
プS1503のYESルート)、メインサーバ101か
ら顧客用端末111にHTTPプロトコルによるデータ
が送信され、顧客用端末111には図9に示すスケジュ
ール画面が表示される(ステップS1505)。
【0072】図9に示すように、スケジュール画面に
は、顧客が指定した営業担当者に関する訪問可能地域や
スケジュール等の情報と、スケジュールを指定する場合
に押下するスケジュール指定ボタン701と、スケジュ
ールの指定を保険会社に任せる場合に押下するスケジュ
ール自動決定ボタン703とが備えられている。顧客は
この画面で営業担当者のスケジュールを参照することに
より、営業担当者の訪問日時および面接時間についての
計画をたてることができ、また営業担当者確認画面と同
様に、スケジュールを指定するか否かを選択することが
できる。この画面において、顧客がスケジュール自動決
定ボタン703を押下した場合は(ステップS1507
のNOルート)、スケジュール指定に関する選択処理は
終了し、後述のステップS1015へ移行する。一方、
顧客がスケジュール指定ボタン701を押下した場合
(ステップS1507のYESルート)は、ステップS
1014へ移行する。
【0073】ステップS1014において、メインサー
バ101は顧客に希望日時を受付けるためのページを記
述するHTTPプロトコルによるデータを顧客用端末1
11に送信し、顧客用端末111には図10の(a)に
示すスケジュール指定画面が表示される。スケジュール
指定画面は、営業担当者の訪問日時や訪問先等の入力欄
を備えている。顧客はこの画面で、新たな営業担当者と
顧客との面接の日付、時間および訪問先を入力し、メイ
ンサーバ101を通じてスケジュール管理サーバ105
に入力情報を送信する。
【0074】スケジュール管理サーバ105は、受信し
た日付、時間および訪問先と、担当者予定管理マスタ・
ファイルに含まれる該当する営業担当者のスケジュール
との付き合わせチェックを行う。そして、空間的、時間
的に希望時間に訪問できるか否かを判断する。判断の結
果訪問可能と認められた場合、ステップS1015へ移
行する。一方、訪問が不可能と認められた場合には、図
10の(b)に示す画面が表示される。顧客は再入力ボ
タン901を押下し、訪問日時等の情報を再入力でき
る。
【0075】ステップS1015では、図3の顧客情報
入力画面において顧客が入力した情報が顧客用端末11
1から顧客データベース・サーバ103へ送信され、顧
客データベースに当該顧客に関する情報が登録される。
また、同時にスケジュール指定画面において顧客が入力
した情報がスケジュール管理サーバ105へ送信され
る。顧客用端末111から送信された情報が顧客によっ
て指定されたスケジュールに関する情報の場合、スケジ
ュール管理サーバ105はこの情報に基いて営業担当者
予定管理マスタ・ファイルを更新する。一方、顧客用端
末111から送信された情報が、営業者のスケジュール
の選択が保険会社側に任されたことを示す場合、スケジ
ュール管理サーバ105は、営業担当者当該営業担当者
のスケジュールに基いて自動的に訪問日時および面接時
間を自動的に決定し、営業担当者予定管理マスタ・ファ
イルを更新する。
【0076】その後、顧客データベースの更新を行った
顧客データベース・サーバ103は、指名された営業担
当者の端末に顧客の情報を送信する(ステップS101
9)。この送信手段として電子メールを使用した場合に
担当者用端末109に送信される、顧客情報を記載した
電子メールの内容の例を図12に示す。
【0077】顧客が営業担当者の選択を希望しない場
合、すなわち図3において顧客の情報を入力後、自動選
択ボタン207を押下した場合(ステップS1002の
「選択しない」ルート)は、保険会社側で営業担当者を
選定する旨を通知する画面が顧客用端末111に表示さ
れ(ステップS1105)、顧客用端末111に対する
処理が終了する。ステップS1105において表示され
る通知画面の例を、図11に示す。一方、顧客情報入力
画面に入力された当該顧客に関する情報は、担当者情報
管理サーバ113に送られる。担当者情報管理サーバ1
13は、営業担当者基本情報マスタ・ファイルから必要
なデータを抽出し、顧客の情報に基いて当該顧客に最適
な営業担当者を自動的に選択する(ステップS110
7)。
【0078】営業担当者の自動的な選択は、顧客に対す
る営業担当者の優先度を示す点数の計算を行い、営業担
当者毎の計算結果を比較することにより行う。たとえ
ば、顧客が入力した顧客に関する情報に含まれる顧客の
住所を使用してこの計算を行うことができる。この場合
は、営業担当者基本情報マスタ・ファイルに含まれる営
業担当者に関する情報に基いて、顧客の住所に対する各
営業担当者の住所ポイントを計算する。そして計算結果
の比較処理を行ない、住所ポイントが正の値でありかつ
最も高いポイントを有する営業担当者を当該顧客の担当
者として決定する。
【0079】自動決定した営業担当者の担当者用端末1
09に、顧客の情報を送信する(ステップS111
5)。この送信手段として電子メールを使用した場合の
内容は、図12に示されるものと同様である。
【0080】その後、各営業担当者は担当者情報管理サ
ーバおよびスケジュール管理サーバへアクセスし、上記
一定期間内の自身の営業状況に基いて営業担当者基本情
報マスタ・ファイルおよび営業担当者予定管理マスタ・
ファイルをそれぞれ更新する(ステップS1117)。
このようにして整備された情報は、顧客がリアルタイム
で参照することができるため、顧客は最近のセールス状
況を担当者選定の材料にできる。
【0081】以上、本発明の好適な実施形態を説明した
が、本発明はこの実施形態のみに限定されることなく他
の種々の態様でも実施することができることは言うまで
もない。
【0082】たとえば、上述の実施形態では保険会社の
営業担当者を例に説明したが、同様のシステム構成をも
って、金融、旅行、介護等の他のサービスを提供するサ
ービス会社の営業担当者を顧客が指定する場合にも使用
することができる。
【0083】また、上述の実施形態では、保険会社側で
の処理は、メインサーバ101によって集中管理される
サーバ群によって行われることとしているが、各サーバ
群において行われる処理を全て1台のサーバで行なう事
としても良い。この場合、顧客データベース103、ス
ケジュール管理サーバ105、Eメールサーバ107お
よび担当者情報管理サーバ113において行われる処理
は、メインサーバ101において行われることとなる。
【0084】また、本発明は、契約者と面接を行う営業
担当者の指名または変更に限られない。上述の実施形態
と同様のシステム構成をもって、顧客からの質問や簡単
な事務処理等、保険会社の業務に関するサービスを電話
または電子メールで行う電話対応営業員、すなわちオペ
レータの指名等にも利用することができる。
【0085】また、上述の実施形態ではマークアップ言
語としてHTML言語を例に説明したが、本発明はこれ
に限定されず、たとえばXML (Extensible Markup La
nguage)等の、HTMLと同等以上の機能を呈するマー
クアップ言語を使用することも可能である。
【0086】また、上述の実施形態ではHTML文書を
使用してインターネットで顧客に保険業務に関するサー
ビスを行なう例を示したが、通信ネットワークはインタ
ーネットに限ることはなく、他の専用電話回線、一般公
衆電話回線、社内LAN、ケーブルテレビ、衛星通信網
を使用することができる。したがって、クライアントと
サーバが通信を行うためのプロトコルに、HTTP以外
の他のプロトコルを使用できることはいうまでもない。
【0087】上述した実施形態では、通信ネットワーク
を介したクライアント−サーバシステムの例を示した
が、ホスト−端末方式のコンピュータシステムにも本発
明を適用できる。この場合、端末装置がクライアント、
サーバがホスト装置となる。また、端末装置が情報入力
機能しか有しない場合には、クライアントの一部の機能
をサーバが実行する。また、クライアントの機能とサー
バの機能を併せ持つスタンドアローンのコンピュータシ
ステムにも本発明を適用できる。
【0088】さらに、マークアップ言語によって顧客用
端末111に表示させる情報の表示形態は上記実施形態
に限定する必要はない。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顧客へサービスを提供するサービス会社の営業担当者に
関する情報を顧客へ提供するサービス会社のサーバと、
該サーバに対して顧客を担当する営業担当者の指定また
は変更が可能な1つ以上の顧客の端末とがネットワーク
に接続された営業担当者指定システムであって、サーバ
は、顧客の端末から顧客に関する情報を受付ける第1の
受付手段と、サーバの記憶装置に記憶されている営業担
当者に関する情報に基き、顧客を担当する営業担当者の
候補を選定する選定手段と、選定手段により選定された
営業担当者の候補に関する情報を顧客の端末へ送信し、
顧客を担当する営業担当者の指定または変更を受付ける
第2の受付手段と、サーバの記憶装置に記憶されている
顧客に関する情報および営業担当者に関する情報を、営
業担当者の指定または変更に基いて更新する更新手段と
を備えたので、顧客は保険会社から提供される営業担当
者のセールス状況等の情報に基いて希望する営業担当者
を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る営業担当者指定シス
テムの構成を示す図である。
【図2】本発明の営業担当者指定システムにおいて使用
されるコンピュータ・システムのハードウェア構成を示
す図である。
【図3】HTML文書の表示形態の一例を示す説明図で
ある。
【図4】HTML文書の表示形態の一例を示す説明図で
ある。
【図5】HTML文書の表示形態の一例を示す説明図で
ある。
【図6】営業担当者の優先度を示す点数の計算方法を説
明するための図である。
【図7】HTML文書の表示形態の一例を示す説明図で
ある。
【図8】HTML文書の表示形態の一例を示す説明図で
ある。
【図9】HTML文書の表示形態の一例を示す説明図で
ある。
【図10】HTML文書の表示形態の一例を示す説明図
である。
【図11】HTML文書の表示形態の一例を示す説明図
である。
【図12】担当者用端末に送信される電子メールの内容
の例を示す図である。
【図13】本発明の一実施形態に係る営業担当者指定シ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態に係る営業担当者指定シ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図15】営業担当者のスケジュール指定に関する選択
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 メインサーバ 103 顧客データベース・サーバ 105 スケジュール管理サーバ 107 Eメールサーバ 109 担当者用端末 111 顧客用端末 113 担当者情報管理サーバ 115 インターネット 201 担当者指定ボタン 203 担当者変更ボタン 205 オペレータ指定ボタン 207 自動指定ボタン 301 CPU 303 ROM 305 RAM 307 補助記憶装置 309 通信インタフェース 311 入力装置 313 カーソル制御装置 315 表示装置 317 バス 601 「OK」ボタン 701 スケジュール指定ボタン 703 スケジュール自動決定ボタン 801 「はい」ボタン 803 「いいえ」ボタン 901 再入力ボタン

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客へサービスを提供するサービス会社
    の営業担当者に関する情報を前記顧客へ提供するサービ
    ス会社のサーバと、該サーバに対して前記顧客を担当す
    る営業担当者の指定または変更が可能な1つ以上の前記
    顧客の端末とがネットワークに接続された営業担当者指
    定システムであって、前記サーバは、 前記顧客の端末から前記顧客に関する情報を受付ける第
    1の受付手段と、 前記サーバの記憶装置に記憶されている営業担当者に関
    する情報に基き、前記顧客を担当する営業担当者の候補
    を選定する選定手段と、 該選定手段により選定された前記営業担当者の候補に関
    する情報を前記顧客の端末へ送信し、前記顧客を担当す
    る営業担当者の指定または変更を受付ける第2の受付手
    段と、 前記サーバの記憶装置に記憶されている前記顧客に関す
    る情報および前記営業担当者に関する情報を、前記営業
    担当者の指定または変更に基いて更新する更新手段とを
    備えたことを特徴とする営業担当者指定システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバは1つ以上のコンピュータ・
    システムを含むことを特徴とする請求項1に記載の営業
    担当者指定システム。
  3. 【請求項3】 前記営業担当者は前記保険会社の業務に
    関して電話または電子メールによる対応を行うコールセ
    ンタのオペレータを含むことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の営業担当者指定システム。
  4. 【請求項4】 前記識別するための情報は少なくとも前
    記顧客の住所および氏名を含むことを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載の営業担当者指定シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記営業担当者の候補を選定するための
    条件を前記顧客の端末から受付ける第3の受付手段を備
    え、前記選定手段は前記条件に基いて前記営業担当者の
    候補を選定することを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれか1項に記載の営業担当者指定システム。
  6. 【請求項6】 前記選定手段は、 前記条件および前記営業担当者に関する情報に基いて、
    前記顧客に対する前記営業担当者の優先度を示す点数を
    計算する計算手段と、 該計算手段により計算された点数を相互に比較し、前記
    営業担当者の優先度を判定する優先度判定手段とを備
    え、 前記第2の受付手段は前記点数を前記顧客の端末に送信
    することを特徴とする請求項5に記載の営業担当者指定
    システム。
  7. 【請求項7】 前記顧客に関する情報および前記営業担
    当者に関する情報は共に住所の情報を含み、前記計算手
    段は、前記顧客の住所と前記営業担当者の住所との間の
    距離に基いて前記営業担当者に対する点数を計算するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の営業担当者指定システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記顧客に関する情報および前記営業担
    当者に関する情報は2つ以上の項目を含み、前記計算手
    段は、前記項目の各々について点数を付与し、前記営業
    担当者毎に前記点数を合計することを特徴とする請求項
    6または7に記載の営業担当者指定システム。
  9. 【請求項9】 前記営業担当者の指定または変更は、前
    記顧客の端末の画面に表示され、前記営業担当者の候補
    の各々に対応するイメージを選択することにより行われ
    ることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に
    記載の営業担当者指定システム。
  10. 【請求項10】 前記第2の受付手段は、前記顧客の端
    末からの要求に応じて、前記営業担当者の候補の各々に
    対応する詳細情報を提供する情報提供手段を含むことを
    特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の営
    業担当者指定システム。
  11. 【請求項11】 前記営業担当者の指定または変更がな
    された新たな営業担当者と前記顧客との面接に関する情
    報であって、少なくとも前記面接の日付、時間および訪
    問先を含む情報を前記顧客の端末から受付ける第4の受
    付手段を備え、前記更新手段は、前記第4の受付手段が
    受付けた情報に基いて、前記顧客に関する情報および前
    記新たな営業担当者に関する情報を更新することを特徴
    とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の営業
    担当者指定システム。
  12. 【請求項12】 前記営業担当者の指定または変更がな
    された新たな営業担当者と前記顧客との面接に関する情
    報であって、少なくとも前記面接の日付、時間および訪
    問先を自動的に決定するスケジュール自動決定手段を備
    え、前記更新手段は前記スケジュール自動決定手段が決
    定した情報に基いて、前記顧客に関する情報および前記
    新たな営業担当者に関する情報を更新することを特徴と
    する請求項1ないし11のいずれか1項に記載の営業担
    当者指定システム。
  13. 【請求項13】 前記第1の受付手段が、前記顧客の端
    末から前記顧客を担当する営業担当者の自動選択の要求
    を受付けた場合、前記顧客を担当する営業担当者の自動
    的な選択を行う自動選択手段を備えたことを特徴とする
    請求項1ないし12のいずれか1項に記載の営業担当者
    指定システム。
  14. 【請求項14】 前記自動選択手段は、前記条件および
    前記営業担当者に関する情報に基いて、前記顧客に対す
    る前記営業担当者の優先度を示す点数を計算することに
    より前記自動的な選択を行うことを特徴とする請求項1
    3に記載の営業担当者指定システム。
  15. 【請求項15】 営業担当者の端末を備え、前記サーバ
    は、前記顧客に関する情報を前記営業担当者の端末へ送
    信することを特徴とする請求項1ないし14のいずれか
    1項に記載の営業担当者指定システム。
  16. 【請求項16】 前記営業担当者の端末は、前記営業担
    当者の営業状況等に基いて前記顧客に関する情報および
    前記営業担当者に関する情報を更新することを特徴とす
    る請求項15に記載の営業担当者指定システム。
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