JP2002097381A - 新規な染料化合物 - Google Patents
新規な染料化合物Info
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- C09B19/00—Oxazine dyes
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C09B69/10—Polymeric dyes; Reaction products of dyes with monomers or with macromolecular compounds
- C09B69/109—Polymeric dyes; Reaction products of dyes with monomers or with macromolecular compounds containing other specific dyes
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- C09B19/00—Oxazine dyes
- C09B19/02—Bisoxazines prepared from aminoquinones
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- C09B57/12—Perinones, i.e. naphthoylene-aryl-imidazoles
-
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- C09B57/00—Other synthetic dyes of known constitution
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- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/006—Preparation of organic pigments
- C09B67/0061—Preparation of organic pigments by grinding a dyed resin
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
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- C09B69/101—Polymeric dyes; Reaction products of dyes with monomers or with macromolecular compounds containing an anthracene dye
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】末端にヒドロキシ基、カルボン酸/エステル基
又はアミノ基を有し、優れた高温安定性と易適用性のあ
る、新規な蛍光又は非蛍光の染料化合物の提供。 【解決手段】一般式1の化合物。 具体的には式2の化合物が示される。
又はアミノ基を有し、優れた高温安定性と易適用性のあ
る、新規な蛍光又は非蛍光の染料化合物の提供。 【解決手段】一般式1の化合物。 具体的には式2の化合物が示される。
Description
【0001】本発明は、末端にヒドロキシ基、カルボン
酸/エステル基、又はアミノ基を有する新規な蛍光又は
非蛍光の染料分子に関する。
酸/エステル基、又はアミノ基を有する新規な蛍光又は
非蛍光の染料分子に関する。
【0002】着色剤を含む製品は、長期間太陽光に晒さ
れると脱色することが知られている。特に、蛍光着色剤
は、太陽光に晒されると、従来の着色剤に比べて急速に
劣化し、しばしば数日又は数ヶ月以内に無色になる。ポ
リマーマトリックスに共有結合されていない着色剤は、
凝集し結晶化する傾向があり、ポリマーマトリックスに
おいて着色剤の分散は不均一になる。特に、蛍光着色剤
は、しばしば、蛍光部位が凝集することによって蛍光特
性を失う(消光)。更に、非共有結合の着色剤では、着
色剤の退色又はブリードが起こる。米国特許第6,10
3,006号(DiPietro)には、ジアミン、ジ
アルコール又はジカルボン酸のような少なくとも2つの
官能基を有する染料モノマーを重縮合させることによっ
て得られる耐光性が増した蛍光ポリマー顔料が開示され
ている。重縮合のための官能基は、BXDA蛍光染料の
無水物又は二酸の形態におけるように染料部分に直接配
置されている。
れると脱色することが知られている。特に、蛍光着色剤
は、太陽光に晒されると、従来の着色剤に比べて急速に
劣化し、しばしば数日又は数ヶ月以内に無色になる。ポ
リマーマトリックスに共有結合されていない着色剤は、
凝集し結晶化する傾向があり、ポリマーマトリックスに
おいて着色剤の分散は不均一になる。特に、蛍光着色剤
は、しばしば、蛍光部位が凝集することによって蛍光特
性を失う(消光)。更に、非共有結合の着色剤では、着
色剤の退色又はブリードが起こる。米国特許第6,10
3,006号(DiPietro)には、ジアミン、ジ
アルコール又はジカルボン酸のような少なくとも2つの
官能基を有する染料モノマーを重縮合させることによっ
て得られる耐光性が増した蛍光ポリマー顔料が開示され
ている。重縮合のための官能基は、BXDA蛍光染料の
無水物又は二酸の形態におけるように染料部分に直接配
置されている。
【0003】
【化4】
【0004】上記重縮合法の他に、連鎖生長ポリマーの
重合反応を用いて染料モノマーを反応させ、ポリマー主
鎖にすることができる。WO99/21937(3M)
では、第二相中に染料官能化ポリマーを有する二相相互
浸入ポリマーネットワーク系が開示されている。任意の
蛍光染料を該ポリマーに共有結合させて、移行を遅延さ
せ且つ相溶性を向上させる。例えば、ヒドロキシ官能染
料(YGOH)をポリウレタン中に反応させるか、又は
アクリレート官能染料(YGOAcr)を各連鎖生長ポ
リマー中に反応させる。
重合反応を用いて染料モノマーを反応させ、ポリマー主
鎖にすることができる。WO99/21937(3M)
では、第二相中に染料官能化ポリマーを有する二相相互
浸入ポリマーネットワーク系が開示されている。任意の
蛍光染料を該ポリマーに共有結合させて、移行を遅延さ
せ且つ相溶性を向上させる。例えば、ヒドロキシ官能染
料(YGOH)をポリウレタン中に反応させるか、又は
アクリレート官能染料(YGOAcr)を各連鎖生長ポ
リマー中に反応させる。
【0005】
【化5】
【0006】染着性を有することが知られている他の構
造が、全く異なる文脈でWO00/31039において
開示されている:すなわち、血栓障害の制御のための薬
学的に活性な化合物として用いるための、またインプラ
ント、カテーテル又は心臓ペースメーカー用の癒着防止
物質として用いるための薬学的に活性な化合物として開
示されている。置換基は、薬学的な活性及び適用性の観
点から選択され、置換されたベンゾ[de]イソキノリ
ン−1,3−ジオンはなんらかの連結機能を有している
とは考えられない。
造が、全く異なる文脈でWO00/31039において
開示されている:すなわち、血栓障害の制御のための薬
学的に活性な化合物として用いるための、またインプラ
ント、カテーテル又は心臓ペースメーカー用の癒着防止
物質として用いるための薬学的に活性な化合物として開
示されている。置換基は、薬学的な活性及び適用性の観
点から選択され、置換されたベンゾ[de]イソキノリ
ン−1,3−ジオンはなんらかの連結機能を有している
とは考えられない。
【0007】
【化6】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、C3以上の鎖長を有するスペーサーによって、染料
部分に結合されている連結官能価を有する新規な染料化
合物を提供することにある。
は、C3以上の鎖長を有するスペーサーによって、染料
部分に結合されている連結官能価を有する新規な染料化
合物を提供することにある。
【0009】該染料化合物は、一般式(I)
【0010】
【化7】 (式中、R1は、C3−12アルキレン、C2アルコキ
シアルキレン、C6−1 0アリーレン、(C6−10)
アリール−(C1−6)アルキレン又は(C1− 6)ア
ルキル−(C6−10)アリーレンであり、該アルキレ
ン基及び/又は該アリーレン基は、ヒドロキシル、C
1−6アルコキシル、C6−10アリールオキシ又はハ
ロゲンによって任意に置換され、Xは、ヒドロキシ、C
OOR’又はNHR’であり、前記式中R’は、水素、
C1−6アルキル、C6−10アリール、
(C6−10)アリール−(C1−6)アルキル又は
(C1−6)アルキル−(C6−10)アリールであ
り、該アルキル基及び/又は該アリール基は、ヒドロキ
シル、C1−6アルコキシル、C6 −10アリールオキ
シ又はハロゲンによって任意に置換され、Aは、置換又
は未置換の縮合した芳香環系又は複素環系であって、好
ましくは一般式(III)、(IV)、(V)、(V
I)、(VII)又は(VIII)
シアルキレン、C6−1 0アリーレン、(C6−10)
アリール−(C1−6)アルキレン又は(C1− 6)ア
ルキル−(C6−10)アリーレンであり、該アルキレ
ン基及び/又は該アリーレン基は、ヒドロキシル、C
1−6アルコキシル、C6−10アリールオキシ又はハ
ロゲンによって任意に置換され、Xは、ヒドロキシ、C
OOR’又はNHR’であり、前記式中R’は、水素、
C1−6アルキル、C6−10アリール、
(C6−10)アリール−(C1−6)アルキル又は
(C1−6)アルキル−(C6−10)アリールであ
り、該アルキル基及び/又は該アリール基は、ヒドロキ
シル、C1−6アルコキシル、C6 −10アリールオキ
シ又はハロゲンによって任意に置換され、Aは、置換又
は未置換の縮合した芳香環系又は複素環系であって、好
ましくは一般式(III)、(IV)、(V)、(V
I)、(VII)又は(VIII)
【0011】
【化8】 (式中、R3は水素、ハロゲン、NR4R5、R4O又
はR4Sであり、前記式中R4は水素、C1−6アルキ
ル、C6−10アリール、(C6−10)アリール−
(C1−6)アルキル又は(C1−6)アルキル−(C
6−10)アリールであり、該アルキル基及び/又は該
アリール基は、ヒドロキシル、C1−6アルコキシル、
C6−10アリールオキシ又はハロゲンによって任意に
置換され、R 5は水素、C2−6アルキル、C6−10
アリール、(C6−10)アリール−(C1−6)アル
キル又は(C3−6)アルキル−(C6−10)アリー
ルであり、該アルキル基は、C1−6アルコキシル、C
6−10アリールオキシ又はハロゲンによって任意に置
換され、該アリール基は、ヒドロキシル、C1−6アル
コキシル、C6−10アリールオキシ又はハロゲンによ
って任意に置換され、その場合、R4が最初に選択さ
れ、R4が水素である場合にはR5は水素のみであるこ
とができ;Yは、硫黄、酸素又はNR4であって、R4
は上記の意味を有し、R6及びR7は、同じか又は異な
っていて、水素、C1−6アルキル、C6− 10アリー
ル、(C6−10)アリール−(C1−6)アルキル又
は(C1−6)アルキル−(C6−10)アリールであ
り、該アルキル基及び/又は該アリール基は、ヒドロキ
シル、C1−6アルコキシ、C6−10アリールオキシ
又はハロゲンによって置換することができ、及びp及び
qは0〜12である)で表される。
はR4Sであり、前記式中R4は水素、C1−6アルキ
ル、C6−10アリール、(C6−10)アリール−
(C1−6)アルキル又は(C1−6)アルキル−(C
6−10)アリールであり、該アルキル基及び/又は該
アリール基は、ヒドロキシル、C1−6アルコキシル、
C6−10アリールオキシ又はハロゲンによって任意に
置換され、R 5は水素、C2−6アルキル、C6−10
アリール、(C6−10)アリール−(C1−6)アル
キル又は(C3−6)アルキル−(C6−10)アリー
ルであり、該アルキル基は、C1−6アルコキシル、C
6−10アリールオキシ又はハロゲンによって任意に置
換され、該アリール基は、ヒドロキシル、C1−6アル
コキシル、C6−10アリールオキシ又はハロゲンによ
って任意に置換され、その場合、R4が最初に選択さ
れ、R4が水素である場合にはR5は水素のみであるこ
とができ;Yは、硫黄、酸素又はNR4であって、R4
は上記の意味を有し、R6及びR7は、同じか又は異な
っていて、水素、C1−6アルキル、C6− 10アリー
ル、(C6−10)アリール−(C1−6)アルキル又
は(C1−6)アルキル−(C6−10)アリールであ
り、該アルキル基及び/又は該アリール基は、ヒドロキ
シル、C1−6アルコキシ、C6−10アリールオキシ
又はハロゲンによって置換することができ、及びp及び
qは0〜12である)で表される。
【0012】別の染料化合物は、一般式(II)
【0013】
【化9】 (式中、R1及びXは上記の意味を有し、XがNH2で
ある場合にはR1はC6アルキレンではなく、XがOH
である場合にはR1はC3アルキレンではない)で表さ
れる。
ある場合にはR1はC6アルキレンではなく、XがOH
である場合にはR1はC3アルキレンではない)で表さ
れる。
【0014】特に好ましい染料化合物は、一般式(I)
で表される染料化合物であり、該式中、Aが一般式(I
V)で表される場合には、Yは硫黄であり及びR3は水
素であり、Aが一般式(VI)で表される場合には、R
3は水素であり、Aが一般式(VII)で表される場合
には、R3は水素であり、及びAが一般式(VIII)
で表される場合には、R6及びR7はメチルであって、
p及びqは1である。
で表される染料化合物であり、該式中、Aが一般式(I
V)で表される場合には、Yは硫黄であり及びR3は水
素であり、Aが一般式(VI)で表される場合には、R
3は水素であり、Aが一般式(VII)で表される場合
には、R3は水素であり、及びAが一般式(VIII)
で表される場合には、R6及びR7はメチルであって、
p及びqは1である。
【0015】スペーサーR1は、好ましくはC3−6ア
ルキレンであり、最も好ましくはC 6アルキレンであ
る。別の好ましいスペーサーR1は、エトキシエトキシ
エチレンである。
ルキレンであり、最も好ましくはC 6アルキレンであ
る。別の好ましいスペーサーR1は、エトキシエトキシ
エチレンである。
【0016】好ましい末端基Xは、ヒドロキシ又はNH
R’であり、前記式中R’は好ましくは水素、メチル又
はエチルである。
R’であり、前記式中R’は好ましくは水素、メチル又
はエチルである。
【0017】式(I)の染料化合物は、極性非プロトン
性溶媒中で、各染料部分のジカルボン酸無水物と、それ
ぞれスペーサーを含むアミノアルコール、アミノ酸/エ
ステル、又はジアミンとの縮合によって得られる。
性溶媒中で、各染料部分のジカルボン酸無水物と、それ
ぞれスペーサーを含むアミノアルコール、アミノ酸/エ
ステル、又はジアミンとの縮合によって得られる。
【0018】
【化10】
【0019】スペーサーの遊離末端に存在するヒドロキ
シ基、カルボン酸/エステル基又はアミノ基は、ポリマ
ーネットワーク中へと、例えばポリウレタン樹脂、ポリ
エステル樹脂又はアミノホルムアルデヒド樹脂中へと反
応させることができる。
シ基、カルボン酸/エステル基又はアミノ基は、ポリマ
ーネットワーク中へと、例えばポリウレタン樹脂、ポリ
エステル樹脂又はアミノホルムアルデヒド樹脂中へと反
応させることができる。
【0020】そのような着色されたポリマー樹脂を得る
ために、反応を行う前に、染料化合物を、イソシアネー
ト又はホルムアルデヒド、及び任意に他のカルボキシ官
能化化合物、ヒドロキシ官能化化合物又はアミン官能化
化合物を含む各反応性混合物中に混合する。ポリウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂又はアミノホルムアルデヒド
樹脂を得るための重合反応は当業において公知である。
ために、反応を行う前に、染料化合物を、イソシアネー
ト又はホルムアルデヒド、及び任意に他のカルボキシ官
能化化合物、ヒドロキシ官能化化合物又はアミン官能化
化合物を含む各反応性混合物中に混合する。ポリウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂又はアミノホルムアルデヒド
樹脂を得るための重合反応は当業において公知である。
【0021】本発明による染料化合物を用いて、染色可
能な材料、例えばホモ又は混合された合成ポリマー、半
合成又は天然のポリマー、例えばアクリロニトリル、ポ
リエステル、ポリウレタン、ポリアミド、羊毛、革、
綿、靭皮繊維、例えば大麻、亜麻、サイザル麻、黄麻、
コイア及びわら;再生セルロース繊維、ガラス、又はガ
ラス繊維を含むガラス製品;及びセルロース、例えば紙
及び綿を含む支持体を染色してもよい。また、該染料化
合物は、公知の方法にしたがって上記材料のいずれかを
含む繊維、フィラメント及び生地に印刷するために用い
てもよい。更に、本発明の化合物は、インク、例えば従
来法によるインクジェットインクを調製するときに用い
てもよい。
能な材料、例えばホモ又は混合された合成ポリマー、半
合成又は天然のポリマー、例えばアクリロニトリル、ポ
リエステル、ポリウレタン、ポリアミド、羊毛、革、
綿、靭皮繊維、例えば大麻、亜麻、サイザル麻、黄麻、
コイア及びわら;再生セルロース繊維、ガラス、又はガ
ラス繊維を含むガラス製品;及びセルロース、例えば紙
及び綿を含む支持体を染色してもよい。また、該染料化
合物は、公知の方法にしたがって上記材料のいずれかを
含む繊維、フィラメント及び生地に印刷するために用い
てもよい。更に、本発明の化合物は、インク、例えば従
来法によるインクジェットインクを調製するときに用い
てもよい。
【0022】着色ポリマー樹脂は、合成樹脂、例えばポ
リウレタン素材、ポリエステル樹脂又はアミノホルムア
ルデヒド樹脂の大量顔料着色に適する。
リウレタン素材、ポリエステル樹脂又はアミノホルムア
ルデヒド樹脂の大量顔料着色に適する。
【0023】得られる樹脂は、粉体及び粉体塗料材料に
おける着色剤として、特に、例えば金属、木、プラスチ
ック、ガラス、セラミック、コンクリート、織編生地、
紙又はゴムから作られる製品の表面塗料のために用いら
れる摩擦電気的又は動電気的に噴霧可能な粉体塗料材料
における着色剤として適する。
おける着色剤として、特に、例えば金属、木、プラスチ
ック、ガラス、セラミック、コンクリート、織編生地、
紙又はゴムから作られる製品の表面塗料のために用いら
れる摩擦電気的又は動電気的に噴霧可能な粉体塗料材料
における着色剤として適する。
【0024】通常の硬化剤と共に典型的に用いられる粉
体塗料樹脂は、エポキシ樹脂、カルボキシル含有及びヒ
ドロキシル含有ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂及
びアクリル酸樹脂である。樹脂の組合わせも用いられ
る。例えば、エポキシ樹脂は、しばしば、カルボキシル
含有及びヒドロキシル含有ポリエステル樹脂と共に用い
られる。典型的な硬化剤成分(樹脂システムの官能基と
して)は、例えば、酸無水物、イミダゾール、及びジシ
アノジアミド及びその誘導体、ブロックトイソシアネー
ト、ビスアシルウレタン、フェノール樹脂及びメラミン
樹脂、トリグリシジルイソシアヌレート、オキサゾリン
及びジカルボン酸である。
体塗料樹脂は、エポキシ樹脂、カルボキシル含有及びヒ
ドロキシル含有ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂及
びアクリル酸樹脂である。樹脂の組合わせも用いられ
る。例えば、エポキシ樹脂は、しばしば、カルボキシル
含有及びヒドロキシル含有ポリエステル樹脂と共に用い
られる。典型的な硬化剤成分(樹脂システムの官能基と
して)は、例えば、酸無水物、イミダゾール、及びジシ
アノジアミド及びその誘導体、ブロックトイソシアネー
ト、ビスアシルウレタン、フェノール樹脂及びメラミン
樹脂、トリグリシジルイソシアヌレート、オキサゾリン
及びジカルボン酸である。
【0025】以下、実施例を掲げて本発明を説明する。
特に断りがない場合、実施例で用いられる部及び%は重
量を基準としている。
特に断りがない場合、実施例で用いられる部及び%は重
量を基準としている。
【0026】実施例1 窒素雰囲気下、130℃において、触媒パラ−トルエン
スルホン酸(0.1部)の存在下、ジメチルホルムアミ
ド(6部)中において、ベンゾチオキサンテンジカルボ
ン酸無水物(10部)を6−アミノヘキサノール(6
部)と縮合させる。反応が完了したら、得られた混合物
を60℃まで冷却し、メタノール3部を加える。次に、
室温まで冷却した後、最終生成物を濾過し、メタノール
で洗浄し、乾燥させる。明るいオレンジ色の粉末が12
部(収率93%)得られる。
スルホン酸(0.1部)の存在下、ジメチルホルムアミ
ド(6部)中において、ベンゾチオキサンテンジカルボ
ン酸無水物(10部)を6−アミノヘキサノール(6
部)と縮合させる。反応が完了したら、得られた混合物
を60℃まで冷却し、メタノール3部を加える。次に、
室温まで冷却した後、最終生成物を濾過し、メタノール
で洗浄し、乾燥させる。明るいオレンジ色の粉末が12
部(収率93%)得られる。
【0027】
【化11】
【0028】実施例2 ヘキサメチレンジアミン57部を窒素雰囲気下80℃で
溶融する。ベンゾ[k,l]チオキサンテン−3,4−
ジカルボン酸無水物10部を80℃で3時間にわたって
加える。添加完了後、得られた蛍光懸濁液を80℃で2
時間撹拌する。次に、80℃で水250部を加え、その
反応混合物を1時間撹拌し、更に、その混合物に対して
温水(80℃)250部を加える。その温度で最終懸濁
液を濾過し、温水(80℃)で洗浄してから乾燥させ
る。最終着色剤12部がオレンジ色の粉末として得られ
る。
溶融する。ベンゾ[k,l]チオキサンテン−3,4−
ジカルボン酸無水物10部を80℃で3時間にわたって
加える。添加完了後、得られた蛍光懸濁液を80℃で2
時間撹拌する。次に、80℃で水250部を加え、その
反応混合物を1時間撹拌し、更に、その混合物に対して
温水(80℃)250部を加える。その温度で最終懸濁
液を濾過し、温水(80℃)で洗浄してから乾燥させ
る。最終着色剤12部がオレンジ色の粉末として得られ
る。
【0029】
【化12】
【0030】実施例3 2,2’−(エチレンジオキシ)−ジエチルアミン(4
0部)を窒素雰囲気下70℃に加熱する。ベンゾチオキ
サンテン無水物(10部)を70℃において3時間にわ
たってゆっくりと加える。反応完了後に、水40部を加
え、得られた混合物を70℃で30分間撹拌する。その
懸濁液を濾過し、水で洗浄し、乾燥させる。オレンジ色
の粉末10部(収率80%)が得られる。
0部)を窒素雰囲気下70℃に加熱する。ベンゾチオキ
サンテン無水物(10部)を70℃において3時間にわ
たってゆっくりと加える。反応完了後に、水40部を加
え、得られた混合物を70℃で30分間撹拌する。その
懸濁液を濾過し、水で洗浄し、乾燥させる。オレンジ色
の粉末10部(収率80%)が得られる。
【0031】
【化13】
【0032】実施例4 ヘキサメチレンジアミン45部を窒素雰囲気下80℃で
溶融する。ペリレンジカルボン酸無水物10部を80℃
で3時間にわたって加える。添加完了後、得られた懸濁
液を80℃で2時間撹拌する。次に、80℃で水200
部を加え、その反応混合物を1時間撹拌してから、温水
(80℃)200部を加える。最終赤色懸濁液を80℃
で濾過し、温水(80℃)で洗浄し、乾燥させる。その
結果、赤色粉末が13部得られる。
溶融する。ペリレンジカルボン酸無水物10部を80℃
で3時間にわたって加える。添加完了後、得られた懸濁
液を80℃で2時間撹拌する。次に、80℃で水200
部を加え、その反応混合物を1時間撹拌してから、温水
(80℃)200部を加える。最終赤色懸濁液を80℃
で濾過し、温水(80℃)で洗浄し、乾燥させる。その
結果、赤色粉末が13部得られる。
【0033】
【化14】
【0034】実施例5 ペリレンテトラカルボン酸二無水物10部及び水酸化カ
リウム5.7部を水150部中に懸濁させる。その赤色
懸濁液を100℃に加熱し、その温度で1時間撹拌す
る。その反応混合物を80℃に冷却し、pHが7になる
まで塩酸を加える。次に、その懸濁液を80℃で30分
間撹拌し、25℃に冷却し、水で洗浄し、乾燥させる。
得られた赤色粉末10部を、o−フェニレンジアミン4
部、酢酸亜鉛3部及びキノリン1部の中に懸濁させる。
その反応混合物を200℃に加熱し、その温度で2時間
撹拌する。25℃に冷却後に、その反応混合物を濾過
し、メタノールで洗浄し、次に水で洗浄する。水100
部の中に最初に懸濁させた赤色粉末10部に対して、p
H1になるまで塩酸を加える。その反応混合物を100
℃で30分間撹拌し、濾過し、水で洗浄する。窒素雰囲
気下100℃において溶融ヘキサメチレンジアミン20
部に対して3時間にわたってプレスケーキ10部を加え
る。その反応混合物を100℃で4時間撹拌し、温水2
00部中に沈殿させる。次に、反応混合物を80℃で濾
過し、温水で洗浄し、乾燥させると、赤色粉末が10部
得られる。
リウム5.7部を水150部中に懸濁させる。その赤色
懸濁液を100℃に加熱し、その温度で1時間撹拌す
る。その反応混合物を80℃に冷却し、pHが7になる
まで塩酸を加える。次に、その懸濁液を80℃で30分
間撹拌し、25℃に冷却し、水で洗浄し、乾燥させる。
得られた赤色粉末10部を、o−フェニレンジアミン4
部、酢酸亜鉛3部及びキノリン1部の中に懸濁させる。
その反応混合物を200℃に加熱し、その温度で2時間
撹拌する。25℃に冷却後に、その反応混合物を濾過
し、メタノールで洗浄し、次に水で洗浄する。水100
部の中に最初に懸濁させた赤色粉末10部に対して、p
H1になるまで塩酸を加える。その反応混合物を100
℃で30分間撹拌し、濾過し、水で洗浄する。窒素雰囲
気下100℃において溶融ヘキサメチレンジアミン20
部に対して3時間にわたってプレスケーキ10部を加え
る。その反応混合物を100℃で4時間撹拌し、温水2
00部中に沈殿させる。次に、反応混合物を80℃で濾
過し、温水で洗浄し、乾燥させると、赤色粉末が10部
得られる。
【0035】
【化15】
【0036】実施例6 ペリレンテトラカルボン酸二無水物10部及び水酸化カ
リウム5.7部を水150部中に懸濁させる。その赤色
懸濁液を100℃に加熱し、その温度で1時間撹拌す
る。その反応混合物を80℃に冷却し、pH7になるま
で塩酸を加える。次に、その懸濁液を80℃で30分間
撹拌し、25℃に冷却し、水で洗浄し、乾燥させる。得
られた赤色粉末10部を、水15部及び1,3−ジアミ
ノ−2,2−ジメチルプロパン4部の中に懸濁させる。
その反応混合物を2時間加熱して還流する。25℃に冷
却後に、その反応混合物を濾過し、水で洗浄する。水1
00部の中に最初に懸濁させた赤色粉末10部に対し
て、pH1になるまで塩酸を加える。その反応混合物を
100℃で30分間撹拌し、濾過し、水で洗浄する。窒
素雰囲気下100℃において溶融ヘキサメチレンジアミ
ン20部に対して3時間にわたってプレスケーキ10部
を加える。その反応混合物を100℃で4時間撹拌し、
温水200部中に沈殿させる。次に、その反応混合物を
80℃で濾過し、温水で洗浄し、乾燥させると、赤色粉
末12部が得られる。
リウム5.7部を水150部中に懸濁させる。その赤色
懸濁液を100℃に加熱し、その温度で1時間撹拌す
る。その反応混合物を80℃に冷却し、pH7になるま
で塩酸を加える。次に、その懸濁液を80℃で30分間
撹拌し、25℃に冷却し、水で洗浄し、乾燥させる。得
られた赤色粉末10部を、水15部及び1,3−ジアミ
ノ−2,2−ジメチルプロパン4部の中に懸濁させる。
その反応混合物を2時間加熱して還流する。25℃に冷
却後に、その反応混合物を濾過し、水で洗浄する。水1
00部の中に最初に懸濁させた赤色粉末10部に対し
て、pH1になるまで塩酸を加える。その反応混合物を
100℃で30分間撹拌し、濾過し、水で洗浄する。窒
素雰囲気下100℃において溶融ヘキサメチレンジアミ
ン20部に対して3時間にわたってプレスケーキ10部
を加える。その反応混合物を100℃で4時間撹拌し、
温水200部中に沈殿させる。次に、その反応混合物を
80℃で濾過し、温水で洗浄し、乾燥させると、赤色粉
末12部が得られる。
【0037】
【化16】
【0038】実施例7 テトラメチレンジアミン35部を窒素雰囲気下100℃
で溶融する。ペリレンテトラカルボン酸二無水物10部
を100℃で3時間にわたって加える。得られた赤色懸
濁液を100℃で6時間撹拌する。次に、5%水酸化カ
リウム水溶液100部を100℃で加え、その反応混合
物を30分間撹拌し、その懸濁液を80℃で濾過し、温
水(80℃)で洗浄し、乾燥させる。赤色粉末12部が
得られる。
で溶融する。ペリレンテトラカルボン酸二無水物10部
を100℃で3時間にわたって加える。得られた赤色懸
濁液を100℃で6時間撹拌する。次に、5%水酸化カ
リウム水溶液100部を100℃で加え、その反応混合
物を30分間撹拌し、その懸濁液を80℃で濾過し、温
水(80℃)で洗浄し、乾燥させる。赤色粉末12部が
得られる。
【0039】
【化17】
【0040】実施例8 窒素雰囲気下、90℃において、エタノール(2.5
部)中において、ペリレンテトラカルボン酸二無水物
(10部)を縮合させて3−メチルアミノプロピルアミ
ン(25部)を得る。反応が完了したら、得られた混合
物を室温まで冷却し、濾過する。暗赤色のプレスケーキ
を、水100部の中に加え、70℃で30分間撹拌す
る。濾過し、水で洗浄し、生成物を乾燥させると、暗赤
色の粉末が11部得られる(収率93%)。
部)中において、ペリレンテトラカルボン酸二無水物
(10部)を縮合させて3−メチルアミノプロピルアミ
ン(25部)を得る。反応が完了したら、得られた混合
物を室温まで冷却し、濾過する。暗赤色のプレスケーキ
を、水100部の中に加え、70℃で30分間撹拌す
る。濾過し、水で洗浄し、生成物を乾燥させると、暗赤
色の粉末が11部得られる(収率93%)。
【0041】
【化18】
【0042】実施例9 2,2’−(エチレンジオキシ)−ジエチルアミン(4
0部)を窒素雰囲気下80℃に加熱する。ペリレンテト
ラカルボン酸二無水物(10部)を80℃において3時
間にわたってゆっくりと加える。反応完了後に、その混
合物を室温まで冷却し、濾過する。暗赤色のプレスケー
キを、水100部の中に加え、70℃で30分間撹拌す
る。濾過し、水で洗浄し、生成物を乾燥させると、暗赤
色の粉末が15.5部得られる(収率93%)。
0部)を窒素雰囲気下80℃に加熱する。ペリレンテト
ラカルボン酸二無水物(10部)を80℃において3時
間にわたってゆっくりと加える。反応完了後に、その混
合物を室温まで冷却し、濾過する。暗赤色のプレスケー
キを、水100部の中に加え、70℃で30分間撹拌す
る。濾過し、水で洗浄し、生成物を乾燥させると、暗赤
色の粉末が15.5部得られる(収率93%)。
【0043】
【化19】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 5/00 117 D06P 5/00 117C // C07D 221/02 C07D 221/02 471/06 471/06 471/16 471/16 495/06 495/06 (72)発明者 ジヤン−クリストフ・グラシエ フランス国、エフ−68330・ユナング、リ ユ・ラボアジエ・12 Fターム(参考) 4C065 AA07 AA18 AA19 BB09 CC02 CC06 CC09 DD02 DD03 EE02 EE03 HH01 JJ04 KK05 LL04 PP01 4C071 AA02 AA07 AA08 BB01 BB07 CC01 CC21 DD40 EE14 FF06 GG03 HH08 JJ01 LL04 4H057 AA02 BA22 DA01 DA02 DA15 DA17 DA19 DA20 DA21 DA23 DA24 GA05 GA06 4J039 BC49 BC73 BC77 BE02 GA24
Claims (6)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1は、C3−12アルキレン基、C2アルコ
キシアルキレン基、C6 −10アリーレン基、(C
6−10)アリール−(C1−6)アルキレン基又は
(C1−6)アルキル−(C6−10)アリーレン基で
あり、該アルキレン基及び/又は該アリーレン基は、ヒ
ドロキシル、C1−6アルコキシル、C6−10アリー
ルオキシ又はハロゲンによって任意に置換され、 Xは、ヒドロキシ、COOR’基又はNHR’基であ
り、R’は、水素、C1 −6アルキル、C6−10アリ
ール基、(C6−10)アリール−(C1−6)アルキ
ル基又は(C1−6)アルキル−(C6−10)アリー
ル基であり、該アルキル基及び/又は該アリール基は、
ヒドロキシル、C1−6アルコキシル、C 6−10アリ
ールオキシ又はハロゲンによって任意に置換され、 Aは、置換又は未置換の縮合した芳香環系又は複素環系
である)で表される染料化合物。 - 【請求項2】 一般式(II) 【化2】 (式中、X及びR1は、請求項1に記載した意味を有す
るが、XがNH2である場合にはR1はC6アルキレン
ではなく、XがOHである場合にはR1はC3アルキレ
ンではない)で表される染料化合物。 - 【請求項3】 Aが一般式(III)、(IV)、
(V)、(VI)、(VII)又は(VIII) 【化3】 (式中、R3は水素、ハロゲン、NR4R5、R4O又
はR4Sであり、前記式中R4は水素、C1−6アルキ
ル基、C6−10アリール基、(C6−10)アリール
−(C1−6)アルキル基又は(C1−6)アルキル−
(C6−10)アリール基であり、該アルキル基及び/
又は該アリール基は、ヒドロキシル、C1 −6アルコキ
シル、C6−10アリールオキシ又はハロゲンによって
任意に置換され、R5は水素、C2−6アルキル基、C
6−10アリール基、(C6−10)アリール−(C
1−6)アルキル基又は(C3−6)アルキル−(C
6−10)アリール基であり、該アルキル基は、C
1−6アルコキシル、C6−10アリールオキシ又はハ
ロゲンによって任意に置換され、該アリール基は、ヒド
ロキシル、C1−6アルコキシル、C6−10アリール
オキシ又はハロゲンによって任意に置換され、その場
合、R4が最初に選択され、R4が水素である場合には
R 5は水素のみであることができる;Yは、硫黄、酸素
又はNR4であって、R4は上記の意味を有し、 R6及びR7は、同じか又は異なっていて、水素、C
1−6アルキル、C6− 10アリール、(C6−10)
アリール−(C1−6)アルキル又は(C1−6)アル
キル−(C6−10)アリールであり、該アルキル基及
び/又は該アリール基は、ヒドロキシル、C1−6アル
コキシ、C6−10アリールオキシ又はハロゲンによっ
て置換することができ、及びp及びqは0〜12であ
る)で表されることを特徴とする請求項1に記載の染料
化合物。 - 【請求項4】 各染料部分のジカルボン酸無水物が、極
性非プロトン条件下で、それぞれスペーサーを含むアミ
ノアルコール、アミノ酸/エステル、又はジアミンとの
縮合反応において反応することを特徴とする、請求項1
〜3に記載のヒドロキシ官能化された、カルボン酸/カ
ルボン酸エステル官能化された、又はアミノ官能化され
た染料化合物を調製する方法。 - 【請求項5】 着色された合成ポリマー樹脂を調製する
ための着色剤としての請求項1〜3に記載の染料化合物
の使用。 - 【請求項6】 ホモもしくは混合された合成の、半合成
もしくは天然のポリマーもしくは支持体を染色もしくは
印刷するための、又はインクを調製するための請求項1
〜3に記載の染料化合物の使用。
Applications Claiming Priority (4)
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---|---|---|---|
US09/616,356 US6462128B1 (en) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | Process of making finely divided opaque particles |
GB0104236.5 | 2001-02-21 | ||
GBGB0104236.5A GB0104236D0 (en) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | New dye compounds |
GB616356 | 2001-02-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010026957A1 (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-11 | 国立大学法人 富山大学 | 水溶性ロタキサン型蛍光色素および蛍光性有機分子 |
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JP2015509987A (ja) * | 2011-11-23 | 2015-04-02 | シクパ ホルディング ソシエテ アノニムSicpa Holding Sa | S原子又はs(=o)2基を含む多環式芳香族化合物及びそれらの染料としての使用 |
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---|---|---|---|---|
GB0104229D0 (en) * | 2001-02-21 | 2001-04-11 | Clariant Int Ltd | New dye compounds |
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US6894105B2 (en) | 2002-07-26 | 2005-05-17 | 3M Innovatives Properties Company | Dyed fluoropolymers |
US20040063848A1 (en) * | 2002-09-12 | 2004-04-01 | 3M Innovative Properties Company | Oligomeric dyes and preparation thereof |
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DE10243906A1 (de) * | 2002-09-20 | 2004-04-01 | Basf Ag | 9-Cyanosubstituierte Perylen-3,4-dicarbonsäuremonoimide |
WO2011036075A1 (en) * | 2009-09-24 | 2011-03-31 | Basf Se | Migration-free coloured copolycondensates for colouring polymers |
EP2576698B1 (en) * | 2010-05-25 | 2014-10-15 | Sicpa Holding Sa | Polymer-bonded perylene dyes and compositions containing same |
AR086509A1 (es) | 2011-05-25 | 2013-12-18 | Sicpa Holding Sa | Tintes de quaterrileno y/o terrileno unidos a polimeros y composiciones que los contienen |
JP6093988B2 (ja) | 2011-11-10 | 2017-03-15 | シクパ ホルディング ソシエテ アノニムSicpa Holding Sa | 窒素含有置換基を有するポリマー結合多環式芳香族炭化水素 |
CN102898860B (zh) * | 2012-09-26 | 2014-04-30 | 大连理工大学 | 一类以异喹啉酮为母体的双光子荧光染料、其制备方法及应用 |
AU2014233849A1 (en) | 2013-03-18 | 2015-08-27 | Basf Se | Perylenemonoimide and naphthalenemonoimide derivatives and their use in dye-sensitized solar cells |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1297259B (de) * | 1964-08-07 | 1969-06-12 | Hoechst Ag | Verfahren zur Herstellung von Farbstoffen |
US4172202A (en) * | 1975-04-29 | 1979-10-23 | Hoechst Aktiengesellschaft | Process for the preparation of 4-amino-1,8-naphthalimides |
DE3135328A1 (de) * | 1981-09-05 | 1983-03-24 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zum faerben von thermoplastischen kunststoffen in der masse |
CH665649A5 (de) * | 1985-06-26 | 1988-05-31 | Basf Ag | Perylen-3,4,9,10-tetracarbonsaeurediimid und seine verwendung als schwarzfarbstoff ausserhalb der textilindustrie. |
DE59407520D1 (de) * | 1993-08-13 | 1999-02-04 | Ciba Geigy Ag | Perylenamidinimid-Farbstoffe, ein Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung |
DE19505941A1 (de) * | 1995-02-21 | 1996-08-22 | Bayer Ag | 1,8-Naphthalimid-Derivate, Verfahren zur Herstellung und ihre Verwendung als Zwischenprodukte |
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-
2001
- 2001-07-12 EP EP01810694A patent/EP1172418A3/en not_active Withdrawn
- 2001-07-13 KR KR1020010042249A patent/KR20020007191A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-07-13 JP JP2001213191A patent/JP2002097381A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1172418A2 (en) | 2002-01-16 |
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---|---|---|---|
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