JP2002096555A - インクジェット用記録媒体 - Google Patents

インクジェット用記録媒体

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JP2002096555A JP2001216204A JP2001216204A JP2002096555A JP 2002096555 A JP2002096555 A JP 2002096555A JP 2001216204 A JP2001216204 A JP 2001216204A JP 2001216204 A JP2001216204 A JP 2001216204A JP 2002096555 A JP2002096555 A JP 2002096555A
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Masaya Shibatani
正也 柴谷
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  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高解像度のインクジェットプリンターで印字し
た場合に、印字濃度が高く色再現性が良好な写真調の画
像を得ることができると共に、画像部の耐光性等の印字
後の画像の保存性に優れた記録媒体を提供すること。 【解決手段】支持体上に少なくとも、下層として耐光性
付与層及び上層として発色層を有するインク受容層を設
けたインクジェット記録媒体。前記耐光性付与層が、イ
ンク吸収性顔料100重量部に対し、耐光性付与薬品と
してベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤1〜10重量
部、硫酸マグネシウム1〜8重量部、及び酸化亜鉛1〜
10重量部からなる混合物を含有すると共に、前記発色
層が耐光性付与薬品を含まない層である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット用記
録媒体に関し、特に画像耐光性に極めて優れているとと
もに、染料インクのみならず顔料インクに対しても高い
発色性を有するインクジェット用記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式はフルカラー化
が容易なことや印字騒音が少ないことなどから近年急速
に普及してきた。この方式はノズルから記録媒体に向け
てインク液滴を高速で吐出させるものであり、インク中
に多量の溶媒を含む。従って、記録媒体としては速やか
にインクを吸収する必要がある。また、最近のコンピュ
ータやデジタルカメラの普及により、銀塩写真に近い画
像が求められるようになってきたため、インクジェット
記録用紙には従来より更に高い発色性、及び解像度、並
びに色再現性が要求されるようになっている。
【0003】一方、記録画像の高品質化に伴って、その
保存性がより重要になってきている。特にインクジェッ
ト記録方式では、ヘッドの目詰まりを生じさせないこと
や彩度の高い画像を得るためにインクには酸性染料や直
接染料が多く使用され、必ずしも耐水性や耐光性の良好
な染料を選択することができないというのが現状であ
る。
【0004】印字画像の耐水性と耐光性を両立させるた
めに、例えば特開昭59-198188号公報には、インクジェ
ット用記録媒体のインク受容層にポリエチレンイミンの
第四級化合物のような特定のカチオン樹脂を使用すべき
ことが記載されており、特開昭60-260377号公報にはカ
チオン性コロイダルシリカ、特開昭61-146591号公報に
はヒンダードアミン系化合物、特開昭61-284478号公報
にはポリオキシアルキレン化アミンモノカルボン酸エス
テルの4級アンモニウム塩を使用すべきことが記載され
ている。しかしながら、確かにこれらの方法によって耐
水性の向上が認められるものの画像の耐光性は不十分で
あり、未だ耐水性と耐光性の両立した画像を得ることの
できるインクジェット用記録媒体は得られていない。
【0005】また、耐光性を改良するために、例えば特
開昭57-87988号公報や特開昭57-87989号公報には、紫外
線吸収剤や酸化防止剤を記録層に配合することが開示さ
れている。しかしながら、これらの方法によって耐光性
は確かに改善されるものの、実用上は未だ不十分である
上、印字品質に問題を生じることが認められた。すなわ
ち、前者の場合には特に発色性の低下が著しく、そもそ
も印字初期の時点で写真調の画像を得ることができず、
後者の場合には酸化防止剤そのものが茶色に変色する結
果、用紙そのものの白紙部分の保存性が問題となる。
【0006】このように、従来技術では、写真調の画像
を得ながら光や水あるいはガス等による画像の劣化を抑
制すると同時に、白紙部の変色がなく優れた保存性を有
するインクジェット用記録媒体を得ることはできなかっ
た。そこで、従来の常識的手段に従って記録層中に保存
性改良薬品を加えたり、記録層の上側にこれらの薬品を
含有させた保護層を設けても良好な結果を得ることはで
きない。即ち、インクジェット記録はインクを直接記録
面に噴射して画像を形成する記録方式であるから、イン
ク受容面の外側に保護層を設けることは不可能である。
また、インクで使用する色材は直接染料や酸性染料であ
り、これらは色彩的には優れているものの、紫外線や酸
化性ガス等で染料構造の二重結合部分が切断され、酸化
が促進されるので変色や消色が生じやすいだけでなく、
他の薬品によっても影響を受けやすいものであるため
に、発色層中に他の薬品を加えることは、直ちに色彩上
に悪影響をもたらすことがある。
【0007】本発明者等は、このような困難を解決すべ
く鋭意研究を進めた結果、驚くべきことに、ベンゾトリ
アゾール系紫外線吸収剤1〜10重量部、硫酸マグネシ
ウム1〜8重量部、酸化亜鉛1〜10重量部の割合で混
合した耐光性付与薬品を、インクを直接受容する発色層
に加えるのではなくその下の層に加えることにより、耐
光性が改善されると共に、染料の発色性に関して従来問
題となっていた悪影響を完全に排除することができるこ
とを見出し、本発明に到達した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、特に高解像度のインクジェットプリンターで印字し
た場合に、印字濃度が高く色再現性が良好な写真調の画
像を得ることができると共に、印字後の画像の耐光性に
優れ、特に色調に変化の生じない記録媒体を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
支持体上に少なくとも、下層として耐光性付与層及び上
層として発色層を有するインク受容層を設けたインクジ
ェット記録媒体であって、前記耐光性付与層が、インク
吸収性顔料100重量部に対し、ベンゾトリアゾール系
紫外線吸収剤1〜10重量部、硫酸マグネシウム1〜8
重量部、及び酸化亜鉛1〜10重量部からなる耐光性付
与薬品を含有すると共に、前記発色層が前記耐光性付与
薬品を含まない層であることを特徴とするインクジェッ
ト用記録媒体によって達成された。また、本発明の記録
媒体は、染料インクのみならず顔料インクを用いた場合
でも、これまでにない優れた発色性を有していることが
認められた。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の発色層は、インクを受容
し、インク中の染料を固定化して画像を形成することを
主たる機能とする層である。この層の具体的な構成は、
目的とする画像の程度により、インク受容層として公知
の構成の中から適宜選択すれば良い。本発明において特
に重要なことは、この発色層中には耐光性付与薬品を含
有させないことである。好ましくは、インク受容性の高
い高吸油性の顔料とそのバインダーおよび染料を固定化
し耐水性を向上させることのできるカチオン性高分子を
主剤として構成される。発色層は単層であっても多層で
あっても良い。
【0011】本発明における耐光性付与層は、発色層を
通過するインクのベヒクルを吸収し固定することを主た
る機能とする層であり、使用されるインクの種類や記録
速度などで異なるが、好ましくは、インク吸収性顔料と
そのバインダーを主剤として構成される。特に本発明に
おいて特徴的なことは、発色層の下層となるこの耐光性
付与層中に耐光性付与薬品を含有させることである。
【0012】上記耐光性付与薬品は、顔料やバインダー
とともに塗工液中に含有させることができる他、顔料や
バインダーで形成した層上に、耐光性付与薬品を主剤と
する塗料を塗工し、あるいは含浸させても良い。また、
耐光性付与層は単層であっても多層であっても良い。更
に、本発明においては、支持体と耐光性付与層の間にイ
ンク吸収に関与する塗工層を別に設けても良い。
【0013】それぞれの層の塗工量は、使用するインク
の種類、目的とする画像の精細度合、記録速度、層を構
成する材料の種類と配合などにより異なるが、発色層に
あっては、通常3〜30g/m、好ましくは4〜15
g/mである。発色層の塗工量が小さいとインク吸収
性が劣り、大きいと耐光性が悪くなる傾向にある。上記
の範囲であれば、比較的低濃度のインクジェット記録用
インクを、写真調の画像を得るのに必要な量保持するこ
とができると共に、発色層の下に設ける耐光性付与層の
耐光性付与薬品の効果を得ることができる。
【0014】耐光性付与層の塗工量は、支持体の種類に
より多少前後するものの、概ね3〜30g/mである
ことが好ましく、特に4〜20g/mであることが好
ましい。耐光性付与層の塗工量が小さいとインク吸収性
が劣り、耐光性が悪くなる傾向にある。塗工量が大きい
と塗工層の強度が弱くなる傾向にあり、更にコスト的に
不利となる。さらに、発色層と耐光性付与層の合計の塗
工量は6〜30g/mであることが好ましい。6g/
未満では、インク受容層としてのインク吸収容量が
不足するため、滲み現象が発生する可能性がある。逆に
30g/mを超えると、塗工層の強度が弱くなり、特
に粉落ち現象が認められることと、縦方向の吸収性が大
きくなりすぎてドット径が小さくなり、ベタ画像が完全
に埋まらないというバンディング現象が生じ易くなる。
【0015】本発明で使用する耐光性付与薬品として
は、無機系紫外線吸収剤として酸化亜鉛、有機系紫外線
吸収剤としてベンゾトリアゾール系化合物及び金属塩と
して硫酸マグネシウムを混合して使用する。無機系紫外
線吸収剤として良く知られた二酸化チタンや酸化セリウ
ム等は不向きであり、逆に耐光性を悪化させることもあ
る。酸化亜鉛の配合量は、インク吸収性顔料100重量
部に対して1〜10重量部であり、特に、2〜8重量部
であることが好ましい。1重量部未満では耐光性が不十
分であり、10重量部を超えると画像の色相が黄色味を
帯びるので好ましくない。
【0016】また、有機系紫外線吸収剤として一般的に
よく知られたベンゾフェノン系やヒンダードアミン系の
紫外線吸収剤は、寄与効果が小さいために配合量を多く
する必要があるので、結果的にコストが高くなったり、
吸収性や発色性等の印字品質への影響が大きくなるので
実用的ではない。ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤の
配合量は、インク吸収性顔料100重量部に対して1〜
10重量部、より好ましくは2〜8重量部である。1重
量部未満では目的の耐光性が得られず、10重量部を超
えると塗工層が不透明になって発色性が低下するので好
ましくない。
【0017】本発明で用いるベンゾトリアゾール系紫外
線吸収剤は、分子中にベンゾトリアゾール骨格を有する
と共に紫外線吸収作用があれば特に限定されることはな
い。具体的な化合物としては、2−(2’−ヒドロキシ
−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t
−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−
ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−
アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、メチレン−ビス
[2−(2’−ヒドロキシ−5’−ドデカニルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール]等が挙げられる。
【0018】本発明においては、耐光性付与層中に耐光
性付与薬品の一つとして硫酸マグネシウムを配合するこ
とにより、画像の耐光性がより優れたものとなる。特
に、他の色と比較して耐光性が悪いマゼンタの画像耐光
性が向上する。耐光性が向上する理由は明らかではない
が、インク中に含有される色材の安定性が向上する為と
推測できる。硫酸マグネシウム以外の水溶性金属塩とし
て、例えばアルミニウム塩を使用した場合には、ブラッ
クの画像が赤みを帯びて発色するブロンズ現象が発生
し、ナトリウム塩を使用した場合には効果が不十分であ
り、亜鉛塩を使用した場合には、画像が経過時間ととも
に黄色化するという問題がある。硫酸マグネシウムの配
合量はインク吸収性顔料100重量部に対して無水物分
で1〜8重量部であり、特に2〜6重量部であることが
好ましい。1重量部未満では耐光性が不十分であり、特
にマゼンタインクの退色が激しく、8重量部を超えると
ブロンズ現象が認められるので好ましくない。
【0019】本発明に用いる支持体はとくに限定され
ず、透明であっても不透明であっても良い。例えば、セ
ロハン、ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質ポリ塩化
ビニル、硬質ポリ塩化ビニル、ポリエステル等のプラス
チックフィルム類、上質紙、印画紙原紙、画用紙、画彩
紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、クラフト
紙、含浸紙、合成紙等を適宜の用途に応じて使用するこ
とができる。
【0020】本発明の耐光性付与層及び発色層に用いる
顔料としては合成非晶質シリカが一般的であるが、アル
ミナやアルミナ水和物(アルミナゾル、コロイダルアル
ミナ、擬ベーマイト等)、珪酸アルミニウム、珪酸マグ
ネシウム、炭酸マグネシウム、軽質炭酸カルシウム、重
質炭酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウ
ム、炭酸亜鉛、珪酸カルシウム、水酸化アルミニウム及
びプラスチックピグメント等も使用することができる。
目的とするインク吸収性を、乾燥後に粉落ちしない範囲
の塗工量で確保するためには、顔料の平均吸油量がある
程度高いことが必要であり、特に100〜300ml/
100gの範囲の平均吸油量を有するものを使用するこ
とが好ましい。
【0021】ここで平均吸油量としたのは、吸油量が異
なる顔料を二種類以上混合した場合でも、全体の吸油量
の平均が上記の範囲に入っていれば良いことを示してい
る。耐光性付与層と発色層の顔料の種類や配合量は同一
であっても良いが、本発明においては、発色層に使用す
る顔料の平均吸油量が耐光性付与層のそれよりもやや高
いことが好ましい。なお、吸油量はJIS.K5101
の方法で測定する。
【0022】耐光性付与層及び発色層に使用するバイン
ダーは、例えばポリビニルアルコール及びその変性物、
酢酸ビニル、酸化デンプン、エーテル化デンプン、カゼ
イン、ゼラチン、大豆蛋白、カルボキシメチルセルロー
ス、SBラテックス、NBラテックス、アクリルラテック
ス、エチレン酢酸ビニル系ラテックス、ポリウレタン、
不飽和ポリエステル樹脂等公知のバインダーの中から、
少なくとも1種を適宜選択して使用することができる。
その配合量は使用する顔料によりある程度適量が変化す
るものの、配合量は限定され、前記顔料100重量部に
対して5〜60重量部であることが好ましく、特に10
〜40重量部であることが好ましい。5重量部未満で
は、顔料の種類を問わず塗工層の強度が弱いため、粉落
ちや表面強度が問題となる。一方、60重量部を超える
とインク吸収性が悪化し、滲みや裏写り等の問題が発生
しやすくなるので好ましくない。
【0023】また、耐光性付与層及び発色層には、その
他必要に応じて、顔料分散剤、増粘剤、消泡剤、抑泡
剤、離型剤、発泡剤、着色染料、着色顔料、蛍光染料、
防腐剤、耐水化剤、界面活性剤、湿潤紙力増強剤等を適
宜配合することができる。
【0024】耐光性付与層及び発色層を支持体上に設け
る方法としては、一般的な塗工装置である、各種ブレー
ドコーター、ロールコーター、エアーナイフコーター、
バーコーター、ゲートロールコーター、カーテンコータ
ー、ショートドウェルコーター、グラビアコーター、フ
レキソグラビアコーター、サイズプレス等の各種装置を
オンマシンあるいはオフマシンで使用する方法の他、支
持体上に耐光性付与層を設け、フィルム上に発色層を設
けた後にそれぞれの塗工面を貼り合わせる転写法等も使
用することができる。
【0025】また、耐光性付与層を設けた後で、発色層
をキャストコーターで塗工することによって光沢の高い
記録媒体を得ることもできる。更に、発色層を設けた後
にマシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレ
ンダー等のカレンダー装置で表面処理したり、予め耐光
性付与層を設けた段階で同様な表面処理を施したあとで
発色層を設け、さらに表面処理すること等も勿論可能で
ある。
【0026】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれらによって限定されるもので
はない。また、実施例において示す「部」及び「%」は
特に明示しない限り重量部及び重量%を示し、塗工量
は、塗工液(カラー)を塗工、乾燥後に形成される塗工
層の乾燥重量(g/m)である。金属塩の配合部数
は、全て無水物分として計算した。尚、以下の実施例、
比較例の配合処方を表1及び表2に、その結果を表3に
示した。
【0027】実施例1. 基紙 広葉樹漂白クラフトパルプ95部と針葉樹漂白クラフト
パルプ5部を混合叩解し、濾水度を450mlcsfに
調整したパルプにカチオン化デンプン2部、アニオン化
ポリアクリルアミド0.1部、アルキルケテンダイマー
乳化物0.3部を配合し、長網抄紙機で紙匹を形成し
た。3段のウエットプレスを行い、乾燥パートで2段の
緊度プレスを行った後乾燥した。次いで酸化デンプン4
%とポリビニルアルコール0.5%の混合液を用い、サ
イズプレスで乾燥重量が3.5g/mとなるように塗
工し、乾燥した後マシンカレンダー処理して、坪量10
5g/mの基紙を製造した。
【0028】耐光性付与層:下層 合成非晶質シリカ(ファインシールX-37B:トクヤマ
(株)製の商品名、吸油量240ml/100g)40
部、合成非晶質シリカ(サイロイド621:グレースデビ
ソン(株)製の商品名、吸油量180ml/100g)
60部、ポリビニルアルコール(PVA117:(株)
クラレ製の商品名)30部、エチレン酢酸ビニルエマル
ジョン4部、スチレンブタジエンラテックス 4部、ポ
リアミン系染料定着剤 8部、硫酸マグネシウム 3
部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(2−(2’−
ヒドロキシ−5’−メチル−フェニル)ベンゾトリアゾ
ール)3部、酸化亜鉛 3部、消泡剤(SNデフォーマ
ー:サンノプコ(株)製の商品名)0.3部、ブルーイ
ング剤0.005部、蛍光染料0.5部及び希釈水を適
宜配合した固形分20%のカラーを、ブレードコーターを
用いて塗工量が10g/mとなるように塗工した。紙
中水分率が4.5%となるまで乾燥し、アンダー塗工紙
を得た。
【0029】発色層:上層 合成非晶質シリカ(ファインシールX-60:トクヤマ
(株)製の商品名、吸油量240ml/100g)80
部、合成非晶質シリカ(ファインシールX-37B:トクヤ
マ(株)製の商品名、吸油量240ml/100g)2
0部、ポリビニルアルコール(PVA117:(株)ク
ラレ製の商品名)33部、エチレン酢酸ビニルエマルジ
ョン 5部、ポリアミン系染料定着剤 8部、消泡剤
(SNデフォーマー:サンノプコ(株)製の商品名)
0.3部、ブルーイング剤0.01部、蛍光染料0.8
部及び希釈水を適宜配合した固形分18%のカラーを、
ブレードコーターを用いて塗工量8g/mとなるよう
にアンダー塗工紙上に塗工した。紙中水分率5%となる
まで乾燥し、線圧80kg/cmの条件でソフトカレン
ダー処理してインクジェット用記録紙を得た。
【0030】実施例2.発色層(上層)の塗工量を10
g/mに変更したこと以外は、実施例1と全く同様に
してインクジェット用記録紙を得た。
【0031】実施例3.耐光性付与層(下層)の硫酸マ
グネシウムを4部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤
を2部とし、塗工量を6g/mに変更すると共に、発
色層(上層)の塗工量を15g/mとしたこと以外
は、実施例1と全く同様にしてインクジェット用記録紙
を得た。
【0032】実施例4.耐光性付与層(下層)の硫酸マ
グネシウムを2部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤
を4部とし、発色層(上層)の塗工量を15g/m
変更したこと以外は、実施例1と全く同様にしてインク
ジェット用記録紙を得た。
【0033】実施例5.耐光性付与層(下層)の酸化亜
鉛を7部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を8部に
変更したこと以外は、実施例1と全く同様にしてインク
ジェット用記録紙を得た。
【0034】実施例6.耐光性付与層(下層)の硫酸マ
グネシウムを6部、酸化亜鉛を2部、ベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤を6部に変更したこと以外は、実施例
1と全く同様にしてインクジェット用記録紙を得た。
【0035】実施例7.耐光性付与層(下層)の硫酸マ
グネシウムを6部、酸化亜鉛を6部に変更したこと以外
は、実施例1と全く同様にしてインクジェット用記録紙
を得た。
【0036】実施例8.耐光性付与層(下層)の硫酸マ
グネシウムを6部、酸化亜鉛を8部、ベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤を8部に変更したこと以外は、実施例
1と全く同様にしてインクジェット用記録紙を得た。
【0037】実施例9.耐光性付与層(下層)の硫酸マ
グネシウムを1部、酸化亜鉛を1部、ベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤を1部に変更したこと以外は、実施例
1と全く同様にしてインクジェット用記録紙を得た。
【0038】実施例10.発色層(上層)の塗工量を2
5g/mに変更したこと以外は、実施例1と全く同様
にしてインクジェット用記録紙を得た。
【0039】比較例1.耐光性付与層(下層)の硫酸マ
グネシウムを5部とし、その他の耐光性付与薬品の配合
をなしとしたこと以外は、実施例1と全く同様にしてイ
ンクジェット用記録紙を得た。
【0040】比較例2.耐光性付与層(下層)の酸化亜
鉛を5部とし、その他の耐光性付与薬品の配合をなしと
したこと以外は、実施例1と全く同様にしてインクジェ
ット用記録紙を得た。
【0041】比較例3.耐光性付与層(下層)のベンゾ
トリアゾール系紫外線吸収剤を5部とし、その他の耐光
性付与薬品の配合をなしとしたこと以外は、実施例1と
全く同様にしてインクジェット用記録紙を得た。
【0042】比較例4.実施例1と同様にして耐光性付
与層を設けた後、その耐光性付与層用カラーを用い、塗
工量が8g/mとなるように上層を設けたこと以外
は、実施例1と同様にしてインクジェット用記録紙を得
た。
【0043】比較例5.耐光性付与層(下層)の硫酸マ
グネシウムを硫酸アルミニウムに変更し、4部としたこ
と以外は、実施例1と全く同様にしてインクジェット用
記録紙を得た。
【0044】比較例6.耐光性付与層(下層)の酸化亜
鉛を二酸化チタンに変更し、5部としたこと以外は、比
較例5と全く同様にしてインクジェット用記録紙を得
た。
【0045】比較例7.実施例1の発色層用カラーを用
いて塗工量が10g/mとなるように下層を設け、そ
の上に実施例1の耐光性付与層用カラーを用いて塗工量
が8g/mとなるように上層を設けたこと以外は、実
施例1と全く同様にしてインクジェット用記録紙を得
た。
【0046】比較例8.比較例5の耐光性付与層(下
層)で使用したベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤を
ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(UNINUL D−4
9:BASF社製)に替え、配合量を5部としたこと以
外は、実施例5と全く同様にしてインクジェット用記録
紙を得た。
【0047】比較例9.耐光性付与層(下層)の硫酸マ
グネシウムを10部、ベンゾトリアゾール系の紫外線吸
収剤を12部、酸化亜鉛を13部としたこと以外は、実
施例1と全く同様にしてインクジェット用記録紙を得
た。
【0048】比較例10.耐光性付与層(下層)の耐光
性付与薬品を全く配合しなかったこと以外は、実施例1
と全く同様にしてインクジェット用記録紙を得た。
【0049】<評価方法>実施例及び比較例の各記録媒
体の評価は以下に示す方法により行った。なお△以上で
あれば使用上特に問題はない。評価プリンターとしては
EPSON(株)製のPM−700C(商品名)を使用
した。
【0050】<発色性>表計算ソフトエクセルで作成し
たブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各ベタ画像
を印字し、反射濃度計(マクベス RD914)で測定した
値の合計により、下記のように評価した。 ◎:6以上である ○:5〜6未満である △:4〜5未満である ×:4未満である
【0051】<吸収性>表計算ソフトエクセルで作成し
たレッドとグリーンの各ベタ画像を隣り合わせて印字
し、その境界部の滲み具合で下記のように評価した ◎:境界部が鮮明でかつ滲みが認められない ○:境界部がやや不鮮明だが滲みは認められない △:境界部が不鮮明でかつ滲みが認められる ×:境界部が不鮮明でかつ著しく滲みが認められる
【0052】<ブロンズ光沢>表計算ソフトエクセルで
作成したブラックのベタ画像を約30〜60°の角度で
目視した状況により判定し、以下のランクで評価した。 ◎:全くブロンズ光沢が認められない ○:ややブロンズ光沢が認められる △:半面以上にブロンズ光沢が認められる ×:ほぼ全面にブロンズ光沢が認められる
【0053】<粉落ち>A4サイズの用紙をカッターで
短辺方向に沿って20回カッティングした時の紙粉を集
め、重量を測定して以下のランク分けをした。 ◎:5mg未満である ○:5〜10mg未満である △:10〜30mg未満である ×:30mg以上である
【0054】<耐光性> 残存率 表計算ソフトエクセルで作成した、ブラック、シアン、
マゼンタ、イエローの各ベタ画像を印字して、キセノン
ウェザーメーターで25時間照射処理前後の印字濃度を
各色について測定し、各々下記の式で残存率を計算し、
4色の平均値で評価した。 残存率(%)=照射後印字濃度×100/照射前印字濃
度 ◎:残存率が80%以上である ○:残存率が60〜80%未満である △:残存率が40〜60%未満である ×:残存率が40%未満である 画像色差(△E) 日本規格協会のポートレート画像を画像処理ソフトのフ
ォトショップを用いてRGB変換した後、PM700C
でスーパーファイン用紙モードで印字して一日放置し
た。次いで、キセノンウェザーメーターで25時間照射
した処理前後の画像色相(背景グレー個所)を色差計で
測定し、各処理前後のL表色系による色差
(ΔE)で評価した。尚、ΔEはJIS Z873
0に従って求める。 ◎:ΔEが2未満である ○:ΔEが2〜4未満である △:ΔEが4〜6未満である ×:ΔEが6以上である
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【表3】
【0058】
【発明の効果】表3から明らかなように、本発明の方法
により得られたインクジェット用記録媒体はブロンズ光
沢や粉落ちの問題がないだけでなく、インク吸収性及び
発色性が良好で、特に色調変化のない画像耐光性に極め
て優れている。
フロントページの続き (72)発明者 小野 敦 東京都北区王子5丁目21番1号 日本製紙 株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 近藤 登 東京都北区王子5丁目21番1号 日本製紙 株式会社商品開発研究所内 (72)発明者 大西 弘幸 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 山縣 真也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 柴谷 正也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 杉山 淳 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 FC06 2H086 BA01 BA16 BA33 BA38 BA41

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも、下層として耐光
    性付与層及び上層として発色層を有するインク受容層を
    設けたインクジェット記録媒体であって、前記耐光性付
    与層が、インク吸収性顔料100重量部に対し、ベンゾ
    トリアゾール系紫外線吸収剤1〜10重量部、硫酸マグ
    ネシウム1〜8重量部、及び酸化亜鉛1〜10重量部か
    らなる耐光性付与薬品を含有すると共に、前記発色層が
    前記耐光性付与薬品を含まない層であることを特徴とす
    るインクジェット用記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記発色層が3〜30g/m設けられ
    ていると共に前記耐光性付与層が3〜30g/m設け
    られてなる、請求項1に記載されたインクジェット用記
    録媒体。
  3. 【請求項3】 前記発色層と耐光性付与層とが、あわせ
    て6〜30g/m設けられてなる請求項2に記載され
    たインクジェット用記録媒体。
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