JP3664476B2 - インクジェット記録用記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェット記録用記録媒体に関し、インク吸収性が良好で、高い発色性と写真調の高画質を有し、かつ画像保存性において、特に画像耐光性に優た記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録方式はフルカラー化が容易なことや印字騒音が少ないことなどから近年急速に普及しつつある。この方式ではノズルから記録媒体に向けてインク液滴を高速で吐出させるものであり、インク中に多量の溶媒を含む。このため、記録媒体としては速やかにインクを吸収する必要がある。また、コンピュータやデジタルカメラの普及により銀塩写真に近い画像を求めるようになってきている。このため、用紙には高い発色性、解像度、色再現性が必要となっている。
【0003】
一方、記録画像の高品質化によりその保存性がより重要になってきている。特に、インクジェット方式ではヘッドの目詰まりを生じさせないことや彩度の高い画像のために、使用するインクは酸性染料や直接染料が多く、必ずしも耐水性や耐光性の良好な染料を選択することができないのが現状である。
【0004】
印字画像の耐水性と耐光性を両立させるために、記録層に各種の化合物を用いることが開示されている。例えば特開昭59-198188号公報にはポリエチレンイミンの第四級化合物のような特定のカチオン樹脂、特開昭60-260377号公報にはカチオン性コロイダルシリカ、特開昭61-146591号公報にはヒンダードアミン系化合物、特開昭61-284478号公報にはポリオキシアルキレン化アミンモノカルボン酸エステルの4級アンモニウム塩などである。しかし、これらの方法では画像の耐水性の改善効果はある程度得られるものの、耐光性は不十分であり、耐水性と耐光性を両立できるものは得られていない。
【0005】
また、特に耐光性改良を目的として、特開昭57-87988号公報や特開昭57-87989号公報では、紫外線吸収剤や酸化防止剤を記録層に添加することが開示されている。これらの方法でも耐光性の改善効果は認められるものの実用上不十分であり、しかも印字品質に問題を生じることが認められた。すなわち、前者は特に発色性の低下が著しく、そもそも印字初期の時点で写真調の画像を得ることはできず、後者は酸化防止剤そのものが茶色に変色する結果、用紙そのものの白紙部分の保存性が問題となる。
【0006】
従って、従来技術では写真調の画像を得ながら、光や水あるいはガス等による画像の劣化を抑制し、かつ白紙の変色等のない優れた保存性を有した用紙を製造することはできなかったのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、インクジェットプリンター特に高解像度のプリンターで印字した場合に、印字濃度が高く色再現性が良好ないわゆる写真調の画像を得ることができ、かつ印字後の画像の保存性、特に画像部の耐光性に優れた記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
従来、インクジェット記録分野に限らず、記録後の画像の耐水性や耐光性などの保存性を改良しようとすれば、保存性を悪化させる光や水は画像面の外から影響を及ぼすため、記録層中に保存性改良薬品を加えるか、記録層の上側にこれらの薬品を含有させ保護層とするのが常識的手段であった。ところが、インクジェット記録はインクを直接記録面に噴射して画像を形成する記録方式であるから、インク受容面の外側に保護層を設けるようなことは不可能である。また、インクに使用する色材は直接染料や酸性染料という色彩的には優れているものの、紫外線や酸化性ガス等で、染料構造の二重結合部分が切断され、酸化が促進される結果、変色や消色が生じやすいものであり、他の薬品によっても影響を受けやすいものであるから、画像形成層中に他の薬品を加えることは直ちに色彩上の悪影響をもたらす虞がある。
【0009】
本発明者らは、このような二律背反状態下で研究を進めた結果、驚くべきことに耐光性付与薬品を、インクを直接受容する画像形成層加えるのではなくその下の層に加えても耐光性が改善されるということ、同時に染料の発色性に関し従来問題になっていた悪影響を全く排除することができることを見出し、本発明に到達した。
【0010】
本発明の前記の目的は、支持体上に、主として顔料及びバインダーからなると共に耐光性付与薬品を含有する耐光性付与層と、主として顔料及びバインダーからなり耐光性付与薬品を含まない画像形成層をこの順に積層してなるインクジェット記録用記録媒体であって、前記耐光性付与薬品が、酸化亜鉛、二酸化チタン、酸化セリウム及びジルコニアから選ばれる少なくとも一種の無機系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール及びベンゾフェノンから選ばれる少なくとも一種の有機系紫外線吸収剤、および、硫酸アルミニウム、硫酸亜鉛、硫酸銅から選ばれる少なくとも1種の金属塩からなり、かつ前記顔料100重量部に対する添加量が無機系紫外線吸収剤の場合には0.5〜20重量部の範囲、有機系紫外線吸収剤の場合には0.5〜15重量部の範囲、金属塩の場合には0.5〜10重量部の範囲で用いると共に、耐光性付与層がpHを調整する機能を有する物質を含有しないことを特徴とするインクジェット記録用記録媒体によって達成された。
【0011】
また、各層の塗布量を、耐光性付与層が5〜20g/m2、画像形成層が4〜20g/m2とすることにより、インク吸収性と画像発色性のバランスがとれたインクジェット記録用記録媒体を得ることができる。
【0012】
さらに、耐光性付与薬品として、酸化亜鉛、二酸化チタン、酸化セリウム及びジルコニアから選ばれる少なくとも一種の無機系紫外線吸収剤、並びにベンゾトリアゾール及びベンゾフェノンから選ばれる少なくとも一種の有機系紫外線吸収剤から成る群から選択される少なくとも1種を用い、必要に応じて二価以上の金属の塩を更に用いる。また、顔料100重量部に対する添加量は、無機系紫外線吸収剤は0.5〜20重量部の範囲、有機系紫外線吸収剤は0.5〜15重量部の範囲、二価以上の金属の塩は0.5〜10重量部の範囲で用いる。これによって耐光性を大きく向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の画像形成層は、インクを受容しインク中の染料を固定化して画像を形成することを主たる機能とする層である。この層の具体的な構成は目的とする画像の精細程度によりインク受容層として公知の構成をとればよい。重要なことはこの層中には耐光性付与薬品を含有させないことである。一般的にはインク受容性の高い高吸油性の顔料とそのバインダーおよび染料を固定化し耐水性を向上させるカチオン性高分子を主剤として構成する。
【0015】
本発明の耐光性付与層は、画像形成層を通過するインクのベヒクルを吸収固定することを主たる機能とする層であり、使用されるインクの種類や記録速度などで異なるが、一般的には高吸油性顔料とそのバインダーを主剤として構成する。本発明において特徴的なことは、この層中に耐光性付与薬品を含有させることである。耐光性付与薬品は、顔料やバインダーとともに塗料中に混合して塗布して含有させるか、顔料やバインダーで形成した層上に、耐光性付与薬品を主剤とする塗料を塗布あるいは含浸して含有させても良い。
【0016】
それぞれの層の塗布量は、使用するインクの種類、目的とする画像の精細程度、記録速度、層を構成する材料の種類と配合などにより異なるが、画像形成層にあっては、通常4〜20g/m2、好ましくは5〜15g/m2程度が適当である。この範囲であれば、写真調の画像を得るのに必要な比較的低濃度の多量のインクを保持し、画像形成層の下に設ける耐光性付与層の耐光性付与薬品の効果を得ることができる。 耐光性付与層では、原紙の種類により多少前後するものの、概ね5〜25g/m2が好ましく、より好ましくは7〜15g/m2である。5g/m2以下では画像形成層も含めたインク受理層全体としての吸収容量が不足するため、滲み現象が発生し、逆に25g/m2以上では、塗工層強度、特に粉落ち現象が認められることと、縦方向の吸収性が大きくなりすぎ、ドット径が小さく、ベタ画像が完全に埋まらないバンディング現象が生じやすくなるので好ましくない。
【0017】
本発明の耐光性付与層は画像形成層に接するように設けられる。また、画像形成層、耐光性付与層とも、本発明の効果を得られる範囲であれば、多層であっても良い。
さらに、耐光性付与層と支持体の間に、例えば耐光性付与層を含まずインクのベヒクルを吸収固定することを主たる機能としたり、支持体と耐光性付与層の密着を向上させる機能等をもつ中間層を設けることができる。
【0018】
本発明においては、耐光性付与薬品として無機系あるいは有機系の紫外線吸収剤を使用するが、必要に応じて2価以上の金属の塩を更に使用しても良い。
【0019】
本発明においては、無機系紫外線吸収剤は酸化亜鉛、二酸化チタン、ジルコニア及び酸化セリウムの中から選ばれる少なくとも1種であり、それらの添加量は好ましくは重量比で顔料100部に対し0.5〜20部、より好ましくは1〜10部である。0.5部以下では十分な耐光性改善効果が認められず、逆に20部以上では印字画像色相の変色が認められるので好ましくない。
【0020】
本発明で使用する有機系紫外線吸収剤はベンゾトリアゾール系及び/又はベンゾフェノン系化合物であり、それらの添加量は好ましくは顔料100重量部に対し0.5〜15重量部、より好ましくは1〜12重量部である。0.5重量部以下ではやはり耐光性改善効果が不十分で、逆に15重量部以上では発色濃度が低下し、しかもこれ以上添加しても耐光性改善効果がレベルオフしてくることと、薬品が高価であることからコストの点でも好ましくない。
【0021】
本発明においては、耐光性付与薬品として更に、硫酸アルミニウム、硫酸亜鉛、及び硫酸銅から選択された少なくとも1種の金属塩を併用する。それらの添加量は種類(イオン価)により多少異なるが、好ましくは顔料100重量部に対し0.5〜10重量部、より好ましくは0.8〜6重量部程度である。0.5重量部以下では、耐光性に関して十分な効果が認められないため好ましくなく、10重量部以上ではブラック印字部に赤みに発色した部分がムラ状に散見されるいわゆるブロンズ現象が認められるので好ましくない。
【0022】
本発明の耐光性付与薬品は、数種類を混合して使用することができる。耐光性付与層が多層である場合、複数の耐光性付与薬品を一つの層に混合して含有させても良いし、それぞれ各層に分配して含有させることもできる。
【0023】
本発明で用いる耐光性薬品の作用は同一ではなく、概ね以下のように考えられる。有機紫外線吸収剤は主に太陽光等の紫外領域の光を吸収し、無機系紫外線吸収剤は蛍光等の可視光の吸収、金属塩はインクの酸化を防止する。したがって、作用の異なる耐光性付与薬品を併用すれば、単独使用の場合に比べより耐光性を改善することができる。この場合、耐光性薬品全体としての使用量は、顔料100重量部に対して0.5〜30重量部であることが好ましく、特に1〜20重量部であることが好ましい。
【0024】
本発明において、画像形成層にはこれらの耐光性付与薬品を含まないことが必要である。尚、ここで「含まない」とは、下記の不都合が発生しない程度に、実質的に含まなければ良く、画像形成層塗布時の塗工液に、添加されていなければ良い。金属塩が画像形成層に入ると、ブラック印字でブロンズ光沢が発生するので好ましくなく、無機系紫外線吸収剤の場合は画像色相の変色、特にイエローが著しく強い画像になるために画像全体が黄味を帯びた画像となるので好ましくない。また、有機系紫外線吸収剤はそれ自体の透明性が低いため、画像形成層全体の透明性が低下する結果、発色性の低下が問題となるので好ましくない。
【0025】
本発明に用いる支持体としては、とくに限定されず、透明であっても不透明であっても良い。例えば、セロハン、ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質ポリ塩化ビニル、硬質ポリ塩化ビニル、ポリエステル等のプラスチックフィルム類、上質紙、印画紙原紙、画用紙、画彩紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、クラフト紙、含浸紙、合成紙等などが適宜用途の応じて使用できる。
【0026】
本発明の耐光性付与層及び画像形成層に用いる顔料としては、合成非晶質シリカが一般的であるが、アルミナやアルミナ水和物(アルミナゾル、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト等)、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、炭酸亜鉛、珪酸カルシウム、水酸化アルミニウム及びプラスチックピグメント等も使用できる。目的のインク吸収性を保持しかつ粉落ちしない範囲の塗工量を確保するためには、顔料の吸油量がある程度高いものであって、100〜300cc/100gの範囲のものを使用することが好ましい。また、吸油量が異なる顔料を二種類以上混合した場合には、顔料全体の吸油量の平均が、上記の範囲となるように使用することが好ましい。
【0027】
画像形成層と耐光性付与層の顔料配合は、同一であっても良いが、より好ましくは画像形成層に使用する顔料の平均吸油量が耐光性付与層のそれよりもやや高いことである。
【0028】
バインダーとしては、例えばポリビニルアルコール及びその変性物、酢酸ビニル、酸化デンプン、エーテル化デンプン、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、カルボキシメチルセルロース、SBラテックス、NBラテックス、アクリルラテックス、エチレン酢酸ビニル系ラテックス、ポリウレタン、不飽和ポリエステル樹脂等特に限定されるものではなく、少なくとも1種以上で使用することができるが、その配合部数は使用する顔料によりある程度適量が変化するものの、添加量は限定され、好ましくは顔料100重量部に対し5〜60重量部、より好ましくは10〜40重量部である。
【0029】
5重量部以下では顔料の種類を問わず塗工層強度が弱いため、粉落ちや表面強度が問題となる。逆に、60重量部以上ではインク吸収性が悪化し、滲みや裏写り等の問題が発生し易くなり好ましくない。
【0030】
また、画像形成層及び耐光性付与層には、その他必要に応じ顔料分散剤、増粘剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、着色染料、着色顔料、蛍光染料、防腐剤、耐水化剤、界面活性剤、湿潤紙力増強剤等を適宜添加できる。
【0031】
耐光性付与層及び画像形成層を支持体に設ける方法としては、一般的な塗工装置である、各種ブレードコーター、ロールコータ、エアーナイフコーター、バーコーター、ゲートロールコーター、カーテンコーター、ショートドウェルコーター、グラビアコーター、フレキソグラビアコーター、サイズプレス等の各種装置がいずれも使用することができ、これらをオンマシンあるいはオフマシンで使用する。また、支持体上に耐光性付与層をを設け、別にフィルム上に画像形成層を設けた後にそれぞれの塗工面を貼り合わせる転写法等も使用できる。
【0032】
なお、画像形成層を設けた後にマシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレンダー等のカレンダー装置で表面処理することや、予め耐光性付与層を設けた段階で同様な表面処理を施すことも勿論可能である。
【0033】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、勿論これらに限定されるものではない。また、実施例において示す「部」及び「%」は特に明示しない限り重量部及び重量%を示す。また、以下の実施例、比較例の配合処方を表1に、その評価結果を表2に示した。
【0034】
実施例1.
(支持体)
広葉樹漂白クラフトパルプ90重量%と針葉樹漂白クラフトパルプ10%重量を混合叩解し濾水度370mlに調整したパルプにカチオン化デンプン3重量部、アニオン化ポリアクリルアミド0.3重量部、アルキルケテンダイマー乳化物0.5重量部を添加し、長網抄紙機で紙匹を形成し、3段のウエットプレスを行った後、乾燥パートで2段の緊度プレスを行った後、乾燥し、その後、燐酸エステル化デンプン5%とポリビニルアルコール0.5%の液をサイズプレスで乾燥重量3.2g/m2塗布し、乾燥後、マシンカレンダー処理して、坪量98g/m2の基紙を製造した。
【0035】
(下層:耐光性付与層)
合成非晶質シリカ(ファインシールX-12 トクヤマ製)100部、ポリビニルアルコール(PVA117 クラレ製)30部、エチレン酢酸ビニルエマルション(スミカフレックス401 住友化学製)4部、スチレンブタジエンラテックス(LX438C 日本ゼオン製)4部、消泡剤(SNデフォーマー)0.3部、ブルーイング剤0.005部、蛍光染料0.5部を混合し、これに耐光性付与薬品として硫酸アルミニウム2部を加え希釈水とともに攪拌混合して固形分18%の塗工液を作成した。この塗料ををバーブレードコーター前記支持体に塗工量10g/m2塗工し、塗工した紙全体の水分率が5%とになるまで乾燥し、耐光性付与層を有するアンダー塗工紙を得た。
【0036】
(上層:画像形成層)
合成非晶質シリカ(ファインシールX-60 トクヤマ製)50部、同シリカ(ファインシールX-37B トクヤマ製)50部、ポリビニルアルコール(PVA117 クラレ製)33部、エチレン酢酸ビニルエマルション(スミカフレックス401 住友化学製)5部、染料定着剤ジアリルジメチルアンモニウムクロライド−アクリルアミド共重合物(PAS−J−81 日東紡績製)8部、消泡剤(SNデフォーマー)0.3部、ブルーイング剤0.01部、蛍光染料0.8部及び希釈水等を適宜添加した固形分18%の塗工液をバーブレードコーターで塗工量10g/m2塗工し、塗工した紙全体の水分率が5%になるまで乾燥し、線圧80kg/cmの条件でソフトカレンダー処理したインクジェット用塗工紙を得た。
【0037】
実施例2.
画像形成層(上層)の塗工量を15g/m2としたこと以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
実施例3.
画像形成層(上層)の塗工量を5g/m2としたこと以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
実施例4.
耐光性付与層(下層)の硫酸アルミニウムの添加量を5部としたこと以外は実施例2と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
【0038】
実施例5.
耐光性付与層(下層)の耐光性薬品として、硫酸アルミニウムを酸化亜鉛に変更し、添加量を5部としたこと以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
実施例6.
耐光性付与層の耐光性薬品として、硫酸アルミニウムをベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(旭電化工業 アデカブスタLA-31)に変更し、添加量を5部としたこと以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
実施例7.
耐光性付与層の耐光性薬品として、硫酸アルミニウム2部、酸化亜鉛5部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(旭電化工業 アデカブスタLA-31)を5部の3種を混合して添加したこと以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
実施例8.
耐光性付与層の耐光性薬品として、硫酸亜鉛3部、二酸化チタン4部、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(旭電化工業 アデカスタブ LA-51)を5部の3種を混合して添加したこと以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
【0039】
比較例1.
実施例7の耐光性付与層に添加した3種の耐光性付与薬品(硫酸アルミニウム2部、酸化亜鉛5部、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(旭電化工業製 アデカブスタLA-31)5部)を、すべて画像形成層の塗工液にも添加して画像形成層を塗工したこと以外は実施例7と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
比較例2.
比較例1において画像形成層に加える耐光性薬品を硫酸アルミニウム5部のみとしたこと以外は比較例1と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
比較例3.
比較例1において、画像形成層に加える耐光性薬品を酸化亜鉛4部のみとしたこと以外は比較例1と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
【0040】
比較例4.
比較例1の画像形成層に耐光性薬品として、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(旭電化工業 アデカブスタLA-31)のみを6部添加したこと以外は比較例1と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
比較例5.
耐光性付与層の耐光性薬品(3種類)をすべて添加しなかったこと以外は比較例1と同様にしてインクジェット記録紙を得た。
【0041】
<評価方法>
実施例及び比較例の各々の記録媒体の評価は以下に示す方法により行った。
なお、印字評価プリンターはEPSON社製 PM−700Cを使用し、写真調画像は、発色性(発色濃度)とインク吸収性とブロンズ光沢をそれぞれ測定し、これらの特性により評価した。
【0042】
<発色性>
表計算ソフトEXCELで作成したブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各ベタ画像を印字し、反射濃度計(MACBETH RD914)で測定した値の合計により評価した。
◎:6以上である
○:5以上6未満である
△:4以上5未満である
×:4未満である
【0043】
<吸収性>
表計算ソフトEXCEL で作成したレッドとグリーン色の各ベタ画像を隣り合わせて印字してその境界部の滲み具合で評価した。
◎:境界部が鮮明でかつ滲みが認められない
○:境界部がやや不鮮明だが滲みは認められない
△:境界部が不鮮明でかつ滲みが認められる
×:境界部が不鮮明でかつ著しく滲みが認められる
【0044】
<ブロンズ光沢>
表計算ソフトEXCELで作成したブラックのベタ画像を約30〜60°の角度で目視した状況により判定し以下のランクで評価した。
◎:全くブロンズ光沢が認められない
○:ややややブロンズ光沢が認められる
△:半分以上にブロンズ光沢が認められる
×:ほぼ全面にブロンズ光沢が認められる
【0045】
<粉落ち>
A4サイズの用紙をNTカッターで短編方向に沿って20回カッティングしたときの紙粉を集め重量を測定し以下のランク分けをした。
◎:5mg未満である
○:5mg以上10mg未満である
△:10mg以上30mg未満である
×:30mg以上である
【0046】
<耐光性>
表計算ソフトEXCEL で作成した、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー色の各ベタ画像を印字して、キセノンウエザメータで25hr照射処理前後の印字濃度を各色について測定し、各々残存率を計算し、4色の平均値で評価した。(残存率(%)=照射後印字濃度×100/照射前印字濃度)
◎:残存率が80%以上である
○:残存率が60%以上80%未満である
△:残存率が40%以上60%未満である
×:残存率が40%未満である
【0047】
<耐水性>
表計算ソフトEXCELで作成した、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー色の各ベタ画像を印字して、一日放置後の印字濃度を各色について測定した後、25℃のイオン交換水に10min間浸した後、60℃の送風乾燥器で3分間乾燥させた後、印字濃度を測定した。
(残存率(%)=浸せき後の印字濃度×100/浸せき前の印字濃度)
◎:残存率が80%以上である。
○:残存率が60以上80%未満である。
△:残存率が40以上60%未満である。
×:残存率が40%未満である。
【0048】
表1、および表2から、耐光性付与層のみに耐光性付与薬品を含み、画像形成層中には耐光性付与薬品を含有しない実施例はいずれも印字濃度の残存率が60%以上であり、耐水性も80%以上であり、画像の発色濃度、インク吸収性、画像のブロンズ化現象も殆ど生じておらず、写真調の画像が再現できることが見てとれる。これに反し、画像形成層に耐光性付与薬品を含有させた比較例は、耐光性は実用域にあるものの、発色濃度、インク吸収性が著しく劣り、画像のブロンズ光沢化が生じていて、とても写真調の画像が再現できるものではないことがわかる。更に、耐光性付与薬品を画像形成層に含有させないことにより、画像の耐水性が向上するという効果も認められる。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【発明の効果】
本発明により、画像濃度や画像の変色を起こすことなく、画像の耐光性とともに耐水性を改善できるという効果を奏する。
Claims (3)
- 支持体上に、主として顔料及びバインダーからなると共に耐光性付与薬品を含有する耐光性付与層と、主として顔料及びバインダーからなり耐光性付与薬品を含まない画像形成層をこの順に積層してなるインクジェット記録用記録媒体であって、前記耐光性付与薬品が、酸化亜鉛、二酸化チタン、酸化セリウム及びジルコニアから選ばれる少なくとも一種の無機系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール及びベンゾフェノンから選ばれる少なくとも一種の有機系紫外線吸収剤、および、硫酸アルミニウム、硫酸亜鉛、硫酸銅から選ばれる少なくとも1種の金属塩からなり、かつ前記顔料100重量部に対する添加量が無機系紫外線吸収剤の場合には0.5〜20重量部の範囲、有機系紫外線吸収剤の場合には0.5〜15重量部の範囲、金属塩の場合には0.5〜10重量部の範囲で用いると共に、耐光性付与層がpHを調整する機能を有する物質を含有しないことを特徴とするインクジェット記録用記録媒体。
- 各層の塗布量が、耐光性付与層が5〜20g/m2、画像形成層が4〜20g/m2である請求項1に記載されたインクジェット記録用記録媒体。
- 前記顔料が、全体としての平均吸油量が100〜300cc/100gである、請求項1または2に記載されたインクジェット記録用記録媒体。
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