JP2002094388A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2002094388A
JP2002094388A JP2000280681A JP2000280681A JP2002094388A JP 2002094388 A JP2002094388 A JP 2002094388A JP 2000280681 A JP2000280681 A JP 2000280681A JP 2000280681 A JP2000280681 A JP 2000280681A JP 2002094388 A JP2002094388 A JP 2002094388A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】最大動作周波数を超える周波数成分をもつデー
タに対しても正確に読み込むことを可能とする通信装置
の提供。 【解決手段】時系列で伝送される2値データを読み込
み、内部で多値のデータを生成する積分器を備え、前記
多値のデータより元の2値の時系列データを復元し、前
記各積分器は、入力される2値データを複数ビット加算
する加算器と、前記加算器で加算した多値データ値を入
力し基準電圧と比較することで複数の2値データを生成
する比較器と、前記比較器から出力される前記複数の2
値データと前の積分器の出力結果から積分器に入力され
た元の2値データを復元する復元器と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信装置に関し、特
に、データの受信に適用して好適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信装置では、受信部に、シリア
ル―パラレル変換を行うデマルチプレクサ(DEMUX)が
用いられる。図20、図21は、従来のデマルチプレク
サ(DEMUX)回路の構成例を示す図である。図20は、
シフトレジスタ型、図21はツリー型である。
【0003】図20を参照すると、この従来のシフトレ
ジスタ型のDEMUX回路は、複数段(図では8段)縦続接
続されたD型フリップフロップ501〜508を備え、各
段のD型フリップフロップ501〜508の出力がラッチ
回路51に並列入力されており、D型フリップフロップ
中を1クロックおきにデータがシフトするので、1クロ
ックあたりの処理ビット数は1である(例えば、文献1
(IEICE Trans. Electron, Vol. E78-C, No.12, 199
5, p1746)参照)。
【0004】図21を参照すると、ツリー型のDEMUX回
路は、1:2DEMUX60を階層的に配設してものであ
る。動作速度を律速する初段の1:2DEMUX601では、
図18(b)のように、2系列のフリップフロップが交
互にデータを読み込む構成とされていることから、1ク
ロックあたり2ビットのデータを処理できる(例えば文
献2(IEICE Trans. Electron, Vol. E78-C, No.12,
1995, p1746)参照)。
【0005】また、1つのデータに対して複数回の読み
込みを行うオーバーサンプリング方式も提案されている
(例えば文献3(Symp. On VLSI Circuits Digest
ofTechnical papers, p71, 1997)参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】入力部に2値ロジック
のフリップフロップを使用する方式では、いずれの場合
も入力部の動作は、図22に模式的に示したようになっ
ている。図22(a)では、1クロック周期の前半で、
スイッチSW1を閉成し(オンし)、スイッチSW2を
開放し(オフし)、入力データを容量Cにサンプリング
し、図22(b)に示すように、後半では、スイッチS
W1を開放し(オフし)、スイッチSW2を閉成し(オ
ンし)、データを容量Cに保持して、次段のフリップフ
ロップ(不図示)に送る。
【0007】サンプリングに使用するクロックが使用す
るトランジスタの最大動作周波数である場合、正確なサ
ンプリングを行うには、1回のサンプリングに、最低で
も、クロック周期の1/2の時間のサンプリング時間を
必要とする。つまり、この方式で可能なデータレート
は、(最大動作周波数)×2である。
【0008】オーバーサンプルを用いる方式では、図2
3に示すように、1つのデータ(DATA)に対して、
少しづつタイミングをずらせて(すなわち多相クロック
CLK0〜CLK3によって)、複数回サンプリングを
行い、得られた複数のサンプルデータ(Sample
data)から、重み付け関数等で、データを復元す
る。図23に示す例では、データを4相のクロックのエ
ッジでサンプリングし、0111から、データ(Dec
ision Data)として1を復元している。
【0009】この場合は、処理可能なデータレートは、
(最大動作周波数)×2よりも大きくできる。
【0010】ところで、図23には、クロックCLK0
〜CLK3の波形は、方形波として示されているが、使
用するトランジスタの最大動作周波数近辺で使用する
と、クロックの波形はサイン波となる。
【0011】このためサンプルデータは、読み込む目標
のデータの前後のデータの影響をうけて、エラーが含ま
れることになり、エラーレートを下げることが難しい、
という問題があった。
【0012】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、トランジスタの
最大動作周波数を超える周波数成分をもつデータに対し
ても正確に読み込むことを可能とする通信装置を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、時系列で伝送される2値データを読み込み多値の
データとする積分器を持ち、前記多値データより元の2
値の時系列データを復元する。
【0014】本発明において、時系列で伝送される2値
データを複数個読み込み、前記複数個の2値データに1
意に対応する多値データに変換する。
【0015】本発明において、時系列で伝送される2値
データを1データ分ずつ加算して多値データとする。
【0016】本発明において、前記積分器を複数個持
ち、複数の前記積分器がお互いのデータを参照すること
で元の2値の時系列データを復元する。
【0017】本発明において、前記各積分器がそれぞれ
前記時系列データの1データ分だけずれたタイミングで
動作する。
【0018】本発明において、前記各積分器は自身より
も1入力データ分先に動作している積分器のデータを参
照する。
【0019】本発明において、前記各積分器は自身より
も1入力データ分先に動作している積分器より復元され
る2値のデータを参照する。
【0020】本発明において、前記2値データの加算に
容量と電流スイッチを使用し、前記2値データに応じて
電流スイッチをオンオフさせることで容量に電荷を蓄積
または放電させることで加算を行う加算器を備える。
【0021】本発明において、前記時系列で入力される
2値データの1データあたりの期間に対応して前記容量
の値を変化させる。
【0022】本発明において、前記容量は複数のMOSFET
のゲート電極を並列に接続することで構成し、前記各MO
SFETのチャネルを生成または消失させることで全体の容
量を変化させる。
【0023】本発明において、前記電流スイッチに流れ
る電流を加算動作中に変動させ、加算の最初と最後に流
れる電流は中間の加算期間よりも少なくする。
【0024】本発明において、前記電荷を蓄積または放
電させる容量のつながるノードに電流スイッチを介して
前記容量よりも小さい容量を接続し、前記大きい容量で
の加算動作が終了した時点で前記電流スイッチを切断し
前記小さい容量のみ電荷を保持させて、大きい容量は放
電もしくは充電を行い加算前の状態に戻し、大きい容量
での次の加算動作開始時に前記電流スイッチを接続して
小さい容量と大きい容量の電位を同じとする。
【0025】本発明において、前記2値データの加算
に、各積分器あたり2組の容量と電流スイッチを使用
し、前記2値データに応じて2組の電流スイッチそれぞ
れ逆極性にオンオフさせ、2組の容量に電荷を蓄積また
は放電させることで加算を行う。
【0026】本発明において、前記2組の容量に蓄えら
れた多値データに対し、多値データの最大値とそれより
1段階小さい値の間のもしくは、多値データの最小値と
それより1段階大きい値の間のいずれか1種類の基準電
圧と比較することで2値のデータに復元する。
【0027】本発明において、前記各積分器の出力部
に、前記各積分器のお互いのタイミング差に応じたタイ
ミングの遅延装置を持つ。
【0028】本発明において、前記各積分器の出力部
に、前記各積分器のお互いのタイミング差に応じたタイ
ミングのラッチを備える。
【0029】本発明において、前記各積分器は自身より
も1入力データ分先に動作している積分器より復元され
る2値のデータを参照するにあたり、前記先に動作して
いる積分器の出力の0または1に対応した2種の自身の
復元データをあらかじめ作成しておき、前記先に動作し
ている積分器の出力が確定した時点で前記2種の自身の
復元データのいずれかを選択して出力する。
【0030】本発明において、前記各積分器はデータの
復元器を複数持ち、前記復元器を前記積分器の読み込み
間隔分のタイミングだけずらせて並列に動作させる。
【0031】本発明において、前記積分器は時系列で伝
送される微小信号を多値データに変換してから前記多値
データ信号の増幅を行う。
【0032】本発明において、前記積分器は複数の副積
分器から構成され、積分器の読み込みタイミング毎に副
積分器を切り替えて動作させる。
【0033】本発明において、積分器が複数の副積分器
から構成される場合に、1回の積分器の読み込みタイミ
ングにデータの読み込みを行う副積分器は1つのみとす
る。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。図1は、本発明の実施の形態の構成を説明するた
めの図である。図1を参照すると、2系列の積分器1、
2を備え、各積分器は、1ビット分ずれたタイミング
で、2ビットづつ入力データの加算を行う。これによ
り、各積分器1、2では、入力データに応じて0、1、
2の3値が得られる。
【0035】ここで、入力データの0−1と1−0は、
積分器では、どちらも1となるので、両者を判別できな
い。そこで、本発明においては、1ビット分ずれた、2
系列の積分器1、2のデータを互いに参照することで、
判別を行う。
【0036】つまり、自身の積分結果が1であり、他の
積分器の1ビット前の出力が0−0または1−0の場
合、自身の出力は0−1となり、他の積分器の出力が0
−1または1−1の場合、自身の出力は1−0である。
【0037】これより、表1のような判定表ができる。
このように、互いのデータ参照で正しいデータが復元で
きることが分かる。
【0038】
【表1】
【0039】ただし、この方式では、10101010…のよう
に、1と0が交互に入力される場合には、入力データ列
の最初の1ビットがわからないので、後の全てのデータ
の判定ができないことになる。しかし、実際には、デー
タが常に、10101010…では、情報が伝達できないため、
必ず、00、または11のパターンが発生する。つまり、そ
のパターン以降は、正しいデータの判定が可能となる。
【0040】この例では、積分器に使用するクロック
は、データレートの1/4となるので、使用するトラン
ジスタの最大動作周波数の4倍のデータレートで処理す
ることができることになる。
【0041】図1には、1度に2ビットずつ読み込む場
合の構成を例示したが、上記と同様の原理に従い、n
(ただしnは所定の正整数)系列の積分器を用意し、各積
分器は、1ビット分ずれたタイミングで、nビットづつ
入力データの積分を行うと、最大動作周波数の2n倍の
データレートで処理可能である。
【0042】このように、本発明においては、1度の入
力データ読み込みにおいて複数のデータを読み込むこと
により、入力データのもつ周波数成分よりも低い動作周
波数で、元のデータを復元することができる。
【0043】本発明の通信装置は、入力される2値デー
タを共通に入力とする第1乃至第Nの積分器(図2の1
1〜104)を備え、前記第1乃至第Nの積分器は、互
いに位相の異なる第1乃至第Nのクロック(CLK0〜
CLK3)で駆動されるとともに、i+1番目の積分器
は、該積分器の前の積分器であるi番目の積分器の出力
を参照し(ただし、i=Nの場合、N+1番目は1番目
となり、1番目の積分器はN番目の積分器の出力を参照
する)。一の積分器に供給されるクロックが前記積分器
の前の積分器に供給されるクロックよりも1ビットデー
タ分位相が遅れている、各積分器は、入力される2値デ
ータを複数ビット加算する加算器(11)と、前記加算
器で加算した多値データを入力し基準電圧と比較するこ
とで複数の2値データを生成する比較器(12)と、前
記比較器から出力される複数の2値データと前の積分器
の出力結果から積分器に入力された元の2値データを復
元する復元器(14)と、を備え、積分器は、さらに、
復元器(14)からの出力を入力しタイミングを調整し
て出力データとして出力するラッチ(15)を備えてい
る。
【0044】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。図2は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。図3は、本発明の一実施例のタイミング図であ
る。図2は、1:4のシリアル-パラレル変換を行う場
合の構成を示したものである。なお、図2に示した、
1:4のシリアル-パラレル変換を行う構成は、本発明
を例示的に説明するためのものであり、本発明におい
て、積分器の数が4個に限定されるものでないことは勿
論である。
【0045】図2において、各積分器101〜104は、
図3に示すように、90°づつ位相のずれた4相のクロ
ックCLK0〜CLK3でそれぞれ駆動される。
【0046】各積分器101〜104は、データを2ビッ
トづつ読み込むが、出力されるデータは後の方の1ビッ
トのみである。
【0047】つまり、入力INが0−1でも1−1で
も、積分器の出力は1となる。この出力は、90°遅れ
て動作している次の積分器に送られる。
【0048】次に、図4は、図2にブロック図として示
した1系列の積分器10の構成を示す図である。図5
は、この積分器10の動作タイミングを示す図である。
【0049】図4を参照すると、積分器は、入力データ
を加算する加算器11と、加算器11で加算した多値デ
ータから2ビットの2値のデータを取り出す2つの比較器
(加算器11の加算結果Aを基準電圧H以上であるか否
か判定する比較器12−1と、基準電圧L以下であるか
否か判定する比較器12−2よりなる)と、比較器12
−1、12−2の出力をクロックでラッチするD型フリ
ップフロップよりなるラッチ13−1、13−2と、さ
らにこの2ビットの2値データと、前の積分器(ある積分
器に対して90°前のクロックで駆動される積分器)の
出力結果からデータを復元する復元器14と、復元器1
4からの出力をラッチして出力データとして出力するD
型フリップフロップよりなるタイミング調整用のラッチ
15と、を備えている。
【0050】図4及び図5を参照して、この積分器の動
作について以下に説明する。
【0051】クロックがHighの期間(サンプル)に、
加算器11で、入力データ2ビット分を積分し、クロッ
クがLowの間(ホールド)そのデータを保持する。
【0052】これにより、加算器11の出力ノードAに
は入力データ2ビットに対応して3値のデータが出力され
る。この3値データは入力の2ビットが0-0ならば2、0-1
ならば1、1-0ならば1、1-1ならば0となり、入力データ2
ビットを反転させてから加算した値となっている。
【0053】加算器11の積分結果Aである多値データ
を比較器12−1、12−2で2つの基準電圧High
と基準電圧Lowとそれぞれ比較し、2ビットの2値デー
タを得る。
【0054】この基準電圧は例えば電源電圧をVDDとす
ると基準電圧HはVDDの1/3、基準電圧LはVDDの2/3とい
うように、3値のデータの0と1もしくは1と2の境目とな
る電圧とする。
【0055】比較器12−1、12−2の出力の2ビッ
トの2値データCHとCLは積分結果Aの0,1,2の3値に対応
してCH:CL=1:1,0:1,0:0となる。この値は入力されるク
ロックでラッチするラッチ13−1、13−2によって
クロックに対応したタイミングで出力HとLに現れる。
【0056】復元器14は、ラッチ13−1、13−2
の出力HとL、および、前の積分器の出力Fを用いて、
以下の真理値表2に従い結果Qを出力する。
【0057】
【表2】
【0058】図2において、出力D0〜D3は、それぞ
れの積分器101〜104が、異なる位相のクロックCL
K0〜CLK3で動作しているために、そのままではデ
ータの出力タイミングがそろわない。そこで、図4で最
終段のラッチ15は、積分器ごとに、ラッチの段数(遅
延時間)を変化させて、出力のタイミングを揃える働き
をする。すなわちラッチ15はリタイミング用ラッチで
ある。なお、表1、2において、XはDon't Care(ド
ントケア)を表す。
【0059】図6は、加算器12の構成の一例を示す図
である。図6を参照すると、電源VDDとグランド間に直
列接続されたPチャネルMOSトランジスタM1、Nチ
ャネルMOSトランジスタM2、およびNチャネルMO
SトランジスタM3を備え、MOSトランジスタM1、
M3のゲートにはクロックCLKが共通に入力され、M
OSトランジスタM2のゲートには入力データINが入
力され、MOSトランジスタM1、M2のドレインの接
続点(ノードB)とグランド間には容量値可変型の容量
C1が接続され、ノードBとノードA間にはPチャネル
MOSトランジスタM4とNチャネルMOSトランジス
タM5よりなるCMOSトランスファスイッチ(ゲート
にはクロックCLKの相補信号とクロックCLKがそれ
ぞれ入力される)が挿入され、ノードAとグランド間に
は容量C2が接続されている。
【0060】クロックCLKがHighの期間に、Nチ
ャネルMOSトランジスタM3がオンし、トランジスタ
M4、M5よりなるトランスファスイッチがオンし、入
力データINがHighの時間だけ、NチャネルMOS
トランジスタM2がオンし、容量C1、C2を放電す
る。
【0061】容量に蓄えられた電圧は、トランジスタM
4、M5よりなるトランスファスイッチM4、M5を介
して、ノードAに、クロックCLKがLowの期間だけ
保持される。
【0062】クロックCLKがLowの期間、ノードB
は、オン状態とされたPチャネルMOSトランジスタM
1を介して電源電圧VDDにまで充電される。
【0063】次のクロックCLKがHighとなるタイ
ミングでは、ノードA、Bの電圧が等しくなるように、
容量C1とC2の電荷の再配分が行われるが、C2の容
量をC1よりも小さくすることで、ノードBの電圧の変
化は、ノードAの電圧の変化よりも小さくなる。
【0064】ここで、クロックCLKがHighの期間
の充放電の時定数は、NチャネルMOSトランジスタM
2、M3のオン抵抗と、容量C1の容量値でほぼ決定さ
れる。この時定数は、クロックCLK周期の1/2の時
間で、放電が完了するようにしなければならないため、
動作周波数によって、時定数を変える必要がある。この
ように時定数を可変するため、容量Cは容量値が可変型
とされている。
【0065】図7は、図6に示した容量C1の構成の一
例を示す図である。図7を参照すると、可変容量は並列
に接続されたゲート容量の異なる8個のMOSキャパシ
タMC0〜MC7で構成される。
【0066】MOSキャパシタMC0〜MC7は、コン
トロール信号CNTxがLowの時のみチャネルが形成
されて大きなゲート容量を持つので、コントロール信号
CNT0〜CNT7を制御することで、精度良く容量を
制御できる。コントロール信号CNT0〜CNT7はチッ
プ上の8ビットレジスタ20に保持された値で決定さ
れ、それぞれインバータINV0〜INV7で反転した
値が、MOSキャパシタMC0〜MC7のドレインとソ
ースに共通接続される。
【0067】図8は、本発明の一実施例の加算器11の
内部動作波形を示す図であり、クロックCLK、入力デ
ータINと容量C1の充放電電流を示している。図8に
示すように、クロックCLKの波形を、方形波からサイ
ン波に近づけることで、入力データINがHighの期
間の充放電電流は、クロックCLKがHighの期間の
最初と最後が少なくなる。これにより、クロックCLK
と入力データINの信号のタイミングがずれた場合で
も、前後の入力データINの信号が加算器の出力結果に
与える影響が小さくなり、タイミングずれに対しての動
作マージンを大きくすることができる。
【0068】図9は、加算器11の出力から0、1、2
の3値を得るための比較器12の構成の一例を示す図で
あり、基準電圧L用12−2(図4参照)と基準電圧H用
12−1(図4参照)の二つの比較器よりなる。
【0069】図9(a)を参照すると、電源VDDにソー
スが接続されゲートが接地されたPチャネルMOSトラ
ンジスタよりなる定電流源トランジスタM11と、ソー
スが共通接続されて定電流源トランジスタM11のドレ
インに接続され、基準電圧REF(図4における基準電
圧H)と入力データINをそれぞれゲートに入力する差
動対トランジスタ(PチャネルMOSトランジスタ)M
12、M13と、カレントミラー回路を構成し、差動対
トランジスタのドレインに接続され能動負荷として機能
するNチャネルMOSトランジスタM14、15よりな
る差動回路よりなり、NチャネルMOSトランジスタM
15のドレインから出力OUTが取り出される。基準電圧
REFよりも入力データINの電圧が低いとき、出力O
UTはHighレベルを出力する。
【0070】図9(b)を参照すると、ソースが接地さ
れたNチャネルMOSトランジスタよりなる定電流源ト
ランジスタM27と、ソースが共通接続されて定電流源
トランジスタM27のドレインに接続され、基準電圧R
EF(図4における基準電圧L)と入力データINをそれ
ぞれゲートに入力する差動対トランジスタ(Nチャネル
MOSトランジスタ)M23、M24と、カレントミラ
ー回路を構成し、差動対トランジスタのドレインに接続
され能動負荷として機能するPチャネルMOSトランジ
スタM21、22よりなる差動回路よりなり、Pチャネ
ルMOSトランジスタM22のドレインから出力が取り
出される。定電流源トランジスタM27とトランジスタ
M26はカレントミラー回路を構成し、トランジスタM
26のドレインと電源間にはゲートが接地されたPチャ
ネルMOSトランジスタM25が挿入されており、定電
流源トランジスタM27は、PチャネルMOSトランジ
スタM25のドレイン電流のミラー電流で差動対トラン
ジスタM23、M24を駆動する。基準電圧REFより
も入力データINの電圧が低いとき、出力OUTはHi
ghレベルを出力する。
【0071】図10は、本発明の一実施例の復元器14
の構成を示す図である。図10に示した復元器14の構
成は、表2の真理値表を実現するものである。この回路
は、偶数ビットD0、D2と、奇数ビットD1、D3で
別の回路を用いている。図10(a)を参照すると、偶
数ビットの復元器は、前の積分器の出力Fの反転信号
と、ラッチ13−2(図4参照)の出力Lを入力する否
定論理積回路NAND1と、NAND1の出力と、ラッ
チ13−1(図4参照)の出力HをインバータINV11で
反転した信号入力する否定論理積回路NAND2とを備
えている。
【0072】また、図10(b)を参照すると、奇数ビ
ット用の復元器としては、前の積分器の出力Fとラッチ
13−2(図4参照)の出力LをインバータINV12で反
転した信号を入力する否定論理和回路NOR1と、NO
R1の出力と、ラッチ13−1(図4参照)の出力Hを
入力する否定論理和回路NOR2とを備えている。
【0073】D0〜D3の積分器101〜104は、1/
4クロック(90°)づつずれて動作しているので、前
の積分器の出力Fが入力されてから、出力データQが出
力されるまでの時間は、1/4クロック周期以下でなけ
ればならず、このため、高速な動作が要求される。
【0074】そこで、図10に示すように、このバスの
ゲート段数を減らすために、ロジックの最適化を行った
結果、偶数ビットと奇数ビットで別の回路となってい
る。
【0075】図11は、本発明の一実施例の復元器14
の他の構成を示す図である。この回路では、偶数と奇数
のビットで同じ回路を用いる。電源とグランド間に直列
に接続されたPチャネルMOSトランジスタM31、M
32、NチャネルMOSトランジスタM33、M34、
インバータINV21,INV22を備え、トランジスタM31の
ゲートにはLをINV21で反転した信号、トランジスタM3
2、M33のゲートにはF、トランジスタM34のゲー
トにはHをINV22で反転した信号、電源とグランド間に直
列に接続されたPチャネルMOSトランジスタM35と
NチャネルMOSトランジスタM36を備え、トランジ
スタM35のゲートにはHをINV22で反転した信号、トラ
ンジスタM36のゲートにはLをINV21で反転した信号、
PチャネルMOSトランジスタM32とNチャネルMO
SトランジスタM33のドレインの接続点が、Pチャネ
ルMOSトランジスタM35とNチャネルMOSトラン
ジスタM36のドレインの接続点に接続され出力され
る。
【0076】図12は、本発明の別の実施例の積分器の
構成を示す図である。図12を参照すると、この実施例
では、積分器1系統あたり、加算器を2個用意し、それ
ぞれが正負の入力信号を加算し0,1,2の多値データを得
る。
【0077】これにより得られる正、負加算器41−
1、41−2の多値データ出力は、表3のようになる。
【0078】
【表3】
【0079】次の表4は、この実施例における正比較器
と負比較器の出力を一覧で示したものである。
【0080】加算結果の多値のデータ0、1、2の3値
であるが、表4では、この出力を1と0の間の電圧に設
定した1種類の基準電圧と比較することで、2つの比較
器42−1、42−2より、2値のデータを得る。
【0081】
【表4】
【0082】この比較器の出力と1ビット前に動作して
いる積分器の出力を用いると、表5のようにデータを復
元できる。
【0083】
【表5】
【0084】図13は、表5の判定表を実現するための
復元器44の構成の一例を示す図である。ソースが共通
接続され、前積分器の相補の出力信号FB、FTをゲー
トに入力とするNチャネルMOSトランジスタよりなる
差動対トランジスタM43、M44と、差動対トランジ
スタM43、M44の能動負荷を構成するPチャネルM
OSトランジスタM41、M42と、差動対トランジス
タM43、M44の共通ソースにドレインが接続されゲ
ートに正比較器の正出力TTが接続されたNチャネルM
OSトランジスタM45と、トランジスタM45のソー
スにドレインが接続されゲートに負比較器の正出力BT
が接続されたNチャネルMOSトランジスタM46と、
差動対トランジスタM43、M44のドレインにドレイ
ンが接続され、ソースが共通接続され、ゲートに正比較
器の負出力TBと負比較器の負出力BBを入力とするN
チャネルMOSトランジスタよりなる差動対トランジス
タM47、48と、トランジスタM46のソースと、差
動対トランジスタM47、48の共通ソースにドレイン
が接続されソースがNチャネルMOSトランジスタより
なる定電流源トランジスタM49のドレインに接続さ
れ、NチャネルMOSトランジスタよりなる定電流源ト
ランジスタM49とトランジスタM51はカレントミラ
ー回路を構成し、トランジスタM51のドレインと電源
間にはゲートが接地されたPチャネルMOSトランジス
タM50が挿入されており、定電流源トランジスタM4
9は、PチャネルMOSトランジスタM50のドレイン
電流のミラー電流でトランジスタM43、M44、M4
5、M46、M47、M48を駆動する。
【0085】図14は、本発明のさらに別の実施例の構
成を示す図である。図14を参照すると、1系列の積分
器に対して、2つの復元器14−1、14−2を備え、
各々の復元器14−1、14−2は前の積分器の出力が
0または1であると仮定してデータの復元を行う。そし
て、実際に前の積分器の出力が確定した段階で選択器1
7により、前の積分器の出力が0ならば0と仮定して得
られた復元データを出力し、1ならば1と仮定して得ら
れた復元データを出力する。
【0086】これにより、前の積分器の出力が確定して
から自身の出力が確定するまでの時間を短くできる。
【0087】図15は、本発明のさらに別の実施例の構
成を示す図である。図15を参照すると、この積分器で
は、1系列の積分器に対して、n個の復元器141〜1
nを用意し、積分器の1回の加算動作ごとに、復元器
を順番に切りかえる。これにより、1つの復元器がデー
タの復元に使用できる期間が、n回の加算動作分の時間
となるので、復元器のタイミングに余裕をもたせること
が出来る。
【0088】図16は、本発明のさらに別の実施例の構
成を示す図である。図16を参照すると、この実施例に
おいて、積分器は、入力2値データを多値に変換する2
値→多値変換回路181〜18nと、2値→多値変換回路
181〜18nの出力を増幅する信号増幅回路191〜1
nと、信号増幅回路191〜19nの出力を入力とし2
値データを出力する復元器14を備えている。微小な入
力信号に対して、データの復元を行う場合、図16に示
すように、最初に微小信号の段階で、多値データへの変
換を行う。生成された多値データは、入力の2値データ
の半分以下の周波数成分しか持たないので、以降の増幅
器191〜19nとなどに必要な周波数帯域を狭くするこ
とができる。
【0089】図17は本発明のさらに別の実施例の積分器
の構成を示す図である。図17を参照すると、この実施
例において、積分器は、図4の積分器と同様に加算器・
比較器・復元器等から構成されるn個のの副積分器211
〜21nと各副積分器の出力のうち1つを選択して出力
する選択器22を備えている。
【0090】図18は本発明の図17の実施例における動
作タイミングを示したものである。
【0091】図18を参照すると、図17の積分器に入力
されるクロックからn種類のタイミングを生成し、積分
器のサンプル期間を1回毎に別の副積分器に割り当て
る。この時、サンプル期間の割り当てられない他のn-1
個の副積分器は入力データを保持および復元を行うホー
ルド期間となっている。各々の副積分器の出力は選択器
で1つのみが選択されて積分器の外部へ出力される。こ
れにより各副積分器はサンプル時間よりも長いホールド
期間を持つため、入力データの復元に長い時間を使える
ようになり、タイミングに余裕ができる。
【0092】図19は本発明のさらに別の実施例の積分
器の構成を示す図である。図19を参照すると、図19
の積分器も図17の積分器同様にn個の副積分器を持つ
が、各副積分器の出力をそのまま積分器の外部へ出力す
る。これにより1つの積分器が1:nのシリアル-パラレル
変換を行うこととなり、積分器がm個あれば回路全体で
は1:n×mのシリアル-パラレル変換を行うことができ
る。
【0093】以上本発明を上記実施例に即して説明した
が、本発明は上記実施例の構成にのみ限定されるもので
はなく、特許請求の範囲の各請求項の範囲内で当業者で
あれば成し得るであろう各種変形、修正を含むことは勿
論である。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力の2値データをよりも低い周波数成分の多値データ
に変換することで、回路を構成するトランジスタの最高
動作周波数を超える入力データを処理することができ
る、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を説明するための図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例における入力クロックの一例
を示すタイミング図である。
【図4】本発明の一実施例の積分器の構成を示す図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の積分器の動作タイミングを
示す図である。
【図6】本発明の一実施例の加算器の構成の一例を示す
図である。
【図7】本発明の一実施例における可変容量の構成の一
例を示す図である。
【図8】本発明の一実施例における加算器の動作波形の
一例を示す図である。
【図9】本発明の一実施例における比較器の構成の一例
を示す図である。
【図10】本発明の一実施例における復元器の構成の一
例を示す図である。
【図11】本発明の一実施例における復元器の構成の他
の例を示す図である。
【図12】本発明の別の実施例の積分器の構成を示す図
である。
【図13】本発明の別の実施例の復元器の構成を示す図
である。
【図14】本発明の他の実施例の復元器の構成を示す図
である。
【図15】本発明の他の実施例の復元器の構成を示す図
である。
【図16】本発明の他の実施例の構成を示す図である。
【図17】本発明の他の実施例の積分器の構成を示す図
である。
【図18】本発明の他の実施例の積分器の動作タイミン
グを示す図である。
【図19】本発明の他の実施例の積分器の構成を示す図
である。
【図20】従来のシフトレジスタ型DEMUXの構成を示す
図である。
【図21】従来のツリー型DEMUXの構成を示す図であ
る。
【図22】従来のDEMUXの動作を説明するための図であ
る。
【図23】従来のオーバーサンプル式DEMUXの原理を説
明するための図である。
【符号の説明】
10 積分器 11 加算器 12 比較器 13 ラッチ1 14 復元器 15 ラッチ2 17 選択器 18 2値−多値変換器 19 信号増幅器 20 8ビットレジスタ 30 副積分器 31 選択器 32 副積分器 41 加算器 42 比較器 43 ラッチ1 44 復元器 45 ラッチ2 46 バッファ 50 D型フリップフロップ 51 ラッチ 60 1:2デマルチプレクサ IN,OUT,REF,N,A,B,CH,CL,H,
L,F,Q,FT,FB,BT,BB,QT,QB,D
T,DB 回路中のノード CNT0〜CNT7 制御信号 CLK0〜CNT3 クロック信号 INV0〜INV7, INV11〜INV12,INV
21〜INV22 インバータ M1〜M5、M11〜M17、M21〜M29、M31
〜M36、M41〜M51 MOSトランジスタ MC0〜MC7 MOSキャパシタ

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時系列で伝送される2値データを読み込
    み、内部で多値のデータを生成する積分器を備え、前記
    多値のデータより元の2値の時系列データを復元する、
    構成とされてなる、ことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の通信装置において、 前記積分器が、時系列で伝送される2値データを複数個
    読み込み、前記複数個の2値データに対応する多値デー
    タに変換する手段を備えたことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】請求項2の通信装置において、 前記前記複数個の2値データに対応する多値データに変
    換する手段が、時系列で伝送される2値データを1デー
    タ分ずつ加算して多値データとする、ことを特徴とする
    通信装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の通信装置において、 前記積分器を複数個備え、 複数の前記積分器が、互いのデータを参照することで、
    元の2値の時系列データを復元する、ことを特徴とする
    通信装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の通信装置において、 前記各積分器が、それぞれ前記時系列データの1データ
    分だけずれたタイミングで動作する、構成とされてい
    る、ことを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の通信装置において、 前記各積分器は、自身よりも、1入力データ分先に動作
    している積分器のデータを参照する、ことを特徴とする
    通信装置。
  7. 【請求項7】請求項5記載の通信装置において、 前記各積分器は、自身よりも1入力データ分先に動作し
    ている積分器によって復元される2値のデータを参照す
    る、ことを特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】請求項3記載の通信装置において、 前記前記複数個の2値データに対応する多値データに変
    換する手段が、容量と電流スイッチを備え、前記2値デ
    ータに応じて、前記電流スイッチをオン又はオフさせる
    ことで、前記容量に電荷を蓄積または放電させ、加算を
    行う加算器を備えたことを特徴とする通信装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の通信装置において、 前記時系列で入力される2値データの1データあたりの
    期間に対応して、前記容量の値を変化させる、ことを特
    徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の通信装置において、 前記容量が複数のMOSFETのゲート電極を並列に接
    続することで構成されており、 前記各MOSFETのチャネルを生成または消失させる
    ことで、全体の容量値を変化させる、ことを特徴とする
    通信装置。
  11. 【請求項11】請求項8記載の通信装置において、 前記電流スイッチに流れる電流を加算動作中に変動さ
    せ、加算の最初と最後に流れる電流の電流値は、加算の
    最初と最後の中間の加算期間の値よりも、少なくする、
    ことを特徴とする通信装置。
  12. 【請求項12】請求項8記載の通信装置において、 前記電荷を蓄積または放電させる第1の容量のつながる
    ノードに電流スイッチを介して前記第1の容量よりも小
    さい第2の容量を接続し、前記第1の容量での加算動作
    が終了した時点で、前記電流スイッチを切断し、前記第
    2の容量にのみ電荷を保持させて、前記第1の容量は、
    放電もしくは充電を行って加算前の状態に戻し、 前記第1の容量における次の加算動作開始時に、前記電
    流スイッチを接続して、前記第2の容量と大きい容量の
    電位を同じとする、ことを特徴とする通信装置。
  13. 【請求項13】請求項3記載の通信装置において、 前記2値データの加算に、前記各積分器あたり、2組の
    容量と電流スイッチを備え、 前記2値データに応じて、前記2組の電流スイッチをそ
    れぞれ逆極性にオン及びオフさせ、前記2組の容量に、
    電荷を蓄積または放電させることで加算を行う、ことを
    特徴とする通信装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載の通信装置において、 前記2組の容量に蓄えられた多値データに対し、前記多
    値データの最大値と、それより1段階小さい値の間、も
    しくは、前記多値データの最小値とそれよりも1段階大
    きい値の間のいずれか1種の基準電圧と、比較すること
    で、2値のデータに復元する、ことを特徴とする通信装
    置。
  15. 【請求項15】請求項5記載の通信装置において、 前記各積分器の出力部に、前記各積分器の互いのタイミ
    ング差に応じたタイミングの遅延装置を備え、タイミン
    グの調整を行う、ことを特徴とする通信装置。
  16. 【請求項16】請求項5記載の通信装置において、 前記各積分器の出力部に、前記各積分器の互いのタイミ
    ング差に応じたタイミングのラッチを備えたことを特徴
    とする通信装置。
  17. 【請求項17】請求項8記載の通信装置において、 前記各積分器は、自身よりも1入力データ分先に動作し
    ている積分器より復元される2値のデータを参照するに
    あたり、前記先に動作している積分器の出力の0または
    1に対応した2種の自身の復元データをあらかじめ作成
    しておき、 前記先に動作している積分器の出力が確定した時点で、
    前記2種の自身の復元データのいずれかを選択手段で選
    択出力する、ことを特徴とする通信装置。
  18. 【請求項18】請求項1記載の通信装置において、 前記各積分器は、元のデータを復元する復元器を複数備
    え、 前記復元器を、前記積分器の読み込み間隔分のタイミン
    グだけずらせて、並列に動作させる、ことを特徴とする
    通信装置。
  19. 【請求項19】請求項1記載の通信装置において、 前記積分器は、時系列で伝送される微小信号を多値デー
    タに変換してから、前記多値データ信号の増幅を行う構
    成とされている、ことを特徴とする通信装置。
  20. 【請求項20】前記積分器が、入力される2値データを
    複数ビット分加算する加算器と、 前記加算器で加算した多値データを入力し基準電圧と比
    較することで複数個の2値データを生成する比較器と、
    前記比較器から出力される複数個の2値データと前の積
    分器の出力結果から積分器に入力された元の2値データ
    を復元する復元器と、を備えていることを特徴とする請
    求項1記載の通信装置。
  21. 【請求項21】入力される2値データを共通に入力とす
    る第1乃至第Nの積分器を備え、 前記第1乃至第Nの積分器は、互いに位相の異なる第1
    乃至第Nのクロックで駆動されるとともに、i+1番目
    の積分器は、前記積分器の前の積分器であるi番目の積
    分器の出力を参照し(ただし、i=Nの場合、N+1番
    目は1番目となり、1番目の積分器はN番目の積分器の
    出力を参照する)、 前記各積分器は、入力される2値データを複数ビット分
    加算する加算器と、 前記加算器で加算した多値のデータを入力し基準電圧と
    比較することで複数個の2値のデータを生成する比較器
    と、 前記比較器から出力される複数個の2値のデータと、前
    記前の積分器の出力結果とから積分器に入力された2値
    データを復元する復元器と、を備えている、ことを特徴
    とする通信装置。
  22. 【請求項22】前記積分器が、前記復元器からの出力を
    入力しタイミングを調整して出力データとして出力する
    ラッチ回路を備えている、ことを特徴とする請求項21
    記載の通信装置。
  23. 【請求項23】前記比較器から並列出力される複数ビッ
    トの2値データを前記積分器に入力されるクロックでラ
    ッチするラッチ回路群を備え、前記ラッチ回路群の出力
    が前記復元器に入力される、ことを特徴とする請求項2
    1又は22記載の通信装置。
  24. 【請求項24】前記積分器に供給されるクロックが、前
    記積分器の前の積分器に供給されるクロックよりも1ビ
    ットデータ分位相が遅れている、ことを特徴とする請求
    項21乃至23のいずれか一に記載の通信装置。
  25. 【請求項25】前記加算器が、高位側電源と低位側電源
    との間に直列接続された第1導電型の第1のMOSトラ
    ンジスタと、第2導電型の第2のMOSトランジスタ
    と、第2導電型の第3のMOSトランジスタとを備え、
    前記第1のMOSトランジスタと前記第3のMOSトラ
    ンジスタのゲートには、前記積分器に供給されるクロッ
    クが入力され、前記第2のMOSトランジスタのゲート
    には、入力2値データが入力され、 前記第1のMOSトランジスタと前記第2のMOSトラ
    ンジスタのドレイン同士の接続点に一端が接続され他端
    が前記低位側または高位側電源に接続され容量値が可変
    とされる第1の容量を備え、 前記第1の容量の前記一端と、前記加算器の出力端との
    間に前記クロックによりオン及びオフ制御されるトラン
    スファスイッチが接続され、 前記トランスファスイッチと前記出力端との接続点に一
    端が接続され他端が前記低位側または高位側電源に接続
    された第2の容量を備え、 前記第2の容量は、その容量値が前記第1の容量の容量
    値よりも小さい、ことを特徴とする請求項20乃至24
    のいずれか一に記載の通信装置。
  26. 【請求項26】前記第1の容量が、制御信号でオン及び
    オフされるMOSキャパシタを複数並列に備えて構成さ
    れている、ことを特徴とする請求項25記載の通信装
    置。
  27. 【請求項27】前記クロックをゲートに入力する前記第
    3のMOSトランジスタがオン状態のとき、前記トラン
    スファスイッチがオン状態とされ、前記第1のMOSト
    ランジスタがオフ状態のとき、前記トランスファスイッ
    チがオフ状態とされる、ことを特徴とする請求項25記
    載の通信装置。
  28. 【請求項28】前記加算器が1ビットデータを2つ加算
    し、 前記比較器は、前記加算器の出力が低レベル基準値未満
    であるか否かを判定する第1の比較器と、高レベル基準
    値以上かであるか否かを判定する第2の比較器よりな
    る、ことを特徴とする請求項20記載の通信装置。
  29. 【請求項29】前記積分器が、一系統あたり正負の入力
    信号をそれぞれ加算する正加算器と負加算器を備え、 前記比較器が、前記正加算器と前記負加算器で加算した
    値をそれぞれ入力し、共通の基準電圧と比較することで
    二つの2値データを生成する二つの比較器よりなる、こ
    とを特徴とする請求項20乃至21のいずれか一に記載
    の通信装置。
  30. 【請求項30】前記積分器において、前記比較器からの
    2値データと前記積分器の前の積分器からの出力とを入
    力し元の2値データを復元する復元器が、偶数ビットを
    復元する回路と、奇数ビットを復元する回路をそれぞれ
    別の回路で構成されている、ことを特徴とする請求項2
    0乃至21のいずれか一に記載の通信装置。
  31. 【請求項31】前記積分器が、前記比較器の出力と、前
    記積分器の前の積分器の出力の仮定値として値0を入力
    する第1の復元器と、 前記比較器の出力と、前記積分器の前の積分器の出力の
    仮定値として値1を入力する第2の復元器と、 前記第1、第2の復元器の出力を入力しこれら二つの入
    力のうち前記前の積分器の出力が確定した時、前記確定
    値に基づき、一方を選択出力する選択器と、 を備えている、ことを特徴とする請求項20乃至21の
    いずれか一に記載の通信装置。
  32. 【請求項32】前記積分器が、前記比較器の出力を入力
    し積分器に入力された元の2値データに復元する復元器
    を複数備え、 前記積分器の1回の加算動作ごとに、前記復元器を順番
    に切り替えるスイッチ手段を備えた、ことを特徴とする
    請求項20乃至21のいずれか一に記載の通信装置。
  33. 【請求項33】前記積分器が、時系列で伝送される2値
    データを入力し多値データに変換する回路と、前記変換
    された多値データを増幅する信号増幅回路と、前記信号
    増幅回路の出力を受け、2値データに復元する復元器
    と、を備えている、ことを特徴とする請求項20乃至2
    1のいずれか一に記載の通信装置。
  34. 【請求項34】請求項1の通信装置において、 前記積分器は複数の副積分器から構成され、積分器の読
    み込みタイミング毎に副積分器を切り替えて動作させる
    ことを特徴とする通信装置。
  35. 【請求項35】請求項34の通信装置において、1回の
    積分器の読み込みタイミングにデータの読み込みを行う
    副積分器は1つのみとすることを特徴とする通信装置。
  36. 【請求項36】シリアルに入力される2値データをパラ
    レル(Nビット)の2値データに変換するデマルチプレ
    クサ回路において、 前記入力される2値データを共通に入力とする第1乃至
    第Nの積分器を備え、 前記第1乃至第Nの積分器の出力からNビットのパラレ
    ル2値データが出力され、 前記第1乃至第Nの積分器は、互いに位相の異なる第1
    乃至第Nのクロックで駆動されるとともに、i+1番目
    の積分器は、前記積分器の前の積分器であるi番目の積
    分器の出力を参照し(ただし、i=Nの場合、N+1番
    目は1番目となり、1番目の積分器はN番目の積分器の
    出力を参照する)、 前記各積分器は、入力される2値データを複数ビット分
    加算する加算器と、 前記加算器で加算した多値のデータを入力し基準電圧と
    比較することで複数個の2値のデータを生成する比較器
    と、 前記比較器から出力される前記2値データと前の積分器
    の出力結果から元の2値データを復元する復元器と、 前記復元器からの出力を入力し、タイミングを調整し
    て、2値データとして出力するラッチ回路と、を備えて
    いる、ことを特徴とするデマルチプレクサ回路。
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