JPH11103253A - アナログ−デジタル変換器 - Google Patents
アナログ−デジタル変換器Info
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- JPH11103253A JPH11103253A JP9262584A JP26258497A JPH11103253A JP H11103253 A JPH11103253 A JP H11103253A JP 9262584 A JP9262584 A JP 9262584A JP 26258497 A JP26258497 A JP 26258497A JP H11103253 A JPH11103253 A JP H11103253A
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- thermometric
- circuit
- binary code
- analog
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/34—Analogue value compared with reference values
- H03M1/36—Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type
- H03M1/361—Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type
- H03M1/362—Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type the reference values being generated by a resistive voltage divider
- H03M1/365—Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type the reference values being generated by a resistive voltage divider the voltage divider being a single resistor string
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/06—Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters
- H03M1/08—Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters of noise
- H03M1/0863—Continuously compensating for, or preventing, undesired influence of physical parameters of noise of switching transients, e.g. glitches
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーモメトリック−バイナリコード変換回路
において、エラー補正機能を失うことなしに、速度、面
積、消費電力を改善することにある。 【解決手段】 ダイナミック論理回路を用いて、出力す
べきバイナリコードの上下ビット間に依存性を持たず、
且つ、エラー補正機能を持たせたサーモメトリック−バ
イナリコード変換式に従い、中間コードを生成すること
なしに、直接サーモメトリックコードからバイナリコー
ドへと変換する。
において、エラー補正機能を失うことなしに、速度、面
積、消費電力を改善することにある。 【解決手段】 ダイナミック論理回路を用いて、出力す
べきバイナリコードの上下ビット間に依存性を持たず、
且つ、エラー補正機能を持たせたサーモメトリック−バ
イナリコード変換式に従い、中間コードを生成すること
なしに、直接サーモメトリックコードからバイナリコー
ドへと変換する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアナログ−デジタル
変換器に関し、詳しくは、アナログ信号をデジタル信号
に変換するアナログ−デジタル変換器において、ダイナ
ミック回路を用いてサーモメトリックコードをバイナリ
コードに変換するエンコーダ回路に関する。
変換器に関し、詳しくは、アナログ信号をデジタル信号
に変換するアナログ−デジタル変換器において、ダイナ
ミック回路を用いてサーモメトリックコードをバイナリ
コードに変換するエンコーダ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、特開平8−36466号公報に
開示されたフラッシュAD変換器の回路図である。
開示されたフラッシュAD変換器の回路図である。
【0003】従来の技術は、特開平8−36466号公
報に開示され、図7に示すように、2分探索を用いるこ
とで、中間コードを生成することなしに、直接、サーモ
メトリックコードをバイナリコードへと変換している。
報に開示され、図7に示すように、2分探索を用いるこ
とで、中間コードを生成することなしに、直接、サーモ
メトリックコードをバイナリコードへと変換している。
【0004】この変換方法は、図9に示すように、最大
スパークルエラーを最小化する点において効果を発揮
し、理想的なサーモメトリックコードが入力された場合
に対して、バブリングが発生したエラーをともなったサ
ーモメトリックコードを変換した場合の出力誤差が1レ
ベルしかずれないように補正される。
スパークルエラーを最小化する点において効果を発揮
し、理想的なサーモメトリックコードが入力された場合
に対して、バブリングが発生したエラーをともなったサ
ーモメトリックコードを変換した場合の出力誤差が1レ
ベルしかずれないように補正される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示した従来の2分探索エンコーダによるサーモメトリッ
クコードからバイナリコードへとデータを変換する方法
では、第1の問題点として、変換すべきビット数の増加
に比例して変換速度が遅くなる点が挙げられる。
示した従来の2分探索エンコーダによるサーモメトリッ
クコードからバイナリコードへとデータを変換する方法
では、第1の問題点として、変換すべきビット数の増加
に比例して変換速度が遅くなる点が挙げられる。
【0006】その理由は、2分探索変換法の性質上、N
ビット出力のバイナリコードを得る場合、mビット目
(m:0≦m≦N−2)のバイナリ出力信号は、その上
位の(m+1)ビット目までの探索結果が終了しなけれ
ば、次の探索を開始できないという点にある。
ビット出力のバイナリコードを得る場合、mビット目
(m:0≦m≦N−2)のバイナリ出力信号は、その上
位の(m+1)ビット目までの探索結果が終了しなけれ
ば、次の探索を開始できないという点にある。
【0007】言い換えるならば、2分探索では出力の上
下ビット間に依存性があるため、Nビットのバイナリコ
ード出力が得たい場合には、N回の探索を要するので、
探索時間はビット数に比例して遅くなる。
下ビット間に依存性があるため、Nビットのバイナリコ
ード出力が得たい場合には、N回の探索を要するので、
探索時間はビット数に比例して遅くなる。
【0008】第2の問題点は、やはり、変換すべきビッ
ト数の増加にともなう使用すべき素子数の増加、つま
り、面積、消費電力の増加が著しくなる点にある。
ト数の増加にともなう使用すべき素子数の増加、つま
り、面積、消費電力の増加が著しくなる点にある。
【0009】その理由は、最上位ビットと最下位ビット
の出力データ間に位相差が生じるため、出力部に位相合
わせのためのラッチ回路またはフリップフロップ回路が
Nビット分必要となること、また、mビット目の検索を
行うには、上位の(m+1)ビット目までの検索結果が
保持されている必要があるので、サーモメトリックコー
ドの入力部にラッチまたはフリップフロップ回路が(2
N −1)個必要であること、さらに2分探索を行うため
の切替え回路が数1に示す数だけ必要になるためであ
る。
の出力データ間に位相差が生じるため、出力部に位相合
わせのためのラッチ回路またはフリップフロップ回路が
Nビット分必要となること、また、mビット目の検索を
行うには、上位の(m+1)ビット目までの検索結果が
保持されている必要があるので、サーモメトリックコー
ドの入力部にラッチまたはフリップフロップ回路が(2
N −1)個必要であること、さらに2分探索を行うため
の切替え回路が数1に示す数だけ必要になるためであ
る。
【0010】
【数1】 故に、D−F/Fが8素子/個 、セレクタが4素子/
個で構成できたとしても、Nビットのバイナリコードへ
変換するには、数2に示す数の素子が必要と成る(たと
えば、N=3の場合、96素子必要)。
個で構成できたとしても、Nビットのバイナリコードへ
変換するには、数2に示す数の素子が必要と成る(たと
えば、N=3の場合、96素子必要)。
【0011】
【数2】 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、サーモ
メトリック−バイナリコード変換回路において、エラー
補正機能を失うことなく、速度、面積、消費電力を改善
することを目的とする。
メトリック−バイナリコード変換回路において、エラー
補正機能を失うことなく、速度、面積、消費電力を改善
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のサーモメトリック−バイナリコード変換
回路は、ダイナミック論理回路を用いて、出力すべきバ
イナリコードの上下ビット間に依存性を持たず、しか
も、中間コードを生成することなしに、所定の数式に基
づいて、直接にサーモメトリックコードからバイナリコ
ードへと変換する。
めに、本発明のサーモメトリック−バイナリコード変換
回路は、ダイナミック論理回路を用いて、出力すべきバ
イナリコードの上下ビット間に依存性を持たず、しか
も、中間コードを生成することなしに、所定の数式に基
づいて、直接にサーモメトリックコードからバイナリコ
ードへと変換する。
【0013】より具体的には、エンコーダ回路に同期の
とれた形で相補のサーモメトリックコードを出力するコ
ンパレータ回路(またはレベル変換出力部を含むコンパ
レータ回路)と、ダイナミック論理回路で構成されたエ
ンコーダ回路と、場合によってはさらに、前記エンコー
ダ回路に同期のとれたデジタルアダー回路をともなった
サーモメトリック−バイナリコード変換手段とを有す
る。
とれた形で相補のサーモメトリックコードを出力するコ
ンパレータ回路(またはレベル変換出力部を含むコンパ
レータ回路)と、ダイナミック論理回路で構成されたエ
ンコーダ回路と、場合によってはさらに、前記エンコー
ダ回路に同期のとれたデジタルアダー回路をともなった
サーモメトリック−バイナリコード変換手段とを有す
る。
【0014】本発明では、出力すべきバイナリコードの
上下ビット間に依存性を持たずに、1回の動作で全出力
ビットを決定できることから、出力ビット数の増加にと
もなうコード変換に要する時間の増加を抑制することが
できる。
上下ビット間に依存性を持たずに、1回の動作で全出力
ビットを決定できることから、出力ビット数の増加にと
もなうコード変換に要する時間の増加を抑制することが
できる。
【0015】また、出力ビット間の位相差を抑えること
ができるので、データ保持のための出力部ラッチ回路ま
たはフリップフロップ回路が不要となるため、面積、消
費電力をも削減することができる。
ができるので、データ保持のための出力部ラッチ回路ま
たはフリップフロップ回路が不要となるため、面積、消
費電力をも削減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に基づいて説明
する。
する。
【0017】図5は本発明の概念を示すブロック図であ
る。図5において、1はエンコーダ回路、2はレベル変
換回路、3は相補のサーモメトリックコード、4はバイ
ナリコード、5はコンパレータ回路、6はアナログ入力
信号、7はデジタルアダー回路、8は抵抗ラダー部、9
はコンパレータ出力信号である。
る。図5において、1はエンコーダ回路、2はレベル変
換回路、3は相補のサーモメトリックコード、4はバイ
ナリコード、5はコンパレータ回路、6はアナログ入力
信号、7はデジタルアダー回路、8は抵抗ラダー部、9
はコンパレータ出力信号である。
【0018】図5を参照すると、本発明の実施の形態
は、コンパレータ回路5にアナログ信号6が入力され、
且つ、コンパレータ回路5は参照電位を与える抵抗ラダ
ー部8へも接続されている。
は、コンパレータ回路5にアナログ信号6が入力され、
且つ、コンパレータ回路5は参照電位を与える抵抗ラダ
ー部8へも接続されている。
【0019】コンパレータ回路5の出力レベルは、EC
Lレベルのような小振幅信号9が出力される。
Lレベルのような小振幅信号9が出力される。
【0020】この小振幅信号9は、レベル変換回路2を
通過し、相補のサーモメトリックコード3として、制御
信号端子CLKをともなったダイナミック型エンコーダ
回路1へと接続されている。
通過し、相補のサーモメトリックコード3として、制御
信号端子CLKをともなったダイナミック型エンコーダ
回路1へと接続されている。
【0021】さらに場合によっては、このダイナミック
型エンコーダ回路1によりエンコードされたバイナリ信
号4が、ダイナミック型エンコーダ回路と同期すべく、
制御信号CLKをともなったデジタルアダー回路7へと
接続されている。
型エンコーダ回路1によりエンコードされたバイナリ信
号4が、ダイナミック型エンコーダ回路と同期すべく、
制御信号CLKをともなったデジタルアダー回路7へと
接続されている。
【0022】なお、ダイナミック論理回路のサーモメト
リックコード入力部とバイナリコード出力部は数3に示
すコード変換式に従うように接続する。
リックコード入力部とバイナリコード出力部は数3に示
すコード変換式に従うように接続する。
【0023】
【数3】 数3において、bm は最上位ビットから数えてmビット
目のバイナリコードの値(m:1≦m≦N)であり、t
x は最上位ビットから数えてxビット目のサーモメトリ
ックコードの値(x:0≦x≦2N −1)であり、ty
は最上位ビットから数えてyビット目のサーモメトリッ
クコードの値(y:0≦y≦2N −1)であり、C(t
x )はサーモメトリックコードの値tx の補数である。
また、x=2(l−1)×2(N-m) 、y={2(l−
1)+1}×2(N-m) 、C(t0 )=1とする。
目のバイナリコードの値(m:1≦m≦N)であり、t
x は最上位ビットから数えてxビット目のサーモメトリ
ックコードの値(x:0≦x≦2N −1)であり、ty
は最上位ビットから数えてyビット目のサーモメトリッ
クコードの値(y:0≦y≦2N −1)であり、C(t
x )はサーモメトリックコードの値tx の補数である。
また、x=2(l−1)×2(N-m) 、y={2(l−
1)+1}×2(N-m) 、C(t0 )=1とする。
【0024】サーモメトリックコードからバイナリコー
ドへのコード変換は、数3に示すブール代数の式を用い
ることで変換が可能となる。
ドへのコード変換は、数3に示すブール代数の式を用い
ることで変換が可能となる。
【0025】次に、図5の実施の形態における動作図を
図6に示す。
図6に示す。
【0026】n盤目のアナログデータをデジタルデータ
に変換する場合において、まず、制御信号CLKを用い
て、レベル変換回路2およびエンコーダ回路1をa−
a’(およびc−c’)の期間プリチャージする(P
n )。
に変換する場合において、まず、制御信号CLKを用い
て、レベル変換回路2およびエンコーダ回路1をa−
a’(およびc−c’)の期間プリチャージする(P
n )。
【0027】その後、制御信号CLKのエッジa’に同
期して、コンパレータ回路5の出力9の値C[n]をレ
ベル変換回路2が受け(b)、相補のサーモメトリック
コード3に[n]という値を出力する。
期して、コンパレータ回路5の出力9の値C[n]をレ
ベル変換回路2が受け(b)、相補のサーモメトリック
コード3に[n]という値を出力する。
【0028】次に、この相補のサーモメトリックコード
T[n]をエンコーダ回路1がバイナリコードB[n]
という値に変換し、バイナリコード4へB[n]を出力
する(d)。
T[n]をエンコーダ回路1がバイナリコードB[n]
という値に変換し、バイナリコード4へB[n]を出力
する(d)。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0030】図1は、3ビットのバイナリコード出力を
得るための具体的な第1の実施例である。
得るための具体的な第1の実施例である。
【0031】まず、1はダイナミック型エンコーダ回
路、2はレベル変換回路、5はコンパレータ回路、8は
コンパレータ回路5へ入力する参照電位を発生させるた
めの抵抗ラダー部、6はアナログ入力信号、3はサーモ
メトリックコード、4はバイナリコード、9はコンパレ
ータの出力(小振幅信号)、CLKは制御信号、10は
小振幅信号をCMOSレベルに変換するためのセンスラ
ッチ回路、11は制御信号CLKを反転させるためのイ
ンバータ回路、100、110、120はNチャネルト
ランジスタ、101〜107、111〜113、121
はPチャネルトランジスタ、t1B〜t7B、t2T、
t4T、t6T、はサーモメトリック信号、b1〜b3
はバイナリ信号である。
路、2はレベル変換回路、5はコンパレータ回路、8は
コンパレータ回路5へ入力する参照電位を発生させるた
めの抵抗ラダー部、6はアナログ入力信号、3はサーモ
メトリックコード、4はバイナリコード、9はコンパレ
ータの出力(小振幅信号)、CLKは制御信号、10は
小振幅信号をCMOSレベルに変換するためのセンスラ
ッチ回路、11は制御信号CLKを反転させるためのイ
ンバータ回路、100、110、120はNチャネルト
ランジスタ、101〜107、111〜113、121
はPチャネルトランジスタ、t1B〜t7B、t2T、
t4T、t6T、はサーモメトリック信号、b1〜b3
はバイナリ信号である。
【0032】なお、サーモメトリックコードの入力信号
とバイナリコードの出力信号は、数3を満足するよう
に、Pチャネルトランジスタ101〜107、111〜
113、121によって接続されている。
とバイナリコードの出力信号は、数3を満足するよう
に、Pチャネルトランジスタ101〜107、111〜
113、121によって接続されている。
【0033】図2は上述の第1の実施例の動作図であ
り、以下、図2を参照しながら動作の説明をする。
り、以下、図2を参照しながら動作の説明をする。
【0034】まず、アナログ信号6がコンパレータ回路
5に入力され、コンパレータ回路5は参照電位を提供す
る抵抗ラダー部8とアナログ信号6とを比較して、アナ
ログ信号6に対応した小振幅のサーモメトリックコード
9(C[n])を出力する。
5に入力され、コンパレータ回路5は参照電位を提供す
る抵抗ラダー部8とアナログ信号6とを比較して、アナ
ログ信号6に対応した小振幅のサーモメトリックコード
9(C[n])を出力する。
【0035】次に、予め制御信号CLKでプリチャージ
された(Pn :a−a’間)センスラッチ回路10に、
サーモメトリックコード9(C[n])が入力されてい
る状態にて、制御信号CLK(a’)により、レベル変
換回路2がレベル変換動作を行い(b)、その結果、C
MOSレベルのサーモメトリックコード3(T[n])
がエンコーダ回路1へ入力される。
された(Pn :a−a’間)センスラッチ回路10に、
サーモメトリックコード9(C[n])が入力されてい
る状態にて、制御信号CLK(a’)により、レベル変
換回路2がレベル変換動作を行い(b)、その結果、C
MOSレベルのサーモメトリックコード3(T[n])
がエンコーダ回路1へ入力される。
【0036】また、ダイナミック型エンコーダ回路1
は、c−c’の間(Pn )に出力信号線(b1〜b3)
がNチャネルトランジスタ100、110、120によ
り予めプリチャージされている。
は、c−c’の間(Pn )に出力信号線(b1〜b3)
がNチャネルトランジスタ100、110、120によ
り予めプリチャージされている。
【0037】その後、c’のタイミングで、バイナリコ
ードへデータを変換し(d)、B[n]という値をバイ
ナリ信号b1〜b3へ出力する。
ードへデータを変換し(d)、B[n]という値をバイ
ナリ信号b1〜b3へ出力する。
【0038】この回路により、バイナリ信号出力部は各
ビット間に依存関係を持たず、図2に示すように一周期
内で、コード変換することがわかる。
ビット間に依存関係を持たず、図2に示すように一周期
内で、コード変換することがわかる。
【0039】また、図1からもわかるように、面積、消
費電力に関しても、エンコーダ回路として必要な電界効
果トランジスタの個数は数4で示される素子数であり、
図1の場合(N=3)ならば16素子でよいことがわか
る。
費電力に関しても、エンコーダ回路として必要な電界効
果トランジスタの個数は数4で示される素子数であり、
図1の場合(N=3)ならば16素子でよいことがわか
る。
【0040】
【数4】 図3は本発明の第2の実施例を示す図である。
【0041】図3の構成は、図1の実施例のダイナミッ
ク型エンコーダ回路において、Nチャネルトランジスタ
100、110、120をPチャネルトランジスタ20
0、210、220へと変えて、Pチャネルトランジス
タ101〜107、111〜113、121をNチャネ
ルトランジスタ201〜207、211〜213、22
1へと変えて構成されている。
ク型エンコーダ回路において、Nチャネルトランジスタ
100、110、120をPチャネルトランジスタ20
0、210、220へと変えて、Pチャネルトランジス
タ101〜107、111〜113、121をNチャネ
ルトランジスタ201〜207、211〜213、22
1へと変えて構成されている。
【0042】また、エンコーダ部1の正論理、負論理の
整合をとるために、インバータ回路22〜24、およ
び、負論理のサーモメトリックコード3を用いている。
整合をとるために、インバータ回路22〜24、およ
び、負論理のサーモメトリックコード3を用いている。
【0043】本実施例では、バイナリコードの信号線を
放電させるために、Pチャネルトランジスタよりも移動
度の高いNチャネルトランジスタを用いることで、図1
に示した第1の実施例に対して、同一面積ならばバイナ
リコード4の変換速度の高速化、また、同一変換速度を
実現するなら面積縮小化を図ることができる。
放電させるために、Pチャネルトランジスタよりも移動
度の高いNチャネルトランジスタを用いることで、図1
に示した第1の実施例に対して、同一面積ならばバイナ
リコード4の変換速度の高速化、また、同一変換速度を
実現するなら面積縮小化を図ることができる。
【0044】次に、図4は本発明の第3の実施例であ
り、プリチャージ動作が存在しないサーモメトリックコ
ードをダイナミック型エンコーダで受ける場合の実施例
である。
り、プリチャージ動作が存在しないサーモメトリックコ
ードをダイナミック型エンコーダで受ける場合の実施例
である。
【0045】図4(A)は第2の実施例のダイナミック
型エンコーダ回路1に相当する。
型エンコーダ回路1に相当する。
【0046】このエンコーダ回路1の入力回路30の具
体的な構成は、図4(B)のようにAND回路31、3
2とインバータ回路33で構成されている。
体的な構成は、図4(B)のようにAND回路31、3
2とインバータ回路33で構成されている。
【0047】図4(C)は入力回路30の動作図であ
る。
る。
【0048】制御信号CLKおよびAND回路31、3
2によって、図2の差動サーモメトリックコード3のプ
リチャージ期間に相当する信号(図4(C)のP)を発
生できる。
2によって、図2の差動サーモメトリックコード3のプ
リチャージ期間に相当する信号(図4(C)のP)を発
生できる。
【0049】また、インバータ回路33によって、相補
信号が生成される(図4(c)のIB)。
信号が生成される(図4(c)のIB)。
【0050】上述の動作状態から、エンコーダ回路1に
とっては、同期のとれた信号へと変換されたことにな
る。
とっては、同期のとれた信号へと変換されたことにな
る。
【0051】この実施例から、エンコーダ回路を除く回
路(コンパレータ回路、レベル変換回路、デジタルアダ
ー回路など)がダイナミック論理回路である必然性がな
いことや、サーモメトリックコードはエンコーダに入力
される時点で相補信号になっていればよいことが容易に
わかるであろう。
路(コンパレータ回路、レベル変換回路、デジタルアダ
ー回路など)がダイナミック論理回路である必然性がな
いことや、サーモメトリックコードはエンコーダに入力
される時点で相補信号になっていればよいことが容易に
わかるであろう。
【0052】
【発明の効果】本発明による第1の効果は、出力すべき
ビット数が増加しても、変換速度はビット数に依存せ
ず、劣化しにくい点が挙げられる。
ビット数が増加しても、変換速度はビット数に依存せ
ず、劣化しにくい点が挙げられる。
【0053】その理由は出力されるバイナリコードは、
数3に従い、各ビットごとに出力すべきデータを決定す
るので、2分探索のような上下ビット間の依存による遅
延時間の増加がなくなるためである。
数3に従い、各ビットごとに出力すべきデータを決定す
るので、2分探索のような上下ビット間の依存による遅
延時間の増加がなくなるためである。
【0054】第2の効果は、出力ビット数が増大して
も、面積、消費電力を抑えることができる点である。
も、面積、消費電力を抑えることができる点である。
【0055】その理由は、エンコーダ回路で使用される
素子数が、数2に示した数から数4に示した数へと減る
こと、およびエンコーダ部の入力ゲートはPチャネルま
たはNチャネルトランジスタのみとなり、相補型論理回
路に接続された状態に比べ、入力容量がほぼ半分へと低
減されるからである。
素子数が、数2に示した数から数4に示した数へと減る
こと、およびエンコーダ部の入力ゲートはPチャネルま
たはNチャネルトランジスタのみとなり、相補型論理回
路に接続された状態に比べ、入力容量がほぼ半分へと低
減されるからである。
【0056】第3の効果は、サイダイスパークルエラー
を最小化する点である。
を最小化する点である。
【0057】その理由は、具体例で挙げるならば、本発
明を用いれば、少ない素子数でも従来例と同様に図8に
示すような、理想的なサーモメトリックコードが入力さ
れた場合に対して、バブリングが発生したエラーをとも
なったサーモメトリックコードを変換した場合の出力誤
差が1レベルしかずれないように補正される点にある。
なお、図10は、3ビットバイナリ出力の場合のエラー
補正結果を示した図である。
明を用いれば、少ない素子数でも従来例と同様に図8に
示すような、理想的なサーモメトリックコードが入力さ
れた場合に対して、バブリングが発生したエラーをとも
なったサーモメトリックコードを変換した場合の出力誤
差が1レベルしかずれないように補正される点にある。
なお、図10は、3ビットバイナリ出力の場合のエラー
補正結果を示した図である。
【図1】本発明の第1の実施例を示した回路図である。
【図2】第1の実施例の動作図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示した回路図である。
【図4】(A)、(B)、(C)は従来型コンパレータ
回路と整合をとった場合の実施例を示す回路図である。
回路と整合をとった場合の実施例を示す回路図である。
【図5】本発明の概念を示すブロック図である。
【図6】図5に示したブロック図の動作図である。
【図7】従来例を示す回路図である。
【図8】本発明のエラーコード補正を示した表図であ
る。
る。
【図9】従来例のエラーコード補正を示した表図であ
る。
る。
【図10】本発明のエラーコード補正結果を3ビットバ
イナリ出力の場合で示した表図である。
イナリ出力の場合で示した表図である。
1 エンコーダ回路 2 レベル変換回路 3 相補のサーモメトリックコード 4 バイナリコード 5 コンパレータ回路 6、VIN アナログ入力信号 7 デジタルアダー回路 8 抵抗ラダー部 9 コンパレータ出力信号 10、20 センスラッチ回路 11、22、23、24 インバータ回路 30 リセット付き相補出力回路 100、110、120、201〜207、211〜2
13、221 Nチャネルトランジスタ 101〜107、111〜113、121、200、2
10、220 Pチャネルトランジスタ CLK 制御信号 VrefH、VrefL、VREF 抵抗ラダー用基準
電位 C[n−1]、C[n] コンパレータ出力の値 T[n−1]、T[n] サーモメトリックコードの値 B[n−1]、B[n] バイナリコードの値 Pn-1 、Pn プリチャージ期間 THC1〜THC7、t1B〜t7B、t1T〜t7
T、t1〜t7 サーモメトリック信号 B0〜B2、b1〜b3 バイナリ信号
13、221 Nチャネルトランジスタ 101〜107、111〜113、121、200、2
10、220 Pチャネルトランジスタ CLK 制御信号 VrefH、VrefL、VREF 抵抗ラダー用基準
電位 C[n−1]、C[n] コンパレータ出力の値 T[n−1]、T[n] サーモメトリックコードの値 B[n−1]、B[n] バイナリコードの値 Pn-1 、Pn プリチャージ期間 THC1〜THC7、t1B〜t7B、t1T〜t7
T、t1〜t7 サーモメトリック信号 B0〜B2、b1〜b3 バイナリ信号
Claims (6)
- 【請求項1】 アナログ−デジタル変換器であって、第
1の入力と第1の複数個の出力とを有する比較器アレイ
であって、前記第1の入力に与えられるアナログ信号の
大きさを表現するデジタルサーモメトリックコードを前
記第1の複数個の出力上に提供するように動作する比較
器アレイと第1の複数個の入力と第2の複数個の出力と
を有するダイナミック論理回路で構成されたエンコーダ
回路であって、前記第1の複数個の入力が前記第1の複
数個の出力につながれており、前記デジタルサーモメト
リックコードに対応したバイナリコードを前記第2の複
数個の出力上に提供するように動作するダイナミックエ
ンコーダ回路を含むことを特徴とするアナログ−デジタ
ル変換器。 - 【請求項2】 アナログ電圧信号をバイナリコードへ変
換する方法であって、アナログ電圧信号の大きさを複数
個の電圧レベルと比較することで、前記アナログ電圧信
号の大きさをデジタルサーモメトリックコードとして表
現すること、およびダイナミック論理回路を用いて、所
定のサーモメトリック−バイナリコード直接変換式に従
い、前記サーモメトリックコードを前記アナログ電圧信
号の大きさを表すバイナリコード信号へと変換すること
を特徴とする論理回路。 - 【請求項3】 前記比較アレイの複数個の出力と前記エ
ンコーダ回路の複数個の入力とが時間的または電位的に
整合がとれていない場合に、前記比較アレイの複数個の
出力と前記エンコーダ回路の複数個の入力との整合をと
るための論理回路を有することを特徴とする請求項1に
記載のアナログ−デジタル変換器。 - 【請求項4】 アナログ電圧信号をバイナリコードへ変
換する方法であって、アナログ電圧信号の大きさを複数
個の電圧レベルと比較することで、前記アナログ電圧信
号の大きさをデジタルサーモメトリックコードとして表
現し、所定のサーモメトリック−バイナリコード直接変
換式に従い、前記サーモメトリックコードを前記アナロ
グ電圧信号の大きさを表すバイナリコード信号へと変換
することを特徴とするアナログ−デジタル変換方法。 - 【請求項5】 所定のサーモメトリック−バイナリコー
ド直接変換式に従い、前記サーモメトリックコードをバ
イナリコード信号へと変換することを特徴とする回路。 - 【請求項6】 前記所定のサーモメトリック−バイナリ
コード直接変換式が、 バイナリコードのビット数をN、最上位ビットから数え
てmビット目のバイナリコードの値(m:1≦m≦N)
をbm 、最上位ビットから数えてxビット目のサーモメ
トリックコードの値(x:0≦x≦2N −1)をtx 、
最上位ビットから数えてyビット目のサーモメトリック
コードの値(y:0≦y≦2N −1)をty 、サーモメ
トリックコードの値tx の補数をC(tx )としたと
き、 で表されることを特徴とする請求項2に記載の論理回
路。
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JP9262584A JPH11103253A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | アナログ−デジタル変換器 |
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