JP2002093924A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002093924A
JP2002093924A JP2000285069A JP2000285069A JP2002093924A JP 2002093924 A JP2002093924 A JP 2002093924A JP 2000285069 A JP2000285069 A JP 2000285069A JP 2000285069 A JP2000285069 A JP 2000285069A JP 2002093924 A JP2002093924 A JP 2002093924A
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capacitor
voltage
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JP2000285069A
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Hiroyuki Moriya
博之 守屋
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】読み出し時に活性化される配線と蓄積ノード等
との容量結合による、ビット線の予期しない電圧変化を
抑制し、誤読み出しを有効に防止する。 【解決手段】電源電圧または基準電圧で保持された電圧
供給線VLと、読み出し時に電気的にフローティング状
態とするビット線RBLとの間に接続され、ゲートが蓄
積ノードSNに接続された読み出しトランジスタQ2
と、読み出し時に電圧を印加して蓄積ノードSNの電位
を変化させる読み出しワード線RWLと蓄積ノードSN
との間に接続されたキャパシタCAPとを有する。ビッ
ト線BLが、キャパシタCAPの上層に配置されてい
る。読み出しワード線RWLがキャパシタの下部電極7
および読み出しトランジスタQ2のゲート電極5rを覆
い、電圧供給線VLが読み出しワード線RWLに容量結
合し、これにより蓄積ノードSNの電位変動を低減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるゲインセ
ルの一種であり、ゲートに記憶データの蓄積ノードを有
した読み出しトランジスタと、蓄積ノードをフローティ
ングにした状態で、その電圧を昇圧するキャパシタとを
有し、蓄積ノードの電荷の有無または電荷量の相違(記
憶データ)を、ゲート昇圧後の読み出しトランジスタの
オン/オフによるビット線の電圧変化に変換して読み出
す半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゲインセルと称されるメモリセルには幾
つかの回路構成(方式)があるが、何れの方式において
も、読み出しトランジスタのオン/オフを蓄積ノードに
蓄えられた電荷の有無または電荷量によって制御し、ビ
ット線の電圧変化を生じさせる読み出し電流をメモリセ
ル内に引き込まれた電圧供給線から供給する点で共通す
る。
【0003】このうち2トランジスタ−1キャパシタ型
のゲインセルの第1のセル構成例を、図1の回路図に示
す。2トランジスタ−1キャパシタ型のゲインセルで
は、ビット線を書き込み用と読み出し用に2本設けた場
合と、共通に1本設けた場合の2つの態様がある。図1
は、前者の場合である。2トランジスタ−1キャパシタ
型のゲインセル(以下、単にメモリセルという)MC
は、書き込みトランジスタQ1と、読み出しトランジス
タQ2と、読み出しトランジスタQ2のゲート電圧(蓄
積ノード電圧)をフローティング状態で昇圧するための
キャパシタCAPとの3素子を有する。書き込みトラン
ジスタQ1のドレインが書き込みビット線WBLに接続
され、ソースが蓄積ノードSNに接続され、ゲートが書
き込みワード線WWLに接続されている。読み出しトラ
ンジスタQ2のドレインが電源電圧VCCの供給線(以
下、電圧供給線という)に接続され、ソースが読み出し
ビット線RBLに接続され、ゲートが蓄積ノードSNに
接続されている。キャパシタCAPは、蓄積ノードSN
と読み出しワード線RWLとの間に接続されている。
【0004】書き込み時に、書き込みデータに応じた電
圧を書き込みビット線WBLに印加し、書き込みワード
線WWLをハイレベルに立ち上げて書き込みトランジス
タQ1をオンさせ、書き込みデータに応じた電圧を蓄積
ノードSNに伝達する。その後、書き込みトランジスタ
Q1をオフさせると、蓄積ノードSNが電気的フローテ
ィング状態となって、その電圧が記憶データ“1”また
は“0”として保持される。通常、書き込み電圧が高く
蓄積ノード電圧が高い場合を“1”、書き込み電圧が低
く蓄積ノード電圧が低い場合を“0”とする。なお、読
み出しトランジスタQ2は、蓄積ノード電圧が高い場合
でもオンしないしきい値電圧を有する。
【0005】読み出し時に、書き込みトランジスタQ1
をオフした状態で読み出しビット線RBLを0Vでフロ
ーティング状態とし、読み出しワード線RWLを活性化
しキャパシタCAPの容量結合によって蓄積ノードSN
の電圧を昇圧する。“1”記憶の場合、この昇圧後の蓄
積ノード電圧が読み出しトランジスタQ2のしきい値電
圧を越え、読み出しトランジスタがオンする。“0”記
憶の場合、昇圧後の蓄積ノード電圧が読み出しトランジ
スタQ2のしきい値電圧以下であり、読み出しトランジ
スタはオフ状態を維持する。したがって、読み出しトラ
ンジスタQ2がオンした(“1”記憶の)場合に、電圧
供給線から電流が読み出しビット線RBLに流れ読み出
しビット線RBLの電位が上昇するが、“0”記憶の場
合は読み出しビット線RBLの電位は0Vのままとな
る。この電位差をセンスアンプなどで増幅して読み出
す。
【0006】図8(A)〜(C)は、図1に示すメモリ
セルの従来の構成例を示す平面図および断面図である。
シリコンウエハなどの半導体1にSTI(Shallow Trenc
h Isolation)などの素子分離絶縁層2が形成されてい
る。素子分離絶縁層2周囲の半導体表面領域が、トラン
ジスタ等が形成される活性領域となる。半導体1上にゲ
ート絶縁膜4が形成され、ゲート絶縁膜4上にゲート電
極5w,5rが形成されている。ゲート電極5wはワー
ド方向(図8(A)の縦方向)に延び、書き込みワード
線WWLを構成する。ゲート電極5wの両側の活性領域
に、それぞれ半導体1と逆導電型の不純物が添加された
不純物領域3wが形成され、ゲート電極5rの両側の活
性領域に、それぞれ半導体1と逆導電型の不純物が添加
された不純物領域3rが形成されている。これにより、
書き込みワード線WWLと不純物領域3wの交差点に書
き込みトランジスタQ1が形成され、ゲート電極5rと
不純物領域3rとの交差点に読み出しトランジスタQ2
が形成されている。読み出しトランジスタQ2のドレイ
ンをなす片側の不純物領域3rはワード方向に延び、電
圧供給線VLを構成する。
【0007】両トランジスタQ1,Q2を覆う全面に第
1層間絶縁膜6が堆積されている。第1層間絶縁膜6
に、それぞれ導電材料のプラグからなる2つのノードコ
ンタクトNC1,NC2と、2つのビットコンタクトB
Cw,BCrが埋め込まれている。不純物領域3wの一
方上にノードコンタクトNC1が接続され、他方上にビ
ットコンタクトBCwが接続され、ゲート電極5r上に
ノードコンタクトNC2が接続され、電圧供給線VLと
反対側の不純物領域3r上にビットコンタクトBCrが
接続されている。
【0008】ビットコンタクトBCw上に接続した書き
込みビット線WBLと、ビットコンタクトBCr上に接
続した読み出しビット線RBLとが、ビット方向(図8
(A)の横方向)に長い平行なパターンにて、第1層間
絶縁膜6上に形成されている。両ビット線WBL,RB
L上を覆って、第2層間絶縁膜9が堆積されている。ノ
ードコンタクトNC1,CN2上にそれぞれ接続する2
つの導電プラグが第2層間絶縁膜9内に埋め込まれ、こ
れによりノードコンタクトNC1,CN2が延長されて
いる。
【0009】第2層間絶縁膜9の表面の2つのノードコ
ンタクトNC1,CN2の端面と接続する位置に、キャ
パシタCAPの下部電極7が配置されている。下部電極
7上に誘電膜8と読み出しワード線RWLが積層され、
MIM(Metal-Insulator-Metal) 構造のキャパシタCA
Pが形成されている。読み出しワード線RWLは、読み
出しトランジスタQ2の上方を通ってワード方向に長く
配置されている。
【0010】2トランジスタ−1キャパシタ型のゲイン
セルの第2のセル構成例を、図2の回路図に示す。この
図2は、ビット線を1本設けた場合である。このセル構
成では、ビット線BLに書き込みトランジスタQ1と読
み出しトランジスタQ2が共に接続されている。他の構
成は、図1と同様である。また、書き込みおよび読み出
しの動作も、基本的に前記した図1の場合と同様であ
る。
【0011】図9(A)〜(C)および図10に、図2
に示すメモリセルの従来の構成例を2例、平面図と断面
図によって示す。図9(A)〜(C)および図10にお
ける基本的な構造は、図8(A)〜(C)と同様であ
る。ただし、図8(A)〜(C)の2つに分離された不
純物領域3w,3rに代えて、1つの不純物領域3が両
トランジスタQ1,Q2間を接続している。この不純物
領域3上に単一のビットコンタクトBCが設けられてい
る。ビットコンタクトBCは、第1層間絶縁膜6内に埋
め込まれた導電プラグからなる。ビットコンタクトBC
上に単一のビット線BLがビット方向に長く配置されて
いる。ビット線BLは、図8(A)〜(C)と同様に、
第1層間絶縁膜6上で第2層間絶縁膜9に埋め込まれて
配置されている。
【0012】これらメモリセルは、ビット線が1本化さ
れていることにより、その分、図8(A)〜(C)に示
すメモリセルより面積が小さい。ただし、図10のメモ
リセルでは書き込みトランジスタQ1がキャパシタCA
Pの下方に配置され、読み出しトランジスタQ2がキャ
パシタCAPとビット線BLの間の領域に配置されてい
るのに対し、図9(A)〜(C)のメモリセルでは両ト
ランジスタQ1,Q2がビット方向に直列接続されてビ
ット線BLの下方に配置されている。したがって、図9
(A)〜(C)のメモリセルは素子の配置効率が良く、
図10のメモリセルより更にセル面積が小さい。
【0013】以上述べてきた図8(A)〜(C)、図9
(A)〜(C)および図10のセル構造では、読み出し
トランジスタQ2のゲート電極5r、ノードコンタクト
NC1,NC2、キャパシタの下部電極7および不純物
領域3wの一部に、記憶データに応じた電荷を蓄積し、
これらにより蓄積ノードSNが構成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
の構造のメモリセルを行列状に多数配置したメモリセル
アレイでは、セル面積を小さくすると、セルの蓄積ノー
ドSNと、これに近接した配線との距離が狭くなってく
るため、両者の容量結合が問題となる。というのは、蓄
積ノードSNは書き込み時以外は電気的にフローティン
グ状態となっており、蓄積ノードSNに近接した配線の
電圧変化が、結合容量を通して蓄積ノードSNの電位を
変動させるからである。蓄積ノードSNは読み出しトラ
ンジスタQ2のゲートに接続されているため、その電位
が変動すると、読み出しトランジスタQ2がオンし、あ
るいは、オンしなくともオフリーク電流が増大してしま
う。読み出しトランジスタQ2は、セルが選択され、か
つ“1”記憶データの読み出し時にのみオンすればよ
い。これ以外のときに読み出しトランジスタQ2がオン
し、あるいはリーク電流が増えると、これらが誤読み出
しを引き起こす原因となる。
【0015】この蓄積ノードSNの電位変動による誤動
作のモードの一つに、ビット線の電圧変化が、隣りのセ
ルの蓄積ノードSNに直接、容量結合して起こるモード
がある(第1の誤動作モード)。いま、一つのメモリセ
ルの記憶データが“0”でワード方向に隣接した他のメ
モリセルの記憶データが“1”の場合を考える。読み出
し時に、読み出しワード線RWLをハイレベルにして、
蓄積ノードSNを昇圧すると、“1”記憶のセルの読み
出しトランジスタQ2がオンし、“0”記憶のセルの読
み出しトランジスタQ2はオンしない。したがって、
“1”記憶のセルのビット線BLi+1がフローティン
グ状態の0Vから、蓄積ノード電圧から読み出しトラン
ジスタQ2のしきい値電圧を引いた電圧(0.数V程
度)まで上昇する。隣りの“0”記憶のセルのビット線
BLiは0Vでフローティング状態のままである。その
後、各ビット線BLi,BLi+1に接続したセンスア
ンプを一斉に活性化すると、“1”記憶のセルのビット
線BLi+1はさらに高い電源電圧VCCまで上昇し、
“0”記憶のセルのビット線BLiは0Vに固定され
る。ところが、“1”記憶のセルのビット線BLi+1
が電源電圧に引き上げる際の電圧変化により、隣りの
“0”記憶のセルの蓄積ノード電圧が上昇し、その読み
出しトランジスタQ2が瞬時にオンすると、“0”記憶
のビット線電圧が上昇し、まだ十分に上がり切らない
“1”記憶のビット線電圧を上回ってしまう可能性があ
る。この場合、センスアンプが反転誤動作し、その結
果、記憶データが誤って読み出されてしまう。
【0016】このような第1の誤動作モードは、蓄積ノ
ードSNが隣りのセルのビット線BLと直接、容量結合
しやすい図9(A)〜(C)のメモリセル、図10のメ
モリセルで起こりやすい。さらに、この図9(A)〜
(C)のメモリセル、図10のメモリセルでは、上記第
1の誤動作モードを引き起こす“1”記憶のメモリセル
と、読み出し対象の“0”記憶の選択メモリセルを挟ん
で行方向に並ぶ他の隣接メモリセルが“1”記憶の場
合、その隣接メモリセルの蓄積ノードの電位変動も問題
となる(第2の誤動作モード)。いま、図4のメモリセ
ルアレイにおいて、読み出し対象の選択メモリセルをM
C21とし、第1のモードにより誤動作を引き起こすメ
モリセルをMC31とする。つまり、メモリセルMC3
1のビット線BL3は、メモリセルMC21の蓄積ノー
ドSNに直接干渉する。一方、それと反対側の他のメモ
リセルMC11が“1”記憶で、そのビット線BL1が
電源電圧VCCに向かって上昇すると、たとえば図9
(C)において、このビット線BLの電位変化が、第1
層間絶縁膜6を挟んで下層に配置された読み出しトラン
ジスタQ2のゲート電極5rに干渉し、あるいは、図9
(A)の平面パターン内で近接したキャパシタの下部電
極7およびノードコンタクトNC1,NC2に干渉し、
その蓄積ノードSNの電位が上昇する。この平面パター
ン方向の干渉は、ビット線BLとキャパシタCAPが離
れている図10より、図9(A)のほうが顕著である。
蓄積ノードSNの電位上昇により、その読み出しトラン
ジスタQ2がオンしても、メモリセルMC11は“1”
記憶であるため誤動作は起こらない。しかし、蓄積ノー
ドSNの電位上昇が、隣りの“0”記憶のメモリセルM
C21のビット線BLの電位を上昇させる方向に干渉
し、前記した第1の誤動作モードを補強する方向に働
く。この干渉は間接的、すなわち隣りのセルの蓄積ノー
ドSNを経由したものであるため、単一のメモリセルで
は影響も限定的である。ところが、ビット線BL2は列
方向に長く配置され、それに沿って数百の蓄積ノードS
Nが近接しているため、その影響は無視できない。すな
わち、上記した第1の誤動作モードに第2の誤動作モー
ドが相乗して“0”記憶のビット線BL2を、より一層
上昇させるため、さらに誤動作しやすくなる。
【0017】その一方、図8(A)〜(C)のメモリセ
ルでは、蓄積ノードSNと読み出しビット線RBLとの
間に書き込みビット線WBLが存在するため、第1の誤
動作モードは起こりにくい。しかし、読み出しビット線
RBLが隣りのセルの書き込みビット線WBLを電位変
動させ、さらに、この電位変動が蓄積ノードSNの電位
を変動させることがある(第3の誤動作モード)。読み
出し時に書き込みビット線WBLは0V固定であること
からフローティング状態のように大きくは変動しない
が、書き込みビット線WBLはメモリセルアレイ内を長
く配線されるているため誘導ノイズを速やかに除去でき
ず、多少なりとも蓄積ノードSNの電位を変動させる。
【0018】この第3の誤動作モードと同様に、0V固
定の配線を経由して間接的に干渉することによる誤動作
モードとしては、非選択の読み出しワード線RWLを経
由する場合がある(第4の誤動作モード)。この第4の
誤動作モードは、読み出しワード線RWLを経由するた
め、図1と図2のメモリセル構成の双方とも問題とな
る。いま、図3に示すメモリセルアレイにおいて、メモ
リセルMC21が“0”記憶、同じワード線に連なる他
のメモリセルMC11,MC31,…MCn1、およ
び、同じビット線に連なる他のメモリセルMC22,M
C23,…,MC2mが全て“1”記憶であると仮定す
る。読み出し時に、全ての読み出しビット線を0Vでフ
ローティング状態とし、選択した読み出しワード線RW
L1をローレベルからハイレベルに立ち上げる。これに
より、“1”記憶のメモリセルMC11,MC31,
…,MCn1の読み出しトランジスタQ2がオンして読
み出しビット線RBL1,RBL3,…,RBLnは電
位が上昇するが、“0”記憶のメモリセルMC21が接
続された読み出しビット線RBL2は電位が上昇しな
い。つぎに、各読み出しビット線に接続された全てのセ
ンスアンプを活性化する。これにより、読み出しビット
線RBL2を除く他の殆どの読み出しビット線RBL
1,RBL3,…RBLnが電源電圧VCCに向かって上
昇する。この電圧変化は、前記第2の誤動作モードで説
明したゲート電極5rのほかに、第2層間絶縁膜9を挟
んで上層に配置された読み出しワード線RWLに干渉す
る。このとき選択された読み出しワード線RWL1はハ
イレベルに立ち上がっているため干渉の影響は限定的で
ある。ところが、その他の非選択な読み出しワード線R
WL2,RWL3,…,RWLmは0V固定であり、メ
モリセルアレイ内を長く配線されるているため誘導ノイ
ズを速やかに除去できず、非選択行のメモリセルの蓄積
ノードSNの電位を多少なりとも上昇させる。この蓄積
ノードSNの電位上昇は、選択列の非選択メモリトラン
ジスタMC22,MC23,…MC2mで問題となる。
すなわち、非選択メモリセルの読み出しトランジスタQ
2のゲート電位がオフ状態からオン状態とする方向に変
化するため、読み出しトランジスタQ2の電流が少なく
ともサブスレショルドリークのレベルで増大し、選択ビ
ット線BL2の電位を上昇させる。個々のリーク電流は
僅かでも、数百もある非選択メモリセルから漏れたリー
ク電流が集積して選択ビット線BL2に流れ込むため、
その影響は無視できず、誤読み出しにつながる。
【0019】以上のように、従来の半導体記憶装置で
は、主に、第1,第2および第4の誤動作モードの相乗
により、あるいは第3と第4の誤動作モードの相乗によ
り、“0”記憶読み出しのビット線BL(または読み出
しビット線RBL)がセンスアンプ活性化時に上昇し、
センスアンプの基準レベルを越え、あるいは差動式のセ
ンスアンプにおいて未だ十分に上がり切らない“1”記
憶読み出しのビット線との電位関係が逆転することによ
り、誤動作が起こるという問題があった。
【0020】本発明の目的は、読み出し時に活性化され
る配線と蓄積ノード等との容量結合による、ビット線の
予期しない電圧変化を抑制し、これにより誤読み出しを
有効に防止した半導体記憶装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に係
る半導体記憶装置は、電源電圧または基準電圧で保持さ
れた電圧供給線と、読み出し時に電気的にフローティン
グ状態とするビット線との間に接続され、ゲートが蓄積
ノードに接続された読み出しトランジスタと、読み出し
時に電圧を印加して上記蓄積ノードの電位を変化させる
読み出しワード線と上記蓄積ノードとの間に接続された
キャパシタとを有した半導体記憶装置であって、上記ビ
ット線が、上記キャパシタの上層に配置されている。
【0022】好適に、上記読み出しワード線が、上記キ
ャパシタの下部電極上に誘電膜を挟んで重なる上記キャ
パシタの上部電極を兼用し、上記ビット線の下層で、上
記下部電極および上記読み出しトランジスタのゲート電
極を覆うパターンにて上記ビット線と直交する方向に長
く配置されている。上記読み出しトランジスタと、上記
キャパシタとを有したメモリセルが行列状に配置され、
好適に、行方向の隣接する2つの上記メモリセル間で、
上記キャパシタの間の領域上に上記ビット線が列方向に
長く配置されている。上記ビット線のほかに、書き込み
時に上記蓄積ノードに書き込む電圧に対応した電圧が設
定され、読み出し時に0Vで保持される書き込みビット
線を有し、好適に、上記キャパシタが上記書き込みビッ
ト線の下方領域で書き込みビット線に沿って長く配置さ
れている。
【0023】好適に、上記電圧供給線が、上記ビット線
と上記読み出しワード線との交差部分で、上記ビット線
と上記読み出しワード線との間の階層に配置されてい
る。あるいは、上記電圧供給線が、上記キャパシタの下
部電極と同じ階層の導電層からなる。この場合、好適
に、上記読み出しワード線と上記ビット線が交差する領
域で、上記誘電膜を挟んで上記電圧供給線の一部が上記
読み出しワード線と重なっている。
【0024】本発明の第2の観点に係る半導体記憶装置
は、電源電圧または基準電圧で保持された電圧供給線と
ビット線との間に接続され、ゲートが蓄積ノードに接続
された読み出しトランジスタと、読み出し時に電圧を印
加して上記蓄積ノードの電位を変化させる読み出しワー
ド線と上記蓄積ノードとの間に接続されたキャパシタと
を有した半導体記憶装置であって、上記読み出しワード
線が、上記キャパシタの下部電極上に誘電膜を挟んで重
なる上記キャパシタの上部電極を兼用し、上記ビット線
と直交する方向に長く配置され、上記電圧供給線が、上
記キャパシタの下部電極と同じ階層の導電層からなり、
その一部が、上記読み出しワード線と上記ビット線が交
差する領域で上記誘電膜を挟んで上記読み出しワード線
と重なっている。
【0025】本発明の第3の観点に係る半導体記憶装置
は、書き込みビット線と蓄積ノードとの間に接続され、
ゲートが書き込みワード線に接続された書き込みトラン
ジスタと、上記電圧供給線とビット線との間に接続さ
れ、ゲートが上記蓄積ノードに接続された上記読み出し
トランジスタと、読み出し時に電圧を印加して上記蓄積
ノードの電位を変化させる読み出しワード線と上記蓄積
ノードとの間に接続されたキャパシタとを有した半導体
記憶装置であって、上記読み出しビット線と上記書き込
みビット線が平行に配置され、上記キャパシタが、上記
書き込みビット線の下方領域で書き込みビット線に沿っ
て長く配置されている。
【0026】以上のように構成された本発明に係る半導
体記憶装置では、読み出し時にたとえば0Vでフローテ
ィング状態となるビット線、すなわちビット線が2本の
構成では読み出しビット線、1本の構成では共通のビッ
ト線が、キャパシタの上層に配置されている。キャパシ
タは、蓄積ノードをなす下部電極上に誘電膜を挟んで読
み出しワード線が配置された構造を有する。読み出しワ
ード線は、読み出し時に一定電圧、たとえばハイレベル
の電圧に保持されるため、ビット線が直接、蓄積ノード
に容量結合し難い。このため、たとえば“1”記憶セル
のビット線が、たとえばセンスアンプなどの活性化によ
りハイレベルに立ち上がっても、これにより蓄積ノード
の電位が変化し難い。また、2メモリセル間で見ると、
キャパシタ間の上方領域にビット線が配線されているた
め、ビット線と蓄積ノードとの直接干渉の可能性はさら
に低い。書き込みビット線がある場合、キャパシタは書
き込みビット線の下方領域に、書き込みビット線に長く
配置され、必要なキャパシタ容量が確保されている。
【0027】この構成においても、ビット線の電圧変化
が、ハイレベルの読み出しワード線の電位を変化させ、
読み出しワード線の電位変化が蓄積ノードの電位に干渉
する間接的な電位干渉も理屈の上ではあり得る。しか
し、本発明の一つの構成では、ビット線と読み出しワー
ド線との間に、たとえばハイレベルで保持された電圧供
給線がさらにシールド層として存在する。また、本発明
の他の構成では、読み出しビット線と電圧供給線との間
に誘電膜を挟んでキャパシタが形成されている。この後
者の構成では、読み出しワード線に電位変化が発生して
も、このキャパシタと蓄積ノード昇圧用のキャパシタと
の容量比で、読み出しワード線の電位変化が分圧され、
蓄積ノードへの干渉が低減される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、ビット線を読み出し用と書
き込み用の2本設けたメモリセル構成を例として、本発
明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0029】この実施形態では、図1の回路図に示すメ
モリセルMCが適用され、メモリセルアレイ構成を図3
の回路図に示す。図3では、図1に示す書き込みトラン
ジスタQ1,読み出しトランジスタQ2およびキャパシ
タCAPの3素子を有するメモリセルMCが行列状にn
×m個配置されている。行方向のn個のメモリセルが書
き込みワード線WWLと読み出しワード線RWLにより
接続されている。すなわち、メモリセルMC11,MC
21,MC31,…,MCn1の各書き込みトランジス
タQ1のゲートが書き込みワード線WWL1に接続さ
れ、メモリセルMC12,MC22,MC32,…,M
Cn2の各書き込みトランジスタQ1のゲートが書き込
みワード線WWL2に接続され、メモリセルMC13,
MC23,MC33,…,MCn3の各書き込みトラン
ジスタQ1のゲートが書き込みワード線WWL3に接続
されている。また、メモリセルMC11,MC21,M
C31,…,MCn1の各キャパシタCAPの一方電極
(上部電極)が読み出しワード線RWL1に接続され、
メモリセルMC12,MC22,MC32,…,MCn
2の各キャパシタCAPの一方電極が読み出しワード線
RWL2に接続され、メモリセルMC13,MC23,
MC33,…,MCn3の各キャパシタCAPの一方電
極が読み出しワード線RWL3に接続されている。列方
向のm個のメモリセルが書き込みビット線WBLと読み
出しビット線RBLにより接続されている。すなわち、
メモリセルMC11,MC12,MC13,…,MC1
mの各書き込みトランジスタQ1のドレインが書き込み
ビット線WBL1に接続され、メモリセルMC21,M
C22,MC23,…,MC2mの各書き込みトランジ
スタQ1のドレインが書き込みビット線WBL2に接続
され、メモリセルMC31,MC32,MC33,…,
MC3mの各書き込みトランジスタQ1のドレインが書
き込みビット線WBL3に接続されている。また、メモ
リセルMC11,MC12,MC13,…,MC1mの
各読み出しトランジスタQ2のソースが読み出しビット
線RBL1に接続され、メモリセルMC21,MC2
2,MC23,…,MC2mの各読み出しトランジスタ
Q2のソースが読み出しビット線RBL2に接続され、
メモリセルMC31,MC32,MC33,…,MC3
mの各読み出しトランジスタQ2のソースが読み出しビ
ット線RBL3に接続されている。なお、各読み出しト
ランジスタQ2のドレインは、電源電圧VCCの供給線
(電圧供給線VL)に接続されている。
【0030】第1実施形態 図5(A)は、第1実施形態に係るメモリセルの構成を
示す平面図である。図5(B)は、図5(A)のA−
A’線に沿った断面図である。シリコンウエハなどの半
導体1にSTI(Shallow Trench Isolation)などの素子
分離絶縁層2が形成されている。素子分離絶縁層2周囲
の半導体表面領域が、トランジスタ等が形成される活性
領域となる。半導体1上にゲート絶縁膜4が形成され、
ゲート絶縁膜4上にゲート電極5w,5rが形成されて
いる。ゲート電極5wはワード方向(図5(A)の横方
向)に延び、書き込みワード線WWLを構成する。ゲー
ト電極5rは、書き込みワード線WWLと平行である
が、メモリセルごとに分離している。ゲート電極5wの
両側の活性領域に、それぞれ半導体1と逆導電型の不純
物が添加された不純物領域3wが形成され、ゲート電極
5rの両側の活性領域に、それぞれ半導体1と逆導電型
の不純物が添加された不純物領域3rが形成されてい
る。不純物領域3wは、ゲート電極5rの一方の端部か
ら書き込みワード線WWLと直交する方向に配置されて
いる。不純物領域3rは、ゲート電極5rと平行にビッ
ト方向(図5(A)の縦方向)長く延び、途中から分岐
してゲート電極5rに直交する方向に配置されている。
この不純物領域3rのビット方向に延びた部分が電圧供
給線VLを構成する。書き込みワード線WWLと不純物
領域3wの交差点に書き込みトランジスタQ1が形成さ
れ、ゲート電極5rと不純物領域3rとの交差点に読み
出しトランジスタQ2が形成されている。
【0031】両トランジスタQ1,Q2を覆う全面に第
1層間絶縁膜6が堆積されている。第1層間絶縁膜6
に、それぞれ導電材料のプラグからなる1つのノードコ
ンタクトNCと、2つのビットコンタクトBCw,BC
rが埋め込まれている。ノードコンタクトNCは、ゲー
ト電極5rの一方端と不純物領域3w上に形成され、ゲ
ート電極5rと不純物領域3wの両者を接続するシェア
ードコンタクトである。書き込みトランジスタQ1を挟
んでノードコンタクトNCと反対の側の不純物領域3w
上にビットコンタクトBCwが接続され、読み出しトラ
ンジスタQ2を挟んで電圧供給線VLと反対の側の不純
物領域3r上にビットコンタクトBCrが接続されてい
る。
【0032】ノードコンタクトNC上に接続したキャパ
シタCAPの下部電極7が、第1層間絶縁膜6上に配置
されている。下部電極7は、不純物領域5wに沿って長
い矩形状に形成され、図5(A)の平面図において、書
き込みトランジスタQ1と電圧供給線VLとの間に配置
されている。下部電極7の表面を含む第1層間絶縁膜6
上の全面に、酸化シリコンまたは他の高誘電率の材料か
らなる誘電膜8が形成されている。誘電膜8上に、読み
出しワード線RWLが形成されている。読み出しワード
線RWLは下部電極7のパターンを覆い、かつゲート電
極5rのパターンを覆いながらワード方向に長く配置さ
れている。
【0033】読み出しワード線RWL上を埋め込むよう
に、第2層間絶縁膜9が堆積されている。第2層間絶縁
膜9に埋め込まれた導電プラグにより、2つのビットコ
ンタクトBCw,BCrが、それぞれ上方に延長されて
いる。ビットコンタクトBCw上に接続した書き込みビ
ット線WBLと、ビットコンタクトBCr上に接続した
読み出しビット線RBLとが、ビット方向に平行なパタ
ーンにて、第2層間絶縁膜9上に形成されている。書き
込みビット線WBLは、書き込みトランジスタQ1およ
びキャパシタCAPの上方を通過している。読み出しビ
ット線RBLは、読み出しトランジスタQ2の上方を通
過している。
【0034】このような構成のメモリセルでは、ノード
コンタクトNCと、ノードコンタクトNCに接続したキ
ャパシタの下部電極7,ゲート電極5rおよび不純物領
域3wの一部(書き込みトランジスタQ1のソース不純
物領域)が蓄積ノードSNを構成する。
【0035】書き込み時に、書き込みデータに応じた電
圧を書き込みビット線WBLに印加し、書き込みワード
線WWLをハイレベルに立ち上げて書き込みトランジス
タQ1をオンさせ、書き込みデータに応じた電圧を蓄積
ノードSNに伝達する。その後、書き込みトランジスタ
Q1をオフさせると、蓄積ノードSNが電気的フローテ
ィング状態となって、その電圧が記憶データ“1”また
は“0”として保持される。ここでは、書き込み電圧が
高く蓄積ノード電圧が高い場合を“1”、書き込み電圧
が低く蓄積ノード電圧が低い場合を“0”とする。な
お、読み出しトランジスタQ2は、蓄積ノード電圧が高
い場合でもオンしないしきい値電圧を有する。
【0036】読み出し時に、書き込みトランジスタQ1
をオフした状態で読み出しビット線RBLを0Vでフロ
ーティング状態とし、読み出しワード線RWLを活性化
しキャパシタCAPの容量結合によって蓄積ノードSN
の電圧を昇圧する。“1”記憶の場合、この昇圧後の蓄
積ノード電圧が読み出しトランジスタQ2のしきい値電
圧を越え、読み出しトランジスタがオンする。“0”記
憶の場合、昇圧後の蓄積ノード電圧が読み出しトランジ
スタQ2のしきい値電圧以下であり、読み出しトランジ
スタはオフ状態を維持する。したがって、読み出しトラ
ンジスタQ2がオンした(“1”記憶の)場合に、電圧
供給線VLから電流が読み出しビット線RBLに流れ読
み出しビット線RBLの電位が上昇するが、“0”記憶
の場合は読み出しビット線RBLの電位は0Vのままと
なる。この電位差を、読み出しビット線RBLに接続し
た図示しないセンスアンプにより増幅して読み出す。
【0037】第1実施形態に係るメモリセルのレイアウ
トおよび断面構造では、読み出し時に0Vでフローティ
ング状態となる読み出しビット線RBLが、書き込みビ
ット線WBLとともに、キャパシタCAPの上層(第2
層間絶縁膜9上)に配置されている。したがって、読み
出しビット線RBLとキャパシタの下部電極7との間
に、読み出しの際センスアンプが活性化されるときにハ
イレベルの電圧を保持する読み出しワード線RWLが介
在する。また、読み出しワード線RWLは、読み出しト
ランジスタQ2のゲート電極5rおよびノードコンタク
トNCを完全に遮蔽し、書き込みトランジスタQ1のソ
ース不純物領域3wの殆どを遮蔽している。前記したよ
うに、これら下部電極7,ゲート電極5r,蓄積ノード
SNおよびソース不純物領域3wは蓄積ノードSNを構
成する。したがって、読み出しビット線RBLは、蓄積
ノードSNに対し直接的に容量結合が殆どされない。
【0038】図5(A)のメモリセルを行列状に多数配
置させたメモリセルアレイにおいて、図5(A)の読み
出しビット線RBLの左隣には、隣接メモリセルのキャ
パシタが配置される。このとき、この隣接メモリセルの
キャパシタの下部電極7,ノードコンタクトNCおよび
書き込みトランジスタQ1のソース不純物領域3wが、
図5(A)の読み出しビット線RBLと直接的に容量結
合しない。したがって、前記した第1の誤動作モードの
原因である、読み出しビット線RBLと蓄積ノードSN
の直接結合による誤動作が有効に防止される。すなわ
ち、図5(A)のメモリセルが“1”記憶で、隣接メモ
リセルが“0”記憶の場合、“1”記憶のメモリセルの
読み出しビット線RBLがセンスアンプの活性化により
ハイレベルに立ち上げられも、“0”記憶の隣接メモリ
セルの蓄積ノードSNが、図5(A)における読み出し
ビット線RBLの電位変化の影響を受けない。したがっ
て、センスアンプが反転誤動作することがない。
【0039】図5(A)の書き込みビット線WBLの右
隣には、隣接メモリセルの読み出しビット線RBLが配
置される。このとき、図5(A)の読み出しビット線R
BLは、同じセル内の書き込みビット線WBLに対して
は、直接、容量結合するが、この書き込みビット線WB
Lが隣接メモリセルの蓄積ノードSNに直接、容量結合
しない。したがって、前記した第2の誤動作モードの原
因である、読み出しビット線RBL電圧変化が、同じセ
ル内で0V固定の書き込みビット線WBLの電位を変動
させ、この電位変動が隣接メモリセルの蓄積ノードSN
を電位変動させることによる誤動作が有効に防止され
る。
【0040】なお、書き込みビット線WBLは、隣接メ
モリセルの読み出しビット線RBLと直接、容量結合す
るため、0V固定の書き込みビット線WBLの電位変動
が、“0”記憶の隣接メモリセルの読み出しビット線R
BLに影響を与えること自体は、本発明においても従来
技術においても同様である。したがって、第3の誤動作
モードにより、“1”記憶のメモリセルに隣接した
“0”記憶のメモリセルが誤動作しやすいという問題が
ある。しかし、従来技術では、図8(C)に示すよう
に、2つのビット線WBL,RBL間にノードコンタク
トNCが配置されることから、セル面積を縮小するにと
もなって読み出しビット線RBLと、隣接した書き込み
ビット線WBLとの距離が確保できない不利益があっ
た。これに対し、本発明のメモリセルでは、両ビット線
WBL,RBLがノードコンタクトNCより上層に配置
されることから、セル面積を縮小しても読み出しビット
線RBLと、隣接した書き込みビット線WBLとの距離
を確保しやすく、両者の直接的な結合容量を小さくでき
る利点がある。このため、第3の誤動作モードによるメ
モリセルの誤動作の可能性は低減されている。
【0041】第2実施形態 図6(A)は、第2実施形態に係るメモリセルの平面
図、図6(B)は図6(A)のA−A’線に沿った断面
図である。上記第1実施形態では電圧供給線VLが不純
物領域3rにより構成されていたが、第2実施形態に係
るメモリセルでは、電圧供給線VLがキャパシタCAP
とビット線WBL,RBLとの間の配線層からなる。す
なわち、このメモリセルでは、不純物領域3rが、ワー
ド方向のセル間で共通に配線されず、読み出しトランジ
スタQ2のゲート電極5rを挟んでほぼ対称に2つのセ
ル内で孤立した不純物領域3rからなる。読み出しトラ
ンジスタQ2より外側の一方の不純物領域3r上に、第
1層間絶縁膜6内に埋め込んだ導電プラグからなるビッ
トコンタクトBCrが形成され、他方の不純物領域3r
上に、第1層間絶縁膜6内に埋め込んだ導電プラグから
なるドレインコンタクトDCが形成されている。ドレイ
ンコンタクトDCは、第2層間絶縁膜9の途中まで上方
に延び、延長されている。キャパシタCAPとビット線
WBL,RBLとの中間の導電層を加工して形成された
電圧供給線VLが、このドレインコンタクトDC上に接
続して配置されている。具体的に、電圧供給線VLのパ
ターンは、書き込みワード線WWLの上層に平行に配置
され、セル間を共通に接続する部分と、その途中からビ
ット方向に延びる分岐部とからなる。分岐部は、読み出
しワード線RWLと読み出しビット線RBLとのオーバ
ラップ領域を遮蔽する位置まで延びている。他の構成は
第1実施形態と同様である。また、書き込みおよび読み
出し動作も第1実施形態と同様である。
【0042】このメモリセルでは、一定電圧(電源電圧
CC)で保持される電圧供給線VLが読み出しビット線
RBLと読み出しワード線RWLとの間に存在し、その
一方の電位変動が、他方に与える干渉を低減するように
作用する。いま、図3のメモリセルアレイにおいて、
“0”記憶のメモリセルM21を読み出す際に、非選択
のメモリセルM11,M31,…,MCn1,M22,
M23,…M2mが全て“1”記憶である場合を考え
る。選択された読み出しワード線RWL1はハイレベル
に立ち上げられるが、非選択の読み出しワード線RWL
2,RWL3,…,RWLmは0V固定である。しか
し、読み出し時のセンスアンプの活性化により読み出し
ビット線RBL1,RBL3,…,RBLnがハイレベ
ルに立ち上げられると、その電圧変化が、読み出しビッ
ト線RBL1,RBL3等と交差した非選択の読み出し
ワード線RWL2,RWL3,…,RWLmに干渉しよ
うとする。しかし、第2実施形態では、電圧供給線VL
が上記オーバラップ領域に延在するため、この干渉を妨
害する。このため、非選択ワード線RWL2,RWL
3,…,RWLmの電位は殆ど変動しない。非選択ワー
ド線RWL2,RWL3,…,RWLmの電位が変動す
ると、メモリセルM22,M23,…,M2mの蓄積ノ
ードSNの電位を変動させ、各読み出しトランジスタQ
2が瞬間的にオンしたり、オフリーク電流が増大する
が、本実施形態ではそのようなことがない。したがっ
て、読み出しビット線RBL2の電位はローレベルのま
ま上昇することなく0Vにスムーズに固定される。以上
より、本実施形態のメモリセルでは、非選択の読み出し
ワード線RWLを経由した第4の誤動作モードによる誤
読み出しが有効に防止される。なお、第1〜第3の誤動
作モードによる誤読み出しが防止されることは、前記し
た第1実施形態と同様である。
【0043】第3実施形態 図7(A)は、第3実施形態に係るメモリセルの平面
図、図7(B)は図7(A)のA−A’線に沿った断面
図である。この第3実施形態が第2実施形態と異なる点
は、電圧供給線VLがキャパシタCAPの下部電極7と
同じ階層の導電膜からなることである。このため、ドレ
インコンタクトDCは、第1層間絶縁膜6内に埋め込ま
れた導電プラグのみで形成され、その延長は不要であ
る。平面図で見た電圧供給線VLのパターンそのもの
は、第1実施形態と同様である。電圧供給線VLは、読
み出しビット線RBLと読み出しワード線RWLとの間
には介在しないが、読み出しワード線RWLの下にキャ
パシタの誘電膜8を介して存在する。このため、読み出
しビット線RBLと読み出しワード線RWLとのオーバ
ラップ領域で、読み出しワード線RWLの電位変動を小
さくするキャパシタが付加されている。他の構成は、第
2実施形態と同じであり、動作も第1,第2実施形態と
同様である。
【0044】このメモリセルでは、読み出しワード線R
WLの電位固定力を強めることにより第4の誤動作モー
ドにより誤読み出しを防止する。すなわち、図3のメモ
リセルアレイにおいて、読み出しビット線RBL1,R
BL3等がハイレベルに立ち上げられると、これらと交
差した非選択の読み出しワード線RWL2,RWL3,
…,RWLmの電位が変動しようとするが、読み出しワ
ード線RWL2,RWL3,…,RWLmの電位は、電
圧供給線VLの影響で変動し難い。また、変動があって
も、蓄積ノードSNに接続した下部電極7を一方電極と
するメモリセルのキャパシタCAPと、電圧供給線VL
を下部電極とする追加されたキャパシタとの容量比で分
配され、蓄積ノードSNの電位変動は低減される。した
がって、非選択の読み出しワード線RWL2,RWL
3,…,RWLmの電位変動自体が小さく、蓄積ノード
SNの電位変動はさらに小さいため、各読み出しトラン
ジスタQ2が瞬間的にオンしたり、オフリーク電流が増
大させるまでには至らない。以上より、本実施形態のメ
モリセルでは、非選択の読み出しワード線RWLを経由
した第4の誤動作モードによる誤読み出しが有効に防止
される。なお、第1〜第3の誤動作モードによる誤読み
出しが防止されることは、前記した第1実施形態と同様
である。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る半導体記憶装置では、ビッ
ト線がキャパシタより上層に形成され、加えて、読み出
しワード線が蓄積ノードをほぼ完全に覆っている。この
ため、ビット線が隣接したメモリセルの蓄積ノードに直
接、あるいは間接的に容量結合しない。したがって、読
み出し時のビット線の電圧変動が隣接したメモリセルの
蓄積ノードに干渉せず、蓄積ノードの予期しない電位変
動により隣接メモリセルの読み出しトランジスタがオン
したり、オフリーク電流が増大しない。その結果、読み
出し時に、たとえばローレベルのビット線がハイレベル
になってセンスアンプの判定基準電圧を上回ったり、差
動式センスアンプが増幅途中で反転することがなく、誤
動作が有効に防止される。
【0046】また、上層のビット線と読み出しワード線
との交差領域で、両者の間に一定電圧で保持された電圧
供給線が介在し、あるいは電圧供給線が読み出しワード
線に容量結合している。このため、ビット線と読み出し
ワード線との干渉が防止または低減される。その結果、
列方向の非選択メモリセルで蓄積ノードの予期しない電
位変動が有効に防止でき、それらメモリセルの読み出し
トランジスタがオンしたり、オフリーク電流が増大しな
い。その結果、読み出し時に、たとえばローレベルのビ
ット線がハイレベルになってセンスアンプの判定基準電
圧を上回ったり、差動式センスアンプが増幅途中で反転
することがなく、誤動作が有効に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る2トランジスタ−1キャパシタ
型メモリセルの第1の構成例を示す回路図である。
【図2】実施形態として本発明が適用可能な、2トラン
ジスタ−1キャパシタ型メモリセルの第2の構成例を示
す回路図である。
【図3】実施形態に係り、図1のメモリセルを用いたメ
モリセルアレイを示す回路図である。
【図4】実施形態として本発明が適用可能で、図2のメ
モリセルを用いたメモリセルアレイを示す回路図であ
る。
【図5】(A)は第1実施形態に係るメモリセルの平面
図である。(B)は(A)のA−A’線に沿った断面図
である。
【図6】(A)は第2実施形態に係るメモリセルの平面
図である。(B)は(A)のA−A’線に沿った断面図
である。
【図7】(A)は第3実施形態に係るメモリセルの平面
図である。(B)は(A)のA−A’線に沿った断面図
である。
【図8】(A)は従来技術の第1のセル構造例を示す平
面図である。(B)は(A)のB−B’線に沿った断面
図である。(C)は(A)のC−C’線に沿った断面図
である。
【図9】(A)は従来技術の第2のセル構造例を示す平
面図である。(B)は(A)のB−B’線に沿った断面
図である。(C)は(A)のC−C’線に沿った断面図
である。
【図10】従来技術の第3のセル構造例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1…半導体、2…素子分離絶縁層、3w,3r…不純物
領域、4…ゲート絶縁膜、5w,5r…ゲート電極、6
…第1層間絶縁膜、7…下部電極、8…誘電膜、9…第
2層間絶縁膜、MC…メモリセル、Q1…書き込みトラ
ンジスタ、Q2…読み出しトランジスタ、CAP…キャ
パシタ、SN…蓄積ノード、NC…ノードコンタクト、
BCw,BCr…ビットコンタクト、DC…ドレインコ
ンタクト、WWL…書き込みワード線、RWL…読み出
しワード線、WBL…書き込みビット線、RBL…読み
出しビット線、VL…電圧供給線、VCC…電源電圧。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源電圧または基準電圧で保持された電圧
    供給線と、読み出し時に電気的にフローティング状態と
    するビット線との間に接続され、ゲートが蓄積ノードに
    接続された読み出しトランジスタと、 読み出し時に電圧を印加して上記蓄積ノードの電位を変
    化させる読み出しワード線と上記蓄積ノードとの間に接
    続されたキャパシタとを有した半導体記憶装置であっ
    て、 上記ビット線が、上記キャパシタの上層に配置された半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】上記読み出しワード線が、上記キャパシタ
    の下部電極上に誘電膜を挟んで重なる上記キャパシタの
    上部電極を兼用し、上記ビット線の下層で、上記下部電
    極および上記読み出しトランジスタのゲート電極を覆う
    パターンにて上記ビット線と直交する方向に長く配置さ
    れた請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】上記電圧供給線が、上記ビット線と上記読
    み出しワード線との交差部分で、上記ビット線と上記読
    み出しワード線との間の階層に配置された請求項1記載
    の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】上記電圧供給線が、上記キャパシタの下部
    電極と同じ階層の導電層からなる請求項1記載の半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】上記読み出しワード線と上記ビット線が交
    差する領域で、上記誘電膜を挟んで上記電圧供給線の一
    部が上記読み出しワード線と重なった請求項4記載の半
    導体記憶装置。
  6. 【請求項6】上記読み出しトランジスタと、上記キャパ
    シタとを有したメモリセルが行列状に配置され、 行方向の隣接する2つの上記メモリセル間で、上記キャ
    パシタの間の領域上に上記ビット線が列方向に長く配置
    された請求項1記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】上記ビット線のほかに、書き込み時に上記
    蓄積ノードに書き込む電圧に対応した電圧が設定され、
    読み出し時に0Vで保持される書き込みビット線を有
    し、 上記キャパシタが上記書き込みビット線の下方領域で書
    き込みビット線に沿って長く配置された請求項1記載の
    半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】行列状に配置された複数のメモリセルを有
    し、 上記メモリセルそれぞれは、書き込みビット線と上記蓄
    積ノードとの間に接続され、ゲートが書き込みワード線
    に接続された書き込みトランジスタと、 上記電圧供給線と上記ビット線との間に接続され、ゲー
    トが上記蓄積ノードに接続された上記読み出しトランジ
    スタと、上記キャパシタとを有した請求項1記載の半導
    体記憶装置。
  9. 【請求項9】上記ビット線に上記書き込みトランジスタ
    が接続され、 上記ビット線は、上記書き込みビット線を兼用した請求
    項8記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】電源電圧または基準電圧で保持された電
    圧供給線とビット線との間に接続され、ゲートが蓄積ノ
    ードに接続された読み出しトランジスタと、 読み出し時に電圧を印加して上記蓄積ノードの電位を変
    化させる読み出しワード線と上記蓄積ノードとの間に接
    続されたキャパシタとを有した半導体記憶装置であっ
    て、 上記読み出しワード線が、上記キャパシタの下部電極上
    に誘電膜を挟んで重なる上記キャパシタの上部電極を兼
    用し、上記ビット線と直交する方向に長く配置され、 上記電圧供給線が、上記キャパシタの下部電極と同じ階
    層の導電層からなり、その一部が、上記読み出しワード
    線と上記ビット線が交差する領域で上記誘電膜を挟んで
    上記読み出しワード線と重なった半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】書き込みビット線と蓄積ノードとの間に
    接続され、ゲートが書き込みワード線に接続された書き
    込みトランジスタと、 上記電圧供給線とビット線との間に接続され、ゲートが
    上記蓄積ノードに接続された上記読み出しトランジスタ
    と、 読み出し時に電圧を印加して上記蓄積ノードの電位を変
    化させる読み出しワード線と上記蓄積ノードとの間に接
    続されたキャパシタとを有した半導体記憶装置であっ
    て、 上記読み出しビット線と上記書き込みビット線が平行に
    配置され、 上記キャパシタが、上記書き込みビット線の下方領域で
    上記書き込みビット線に沿って長く配置された半導体記
    憶装置。
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