JP2002093823A - 薄膜形成装置 - Google Patents

薄膜形成装置

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JP2002093823A
JP2002093823A JP2000279612A JP2000279612A JP2002093823A JP 2002093823 A JP2002093823 A JP 2002093823A JP 2000279612 A JP2000279612 A JP 2000279612A JP 2000279612 A JP2000279612 A JP 2000279612A JP 2002093823 A JP2002093823 A JP 2002093823A
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gas
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Koichi Haga
浩一 羽賀
Masahiro Noguchi
雅弘 野口
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理基板上への薄膜の形成を良好に行う。 【解決手段】 少なくとも1種類が放電により電離分解
された2種類以上のガスが成膜チャンバー1内で混合さ
れることにより、それらのガス中に含まれる薄膜を形成
する元素が成膜チャンバー1内で反応し、被処理基板6
上への薄膜の形成が行われる。これらのガスは、成膜チ
ャンバー1内で混合されるので、成膜チャンバー1内に
到達する以前の段階で反応して薄膜と同じ成分の微粒子
が形成されるということを防止でき、そのようにして形
成された微粒子がガス供給管2,3の内面などに付着す
るとともにある程度の大きさになった後に剥離脱落して
被処理基板6上に落下するということを防止でき、被処
理基板6上への均一な膜厚の薄膜形成を安定して行え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜を形成する元
素を含んだガスを放電により電離分解してイオン化さ
せ、イオン化された元素を反応させて被処理基板上に薄
膜を形成する薄膜形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被処理基板上に半導体薄膜、絶縁薄膜等
の薄膜を形成する薄膜形成装置の一つに、薄膜を形成す
る元素を含んだガスを放電により電離分解してイオン化
させ、イオン化された元素を反応させて薄膜を形成する
ようにしたものがある。
【0003】このような方式の薄膜形成装置では、従来
は、それぞれ薄膜を形成する元素を含む2種類のガス、
例えば、Moガス又は水素化金属ガスと、酸素、窒素、
塩素、メタン等のガスとを混合して成膜チャンバー内に
供給し、その後それらのガスを放電により電離分解して
必要なイオンを発生させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2種類のガス
を混合した後に成膜チャンバー内に供給し、その後に放
電により電離分解する方式の薄膜形成装置では、混合し
た2種類のガスを成膜チャンバー内に送る途中で薄膜を
形成する元素同士が反応し、薄膜と同じ成分の微粒子が
形成されてしまう場合がある。このようにして形成され
た微粒子は2種類の混合ガスを供給するパイプの内面な
どに付着し、付着した微粒子が次第に成長してある程度
の大きさに成長したときに剥離脱落し、被処理基板上に
落下する。そのような微粒子が被処理基板上に落下する
と、落下した微粒子の存在により被処理基板上に均一な
膜厚の薄膜を形成することが妨げられる。
【0005】そこで本発明は、薄膜を形成する元素を含
んだガスを放電により電離分解してイオン化させ、その
イオン化された元素を反応させることにより行う被処理
基板上への薄膜の形成を良好に行うことができる薄膜形
成装置を提供することを目的とする。
【0006】さらに本発明は、安価な構造の薄膜形成装
置を提供することを目的とする。
【0007】さらに本発明は、安定した放電を行うこと
ができる薄膜形成装置を提供することを目的とする。
【0008】さらに本発明は、成膜速度をアップさせる
ことができる薄膜形成装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
内部に被処理基板が配置される成膜チャンバーと、前記
成膜チャンバーに接続されて薄膜を形成する元素を含ん
だそれぞれ異なる種類のガスが供給される少なくとも2
本のガス供給管と、少なくとも1本の前記ガス供給管内
に対向配置された放電電極と、前記放電電極に接続され
た電源と、を有する。
【0010】ここで、ガス供給管内での放電は、全ての
ガス供給管内で行ってもよく、又は、一部のガス供給管
内でのみ行い他のガス供給管内では行わなくてもよい。
放電を全てのガス供給管内で行った場合には、各ガス供
給管内に供給されたガスが電離分解され、それらのガス
中の薄膜を形成する元素がイオン化される。そして、イ
オン化された元素が成膜チャンバー内で混合されること
により、それらの元素が反応して被処理基板上に薄膜が
形成される。また、放電を全てのガス供給管内で行わず
に一部のガス供給管内でのみ行った場合には、放電によ
り電離分解されてイオン化された元素と、電離分解され
ないガスとが成膜チャンバー内で混合されることにな
り、この場合でも、イオン化されている元素とイオン化
されていないガスの元素とが反応し、同じように被処理
基板上に薄膜が形成される。但し、混合する全てのガス
を電離分解した場合のほうが、薄膜を形成するための反
応は速やかである。
【0011】したがって、少なくとも1種類が放電によ
り電離分解された2種類以上のガスが成膜チャンバー内
で混合されることにより、それらのガス中に含まれる薄
膜を形成する元素が成膜チャンバー内で反応し、被処理
基板上への薄膜の形成が行われる。これらのガスは、成
膜チャンバー内で混合されるので、成膜チャンバー内に
到達する以前の段階で反応して薄膜と同じ成分の微粒子
が形成されるということが起こらず、そのようにして形
成された微粒子がガス供給管の内面などに付着するとと
もにある程度の大きさに成長した後に剥離脱落して被処
理基板上に落下するということが起こらず、被処理基板
上への均一な膜厚の薄膜形成を安定して行える。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の薄
膜形成装置において、前記ガス供給管における前記成膜
チャンバー内への開口部分では、一つの前記ガス供給管
が他の前記ガス供給管の外周を囲んでいる。
【0013】したがって、各ガス供給管内から成膜チャ
ンバー内に供給されたガスが成膜チャンバー内で速やか
に混合されることになり、ガス中における薄膜を形成す
る元素の反応を良好に行わせることができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の薄膜形成装置において、前記ガス供給管は、前記被
処理基板に近接した位置で開口されている。
【0015】したがって、ガス中の薄膜を形成する元素
を反応した直後に被処理基板上に薄膜として付着させる
ことができ、薄膜を形成する元素が被処理基板から離れ
た位置で反応して被処理基板上に薄膜として付着しない
微粒子が形成されることを防止できる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載の薄膜形成装置において、前記電源は
トランスであり、このトランスの二次側が前記放電電極
に接続されている。
【0017】したがって、放電を行うための電源として
トランスを用いることにより、電源として高周波電源を
用いる場合に比べて安価な薄膜形成装置となる。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4記載の薄
膜形成装置において、前記トランスの二次側の中点がア
ースされている。
【0019】したがって、放電が断続的に途切れたり、
放電が成膜チャンバーの壁面に向けて飛んだりすること
が防止され、安定した放電が行われる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
のいずれか一記載の薄膜形成装置において、前記被処理
基板がアースされている。
【0021】したがって、イオン化された元素が被処理
基板に向けてスムーズに導かれることとなり、被処理基
板上での薄膜の成膜速度がアップする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は、薄膜形成装置を示す縦断正面
図である。この薄膜形成装置は、成膜チャンバー1、2
本のガス供給管2,3、それぞれのガス供給管2,3内
に対向して配置された放電電極2a,2b,3a,3
b、電源として設けられたトランスであるネオントラン
ス4,5より構成されている。
【0023】成膜チャンバー1は、その内部に薄膜を形
成する対象物である被処理基板6が配置される部屋であ
り、載置台7が設けられ、この載置台7の上に被処理基
板6が載置されている。載置台7はアースされており、
これにより、載置台7上に載置されている被処理基板6
がアースされていることになる。
【0024】2本のガス供給管2,3は、一端側が成膜
チャンバー1内に挿入され、他端側には薄膜の形成に必
要なガスを貯留したガス供給源(図示せず)が接続され
ている。これらのガス供給管2,3は、少なくとも成膜
チャンバー1内における開口部分が、一方のガス供給管
3が他方のガス供給管2の外周を囲んだ二重管構造に形
成され、開口部分は被処理基板6に近接している。これ
らのガス供給管2,3は、ガラス、耐熱性の絶縁材料を
用いて形成されている。ガス供給管2に接続されたガス
供給源に貯留されているガスとしては例えばCO2であ
り、ガス供給管3に接続されているガス供給源に貯留さ
れているガスとしては例えば水素ガスをキャリアガスと
するジエチルジンク“Zn(C252”である。
【0025】ガス供給管2内には放電電極2a,2bが
対向配置され、これらの放電電極2a,2bはタングス
テン、ステンレス等により形成されている。放電電極2
aは丸棒状に形成されてガス供給管2の中央部に配置さ
れ、放電電極2bはガス供給管2の内周面に沿う円筒状
に形成されている。これらの放電電極2a,2bにはネ
オントランス4の二次側が接続され、ネオントランス4
の二次側の中点は、アースされている。ネオントランス
4の一次側には100Vの商用電源が接続されている。
【0026】ガス供給管3内には放電電極3a,3bが
対向配置され、これらの放電電極3a,3bはタングス
テン、ステンレス等により形成されている。このガス供
給管3はガス供給管2を囲む円筒状に形成されており、
放電電極3aはガス供給管2の外周面に沿う円筒状に形
成され、放電電極3bはガス供給管3の内周面に沿う円
筒状に形成されている。これらの放電電極3a,3bに
はネオントランス5の二次側が接続され、ネオントラン
ス5の二次側の中点は、アースされている。ネオントラ
ンス5の一次側には100Vの商用電源が接続されてい
る。
【0027】このような構成において、被処理基板6上
に薄膜形成を行う場合には、成膜チャンバー1内に設け
られている載置台7の上に被処理基板6を載置し、ガス
供給管2内へCO2を供給するとともに放電電極2a,
2b間に電圧を印加して放電電極2a,2b間で放電さ
せる。さらに、ガス供給管3内へZn(C252を供
給するとともに放電電極3a,3b間に電圧を印加して
放電電極3a,3b間で放電させる。
【0028】ここで、放電電極2a,2b間の放電、及
び、放電電極3a,3b間の放電の電源としてネオント
ランス4,5を用いており、電源として高周波電源を用
いる場合に比べて安価な薄膜形成装置となる。
【0029】また、これらのネオントランス4,5の二
次側の中点をアースしているので、放電が断続的に途切
れたり、放電が成膜チャンバー1の壁面に向けて飛んだ
りすることを防止でき、安定した放電を行える。
【0030】ガス供給管2内で放電が行われることによ
り、CO2が電離分解され、炭素イオンと酸素イオンと
が発生し、これらのイオン化された元素が成膜チャンバ
ー1内に供給される。また、ガス供給管3内で放電が行
われることにより、Zn(C 252が電離分解され、
亜鉛イオンと炭素イオンと水素イオンとが発生し、これ
らのイオン化された元素が成膜チャンバー1内へ供給さ
れる。
【0031】そして、成膜チャンバー1内では、薄膜
(ZnO膜)を形成する元素である酸素イオンと亜鉛イ
オンとが反応し、被処理基板6上に薄膜が形成される。
【0032】ここで、CO2とZn(C252とはそれ
ぞれ別個にガス供給管2,3から供給され、それぞれ各
ガス供給管2,3内で放電により電離分解されてイオン
化された後に成膜チャンバー1内で混合されるので、こ
れらのガスが成膜チャンバー1内に到達する以前の段階
で反応して薄膜と同じ成分の微粒子が形成されるという
ことが起こらず、そのようにして形成された微粒子が被
処理基板6上以外の部分に付着してある程度の大きさに
成長した後に剥離脱落して被処理基板6上に落下すると
いうことが発生せず、そのような落下により均一な膜厚
の薄膜形成が妨げられるということが発生しない。
【0033】さらに、ガス供給管2,3は二重管構造で
あるので、ガス供給管2,3から成膜チャンバー1内に
供給された酸素イオンと亜鉛イオンとの混合が促進さ
れ、薄膜を形成するためのイオン化された元素の反応が
促進される。
【0034】また、ガス供給管2,3は、被処理基板6
に近接した位置で開口されているので、薄膜を形成する
イオン化された元素が反応した直後に被処理基板6に薄
膜として付着させることができ、薄膜を形成するイオン
が被処理基板6から離れた位置で反応してしまい、被処
理基板6上に薄膜として付着しない微粒子になるという
ことを防止できる。
【0035】また、被処理基板6がアースされているこ
とにより、ガス供給管2,3内から被処理基板6へ向け
てイオンを流すことができ、これにより、被処理基板6
上での薄膜の形成速度をアップさせることができる。
【0036】なお、本実施の形態においては、2本のガ
ス供給管2,3を二重管構造とした場合を例に挙げて説
明したが、3本以上のガス供給管を多重管構造としても
よい。その場合には、各ガス供給管にはそれぞれ異なる
ガスが貯留されたガス供給源を接続しておき、それらの
ガスの中から必要なガスを選択して供給するようにす
る。これにより、ガス供給源の交換などを行うことな
く、様々な種類の薄膜を形成することができる薄膜形成
装置を得ることができる。
【0037】ここで、本実施の形態の薄膜形成装置を用
いて行った薄膜を形成した場合と、従来例で説明したよ
うに2つのガスを混合した後に放電してイオンを発生さ
せて薄膜を形成する従来手法の場合との試験結果を表1
に示す。なお、本実施の形態の薄膜形成装置を用いた試
験では、被処理基板6をアースした場合とアースしなか
った場合とについて行った。試験の条件は、以下のとお
りである。
【0038】ガス供給管2にはCO2を流し、管内圧力
が1333Paとなるように調節し、放電電圧3.6k
V(50Hz)を加えた。ガス供給管3には、水素ガス
をキャリアガスとしたジエチルジンク“Zn(C 25
2”を流した。被処理基板6としては、サファイア基板
(単結晶、α−Al23基板、C面)を使用した。被処
理基板6の温度を400℃とした。薄膜成長時の成膜チ
ャンバー1内の圧力を4.9×10-2Torrとした。
薄膜の成長時間を1時間とした。キャリア水素ガスの流
量を50cm3/minとした。CO2の流量を200c
3/minとした。
【0039】
【表1】
【0040】表1に示した試験結果からわかるように、
本実施の形態の薄膜形成装置を用いれば、従来手法に比
べて有効な薄膜形成を行える。特に、被処理基板6をア
ースすることにより成膜速度が著しく上昇することがわ
かる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明の薄膜形成装置によ
れば、少なくとも1種類が放電により電離分解された2
種類以上のガスが成膜チャンバー内で混合されることに
より、それらのガス中に含まれる薄膜を形成する元素が
成膜チャンバー内で反応し、被処理基板上への薄膜の形
成を行うことができ、これらのガスは、成膜チャンバー
内で混合されるので、成膜チャンバー内に到達する以前
の段階で反応して薄膜と同じ成分の微粒子が形成される
ということを防止でき、そのようにして形成された微粒
子がガス供給管の内面などに付着するとともにある程度
の大きさに成長した後に剥離脱落して被処理基板上に落
下するということを防止でき、被処理基板上への均一な
膜厚の薄膜形成を安定して行うことができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の薄膜形成装置において、前記ガス供給管における前
記成膜チャンバー内への開口部分では、一つの前記ガス
供給管が他の前記ガス供給管の外周を囲んでいるので、
各ガス供給管内から成膜チャンバー内に供給されたガス
を成膜チャンバー内で速やかに混合させることができ、
ガス中における薄膜を形成する元素の反応を良好に行わ
せることができる。
【0043】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の薄膜形成装置において、前記ガス供給管は、
前記被処理基板に近接した位置で開口されているので、
ガス中の薄膜を形成する元素を反応した直後に被処理基
板上に薄膜として付着させることができ、薄膜を形成す
る元素が被処理基板から離れた位置で反応して被処理基
板上に薄膜として付着しない微粒子が形成されることを
防止できる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれか一記載の薄膜形成装置において、前記
電源はトランスであり、このトランスの二次側が前記放
電電極に接続されているので、電源として高周波電源を
用いる場合に比べて安価な薄膜形成装置とすることがで
きる。
【0045】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の薄膜形成装置において、前記トランスの二次側の中
点がアースされているので、放電が断続的に途切れた
り、放電が成膜チャンバーの壁面に向けて飛んだりする
ことを防止でき、安定した放電及びその放電による安定
したガスの電離分解を行うことができる。
【0046】請求項6記載の発明によれば、請求項1な
いし5のいずれか一記載の薄膜形成装置において、前記
被処理基板がアースされているので、イオン化された元
素が被処理基板に向けてスムーズに導かれることとな
り、被処理基板上での薄膜の成膜速度をアップさせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の薄膜形成装置を示す縦
断正面図である。
【符号の説明】
1 成膜チャンバー 2,3 ガス供給管 2a,2b,3a,3b 放電電極 4,5 トランス 6 被処理基板
フロントページの続き (72)発明者 野口 雅弘 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂3 番地の1 東北リコー株式会社内 Fターム(参考) 4K030 AA11 AA14 AA17 BA47 CA05 CA12 EA06 FA03 5F045 AA08 AB22 AC09 AD08 AE17 AF09 BB02 BB08 BB09 BB14 DP03 EC08 EF02 EF08 EH13 EH18 EH19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に被処理基板が配置される成膜チャ
    ンバーと、 前記成膜チャンバーに接続されて薄膜を形成する元素を
    含んだそれぞれ異なる種類のガスが供給される少なくと
    も2本のガス供給管と、 少なくとも1本の前記ガス供給管内に対向配置された放
    電電極と、 前記放電電極に接続された電源と、を有する薄膜形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ガス供給管における前記成膜チャン
    バー内への開口部分では、一つの前記ガス供給管が他の
    前記ガス供給管の外周を囲んでいる請求項1記載の薄膜
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス供給管は、前記被処理基板に近
    接した位置で開口されている請求項1又は2記載の薄膜
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記電源はトランスであり、このトラン
    スの二次側が前記放電電極に接続されている請求項1な
    いし3のいずれか一記載の薄膜形成装置。
  5. 【請求項5】 前記トランスの二次側の中点がアースさ
    れている請求項4記載の薄膜形成装置。
  6. 【請求項6】 前記被処理基板がアースされている請求
    項1ないし5のいずれか一記載の薄膜形成装置。
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