JP2002093732A - 半導体ウエハの拡散装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体ウエハの拡散装置及び半導体装置の製造方法

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JP2002093732A
JP2002093732A JP2000280812A JP2000280812A JP2002093732A JP 2002093732 A JP2002093732 A JP 2002093732A JP 2000280812 A JP2000280812 A JP 2000280812A JP 2000280812 A JP2000280812 A JP 2000280812A JP 2002093732 A JP2002093732 A JP 2002093732A
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furnace
diffusion furnace
diffusion
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Takeshi Sakashita
武 坂下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウエハを拡散炉内に挿入する際に、炉
内に大気が巻き込まれるのを抑制できる半導体ウエハの
拡散装置及び半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る半導体ウエハの拡散装置
は、半導体ウエハ5の拡散処理又は酸化処理を行う拡散
炉1と、この拡散炉の一端に設けられた、拡散炉内に不
活性ガスを導入するガス導入口3と、拡散炉の他端に設
けられた、複数の半導体ウエハを並べて載置したボード
7を挿入する挿入口14と、拡散炉における挿入口近傍
の内壁に設けられた絞り部13と、拡散炉の外周に配置
されたヒータ9と、を具備する。上記絞り部13は、挿
入口14からボード7を挿入する際に、挿入口近傍にお
ける不活性ガスの一部の流れを、挿入口近傍をカーテン
状に覆うように変えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハにお
いて拡散工程又は酸化工程に使用する拡散装置、及び、
半導体ウエハに拡散又は酸化を行う半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の半導体ウエハの拡散装置
の概略を示す構成図である。半導体ウエハの拡散装置1
00はチューブ形状を有する石英製の縦型拡散炉101
を備えている。拡散炉101は、半導体ウエハ105の
主面の直径より大きい内径を有している。また、拡散炉
101の外周部には、炉外を囲むようにヒータ109が
配置されている。
【0003】拡散炉101の尾管側(一端)には窒素ガ
ス等の不活性ガスを矢印102のように炉内に導入する
ためのガス導入口103が設けられている。このガス導
入口103には不活性ガスを供給する配管(図示せず)
に接続されている。拡散炉101の頭管側(他端)に
は、複数の半導体ウエハ105を載置した石英製のボー
ド107を炉内に挿入するボード挿入口114が設けら
れている。
【0004】ボード107は、複数の半導体ウエハ10
5を所定の間隔をあけて上下に並べて載置するように構
成されている。ボード107の下部には図示せぬ蓋部が
取り付けられている。この蓋部は、ボード107を炉内
に収納することにより挿入口114を閉じるように構成
されている。
【0005】次に、上記半導体ウエハの拡散装置を用い
て、酸化工程をウエハに施す手順について説明する。
【0006】まず、ヒータ109により拡散炉101を
加熱すると共に、ガス導入口103から矢印102のよ
うに例えば窒素ガスを炉内に導入する。そして、拡散炉
101の内部を窒素ガスの雰囲気とすると共に、炉内の
温度を所定温度(例えば1000℃)まで昇温する。
【0007】この後、ボード107に複数の半導体ウエ
ハ105を載置し、このボード107を炉内に挿入す
る。そして、ボード107が完全に炉内に収納される
と、蓋部によってボード挿入口114が閉じられる。次
に、炉内温度が所定温度(例えば1000℃)になるま
での間、この状態で所定時間保持する。
【0008】次に、窒素ガスの炉内への導入を停止し、
所定濃度の酸素を含む酸化雰囲気ガスをガス導入口10
3から炉内に導入する。この後、この状態で所定時間保
持することにより、半導体ウエハ105の表面に酸化処
理を施す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
半導体ウエハの拡散装置100では、ウエハ105を炉
内に挿入する際に、炉内の温度を所定温度に保持してお
いても、炉内に大気を巻き込んでしまうことにより、炉
内の温度が所定温度より低下してしまう。このため、ウ
エハに酸化処理を施す前に、炉内温度が所定温度になる
までの間、そのままの状態で所定時間保持する必要があ
る。従って、このような保持時間がかかるのでスループ
ットが悪くなる。
【0010】また、炉内にウエハを挿入する際に巻き込
まれる大気の量も一定とは限らないので、その巻き込み
の大気量が多い場合には、拡散炉101の口元(ボード
挿入口114近傍)の温度が予定する以上に低下してし
まい、ウエハに酸化処理を施す時になっても炉内の温度
均一性が悪いことがある。これにより、ウエハ面内の温
度が不均一となり、この状態で酸化処理を行うと、ウエ
ハに形成される酸化膜の膜厚が不均一となったり、酸化
膜の膜質が低下することがある。
【0011】また、炉内にウエハを挿入する際に大気を
巻き込むことにより、炉内にボードを挿入した後にも、
ボードに載置された複数のウエハの相互間に大気が残留
してしまう。窒素ガスは炉内を矢印111のように流れ
るため、特にウエハ相互間は窒素ガスで置換されにく
い。従って、ボード挿入後のウエハに酸化処理を行う時
になっても、この残留大気が残留したままとなることが
ある。この状態で酸化処理を行うと、ウエハに形成され
る酸化膜の膜厚が不均一となったり、酸化膜の膜質が低
下することがある。
【0012】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、半導体ウエハを拡散炉内
に挿入する際に、炉内に大気が巻き込まれるのを抑制で
きる半導体ウエハの拡散装置及び半導体装置の製造方法
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る半導体ウエハの拡散装置は、半導体ウ
エハの拡散処理又は酸化処理を行う拡散炉と、この拡散
炉の一端に設けられた、拡散炉内に不活性ガスを導入す
るガス導入口と、拡散炉の他端に設けられた、複数の半
導体ウエハを並べて載置したボードを挿入する挿入口
と、拡散炉における挿入口近傍の内壁に設けられた絞り
部と、拡散炉の外周に配置されたヒータと、を具備し、
上記絞り部は、挿入口からボードを挿入する際に、挿入
口近傍における不活性ガスの一部の流れを、挿入口近傍
をカーテン状に覆うように変えるものであることを特徴
とする。
【0014】上記半導体ウエハの拡散装置によれば、ボ
ードに載置した半導体ウエハを炉内に挿入する際、挿入
口近傍の絞り部によって不活性ガスの流れを変え、挿入
口近傍をカーテン状に覆うように不活性ガスを流してい
る。このため、ウエハを炉内に挿入する時に炉内に大気
を巻き込むことを抑制することができる。また、絞り部
によって挿入口近傍をカーテン状に覆うように不活性ガ
スを流すことにより、ウエハを炉内に挿入する時に、そ
の不活性ガスによってウエハの相互間に存在する大気を
押し流して確実に置換すことができる。
【0015】また、本発明に係る半導体ウエハの拡散装
置において、上記絞り部は拡散炉の内壁に設けられた傾
斜面であることが好ましい。また、本発明に係る半導体
ウエハの拡散装置において、上記傾斜面の傾斜角は、4
0°以上50°以下であることが好ましい。
【0016】また、本発明に係る半導体ウエハの拡散装
置において、上記拡散炉は管形状を有することが好まし
い。また、本発明に係る半導体ウエハの拡散装置におい
ては、上記拡散炉の挿入口の内径が、拡散炉の中央部の
内径より小さいことが好ましい。また、本発明に係る半
導体ウエハの拡散装置においては、上記拡散炉の中央部
の内径と挿入口近傍の内径との差が2cm以上であるこ
とが好ましい。
【0017】本発明に係る半導体装置の製造方法は、半
導体ウエハを拡散炉内に挿入し、該半導体ウエハに拡散
又は酸化を行う半導体装置の製造方法であって、拡散炉
内を所定温度に昇温し、拡散炉内の一端から他端に向け
て不活性ガスを流す工程と、拡散炉の他端近傍における
不活性ガスの一部を、拡散炉の他端近傍をカーテン状に
覆うような流れに変えながら、複数の半導体ウエハを並
べて載置したボードを拡散炉の他端から拡散炉内に挿入
する工程と、を具備することを特徴とする。
【0018】上記半導体装置の製造方法によれば、拡散
炉の他端近傍における不活性ガスの一部を、拡散炉の他
端近傍をカーテン状に覆うような流れに変えながら、ボ
ードを拡散炉内に挿入している。このため、ウエハを炉
内に挿入する時に炉内に大気を巻き込むことを抑制する
ことができる。また、挿入口近傍をカーテン状に覆うよ
うに不活性ガスを流すことにより、ウエハを炉内に挿入
する時に、その不活性ガスによってウエハの相互間に存
在する大気を押し流して確実に置換すことができる。
【0019】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
において、上記不活性ガスの流れを変えるのは、拡散炉
における他端近傍の内壁に設けられた絞り部によること
が好ましい。また、本発明に係る半導体装置の製造方法
において、上記絞り部は拡散炉の内壁に設けられた傾斜
面であることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態による半導体ウエハの拡散装置の概略を示す構成図で
ある。
【0021】図1に示すように、半導体ウエハの拡散装
置10はチューブ形状を有する石英製の拡散炉1を備え
ている。拡散炉1は、半導体ウエハ5の主面の直径より
大きい内径を有している。また、拡散炉1の外周部に
は、炉外を囲むようにヒータ9が配置されている。
【0022】拡散炉1の尾管側(一端)には窒素ガス等
の不活性ガスを矢印2のように炉内に導入するためのガ
ス導入口3が設けられている。ガス導入口3には不活性
ガスを供給する配管(図示せず)に接続されている。拡
散炉1の頭管側(他端)には、複数の半導体ウエハ5を
並べて載置した石英製のボード7を炉内に挿入するボー
ド挿入口14が設けられている。
【0023】ボード7は、複数の半導体ウエハ5を所定
の間隔をあけて上下に並べて載置するように構成されて
いる。ボード7の下部には図示せぬ蓋部が取り付けられ
ている。この蓋部は、ボード7を炉内に収納することに
より挿入口14を閉じるように構成されている。
【0024】拡散炉1におけるボード挿入口14の内壁
には絞り部13が設けられている。絞り部13とは、チ
ューブ形状の拡散炉のボード挿入口14近傍が絞られた
部分であり、絞り部の内壁には傾斜面が形成されてい
る。傾斜面とは、絞り部より拡散炉の中央部側の内壁面
に対して傾斜していることである。この傾斜面の傾斜角
は90°未満であれば良いが、好ましい傾斜角は40°
〜50°である。
【0025】言い換えると、拡散炉1に絞り部13を設
けることは、拡散炉1の挿入口14近傍の内径を拡散炉
の中央部の内径より小さくすることである。拡散炉1の
中央部の内径と挿入口14近傍の内径との差は2cm以
上であることが好ましい。
【0026】このように拡散炉の挿入口近傍の内壁に絞
り部13を設けることにより、挿入口14から流れ出す
不活性ガスのうち一部の不活性ガスの流れを矢印12の
ように変えることができる。その結果、流れが変えられ
た不活性ガスによって挿入口14近傍をカーテン状に覆
うことができる。つまり、ボード7を炉内に挿入する
際、挿入口近傍をカーテン状に覆うように流れる不活性
ガスによってボードに載置したウエハ相互間に不活性ガ
スが流れ込み、そのウエハ相互間に残留する大気を不活
性ガスで置換することができる。
【0027】次に、上記半導体ウエハの拡散装置を用い
て、酸化工程又は拡散工程をウエハに施す手順について
説明する。
【0028】まず、ヒータ9により拡散炉1を加熱する
と共に、ガス導入口3から矢印2のように例えば窒素ガ
スを炉内に導入する。そして、拡散炉1の内部を窒素ガ
スの雰囲気とすると共に、炉内の温度を所定温度(例え
ば1000℃)まで昇温する。
【0029】この後、図1に示すように、ボード7に複
数の半導体ウエハ5を載置し、このボード7を炉内に挿
入する。この際、ガス導入口3から炉内に導入された窒
素ガスは、矢印11,12のように拡散炉内の尾管側
(一端)から頭管側(他端)に流されており、挿入口1
4近傍の絞り部13の傾斜面付近を流れる窒素ガスは、
その傾斜面によって矢印12のように流れる方向が変え
られる。つまり、拡散炉1内を流れる窒素ガスの向きを
絞り部の傾斜面によって、挿入するボード7の方向に変
え、挿入口近傍をカーテン状に覆うように窒素ガスの一
部を流している。従って、このカーテン状に流れる窒素
ガスによってウエハ挿入時に炉内に大気を巻き込むのを
抑制することができる。
【0030】次に、ボード7が完全に炉内に収納される
と、蓋部によってボード挿入口14が閉じられる。この
後、ガス導入口3の窒素ガスの炉内への導入を停止し、
所定濃度の酸素を含む酸化雰囲気ガスをガス導入口3か
ら炉内に導入する。次に、この状態で所定時間保持する
ことにより、半導体ウエハ5の表面に酸化処理を施す。
【0031】上記実施の形態によれば、ボード7に載置
したウエハ5を炉内に挿入する際、挿入口14近傍の絞
り部13の傾斜面を流れる不活性ガスの流れをその傾斜
面によって矢印12のように変え、挿入口近傍をカーテ
ン状に覆うように窒素ガスを流している。このため、ウ
エハを炉内に挿入する時に炉内に大気を巻き込むことを
抑制することができる。従って、所定温度に保持した炉
内温度が低下することを抑制することができ、拡散炉の
口元の保温性を高めることができる。その結果、ウエハ
を炉内に挿入した後、比較的直ぐにウエハに酸化処理又
は拡散処理を施すことができるので、従来の半導体ウエ
ハの拡散装置に比べてスループットを向上させることが
できる。
【0032】また、炉内にウエハ5を挿入する際、炉内
に巻き込まれる大気を抑制することができるので、拡散
炉1の口元(ボード挿入口14の近傍)の温度が低下す
るのを抑制することができる。従って、ウエハ5に酸化
処理又は拡散処理を施す時における炉内の温度均一性を
向上させることができる。これにより、ウエハ面内の温
度均一性が高められ、この状態で酸化処理を行うと、ウ
エハに形成される酸化膜の膜厚均一性を良くすることが
でき、酸化膜の膜質を向上させることができる。
【0033】また、炉内にウエハ5を挿入する際に炉内
に大気が巻き込まれるのを防ぐことにより、炉内にボー
ド7を挿入した後に、ボード7に載置された複数のウエ
ハ5の相互間に大気が残留することを抑制することがで
きる。つまり、ガス導入口3からの窒素ガスは図1に示
すように炉内を矢印11のように流れるため、特にウエ
ハ相互間は窒素ガスで置換されにくい。しかし、絞り部
の傾斜面によって挿入口14近傍をカーテン状に覆うよ
うに窒素ガスを流すことにより、ウエハ5を炉内に挿入
する時に、その窒素ガスによってウエハ5の相互間に存
在する大気を押し流して確実に置換すことができる。よ
って、ボード挿入後のウエハに酸化処理を行う時に、ウ
エハ相互間に大気が残留したままとなることを抑制でき
る。従って、ウエハに形成される酸化膜の膜厚均一性を
良くすることができ、酸化膜の膜質低下を抑制すること
ができる。
【0034】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
絞り部13の寸法、形状等は、前述した作用効果を奏す
るものであれば、種々変更可能である。
【0035】また、上記実施の形態では、本発明を縦型
の拡散炉に適用しているが、本発明を横型の拡散炉に適
用することも可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る半導体
ウエハの拡散装置によれば、挿入口近傍の絞り部によっ
て不活性ガスの流れを変え、挿入口近傍をカーテン状に
覆うように不活性ガスを流している。したがって、半導
体ウエハを拡散炉内に挿入する際に、炉内に大気が巻き
込まれるのを抑制することができる。
【0037】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
によれば、拡散炉の他端近傍における不活性ガスの一部
を、拡散炉の他端近傍をカーテン状に覆うような流れに
変えながら、ボードを拡散炉内に挿入している。したが
って、半導体ウエハを拡散炉内に挿入する際に、炉内に
大気が巻き込まれるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による半導体ウエハの拡散
装置の概略を示す構成図である。
【図2】従来の半導体ウエハの拡散装置の概略を示す構
成図である。
【符号の説明】
1,101…拡散炉 2,102…矢印 3,103…ガス導入口 5,105…半導体ウエハ 7,107…ボード 9,109…ヒータ 10,100…半導体ウエハの拡散装置 11,12,111…矢印 13…絞り部 14,114…ボード挿入口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハの拡散処理又は酸化処理を
    行う拡散炉と、 この拡散炉の一端に設けられた、拡散炉内に不活性ガス
    を導入するガス導入口と、 拡散炉の他端に設けられた、複数の半導体ウエハを並べ
    て載置したボードを挿入する挿入口と、 拡散炉における挿入口近傍の内壁に設けられた絞り部
    と、 拡散炉の外周に配置されたヒータと、 を具備し、 上記絞り部は、挿入口からボードを挿入する際に、挿入
    口近傍における不活性ガスの一部の流れを、挿入口近傍
    をカーテン状に覆うように変えるものであることを特徴
    とする半導体ウエハの拡散装置。
  2. 【請求項2】 上記絞り部は拡散炉の内壁に設けられた
    傾斜面であることを特徴とする請求項1記載の半導体ウ
    エハの拡散装置。
  3. 【請求項3】 上記傾斜面の傾斜角は、40°以上50
    °以下であることを特徴とする請求項2記載の半導体ウ
    エハの拡散装置。
  4. 【請求項4】 上記拡散炉は管形状を有することを特徴
    とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の半導体ウ
    エハの拡散装置。
  5. 【請求項5】 上記拡散炉の挿入口の内径が、拡散炉の
    中央部の内径より小さいことを特徴とする請求項4記載
    の半導体ウエハの拡散装置。
  6. 【請求項6】 上記拡散炉の中央部の内径と挿入口近傍
    の内径との差が2cm以上であることを特徴とする請求
    項5記載の半導体ウエハの拡散装置。
  7. 【請求項7】 半導体ウエハを拡散炉内に挿入し、該半
    導体ウエハに拡散又は酸化を行う半導体装置の製造方法
    であって、 拡散炉内を所定温度に昇温し、拡散炉内の一端から他端
    に向けて不活性ガスを流す工程と、 拡散炉の他端近傍における不活性ガスの一部を、拡散炉
    の他端近傍をカーテン状に覆うような流れに変えなが
    ら、複数の半導体ウエハを並べて載置したボードを拡散
    炉の他端から拡散炉内に挿入する工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記不活性ガスの流れを変えるのは、拡
    散炉における他端近傍の内壁に設けられた絞り部による
    ことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 上記絞り部は拡散炉の内壁に設けられた
    傾斜面であることを特徴とする請求項8記載の半導体装
    置の製造方法。
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