JPH09260363A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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Publication number
JPH09260363A
JPH09260363A JP9206396A JP9206396A JPH09260363A JP H09260363 A JPH09260363 A JP H09260363A JP 9206396 A JP9206396 A JP 9206396A JP 9206396 A JP9206396 A JP 9206396A JP H09260363 A JPH09260363 A JP H09260363A
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JP
Japan
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reaction tube
gas
pipe
wafer
tube body
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Application number
JP9206396A
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English (en)
Inventor
Naoto Nakamura
直人 中村
Ichiro Sakamoto
一郎 坂本
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP9206396A priority Critical patent/JPH09260363A/ja
Publication of JPH09260363A publication Critical patent/JPH09260363A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウェーハ面内の温度分布の均一性を向上させる
ことができる半導体製造装置を提供する。 【解決手段】反応管100は、反応管本体10と1本の
ガス導入管111を備える。ガス導入管111は反応管
本体10の外周面に沿ってらせん状に巻回されている。
ガス導入管111の上流側である下端部にガス導入管ガ
ス導入部121を設け、その下流側である上端は反応管
本体10の上部に設けられたシャワー室42の側壁に連
通させる。ガス導入管111が反応管本体10の外周面
に沿ってらせん状に巻回されているので、ガス導入管1
11内を流れるガスによる冷却の影響を分散させること
ができ、その結果、ウェーハの面内の温度分布が均一に
なって形成される酸化膜のウェーハの面内分布の均一性
が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置に関
し、特に半導体ウェーハの酸化、拡散、熱処理等の処理
を行う半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程の1つに、シリコンウェ
ーハ表面に熱酸化膜を形成する工程があり、この工程
は、例えば図3A、3Bに示す縦型の半導体製造装置を
使用して行われる。
【0003】図3Aは、従来の半導体製造装置1の断面
図であり、図3Bは図3AのX1−X1線断面図であ
る。
【0004】図3A、3Bに示すように、この半導体製
造装置1においては、中空のヒータ220内に均熱管2
30が設けられ、均熱管230内に反応管100が設け
られている。均熱管230は熱容量が大きい材料から構
成され炉内の温度均一性を保たせるために使用されてい
る。反応管100は断面円状の反応管本体10と1本の
ガス導入管20とを備えている。反応管本体10の上側
の天井板14上には上部ガス導入管40が設けられ、上
部ガス導入管40と天井板14とによりシャワー室42
が画成されている。シャワー室42内の天井板14は、
複数のガス分散孔32が設けられたガスシャワー板30
となっており、シャワー室42はガスシャワー板30を
介して反応管本体10内部に連通している。ガス導入管
20は、反応管本体10の外面に母線方向に沿って鉛直
方向に設けられており、その上流側である下端部にはガ
ス導入管ガス導入部21が設けられ、下流側である上端
は反応管本体10の上部に設けられたシャワー室42に
連通している。反応管本体10の下端近傍には排気管5
0が連通して設けられている。ガス導入管ガス導入部2
1は反応ガス供給源(図示せず。)に接続され、排気管
50は排気装置(図示せず。)に接続している。
【0005】ボート210が、ボートエレベータ(図示
せず。)により昇降されることにより、反応管本体10
内に導入され、反応管本体10から取り出されるように
なっている。ボート210はボートキャップ60上に立
設されており、ボートキャップ60は炉口蓋62上に設
けられている。反応管本体10の下端の周囲にはフラン
ジ12が設けられており、フランジ12と炉口蓋62と
の間にはO−リング64が挟まれており、反応管本体1
0を気密に封じている。
【0006】ボート210は4本のボート支柱212を
備えており、ボート支柱212には複数枚のウェーハ2
00が水平姿勢で多段に装填されており、ウェーハ20
0がボート210に装填された状態で酸化され、その表
面に酸化膜が形成されるようになっている。
【0007】ウェーハ200の酸化処理は、ヒータ22
0により炉内およびウェーハ200が酸化処理温度に加
熱保持された状態で、酸素ガスを、ガス導入管20によ
りシャワー室42に供給し、シャワー室42からガスシ
ャワー板30のガス分散孔32を介して反応管本体10
内に分散供給する。酸素ガスとウェーハ200とが反応
してウェーハ200の表面に酸化膜が形成される。反応
後のガスは排気管50を介して排気される。
【0008】反応ガス導入管20の長さは、反応管本体
10のヒータ220内および均熱管230内の長さとほ
ぼ同じ長さである。常温付近の温度でガス導入管ガス導
入部21から導入された酸素ガスは、ガス導入管20内
を通過中に加熱され、シャワー室42に達する頃には反
応管本体10内の温度やウェーハ200の温度とほぼ同
じ温度となって、反応管本体10内に導入されているも
のと考えられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガス導
入管ガス導入部21から導入されるのは、常温付近の酸
素ガスであるので、ガス導入管20の上流側ほど炉内と
は温度差が大きく、また炉内からの吸熱量も大きい。従
って、酸素ガスを一本のガス導入管20により供給する
と、ガス導入管20の上流側であるほど、ガス導入管2
0近傍でのウェーハ200の部分的な冷却が生じ、特に
ウェーハ面内の温度分布の不均一性を招いていた。そし
て、ウェーハの温度は酸化膜の成膜速度に影響を与える
ので、ウェーハ面内の酸化膜の膜厚の不均一性を招いて
いた。
【0010】従って、本発明の主な目的は、ウェーハ面
内の温度分布の均一性を向上させることができる半導体
製造装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、加熱手
段と、前記加熱手段内に設けられた反応管であって、前
記反応管の長手方向に所定の距離離間したガス導入部と
排気部とを有する反応管と、前記反応管の前記排気部側
から前記ガス導入部まで前記反応管の側壁に巻回されて
延在するガス導入管と、を備えることを特徴とする半導
体製造装置が提供される。
【0012】このようにすれば、ガス導入管内を流れる
ガスによる冷却の影響を分散させることができ、その結
果、温度分布の均一性が向上する。
【0013】ガス導入管の本数を1本とすることもで
き、複数本とすることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態の半導体製造装置に使用する反応管を説
明するための斜視図である。
【0016】本実施の形態において使用するヒータ22
0、均熱管230、ウェーハ200、ボート210、ボ
ート支柱212、ボートキャップ60、炉口蓋62、フ
ランジ12、O−リング64は図3を参照して説明した
ものと同じであるので、その説明は省略する。またこれ
らの構成要素と反応管100の位置関係も図3を参照し
て説明したものと同じである。
【0017】本実施の形態において使用される反応管1
00は、反応管本体10と1本のガス導入管111を備
えている。ガス導入管111は反応管本体10の外周面
に沿ってらせん状に巻回されている。ガス導入管111
の上流側である下端部にはガス導入管ガス導入部121
が設けられ、その下流側である上端は反応管本体10の
上部に設けられたシャワー室42の側壁に連通してい
る。このように、ガス導入管111が反応管本体10の
外周面に沿ってらせん状に巻回されているので、ガス導
入管111内を流れるガスによる冷却の影響を分散させ
ることができ、その結果、ウェーハの面内の温度分布が
均一になって形成される酸化膜のウェーハの面内分布の
均一性が向上する。
【0018】なお、反応管本体10の下端近傍には排気
管52が連通して設けられている。ガス導入管ガス導入
部121は反応ガス供給源(図示せず。)に接続され、
排気管52は排気装置(図示せず。)に接続している。
【0019】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態の半導体製造装置に使用する反応管を説
明するための斜視図である。
【0020】本実施の形態において使用するヒータ22
0、均熱管230、ウェーハ200、ボート210、ボ
ート支柱212、ボートキャップ60、炉口蓋62、フ
ランジ12、O−リング64は図3を参照して説明した
ものと同じであるので、その説明は省略する。またこれ
らの構成要素と反応管100の位置関係も図3を参照し
て説明したものと同じである。
【0021】本実施の形態において使用される反応管1
00は、反応管本体10と2本のガス導入管311、3
12を備えている。ガス導入管311、312は反応管
本体10の外周面に沿ってらせん状に巻回されている。
ガス導入管311、312の上流側である下端部にはガ
ス導入管ガス導入部321、322がそれぞれ設けら
れ、その下流側である上端は反応管本体10の上部に設
けられたシャワー室42の円周の2等分した位置にそれ
ぞれ連通している。このように、ガス導入管311、3
12が反応管本体10の外周面に沿ってらせん状に巻回
されているので、ガス導入管311、312内を流れる
ガスによる冷却の影響を分散させることができ、その結
果、ウェーハの面内の温度分布が均一になって形成され
る酸化膜のウェーハの面内分布の均一性が向上する。
【0022】なお、反応管本体10の下端近傍には排気
管51が連通して設けられている。ガス導入管ガス導入
部321、322は反応ガス供給源(図示せず。)に接
続され、排気管51は排気装置(図示せず。)に接続し
ている。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、反応管内の温度分布の
均一性が向上するので、ウェーハ等の被処理物の面内の
温度分布の均一性を向上させることができ、その結果、
ウェーハ等の被処理物上に形成される酸化膜厚などの均
一性が向上し、ひいては、デバイス特性の均一性が向上
し、歩留まりが向上する。
【0024】また、反応管の周囲にガス導入管を巻回さ
せて付設する構造であるので、制作費も安価であり、か
つ重量的にもあまり重くならず、メンテナンス時に作業
者が持ち運ぶのも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体製造装置に
使用する反応管を説明するための斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の半導体製造装置に
使用する反応管を説明するための斜視図である。
【図3】従来の半導体製造装置を説明するための図であ
り、図3Aは断面図、図3Bは、図3AのX1−X1線
断面図である。
【符号の説明】
1…半導体製造装置 10…反応管本体 14…天井板 30…ガスシャワー板 32…ガス分散孔 40…上部ガス導入管 42…シャワー室 50〜52…排気管 100…反応管 111、311、312……ガス導入管 121、321、322…ガス導入管ガス導入部 200…ウェーハ 210…ボート 212…ボート支柱 220…ヒータ 230…均熱管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱手段と、 前記加熱手段内に設けられた反応管であって、前記反応
    管の長手方向に所定の距離離間したガス導入部と排気部
    とを有する反応管と、 前記反応管の前記排気部側から前記ガス導入部まで前記
    反応管の側壁に巻回されて延在するガス導入管と、 を備えることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】前記ガス導入管が1本であることを特徴と
    する請求項1記載の半導体製造装置。
JP9206396A 1996-03-21 1996-03-21 半導体製造装置 Pending JPH09260363A (ja)

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JP9206396A JPH09260363A (ja) 1996-03-21 1996-03-21 半導体製造装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100398594B1 (ko) * 2001-07-03 2003-09-19 (주)영인테크 웨이퍼용 히팅장치
US6984267B2 (en) 1998-06-30 2006-01-10 Fujitsu Limited Manufacture system for semiconductor device with thin gate insulating film

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US6984267B2 (en) 1998-06-30 2006-01-10 Fujitsu Limited Manufacture system for semiconductor device with thin gate insulating film
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