JP2002093503A - 可撓性プリント基板接続用コネクタ - Google Patents

可撓性プリント基板接続用コネクタ

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JP2002093503A
JP2002093503A JP2000273798A JP2000273798A JP2002093503A JP 2002093503 A JP2002093503 A JP 2002093503A JP 2000273798 A JP2000273798 A JP 2000273798A JP 2000273798 A JP2000273798 A JP 2000273798A JP 2002093503 A JP2002093503 A JP 2002093503A
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Ichiro Kamata
一郎 鎌田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 FPCとワイヤハーネスとの接続を容易にす
ると共に、生産性や接続作業性を向上し生産コストを抑
えることができるようにするFPC接続用コネクタを提
供する。 【解決手段】 FPC接続用コネクタ1は、下部及び上
部コネクタハウジング2,3からなる。これらコネクタ
ハウジング2,3は、挟持部4とヒンジ部5と把持部6
とを備えて構成される。コネクタハウジング2,3の挟
持部4に位置するFPC50と対向する面のうち少なく
とも一方の面には、導体配線52と対応するように開口
部11aが形成され、この開口部11aを有する複数の
端子収容部11がコネクタハウジング内部に形成されて
いる。これら端子収容部11には、FPC50と電気的
に接続される電線21の芯線22の先端部に圧着接続さ
れた接続端子23が装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に自動車のコ
ンソールパネル内において使用される可撓性のプリント
基板(FPC:Flexible Printed Circuits)の回路配
線とワイヤハーネス(電線)とを電気的に接続するコネ
クタに関し、特に、コネクタの生産性・接続作業性を向
上することができるようにしたFPC接続用コネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等に搭載されるFPC
接続用のコネクタとしては、図9に示すようなコネクタ
が知られている。このコネクタ100は、主として自動
車のコンソールパネル内に設置されるメータ類の配線用
のコネクタとして使用されている。このコネクタ100
は、例えばメータ筐体101に形成された所定の大きさ
を有する嵌合穴にFPC107を挿入し、更に、コネク
タ110をその嵌合穴に嵌合して電気的接続を行う構造
を有している。即ち、FPC107は、例えばポリエチ
レンテレフタレート(PET)やポリエチレンナフタレ
ート(PEN)などからなる絶縁フィルム104の上
に、箔状の銅(Cu)等の導電材を印刷などして所定の
パターンを有する配線105を形成し、これら絶縁フィ
ルム104及び配線105の上に、更に回路保護部材と
して絶縁フィルム104と同じくPETやPEN等から
なるカバーレイ106を積層して構成されるが、嵌合穴
に挿入されるFPC107の末端(テイル部の先端)に
おいては、カバーレイ106は形成されておらず、配線
105が露出した状態となっている。一方、コネクタ1
10の内部に形成された端子収容孔111には、回路接
続用ハーネス112が収容されており、この回路接続用
ハーネス112の先端には、接続端子113が圧着等に
より接続されている。この接続端子113には、弾性接
触片114が設けられている。つまり、このコネクタ1
00は、コネクタ110を嵌合穴に嵌合することで、先
に挿入されたFPC107を嵌合穴内で挟み込み、露出
したFPC107の配線105を接続端子113の弾性
接触片114が嵌合穴の壁面に向かって押圧しつつ接触
するので、電気的導通を確保することができる構造を有
しているのである。
【0003】また、上記の方法以外に通常は、FPCの
配線と回路接続用ハーネスとを電気的に接続するため
に、FPCの配線と回路接続用ハーネス先端の露出した
配線とを直接溶接することにより接続したり、FPCの
配線に回路接続用ハーネスの配線が接続された接続端子
を圧力を加えつつかしめて圧接したり、FPCの配線に
回路接続用ハーネスの接続端子と嵌合する接続端子を溶
接や接着剤による接着により取り付けて接続端子同士を
接続したりすることで電気的導通を得る方法が知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たFPC接続用のコネクタ100の場合、例えばメータ
筐体101にコネクタ110を嵌合するための嵌合穴を
設けなければならず、コネクタ110の形状や仕様によ
っては、構造を全面的に変更したりする必要があるた
め、部品コスト等が上昇し、生産コストの増大を招くお
それがある。また、FPCと回路接続用ハーネスとを溶
接により接続する場合は、例えば超音波溶接装置や抵抗
溶接装置等の溶接設備が必要となり、圧接により接続す
る場合は、例えばかしめ装置等の圧力加工設備が必要と
なる。また、FPCの配線に接続端子を溶接により取り
付けるためには、上記溶接接続の場合と同様に溶接設備
が必要となり、接着剤により取り付けるためには、接着
剤を塗布するための装置や乾燥するための装置等の生産
設備が必要となる。これらの場合には、いずれも生産工
程が複雑となり、生産コストが上昇するおそれがある。
【0005】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、FPCとワイヤハーネスとの接続を容易にすると
共に、生産性や接続作業性を向上し生産コストを抑える
ことができるようにするFPC接続用コネクタを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る可撓性プ
リント基板接続用コネクタは、可撓性フィルムに導体配
線が形成された可撓性プリント基板の端部の前記導体配
線と、電線の芯線に接続された金属製の接続端子との電
気的接続を行うための可撓性プリント基板接続用コネク
タであって、先端側が前記可撓性プリント基板をその厚
み方向に挟持する挟持部、基端側が前記挟持部を開閉操
作するための把持部となるように互いにヒンジ結合され
ると共に、少なくとも一方が前記挟持部の前記可撓性プ
リント基板と対向する面に開口部を有し前記接続端子が
挿入され内部で係止される端子収容部を形成してなる一
対のコネクタハウジングと、これらコネクタハウジング
に常時、前記挟持部が前記可撓性プリント基板を挟持す
る向きの力を付与するバネとを具備してなることを特徴
とする。
【0007】前記可撓性プリント基板の端部には、好ま
しくは位置決め孔が形成され、前記一対のコネクタハウ
ジングの一方の挟持部には、前記可撓性プリント基板と
対向する面に前記位置決め孔に挿通される位置決め凸部
が形成され、前記一対のコネクタハウジングの他方の挟
持部には、前記可撓性プリント基板と対向する面に前記
可撓性プリント基板の位置決め孔を挿通した位置決め凸
部と嵌合する位置決め凹部が形成されている。
【0008】また、前記可撓性プリント基板の端部に
は、位置決め孔が形成され、この位置決め孔を介して前
記可撓性プリント基板の両面から前記可撓性プリント基
板に対して位置決めされた状態で互いに結合されるガイ
ド枠を更に備え、前記一対のコネクタハウジングは、前
記ガイド枠と嵌合されて前記可撓性プリント基板に対し
て位置決めされるものであることが望ましい。
【0009】この発明の可撓性プリント基板接続用コネ
クタによれば、先端側が可撓性プリント基板をその厚み
方向に挟持する挟持部及び基端側がこの挟持部を開閉操
作するための把持部となるように互いにヒンジ結合され
た一対のコネクタハウジングの少なくとも一方の挟持部
の可撓性プリント基板と対向する面に開口部を有し、接
続端子が挿入され内部で係止される端子収容部をコネク
タハウジング内部に形成し、これらコネクタハウジング
に常に挟持部が可撓性プリント基板を挟持する向きの力
を付与するバネを備えたコネクタを採用する。このた
め、可撓性プリント基板の端部の導体配線といずれかの
コネクタハウジングの端子収容部の内部に係止された接
続端子とを挟持部において挟着させ、電気的導通を確保
する事が可能となる。これにより、従来必要であった可
撓性プリント基板と電線等のワイヤハーネスとを接続す
るための溶接設備等の生産設備が不要となるため、可撓
性プリント基板とワイヤハーネスとの接続に関して生産
性や接続作業性の向上を図ることができ、生産コストを
大幅に削減することが可能となる。なお、例えば可撓性
プリント基板の端部に位置決め孔を形成し、一対のコネ
クタハウジングの挟持部の対向面に、それぞれこの位置
決め孔に挿通される位置決め凸部と位置決め凸部を嵌合
する位置決め凹部とを形成して可撓性プリント基板を挟
持すれば、可撓性プリント基板とコネクタの接続位置が
安定し、導体配線とワイヤハーネスとの更に確実な導通
を得ることができるようにすることもできる。同様の考
えで、可撓性プリント基板の端部に位置決め孔を形成
し、この位置決め孔を介して可撓性プリント基板の両面
から位置決めされた状態で互いに結合されるガイド枠を
備え、一対のコネクタハウジングの挟持部にこのガイド
枠を嵌合する切り欠きを形成して可撓性プリント基板を
挟持すれば、同様の効果を得る事ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1は、この発明の一実施例に係
るFPC接続用コネクタをFPCに接続した様子を示す
外観斜視図、図2は、図1のFPC接続用コネクタの分
解斜視図、図3は、このFPC接続用コネクタに接続さ
れるFPCを示す外観斜視図である。
【0011】図1に示すように、FPC接続用コネクタ
1は、上下に分割して設けられた板状の下部コネクタハ
ウジング2と上部コネクタハウジング3とからなる。こ
れら下部及び上部コネクタハウジング2,3は、それぞ
れ先端側から順にFPC50を挟持するための挟持部4
と、この挟持部4を構成する下部及び上部コネクタハウ
ジング2,3を上下方向に回動可能に連結するヒンジ部
5と、例えば人差し指と親指等を用いて挟持部4を開閉
操作するための把持部6とを備えて構成される。図2
は、上部コネクタハウジング3のみ表裏を逆転させた分
解斜視図である。なお、図において、一部の重複する部
品は省略してある。
【0012】コネクタハウジング2,3の挟持部4に位
置するFPC50と対向する面のうち少なくとも一方、
この例では上部コネクタハウジング3側の面には、FP
C50の絶縁フィルム51上に形成された導体配線52
と対応するように開口部11aが形成され、この開口部
11aを有する複数の端子収容部11がコネクタハウジ
ング内部に形成されている。これら端子収容部11に
は、FPC50と電気的に接続される電線21の芯線2
2の先端部に圧着接続された接続端子23が挿入され
る。なお、この接続端子23の先端側には、端子収容部
11の開口部11aから外部に突出して、導体配線52
に接触する弾性接触片23aが形成されている。電線2
1の引き抜き方向の抜けを防止するため、端子収容部1
1には接続端子23の凹部24と嵌合するハウジングラ
ンス部12が形成されている。また、上部コネクタハウ
ジング3の挟持部4のFPC50と対向する面の周縁部
の例えば4箇所には、位置決め用の突起13が形成され
ている。これと対向する下部コネクタハウジング2の挟
持部4のFPC50と対向する面の周縁部には、突起1
3と嵌合する位置決め用の孔14が形成されている。突
起13は、図3に示すように、FPC50の端部に形成
された位置決め用の孔53を貫通して対向する下部コネ
クタハウジング2側の孔14と嵌合し、これによりFP
C50に対するコネクタ1の位置決めがなされるように
なっている。
【0013】コネクタハウジング2,3は、挟持部4に
対する把持部6の肉厚を薄くし、対向面側の空間を広く
することにより、電線21の把持部6を経由する配線ス
ペースを広くするようにしている。ヒンジ部5は、上部
コネクタハウジング3の両側縁中央部に立設された回動
軸受15と、下部コネクタハウジング2の両側縁中央部
で、回動軸受15の内側に立設された回動軸受16と、
これらを回動自在に連結する回動軸17、ワッシャ18
及びEリング19等から構成される。
【0014】コネクタハウジング2,3の把持部6に位
置する対向面の両側縁部には、浅溝20が形成されてお
り、この浅溝20にU字形の板バネからなるバネ片7が
装着されている。バネ片7は、この把持部6を形成する
下部及び上部コネクタハウジング2,3をそれぞれ対向
方向と反対方向に開こうとする反力を発生させる。この
ため、ヒンジ部5を介した挟持部4の下部及び上部コネ
クタハウジング2,3はそれぞれ対向方向に押し付けら
れ、FPC50を挟持するための挟持力が発生する。
【0015】このように構成されたFPC接続用コネク
タ1と接続端子23とを接続する場合には、まず図4
(a)に示すように、把持部6をバネ片7のバネ圧に抗
して指等で上下から閉じる。これにより挟持部4が開く
ので、コネクタハウジング2,3の間にFPC50の端
部を挟み込み、位置決め用の孔53と突起13とを位置
合わせして把持部6を離す。これにより、同図(b)に
示すように、下部及び上部コネクタハウジング2,3が
FPC50を挟持し、端子収容部11の開口部11aか
ら僅かに露出された接続端子23の弾性接触片23aと
FPC50の導体配線52とが挟着され、電気的に接続
される。
【0016】上部コネクタハウジング3に形成された位
置決め用の突起13とFPC50に形成された孔53で
接続位置の位置決めをされ、バネ片7の反力により挟持
部4で発生した下部及び上部コネクタハウジング2,3
の挟持力により挟着されるため、電気的導通が確保され
る。このような構造のFPC接続用コネクタ1を採用す
ることにより、溶接設備等の生産設備や接着剤等の生産
材料を用いずにFPC接続用コネクタ1を生産すること
ができるため、生産性の向上を図ることが可能となると
共に、FPC接続用コネクタ1の把持部6を把持して簡
単にFPC50を挟み込みコネクタ接続をすることがで
きるため、接続作業性の向上も図ることが可能となる。
【0017】次に、この発明の他の実施例に係るFPC
接続用コネクタについて説明する。図5は、この実施例
に係るFPC接続用コネクタとFPCとを接続した状態
を示す斜視図、図6は、FPCに装着されるガイド枠の
分解斜視図、図7は、同じくガイド枠のFPCへの装着
状態を示す斜視図、図8は、コネクタ分解斜視図であ
る。
【0018】先の実施例では、コネクタ1に形成された
突起13とFPC50に設けられた孔53とによりコネ
クタ1とFPC50の位置決めを行ったが、この実施例
では、FPC60に予めガイド枠41を設けておき、こ
のガイド枠41を介してコネクタ31とFPC60の位
置決めを行うようにしている。
【0019】即ち、図6に示すように、FPC60の端
部の絶縁フィルム61には、ガイド枠41用の位置決め
孔63が形成されている。ガイド枠41は、FPC60
を上下から挟み込むようにFPC60に装着される上枠
42と下枠43とからなる。これら上枠42及び下枠4
3は、その平面形状がFPC60の端部側を解放側とす
るコの字に形成されている。両側壁部44,45は、先
端側から基端側へ所定の曲率をもって流線型に高さが高
くなる形状を有する。側壁部44,45は、それぞれ基
端側で矩形状の背面壁部46,47によって連結されて
いる。上枠42の側壁44の下端縁には、ロック片付き
位置決めピン48が突設され、下枠42の側壁45の上
端縁には、上枠42のピン48が嵌合する位置決め孔4
9が穿設されている。上枠42のピン48がFPC60
の位置決め孔63を貫通して下枠43の位置決め孔49
に嵌合することで、上枠42と下枠43とがFPC60
を間に挟んでFPC60に装着されることになる。
【0020】一方、FPC接続用コネクタ31を構成す
る上部コネクタハウジング33と、下部コネクタハウジ
ング32には、図8に示すように、ガイド枠41の上枠
42及び下枠43がそれぞれはまり込む切り欠き34,
35が形成されている。他の構成は、先の実施例と同様
であるため説明は割愛する。
【0021】即ち、このように構成されたFPC接続用
コネクタ31を用いてFPC60を挟持すると、FPC
60の導体配線62と端子収容部11に係止された接続
端子23とが、以下に説明するように接続される。ま
ず、FPC60の端部をガイド枠41で位置決めして挟
持する。次に、このガイド枠41を上部コネクタハウジ
ング33と下部コネクタハウジング32で位置決めして
挟持する。このとき、FPC60を挟持したガイド枠4
1の上枠42及び下枠43を上部及び下部コネクタハウ
ジング33,32にそれぞれ形成された切り欠き34,
35の位置に合わせて挟持することにより位置が決ま
る。なお、ガイド枠41を構成する上枠42及び下枠4
3は、上述したように、先端側から基端側へ所定の曲率
をもって流線型に高さが高くなる形状を有しており、上
部及び下部コネクタハウジング33,32の切り欠き3
4,35は、この上枠42及び下枠43に合わせてそれ
ぞれ切り欠かれており、且つバネ片7の反力によりガイ
ド枠41を挟み込むため、一旦上部及び下部コネクタハ
ウジング33,32でガイド枠41を挟持すると、FP
C60及び電線21に対して引き抜き方向への力を加え
てもガイド枠41とFPC接続用コネクタ31が簡単に
分離することはない。
【0022】このように、最初にガイド枠41で導体配
線62と接続端子23との第1の接続位置の位置決めを
され、次にガイド枠41を挟持する上部コネクタハウジ
ング33及び下部コネクタハウジング32で第2の接続
位置の位置決めをされるため、導体配線62と接続端子
23とが更に正確に位置決めされた上で挟着されて電気
的導通が確保される。このような構造のFPC接続用コ
ネクタ31を採用することにより、先の例と同様に、溶
接設備等の生産設備や接着剤等の生産材料を用いずにF
PC接続用コネクタ31を生産することができるため、
生産性の向上を図ることが可能となると共に、FPC接
続用コネクタ31の把持部4を把持して簡単にFPC6
0及びガイド枠41を挟み込みコネクタ接続をすること
ができるため、接続作業性の向上も図ることが可能とな
る。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の可撓性プ
リント基板接続用コネクタによれば、先端側が可撓性プ
リント基板をその厚み方向に挟持する挟持部及び基端側
がこの挟持部を開閉操作するための把持部となるように
互いにヒンジ結合された一対のコネクタハウジングの少
なくとも一方の挟持部の可撓性プリント基板と対向する
面に開口部を有し、接続端子が挿入され内部で係止され
る端子収容部をコネクタハウジング内部に形成し、これ
らコネクタハウジングに常に挟持部が可撓性プリント基
板を挟持する向きの力を付与するバネを備えたコネクタ
を採用する。このため、可撓性プリント基板の端部の導
体配線といずれかのコネクタハウジングの端子収容部の
内部に係止された接続端子とを挟持部において挟着さ
せ、電気的導通を確保する事が可能となる。これによ
り、従来必要であった可撓性プリント基板と電線等のワ
イヤハーネスとを接続するための溶接設備等の生産設備
が不要となるため、可撓性プリント基板とワイヤハーネ
スとの接続に関して生産性や接続作業性の向上を図るこ
とができ、生産コストを大幅に削減することが可能とな
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係るFPC接続用コネ
クタをFPCに接続した様子を示す外観斜視図である。
【図2】 図1のFPC接続用コネクタの分解斜視図で
ある。
【図3】 同FPC接続用コネクタに接続されるFPC
を示す外観斜視図である。
【図4】 同FPC接続用コネクタの側面一部断面図で
ある。
【図5】 この発明の他の実施例に係るFPC接続用コ
ネクタとFPCとを接続した状態を示す斜視図である。
【図6】 FPCに装着されるガイド枠の分解斜視図で
ある。
【図7】 同ガイド枠のFPCへの装着状態を示す斜視
図である。
【図8】 同FPC接続用コネクタの分解斜視図であ
る。
【図9】 従来のFPC接続用コネクタを示す側面一部
断面図である。
【符号の説明】
1…FPC接続用コネクタ、2…下部コネクタハウジン
グ、3…上部コネクタハウジング、4…挟持部、5…ヒ
ンジ部、6…把持部、7…バネ片、11…端子収容部、
12…ハウジングランス部、13…突起、14…孔、1
5,16…回動軸受、17…回動軸、18…ワッシャ、
19…Eリング、21…電線、22…芯線、23…接続
端子、24…凹部、41…ガイド枠、42…下枠、43
…上枠、50,60…FPC、51,61…絶縁フィル
ム、52,62…導体配線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性フィルムに導体配線が形成された
    可撓性プリント基板の端部の前記導体配線と、電線の芯
    線に接続された金属製の接続端子との電気的接続を行う
    ための可撓性プリント基板接続用コネクタであって、 先端側が前記可撓性プリント基板をその厚み方向に挟持
    する挟持部、基端側が前記挟持部を開閉操作するための
    把持部となるように互いにヒンジ結合されると共に、少
    なくとも一方が前記挟持部の前記可撓性プリント基板と
    対向する面に開口部を有し前記接続端子が挿入され内部
    で係止される端子収容部を形成してなる一対のコネクタ
    ハウジングと、 これらコネクタハウジングに常時、前記挟持部が前記可
    撓性プリント基板を挟持する向きの力を付与するバネと
    を具備してなることを特徴とする可撓性プリント基板接
    続用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記可撓性プリント基板の端部には、位
    置決め孔が形成され、 前記一対のコネクタハウジングの一方の挟持部には、前
    記可撓性プリント基板と対向する面に前記位置決め孔に
    挿通される位置決め凸部が形成され、 前記一対のコネクタハウジングの他方の挟持部には、前
    記可撓性プリント基板と対向する面に前記可撓性プリン
    ト基板の位置決め孔を挿通した位置決め凸部と嵌合する
    位置決め凹部が形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の可撓性プリント基板接続用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記可撓性プリント基板の端部には、位
    置決め孔が形成され、 この位置決め孔を介して前記可撓性プリント基板の両面
    から前記可撓性プリント基板に対して位置決めされた状
    態で互いに結合されるガイド枠を更に備え、 前記一対のコネクタハウジングは、前記ガイド枠と嵌合
    されて前記可撓性プリント基板に対して位置決めされる
    ものであることを特徴とする請求項1記載の可撓性プリ
    ント基板接続用コネクタ。
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