JP2002093282A - 押しボタン装置 - Google Patents

押しボタン装置

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JP2002093282A JP2000283699A JP2000283699A JP2002093282A JP 2002093282 A JP2002093282 A JP 2002093282A JP 2000283699 A JP2000283699 A JP 2000283699A JP 2000283699 A JP2000283699 A JP 2000283699A JP 2002093282 A JP2002093282 A JP 2002093282A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、筐体パネルにボタン部を容易に着
脱することができる押しボタン装置の構造を提供するこ
と。 【解決手段】 筐体パネルP1に開口するボタン穴1
1、ボタン穴11内に支持されるボタン部21、筐体パ
ネルP1のボタン穴11内に延長した段差部12上に当
接固定する固定部23およびボタン部21を固定部23
に連結支持して押下されたボタン部21を待機位置に復
帰させるヒンジ部24を備え、固定部23は、段差部1
2とその上部に跨るように開口する位置決め穴13内に
挿入される位置決め突起26と、棒状の取外し用治具4
0を挿し込み可能にボタン部21側の位置決め突起26
近傍に開口する取外し用穴35と、ボタン穴11の縁部
に係合部31を係合させる一対のフック25とを有し、
その係合部31は、ボタン部21から離隔する側に切欠
部33を設けて係合面32の縁に斜辺34を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押しボタン装置に
関し、詳しくは、筐体パネルへのボタン部の簡易な着脱
を実現したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音響機器や映像機器等の制御
装置あるいはスイッチ装置などに採用される押しボタン
装置が知られており、この押しボタン装置はスイッチを
ON/OFFなどするために一つあるいは二つ以上を配
置される。
【0003】この種の押しボタン装置としては、例え
ば、実開昭62−127625号公報あるいは実開平1
−146438号公報に記載されているものがあり、図
9および図10に示すように、メーク接点型スイッチS
を固定された基板Bに対面するように配置されるものが
広く使用されている。
【0004】この押しボタン装置は、基板B上のスイッ
チSに対面する位置の筐体パネルP1に開口するボタン
穴101内に、ボタン部111を上下方向に揺動可能に
取り付けられており、押下されたボタン部111の下面
に立設する突起112がスイッチSをON/OFFする
ように構築されている。
【0005】ボタン部111は、ボタン穴101の一端
側の筐体パネルP1に取付固定する固定部113にヒン
ジ部114を介して揺動可能に連結支持されており、押
下されてスイッチSをON/OFFしたボタン部111
を、ヒンジ部114がそのスイッチSから離隔する待機
位置に復帰させるようになっている。
【0006】固定部113は、筐体パネルP1をボタン
穴101内に延長した段差部102に下面側を当接させ
るとともに、その段差部102の両側の縁に一対のフッ
ク115を係合させるようになっており、この固定部1
13の下面から立設された位置決め突起116を段差部
102に開口する位置決め穴103内に差し込むことに
より、位置決め固定するようになっている。
【0007】なお、この押しボタン装置は、筐体パネル
P1の上に飾りパネルP2を取り付けてボタン部111
の周囲や固定部113を隠すようにして使用されるのが
一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の押しボタン装置にあっては、複数のボタン部
111毎に印刷や成型により表示されている数字あるい
は記号などの指定位置に一致するように組付け作業を行
う必要があるが、筐体パネルP1および飾りパネルP2
を固定した完成後の検査などで組付けミスが発見された
ときには、1個のボタン部111を交換する場合にも、
飾りパネルP2だけでなく、筐体パネルP1も装置本体
から外すなどしてから交換作業を行わなければならな
い。
【0009】また、ボタン部111を筐体パネルP1か
ら外すにしても、フック115のボタン穴101の縁部
との係合を解除するのは面倒な作業であり、無理に外そ
うとすると、フック115を破損したり、ヒンジ部11
4を損傷してしまうおそれがある。
【0010】さらに、ボタン部111は、図11(a)
に示すように、飾りパネルP2上で整列するように配置
されるのが一般的であるが、無理な負荷が加わると、高
精度に成形した場合でも、図11(b)、図11(c)
に示すように、飾りパネルP2から露出するボタン部1
11が待機位置に戻りきらずに傾斜してしまい外観性能
を劣化させてしまうことがある、という問題があった。
【0011】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、ボタン部を筐体パネルに容易に着脱
することができる押しボタン装置を提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の押しボタン装置
は、筐体パネルに開口するボタン穴と、前記ボタン穴内
で上下動可能に支持されるボタン部と、前記筐体パネル
の前記ボタン穴の一端側縁部に保持固定される固定部
と、前記ボタン部を前記固定部に連結支持して前記ボタ
ン部を押下された後に待機位置に復帰させるヒンジ部と
を備えて、前記固定部は、前記ボタン穴の一端側縁部に
おいて前記筐体パネルの上面に当接する当接面と、前記
ボタン穴の一端側縁部のうちの互いに対向する縁部にお
いて前記筐体パネルの下面に係合する一対のフックと、
前記当接面側から突出する位置決め突起とを有する一
方、前記筐体パネルは、前記固定部の前記位置決め突起
を挿入可能に開口して前記フック間方向に対して直交す
る方向において縁部を前記位置決め突起に対面させるこ
とにより前記位置決め突起の移動を制限する位置決め穴
を有する押しボタン装置であって、前記固定部には、前
記ボタン部側から取外し用治具を取り付ける取付部を形
成して、前記取外し用治具を前記フック間方向に対して
直交する方向に付勢することにより、前記筐体パネルの
前記ボタン穴の縁部との前記フックの係合を解除させる
程度に前記固定部自体を傾斜させることを可能にする一
方、前記筐体パネルは、前記取付部に前記取外し用治具
を取り付けられて前記固定部の傾斜される方向に降下す
る段差部を有して、前記段差部および前記段差部上部の
双方に前記固定部の前記位置決め突起に対面させる縁部
が位置するように前記位置決め穴を形成する構成を有し
ている。
【0013】この構成により、ボタン穴内にボタン部が
位置するように、固定部の位置決め突起をボタン穴の一
端側に位置する筐体パネルの位置決め穴内に挿入すると
ともに、フックをボタン穴の縁部に係合させることによ
り、容易に筐体パネルに取り付けることができる。この
とき、固定部は位置決め穴の縁部に位置決め突起を対面
衝止されるとともにフックがボタン穴の縁部と係合する
ことにより筐体パネルの延在方向(平面方向)に位置決
め固定される。
【0014】その一方で、筐体パネルの位置決め穴は、
段差部および段差部上部の双方にまたがるように形成さ
れているので、固定部は、位置決め突起をフック間と直
交する方向には回動させて傾斜することができる。この
ため、この固定部は取外し用治具をボタン部側から、す
なわち、筐体パネルP1を分解することなく取付部に取
り付けて容易に傾斜させることができ、この固定部の傾
斜によりフックを撓ませるなどして筐体パネルのボタン
穴の縁との係合を解除することができる。したがって、
筐体パネルの一面側、例えば、前面側から着脱作業を行
うことができ、フックを破損してしまったり、ヒンジ部
に無理な負荷をかけてボタン部を待機位置に復帰させる
付勢力を変化させて、整列性(外観性能)を劣化させて
しまうことがない。
【0015】本発明の押しボタン装置では、前記固定部
の前記フックは、前記固定部に立設されているフック本
体に前記筐体パネルの下面に対面して係合する係合部を
形成されており、前記係合部の係合面は、前記取外し用
治具による固定部の傾斜時に前記筐体パネルの下面に押
し付けられる側に向かって徐々に前記フック本体に近接
する係合斜辺を有する構成にするのが好ましい。
【0016】この構成により、フックは、取外し用治具
により固定部を傾斜されたときに、係合面の係合する面
積の小さい、筐体パネルの下面に押し付けられる側から
係合部が外れる。そして、フック本体から徐々に離隔す
る係合斜辺がそのボタン穴の縁に沿うように案内され
て、フック本体が撓まされ筐体パネルのボタン穴の縁と
の係合を解除される。したがって、固定部を傾斜させる
際に、小さな力でフックの係合部を筐体パネルのボタン
穴の縁部から外すことができ、フックの破損やヒンジ部
の劣化などをより確実に防止することができる。
【0017】さらに、本発明の押しボタン装置では、前
記筐体パネルに取り付けられて前記ボタン部の周囲を覆
う飾りパネルを備える場合には、前記ヒンジ部は、前記
待機位置を行き過ぎる位置まで前記ボタン部を戻す付勢
力を有する一方、前記飾りパネルに衝止されて前記ボタ
ン部を前記待機位置に位置決めする衝止部を設けるのが
好ましい。
【0018】この構成により、固定部の位置決め突起を
筐体パネルの位置決め穴内に挿入するとともにフックを
ボタン穴の縁部に係合させてボタン部を押下可能に筐体
パネルに取り付けた状態とした後に、飾りパネルが取り
付けられたときに、ヒンジ部により連結支持(付勢)さ
れているボタン部は、飾りパネルに衝止部が衝止された
状態で待機位置に位置決めされる。したがって、待機位
置がばらついてしまうことがなく、ボタン部は均一に飾
りパネルから露出して、整列性を向上させることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図5は本発明に係る押しボタン装置の第
1実施形態を示す図である。
【0020】図1および図2において、押しボタン装置
は、上述した従来技術と同様に、筐体パネルP1のボタ
ン穴11内で上下方向に揺動可能に支持するボタン部2
1を基板B上の接点型スイッチSに対面させており、ボ
タン部21を押下することにより、その下面の突起22
でスイッチSをON/OFFすることができる。なお、
この押しボタン装置は、ボタン部21に対応する文字等
の表示を施した飾りパネルP2を筐体パネルP1の上に
取り付けて、そのボタン部21の周囲や後述する固定部
23を覆うようになっており、そのボタン部21の周囲
には、ボタン部21と飾りパネルP2との隙間を埋める
(隠す)ように梁出し部29が形成されている。
【0021】ボタン部21は、ボタン穴11の一端側の
筐体パネルP1に取付固定する固定部23に、スイッチ
Sから離隔して待機位置に復帰する方向に付勢するU字
形状のヒンジ部24を介して揺動可能に連結支持されて
おり、これらボタン部21、固定部23およびヒンジ部
24は、ヒンジ部24に復元弾性力を発現させる樹脂材
料により一体成形されている。
【0022】固定部23は、筐体パネルP1をボタン穴
11内に延長して形成した段差部12の上面に下面(当
接面)を当接させるとともに、その段差部12の両側の
ボタン穴11の縁部下面(筐体パネルP1の下面)に一
対のフック25の係合部31の係合面32を対面させて
係合させることにより、筐体パネルP1を挟持して取り
付け固定するようになっている。
【0023】この固定部23は、筐体パネルP1に形成
される位置決め穴13内に差し込む位置決め突起26を
フック25の間の下面に立設されており、この位置決め
突起26のボタン部21側の近傍には、図3に示すよう
に、棒状の取外し用治具40を挿し込む取外し用穴(取
付部)35が形成されている。これに対して、筐体パネ
ルP1の位置決め穴13は、段差部12から段差部12
上部にまたがるように開口される一方、固定部23の位
置決め突起26もこの位置決め穴13の水平方向の開口
間隔に対応する厚さに形成されている。
【0024】したがって、固定部23は、フック25が
互いに対向する方向のボタン穴11の縁部に対面して移
動することが衝止(制限)されるとともに、フック25
間に対して直交する方向には位置決め突起26が位置決
め穴13の縁部に対面して移動することが衝止されるこ
とにより、筐体パネルP1の水平面内方向に位置決め固
定される。
【0025】また、この固定部23の位置決め突起26
は、フック25間に対する直交方向には上下に段差のあ
る位置決め穴13の縁部に対面しているので、それぞれ
の縁部から離隔する方向には移動すること、すなわち、
図2中反時計回りに回動することができ、固定部23は
傾斜することができる。このため、固定部23を傾斜さ
せることにより、係合部31の係合面32を筐体パネル
P1のボタン穴11の縁部の下面にボタン部21から離
隔する側より押し付けて、その係合部31が係合を解除
する方向に撓ませる力をフック25に作用させることが
できる。この固定部23の傾斜は、図4に示すように、
筐体パネルP1を装置本体から取り外すなどの分解作業
を行うことなく、取外し用穴35に取外し用治具40を
挿し込んで位置決め突起26に先端を押し付けて回動さ
せる方向に付勢するだけで容易に傾斜させることができ
る。
【0026】そして、固定部23のフック25は、係合
部31のボタン部21から離隔する側に切欠部33を形
成されており、係合部31は、この切欠部33を形成す
ることにより、係合面32の縁にボタン部21から離隔
する側に向かって固定部23側の基部(フック本体)に
近接する斜辺(係合斜辺)34が形成されている。
【0027】したがって、ボタン部21と飾りパネルP
2の表示が異なっている場合などに、そのボタン部21
を交換するときには、取外し用穴35に取外し用治具4
0を挿し込んで位置決め突起26に先端を押し付ける方
向に倒す(付勢する)だけで、固定部23を傾斜させて
引き上げる係合部31の係合面32の端から筐体パネル
P1のボタン穴11の縁部の下面に押し付けることがで
きる。このとき、図5(b)に示す従来技術のように、
係合部31が逃げることができずに無理な力が掛かって
しまうことなく、図5(a)に示すように、係合部31
の係合面32の斜辺34を、ボタン部21の反対側から
ボタン穴11の縁部に案内させつつ滑らせることがで
き、係合部31の係合面32をボタン穴11の縁部の下
面から離脱する方向に逃がすようにフック25を小さな
力で撓ませて係合を解除することができる。
【0028】このように本実施形態においては、飾りパ
ネルP2を外して、取外し用治具40を取外し用穴35
に挿し込んで倒すだけで、筐体パネルP1を外すことな
く、固定部23を傾斜させてフック25を無理なく撓ま
せることができ、筐体パネルP1のボタン穴11の縁部
とのフック25の係合をスムーズに解除することができ
る。したがって、過大な力を加えてしまってフック25
やヒンジ部24を破損してしまうことなく、筐体パネル
P1の前面側から着脱作業を短時間に行うことができ、
ボタン部21を整列する場合でもその外観性能を劣化さ
せてしまうことがない。
【0029】次に、図6および図7は本発明に係る押し
ボタン装置の第2実施形態を示す図である。なお、本実
施形態は、上述実施形態と略同様に構成されているの
で、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分を説明
する。
【0030】図6において、押しボタン装置は、ボタン
部21の周囲に形成された梁出し部29の固定部23か
ら最も離隔する位置に、ボタン部21側に突出する衝止
突起36が形成されており、この衝止突起36は、飾り
パネルP2に当接するようにヒンジ部24に付勢されて
いる梁出し部29の上に突出しているので、ヒンジ部2
4による付勢が緩和する前に飾りパネルP2に衝止され
ることになる。
【0031】このため、図7に示すように、ボタン部2
1は、その衝止突起36が飾りパネルP2に衝止される
位置に位置決めされて、その位置が押下されるのを待機
する待機位置となり、ヒンジ部24は、その待機位置を
行き過ぎる位置までボタン部21を付勢するように設定
される。
【0032】したがって、ヒンジ部24は、ボタン部2
1を付勢する付勢力が着脱作業や成形精度などにより多
少ばらついたとしても、その影響が衝止突起36の高さ
h以下であれば、そのばらつきを吸収して飾りパネルP
2に突き当てて衝止させることができ、待機位置に確実
に位置決めすることができる。
【0033】このように本実施形態においては、上述実
施形態による作用効果に加えて、ボタン部21は、筐体
パネルP1に着脱するなどしてヒンジ部24の付勢力が
多少ばらついたとしても、飾りパネルP2から安定して
露出させて待機させることができ、複数のボタン部21
を均一の高さで飾りパネルP2から露出させた状態に整
列させることができる。したがって、整列するボタン部
21の外観性能の信頼性をより向上させることができ
る。
【0034】また、本実施形態の他の態様としては、図
8に示すように、ボタン部21の上面21aを、梁出し
部29に衝止突起36を形成することにより傾斜する角
度α分だけ削って飾りパネルP2に対して水平にしても
よく、より綺麗に仕上げることもできる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、固定部
の位置決め突起を筐体パネルの位置決め穴内に挿入する
とともにフックをボタン穴の縁部に係合させるだけで、
固定部がヒンジ部を介して連結支持するボタン部を筐体
パネルのボタン穴内で上下動可能に容易に取り付けるこ
とができ、筐体パネルから取り外す際には、取外し用治
具を取り付けて固定部を傾斜させるだけで、筐体パネル
のボタン穴の縁部とのフックの係合を解除することがで
きる。
【0036】したがって、筐体パネルを分解することな
く、その前面側から着脱することができ、フックを破損
してしまったり、ヒンジ部を損傷させ外観性能を劣化さ
せてしまうことがない、という優れた効果を有する押し
ボタン装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押しボタン装置の第1実施形態の
概略全体構成を示す分解斜視図
【図2】その組立構造を示す一部断面側面図
【図3】その取外しを説明する一部断面側面図
【図4】その図3に続く要部の側面図
【図5】その要部における作用を説明する一部拡大斜視
【図6】本発明に係る押しボタン装置の第2実施形態の
概略全体構成を示す分解斜視図
【図7】その組立構造を示す側面図
【図8】その他の態様を示す側面図
【図9】その従来技術を示す一部断面側面図
【図10】その分解斜視図
【図11】その課題を説明する側面図
【符号の説明】
11 ボタン穴 12 段差部 13 位置決め穴 21 ボタン部 21a 上面 23 固定部 24 ヒンジ部 25 フック 26 位置決め突起 31 係合部 32 係合面 33 切欠部 34 斜辺 35 取外し用穴 36 衝止突起 40 取外し用治具 P1 筐体パネル P2 飾りパネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体パネルに開口するボタン穴と、前記
    ボタン穴内で上下動可能に支持されるボタン部と、前記
    筐体パネルの前記ボタン穴の一端側縁部に保持固定され
    る固定部と、前記ボタン部を前記固定部に連結支持して
    前記ボタン部を押下された後に待機位置に復帰させるヒ
    ンジ部とを備えて、 前記固定部は、前記ボタン穴の一端側縁部において前記
    筐体パネルの上面に当接する当接面と、前記ボタン穴の
    一端側縁部のうちの互いに対向する縁部において前記筐
    体パネルの下面に係合する一対のフックと、前記当接面
    側から突出する位置決め突起とを有する一方、 前記筐体パネルは、前記固定部の前記位置決め突起を挿
    入可能に開口して前記フック間方向に対して直交する方
    向において縁部を前記位置決め突起に対面させることに
    より前記位置決め突起の移動を制限する位置決め穴を有
    する押しボタン装置であって、 前記固定部には、前記ボタン部側から取外し用治具を取
    り付ける取付部を形成して、前記取外し用治具を前記フ
    ック間方向に対して直交する方向に付勢することによ
    り、前記筐体パネルの前記ボタン穴の縁部との前記フッ
    クの係合を解除させる程度に前記固定部自体を傾斜させ
    ることを可能にする一方、 前記筐体パネルは、前記取付部に前記取外し用治具を取
    り付けられて前記固定部の傾斜される方向に降下する段
    差部を有して、前記段差部および前記段差部上部の双方
    に前記固定部の前記位置決め突起に対面させる縁部が位
    置するように前記位置決め穴を形成することを特徴とす
    る押しボタン装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部の前記フックは、前記固定部
    に立設されているフック本体に前記筐体パネルの下面に
    対面して係合する係合部を形成されており、前記係合部
    の係合面は、前記取外し用治具による固定部の傾斜時に
    前記筐体パネルの下面に押し付けられる側に向かって徐
    々に前記フック本体に近接する係合斜辺を有することを
    特徴とする請求項1に記載の押しボタン装置。
  3. 【請求項3】 前記筐体パネルに取り付けられて前記ボ
    タン部の周囲を覆う飾りパネルを備えて、 前記ヒンジ部は、前記待機位置を行き過ぎる位置まで前
    記ボタン部を戻す付勢力を有する一方、 前記飾りパネルに衝止されて前記ボタン部を前記待機位
    置に位置決めする衝止部を設けたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の押しボタン装置。
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