JP2001252887A - 組立ロボット - Google Patents

組立ロボット

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JP2001252887A
JP2001252887A JP2000063118A JP2000063118A JP2001252887A JP 2001252887 A JP2001252887 A JP 2001252887A JP 2000063118 A JP2000063118 A JP 2000063118A JP 2000063118 A JP2000063118 A JP 2000063118A JP 2001252887 A JP2001252887 A JP 2001252887A
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JP
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robot
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JP2000063118A
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English (en)
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Hidetoshi Yamamoto
秀利 山本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立ロボットにおけるロボットハンドの保持
爪によって上ケースを被せると共に組立後のワークをこ
の保持爪を兼用して搬出できるようにした組立ロボット
を提供する。 【解決手段】 ロボットハンド1には開閉作動する保持
爪6,7を設けると共に、上ケース22を押さえる押え
部材11を設け、保持爪6,7により上ケース22を保持し
て下ケース21上に載置して組み立てを行い、押え部材11
によって上ケース22を下ケース21に向けて押えた状態
で、保持爪6,7による上ケース22の保持を解放した
後、該保持爪6,7によって下ケース21を保持して組立
後のワーク20を排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カートリッジ
等のワークの組み立てにおいて、その下ケースに対して
各種部品を順次組み付けた後、上ケースを被せてから組
立後のワークを排出する組立ロボットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、磁気カートリッジの組み立て
は、ケースが上下のハーフに分割され、下ケースに磁気
テープを巻回したテープリールを載置し、その中心部に
ブレーキ機構の解除部材と回転制止部材とブレーキスプ
リングを順にセットし、ケースの周壁にライトプロテク
タを、磁気テープ挿通用の開口部分の近傍にピン押さえ
バネを、開口部分にドアスプリングを装着したドアをそ
れぞれ組み込んだ後に、上ケースを載置して仮組立を行
い、これを次工程のネジ締め装置に搬送して上下ケース
をネジの締め付けによって締結し、さらに磁気テープの
先端部にリーダピンを固着することによって行う。
【0003】上記のようなワークの組み立てを組立ロボ
ットを使用して自動組立を行う場合に、下ケース上に上
ケースを被せるときには、ブレーキスプリングが突出し
ていて、このスプリングを押さえ付けるように上ケース
を被せる必要があるし、ワーク排出時においてもネジ締
めがされておらず、上ケースを押える力が途中で解除さ
れると上ケースが浮き上がって傾いてずれたりするの
で、別途に押えローラ等を有する排出機構を付設し、ワ
ークを押さえ付けたまま組立ロボットから排出すること
が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような組立ロボ
ットでは、別途に押えローラ等を有する排出機構を付設
しなければならず、機構が複雑でコスト的にも不利とな
る。
【0005】そこで本発明は上記点に鑑みてなされたも
のであり、ロボットハンドの保持爪によって上ケースを
載置すると共に組立後のワークをこの保持爪を兼用して
排出できるようにした組立ロボットを提供せんとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の組立ロボットは、ロボットハンドに、開閉作動する
保持爪を設けると共に、上ケースを押さえる押え部材を
設け、前記保持爪により上ケースを保持して下ケース上
に載置して組み立てを行い、押え部材によって上ケース
を下ケースに向けて押えた状態で、保持爪による上ケー
スの保持を解放した後、該保持爪によって下ケースを保
持して組立後のワークを排出することを特徴とするもの
である。
【0007】なお、前記下ケースおよび上ケースは組立
時の上下位置関係を示し、製品となったワークの上下ケ
ース部分を示すものとは限らない。
【0008】
【発明の効果】上記のような本発明によれば、ロボット
ハンドは開閉作動する保持爪を有すると共に上ケースを
押さえる押え部材を有し、保持爪により上ケースを保持
して下ケース上に載置して組み立てを行い、押え部材に
よって上ケースを下ケースに向けて押えた状態で、保持
爪による上ケースの保持を解放し保持爪を兼用して下ケ
ースを保持して組立後のワークを排出するようにしたこ
とにより、下ケース上に上ケースを載置するときにはス
プリング部品が突出していてもそれを押さえ付けるよう
に上ケースを被せることができ、排出時においても上ケ
ースを押える力を維持して上ケースが浮き上がって傾い
てずれたりすることなく、また、別途に押えローラ等を
有する排出機構を付設することなく、ワークを押さえ付
けたまま組立ロボットから効率よく排出することがで
き、機構の簡素化を図ってコスト的にも有利となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1は一つの実施の形
態にかかる組立ロボットにおけるロボットハンド部分を
示し、ワークの上ケースを保持した状態の正面図、図2
はロボットハンド部分の平面図、図3は図1のA−A線
に沿う断面平面図、図4はロボットハンド部分の右側面
図である。
【0010】本実施形態の組立ロボットにおけるロボッ
トハンド1は平行ハンドであって、本体部2の先端(下
部)に互いに開閉移動する2つの可動部3,4を有し、
この可動部3,4は本体部2に内蔵したアクチュエータ
(図示せず)によって平行に中心位置から等距離に接離
移動するように駆動される。また、組立ロボットの全体
は示していないが、公知の多軸多関節を有するアームの
先端部に上記ロボットハンド1が取り付けられ、上下方
向、前後方向、左右方向、回転方向および斜め方向など
の多方向に移動可能である。
【0011】このロボットハンド1によって組み立てる
ワーク20は、例えば磁気カートリッジであって、パレ
ット23上に上向きに載置された下ケース21に各種部
品を組み付けた後、同様にパレット23上に下向きに載
置された上ケース22を保持して、上記下ケース21上
に被せるように載置して組み立てを完了し、この組立後
のワーク20を保持して排出する。なお、図示していな
いが、下ケース21の中心部にはスプリング部品が組み
付けられ、このスプリング部品を押さえ付けながら上ケ
ース22を載置する。
【0012】前記ロボットハンド1の両可動部3,4に
は、それぞれ対となる左右保持爪6,7が取り付けら
れ、対向して開閉移動される。両保持爪6,7は基部6
a,7aが前記可動部3,4の外側に取付ネジ5によっ
て固着され、基部6a,7aの下端から左右外側に延び
てから下方に延びる棒状の延長部6b,7bの下端部
に、フック状の保持部6c,7cがそれぞれ形成されて
いる。この保持部6c,7cは内側に屈曲した内端面
が、図1に示すように、左右保持爪6,7の閉作動に伴
って上ケース22の側面に当接して保持可能に設けられ
ている。また、保持部6c,7cの上面が、後述の図7
に示すように、下ケース21の側縁部下面に係合して保
持可能に設けられている。
【0013】また、前記本体部2には、水平方向の支持
プレート8が取り付けられる。この支持プレート8は平
板状で、中央に形成された矩形状の開口8aを前記本体
部2が上下方向に貫通し、この開口8aの1辺に沿って
立設された取付片8bが取付ネジ9によって本体部2に
固着されている。支持プレート8の前部中央および後部
両側の3個所には、ロッド10が上下移動可能に保持さ
れる。該ロッド10は支持プレート8の下面に固着され
た筒状ホルダー12の中心部および支持プレート8の透
孔8cを貫通して上下方向に伸び、各ロッド10の下端
部は押え部材11に連結されている。
【0014】押え部材11は前記ロッド10によって水
平状態で上下移動可能に支持され、その平面形状は図3
に示すように略U字状で、各ロッド10が接続された前
部中央および後部両側の3個所には上ケース22の上面
に当接可能な当接部11aが形成されている。この当接
部11aは外側端部が下方に折れ曲がって上ケース22
の側面に当接可能となっている。また、前記ロッド10
の外周にはホルダー12と押え部材11との間に押えス
プリング13が縮装され、押え部材11を下方に付勢し
ている。なお、前記押え部材11は図示しないストッパ
ーによって下端位置が規制される。
【0015】上記のようなロボットハンド1によるワー
ク20の組み立て排出を、図1および図5〜図7の工程
順に沿って説明する。まず、図1が上ケース22を保持
した状態である。パレット23上に下ケース21と並ん
でセットされた上ケース22に対してロボットハンド1
が横方向に移動して下降し、上ケース22の上面に押え
部材11の当接部11aを当接させて押えると共に、上
ケース22の側面に保持部6c,7cの先端が位置した
状態で左右保持爪6,7を閉作動して該上ケース22の
側面を挟持する。その後ロボットハンド1を上昇作動す
ると共に横移動させ、下ケース21上に移動させた状態
が図1である。この図1の状態からロボットハンド1を
下降作動し、保持した上ケース22を下ケース21上に
被せるように載置する。
【0016】次に、図5に示すように、下ケース21に
上ケース22を載置する組み付けを行った後に、左右保
持爪6,7を開作動して保持部6c,7cの内端面を上
ケース22の側面から離す。この状態では、上ケース2
2は押え部材11の押えスプリング13の付勢力によっ
て押さえ付けられ、ワーク20内に収容されたスプリン
グ部品の付勢力に抗して、上ケース22を下ケース21
上に載置した状態を保持する。
【0017】次に、図6に示すように、ロボットハンド
1すなわち本体部2を下降作動する。これに伴い左右保
持爪6,7が下降し、先端保持部6c,7cが下ケース
21の下面より低い位置にパレット23の凹部23a内
に移動する。その際、支持プレート8も下降するが、上
ケース22に当接した押え部材11と共にロッド10は
固定されていて、押えスプリング13の短縮で支持プレ
ート8の下降移動を許容する。相対的にロッド10の上
端は支持プレート8の上方に突出する。
【0018】次に、図7に示すように、左右保持爪6,
7を閉作動して先端保持部6c,7cを下ケース21の
下方に挿入し、保持部6c,7cの上面で下ケース21
の縁部下面を係合保持した後、ロボットハンド1を上昇
作動し、組立後のワーク20を持ち上げて搬出する。こ
の状態では、下方に付勢された押え部材11と保持部6
c,7cとの間で下ケース21および上ケース22が挟
持されている。排出位置に移動してワーク20が搬送手
段の機構によって挟持状態となると、左右保持爪6,7
を開作動すると共に上昇作動してワーク20を受け渡す
ものである。
【0019】なお、図示していないが、前記支持プレー
ト8と押え部材11との位置関係またはパレット23の
表面と押え部材11との位置関係を検出するセンサーを
設け、前記上ケース22を保持して下ケース21に載置
した際に、下ケース21内に組み付けられた部品が傾い
て上ケース22に干渉することなどで、上ケース22が
下ケース21に正確に組み付けられずに浮き上がった状
態となった場合を、下ケース21の保持時または上ケー
ス22の載置時に上記センサーによって検出し、組立不
良の発生を防止している。
【0020】本実施形態では、ロボットハンド1に保持
爪6,7と押え部材11とを設け、ワーク20の上ケー
ス22を保持して下ケース21上に載置する組み立て
と、組立後のワーク20を保持しての排出とが保持爪
6,7の兼用によって行え、この組立ロボットの部分に
別途押えローラー等を備えた排出機構を付設する必要が
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態による組立ロボット
におけるワークの上ケースを保持した状態のロボットハ
ンド部分を示す正面図
【図2】ロボットハンド部分の平面図
【図3】図1のA−A線に沿う断面平面図
【図4】ロボットハンド部分の右側面図
【図5】上ケースを下ケース上に載置した状態のロボッ
トハンド部分を示す正面図
【図6】上ケースの保持を解放し下降した状態のロボッ
トハンド部分を示す正面図
【図7】組立後のワークを持ち上げ搬出する状態のロボ
ットハンド部分を示す正面図
【符号の説明】
1 ロボットハンド 2 本体部 3,4 可動部 6,7 保持爪 6a,7a 基部 6b,7b 延長部 6c,7c 保持部 8 支持プレート 10 ロッド 11 押え部材 11a 当接部 12 ホルダー 13 押えスプリング 20 ワーク 21 下ケース 22 上ケース 23 パレット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットハンドに、開閉作動する保持爪
    を設けると共に、上ケースを押さえる押え部材を設け、 前記保持爪により上ケースを保持して下ケース上に載置
    して組み立てを行い、押え部材によって上ケースを下ケ
    ースに向けて押えた状態で、保持爪による上ケースの保
    持を解放した後、該保持爪によって下ケースを保持して
    組立後のワークを排出することを特徴とする組立ロボッ
    ト。
JP2000063118A 2000-03-08 2000-03-08 組立ロボット Withdrawn JP2001252887A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104760045A (zh) * 2014-12-15 2015-07-08 东莞龙昌数码科技有限公司 一种磁铁自动装配机的装配机械手的隔磁结构
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Effective date: 20070605