JPH10334797A - 電子銃の組立用治具 - Google Patents
電子銃の組立用治具Info
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- JPH10334797A JPH10334797A JP13855397A JP13855397A JPH10334797A JP H10334797 A JPH10334797 A JP H10334797A JP 13855397 A JP13855397 A JP 13855397A JP 13855397 A JP13855397 A JP 13855397A JP H10334797 A JPH10334797 A JP H10334797A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子銃を安定に保持することができると共に
構造を簡単にすることを課題とする。 【解決手段】 電子銃21の組立工程において電子銃を
所定の姿勢に保持するための電子銃の組立用治具1であ
って、電子銃の内孔に嵌合される嵌合治具部13と、電
子銃の側面を両側から把持する把持治具部3とを備え、
上記把持治具部は、上記嵌合治具部を両側から挟んだ位
置に回動自在に支持された主部8と該主部に固定的に支
持され電子銃の側面に当接する押え部9とから成る2個
一組の把持部材5を備え、上記把持部材の主部にはその
押え部が電子銃の側面に当接する方向への回動力が弾発
的に付勢されている。
構造を簡単にすることを課題とする。 【解決手段】 電子銃21の組立工程において電子銃を
所定の姿勢に保持するための電子銃の組立用治具1であ
って、電子銃の内孔に嵌合される嵌合治具部13と、電
子銃の側面を両側から把持する把持治具部3とを備え、
上記把持治具部は、上記嵌合治具部を両側から挟んだ位
置に回動自在に支持された主部8と該主部に固定的に支
持され電子銃の側面に当接する押え部9とから成る2個
一組の把持部材5を備え、上記把持部材の主部にはその
押え部が電子銃の側面に当接する方向への回動力が弾発
的に付勢されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な電子銃の組立
用治具に関する。詳しくは、電子銃の組立工程中電子銃
を所定の姿勢に保持しておくための電子銃の組立用治具
において、電子銃を安定に保持することができると共に
構造を簡単にする技術に関する。
用治具に関する。詳しくは、電子銃の組立工程中電子銃
を所定の姿勢に保持しておくための電子銃の組立用治具
において、電子銃を安定に保持することができると共に
構造を簡単にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】各種陰極線管をはじめとする電子管に使
用される電子銃の組立工程、例えば、H/G24リード
付け、アークサプレッサ付け、Hリード付け等を行う継
線工程において、電子銃を所定の姿勢、例えば、直立し
た姿勢に保っておく必要があり、そのために、電子銃を
所定の姿勢に保持するための治具が使用される。
用される電子銃の組立工程、例えば、H/G24リード
付け、アークサプレッサ付け、Hリード付け等を行う継
線工程において、電子銃を所定の姿勢、例えば、直立し
た姿勢に保っておく必要があり、そのために、電子銃を
所定の姿勢に保持するための治具が使用される。
【0003】そして、従来にあっては、スライドガイド
によって案内されて開閉する爪によって電子銃を保持す
るようにした治具が使用されていた。
によって案内されて開閉する爪によって電子銃を保持す
るようにした治具が使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電子銃
の組立用治具にあっては、電子銃を保持する爪をスライ
ドガイドによって案内させて開閉するため、その機構が
複雑であり、そのために高価であると共にメンテナンス
性が良くないという問題があった。
の組立用治具にあっては、電子銃を保持する爪をスライ
ドガイドによって案内させて開閉するため、その機構が
複雑であり、そのために高価であると共にメンテナンス
性が良くないという問題があった。
【0005】また、上記爪を開閉操作するためのライン
側に設けた機構も複雑になるという問題があった。
側に設けた機構も複雑になるという問題があった。
【0006】更に、電子銃の固定も安定せず、組立時の
振動や溶接時に加わる負荷等により保持爪が動いてしま
い、電子銃が治具から外れてしまう事故が起きる等安定
性に欠けるという問題があった。
振動や溶接時に加わる負荷等により保持爪が動いてしま
い、電子銃が治具から外れてしまう事故が起きる等安定
性に欠けるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、電子銃を安定に保持す
ることができると共に構造を簡単にすることを課題とす
る。
ることができると共に構造を簡単にすることを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明電子銃の組立用治
具は、上記した課題を解決するために、電子銃の内孔に
嵌合される嵌合治具部と、電子銃の側面を両側から把持
する把持治具部とを備え、上記把持治具部は、上記嵌合
治具部を両側から挟んだ位置に回動自在に支持された主
部と該主部に固定的に支持され電子銃の側面に当接する
押え部とから成る2個一組の把持部材を備え、上記把持
部材の主部にはその押え部が電子銃の側面に当接する方
向への回動力が弾発的に付勢されているようにしたもの
である。
具は、上記した課題を解決するために、電子銃の内孔に
嵌合される嵌合治具部と、電子銃の側面を両側から把持
する把持治具部とを備え、上記把持治具部は、上記嵌合
治具部を両側から挟んだ位置に回動自在に支持された主
部と該主部に固定的に支持され電子銃の側面に当接する
押え部とから成る2個一組の把持部材を備え、上記把持
部材の主部にはその押え部が電子銃の側面に当接する方
向への回動力が弾発的に付勢されているようにしたもの
である。
【0009】従って、本発明電子銃の組立用治具にあっ
ては、嵌合治具部を電子銃の内孔に嵌合すると共に、回
動自在な把持部材の押え部によって電子銃を両側から弾
発的に挟んだ状態で保持するので、電子銃の保持を安定
に為すことができると共に、その構造が簡単である。
ては、嵌合治具部を電子銃の内孔に嵌合すると共に、回
動自在な把持部材の押え部によって電子銃を両側から弾
発的に挟んだ状態で保持するので、電子銃の保持を安定
に為すことができると共に、その構造が簡単である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明電子銃の組立用治
具の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
具の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0011】電子銃の組立用治具1はベース部2上に把
持治具部と嵌合治具部とが配設されて成る。
持治具部と嵌合治具部とが配設されて成る。
【0012】ベース部2は平面形状でほぼ矩形をした厚
手の板状をしている。該ベース部2の上面に把持治具部
3が固定的に配設される。
手の板状をしている。該ベース部2の上面に把持治具部
3が固定的に配設される。
【0013】把持治具部3はベース部2の中央部に固定
された基台部4を備え、該基台部4に把持部材5、5が
支持されている。基台部4の側面の互いに反対側の位置
に支持部6、6が形成されている。これら支持部6、6
は互いにやや離間して平行に位置した2個一対の支持片
7、7、・・・から成る。
された基台部4を備え、該基台部4に把持部材5、5が
支持されている。基台部4の側面の互いに反対側の位置
に支持部6、6が形成されている。これら支持部6、6
は互いにやや離間して平行に位置した2個一対の支持片
7、7、・・・から成る。
【0014】把持部材5は、上下方向に長いやや厚手の
板状をした主部8と、該主部8の上端部に固定された押
え部9とから成る。押え部9は平面形状がほぼ凹状を為
し、その中央部分が主部8の上端部に固定されている。
そして、該押え部9の切欠部分9aはこれによって押さ
える電子銃の側面形状に適合したものとなっている。
板状をした主部8と、該主部8の上端部に固定された押
え部9とから成る。押え部9は平面形状がほぼ凹状を為
し、その中央部分が主部8の上端部に固定されている。
そして、該押え部9の切欠部分9aはこれによって押さ
える電子銃の側面形状に適合したものとなっている。
【0015】2つの把持部材5、5はその押さえ部9、
9の切欠部分9a、9aが互いに対向した姿勢で主部
8、8の中間部分よりやや下側の部分が上記支持部6、
6に回動自在に支持される。即ち、主部8、8が支持片
7と7との間及び7と7との間に位置され支点ピン1
0、10によって回動自在に支持される。
9の切欠部分9a、9aが互いに対向した姿勢で主部
8、8の中間部分よりやや下側の部分が上記支持部6、
6に回動自在に支持される。即ち、主部8、8が支持片
7と7との間及び7と7との間に位置され支点ピン1
0、10によって回動自在に支持される。
【0016】そして、主部8、8の下端部と基台部4の
側面との間に圧縮コイルバネ11、11が介挿され、こ
れによって、把持部材5、5にはその押え部9、9が互
いに近づく方向への回動力が弾発的に付勢される。尚、
把持部材5、5に上述のような回動力を付勢するための
弾発手段は圧縮コイルバネに限られるものではなく、例
えば、板バネのようなものでも良く、あるいは、引張コ
イルバネのようなものであっても良い。
側面との間に圧縮コイルバネ11、11が介挿され、こ
れによって、把持部材5、5にはその押え部9、9が互
いに近づく方向への回動力が弾発的に付勢される。尚、
把持部材5、5に上述のような回動力を付勢するための
弾発手段は圧縮コイルバネに限られるものではなく、例
えば、板バネのようなものでも良く、あるいは、引張コ
イルバネのようなものであっても良い。
【0017】上記基台部4には上方に開口した嵌合凹部
12が形成されている。
12が形成されている。
【0018】嵌合治具部13は、厚手の円板状をした嵌
合部14と、該嵌合部14の上面から突設された嵌合ピ
ン15、15と、嵌合部14の下面に垂設された被支持
部16とが一体的に形成されて成る。そして、嵌合部1
4は後述する電子銃のコンバーカップが外嵌される大き
さに形成され、被支持部16は上記把持治具部3の基台
部4に形成された嵌合凹部12に内嵌されるように形成
されている。
合部14と、該嵌合部14の上面から突設された嵌合ピ
ン15、15と、嵌合部14の下面に垂設された被支持
部16とが一体的に形成されて成る。そして、嵌合部1
4は後述する電子銃のコンバーカップが外嵌される大き
さに形成され、被支持部16は上記把持治具部3の基台
部4に形成された嵌合凹部12に内嵌されるように形成
されている。
【0019】嵌合治具部13はその被支持部16が把持
治具部3の基台部4に形成された嵌合凹部12内に内嵌
された状態で該基台部4に固定される。
治具部3の基台部4に形成された嵌合凹部12内に内嵌
された状態で該基台部4に固定される。
【0020】嵌合治具部13を把持治具部3に固定する
手段は特に問うものではないが、嵌合治具部13が基台
部4に対して着脱自在であることが好ましい。このよう
にすることによって、電子銃の種々の形態に合わせてそ
れに適合した嵌合部及び嵌合ピンを備えた数種類の嵌合
治具部を用意しておき、これを適宜に交換して使用する
ことによって、数種類の電子銃について使用することが
できる。かかる場合、上記した把持部材5、5も交換可
能にしておくと良い。例えば、上記支点ピン10、10
を支持片7、7、・・・に対して着脱自在に構成してお
けば、電子銃の種々の形態に合わせてそれに適合した押
え部を有する数種類の把持部材を用意しておき、これを
適宜に交換して使用することによって、数種類の電子銃
について使用することができる。
手段は特に問うものではないが、嵌合治具部13が基台
部4に対して着脱自在であることが好ましい。このよう
にすることによって、電子銃の種々の形態に合わせてそ
れに適合した嵌合部及び嵌合ピンを備えた数種類の嵌合
治具部を用意しておき、これを適宜に交換して使用する
ことによって、数種類の電子銃について使用することが
できる。かかる場合、上記した把持部材5、5も交換可
能にしておくと良い。例えば、上記支点ピン10、10
を支持片7、7、・・・に対して着脱自在に構成してお
けば、電子銃の種々の形態に合わせてそれに適合した押
え部を有する数種類の把持部材を用意しておき、これを
適宜に交換して使用することによって、数種類の電子銃
について使用することができる。
【0021】嵌合治具部13を基台部4に対して着脱自
在に固定する構造としては、種々のものが考えられる
が、例えば、図5に示すように、基台部4に設けた側面
から嵌合凹部12に達する螺孔17に締め付けネジ18
を螺合しておき、嵌合治具部13の被支持部16を嵌合
凹部12に内嵌した後、上記締付ネジ18を被支持部1
6の側面に締め付けたり、あるいは、図6に示すよう
に、基台部4の側壁部にスリ割り19を形成しておき、
嵌合治具部13の被支持部16を嵌合凹部12に内嵌し
た後締結ネジ20を捩じ込み方向に回転してスリ割り1
9の間隔を縮めて嵌合凹部12の内面で被支持部16を
締め付けるようにしたりする手段等を適用することがで
きる。
在に固定する構造としては、種々のものが考えられる
が、例えば、図5に示すように、基台部4に設けた側面
から嵌合凹部12に達する螺孔17に締め付けネジ18
を螺合しておき、嵌合治具部13の被支持部16を嵌合
凹部12に内嵌した後、上記締付ネジ18を被支持部1
6の側面に締め付けたり、あるいは、図6に示すよう
に、基台部4の側壁部にスリ割り19を形成しておき、
嵌合治具部13の被支持部16を嵌合凹部12に内嵌し
た後締結ネジ20を捩じ込み方向に回転してスリ割り1
9の間隔を縮めて嵌合凹部12の内面で被支持部16を
締め付けるようにしたりする手段等を適用することがで
きる。
【0022】しかして、上記した組立用治具1に電子銃
21が立設された状態で保持される。即ち、把持部材
5、5をその押え部9、9同士が離間するように圧縮コ
イルバネ11、11の弾発力に抗して回動させた状態
で、電子銃21はその一端に固着されたコンバーカップ
22が嵌合治具部13の嵌合部14に外嵌され、また、
内部に嵌合ピン15、15が挿通され、その状態で、把
持部材5、5を回動させていた力を除くと、把持部材
5、5は圧縮コイルバネ11、11によって付勢されて
いる回動力によって互いの押え部9、9が近付くように
回動して、その切欠部分9a、9aが電子銃21の外周
面のうちフランジ23のすぐ上の部分にそれを包み込む
ように当接する。このようにして、電子銃21は嵌合治
具部13と把持治具部3とによって確実に保持される。
21が立設された状態で保持される。即ち、把持部材
5、5をその押え部9、9同士が離間するように圧縮コ
イルバネ11、11の弾発力に抗して回動させた状態
で、電子銃21はその一端に固着されたコンバーカップ
22が嵌合治具部13の嵌合部14に外嵌され、また、
内部に嵌合ピン15、15が挿通され、その状態で、把
持部材5、5を回動させていた力を除くと、把持部材
5、5は圧縮コイルバネ11、11によって付勢されて
いる回動力によって互いの押え部9、9が近付くように
回動して、その切欠部分9a、9aが電子銃21の外周
面のうちフランジ23のすぐ上の部分にそれを包み込む
ように当接する。このようにして、電子銃21は嵌合治
具部13と把持治具部3とによって確実に保持される。
【0023】上記のように、電子銃21を保持した組立
治具1は組立ライン、例えば、継線ラインに投入され、
該継線ラインにおいて、電子銃21に対する継線工程が
実施される。
治具1は組立ライン、例えば、継線ラインに投入され、
該継線ラインにおいて、電子銃21に対する継線工程が
実施される。
【0024】そして、電子銃21に対する継線工程が終
了すると、把持部材5、5の主部8、8の下端部が基台
部4の方へ押圧されて互いの押え部9、9同士が離間す
るように回動されて、電子銃21が組立治具1から取り
外される。
了すると、把持部材5、5の主部8、8の下端部が基台
部4の方へ押圧されて互いの押え部9、9同士が離間す
るように回動されて、電子銃21が組立治具1から取り
外される。
【0025】尚、継線ライン内において、把持部材5、
5の押え部9、9間を開く操作は、例えば、ライン内に
ある平行チャック機構24によって行うようにすると良
い。
5の押え部9、9間を開く操作は、例えば、ライン内に
ある平行チャック機構24によって行うようにすると良
い。
【0026】平行チャック機構24は互いに離接する方
向にかつ反対方向に基部25に対して移動する腕26、
26を有し、基部25自体も移動自在に設けられてい
る。しかして、上記電子銃の組立用治具1の把持部材
5、5を回動させるときは、腕26、26が離間してい
る状態で組立用治具1に対して近づいて行き、その腕2
6、26の先端部が把持部材5、5の主部8、8の下端
部の外側に位置するようにする。そこで、腕26、26
を互いに近づく方向へ移動させれば、該腕26、26の
先端部が把持部材5、5の主部8、8の下端部を押圧
し、該把持部材5、5はその押え部9、9同士が離間す
る方向へ回動される。そして、電子銃21の嵌合治具部
13への嵌合あるいは嵌合治具部13からの取り外しが
済んだ後に、腕26、26を開けば、把持部材5、5は
圧縮コイルバネ11、11によって付勢されている回動
力によって、互いの押え部9、9が近づく方向へ回動さ
れる。
向にかつ反対方向に基部25に対して移動する腕26、
26を有し、基部25自体も移動自在に設けられてい
る。しかして、上記電子銃の組立用治具1の把持部材
5、5を回動させるときは、腕26、26が離間してい
る状態で組立用治具1に対して近づいて行き、その腕2
6、26の先端部が把持部材5、5の主部8、8の下端
部の外側に位置するようにする。そこで、腕26、26
を互いに近づく方向へ移動させれば、該腕26、26の
先端部が把持部材5、5の主部8、8の下端部を押圧
し、該把持部材5、5はその押え部9、9同士が離間す
る方向へ回動される。そして、電子銃21の嵌合治具部
13への嵌合あるいは嵌合治具部13からの取り外しが
済んだ後に、腕26、26を開けば、把持部材5、5は
圧縮コイルバネ11、11によって付勢されている回動
力によって、互いの押え部9、9が近づく方向へ回動さ
れる。
【0027】上記した電子銃の組立用治具1において
は、把持部材5、5を回動自在に構成し、電子銃21を
嵌合治具部13に嵌合させた後把持部材5、5の押え部
9、9によって電子銃21の外周面を把持するようにし
たので、電子銃21の保持が安定し、そのために、品質
的に安定した組立が可能となる。また、その構造が簡単
となり、安価に構成することができると共に、故障率も
低く、かつ、メンテナンス性も良好である。更に、組立
ライン中にある平行チャック機構24を利用して把持部
材5、5の押え部9、9を開閉することが出来るので、
ライン側の機構も簡単となる。
は、把持部材5、5を回動自在に構成し、電子銃21を
嵌合治具部13に嵌合させた後把持部材5、5の押え部
9、9によって電子銃21の外周面を把持するようにし
たので、電子銃21の保持が安定し、そのために、品質
的に安定した組立が可能となる。また、その構造が簡単
となり、安価に構成することができると共に、故障率も
低く、かつ、メンテナンス性も良好である。更に、組立
ライン中にある平行チャック機構24を利用して把持部
材5、5の押え部9、9を開閉することが出来るので、
ライン側の機構も簡単となる。
【0028】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明電子銃の組立用治具は、電子銃の組立工程に
おいて電子銃を所定の姿勢に保持するための電子銃の組
立用治具であって、電子銃の内孔に嵌合される嵌合治具
部と、電子銃の側面を両側から把持する把持治具部とを
備え、上記把持治具部は、上記嵌合治具部を両側から挟
んだ位置に回動自在に支持された主部と該主部に固定的
に支持され電子銃の側面に当接する押え部とから成る2
個一組の把持部材を備え、上記把持部材の主部にはその
押え部が電子銃の側面に当接する方向への回動力が弾発
的に付勢されていることを特徴とする。
に、本発明電子銃の組立用治具は、電子銃の組立工程に
おいて電子銃を所定の姿勢に保持するための電子銃の組
立用治具であって、電子銃の内孔に嵌合される嵌合治具
部と、電子銃の側面を両側から把持する把持治具部とを
備え、上記把持治具部は、上記嵌合治具部を両側から挟
んだ位置に回動自在に支持された主部と該主部に固定的
に支持され電子銃の側面に当接する押え部とから成る2
個一組の把持部材を備え、上記把持部材の主部にはその
押え部が電子銃の側面に当接する方向への回動力が弾発
的に付勢されていることを特徴とする。
【0029】従って、本発明電子銃の組立用治具にあっ
ては、嵌合治具部を電子銃の内孔に嵌合すると共に、回
動自在な把持部材の押え部によって電子銃を両側から弾
発的に挟んだ状態で保持するので、電子銃の保持を安定
に為すことができると共に、その構造が簡単である。ま
た、設備側において把持部材を操作する機構も簡単なも
ので済み、電子銃の組立用治具を含めて設備全体を安価
に構成することができると共にメンテナンス性も良好な
ものとなる。
ては、嵌合治具部を電子銃の内孔に嵌合すると共に、回
動自在な把持部材の押え部によって電子銃を両側から弾
発的に挟んだ状態で保持するので、電子銃の保持を安定
に為すことができると共に、その構造が簡単である。ま
た、設備側において把持部材を操作する機構も簡単なも
ので済み、電子銃の組立用治具を含めて設備全体を安価
に構成することができると共にメンテナンス性も良好な
ものとなる。
【0030】また、請求項2に記載した発明にあって
は、上記嵌合治具部を上記把持治具部に対して着脱自在
に構成したので、嵌合治具部を交換することによって、
種々の電子銃を保持するようにすることができ、汎用性
に優れたものとなる。
は、上記嵌合治具部を上記把持治具部に対して着脱自在
に構成したので、嵌合治具部を交換することによって、
種々の電子銃を保持するようにすることができ、汎用性
に優れたものとなる。
【0031】尚、上記した実施の形態において示した各
部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して
の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることが
あってはならないものである。
部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して
の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることが
あってはならないものである。
【図1】図面は本発明電子銃の組立用治具の実施の形態
を示すものであり、本図は斜視図である。
を示すものであり、本図は斜視図である。
【図2】把持部材の押え部を互いに離間するように開
き、嵌合治具部に電子銃を載置した状態を示す斜視図で
ある。
き、嵌合治具部に電子銃を載置した状態を示す斜視図で
ある。
【図3】電子銃が電子銃の組立用治具に保持された状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】嵌合治具部を把持治具部から取り外した状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】嵌合治具部を把持治具部に固定する手段の一例
を示す概略水平断面図である。
を示す概略水平断面図である。
【図6】嵌合治具部を把持治具部に固定する手段の別の
例を示す概略水平断面図である。
例を示す概略水平断面図である。
1…電子銃の組立用治具、3…把持治具部、5…把持部
材、8…主部、9…押え部、13…嵌合治具部、21…
電子銃
材、8…主部、9…押え部、13…嵌合治具部、21…
電子銃
Claims (2)
- 【請求項1】 電子銃の組立工程において電子銃を所定
の姿勢に保持するための電子銃の組立用治具であって、 電子銃の内孔に嵌合される嵌合治具部と、 電子銃の側面を両側から把持する把持治具部とを備え、 上記把持治具部は、上記嵌合治具部を両側から挟んだ位
置に回動自在に支持された主部と該主部に固定的に支持
され電子銃の側面に当接する押え部とから成る2個一組
の把持部材を備え、 上記把持部材の主部にはその押え部が電子銃の側面に当
接する方向への回動力が弾発的に付勢されていることを
特徴とする電子銃の組立用治具。 - 【請求項2】 上記嵌合治具部は上記把持治具部に対し
て着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載の電
子銃の組立用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13855397A JPH10334797A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 電子銃の組立用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13855397A JPH10334797A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 電子銃の組立用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10334797A true JPH10334797A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15224841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13855397A Pending JPH10334797A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 電子銃の組立用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10334797A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109877580A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-06-14 | 核工业理化工程研究院 | 电子枪的自动安装装置及使用方法 |
CN109968271A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-07-05 | 核工业理化工程研究院 | 电子枪装配调试平台及使用方法 |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP13855397A patent/JPH10334797A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109877580A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-06-14 | 核工业理化工程研究院 | 电子枪的自动安装装置及使用方法 |
CN109968271A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-07-05 | 核工业理化工程研究院 | 电子枪装配调试平台及使用方法 |
CN109968271B (zh) * | 2019-04-08 | 2024-01-05 | 核工业理化工程研究院 | 电子枪装配调试平台及使用方法 |
CN109877580B (zh) * | 2019-04-08 | 2024-05-31 | 核工业理化工程研究院 | 电子枪的自动安装装置及使用方法 |
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