JP4177140B2 - 組立構造体の組立方法及び組立構造体 - Google Patents

組立構造体の組立方法及び組立構造体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は組立構造体の組立方法及び組立構造体、特にコンタクトホルダを備えた組立構造体の組立方法及び組立構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示すようにコンタクトホルダ50と、基板60と基板ホルダ70とを備えた組立構造体としてのスイッチ組立体が提案されている。
【0003】
前記スイッチ組立体の基板ホルダ70は、図7に示すように底壁71と、底壁71の幅方向の両側部全体からコンタクトホルダ50が存在する側へ立設された一対の側壁72,73を備えている。すなわち、基板ホルダ70は底壁71、側壁72,73とにより断面コ字状に形成されている。側壁72,73の基端部は底壁71の基端部から立設された端壁76にて連結されている。又、側壁72,73の先端部は、底壁71の先端よりもさらに延出されるとともに、連結壁77を介して互いに連結されている。
【0004】
連結壁77には、操作ノブ80が揺動自在に支持されている。図7中、Oaは、操作ノブ80の揺動中心を示している。操作ノブ80には、連結壁77に形成された図示しない貫通孔を介して操作レバー81が基板ホルダ70内に突出されている。操作レバー81の下面には、ピン82が突設されている。なお、底壁71の先端部と、連結壁77の下部間には、開口部78が形成されている。
【0005】
又、底壁71の先端部には、断面円形をなす軸孔74が貫通形成され、図8の2点鎖線でに示すように、同軸孔74に対してコンタクトホルダ50の下面から突出された軸部51が回動自在に嵌合されている。コンタクトホルダ50は、その下面が図8の2点鎖線で示すように底壁71上に載置されている。基板ホルダ70の側壁72,73の互いに対向する内面下部には段部75が形成されている。なお、図7においては、側壁72側の段部75のみ図示されている。前記段部75はコンタクトホルダ50の厚みと略同じ高さを備えている。基板60は、側壁72,73及び端壁76で囲まれる空間内に位置するように段部75上に載置されている。
【0006】
側壁72,73の基端部側上部には、係止片90が形成されている。両係止片90の上部は側壁72,73の高さまで延びるとともに、互いに対向する側面には、爪91が形成されている。係止片90は弾性を備えており、基板60が取着される際には、弾性的に外方へ変位可能である。そして、段部75上に載置された基板60は両係止片90の爪91にて係止され、基板60の基板ホルダ70からの離脱が防止されている。又、基板ホルダ70の底壁71の基端部上面には、位置決用の位置決め用のピン79が突出され、基板60に設けた位置決め孔61に係入されている。
【0007】
コンタクトホルダ50の先端は、二股部53が形成され、その二股部53に形成された係合凹部58内に操作ノブ80のピン82が係合されている。操作ノブ80を揺動中心Oaにて揺動すると、図7に示すA矢印方向に操作レバー81が揺動される。この結果、操作レバー81の揺動方向に応じてピン82が二股部53を押圧駆動するため、コンタクトホルダ50は軸部51を中心として揺動する。なお、開口部78を通して、二股部53の揺動位置が外部から視認可能にされている。
【0008】
コンタクトホルダ50の基端側上面には、有弾性の金属片からなる可動接点52が設けられている。可動接点52は、基板60の下面に設けられた固定接点(図示しない)と摺接可能とされている。操作ノブ80の揺動中心Oaにて揺動した際、コンタクトホルダ50は、可動接点52は前記固定接点に対してオンオフ作動する。
【0009】
上記のように構成されたスイッチ組立体を組み立てる場合、コンタクトホルダ50の軸部51を基板ホルダ70の軸孔74に対して嵌合した後、基板60を基板ホルダ70内に載置する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、基板ホルダ70は、底壁71、側壁72、73とにより断面コ字状に形成されて、コンタクトホルダ50を配置する空間は、高さを持った側壁72,73にて周囲が囲まれている。このように、基板ホルダ70に対して取着されるコンタクトホルダ50の周囲に、コンタクトホルダの厚みよりも高い部材が存在すると、その空間内に手が入りにくい。このため、コンタクトホルダ50を手で組み付ける手組み付けができない問題があった。そこで、従来は、治具等の設備を設けて、同治具を使用してコンタクトホルダ50を基板ホルダ70に組立てていた。このため、従来は治具等の設備を設ける必要があるため、コンタクトホルダを基板ホルダに組立する際の組立コストが高い問題があった。
【0011】
本発明の目的は、コンタクトホルダを基板ホルダの手が入らない空間に入れて組立する際、治具が必要でなく、低コストで組み立てすることができる組立構造体の組立方法及び組立構造体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コンタクトホルダと、前記コンタクトホルダを移動自在に取着する取着部を底壁に有する基板ホルダであって、前記コンタクトホルダが配置されるとともに手が入らない空間の周囲に前記コンタクトホルダの厚みよりも高い部材を有して、又は、前記底壁に前記コンタクトホルダの厚みよりも高い一対の側壁が立設されて、前記コンタクトホルダ全体を収納する基板ホルダと、前記基板ホルダに取着されるとともに前記コンタクトホルダに設けた可動接点が摺接される基板であって、前記基板ホルダの底壁に対し、前記コンタクトホルダの厚みよりも高い部材の高さ又は前記側壁の高さよりも高い位置から、接近して前記基板ホルダに取着される基板を備えた組立構造体の組立方法において、前記基板に対して前記コンタクトホルダを抜き出し不能に係止した状態で前記基板を、前記基板ホルダの底壁に対し、前記コンタクトホルダの厚みよりも高い部材の高さ又は前記側壁の高さよりも高い位置から移動して、前記コンタクトホルダを、前記基板ホルダの取着部に取着して前記コンタクトホルダ全体を該基板ホルダ内に収納することを特徴とする組立構造体の組立方法を要旨とするものである。
【0014】
請求項の発明は、請求項1において、前記基板に対する前記コンタクトホルダの係止は、前記コンタクトホルダを、前記取着部に対する移動を許容するように前記基板に対して移動自在に係止するものであることを特徴とする。
【0015】
請求項の発明は、請求項1又は請求項2において、前記基板に対して、前記コンタクトホルダを移動自在に係止する際、前記コンタクトホルダから突出した係合軸を前記基板に対して遊嵌して係止することを特徴とする。
【0016】
請求項の発明は、請求項において、前記取着部は、嵌合孔であり、前記コンタクトホルダから突設された軸部が回動自在に嵌合するものである。
請求項の発明は、請求項において、前記基板には前記係合軸が係止する係止孔が形成され、前記係止孔の中心と、前記嵌合孔の中心は組立時に同軸に配置されることを特徴とする。
【0017】
請求項の発明は、コンタクトホルダと、前記コンタクトホルダを移動自在に取着する取着部を底壁に有する基板ホルダであって、前記コンタクトホルダが配置されるとともに手が入らない空間の周囲に前記コンタクトホルダの厚みよりも高い部材を有して、又は、前記底壁に前記コンタクトホルダの厚みよりも高い一対の側壁が立設されて、前記コンタクトホルダ全体を収納する基板ホルダと、前記基板ホルダに取着されるとともに前記コンタクトホルダに設けた可動接点が摺接され基板を備えた組立構造体において、前記コンタクトホルダが前記基板に対して移動自在に、かつ抜き出し不能に係止されるとともに、前記基板ホルダの取着部に取着されて前記コンタクトホルダ全体を該基板ホルダ内に収納されていることを特徴とする組立構造体を要旨とするものである。
【0019】
請求項の発明は、請求項6において、前記取着部は、前記基板ホルダに形成された嵌合孔であり、前記コンタクトホルダは、前記基板に向けて突設された係合軸が、前記基板に形成された係止孔に係入されることにより、前記基板に対して移動自在に係止されているとともに、前記基板ホルダに向けて突設された軸部が、前記嵌合孔に移動自在に嵌合されており、前記係止孔の中心と、前記嵌合孔の中心は同軸に配置されていることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5を参照して説明する。
なお、本実施形態は、前記従来例のスイッチ組立体の構成にいくつかの構成を付加した構成であるため、従来例と同一構成については同一符号を付して、その説明を省略し、異なるところを中心にして説明する。
【0021】
本実施形態の組立構造体としてのスイッチ組立体は、図4に示すように基板60の先端部に係止孔62が形成されている。係止孔62は断面円形をなし、係止孔62の中心は、基板60が基板ホルダ70の段部75上に位置決め載置された状態で、軸孔74の中心と同軸に配置されている(図4参照)。又、コンタクトホルダ50の上面には、一対の係合軸54が突設されて、係止孔62に係入されている。
【0022】
なお、図1では両係合軸54の相対位置が正しく示されており、図2乃至図4では、両係合軸54の相対位置は説明の便宜上、係止孔62の中心を中心として90度回転させた状態で図示している。
【0023】
一対の係合軸54は、1つの四角柱を軸心方向に沿って半割した形状に形成されている。両係合軸54は、先端に行くほど互いの相対距離が離間するように形成されている。係合軸54の先端外周面側には係止突起55が形成されており、同係止突起55は前記係止孔62の上方に配置され、係止孔62の上縁に係止されている。係止突起55の上面外周は先端に行くほど細くなるようにテーパ面56を備えている。そして、図2に示すように両係合軸54の係止突起55の下部外周面間の距離pは、係止孔62の直径rよりも長くされており、両係合軸54の先端外周面間の距離qは、係止孔62の直径rよりも短くされている。
【0024】
さらに、係合軸54の基端の外周面間の距離sは、係止孔62の直径rよりも短くされている。すなわち、図4の状態では、両係合軸54は係止孔62に対して回動自在に遊嵌され、前記係止突起55にて係止孔62の上縁に対して係止され、抜け止めされている。又、両係合軸54は弾性を備えており、係止突起55が係止孔62内に係入する際に互いに接近するように弾性変形して、係止突起55が挿通可能にされている。
【0025】
なお、本実施形態において、底壁71は、第1側壁に相当し、側壁72,73はそれぞれ第2側壁及び第3側壁に相当する。又、軸孔74は嵌合孔に相当するとともに取着部に相当する。
【0026】
次に、前記スイッチ組立体の組立方法を説明する。
図2に示すように、基板60の係止孔62に対して、下方からコンタクトホルダ50の両係合軸54を挿通する。このとき、係合軸54のテーパ面56が係止孔62の下縁に当接すると、両係合軸54は弾性的に接近するため、係止突起55の係入が許容される。そして、係止突起55が、係止孔62を通過すると、両係合軸54は、自身の弾性により拡開し、係止突起55が係止孔62の上縁に係止する(図3参照)。従って、この状態では、コンタクトホルダ50は、係止孔62に対して回動自在に遊嵌されるとともに、抜け止めされている。
【0027】
次に、基板60に対してコンタクトホルダ50を抜け止めした状態で、基板60を図3に示すように基板ホルダ70に対して上方から、すなわち、コンタクトホルダ50の厚みよりも高い前記側壁72,73の高さよりも高い位置から、T方向に向かって、或いは、上方からU方向に向かって、段部75上に載置し、コンタクトホルダ50全体を基板ホルダ70内に収納する。この載置の際に、基板60の位置決め孔61にピン79を係入する。なお、段部75上に載置する際、両係止片90の弾性に抗して基板60を下方に押圧すると、基板60が係止片90の爪91を外方に押圧し、爪91の下方に基板60が位置すると爪91が係止片90の弾性力により元の位置に復帰して、基板60を係止する。
【0028】
なお、前記従来例では説明を省略したが、操作ノブ80は、連結壁77に対して連結壁77の外面側から図4に示すV方向に向けて組み付け可能に構成されている。このため、操作ノブ80の組み付け順序に対応して、操作ノブ80が組み付けられていない状態では、図3のT方向又はU方向のいずれの方向に沿っても基板60の組み付けができる。この場合、操作ノブ80は後組み付けになるが、その組付の際には、二股部53の係合凹部58内にピン82が係合するように開口部78を介してコンタクトホルダ50を操作して位置させた上で行うものとする。
【0029】
又、操作ノブ80が既に組み付けられている状態では、図3のU方向に沿っても基板60の組み付けを行う。この場合、操作ノブ80のピン82に対して二股部53の係合凹部58が係合するようにコンタクトホルダ50を予め配置させた上で行うものとする。
【0030】
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1) 本実施形態のスイッチ組立体は、コンタクトホルダ50を回動自在に取着する軸孔74(取着部)を有する底壁71(第1側壁)を備え、底壁71の幅方向の両側部全体から立設された一対の側壁72,73(第2側壁及び第3側壁)を備える基板ホルダ70を備えている。さらに、スイッチ組立体は基板ホルダ70に取着されるとともにコンタクトホルダ50に設けた可動接点52が摺接される基板60を備えている。
【0031】
そして、本実施形態のスイッチ組立体の組立方法は、基板60に対して、コンタクトホルダ50を抜け止めし、コンタクトホルダ50をこの状態で基板60を、基板ホルダ70に対して取着する際に、コンタクトホルダ50を、基板ホルダ70の底壁71の軸孔74に取着するようにした。
【0032】
この結果、コンタクトホルダ50を基板ホルダ70に対して組立する際、治具が必要でなく、低コストで組み立てすることができる。
又、本実施形態のスイッチ組立体は、コンタクトホルダ50が基板60に対して回動自在に係止されるとともに、基板ホルダ70の底壁71(第1側壁)の軸孔74(取着部)に取着されている。
【0033】
この構造を採用することにより、前記組立方法を容易に実現できる。
(2) 本実施形態では、上記(1)の構成に加えて、抜け止めは、基板60に対して、コンタクトホルダ50を回動自在に係止するようにした。
【0034】
この結果、コンタクトホルダ50を抜け止めした状態で、コンタクトホルダ50を底壁71に取着しても、コンタクトホルダ50を抜け止めした状態を解除することなく、コンタクトホルダ50を底壁71に対して回動自在に取着することができる。
【0035】
(3) 本実施形態では、上記(2)の構成に加え、基板60に対して、コンタクトホルダ50を回動自在に係止する際、コンタクトホルダ50から突出した両係合軸54を基板60に対して遊嵌して係止するようにした。
【0036】
この結果、両係合軸54にて、コンタクトホルダ50を基板60に対して抜け止めすることにより、上記(2)の効果を容易に実現できる。
(4) 本実施形態では、上記(3)の構成に加え、軸孔74(嵌合孔)に対して、コンタクトホルダ50から突設された軸部51が回動自在に嵌合するようにした。
【0037】
この結果、基板60に対して一側面側に設けた係合軸54にて抜け止めした状態のコンタクトホルダ50を、前記一側面側とは反対側面側に設けた軸部51を軸孔74に嵌め合わせる操作だけで容易に基板ホルダ70に対して取着できる。
【0038】
(5) 本実施形態の組立方法では、上記(4)の構成に加え、基板60には係合軸54が係止する係止孔62が形成され、係止孔62の中心と、軸孔74(嵌合孔)の中心は組立時に同軸に配置されるようにした。
【0039】
この結果、上記(4)の作用効果を容易に実現できるとともに、上記(2)の作用効果も容易に実現できる。
又、本実施形態のスイッチ組立体は、コンタクトホルダ50には基板60に向けて突設された係合軸54と、基板ホルダ70に向けて突設された軸部51とを備え、基板60には係合軸54が係止する係止孔62が形成され、軸部51が嵌合する軸孔74(嵌合孔)を備える。そして、係止孔62の中心と、軸孔74の中心は同軸に配置され、係合軸54は、基板60に対して遊嵌して係止されている。
【0040】
この結果、このスイッチ組立体の構成により、上記(4)の組立方法の作用効果を容易に実現できるとともに、上記組立方法(2)の作用効果も容易に実現できる。
【0041】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 前記実施形態では、底壁71において、互いに反対の両側部全体から立設された側壁72(第2側壁)及び側壁73(第3側壁)を備えた基板ホルダ70に対してコンタクトホルダ50を組み付けた。しかし、基板ホルダは、必ずしも、側壁72,73を備えるものに限定するものではない。
【0042】
例えば、基板ホルダにおいて、コンタクトホルダ50が配置される空間の周囲に、側壁以外の他の部材、特にコンタクトホルダの厚みよりも高さがある部材が接近して設けられており、そのために、コンタクトホルダが基板ホルダに対して手組み付けが困難な場合においても、適用できるものである。
【0043】
○ 前記実施形態では、底壁71において、互いに反対の両側部全体から立設された側壁72(第2側壁)及び側壁73(第3側壁)を備える基板ホルダ70を備えたスイッチ組立体に具体化した。これに代えて、少なくともコンタクトホルダ50に対応した部位(コンタクトホルダが配置される部位)における互いに反対の両側部から立設された側壁(第2側壁)及び側壁(第3側壁)を備える基板ホルダを備えたスイッチ組立体及びそのスイッチ組立体の組立方法に具体化してもよい。
【0044】
○ 前記実施形態では、底壁71に軸孔74(取着部)を設け、コンタクトホルダ50に軸孔74に嵌合する軸部51を設けた。この代わりに、図6に示すように、底壁71に軸100を突出し、同軸100に対して回動自在に嵌合する軸孔110をコンタクトホルダ50に設けても良い、このように構成しても、前記実施形態のスイッチ組立体と、スイッチ組立体の組立方法と同様の作用効果を奏する。
【0045】
この場合、軸100が取着部に相当する。
○ 前記実施形態では、コンタクトホルダ50は、回動自在に基板60、及び基板ホルダ70に取り付けたが、コンタクトホルダ50は回動するものに限定するものではない。例えば、コンタクトホルダ50をスライド自在に基板60、及び基板ホルダ70に対して取付けしてもよい。
【0046】
○ 前記実施形態では、コンタクトホルダ50に係合軸54を設け、基板60に係合軸54を遊嵌係止する係止孔62を設けた。この代わりに、コンタクトホルダ50に係止凹部を設け、基板60に同係止凹部に回動自在に係止する係合軸を設けても良い。このように構成しても、前記実施形態のスイッチ組立体と、スイッチ組立体の組立方法と同様の作用効果を奏する。
【0047】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1乃至請求項の発明によれば、底壁のコンタクトホルダが配置されるとともに手が入らない空間の周囲には、前記コンタクトホルダの厚みよりも高い部材を有して、又は、前記底壁に前記コンタクトホルダの厚みよりも高い一対の側壁が立設されて、前記コンタクトホルダ全体を収納する基板ホルダに対してコンタクトホルダを組立する際、治具が必要でなく、低コストで組み立てすることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態のスイッチ組立体の分解斜視図。
【図2】スイッチ組立体の組立方法の説明図。
【図3】スイッチ組立体の組立方法の説明図。
【図4】スイッチ組立体の組立方法の説明図。
【図5】コンタクトホルダ50の平面図。
【図6】他の実施形態のスイッチ組立体の組立方法の説明図。
【図7】従来例のスイッチ組立体の分解斜視図。
【図8】同じく従来例のスイッチ組立体の説明図。
【符号の説明】
50…コンタクトホルダ
51…軸部
54…係合軸
60…基板
62…係止孔
70…基板ホルダ
71…底壁(第1側壁)
72…側壁(第2側壁)
73…側壁(第3側壁)
74…軸孔(嵌合孔、取着部)
100…軸(取着部)

Claims (7)

  1. コンタクトホルダと、前記コンタクトホルダを移動自在に取着する取着部を底壁に有する基板ホルダであって、前記コンタクトホルダが配置されるとともに手が入らない空間の周囲に前記コンタクトホルダの厚みよりも高い部材を有して、又は、前記底壁に前記コンタクトホルダの厚みよりも高い一対の側壁が立設されて、前記コンタクトホルダ全体を収納する基板ホルダと、
    前記基板ホルダに取着されるとともに前記コンタクトホルダに設けた可動接点が摺接される基板であって、前記基板ホルダの底壁に対し、前記コンタクトホルダの厚みよりも高い部材の高さ又は前記側壁の高さよりも高い位置から、接近して前記基板ホルダに取着される基板を備えた組立構造体の組立方法において、
    前記基板に対して前記コンタクトホルダを抜き出し不能に係止した状態で前記基板を、前記基板ホルダの底壁に対し、前記コンタクトホルダの厚みよりも高い部材の高さ又は前記側壁の高さよりも高い位置から移動して、前記コンタクトホルダを、前記基板ホルダの取着部に取着して前記コンタクトホルダ全体を該基板ホルダ内に収納することを特徴とする組立構造体の組立方法。
  2. 前記基板に対する前記コンタクトホルダの係止は、前記コンタクトホルダを、前記取着部に対する移動を許容するように前記基板に対して移動自在に係止するものであることを特徴とする請求項1に記載の組立構造体の組立方法。
  3. 前記基板に対して、前記コンタクトホルダを移動自在に係止する際、前記コンタクトホルダから突出した係合軸を前記基板に対して遊嵌して係止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の組立構造体の組立方法。
  4. 前記取着部は、嵌合孔であり、前記コンタクトホルダから突設された軸部が回動自在に嵌合するものである請求項3に記載の組立構造体の組立方法。
  5. 前記基板には前記係合軸が係止する係止孔が形成され、前記係止孔の中心と、前記嵌合孔の中心は組立時に同軸に配置されることを特徴とする請求項4に記載の組立構造体の組立方法。
  6. コンタクトホルダと、前記コンタクトホルダを移動自在に取着する取着部を底壁に有する基板ホルダであって、前記コンタクトホルダが配置されるとともに手が入らない空間の周囲に前記コンタクトホルダの厚みよりも高い部材を有して、又は、前記底壁に前記コンタクトホルダの厚みよりも高い一対の側壁が立設されて、前記コンタクトホルダ全体を収納する基板ホルダと、前記基板ホルダに取着されるとともに前記コンタクトホルダに設けた可動接点が摺接される基板を備えた組立構造体において、
    前記コンタクトホルダが前記基板に対して移動自在に、かつ抜き出し不能に係止されるとともに、前記基板ホルダの取着部に取着されて前記コンタクトホルダ全体を該基板ホルダ内に収納されていることを特徴とする組立構造体。
  7. 前記取着部は、前記基板ホルダに形成された嵌合孔であり、前記コンタクトホルダは、前記基板に向けて突設された係合軸が、前記基板に形成された係止孔に係入されることにより、前記基板に対して移動自在に係止されているとともに、前記基板ホルダに向けて突設された軸部が、前記嵌合孔に移動自在に嵌合されており、
    前記係止孔の中心と、前記嵌合孔の中心は同軸に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の組立構造体。
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