JP2002090165A - 渋滞判定装置 - Google Patents

渋滞判定装置

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JP2002090165A
JP2002090165A JP2000280991A JP2000280991A JP2002090165A JP 2002090165 A JP2002090165 A JP 2002090165A JP 2000280991 A JP2000280991 A JP 2000280991A JP 2000280991 A JP2000280991 A JP 2000280991A JP 2002090165 A JP2002090165 A JP 2002090165A
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Japan
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vehicle speed
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average
vehicle
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JP2000280991A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Saito
浩 斎藤
Koki Mitsuishi
広喜 三ツ石
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、人の感覚にあった渋滞判定を行う
ことのできる渋滞判定装置を提供することにある。 【解決手段】 現在位置検知装置13からの検出信号に
基づいて、コントローラ27が車両の現在位置を測位
し、車両の走行距離を算出する。そして、コントローラ
27は、現在位置及び走行距離に基づいて、第1の時間
間隔における車両の平均車速を算出し、さらに、現在位
置及び走行距離に基づいて、第1の時間間隔よりも長い
第2の時間間隔における車両の平均車速を算出する。こ
こで、第1平均車速と第2平均車速の両者が所定車速よ
りも小さい場合に、渋滞であると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション装
置に適用でき、人の感覚にあった渋滞判定を行うことの
できる渋滞判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路が渋滞であるかどうかを判定
する渋滞判定装置としては、特開平9−305107号
公報に記載された「ナビゲーション装置」が報告されて
いる。
【0003】この従来の渋滞判定装置においては、車速
と時間に基づいて、一定車速(例えば30km/h)以
上で一定時間(例えば5分)以上継続して走行した場合
に渋滞ではないと判定し、一定車速(例えば30km/
h)未満で一定時間(例えば5分)以上継続して走行し
た場合に渋滞であると判定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の渋滞判定装
置をナビゲーション装置に適用させた場合、例えば、出
発地点から目的地点まで設定した誘導経路を走行中に、
渋滞と判定された地点で目的地まで誘導経路を再計算し
て、ドライバに表示を行う、いわゆるリルート演算機能
というものが考えられる。
【0005】しかしながら、従来の渋滞判定装置をナビ
ゲーション装置に適用させた場合、単に、車速と時間に
基づいて渋滞であるかどうかを判断するようにしていた
ので、例えば市街地を走行している場合に、道路そのも
のは渋滞状態ではないにも拘わらず、車両が通過する信
号の全てにおいて一定速度未満に車速を落とすような場
合に、道路が渋滞状態であると判断して、誘導経路の再
計算を行うことが考えられる。
【0006】ところが、一般に、ドライバは、所定の速
度で走行でき、所定の距離を停止することなく走行でき
れば、渋滞であるとは感じないこととなる。逆に、所定
の速度で走行できず、所定の距離を停止することなく走
行できない場合に渋滞であると感じることとなる。
【0007】このため、上述したように、車両が通過す
る信号の全てにおいて一定速度未満に車速を落とすよう
な場合に、渋滞と判断されて誘導経路が再計算される
と、ドライバに違和感が生じることが考えられる。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、人の感覚にあった渋滞判定を行うこ
とのできる渋滞判定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、車両の現在位置を検出する現
在位置検出手段と、車両の走行距離を算出する走行距離
算出手段と、現在位置及び走行距離に基づいて、第1の
時間間隔における車両の平均車速を算出する第1平均車
速算出手段と、現在位置及び走行距離に基づいて、前記
第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔における車両
の平均車速を算出する第2平均車速算出手段と、第1平
均車速と第2平均車速の両者が所定車速よりも小さい場
合に、渋滞であると判定する渋滞判定手段とを備えるこ
とを要旨とする。
【0010】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、目的地を設定する目的地設定手段と、現在位置
から目的地までの距離を算出する目的地距離算出手段と
を備え、目的地までの距離に基づいて、前記第1時間間
隔と前記第2時間間隔の少なくともどちらか一方を変更
することを要旨とする。
【0011】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、現在位置での道路種別の変更の有無を判断する
道路種別判定手段と、前記第1または第2の平均車速を
算出している間に、道路種別の変更があった場合には、
前記渋滞判定手段による渋滞判定を中断することを要旨
とする。
【0012】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、現在から過去に渡る少なくとも1つの時間間隔
の間、同一の道路種別の道路にいたことが判断された場
合には、当該少なくとも1つの時間間隔における平均車
速に基づいて、渋滞判定を行うことを要旨とする。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、現在位
置及び走行距離に基づいて、第1の時間間隔における車
両の平均車速を算出し、現在位置及び走行距離に基づい
て、第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔における
車両の平均車速を算出し、第1平均車速と第2平均車速
の両者が所定車速よりも小さい場合に、渋滞であると判
定することで、人の感覚にあった渋滞判定を行うことが
できる。
【0014】また、請求項2記載の本発明によれば、目
的地までの距離に基づいて、第1時間間隔と第2時間間
隔の少なくともどちらか一方を変更することで、短距離
運転時はレスポンスのよい渋滞判定を行い、長距離運転
時は大局情報に基づく渋滞判定を行うことができる。
【0015】また、請求項3記載の本発明によれば、第
1または第2の平均車速を算出している間に、道路種別
の変更があった場合には、渋滞判定を中断することで、
渋滞判定結果の誤差を低減することができる。
【0016】また、請求項4記載の本発明によれば、現
在から過去に渡る少なくとも1つの時間間隔の間、同一
の道路種別の道路にいたことが判断された場合には、当
該少なくとも1つの時間間隔における平均車速に基づい
て、渋滞判定を行うことで、人の感覚にあった渋滞判定
を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る渋滞判定装置を適用可能なナビゲーション装置
11の基本構成を示す図である。
【0018】図1において、現在位置検知装置13は、
GPSレシーバ15と、振動ジャイロ17と、車速セン
サ19とから構成されている。GPSレシーバ15は、
GPSシステムにより衛星から送られてくる衛星波をG
PSアンテナ15aで受信し、受信した衛星波を復調し
て衛星から送られてくるデータを検出して受信位置の位
置情報を車両の現在位置として出力する。振動ジャイロ
17は、車両の進行方向を検出するための方位センサの
一つである。車速センサ19は、車両の走行速度を検出
する。この現在位置検知装置13は、振動ジャイロ17
や車速センサ19からの各検出信号に基づいて緯度・経
度で示される現在位置データを自立的に測位するととも
に、この自立的に測位された測位結果と、GPSレシー
バ15による測位結果とを走行状況に応じて使い分けた
り、併用することで車両の現在位置を検出する。
【0019】時計部21は、現在の時刻を計時して時刻
データをコントローラ27に出力する。操作スイッチ2
3は、オペレータが入力操作を行うための切換スイッチ
や各種操作キーを備えている。コントローラ27は、C
PU、ROM、RAMを備え、ROMに記憶されている
制御プログラム、RAMに記憶されている制御データ等
に従って装置全体を制御する。特に、コントローラ27
は、車両が渋滞に巻き込まれた場合に、自動的に経路変
更(リルート機能)を行うように制御している。
【0020】DVD駆動装置29は、DVDに記憶され
ている地図情報をコントローラ27からの制御に応じて
出力する。ディスプレイ31は、例えば自車両周辺の地
図情報を表示するとともに、この地図情報上に自車位置
や渋滞情報等を表示する。スピーカ33は、音声を用い
て誘導情報をドライバに報知する。
【0021】次に、図2に示すメインフロー、図3に示
す平均車速算出処理のサブルーチンフローを参照して、
ナビゲーション装置11の動作を説明する。まず、ステ
ップS10では、ドライバの操作に応じて操作スイッチ
23から目的地が入力され、コントローラ27に設定さ
れる。この操作は、例えばディスプレイ31上に表示さ
れた地図情報をスクロールしたり、電話番号・住所等の
キーワードを指定することによって行われる。
【0022】そして、ステップS20では、現在位置検
知装置13に基づいて車両の現在位置を測位し、現在位
置から目的地までの最適経路を探索する。これは、DV
D駆動装置29を介してDVDに記憶されている地図デ
ータベースから読み込んだ地図情報に基づいて、周知の
ダイクストラ法等の計算アルゴリズムによって行われ
る。以降、通常のナビゲーション装置と同様、特定した
現在位置と進行方向情報を、探索された経路と比較し、
経路案内が実行される。
【0023】そして、ステップS30では、現在位置検
知装置13に基づいて車両の現在位置を測位するととも
に、時計部21から現在の時刻tを読み出す。そして、
ステップS40では、車両の移動距離Dから随時算出さ
れる。詳しくは、連続した2つの位置座標出力(x1,
y1)、(x2,y2)からその2点間の距離を順次に
積算して計算する。
【0024】そして、ステップS50では、複数の時間
間隔での車両の平均速度を算出する。ここでは、1分
間、2分間、4分間の平均速度を算出するものとする。
すなわち、ステップS30、S40で算出した現在位
置、時刻、移動距離は、それぞれ1分平均速度算出用バ
ッファ、2分平均速度算出用バッファ、4分平均速度算
出用バッファに格納され、各々のバッファ内で、最新の
過去1分間、過去2分間、過去4分間のデータが参照さ
れ、平均車速が算出される。なお、バッファの容量増大
を防ぐため、最新データが入力されると最も古いデータ
は削除されるように構成されており、常に、1分間、2
分間、4分間分の情報を保持するようになっている。
【0025】ここで、図3を参照して、平均車速を算出
するためのサブルーチンフローを説明する。なお、RA
M上には、1分間の平均速度を計算する1分平均速度算
出用バッファ(アドレスp)、2分間の平均速度を計算
する2分平均速度算出用バッファ(アドレスq)、4分
間の平均速度を計算する4分平均速度算出用バッファ
(アドレスr)が定義されている。
【0026】まず、ステップS310では、各バッファ
のアドレスを初期化(=1)する。そして、ステップS
320では、時計部21で検出した時刻t、コントロー
ラ27が測位した位置座標x、yを、それぞれ各バッフ
ァに格納し、さらに、前回からの車両の移動距離dを計
算する。
【0027】そして、ステップS330では、各バッフ
ァ(アドレスp,q,r)の最新のアドレスをRAMに
記憶する。ここで、ステップS340では、1分平均速
度算出用バッファ(アドレスp)をアクセスし、1分間
の位置情報が揃ったかどうかを判定する。1分間の位置
情報が揃った場合にはステップS350に進む。一方、
1分間の位置情報が揃っていない場合にはステップS3
90に進む。
【0028】そして、ステップS350では、1分間の
位置情報が揃っているので、1分間の平均速度V1を算
出する。そして、ステップS360では、1分平均速度
算出用バッファ(アドレスp)のアドレスを初期化(p
=1)する。
【0029】そして、ステップS370では、1分平均
速度算出用バッファ(アドレスp)の内容を1アドレス
だけシフトする。そして、ステップS375では、アド
レスpがP(最大値)まで達したかどうかを判断する。
アドレスpがPまで達していない場合には、ステップS
377に進み、アドレスpに1を加算して新たなアドレ
スとし、ステップS370に進む。この結果、1分平均
速度算出用バッファ(アドレスp)の内容を1アドレス
ずつシフトして最も古い情報が1つ削除される。
【0030】そして、ステップS375で、アドレスp
がPまで達した場合には、ステップS380に進み、最
新の情報が格納されているアドレスp(P−1)を指定
し、ステップS390に進む。ここで、ステップS39
0では、2分平均速度算出用バッファ(アドレスq)を
アクセスし、2分間の位置情報が揃ったかどうかを判定
する。1分間の位置情報が揃った場合にはステップS4
00に進む。一方、2分間の位置情報が揃っていない場
合にはステップS440に進む。なお、ステップS40
0〜S430は、ステップS350〜S380に示す1
分間の位置情報についての各処理内容を2分間の位置情
報についての各処理内容に変更したものであるので、そ
の説明を省略する。
【0031】また、ステップS440では、4分平均速
度算出用バッファ(アドレスq)をアクセスし、4分間
の位置情報が揃ったかどうかを判定する。4分間の位置
情報が揃った場合にはステップS450に進む。一方、
4分間の位置情報が揃っていない場合にはステップS3
90に進む。なお、ステップS450〜S480は、ス
テップS350〜S380に示す1分間の位置情報につ
いての各処理内容を4分間の位置情報についての各処理
内容に変更したものであるので、その説明を省略する。
そして、ステップS490では、各バッファ(アドレス
p,q,r)のアドレスを1つずつ更新(+1)してス
テップS320に進む。ステップS320では、上述し
たように、最新の情報を検出する。
【0032】図2に移り、ステップS60では、車両が
渋滞に巻き込まれているかどうかを判定する。渋滞の判
断には様々な基準が提案されている。例えば、広く用い
られているVICS(Vehicle Informa
tion and Communication Sy
stem)にあっては、一般道で平均車速10〜20k
m/hを「混雑」とし、10km/h以下を「渋滞」、
20km/h以上を「順調」としている。本実施例で
も、この基準に従って、渋滞判定を行うものとする。
【0033】本実施の形態では、ステップS50で算出
された1分間平均車速をV1、2分間平均車速をV2、
4分間平均車速をV4とした時、V1、V2、V4がと
もに10km/h以下である時、車両は渋滞に巻き込ま
れていると判定する。なお、ステップS60に示す判断
基準は、4分間程度10km/h未満の状態が続くと、
渋滞と認識する人が多いことにその根拠が求められる
(逆に4分未満であれば、渋滞と判断しない)。
【0034】そして、ステップS70では、ステップS
60において、車両が渋滞に巻き込まれていると判定さ
れ、かつ、前回の経路探索が行われてから一定時間以上
経過しているかどうかを判断する。ステップS70にお
いてYESの場合には、ステップS80に進む。一方、
ステップS80においてNOの場合には、ステップS9
0に進む。
【0035】そして、ステップS80では、ステップS
20と同様に、この渋滞を避けるため、現在位置から目
的地に至る新たな経路を探索する。そして、経路が変更
されたことは、音声や画面表示によって、ドライバに伝
達される。
【0036】ステップS90では、新たに設定した経路
に沿った誘導が開始される。誘導情報は、スピーカ33
から音声で提供され、ディスプレイ31から画像情報で
提供される。そして、ステップS100では、現在位置
検知装置13から現在位置を読み込み、現在位置が目的
地と一致して到着したかどうかを判断する。目的地に到
着した場合には、全体の処理を終了する。一方、目的地
に到着していない場合には、ステップS30に戻り、上
述した処理を繰り返す。
【0037】以上説明したように、第1の実施の形態に
おいては、複数の時間間隔(1分、2分、4分)での車
両の平均車速を算出し、この全ての時間間隔の平均車速
が所定車速(例えば10km/h)以下である場合に渋滞で
あると判定するようにしたので、例えば所定の速度で走
行できず、所定の距離を一度に走行できない場合に、渋
滞であると判定されるので、ドライバの感覚にあった渋
滞判定を行うことができ、ドライバに違和感を与えな
い。
【0038】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態に係る渋滞判定装置も図1に示すナビゲーション
装置11に適用可能である。なお、本実施の形態におい
て利用される道路種別は、DVD駆動装置29により駆
動されるDVDに地図情報とともに記憶されている。
【0039】次に、図4に示すメインフロー、図5に示
す平均車速算出処理のサブルーチンフローを参照して、
ナビゲーション装置11の動作を説明する。まず、ステ
ップS610では、ドライバの操作に応じて操作スイッ
チ23から目的地が入力され、コントローラ27に設定
される。この操作は、例えばディスプレイ31上に表示
された地図情報をスクロールしたり、電話番号・住所等
のキーワードを指定することによって行われる。
【0040】ステップS620では、現在位置検知装置
13に基づいて車両の現在位置を測位し、現在位置から
目的地までの最適経路を探索する。これは、DVD駆動
装置29を介してDVDに記憶されている地図データベ
ースから読み込んだ地図情報に基づいて、周知のダイク
ストラ法等の計算アルゴリズムによって行われる。以
降、通常のナビゲーション装置と同様、特定した現在位
置と進行方向情報を、探索された経路と比較し、経路案
内が実行される。
【0041】さらに、ステップS630では、現在位置
から目的地までの距離Dを計算する。ステップS640
では、現在位置検知装置13に基づいて走行中の現在位
置を測位し、時計部21から時刻tを読み出し、さら
に、現在位置に対応する道路種別をDVD駆動装置29
を介してDVDから読み出す。
【0042】ステップS650では、車両の移動距離D
を算出する。これは、連続した2つの位置座標出力(x
1,y1)、(x2,y2)から、その2点間の距離を
計算して順次に積算することで得られる。ステップS6
60では、現在位置検知装置13に基づいて現在位置を
検出し、この現在位置での道路種別をDVD駆動装置2
9を介してDVDから読み出し、道路種別が高速道路か
一般道路か検出する。さらに、目的地までの距離Dに基
づき、平均速度を算出する時間間隔と渋滞判定の速度し
きい値を設定する。
【0043】このとき、目的地までの距離Dの値に応じ
て、平均速度を算出する時間間隔を設定する。これは、
距離Dが10km程度と短い時は、4分程度の短い時間
間隔で平均速度を算出し、距離Dが100km程度と長
い時は、6分程度の長い時間間隔で平均速度を算出する
ようにし、短距離運転時はレスポンスのよい渋滞判定を
行い、長距離運転時は大局情報に基づく渋滞判定を行え
るようにする。
【0044】次に、走行中の道路種別に応じて、渋滞判
定の速度しきい値を設定する。これは、例えば、一般道
路を走行中は平均速度10km/h以下を渋滞とし、高
速道路・有料道路を走行中は平均速度40km/h以下
を渋滞とする。ステップS670では、複数時間間隔の
車両の平均速度を算出する。
【0045】ここでは、1分間、2分間、4分間の平均
速度を算出するものとする。ステップS640で算出し
た現在位置、時刻、移動距離は、それぞれ1分平均車速
算出用バッファ、2分平均車速算出用バッファ、4分平
均車速算出用バッファに格納され、各々のバッファ内
で、最新の過去1分間、過去2分間、過去4分間のデー
タが参照され、平均車速が算出される。
【0046】なお、本実施の形態では、バッファの容量
増大を防ぐため、最新データが入力されると最も古いデ
ータは削除される構成になっており、常に、1分間、2
分間、4分間分の情報を保持するようになっている。
【0047】ここで、図5,図6を参照して、平均車速
を算出するためのサブルーチンフローを説明する。な
お、フローチャートは、道路種別が変化した場合に、渋
滞判定を一時中断する方法を採るものとして説明する。
【0048】まず、ステップS810では、測位した現
在位置から設定した目的地までの距離を計算し、10k
mを超えるかどうかを判断する。現在位置から目的地ま
での距離が10km以下の場合には、ステップS815
に進む。一方、現在位置から目的地までの距離が10k
mを超える場合、ステップS930に示すサブルーチン
に移行する。なお、ステップS930では、平均車速を
計算する時間間隔(1分間、3分間、6分間)が長くな
るが、ステップS815〜S920と同様の処理を行う
ので、そのフローチャートの提示および説明を省略する
こととする。
【0049】そこで、図5を参照して、現在位置から目
的地までの距離が10km以下の場合について説明す
る。まず、ステップS815では、現在位置検知装置1
3に基づいて現在位置を検出し、この現在位置での道路
種別をDVD駆動装置29から読み出し、走行中の道路
種別が一般道路かどうかを判断し、一般道路の場合に
は、ステップS820に進み、一般道路を表す判定結果
を設定(Type=0)する。
【0050】一方、ステップS815で、走行中の道路
種別が一般道路ではないと判断した場合には、ステップ
S825に進み、道路種別が高速道路かどうかを判断
し、高速道路の場合には、ステップS830に進み、高
速道路を表す判定結果を設定(Type=1)する。ま
た、高速道路ではない場合には、ステップS835に進
み、一般道路でも高速道路でもないことを表す判定結果
を設定(Type=2)する。
【0051】そして、ステップS840では、時計部2
1から読み出した時刻t、コントローラ27が測位した
車両の位置座標(x,y)、前回からの移動距離d、先
に検出した道路種別Typeをそれぞれバッファに記憶
する。
【0052】ステップS845では、計測を開始してか
ら1分経過したかどうかを判断し、1分経過した場合に
はステップS860に進む。一方、1分経過ではない場
合には、ステップS850に進み、2分経過かどうかを
判断し、2分経過した場合にはステップS880に進
む。他方、2分経過ではない場合には、ステップS85
5に進み、4分経過かどうかを判断し、4分経過した場
合にはステップS900に進む。ここで、1分,2分,
または4分経過ではない場合には、ステップS815に
戻り、処理を繰り返す。
【0053】そして、ステップS860では、1分経過
したので、ステップS820,S830,S835で記
憶した道路種別(Type)を読み出し、この1分間の
間に、同一種別の道路にいたかどうかを判定し、判定結
果に応じてバッファにCaseの値を決定する。すなわ
ち、1分間一般道路にいた場合にはCase=0、1分
間高速道路にいた場合にはCase=1、一般道路でも
高速道路でもない場合にはCase=2と決定する。
【0054】そして、ステップS865では、1分間の
間に一般道路または高速道路にいるかどうかを判断す
る。すなわち、同一種別の道路にいる(Case≠2)
と判断された場合にはステップS870に進み、平均車
速を算出する。なお、平均車速の算出処理は、図3に示
すステップS350と同様に処理する。
【0055】一方、ステップS865で、1分間の間に
道路の種別変化があった場合は、平均車速の算出を行わ
ず、ステップS875に進む。ステップS875では、
時刻、位置座標、移動距離、道路種別の内容を1アドレ
スずつシフトし、最も古い情報を1つ削除するととも
に、空になったアドレスに最新の情報を格納する。詳し
くは、図3に示すステップS370〜S377と同様に
処理する。
【0056】そして、ステップS860〜S875では
1分間についての平均車速を算出したが、ステップS8
80〜S895では2分間について、また、ステップS
900〜S915では4分間についての平均車速を同様
に算出する。
【0057】ステップS920では、車両が渋滞に巻き
込まれているかどうかを判定する。渋滞の判断には様々
な基準が提案されている。例えば、広く用いられている
VICSにあっては、一般道で平均車速10〜20km
/hを「混雑」とし、10km/h以下を「渋滞」、2
0km/h以上を「順調」としており、都市間高速道路
においては、平均車速40〜60km/hを「混雑」、
40km/h以下を「渋滞」、60km/h以上を「順
調」としている。本実施の形態でも、この基準に従っ
て、渋滞判定を行うものとする。
【0058】本実施の形態では、車両が一般道を走行中
である場合、ステップS680では、算出された1分間
平均車速をV1、2分間平均車速をV2、3分間平均車
速をV3、4分間平均車速をV4、6分間平均車速をV
6とした時、V1、V2、V4がともに10km/h以
下である時、あるいは、V1、V3、V6がともに10
km/h以下である時、車両は渋滞に巻き込まれている
と判定する。
【0059】また、車両が高速道路を走行中である場
合、V1、V2、V4がともに40km/h以下である
時、あるいは、V1、V3、V6がともに40km/h
以下である時、車両は渋滞に巻き込まれていると判定す
る。
【0060】なお、この時、過去4分間または過去6分
間に、走行する道路種別に変更が生じた場合(ステップ
S910で、Case=2の場合)は、渋滞判定を行わ
ないようにする。すなわち、過去4分間または過去6分
間に、一般道路から高速道路、あるいは、高速道路から
一般道路へと、走行する道路種別が変化した場合、同一
指標で渋滞判定を行うと、実際と異なる判定結果が出力
される恐れがある。このため、過去4分間、あるいは過
去6分間の間に道路種別の変化が発生したは場合は、平
均速度の算出を中断する。この結果、渋滞判定結果の誤
差を低減することができる。
【0061】また、変形例として、1分間同一道路種別
にいたことを検出した場合、過去1分間のデータのみか
ら渋滞判定を行い、2分間同一道路種別にいたことを検
出した場合、過去1分間、過去2分間のデータを用いて
渋滞判定を行い、4分間同一道路種別にいたことを検出
した場合、通常の判定処理に戻るように構成にしてもよ
い。一方、道路種別変更が成された場合には、種別変更
された時点から1分間は判定しない、1分〜2分までの
間は1分の平均車速V1に基づき判定し、2〜4分まで
は1分の平均車速V1と2分の平均車速V2に基づいて
判定し、4分以降は1分の平均車速V1,2分の平均車
速V2,4分の平均車速V3に基づいて判定するように
構成にしてもよい。
【0062】さらに、目的地までの距離によって、人が
渋滞と認識する感覚は異なり、残りの走行距離が少ない
場合には、4分を超えると渋滞と認識し、残りの走行距
離が多い場合には6分を超えると渋滞と認識することが
多い。
【0063】図4に移り、ステップS690では、車両
が渋滞に巻き込まれていると判定されたので、前回の経
路探索が行われてから一定時間以上経過しているかどう
かを判断する。前回の経路探索が行われてから一定時間
以上経過している場合にはステップS700に進む。
【0064】そして、ステップS700では、渋滞を避
けるために、現在位置から目的地に至る新たな経路を探
索する。なお、経路が変更されたことは、スピーカ33
から音声を出力し、ディスプレイ31から画面に表示し
て、ドライバに伝達される。
【0065】そして、ステップS710では、新たに設
定した経路に沿った誘導が開始される。誘導情報は、ス
ピーカ33から音声で提供され、ディスプレイ31から
画像情報で提供される。そして、ステップS720で
は、現在位置検知装置13から現在位置を読み込み、現
在位置が目的地と一致して到着したかどうかを判断す
る。目的地に到着した場合には、、全体の処理を終了す
る。一方、目的地に到着していない場合には、ステップ
S640に戻り、上述した処理を繰り返す。
【0066】本発明の第2の実施の形態に関する効果と
しては、第1の実施の形態における効果に加わえて、目
的地までの距離に基づいて、第1時間間隔と第2時間間
隔の少なくともどちらか一つの時間間隔を変更すること
で、短距離運転時はレスポンスのよい渋滞判定を行い、
長距離運転時は大局情報に基づく渋滞判定を行うことが
できる。また、第1または第2の平均車速を算出してい
る間に、道路種別の変更があった場合には、渋滞判定を
中断することで、渋滞判定結果の誤差を低減することが
できる。
【0067】なお、上述した実施の形態では、3つの時
間間隔を用いて渋滞判定を行うようにしたが、2つの時
間間隔や、また4つの時間間隔を用いるようにしても、
同様の効果を有することはいうまでもない。なお、上述
した第1および第2の実施の形態では、渋滞を検出した
場合に目的地までの経路を再探索する例を説明したが、
本発明はこのような場合にのみ限定されるものではな
く、例えば、渋滞に巻き込まれていると判断した場合に
エアコンの送風方向を変化させて、例えば、冷風をドラ
イバの顔部に当てることで、ドライバのいらいらの発生
を防止するようにもでき、また、メッセージの出力によ
って緊張感を持続するように注意を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る渋滞判定装置
を適用可能なナビゲーション装置11の基本構成を示す
図である。
【図2】第1の実施の形態に係る渋滞判定装置を適用可
能なナビゲーション装置の動作を説明するためのメイン
フローを示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係る平均車速を算出するた
めのサブルーチンを示す図である。
【図4】第2の実施の形態に係る渋滞判定装置を適用可
能なナビゲーション装置の動作を説明するためのメイン
フローを示す図である。
【図5】第2の実施の形態に係る平均車速を算出するた
めのサブルーチンを示す図である。
【符号の説明】
13 現在位置検知装置 15 GPSレシーバ 17 振動ジャイロ 19 車速センサ 21 時計部 27 コントローラ 29 DVD駆動装置 31 ディスプレイ 33 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC06 AC14 AC18 AC19 AC20 5H180 AA01 BB13 BB15 CC12 DD04 EE02 FF04 FF05 FF22 FF25 FF27 FF36 FF40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の現在位置を検出する現在位置検出
    手段と、 車両の走行距離を算出する走行距離算出手段と、 現在位置及び走行距離に基づいて、第1の時間間隔にお
    ける車両の平均車速を算出する第1平均車速算出手段
    と、 現在位置及び走行距離に基づいて、前記第1の時間間隔
    よりも長い第2の時間間隔における車両の平均車速を算
    出する第2平均車速算出手段と、 第1平均車速と第2平均車速の両者が所定車速よりも小
    さい場合に、渋滞であると判定する渋滞判定手段とを備
    えることを特徴とする渋滞判定装置。
  2. 【請求項2】 目的地を設定する目的地設定手段と、 現在位置から目的地までの距離を算出する目的地距離算
    出手段とを備え、 目的地までの距離に基づいて、前記第1時間間隔と前記
    第2時間間隔の少なくともどちらか一方を変更すること
    を特徴とする請求項1記載の渋滞判定装置。
  3. 【請求項3】 現在位置での道路種別の変更の有無を判
    断する道路種別判定手段と、 前記第1または第2の平均車速を算出している間に、道
    路種別の変更があった場合には、前記渋滞判定手段によ
    る渋滞判定を中断することを特徴とする請求項1又は2
    項に記載の渋滞判定装置。
  4. 【請求項4】 現在から過去に渡る少なくとも1つの時
    間間隔の間、同一の道路種別の道路にいたことが判断さ
    れた場合には、当該少なくとも1つの時間間隔における
    平均車速に基づいて、渋滞判定を行うことを特徴とする
    請求項3記載の渋滞判定装置。
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