JP2002089004A - パネルの取付構造及び手摺構造 - Google Patents

パネルの取付構造及び手摺構造

Info

Publication number
JP2002089004A
JP2002089004A JP2000278697A JP2000278697A JP2002089004A JP 2002089004 A JP2002089004 A JP 2002089004A JP 2000278697 A JP2000278697 A JP 2000278697A JP 2000278697 A JP2000278697 A JP 2000278697A JP 2002089004 A JP2002089004 A JP 2002089004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
mounting structure
handrail
support member
structure according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000278697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4295903B2 (ja
Inventor
Shigeyuki Murata
茂幸 村田
Takeshi Kawanishi
毅 川西
Kunio Watanabe
邦夫 渡辺
Fumio Kato
文雄 加藤
Hiroshi Nakamura
浩 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
A&A Material Corp
Sunrail Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
A&A Material Corp
Sunrail Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd, A&A Material Corp, Sunrail Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP2000278697A priority Critical patent/JP4295903B2/ja
Publication of JP2002089004A publication Critical patent/JP2002089004A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4295903B2 publication Critical patent/JP4295903B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工、現場作業が簡単かつ確実で、かつパネ
ルの交換や運搬が容易に行われるパネルの取付構造及び
手摺構造を提供する。 【解決手段】 複数の支柱11,11 とこれらの支柱を連結
する横架材とからなる骨組10の外側に、横方向に適宜間
隔をおいて複数の支持部材20を設ける。パネル30は、支
持部材20に骨組10の上側から差込み及び引抜き可能に取
り付けられ、支持される。パネル30は、人力で運搬可能
な重量及び大きさであり、GRCパネルからなる。パネ
ル30は、上下方向に複数枚に分割して差し込まれるよう
に構成され、支持部材20に対しスライド可能な係合部33
を備える。係合部33は、アルミニウムの押出型材からな
り、パネル30に固定され、パネル30の表面に露出しな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネルの取付構造
及び手摺構造に関する。
【0002】
【従来の技術】集合住宅等の建物では、タイル張りされ
た外壁に合わせて、タイル張りされた腰壁の手摺をバル
コニーや共用廊下の片持ち構造の床スラブと一体的に設
けることが行われている。タイル張りされた腰壁の手摺
は、見栄えがよく、重厚で高級感ある佇まいを呈する。
図6は、そのような手摺の従来例を示す側断面図であ
る。片持ち構造のバルコニーの床スラブ70の先端に、
タイル71が張られた腰壁の手摺72が立設されてい
る。符号73はコンクリート打継ぎ面、符号74は排水
溝、符号75は梁を示す。
【0003】しかし、上記手摺、床スラブ70は、従
来、現場打ち鉄筋コンクリート造で構築されることが多
いが、その施工は大掛かりで多数の工程を必要とする。
すなわち、従来の工法(湿式工法)では、床スラブ70
のコンクリートを打設した後で、手摺のコンクリートを
打設する作業手順をとるので、施工現場では、複数の作
業が錯綜し、施工工期が長くなる。すなわち、鉄筋及び
型枠を組み立てた後、コンクリートを打設して腰壁を形
成し、コンクリートが硬化した後、型枠を解体し、型枠
等の残材を搬出し、適宜補修を施した後、表面にタイル
を張り付ける、といった工程を要する。コンクリート打
設のためには、コンクリートのポンプ車が必要である
し、外部足場も必要である。また、このような手摺は、
手摺の自重が床スラブの先端に集中荷重として加わる、
片持ち梁構造となるので、重い手摺の自重に耐えるよう
床スラブの付け根のスラブ厚(t2)を厚くしなければ
ならない。床スラブの先端に重い腰壁の重量がかかるた
め、スラブの配筋量及びコンクリートの使用量が増える
し、スラブの付け根にクラックが発生しやすい。さら
に、そのメンテナンスについてみれば、部分的にタイル
が剥がれた場合、仮設足場又はゴンドラ等を設置した上
で補修工事を行うことになり、タイル表面が汚れた場
合、外部足場を組んで水洗いをすることになる。
【0004】一方、タイル張りされたパネルを用いて腰
壁を形成する手摺について、いくつかの乾式工法の提案
がなされつつあるものの、一般にタイル張りされたパネ
ルはコンクリート製であるため重く運搬しにくく、ま
た、その取付けもボルトナットあるいはビス等を用いる
方式のため、簡単とはいえず作業が大変であるという問
題点がある。
【0005】また、パネルを用いたバルコニー等の手摺
において、多くの提案がなされている。例えば、特開平
10−266512公報に記載の手摺には、上スライド
枠と下スライド枠とからなるスライド枠を、屋外床の周
縁に沿って、連続して形成した手摺が開示されており、
同手摺では、スライド枠の長手方向の形状が平面視で不
連続となるような角部を設け、この角部をパネル挿入口
としている。この手摺では、スライド枠にパネルを差し
込んでスライドさせるため、パネルの取付けが容易であ
るという利点を有する。しかし、スライド枠の角部のパ
ネル挿入口からパネルを順次差し込むため、外部足場が
必要であるとともに、重量の重いパネルでは押し込みが
大変であり、そのようなパネルを用いるのに適したもの
とはいいがたい。また、奥に入れた一部のパネルを交換
する場合、手前のパネルをも全部引き出さなければなら
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術における不都合を解消すべくなされたもので、パネ
ルの取付構造、特に建物のバルコニーや共用廊下等の床
構造体に腰壁パネル部を形成した手摺構造に関し、施
工、現場作業を簡単かつ確実に行うことができ、かつパ
ネルの交換を容易に行うことができるようにすること、
また運搬を容易にすること、さらに格子部(格子手摺部
等)との組み合わせ配置を自由に行うことができるよう
にすること等を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】〔請求項1に係る発明〕
複数の支柱とこれらの支柱を連結する横架材とからな
る骨組に保持されるパネルの取付構造において、前記骨
組の少なくとも片側に、横方向に適宜間隔をおいて縦方
向に設けられた複数の支持部材と、前記支持部材の上側
から縦方向に差し込むことによって、前記支持部材に取
り付けられるパネルとを、具備することを特徴とするパ
ネルの取付構造である。
【0008】(作用効果) パネルを支持部材に骨組の
上側から差し込んで取り付けるので、パネルの取付け
は、いたって簡単かつ確実であり、迅速に行うことがで
きる。また、骨組の構成面とパネル構成の面とは重なら
ずに、骨組の少なくとも片側にパネルが張り出して位置
することになるため、パネル部分が浮き出て優れた立体
感を呈する。骨組の片側には、必ずしも横方向全域にわ
たってパネルを設ける必要はなく、必要な場所に支持部
材及びパネルを設ければよく、骨組に形成し得る格子部
等との組み合わせ配置を自由に行うこともできる。施工
性の良い、施工工期を短縮する、乾式組立て工法を提供
する。
【0009】〔請求項2に係る発明〕 前記パネルは、
人力で運搬可能な重量及び大きさである、ことを特徴と
する請求項1に記載のパネルの取付構造である。
【0010】(作用効果) パネルは、人力で運搬可能
な重量及び大きさであるため、持ち運びや取付け作業が
きわめて簡単に行われる。人力で運搬可能な重量及び大
きさとすることにより、一個あたりの大きさが小さくな
ってパネル点数が増えても、取付けが楽なので、作業労
力の増大を抑えられる。床スラブなどの構造躯体のコン
クリートを打設した後で、いつでも人力でパネルを取り
付けられので、躯体施工手順を合理化することができ
る。
【0011】〔請求項3に係る発明〕 前記パネルは、
繊維補強コンクリート、繊維セメント、コンクリート、
金属、合成樹脂、ガラスなどの板体で構成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のパネルの取付構造で
ある。
【0012】(作用効果) 上記のような板体の取付け
において特にその作業性が良好となる。多種多様な板体
(面材)を使用することができる。同じパネルに、複数
の材質の板体を組み合わせても良い。
【0013】〔請求項4に係る発明〕 前記パネルは、
表面にタイルを張りつけたGRCの板体からなる、こと
を特徴とする請求項1又は2に記載のパネルの取付構造
である。
【0014】(作用効果) パネルは、表面にタイルを
張りつけたGRC(Glass fiber Rein
forced Concrete:ガラス繊維補強コン
クリート)製の板体(GRCパネル)からなるため、従
来の湿式工法による腰壁等と同様に重厚かつ美麗な外観
を形成することができるとともに充分な強度を有する。
また、従来の湿式工法による腰壁(鉄筋コンクリート)
やパネルに比べ、薄肉成形により軽量化が可能なため、
運搬や取付け作業をより楽に行うことができる。GRC
パネルであるため、人力で運搬可能な重量及び大きさと
することによっても、パネルが小さくなりすぎることが
なく、持ち運びや取付け作業が格段に簡単に行われる。
【0015】〔請求項5に係る発明〕 前記パネルは、
上下方向に複数枚に分割して差し込まれるように構成さ
れた、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
のパネルの取付構造である。
【0016】(作用効果) 上記構成により、1枚当た
りのパネルの重量を大幅に軽減することができ、運搬や
取付け等の作業性を格段に向上させることができる。ま
た、部分的なパネル交換もより小さい単位で行うことが
できるので、コストの低廉化が可能である。しかも、支
持部材の数を増やす必要がない。1枚のパネルの高さ
(縦方向)が小さくなるので、支持部材にパネルを差し
込む(落し込む)際に、作業員がパネルを持ち上げるこ
とが容易になり、作業性が向上する。
【0017】〔請求項6に係る発明〕 前記パネルは、
前記支持部材に対し縦方向にスライド可能な係合部を備
えた、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
のパネルの取付構造である。パネルの係合部は、支持部
材に対し縦方向にスライド可能なものであり、支持部材
に係合して支持部材に支持されるものである。
【0018】(作用効果) 上記構成により、パネルを
支持部材にスムーズかつ確実に差し込んで取り付けるこ
とができる。
【0019】〔請求項7に係る発明〕 前記係合部は、
アルミニウムの押出型材からなり、前記パネルに固定さ
れている、ことを特徴とする請求項6に記載のパネルの
取付構造である。
【0020】(作用効果) 係合部は、アルミニウムの
押出型材からなるため、係合部の製造及びパネルの製作
が簡単であり、コストも低廉である。パネルの支持部材
への取付けも確実に行われる。
【0021】〔請求項8に係る発明〕 前記係合部は、
前記パネルの正面の表面に露出しない位置に設けられ
た、ことを特徴とする請求項6又は7に記載のパネルの
取付構造である。
【0022】(作用効果) 係合部は、パネルの正面の
表面に露出しない位置に設けられているため、パネル同
士の縦方向の目地が目立たない。このため、パネルの正
面の美観が損なわれることがなく、見栄えがよい状態に
パネルを取り付けることができる。
【0023】〔請求項9に係る発明〕 前記係合部は、
前記パネルの両側辺部の端面と背面とで形成される出隅
部に沿って設けた切欠部に位置する、ことを特徴とする
請求項8に記載のパネルの取付構造である。
【0024】(作用効果) 係合部は、前記パネルの両
側辺部の端面と背面とで形成される出隅部に沿って設け
た切欠部に位置するため、パネルの両側辺部の端面(木
端)及び背面に突出しない。したがって、輸送、運搬等
の際に邪魔にならず、パネルも損傷もしにくい。パネル
の断面厚さを薄くすることができるので、パネルを軽量
化することができる。
【0025】〔請求項10に係る発明〕 前記パネル
は、上方向に引き抜いて、前記支持部材から取り外し可
能に構成されている、ことを特徴とする請求項1〜9の
いずれかに記載のパネルの取付構造である。
【0026】(作用効果) パネルは、上方向に引き抜
いて、前記支持部材から取り外し可能に構成されている
ため、パネルを交換する際は、取付け時とは逆にパネル
を上方に引き抜けばよいので、いたって簡単かつ確実で
あり、迅速に行うことができる。部分的なパネルの交換
やリニューアル(模様替え)も楽に行える。
【0027】〔請求項11に係る発明〕 前記パネルの
係合部と前記支持部材との間に、パネルの差込み及び引
抜きを容易にするクリアランスを設け、パネルを支持部
材に差し込み、所定の位置に配設した後で、パネルの係
合部を支持部材に押圧状態に保持する、ことを特徴とす
る請求項10に記載のパネルの取付構造である。
【0028】(作用効果) パネルの係合部と前記支持
部材との間に、パネルの差込み及び引抜きを容易にする
クリアランスを設けたため、パネルの差込み及び引抜き
がきわめてスムースに行われ、作業がしやすい。パネル
を支持部材に差し込み、所定の位置に配設した後で、パ
ネルの係合部を支持部材に押圧状態に保持するため、パ
ネルは支持部材に確実に保持され、がたつきを生じるこ
とがない。面倒なビス等による締結固定をしなくてもよ
い。パネルを取り付けた完成後でも、パネルの縦方向の
拘束を解除することによって、パネルを容易に引き抜く
ことができるので、点検、修理も楽に行える。
【0029】〔請求項12に係る発明〕 複数の支柱と
これらの支柱を連結する横架材とからなる骨組と、前記
骨組の少なくとも片側に、横方向に適宜間隔をおいて縦
方向に設けられた複数の支持部材と、前記支持部材の上
側から縦方向に差し込むことによって、前記支持部材に
取り付けられるパネルにより構成した腰壁パネル部とを
具備した、ことを特徴とする手摺構造である。
【0030】(作用効果) 上記構成により、従来の手
摺に比べ、手摺の腰壁部を形成するパネルの取付けは、
いたって簡単かつ確実であり、迅速に行うことができ
る。外部足場を設けずに屋外床内部から取付け、交換作
業を行うことも可能であるため、特に中・高層の建物に
おける作業性が飛躍的に向上する。手摺の構造性能や交
換等のメンテナンス性も優れている。軽量化により、床
スラブの屋外側先端にかかる腰壁部の重量が軽減し、ス
ラブの配筋量及びコンクリートの使用量を減らすことが
でき、スラブの付け根等にもクラックが発生しにくい。
屋外床断面が一定となるため、温度変化による収縮クラ
ックも発生しにくい。特別な仮設がなくても、パネルの
リフォームや交換が可能であり、しかもパネル単位で行
うことができ、その作業も簡単である。従来技術の項で
述べた従来の工法における不利を悉く解消することがで
きるものである。また、骨組の構成面とパネル構成の面
とは重ならずに、骨組の片側に、少なくともパネルの厚
さ分、パネルが張り出して位置するため、パネル部分が
浮き出た態様となり、立体感に富むパネル部分を形成す
ることができる。骨組の外側には、必ずしも横方向全域
にわたってパネルを設ける必要はなく、必要な場所に支
持部材及びパネルを設ければよく、骨組に形成し得る格
子部(格子手摺部)との組み合わせ配置を自由に行うこ
ともできる。色やデザイン等の外観が異なるパネルを混
成配置することもできる。
【0031】〔請求項13に係る発明〕 前記手摺構造
は、正面から見て腰壁パネル部が位置しない骨組の面内
に、格子手摺部を形成することにより、腰壁パネル部
と、格子手摺部とを組み合わせて構成した、ことを特徴
とする請求項12に記載の手摺構造である。
【0032】(作用効果) 上記構成により、腰壁パネ
ル部と、格子手摺部とを組み合わせて構成した手摺が、
簡単に得られる。その施工は簡単で作業性に優れ、外観
も優れている。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は本発明のパネルの取付構造
及び手摺構造を用いた手摺の一例を示す斜視図、図2は
図1の手摺の平面図、図3は図1の手摺の縦断面図であ
る。
【0034】図1は、本発明のパネルの取付構造及び手
摺構造を、屋外床(本例ではバルコニー)の長手方向と
なる正面部に位置する手摺に適用した例を示す。図1〜
3に示すとおり、建物の屋外床(床スラブ)40の縁に
位置する骨組10は、複数の支柱11とこれらの支柱1
1同士を連結する横架材とからなり、手摺本体を構成し
ている。骨組10の外側に、横方向に適宜間隔をおいて
複数の支持部材20,20が設けられている。支持部材
20,20は縦方向に設けられている。パネル30は、
支持部材20,20を介して骨組10に保持される。パ
ネル30は、支持部材20,20に支持部材20,20
及び骨組10の上側から差込み及び引抜き可能に取り付
けられ、支持される。
【0035】支柱11は、建物の屋外床40の縁に適宜
間隔をおいて立設されている。支柱11は、通常アルミ
ニウム等の金属製材料で構成されるが、特に限定される
ものではない。また、立設手段は何ら限定されない。本
例では支柱11の下端部を屋外床内に埋設固定した態様
としている。支柱11同士を連結する横架材は、手摺笠
木12あるいは横桟13等により形成し得る。手摺笠木
12は、支柱11の上端部に固定されている。手摺笠木
12の下に、支柱11同士を連結する横桟13,13が
複数本設けられている。手摺笠木12及び横桟13,1
3は、通常、アルミニウム等の材料で構成され、中空の
筒状をなすが、特に限定されるものではない。なお、手
摺笠木12は、支柱11に固定されるベース部12a
と、このベース部12aに上から取り付けられる略断面
コ字状(C字状)をなす上部手摺部12bとから構成さ
れている。
【0036】支持部材20は、骨組10よりも外側に張
り出すように設けられている。支持部材20は、通常、
支柱11あるいは横桟13に固定される。支持部材20
は、支柱11と一体的に形成されたものであってもよ
い。図1に示す例では、支持部材20は、支柱11,1
1及び支柱11,11間において横桟13,13にそれ
ぞれ固定されており、支柱11,11間において、パネ
ルが2列配置されるようにしている。支柱11,11間
において、パネルが1列又は3列以上配置されるように
してもよい。
【0037】支持部材20は、骨組10(支柱11ある
いは横桟13等)へボルト、ビス等の適宜固定手段を用
いて固定される固定部21と、この固定部21から外側
に伸びる腕部22と、腕部22に連設されたガイド部2
3とを有している。ガイド部23が、後述するパネル3
0の係合部33と係合する。少なくともこのガイド部2
3を、レール状に形成し、上下方向に連続させることに
より、このガイド部23が、パネル30の差込み及び引
抜きを容易にするための案内役となり、パネル30の取
付けがスムーズかつ確実に行われ、支持も確実となる。
支持部材20は、アルミニウムの押出型材により構成し
得る。
【0038】パネル30は、繊維補強コンクリートのパ
ネル、好ましくはGRCパネルで構成し、人力で運搬可
能な重量及び大きさに形成する。その一枚の大きさは、
通常、縦400〜800mm×横600〜300mm程
度、その重量は通常、25kg以内、好ましくは15k
g以内である。この程度の重量及び大きさであれば、人
力、しかも一人の人力で容易に運搬及び取付け(差込み
及び引抜き)が可能である。一例として、タイルを張り
つけたGRCパネルで縦460mm×横600mmの大
きさ、12kgの重量程度のものが挙げられる。もっと
も、治具を用いる場合、複数の作業者により取付け等を
行う場合を前提とすれば、上記の大きさ、重量を超える
ものであってもよい。GRCパネルは強度に優れ、通常
のコンクリートパネルに比べて肉厚を薄くして軽量化が
可能であるため、本発明のようなパネルの取付構造にお
いて、人力でパネルを差し込んで取り付ける場合に作業
労力が大幅に軽減され有効である。しかも、パネルの枚
数が増えても、従来のボルト等を用いた工法に比べて取
付けが楽なので、作業負担はそれほど増大しない。な
お、GRCパネルは、図2に示すとおり、パネル周縁部
を、中央部の肉厚よりも厚く形成したものが好適に用い
られる。
【0039】GRCパネルは、表面にタイル31を張り
つけたものとすることにより、タイル張りされた外壁に
合わせた腰壁部を形成して、重厚かつ美麗な外観を形成
することができる。なお、表面にタイルを張りつけたG
RCパネルは、GRCパネルの製作時に同時にタイルを
打ち込むことにより製作することができる。これによ
り、現場でのタイル施工は不要となる。
【0040】パネル30は、図1,3に明らかなとお
り、上下方向に複数枚(複数段となるように)分割して
差し込まれるように構成するとよい。これにより、1枚
当たりのパネルの重量を大幅に軽減することができ、運
搬や取付け等の作業性を格段に向上させることができ
る。また、部分的なパネル交換もより小さい単位で行う
ことができるので、コストの低廉化が可能である。しか
も、支持部材の数を増やす必要がない。図1,3では、
パネル30を上下方向に2枚に分割した場合に説明した
が、これに限定されず、3枚以上でもよい。上下方向を
1枚のパネル30で形成してもよいが、パネル30の正
面形状を、横幅の狭い縦長の長方形に形成し、軽量化を
図るのが好適である。
【0041】パネル30は、支持部材20,20の上側
から縦方向に差し込むことによって、支持部材20に取
り付けられ、また、上方向に引き抜いて、支持部材2
0,20から取り外し可能に構成されている。パネル3
0は、支持部材20に対しスライド可能な係合部33を
備えたものとするのが好ましい。この係合部33は、例
えば、アルミニウムの押出型材等により別部材として構
成し、レール状となしたものを、上下方向に連続するよ
うに、パネル30に固定する。係合部33のパネル30
への固定は、パネルの製作後にビス等を用いて固定して
もよいが、GRCパネルの製作時に、該パネルと一体的
に打ち込んで固定することにより、製作が容易で、しか
も強度に優れたものを得ることができる。
【0042】係合部33は、パネル30の正面の表面に
露出しない位置に設けるのが好ましい。これにより、パ
ネル30の正面の美観が損なわれることがなく、見栄え
がよい状態にパネルを取り付けることができる。例え
ば、パネル30の両側辺部やパネルの背面に設ける。
【0043】図1〜3に示す例では、係合部33は、パ
ネル30の両側辺部の端面と背面とで形成される出隅部
に沿って設けた切欠部に位置し、該切欠部に納まってい
る。このため、パネル30の両側辺部の端面(木端)及
び背面に突出しない態様である。したがって、輸送、運
搬等の際に邪魔にならず、パネルも損傷もしにくい。係
合部33は、GRCパネルの製作時に、該パネルと一体
的に打ち込み固定することができ、そうするとパネル3
0の製作もしやすい。
【0044】係合部33は、前述した支持部材20のガ
イド部23が、差し込まれる(入り込む)態様で係合す
るよう凹部34を有している。図2に示すとおり、係合
部33は、パネル30の両側辺部の端面と背面とで形成
される出隅部に沿って設けた切欠部(L字形)に適合す
るL字状部33aと、パネル30の背面に沿う直線部3
3bとによって、ほぼ断面h形をなすように構成され、
L字状部33aと直線部33bとによって凹部34を形
成している。この凹部34を支持部材20のガイド部2
3に合わせて、パネル30を差し込み、取り付ける。
【0045】支持部材20のガイド部23と係合部33
の構成(係合態様)は、上記のものに限定されない。他
の例を図4に示す。図4(a)(b)に示す例では、係
合部33は、支持部材20のガイド部23が入り込む凹
部34を有して、ほぼC字状に形成され、パネル30の
背面に設けられている。図4(a)の係合部33は、パ
ネル30の背面の表面部に固着され、図4(b)の係合
部33は、パネル30の背面に突出しないよう、パネル
30に埋設固定されている。図4(c)に示す例では、
係合部33は、支持部材20のガイド部23が入り込む
凹部34を有して、ほぼコ字状に形成され、パネル30
の両側辺部の端面(木端)に設けられている。また、該
端面に突出しないよう、パネル30に埋設固定されてい
る。その他、支持部材20のガイド部23を凹状に形成
し、係合部33をガイド部23に入り込む態様等で構成
してもよい。
【0046】パネル30の係合部33と支持部材20と
の間には、パネルの差込み及び引抜きを容易にするクリ
アランス(空間)を設け、パネル30を係合部33にて
支持部材20,20に差し込み、所定の位置に配設した
後で、パネル30の係合部33を支持部材20に押圧状
態に保持するのが好ましい。図示の例では、係合部33
の凹部34と支持部材20のガイド部23との間にクリ
アランスが形成されており、パネルの差込み及び引抜き
がきわめてスムースに行われ、作業性を向上させる。図
2において、符号25は、パネル30を支持部材20,
20に差し込んだ後、所定位置に保持するためのパネル
押え(押圧保持手段)である。支持部材20の固定部2
1とパネル30(係合部33)との間隙に位置してお
り、支持部材20のガイド部23に対し、パネル30の
係合部33を押圧状態に保持する。これにより、パネル
30は支持部材20に確実に保持され、がたつきを生じ
ることがない。パネル押え25は、断面コ字状をなす部
材等により構成し得るが、これに限定されるものではな
い。なお、パネル30を所定位置に保持するため、ビス
等を用いてパネル30を支持部材20に固定してもよ
い。パネル30を取付けた後、パネル30の上辺部端面
や、側辺部端面を覆う化粧カバーを施してもよい。
【0047】パネル30の正面の表面は、図3に示すと
おり、該パネル30の直下に位置する屋外床40の屋外
側端面41と、ほぼ面一の面上に位置させることができ
る。これにより、両者は接合等の工程を経ず別部材によ
り構造的に分離しているにもかかわらず、従来の湿式工
法による腰壁と比べて遜色のない、パネル30と屋外床
40との一体感が得られ、重厚感・高級感が醸し出され
る。パネル30とその直下に位置する屋外床40の屋外
側端面41との間には若干の隙間が形成されていてもよ
い。このような隙間は、支持部材20の下方端部に、パ
ネル30の底部が載るようなパネル受け部を設けること
により、形成することができる。
【0048】上述したパネル30の取付構造を用いて構
成した腰壁パネル部と、格子手摺部とを混成配置して屋
外床等の手摺を構成することは、好ましい態様である。
図5は、GRCパネルからなる腰壁パネル部Aと、格子
手摺部Bとを組み合わせて構成した手摺の例を示す。図
5(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図で
ある。
【0049】建物の屋外床(バルコニーの床スラブ)4
0の縁に位置する骨組10は、複数の支柱11とこれら
の支柱11同士を連結する横架材(手摺笠木12)から
なり、手摺本体を構成している。手摺の正面部は、タイ
ル張りされたGRCパネル30からなる腰壁パネル部A
と、格子手摺部Bとが混成配置されている。手摺の側面
部は、GRCパネル30からなる腰壁パネル部Aで構成
されている。
【0050】GRCパネル30からなる腰壁パネル部A
では、パネル30が、骨組10の外側に、前述のとお
り、横方向に適宜間隔をおいて縦方向に設けられた複数
の支持部材20,20に、その上側から縦方向に差し込
むことによって、支持部材20,20に取り付けられ、
支持されている。GRCパネル30からなる腰壁パネル
部Aの高さh1に対し、骨組10の高さ(手摺笠木12
までの高さ)Hは、h2分高く形成されている。すなわ
ち、GRCパネル30からなる腰壁パネル部Aよりも上
方に骨組10の手摺笠木12が位置している。
【0051】正面から見てパネル30が位置しない骨組
10の面内に、格子が形成されて格子手摺部Bを構成し
ている。したがって、この格子手摺部Bより外側に、少
なくともパネルの厚さ分、腰壁パネル部Aにおいてパネ
ル30が張り出して位置するため、パネル部分が浮き出
た態様となり、立体感に富む腰壁パネル部を形成するこ
とができる。
【0052】従来、屋外床(床スラブ)にコンクリート
で打設されて一体化された腰壁部と、格子手摺部とを、
正面視横方向に混成配置した手摺構造は公知であるが、
その施工において、腰壁部のコンクリートを打設するこ
と及び腰壁部と隣り合う格子手摺部との連結・接合作業
を必要とする。しかし、本発明によれば、そのような作
業は不要となる。また、先ず、格子手摺部Bを含む骨組
10を形成しておき、後の工程でGRCパネル30から
なる腰壁パネル部Aを形成することもできる。このよう
に、GRCパネルからなる腰壁パネル部と、格子手摺部
とを組み合わせて構成した手摺が、簡単に得られ、かつ
その施工は簡単で作業性に優れ、外観も優れている。
【0053】また、GRCパネル30からなる腰壁パネ
ル部Aよりも上方に骨組10の手摺笠木12が位置して
いる。従来、屋外床(床スラブ)にコンクリートで打設
されて一体化された腰壁部の上辺部に手摺笠木を設ける
構成は公知であるが、その施工において、腰壁部を打設
すること及びこの腰壁部の上辺部に手摺笠木を連結・接
合する作業を必要とする。しかし、本発明によれば、そ
のような作業は不要となる。また、先ず、格子手摺部B
を含む骨組10を形成しておき、後の工程でGRCパネ
ル30からなる腰壁パネル部Aを形成することもでき
る。なお、腰壁パネル部Aの範囲における骨組10の面
内にも、格子を形成してもよい。一旦取り付けたパネル
30を取り外した場合等に、該部を格子手摺部として構
成し得る。
【0054】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲で種々の変形、付加等が可能であ
る。手摺としては、屋外床のバルコニーの他、共用廊
下、屋上、踊り場、スロープ、階段等の手摺に適用する
ことができる。また、手摺の他、塀、広告・案内板、垣
根等の構造物へ適用することもできる。また、パネルと
しては、開口部の無い面材の他、透孔を有するもの、格
子状のもの、がらり状のもの等を用いることもできる。
建築物の屋内、屋外に配設される、柵状構造物(床面等
から立設し、空間を仕切るパネルを有する構造物)に幅
広く適用できる。建築物のみならず、橋などの土木構造
物にも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネルの取付構造及び手摺構造を用い
た手摺の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の手摺の平面図である。
【図3】図1の手摺の縦断面図である。
【図4】支持部材20のガイド部23と係合部33の構
成例を示す平面図である。
【図5】GRCパネルからなる腰壁パネル部Aと、格子
手摺部Bとを組み合わせて構成した屋外床の手摺の例を
示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)
は平面図である。
【図6】バルコニーの手摺の従来例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 骨組 11 支柱 12 手摺笠木 13 横桟 20 支持部材 23 ガイド部 25 パネル押え(押圧保持手段) 30 パネル 31 タイル 33 係合部 34 凹部 40 屋外床
フロントページの続き (72)発明者 村田 茂幸 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目9番1号 三井建設株式会社幕張事務所内 (72)発明者 川西 毅 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目9番1号 三井建設株式会社幕張事務所内 (72)発明者 渡辺 邦夫 千葉県流山市駒木518−1 三井建設株式 会社技術研究所内 (72)発明者 加藤 文雄 岐阜県安八郡神戸町大字瀬古1154番地の39 株式会社サンレール内 (72)発明者 中村 浩 東京都台東区元浅草4丁目9番13号 株式 会社アスク内 Fターム(参考) 2E101 HH18 JJ02 JJ12 NN01 NN19 NN32 2E110 AA42 AB04 AB14 AB22 BA12 BC14 BD23 CC02 CC12 CC17 CC18 CC20 DA09 DA10 DA12 DC06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の支柱とこれらの支柱を連結する横
    架材とからなる骨組に保持されるパネルの取付構造にお
    いて、 前記骨組の少なくとも片側に、横方向に適宜間隔をおい
    て縦方向に設けられた複数の支持部材と、 前記支持部材の上側から縦方向に差し込むことによっ
    て、前記支持部材に取り付けられるパネルとを、具備す
    ることを特徴とするパネルの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記パネルは、人力で運搬可能な重量及
    び大きさである、ことを特徴とする請求項1に記載のパ
    ネルの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記パネルは、繊維補強コンクリート、
    繊維セメント、コンクリート、金属、合成樹脂、ガラス
    などの板体で構成されている、ことを特徴とする請求項
    2に記載のパネルの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記パネルは、表面にタイルを張りつけ
    たGRCの板体からなる、ことを特徴とする請求項1又
    は2に記載のパネルの取付構造。
  5. 【請求項5】 前記パネルは、上下方向に複数枚に分割
    して差し込まれるように構成された、ことを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載のパネルの取付構造。
  6. 【請求項6】 前記パネルは、前記支持部材に対し縦方
    向にスライド可能な係合部を備えた、ことを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載のパネルの取付構造。
  7. 【請求項7】 前記係合部は、アルミニウムの押出型材
    からなり、前記パネルに固定されている、ことを特徴と
    する請求項6に記載のパネルの取付構造。
  8. 【請求項8】 前記係合部は、前記パネルの正面の表面
    に露出しない位置に設けられた、ことを特徴とする請求
    項6又は7に記載のパネルの取付構造。
  9. 【請求項9】 前記係合部は、前記パネルの両側辺部の
    端面と背面とで形成される出隅部に沿って設けた切欠部
    に位置する、ことを特徴とする請求項8に記載のパネル
    の取付構造。
  10. 【請求項10】 前記パネルは、上方向に引き抜いて、
    前記支持部材から取り外し可能に構成されている、こと
    を特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のパネルの
    取付構造。
  11. 【請求項11】 前記パネルの係合部と前記支持部材と
    の間に、パネルの差込み及び引抜きを容易にするクリア
    ランスを設け、パネルを支持部材に差し込み、所定の位
    置に配設した後で、パネルの係合部を支持部材に押圧状
    態に保持する、ことを特徴とする請求項10に記載のパ
    ネルの取付構造。
  12. 【請求項12】 複数の支柱とこれらの支柱を連結する
    横架材とからなる骨組と、 前記骨組の少なくとも片側に、横方向に適宜間隔をおい
    て縦方向に設けられた複数の支持部材と、 前記支持部材の上側から縦方向に差し込むことによっ
    て、前記支持部材に取り付けられるパネルにより構成し
    た腰壁パネル部とを具備した、ことを特徴とする手摺構
    造。
  13. 【請求項13】 前記手摺構造は、正面から見て腰壁パ
    ネル部が位置しない骨組の面内に、格子手摺部を形成す
    ることにより、 腰壁パネル部と、格子手摺部とを組み合わせて構成し
    た、ことを特徴とする請求項12に記載の手摺構造。
JP2000278697A 2000-09-13 2000-09-13 パネルの取付構造及び手摺構造 Expired - Lifetime JP4295903B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278697A JP4295903B2 (ja) 2000-09-13 2000-09-13 パネルの取付構造及び手摺構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278697A JP4295903B2 (ja) 2000-09-13 2000-09-13 パネルの取付構造及び手摺構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002089004A true JP2002089004A (ja) 2002-03-27
JP4295903B2 JP4295903B2 (ja) 2009-07-15

Family

ID=18763822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000278697A Expired - Lifetime JP4295903B2 (ja) 2000-09-13 2000-09-13 パネルの取付構造及び手摺構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4295903B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006183245A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Seiko Industry Co Ltd 軽量乾式外装材パネルとその製造方法
JP2006183246A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Seiko Industry Co Ltd 手摺壁用タイルパネルの取付装置
JP2007009418A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Tostem Corp 手摺
KR100766078B1 (ko) 2005-12-09 2007-10-11 주식회사 알루스 조립식 난간
JP2010013918A (ja) * 2007-09-25 2010-01-21 Sekisui Chem Co Ltd バルコニーユニット
JP2010209598A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 San Rail:Kk 手摺の取付装置と取付方法
CN102287034A (zh) * 2011-06-29 2011-12-21 中建二局第三建筑工程有限公司 异形栏杆及其施工方法
JP2014189988A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Ohbayashi Corp 繊維補強セメントボード、繊維補強セメントボードの製造方法、手摺壁、及び手摺壁の製造方法
JP2016205073A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 株式会社住金システム建築 鉄骨建物の外周部の基礎およびその施工方法
JP2019100174A (ja) * 2017-12-07 2019-06-24 ビニフレーム工業株式会社 手摺
JP2019210702A (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 修一 日▲高▼ 持ち出しタイプの手摺構成体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101302468B1 (ko) 2013-04-30 2013-09-02 (주)미가존종합건축사사무소 건축용 외벽 마감재

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49142420U (ja) * 1973-04-02 1974-12-09
JPS52137516U (ja) * 1976-04-12 1977-10-19
JPS59146437U (ja) * 1983-03-19 1984-09-29 積水ハウス株式会社 手摺ユニット
JPS6040638U (ja) * 1983-08-25 1985-03-22 山崎 慶市郎 目隠しパネル
JPH04153454A (ja) * 1990-10-16 1992-05-26 Misawa Homes Co Ltd 目隠しユニット
JPH09242291A (ja) * 1996-03-06 1997-09-16 Swan Shoji Co Ltd デザイン可変手摺装置
JPH116266A (ja) * 1997-06-18 1999-01-12 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 手 摺

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49142420U (ja) * 1973-04-02 1974-12-09
JPS52137516U (ja) * 1976-04-12 1977-10-19
JPS59146437U (ja) * 1983-03-19 1984-09-29 積水ハウス株式会社 手摺ユニット
JPS6040638U (ja) * 1983-08-25 1985-03-22 山崎 慶市郎 目隠しパネル
JPH04153454A (ja) * 1990-10-16 1992-05-26 Misawa Homes Co Ltd 目隠しユニット
JPH09242291A (ja) * 1996-03-06 1997-09-16 Swan Shoji Co Ltd デザイン可変手摺装置
JPH116266A (ja) * 1997-06-18 1999-01-12 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 手 摺

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006183245A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Seiko Industry Co Ltd 軽量乾式外装材パネルとその製造方法
JP2006183246A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Seiko Industry Co Ltd 手摺壁用タイルパネルの取付装置
JP2007009418A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Tostem Corp 手摺
KR100766078B1 (ko) 2005-12-09 2007-10-11 주식회사 알루스 조립식 난간
JP2010013918A (ja) * 2007-09-25 2010-01-21 Sekisui Chem Co Ltd バルコニーユニット
JP2010209598A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 San Rail:Kk 手摺の取付装置と取付方法
CN102287034A (zh) * 2011-06-29 2011-12-21 中建二局第三建筑工程有限公司 异形栏杆及其施工方法
JP2014189988A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Ohbayashi Corp 繊維補強セメントボード、繊維補強セメントボードの製造方法、手摺壁、及び手摺壁の製造方法
JP2016205073A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 株式会社住金システム建築 鉄骨建物の外周部の基礎およびその施工方法
JP2019100174A (ja) * 2017-12-07 2019-06-24 ビニフレーム工業株式会社 手摺
JP2019210702A (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 修一 日▲高▼ 持ち出しタイプの手摺構成体
JP7068933B2 (ja) 2018-06-05 2022-05-17 修一 日▲高▼ 持ち出しタイプの手摺構成体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4295903B2 (ja) 2009-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10837166B2 (en) Building structure and construction method for same
JP2603178B2 (ja) 型枠装置
JP2002089004A (ja) パネルの取付構造及び手摺構造
CN114341445B (zh) 外装板设置结构
KR100305141B1 (ko) 계단과 계단실의 구축방법 및 계단의 지지장치
US20110000160A1 (en) Aluminum Facade Cladding with Brick or Ceramic Appearance
KR100535178B1 (ko) 건축구조물의 조립식 계단구조
JP4016130B2 (ja) 階段構造及び階段の構築方法
CN111576610B (zh) 一种铝合金房屋及其搭建方法
KR100437865B1 (ko) 층고가 높은 층의 커튼월 설치구조
JP3843161B2 (ja) ピロティ
WO2002020916A1 (en) Modular building panel
RU2008105317A (ru) Конструкция балкона и способ ее изготовления
JP3599240B2 (ja) 鉄筋コンクリート造壁式構造の外断熱建築物に於ける外壁形成方法及び用いる金具
KR100501270B1 (ko) 계단실용 조립식 거푸집
CN220285307U (zh) 基于装配式榫卯连接组合结构的免拆模板支撑系统
KR102444753B1 (ko) 승강기 프레임 구조체 및 이를 이용하는 건물 내입형 승강기 프레임 시공 방법
JP4278475B2 (ja) 手摺付き階段、この手摺付き階段を備える建物、および手摺付き階段の施工方法
JPS6046219B2 (ja) コンクリ−ト製擁壁の施工方法
KR100668457B1 (ko) 건축물의 슬래브 거푸집 지지체
KR20010019080A (ko) 벽식 패널 거푸집
JP2696196B2 (ja) コンクリート造建築物の構築方法
JPH0229143B2 (ja)
KR20220127012A (ko) 곡면 형상의 건물 벽체 마감용 마감 조립체
JP2649057B2 (ja) 建造物における階段の構築方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090413

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150417

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250