JP2002088674A - 製紙業者用の地合構成織物 - Google Patents

製紙業者用の地合構成織物

Info

Publication number
JP2002088674A
JP2002088674A JP2001229959A JP2001229959A JP2002088674A JP 2002088674 A JP2002088674 A JP 2002088674A JP 2001229959 A JP2001229959 A JP 2001229959A JP 2001229959 A JP2001229959 A JP 2001229959A JP 2002088674 A JP2002088674 A JP 2002088674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine direction
yarns
yarn
machine
direction yarns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001229959A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert G Wilson
ロバート・ジー・ウィルソン
Kevin John Ward
ケヴィン・ジョン・ウォード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Weavexx LLC
Original Assignee
Weavexx LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Weavexx LLC filed Critical Weavexx LLC
Publication of JP2002088674A publication Critical patent/JP2002088674A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • D21F1/0036Multi-layer screen-cloths
    • D21F1/0045Triple layer fabrics

Landscapes

  • Paper (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 潜在寿命が長い製紙業者用の地合構成織物を
提供する。 【解決手段】 地合構成織物は、一組のマシン方向(M
D)ヤーンと、一組のトップ側マシン横断方向(CM
D)ヤーンと、一組のボトム側CMDヤーンとを備えて
いる。MDヤーン,トップ側及びボトム側CMDヤーン
は繰返しパターンで織り合わせられていて、各MDヤー
ンが少なくとも2本の非隣接のボトム側CMDヤーンの
下を通り、各隣接対のMDヤーン112,114が共通
のボトム側CMDヤーン150の下を通って並列のボト
ム側MD節部を形成し、該並列のボトム側MD節部を形
成する隣接対のMDヤーンを挟むと共に該隣接対のMD
ヤーンに隣接するMDヤーン110,116が、前記ボ
トム側MDヤーン節部を下に形成した前記ボトム側CM
Dヤーンの実質的に直上に位置したトップ側CMDヤー
ン130の上を通って、仮想浮糸がトップ側CMDヤー
ン上に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、総括的には織物に
関し、特に、製紙業者用の織物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の長網式製紙工程において、(紙
「原料」として知られる)セルロース繊維の水スラリー
もしくは懸濁液は、2つ以上のローラ間を走行する金網
及び/又は合成材料製のエンドレスベルトの上側走行部
の上面に(或いは2枚のエンドレスベルト間に)送り込
まれる。「地合構成織物」としばしば呼ばれるこのベル
トは、その上側走行部の上面にある製紙表面を提供して
おり、該製紙表面は、紙原料のセルロース繊維を水性媒
体から分離して湿った紙ウェブを形成するフィルタとし
て作用する。この水性媒体は、もっぱら重力により、或
いは、地合構成織物の上側走行部の下面(即ち、「マシ
ン側」)に接触配置される1つ以上のサクションボック
スから支援されて、水切り穴として知られる地合構成織
物の網目から排水される。
【0003】この地合構成部を去った後、紙ウェブは、
抄紙機のプレス部に移送され、同プレス部において、
「圧搾フェルト」と通常呼ばれる別の織物で覆われた1対
以上のプレスローラのニップを通って絞られる。該プレ
スローラからの圧力によって紙ウェブから更に水分が除
去され、この水分除去は、圧搾フェルトにある「芯もし
くはバット(butt)」層の存在によりしばしば強化され
ている。その後、紙は更なる水分除去のために乾燥部に
運ばれる。乾燥後の紙は、二次処理及び包装の準備がな
されている。
【0004】通常、製紙業者用の織物は、2種ある基本
的な製織技術の1つによりエンドレスベルトとして製造
される。これら製織技術のうち第1の技術では、平坦に
織る製織法により織物を平らに織って、それらの端部を
接続してエンドレスベルトに形成するが、接続は、多数
の既知接続方法のうちの任意の方法により、例えば、端
部をバラして再び織り合わせる(通常、切継ぎとして知
られている)ことにより、或いは、各端部に又は特別の
折返し部にピン縫合可能のフラップを縫い付け、その
後、これらをピン縫合可能のループに再び織り込むこと
により行われる。平らに織られた製紙業者用の織物にお
いて、経糸はマシン方向に延び、緯糸はマシン横断方向
に延びる。第2の技術において、無端製織法により連続
ベルトの形に織物が織られる。無端製織法では、経糸は
マシン横断方向に延び、緯糸はマシン方向に延びる。こ
の明細書で使用しているように、「マシン方向(MD=m
achinedirection)」及び「マシン横断方向(CMD=c
ross machine direction)」という用語は、それぞれ、
抄紙機上での製紙業者用織物の走行方向に整列した方向
と、織物表面に平行であり且つ走行方向を横切る方向と
を指している。上述した製織方法は双方とも既知であ
り、ここで使用されている「エンドレスベルト」という
用語は、いずれの方法によって製作されたベルトをも指
している。
【0005】効果的にシート及び繊維を支持すること並
びにワイヤマークのないということは、特に、湿ったウ
ェブが先ず形成される抄紙機の地合構成部について、製
紙を行う際の重要問題である。ワイヤマークは、シート
マーク,通気度,「透視度」,ピンホール度のような多
くの紙特性に影響を与えうるので、上質紙を形成する際
には特に問題である。ワイヤマークは、個々のセルロー
ス繊維の端部が地合構成織物の個々の糸もしくはヤーン
間のギャップ内にあるように、同個々のセルロース繊維
が紙ウェブ内で方向付けられた結果である。この問題
は、紙繊維が織物のヤーン間のギャップに貫くというよ
りは同織物の隣接するヤーンに架橋するのを許容すべ
く、水透過性の織物組織に共平面性を与えることによっ
て一般に取り組まれている。この明細書で使用している
「共平面性」とは、紙形成表面を画成するヤーンの最上
端が実質的に同一の高さにあって、その高さのところ
に、実質的に二次元の表面が存在することを意味してい
る。したがって、上質印刷,カーボン付着(carbonizin
g),タバコ,コンデンサー及びそれ等の等級の上質紙に
おける使用が企図されているグレードの上質紙は、これ
まで、非常に細かく織られたり、或いは非常に細かい目
の金網の地合構成織物上に形成されていた。
【0006】一般的に、このように細かく織られた地合
構成織物は、少なくともある程度相対的に小径のマシン
方向ヤーン又はマシン横断方向ヤーンを含んでいる。し
かし、残念ながら、このようなヤーンは損傷を受け易
く、地合構成織物としての表面寿命が短くなる。更に、
小径のヤーンを使用することにより地合構成織物の機械
的安定性に悪影響が及び(特に、耐歪曲性,括れ(narro
wing)傾向及び剛性)、地合構成織物の供用寿命及び特性
の双方に負の影響を与え得ることになる。
【0007】細かく織る織り方に関連したこれらの問題
に取り組むため、紙の形成を容易にすべく紙形成表面上
に細かい目のヤーンを有すると共に、強度及び耐性を与
えるべくマシン接触側に粗い目のヤーンを有する多層の
地合構成織物が開発されてきた。例えば、一組のマシン
方向ヤーンを用いてこれを2組のマシン横断方向ヤーン
と織り合わせ、細かい紙形成面とより耐性のあるマシン
側面とを有する地合構成織物を形成するような、様々な
地合構成織物が製作されてきた。これらの地合構成織物
は、「二層織物」と一般的に呼ばれるクラスの地合構成
織物の一部である。同様に、2組のマシン方向ヤーン及
び2組のマシン横断方向ヤーンを含み、これらにより細
かい目の紙側織物層と別個の粗いマシン側織物層とを形
成するような、様々な地合構成織物が製作されてきた。
「三層織物」と一般的に呼ばれるクラスの地合構成織物
の一部であるこれらの地合構成織物において、2つの織
物層が別々の縫合ヤーンにより一緒に結合されるのが典
型的である。二層及び三層織物は単層織物と比較して追
加のヤーン組を含んでいるので、これらの地合構成織物
は、比較しうる単層織物よりも大きな「厚さ(calipe
r)」を有している(即ち、単層織物よりも厚い)。二層
織物の例はトンプソン(Thompson)に対する米国特許第
4,423,755号明細書に示されており、三層織物の
例は、オスターベルク(Osterberg)に対する米国特許第
4,501,303号明細書、フォーリンガー(Vohringe
r)に対する米国特許第5,152,326号明細書及びワ
ード(Ward)に対する米国特許第5,437,315号明細
書に示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの地合構成織物
は成功裡に役目を果してきたが、幾つかの潜在的な欠点
を有している。例えば、地合構成織物の底部もしくはボ
トム側層に使用される粗いCMDヤーンは長い「浮糸(f
loat)」(織成パターンにおいて多数の隣接MDヤーンに
またがる糸部分)を有し、これが抄紙機に接触する。こ
の構成は、(運転中に地合構成織物の引張り応力の大部
分を受ける)MDヤーンが摩耗からかなりの程度保護さ
れるので、望ましいのであるが、CMDヤーンの長い浮
糸は時が経つにつれて摩耗の影響を受け易くなる。多く
の織成パターンにおいて、浮糸は幾分非対称であり、即
ち、浮糸の上を通るMDヤーンが浮糸両端の非対称部位
で異なる大きさの力を加える。その結果、浮糸は形状が
幾分非対称になって、不均一な態様で抄紙機に向かって
突き出る。浮糸が突き出れば出るほど、出ている浮糸上
の部位が運転中により大きな摩耗を受ける傾向がある。
【0009】多層織物、特に二層織物についての別の問
題は、上述したように、付加的な繊維支持を提供するこ
の織物の能力である。多くの織り方においては、マシン
横断方向ヤーンの長い浮糸が、基本的なCMDヤーンの
形態であっても、或いは付加的な「繊維支持」ヤーンの
形態であっても、セルロース繊維の製紙表面に対して大
部分の支持及び共平面性を提供する。逆に言えば、マシ
ン横断方向の浮糸がない領域(即ち、MDヤーンが紙側
節部もしくは浮糸を形成する部位)において、繊維の受
ける支持が少なくなり、製紙表面の共平面性が減少しう
る。これらの部位は、繊維支持がないことによる影響を
受ける特性パラメータに負の影響を受け易い。
【0010】上述の記載を考慮して、本発明の目的は、
薄葉紙もしくはティッシュペーパーを形成するのに適す
る製紙業者用の地合構成織物を提供することにある。
【0011】本発明の別の目的は、上述した透過性やト
ップ側CMD間隔の均一性の諸問題に対処する製紙業者
用の地合構成織物を提供することにある。
【0012】本発明の更に別の目的は、厚さが薄く、気
孔率が低く、通気度が低く、潜在寿命が長い製紙業者用
の二層地合構成織物を提供することにある。
【0013】本発明の更なる目的は、潜在寿命の向上し
た製紙業者用の三層地合構成織物を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】これらの目的及びその他
の目的を満たす本発明は、地合構成織物の支持,耐摩耗
性,厚さ及びその他の製紙特性を改善することができる
製紙業者用の地合構成織物を含んでいる。この地合構成
織物は、一組のマシン方向ヤーンと、前記マシン方向ヤ
ーンと織り合わせられる一組のトップ側マシン横断方向
ヤーンと、前記一組のマシン方向ヤーンと織り合わせら
れる一組のボトム側マシン横断方向ヤーンとを備えてい
る。前記一組のマシン方向ヤーン,前記一組のトップ側
マシン横断方向ヤーン及び前記一組のボトム側マシン横
断方向ヤーンは繰返しパターンで織り合わせられてお
り、該繰返しパターンにおいて、前記マシン方向ヤーン
の各々が少なくとも2本の非隣接のボトム側マシン横断
方向ヤーンの下を通り、各隣接対のマシン方向ヤーンが
共通のボトム側マシン横断方向ヤーンの下を通って並列
のボトム側マシン方向節部を形成し、該並列のボトム側
マシン方向節部を形成する前記隣接対のマシン方向ヤー
ンを挟むと共に、該隣接対のマシン方向ヤーンに隣接す
るマシン方向ヤーンが、前記ボトム側マシン方向節部を
下に形成した前記ボトム側マシン横断方向ヤーンの実質
的に直上に位置したトップ側マシン横断方向ヤーンの上
を通って、仮想浮糸が前記トップ側マシン横断方向ヤー
ン上に形成されるようになっている。以下に詳細に記載
するように、二層地合構成織物におけるこのような構成
は、仮想浮糸が地合構成織物の繊維支持により十分に関
与できるようにし、従って、製紙表面上の長いCMD浮
糸間の部位(即ち、仮想浮糸の部位)における繊維支持
を向上させる。また、この構成は、抄紙機との接触点と
してより対称なボトム側CMD浮糸を提供することによ
り、耐摩耗性を向上させることができる。
【0015】本発明は、別の側面として、一組のトップ
側マシン方向ヤーンと、該トップ側マシン方向ヤーンと
織り合わせられてトップ側織物層を形成する一組のトッ
プ側マシン横断方向ヤーンと、一組のボトム側マシン方
向ヤーンと、該ボトム側マシン方向ヤーンと織り合わせ
られてボトム側織物層を形成する一組のボトム側マシン
横断方向ヤーンと、前記トップ側及びボトム側マシン方
向ヤーンと織り合わせられて前記トップ側及びボトム側
織物層を相互に接続する複数のマシン横断方向縫合ヤー
ンとを備えている。前記ボトム側マシン方向ヤーン及び
前記ボトム側マシン横断方向ヤーンは繰返しパターンで
織り合わせられていて、該繰返しパターンにおいて、前
記ボトム側マシン方向ヤーンの各々が少なくとも2本の
非隣接のボトム側マシン横断方向ヤーンの下を通ってボ
トム側マシン方向節部を形成し、各隣接対のマシン方向
ヤーンが共通のボトム側マシン横断方向ヤーンの下を通
って並列のボトム側マシン方向節部を形成している。こ
の構成において、ボトム側織物層は、ボトム側織物層の
浮糸が短い他の三層地合構成織物と比較して、優れた耐
摩耗性,高い通気率及びその他の特性上の利点を有し得
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態が示され
ている添付図面に関連して特に本発明について説明す
る。しかし、本発明は、種々の形態で実施可能であるか
ら、この明細書に記載した実施形態に限定されるもので
はなく、むしろ、これらの実施形態は、その開示によっ
て本発明の範囲が当業者に十分に伝えられるように準備
されている。同一番号は全体にわたり同一要素を指して
いる。諸要素及び層の寸法や太さは明瞭にするため誇張
して示すことがある。
【0017】図面を見ると、図1〜図4には符号100
で総括的に表わされた二層地合構成織物が示されてい
る。この地合構成織物100は、連続する8本のマシン
方向ヤーン102,104,106,108,110,
112,114及び116を含んでおり、これらは一組
8本のトップ側CMDヤーン120,122,124,
126,128,130,132及び134と織り合せ
られると共に、一組8本のボトム側CMDヤーン14
0,142,144,146,148,150,152
及び154と織り合せられている。図から分かるよう
に、この実施形態において、各ボトム側CMDヤーン
は、対応するトップ側CMDヤーンの実質的に直下に位
置している。図1〜図4に示された地合構成織物の部分
は、複数の繰返しユニットから構成されるもっと広い地
合構成織物の単一繰返しユニットを示しており、勿論、
繰返しユニットは、このパターンが維持される限り、パ
ターン内のどの部分からでも開始することができる。
【0018】図1及び図3の(A)〜(H)を参照する
と、各MDヤーンは、隣接する2本のトップ側CMDヤ
ーンの上を通り、次に、連続する6本のトップ側CMD
ヤーンの下を通るように、トップ側CMDヤーンと織り
合わせられている。例えば、MDヤーン102は、2本
のトップ側CMDヤーン120及び122の上を通り、
次に6本のトップ側CMDヤーン124,126,12
8,130,132及び134の下を通る。各MDヤー
ンは、トップ側CMDヤーンの下を通りながら、他の2
本のボトム側CMDヤーンを挟んでいる2本のボトム側
CMDヤーンの下を通っている。例えば、トップ側CM
Dヤーン120及び122の上を通った後のMDヤーン
102は、ボトム側CMDヤーン144の上,ボトム側
CMDヤーン146の下,ボトム側CMDヤーン148
及び150の上,ボトム側CMDヤーン152の下,ボ
トム側CMDヤーン154の上を通る。従って、各MD
ヤーンは、以下の経路に沿って、即ち、2本のトップ側
CMDヤーンの上,次に1対のトップ側及びボトム側C
MDヤーンの間,次のボトム側CMDヤーンの下,次に
2対のトップ側及びボトム側CMDヤーンの間,次のボ
トム側CMDヤーンの下,次に1対のトップ側及びボト
ム側CMDヤーンの間を通って延びている。
【0019】この織成パターンもしくは織成順序に従う
隣接MDヤーンは、3本のボトム側CMDヤーン分だけ
マシン方向に互いにずれている。これは、MDヤーン1
06及び108(図3の(C)及び(D)に最も良く例
示されている)を調べることにより明らかにすることが
できる。MDヤーン106(図3の(C))はボトム側
CMDヤーン142及び148の下を通っている。隣接
MDヤーン108(図3の(D))はボトム側CMDヤ
ーン148及び154の下を通っている。MDヤーンが
トップ側CMDヤーンの上を通る際、同MDヤーンの全
てには、同様のCMDヤーン3本分のオフセットが付随
する。
【0020】この織成パターンの結果、隣接MDヤーン
は、同じボトム側CMDヤーンの下にマシン方向の「節
部(knuckle)」(即ち、MDヤーンが隣接CMDヤーン
の上を通りながら1本のCMDヤーンのみの下を通る部
位)を形成する(例えば、MDヤーン106及び108
の双方は、上述したように、ボトム側CMDヤーン14
8の下に節部を形成する)。また、隣接MDヤーンがボ
トム側マシン方向節部を形成する際に、これらの隣接M
Dヤーンを挟む2本のMDヤーンは、隣接MDヤーンが
ボトム側節部を下に形成しているボトム側CMDヤーン
と対応する(即ち、同ボトム側CMDヤーンの直上にあ
る)各トップ側CMDヤーンの上を通っていることに注
目しなければならない。これは図4に最も良く示されて
おり、隣接MDヤーン112及び114がボトム側CM
Dヤーン150の下にボトム側MD節部112’,11
4’を横に並べて形成していることが分かる。これらの
隣接MDヤーン112及び114を挟んでいるMDヤー
ン110,116はそれぞれ、トップ側CMDヤーン1
30(これはボトム側CMDヤーン150の実質的に直
上にある)の上を通っている。隣接MDヤーン112及
び114によって上向きの力がボトム側CMDヤーン1
50に働き、このボトム側CMDヤーン150が上向き
の力をトップ側CMDヤーン130に出すことにより、
同トップ側CMDヤーン130がMDヤーン110及び
116間で若干上向きに湾曲させられる。
【0021】トップ側CMDヤーン130がこのように
若干膨らむことで、MDヤーン110及び116間の製
紙表面上に「仮想浮糸(phantom float)」130’を形
成する(図4参照)。この明細書で使用している「仮想
浮糸」とは、隣接する対応のボトム側CMDヤーンによ
って支持されて、より十分に繊維の支持に荷担すべく持
ち上げられるようになっている製紙表面上の短いCMD
浮糸(即ち、1本以上のMDヤーンの上を通るCMDヤ
ーンの一部)を意味している。この仮想浮糸は、その各
側にあって、紙匹形成中に紙原料における繊維の支持に
大きく責任を負うトップ側CMDヤーン130の長い浮
糸を補っている。実際に、この仮想節部の存在は、製造
された紙の表面に積極的に嵌入できるトップ側CMDヤ
ーンの長い浮糸間の部位における製紙表面の共平面性の
向上を助長することができる。
【0022】また、この構成は地合構成織物の耐摩耗特
性を向上させることができる。再び図4を参照すると、
隣接する仮想節部間にある4本のMDヤーンの全てが同
じトップ側CMDヤーンの下を通る(それによりこのト
ップ側CMDヤーン上に長いCMD紙側「浮糸」を形成
せしめる)と共に、同じボトム側CMDヤーンの上を通
る(それによりこのボトム側CMDヤーン上にマシン側
浮糸を形成せしめる)。これらの4本のMDヤーンは、
トップ側及びボトム側CMDヤーンにより形成された前
述の浮糸の中心を通って延びる垂直平面Pを中心として
互いに逆鏡像となるような仕方でトップ側及びボトム側
CMDヤーンと織り合わせられる。これらのMDヤーン
は逆鏡像を規定しているので、該MDヤーンがトップ側
及びボトム側CMDヤーンに及ぼす垂直方向の力は平面
Pを中心として比較的にバランスがとれている。したが
って、ボトム側CMDヤーンに形成されるボトム側浮糸
は比較的に対称で平らである(本発明の地合構成織物1
00を先行技術のものと比較するための図5の(A)及
び(B)を参照のこと)。ボトム側CMD浮糸の相対的
な対称性及び平坦性は、この浮糸が抄紙機と接触する表
面積を先行技術の地合構成織物について言える値よりも
大きくすることができる。よって、各ボトム側CMDヤ
ーンにより提供される表面が広くなり、地合構成織物に
作用する摩擦に耐え、地合構成織物全体について高い耐
摩耗性が得られる結果となる。
【0023】本発明による地合構成織物の織成パターン
に基因するその他の利点及び特徴には、厚さの減少,気
孔率の減少,高い安定性(即ち、地合構成織物の平面に
おける耐歪曲性)及び低い透過性が含まれる。
【0024】図1〜図5に例示した地合構成織物におい
て認められる特性及び利点は、他の地合構成織物にも同
様に当て嵌まる。例えば、付加的な繊維支持ヤーンを有
する二層地合構成織物の繰返しユニットは、図6〜図8
に示されているように、総括的に符号200で表わされ
ている。この地合構成織物200は、上述した地合構成
織物100のMDヤーン,トップ側CMDヤーン及びボ
トム側CMDヤーンと同様の仕方で、8本のトップ側C
MDヤーン220,222,224,226,228,
230,232及び234と織り合わせられると共に、
8本のボトム側CMDヤーン240,242,244,
246,248,250,252及び254と織り合わ
せられる8本のMDヤーン202,204,206,2
08,210,212,214及び216を含んでい
る。しかし、この地合構成織物200は、その繰返しユ
ニット中に、8本の繊維支持「緯糸もしくはピック」2
20a,222a,224a,226a,228a,2
30a,232a及び234aも含んでいる。各緯糸は
2本の隣接するトップ側CMDヤーンの間にあり、7本
の隣接MDヤーンの上を通ると共に8番目のMDヤーン
の下を通るように、これらのMDヤーンと織り合わせら
れている。例えば、緯糸220aは、MDヤーン202
の下を通ると共に、MDヤーン204,206,20
8,210,212,214及び216の上を通ってい
る。隣接する緯糸は、3本のMDヤーン分だけ織成順序
が互いにずれている。したがって、緯糸220aはMD
ヤーン202の下を通るが、緯糸222aはMDヤーン
208の下を通る。図8の(A)〜(H)に見られるよ
うに、各MDヤーンは、そのMDヤーンが上を通ってい
る2本のCMDヤーンの間にある緯糸のみの上を通って
いる。例えば、MDヤーン202は、トップ側CMDヤ
ーン220及び222の上を通るが、緯糸220aのみ
の上を通り、他の全ての緯糸についてはその下を通る。
【0025】地合構成織物200の織成パターンは、地
合構成織物100に示された隣接ボトム側表面MD節部
を維持している。その結果、耐摩耗性の向上のために、
比較的に対称なボトム側CMDヤーンがあるので、地合
構成織物100について説明した「仮想浮糸」効果が地
合構成織物200についても存在する。また、厚さの減
少,気孔率の減少,安定性の向上及び透過性の減少につ
いての可能性も存在する。
【0026】この織成パターンの原理は、異なる数のM
Dヤーン及びCMDヤーンを有する地合構成織物にも拡
張することができる。図9〜図11を参照すると、符号
300で総括的に表わされた二層地合構成織物の繰返し
ユニットは、この繰返しユニット中に、7本のMDヤー
ン302,304,306,308,310,312及
び314を含んでおり、これらは、7本のトップ側CM
Dヤーン320,322,324,326,328,3
30及び332、7本のボトム側CMDヤーン340,
342,344,346,348,350及び352、
並びに7本の繊維支持緯糸320a,322a,324
a,326a,328a,330a及び332aと織り
合わせられている。この繰返しユニットにおいて、各M
Dヤーンは、2本のトップ側CMDヤーンの上とそれら
に挟まれた繊維支持緯糸の上とを通ると共に、他の全て
のCMDヤーン及び繊維支持緯糸の下を通っている。ま
た、各MDヤーンは、1本のボトム側CMDヤーンによ
り分離された2本のボトム側CMDヤーンの下を通って
いる。一例として、MDヤーン302は、トップ側CM
Dヤーン320及び322並びに緯糸320aの上を通
り、次いで緯糸322aの下、トップ側CMDヤーン3
24及びボトム側CMDヤーン344の間、ボトム側C
MDヤーン346の下、ボトム側CMDヤーン348及
びトップ側CMDヤーン328の間、ボトム側CMDヤ
ーン350の下、そしてトップ側CMDヤーン322及
びボトム側CMDヤーン352の間を通っている。隣接
するMDヤーンは、2本のトップ側CMDヤーン分だけ
織成シーケンスが互いにオフセットもしくはずれてい
る。したがって、MDヤーン302は、トップ側CMD
ヤーン320及び322の上を通り、その隣接するMD
ヤーン304は、トップ側CMDヤーン324及び32
6の上を通っている。このトップ側CMDヤーン2本分
のオフセットの結果として、隣接MDヤーンは、前述し
た地合構成織物100及び200に見られる特有の並列
単一浮糸ボトム側層節部を形成すると共に、同じ特性上
の利点を提供することができる。
【0027】同じ原理は、他の本数のMDヤーンを有す
る織成パターンにも適用することができる。図12の
(A)〜(I)は、二層地合構成織物400の繰返しユ
ニットにおける9本のMDヤーン402,404,40
6,408,410,412,414,416及び41
8を、それらが9本のトップ側CMDヤーン420,4
22,424,426,428,430,432,43
4及び436、9本のボトム側CMDヤーン440,4
42,444,446,448,450,452,45
4及び456、並びに9本の繊維支持緯糸420a,4
22a,424a,426a,428a,430a,4
32a,434a及び436aと織り合わせられるもの
として、示している。この繰返しパターンにおいて、各
MDヤーンは、2本のトップ側CMDヤーンの上とそれ
らに挟まれた繊維支持緯糸の上とを通ると共に、隣接す
る対のトップ側及びボトム側CMDヤーンの間、次のボ
トム側CMDヤーンの下、次の対のトップ側及びボトム
側CMDヤーンの間、続くボトム側CMDヤーンの下、
次の3対のトップ側及びボトム側CMDヤーンの間を通
っている。例えば、MDヤーン402は、トップ側CM
Dヤーン420及び422並びに緯糸420aの上を通
ると共に、緯糸422aの下並びにトップ側及びボトム
側CMDヤーン424,444の間、ボトム側CMDヤ
ーン446の下、トップ側及びトップ側CMDヤーン4
28,448の間、ボトム側CMDヤーン450の下、
そしてトップ側及びボトム側CMDヤーン対432,4
52,434,454及び436,456の間(そし
て、緯糸436aの下)を通っている。隣接MDヤーン
は、2本のトップ側CMDヤーン分だけ織成シーケンス
が互いにオフセットもしくはずれているので、MDヤー
ン402は、トップ側CMDヤーン420及び422の
上を通り、その隣接するMDヤーン404は、トップ側
CMDヤーン424及び426の上を通っている(図1
2の(A)及び(B)参照)。その結果、前述した地合
構成織物にある隣接ボトム側層MD節部がこの地合構成
織物にも存在する。
【0028】同じようなことは、図13の(A)〜(J)
にMDヤーンが示されている10綜絖の地合構成織物5
00の繰返しユニットについても言える。図13の
(A)〜(J)から分かるように、二層地合構成織物50
0は、10本のMDヤーン501,502,504,5
06,508,510,512,514,516及び5
18を含んでおり、これらは、10本のトップ側CMD
ヤーン520,522,524,526,528,53
0,532,534,536及び538、10本の繊維
支持緯糸520a,522a,524a,526a,5
28a,530a,532a,534a,536a及び
538a、並びに10本のボトム側CMDヤーン54
0,542,544,546,548,550,55
2,554,556及び558と織り合わせられてい
る。この地合構成織物において、各MDヤーンは、2本
のトップ側CMDヤーンの上とそれらに挟まれた繊維支
持緯糸の上とを通ると共に、次の2対のトップ側及びボ
トム側CMDヤーンの間、次のボトム側CMDヤーンの
下、次の2対のボトム側及びトップ側CMDヤーンの
間、続くボトム側CMDヤーンの下、そして次の2対の
トップ側及びボトム側CMDヤーンの間を通っている。
例えば、MDヤーン501は、トップ側CMDヤーン5
20及び522並びに緯糸520aの上を通ると共に、
緯糸522aの下、対のトップ側及びボトム側CMDヤ
ーン524,544及び526,546の間、ボトム側
CMDヤーン548の下、対のトップ側及びトップ側C
MDヤーン530,550及び532,552の間、ボ
トム側CMDヤーン554の下、そして対のトップ側及
びボトム側CMDヤーン536,556及び538,5
58の間を通っている。隣接MDヤーンは、3本のトッ
プ側CMDヤーン分だけ互いにオフセットもしくはずれ
ているので、MDヤーン501は、トップ側CMDヤー
ン520及び522の上を通り、その隣接するMDヤー
ン502は、トップ側CMDヤーン526及び528の
上を通っている。その結果、前述した地合構成織物にあ
る隣接ボトム側層MD節部がこの地合構成織物にも存在
する。したがって、この地合構成織物もまた前述した特
性上の利点を有することができる。
【0029】当業者なら了解されるように、本発明の原
理は、他の二層地合構成織物にも適用可能であり、その
場合、該二層地合構成織物が繊維支持緯糸を含んでいて
もいなくてもよい。また、該地合構成織物は繰返しユニ
ット中に別の本数のヤーン(例えば、11本又は12本
のMDヤーン)を含んでいてよいし、MDヤーンはトッ
プ側CMDヤーンの上を通る際に別の織成パターンに従
っていてもよい。例えば、トップ側層は、米国特許第
5,937,914号や、2000年2月10日付けに出
願され同様に譲渡された係属中の米国特許願第09/5
01,753号に記載のような織成パターンに従ってい
てもよく、それらの開示事項は参照によりこの明細書に
組み込まれる。
【0030】本発明の概念は三層地合構成織物にも適用
可能である。例えば、符号600で総括的に表わされた
繰返しユニットを有する16綜絖の三層地合構成織物が
図14〜図16に示されている。この地合構成織物60
0は、トップ側織物層601とボトム側織物層651と
を含んでいる。トップ側織物層601は、8本のトップ
側MDヤーン602,604,606,608,61
0,612,614,616を含み、これらが、12本
のトップ側CMDヤーン620,622,624,62
6,628,630,632,634,646,63
8,640,642,644,646及び648、並び
に4対もしくは4組の縫合ヤーン626a,626b,
634a,634b,642a,642b,650a及
び650bと織り合わせられている。トップ側MDヤー
ン及びトップ側CMDヤーンは、縫合ヤーンを3本の隣
接トップ側CMDヤーン組の間に配置させて、平織パタ
ーンで織成されると共に、トップ側MDヤーンと平織パ
ターンで織り合わせられている。トップ側MDヤーン,
トップ側CMDヤーン及び縫合ヤーンの組合せにより平
織面をトップ側層の上に形成する方法は、オスターベル
ク(Osterberg)に対する米国特許第4,501,113号
及びワード(Ward)に対する米国特許第5,967,195
号の各明細書に例示されており、その開示内容全体は参
照によりこの明細書に組み込まれる。
【0031】ボトム側織物層651は、8本のボトム側
CMDヤーン660,661,662,663,66
4,665,666,667と織り合わせられる8本の
ボトム側MDヤーン652,653,654,655,
656,657,658,659を含んでいる。ボトム
側織物層651の織成パターンは、各ボトム側MDヤー
ンが、4本の隣接するボトム側CMDヤーンの上、ボト
ム側CMDヤーンの下、2本の隣接するボトム側CMD
ヤーンの上、別のボトム側CMDヤーンの下を通るよう
になっている。隣接ボトム側MDヤーンは、3本のボト
ム側CMDヤーンだけ互いにずれている。その結果、隣
接MDヤーンは共通のボトム側CMDヤーンの下を通
り、隣接するボトム側節部を形成することになる。例え
ば、ボトム側MDヤーン652はボトム側CMDヤーン
663及び666の下を通る一方、隣接するボトム側M
Dヤーン653はボトム側CMDヤーン661及び66
6の下を通っている。このようなパターンに起因して、
前述した地合構成織物についての特性上の利点がボトム
側織物層651にも存在しうる。特に、この三層地合構
成織物については、潜在寿命及び通気度が先行技術の三
層地合構成織物をはるかに超えて向上している。
【0032】また、各縫合ヤーン対の各縫合ヤーンは、
繰返しユニットの一部としての1本のボトム側MDヤー
ンの下を通っている。例えば、縫合ヤーン626a,6
26bはそれぞれボトム側MDヤーン655,659の
下を通っている。次の縫合ヤーン対は、ボトム側MDヤ
ーン2本分ずれたボトム側MDヤーンの下を通るので、
例えば、縫合ヤーン634a,634bはそれぞれボト
ム側MDヤーン653,657の下を通ることになる。
例示した好適な構成の場合、ボトム側CMDヤーンの2
倍多いトップ側CMDヤーンがあること(この計算のた
め、各縫合ヤーン対は1本のトップ側CMDヤーンを兼
ねると仮定する)、そして各ボトム側CMDヤーンは対
応するトップ側CMDヤーンの下にあることに注目すべ
きである。その結果、ボトム側CMDヤーンの間には縫
合ヤーンが干渉を受けることなくボトム側MDヤーンと
織り合わせられるのに十分なスペースが存在するはずで
ある。
【0033】当業者なら了解されるように、本発明の三
層地合構成織物は、前述したのとは異なる繰返しパター
ンで織成され得る。例えば、三層地合構成織物は24綜
絖で織成されている。その場合、ボトム側織物層は12
本のボトム側MDヤーン及び12本のボトム側CMDヤ
ーンを含み、各ボトム側CMDヤーンがボトム側CMD
ヤーンに対して「上6本/下1本/上4本/下1本」の
パターンに従い、隣接するMDヤーンが5本のCMDヤ
ーン分だけ互いにずれている。別の例として、本発明の
三層地合構成織物は20綜絖で織成され得る。その場
合、ボトム側織物層は10本のボトム側MDヤーン及び
10本のボトム側CMDヤーンを含み、各ボトム側CM
Dヤーンがボトム側CMDヤーンに対して「上5本/下
1本/上3本/下1本」のパターンに従い、隣接するM
Dヤーンが4本のCMDヤーン分だけ互いにずれてい
る。18,28又は30綜絖を利用する他の三層地合構
成織物も企図することができる。
【0034】更に、本発明の三層地合構成織物のトップ
側表面は、そのトップ側表面上に(その他の平織パター
ン,斜文織,破れ斜文織又は朱子織のような)その他の
パターンをとってもよい。また、縫合ヤーンは、図14
〜図16の実施形態において説明したような織成パター
ンに寄与し得るし、(ワード(Ward)に対する米国特許第
5,967,195号明細書に例示されているような)ト
ップ側表面に対しより高い率で寄与し得るが、(ダンバ
イ(Danby)に対する米国特許第5,238,536号,ウ
ィルソン(Wilson)に対する米国特許第4,987,92
9号及び第5,518,042号,マーチャント(Marcha
nd)に対する米国特許第4,989,647号,ギビン(G
ivin)に対する米国特許第5,052,448号,ワード
(Ward)に対する米国特許第5,437,315号,ライト
(Wright)に対する米国特許第5,564,475号,フ
ォーリンガー(Vohringer)に対する米国特許第5,15
2,326号,オスターベルク(Osterberg)に対する米
国特許第4,501,303号及び各明細書に例示されて
いるような)織成に寄与しないかも知れない。
【0035】本発明の地合構成織物において利用される
ヤーンの形態は、製紙業者の最終地合構成織物の所望特
性に応じて変更しうる。例えば、ヤーンは、マルチフィ
ラメント糸,モノフィラメント糸,撚りマルチフィラメ
ント又はモノフィラメント糸,紡出糸,或いはそれらの
組合せでもよい。また、本発明の地合構成織物において
使用されるヤーンを構成する材料は、製紙業者の地合構
成織物において普通に用いられているものでよい。例え
ば、ヤーンは、ポリプロピレン,ポリエステル,ポリエ
ステルのアロイ及びコポリマー,ナイロン,ナイロンの
アロイ及びコポリマー等で形成され得る。熟練した技術
者は、最終地合構成織物の特定用途に従ってヤーン材料
を選択すべきである。特に、ポリエステル又はナイロン
から形成した円形モノフィラメント糸が好ましい。
【0036】また、糸の繊度(yarn size)も、地合構成
織物に望まれる製紙特性に従って選択されるべきであ
る。例えば、二層地合構成織物については、MDヤーン
は約0.12mm〜0.40mmの直径を有し、トップ
側CMDヤーンは約0.10mm〜0.50mmの直径
を有し、ボトム側CMDヤーンは約0.16mm〜0.7
0mmの直径を有すべきである。繊維支持緯糸が含まれ
る場合、トップ側CMDヤーンが繊維支持緯糸と一緒に
使用されるとすれば、繊維支持緯糸は、約0.10mm
〜0.30mmの直径を有すべきである。三層地合構成
織物について、トップ側MDヤーンは約0.12mm〜
0.30mmの直径を有し、トップ側CMDヤーンは約
0.12mm〜0.30mmの直径を有し、ボトム側MD
ヤーンは約0.20mm〜0.30mmの直径を有し、
ボトム側CMDヤーンは約0.20mm〜0.70mm
の直径を有し、縫合ヤーンは約0.10mm〜0.30m
mの直径を有すべきである。
【0037】本発明で使用するのに適する二層地合構成
織物の特定実施形態は以下の表1に記載されている。
【表1】
【0038】本発明で使用するのに適する三層地合構成
織物の特定実施形態は以下の表2に記載されている。
【表2】
【0039】上述した実施形態は、本発明を例証するも
のであって、本発明を限定する意味にとられるべきでは
ない。本発明は、冒頭の特許請求の範囲によって規定さ
れており、同特許請求の範囲と同等のものはその特許請
求の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製紙業者用二層地合構成織物の平
面図である。
【図2】トップ側CMDヤーンを除去した図1の地合構
成織物の部分平面図である。
【図3】(A)〜(H)は図1の3A−3A線〜3H−
3H線に沿った断面図である。
【図4】図1の4−4線に沿ったトップ側CMDヤーン
及びボトム側CMDヤーンの断面図である。
【図5】(A)はボトム側CMDヤーンの摩耗表面を示
す図4の部分拡大図、(B)はボトム側CMDヤーンに
より提供される摩耗表面の差を示す先行技術の地合構成
織物の部分拡大図である。
【図6】本発明による製紙業者用二層地合構成織物の代
替実施形態の平面図である。
【図7】トップ側CMDヤーン及び繊維支持緯糸を除去
した図6の地合構成織物の部分平面図である。
【図8】(A)〜(H)は図6の8A−8A線〜8H−
8H線に沿った断面図である。
【図9】本発明による製紙業者用二層地合構成織物の代
替実施形態の平面図である。
【図10】トップ側CMDヤーン及び繊維支持緯糸を除
去した図9の地合構成織物の部分平面図である。
【図11】(A)〜(G)は図9の11A−11A線〜
11G−11G線に沿った断面図である。
【図12】(A)〜(I)は本発明による製紙業者用二
層地合構成織物の9綜絖実施形態における一連のマシン
方向ヤーンの断面図である。
【図13】(A)〜(J)は本発明による製紙業者用二
層地合構成織物の10綜絖実施形態における一連のマシ
ン方向ヤーンの断面図である。
【図14】本発明による製紙業者用三層地合構成織物の
平面図である。
【図15】図14の地合構成織物におけるボトム側層の
断面図である。
【図16】(A)〜(H)は図14の16A−16A線
〜16H−16H線に沿った断面図である。
【符号の説明】
100 二層地合構成織物 102,104,106,108,110,112,1
14,116マシン方向(MD)ヤーン 120,122,124,126,128,130,1
32,134トップ側マシン横断方向(CMD)ヤーン 140,142,144,146,148,150,1
52,154ボトム側マシン横断方向(CMD)ヤーン 200 二層地合構成織物 202,204,206,208,210,212,2
14,216MDヤーン 220,222,224,226,228,230,2
32,234トップ側CMDヤーン 240,242,244,246,248,250,2
52,254ボトム側CMDヤーン 220a,222a,224a,226a,228a,
230a,232a,234a 繊維支持緯糸 300 二層地合構成織物 302,304,306,308,310,312,3
14MDヤーン 320,322,324,326,328,330,3
32トップ側CMDヤーン 340,342,344,346,348,350,3
52ボトム側CMDヤーン 320a,322a,324a,326a,328a,
330a,332a繊維支持緯糸 400 二層地合構成織物 402,404,406,408,410,412,4
14,416,418MDヤーン 420,422,424,426,428,430,4
32,434,436トップ側CMDヤーン 440,442,444,446,448,450,4
52,454,456ボトム側CMDヤーン 420a,422a,424a,426a,428a,
430a,432a,434a,436a繊維支持緯糸 500 二層地合構成織物 501,502,504,506,508,510,5
12,514,516,518 MDヤーン 520,522,524,526,528,530,5
32,534,536,538 トップ側CMDヤー
ン 520a,522a,524a,526a,528a,
530a,532a,534a,536a,538a繊
維支持緯糸 540,542,544,546,548,550,5
52,554,556,558 ボトム側CMDヤー
ン 600 三層地合構成織物 601 トップ側織物層 651 ボトム側織物層 602,604,606,608,610,612,6
14,616トップ側MDヤーン 620,622,624,626,628,630,6
32,634,646,638,640,642,64
4,646,648トップ側CMDヤーン 626a,626b,634a,634b,642a,
642b,650a,650b縫合ヤーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケヴィン・ジョン・ウォード カナダ国ノヴァスコシア州,コールドブル ック,ミーガン・ドライヴ 1476 Fターム(参考) 4L048 AB10 BA09 CA11 DA39 4L055 CE27 CE31 CE32 FA30 GA29

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一組のマシン方向ヤーンと、 一組のトップ側マシン横断方向ヤーンと、 前記一組のマシン方向ヤーンと織り合わせられる一組の
    ボトム側マシン横断方向ヤーンとを備え、 前記一組のマシン方向ヤーン,前記一組のトップ側マシ
    ン横断方向ヤーン及び前記一組のボトム側マシン横断方
    向ヤーンは繰返しパターンで織り合わせられており、該
    繰返しパターンにおいて、前記マシン方向ヤーンの各々
    が少なくとも2本の非隣接のボトム側マシン横断方向ヤ
    ーンの下を通ってボトム側マシン方向節部を形成し、各
    隣接対のマシン方向ヤーンが共通のボトム側マシン横断
    方向ヤーンの下を通って並列のボトム側マシン方向節部
    を形成し、該並列のボトム側マシン方向節部を形成する
    前記隣接対のマシン方向ヤーンを挟むと共に、該隣接対
    のマシン方向ヤーンに隣接するマシン方向ヤーンが、前
    記ボトム側マシン方向節部を下に形成した前記ボトム側
    マシン横断方向ヤーンの実質的に直上に位置したトップ
    側マシン横断方向ヤーンの上を通って、仮想浮糸が前記
    トップ側マシン横断方向ヤーン上に形成されるようにな
    っている、 製紙業者用の地合構成織物。
  2. 【請求項2】 前記マシン方向ヤーンの各々は、少なく
    とも2本のトップ側マシン横断方向ヤーンの上を通る請
    求項1に記載の地合構成織物。
  3. 【請求項3】 前記一組のマシン方向ヤーンと織り合わ
    せられる一組の繊維支持緯糸を更に備える請求項1に記
    載の地合構成織物。
  4. 【請求項4】 前記一組の繊維支持緯糸は、1本の繊維
    支持緯糸が各対の隣接するトップ側マシン横断方向ヤー
    ンの間に位置するように、前記一組のマシン方向ヤーン
    と織り合わせられている請求項3に記載の地合構成織
    物。
  5. 【請求項5】 前記マシン方向ヤーンの各々は、隣接す
    る2本のトップ側マシン横断方向ヤーンの上を通ると共
    に、前記2本のトップ側マシン横断方向ヤーンの間に位
    置する少なくとも1本の繊維支持緯糸の上を通る請求項
    3に記載の地合構成織物。
  6. 【請求項6】 前記繰返しユニットにおける前記一組の
    マシン方向ヤーンは、7〜10本のマシン方向ヤーンを
    含んでいる請求項1に記載の地合構成織物。
  7. 【請求項7】 前記繰返しユニットは、等しい本数のト
    ップ側及びボトム側マシン横断方向ヤーンを含んでいる
    請求項1に記載の地合構成織物。
  8. 【請求項8】 前記繰返しユニット内で、各マシン方向
    ヤーンの織成順序が隣接するマシン方向ヤーンの織成順
    序とは2本のトップ側マシン横断方向ヤーン分だけずれ
    ている請求項1に記載の地合構成織物。
  9. 【請求項9】 前記繰返しユニット内で、各マシン方向
    ヤーンの織成順序が隣接するマシン方向ヤーンの織成順
    序とは3本のトップ側マシン横断方向ヤーン分だけずれ
    ている請求項1に記載の地合構成織物。
  10. 【請求項10】 前記マシン方向ヤーンの各々は、前記
    2本の非隣接のボトム側マシン横断方向ヤーンの間にあ
    る1本のボトム側マシン横断方向ヤーンの上を通ってい
    る請求項1に記載の地合構成織物。
  11. 【請求項11】 前記マシン方向ヤーンの各々は、前記
    2本の非隣接のボトム側マシン横断方向ヤーンの間にあ
    る2本のボトム側マシン横断方向ヤーンの上を通ってい
    る請求項1に記載の地合構成織物。
  12. 【請求項12】 一組のトップ側マシン方向ヤーンと、 該トップ側マシン方向ヤーンと織り合わせられてトップ
    側織物層を形成する一組のトップ側マシン横断方向ヤー
    ンと、 一組のボトム側マシン方向ヤーンと、 該ボトム側マシン方向ヤーンと織り合わせられてボトム
    側織物層を形成する一組のボトム側マシン横断方向ヤー
    ンと、 前記トップ側及びボトム側マシン方向ヤーンと織り合わ
    せられて前記トップ側及びボトム側織物層を相互に接続
    する複数のマシン横断方向縫合ヤーンとを備えており、 前記ボトム側マシン方向ヤーン及び前記ボトム側マシン
    横断方向ヤーンは繰返しパターンで織り合わせられてい
    て、該繰返しパターンにおいて、前記ボトム側マシン方
    向ヤーンの各々が少なくとも2本の非隣接のボトム側マ
    シン横断方向ヤーンの下を通ってボトム側マシン方向節
    部を形成し、各隣接対のマシン方向ヤーンが共通のボト
    ム側マシン横断方向ヤーンの下を通って並列のボトム側
    マシン方向節部を形成している、 製紙業者用の三層地合構成織物。
  13. 【請求項13】 前記縫合ヤーンは、1対の縫合ヤーン
    が各対の隣接するトップ側マシン横断方向ヤーンの間に
    位置するように、前記トップ側マシン方向ヤーンと織り
    合わせられている請求項12に記載の三層地合構成織
    物。
  14. 【請求項14】 前記縫合ヤーン、前記トップ側マシン
    方向ヤーン及び前記トップ側マシン横断方向ヤーンが織
    り合わせられて前記トップ側織物層の上側表面上に平織
    パターンを形成している請求項13に記載の三層地合構
    成織物。
  15. 【請求項15】 前記一組のトップ側マシン方向ヤーン
    は、8〜12本のトップ側マシン方向ヤーンを含んでい
    る請求項12に記載の三層地合構成織物。
  16. 【請求項16】 前記ボトム側マシン方向ヤーンの各々
    は、2本の非隣接のボトム側マシン横断方向ヤーンの間
    にある2本の隣接するボトム側マシン横断方向ヤーンの
    上を通っており、各ボトム側マシン方向ヤーンが前記2
    本の隣接するボトム側マシン横断方向ヤーンにより分離
    される前記ボトム側マシン方向節部を形成する請求項1
    2に記載の三層地合構成織物。
  17. 【請求項17】 各縫合ヤーンは、前記縫合ヤーンが前
    記ボトム側マシン方向節部を形成する前記ボトム側マシ
    ン方向ヤーンの下を通るときに、各対の前記2本の隣接
    するボトム側マシン横断方向ヤーンの間を通る請求項1
    6に記載の三層地合構成織物。
  18. 【請求項18】 前記繰返しユニット内で、各ボトム側
    マシン方向ヤーンの織成順序が隣接するボトム側マシン
    方向ヤーンの織成順序とは3本のトップ側マシン横断方
    向ヤーン分だけずれている請求項12に記載の三層地合
    構成織物。
  19. 【請求項19】 一組のマシン方向ヤーンと、 一組のトップ側マシン横断方向ヤーンと、 前記一組のマシン方向ヤーンと織り合わせられる一組の
    ボトム側マシン横断方向ヤーンとを備え、 前記一組のマシン方向ヤーン,前記一組のトップ側マシ
    ン横断方向ヤーン及び前記一組のボトム側マシン横断方
    向ヤーンは繰返しパターンで織り合わせられていて、該
    繰返しパターンにおいて、前記マシン方向ヤーンの各々
    が少なくとも2本の非隣接のボトム側マシン横断方向ヤ
    ーンの下を通ってボトム側マシン方向節部を形成し、各
    隣接対のマシン方向ヤーンが共通のボトム側マシン横断
    方向ヤーンの下を通って並列のボトム側マシン方向節部
    を形成し、該並列のボトム側マシン方向節部を形成する
    前記隣接対のマシン方向ヤーンを挟むと共に、該隣接対
    のマシン方向ヤーンに隣接するマシン方向ヤーンが、前
    記ボトム側マシン方向節部を下に形成した前記ボトム側
    マシン横断方向ヤーンの実質的に直上に位置したトップ
    側マシン横断方向ヤーンの上を通って、仮想浮糸が前記
    トップ側マシン横断方向ヤーン上に形成されるようにな
    っており、前記マシン方向ヤーンの各々が少なくとも2
    本のトップ側マシン横断方向ヤーンの上を通り、前記繰
    返しユニットが等しい本数のトップ側及びボトム側マシ
    ン横断方向ヤーンを含んでいる、 製紙業者用の二層地合構成織物。
  20. 【請求項20】 前記一組のマシン方向ヤーンと織り合
    わせられる一組の繊維支持緯糸を更に備える請求項19
    に記載の二層地合構成織物。
  21. 【請求項21】 前記一組の繊維支持緯糸は、1本の繊
    維支持緯糸が各対の隣接するトップ側マシン横断方向ヤ
    ーンの間に位置するように、前記一組のマシン方向ヤー
    ンと織り合わせられている請求項20に記載の二層地合
    構成織物。
  22. 【請求項22】 一連の繰返しユニットを含み、各繰返
    しユニットが、 一組8本のトップ側マシン方向ヤーンと、 該トップ側マシン方向ヤーンと平織パターンで織り合わ
    せられてトップ側織物層を形成する一組のトップ側マシ
    ン横断方向ヤーンと、 一組8本のボトム側マシン方向ヤーンと、 該ボトム側マシン方向ヤーンと織り合わせられてボトム
    側織物層を形成する一組のボトム側マシン横断方向ヤー
    ンと、 前記トップ側及びボトム側マシン方向ヤーンと織り合わ
    せられて前記トップ側及びボトム側織物層を相互に接続
    する複数のマシン横断方向縫合ヤーンとを備えており、 前記ボトム側マシン方向ヤーン及び前記ボトム側マシン
    横断方向ヤーンは繰返しパターンで織り合わせられてい
    て、該繰返しパターンにおいて、前記ボトム側マシン方
    向ヤーンの各々が少なくとも2本の非隣接のボトム側マ
    シン横断方向ヤーンの下を通ってボトム側マシン方向節
    部を形成し、各隣接対のマシン方向ヤーンが共通のボト
    ム側マシン横断方向ヤーンの下を通って並列のボトム側
    マシン方向節部を形成している、 製紙業者用の三層地合構成織物。
JP2001229959A 2000-07-28 2001-07-30 製紙業者用の地合構成織物 Pending JP2002088674A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/628668 2000-07-28
US09/628,668 US6253796B1 (en) 2000-07-28 2000-07-28 Papermaker's forming fabric

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002088674A true JP2002088674A (ja) 2002-03-27

Family

ID=24519829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001229959A Pending JP2002088674A (ja) 2000-07-28 2001-07-30 製紙業者用の地合構成織物

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6253796B1 (ja)
EP (1) EP1176249A3 (ja)
JP (1) JP2002088674A (ja)
AR (1) AR030070A1 (ja)
AU (1) AU5769601A (ja)
BR (1) BR0103061A (ja)
CA (1) CA2353217A1 (ja)
MX (1) MXPA01007724A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084994A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Weavexx Corp 製紙用の三層地合構成織物
JP2007092268A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Weavexx Corp 製紙用織物
JP2007297768A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Weavexx Corp 製紙業者用三層地合構成織物及び紙の製造方法
JP2010529322A (ja) * 2007-06-13 2010-08-26 フォイト パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 抄紙機
JP2014503706A (ja) * 2010-12-13 2014-02-13 ハイク・ライセンスコ・インコーポレイテッド 長いボトム側cmd浮糸を有する製紙用フォーミング織物
JP2016527405A (ja) * 2013-08-05 2016-09-08 アンドリッツ クフェラス ゲーエムベーハー 異なる浮き長さを伴う複数の短手糸を含むランニングサイドを有する抄紙機スクリーン

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6413377B1 (en) * 1999-11-09 2002-07-02 Astenjohnson, Inc. Double layer papermaking forming fabric
GB0005344D0 (en) * 2000-03-06 2000-04-26 Stone Richard Forming fabric with machine side layer weft binder yarns
DE10039736A1 (de) * 2000-08-16 2002-03-07 Kufferath Andreas Gmbh Verbundgewebe
US6745797B2 (en) 2001-06-21 2004-06-08 Weavexx Corporation Papermaker's forming fabric
US6834684B2 (en) * 2002-10-24 2004-12-28 Albany International Corp. Paired warp triple layer forming fabrics with optimum sheet building characteristics
US7048012B2 (en) * 2002-10-24 2006-05-23 Albany International Corp. Paired warp triple layer forming fabrics with optimum sheet building characteristics
US6837277B2 (en) 2003-01-30 2005-01-04 Weavexx Corporation Papermaker's forming fabric
US6860969B2 (en) 2003-01-30 2005-03-01 Weavexx Corporation Papermaker's forming fabric
US7059357B2 (en) 2003-03-19 2006-06-13 Weavexx Corporation Warp-stitched multilayer papermaker's fabrics
US6896009B2 (en) * 2003-03-19 2005-05-24 Weavexx Corporation Machine direction yarn stitched triple layer papermaker's forming fabrics
WO2005017254A1 (en) * 2003-08-13 2005-02-24 Voith Fabrics Patent Gmbh Fabrics employing binder/top interchanging yarn pairs
US7300554B2 (en) * 2003-09-11 2007-11-27 Albany International Corp. Textured surface of a tissue forming fabric to generate bulk, cross directional tensile, absorbency, and softness in a sheet of paper
US7243687B2 (en) * 2004-06-07 2007-07-17 Weavexx Corporation Papermaker's forming fabric with twice as many bottom MD yarns as top MD yarns
US7198067B2 (en) * 2004-08-04 2007-04-03 Albany International Corp. Warp-runner triple layer fabric with paired intrinsic warp binders
US7195040B2 (en) * 2005-02-18 2007-03-27 Weavexx Corporation Papermaker's forming fabric with machine direction stitching yarns that form machine side knuckles
KR100830573B1 (ko) 2005-09-27 2008-05-21 웨벡스 코포레이션 기계측 너클을 형성하는 기계방향 접결사를 가진 제지기용성형 직물
US7275566B2 (en) 2006-02-27 2007-10-02 Weavexx Corporation Warped stitched papermaker's forming fabric with fewer effective top MD yarns than bottom MD yarns
DE102006016660C5 (de) * 2006-04-08 2009-09-03 Andreas Kufferath Gmbh & Co Kg Oberseite, insbesondere Papierseite, sowie Papiermaschinensieb
US7487805B2 (en) * 2007-01-31 2009-02-10 Weavexx Corporation Papermaker's forming fabric with cross-direction yarn stitching and ratio of top machined direction yarns to bottom machine direction yarns of less than 1
US20080196784A1 (en) * 2007-02-15 2008-08-21 Scott Quigley Wear side weave pattern of a composite forming fabric
US7624766B2 (en) * 2007-03-16 2009-12-01 Weavexx Corporation Warped stitched papermaker's forming fabric
DE102007020071A1 (de) * 2007-04-28 2008-10-30 Voith Patent Gmbh Formiersieb
WO2009018274A1 (en) * 2007-07-30 2009-02-05 Astenjohnson, Inc. Warp-tied forming fabric with selective warp pair ordering
US20090183795A1 (en) * 2008-01-23 2009-07-23 Kevin John Ward Multi-Layer Papermaker's Forming Fabric With Long Machine Side MD Floats
US7766053B2 (en) * 2008-10-31 2010-08-03 Weavexx Corporation Multi-layer papermaker's forming fabric with alternating paired and single top CMD yarns
US8251103B2 (en) * 2009-11-04 2012-08-28 Weavexx Corporation Papermaker's forming fabric with engineered drainage channels
DE102010017055A1 (de) * 2010-05-21 2011-11-24 Andritz Technology And Asset Management Gmbh Blattbildungssieb
EP3752671B1 (en) * 2018-02-12 2024-04-03 Huyck Licensco Inc. Multi-layer papermaker's forming fabric with auxiliary bottom md yarns
IT202000000637A1 (it) * 2020-01-15 2021-07-15 Feltri Marone S P A Tessuto triplo di fabbricazione della carta

Family Cites Families (102)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE454092C (de) 1927-12-29 H G Waldhelm Filztuchfabrik Gewebter Entwaesserungsfilz bei Papiermaschinen
US2172430A (en) 1937-10-14 1939-09-12 Lawrence Duck Company Single ply drier felt with asbestos facing
US2554034A (en) 1948-08-18 1951-05-22 Orr Felt & Blanket Company Papermaker's felt
US3094149A (en) 1960-11-14 1963-06-18 Orr Felt & Blanket Company Paper makers felt
US3325909A (en) 1966-01-27 1967-06-20 Huyck Corp Fabric for pumping fluids
US4093512A (en) 1975-04-23 1978-06-06 Huyck Corporation Papermakers belts having ultra-high modulus load bearing yarns
US4529013A (en) 1975-10-30 1985-07-16 Scapa-Porritt Limited Papermakers fabrics
US4289173A (en) 1975-10-30 1981-09-15 Scapa-Porritt Limited Papermakers fabrics
GB1572905A (en) 1976-08-10 1980-08-06 Scapa Porritt Ltd Papermakers fabrics
DE2736796C3 (de) 1977-08-16 1981-08-27 Hermann Wangner Gmbh & Co Kg, 7410 Reutlingen Papiermaschinensieb und Verfahren zu dessen Herstellung
US4290209A (en) 1978-05-17 1981-09-22 Jwi Ltd. Dryer fabric
SE420852B (sv) 1978-06-12 1981-11-02 Nordiskafilt Ab Formeringsvira
USRE33195E (en) 1978-08-04 1990-04-10 Asten Group, Inc. Fabrics for papermaking machines
US4244543A (en) 1979-01-08 1981-01-13 Exxon Research & Engineering Co. Support roller or rocker for hot expanding pipe lines
US4453573A (en) 1980-02-11 1984-06-12 Huyck Corporation Papermakers forming fabric
DE3036409C2 (de) 1980-09-26 1983-01-20 Hermann Wangner Gmbh & Co Kg, 7410 Reutlingen Doppellagiges Sieb für den Siebteil einer Papiermaschine
US4394673A (en) 1980-09-29 1983-07-19 International Business Machines Corporation Rare earth silicide Schottky barriers
US4438788A (en) 1980-09-30 1984-03-27 Scapa Inc. Papermakers belt formed from warp yarns of non-circular cross section
SE430425C (sv) 1981-06-23 1986-09-19 Nordiskafilt Ab Formeringsvira for pappers-, cellulosa- eller liknande maskiner
US4633596A (en) 1981-09-01 1987-01-06 Albany International Corp. Paper machine clothing
DE3146385C2 (de) 1981-11-23 1985-10-31 Hermann Wangner Gmbh & Co Kg, 7410 Reutlingen Doppellagiges Gewebe als Bespannung für Papiermaschinen
SE441016B (sv) 1982-04-26 1985-09-02 Nordiskafilt Ab Formeringsvira for pappers-, cellulosa- eller liknande maskiner
US4414263A (en) 1982-07-09 1983-11-08 Atlanta Felt Company, Inc. Press felt
DE3301810C2 (de) 1983-01-20 1986-01-09 Hermann Wangner Gmbh & Co Kg, 7410 Reutlingen Verbund-Gewebe als Bespannung für den Blattbildungsteil einer Papiermaschine
SE435739B (sv) 1983-02-23 1984-10-15 Nordiskafilt Ab Formeringsvira av dubbelvevnadstyp
DE3307144A1 (de) 1983-03-01 1984-09-13 Hermann Wangner Gmbh & Co Kg, 7410 Reutlingen Papiermaschinenbespannung in einer gewebebindung, die keine in laengsrichtung verlaufenden symmetrieachse aufweist
DE3329739C1 (de) 1983-08-17 1985-01-10 Hermann Wangner Gmbh & Co Kg, 7410 Reutlingen Mehrlagige Bespannung fuer Papiermaschinen
DE3329740C2 (de) 1983-08-17 1986-07-03 Hermann Wangner Gmbh & Co Kg, 7410 Reutlingen Zwei- oder mehrlagiges Gewebe als Bespannung für den Blattbildungsteil einer Papiermaschine
FR2560242B1 (fr) 1984-02-29 1986-07-04 Asten Fabriques Feutres Papete Toile destinee en particulier aux machines a papier, et son procede de preparation
FI844125L (fi) 1984-03-26 1985-09-27 Huyck Corp Pappersmaskintyg som bestaor av slitstarka traodar.
GB2157328A (en) 1984-04-12 1985-10-23 Jwi Ltd Improved multilayer forming fabric
US4755420A (en) 1984-05-01 1988-07-05 Jwi Ltd. Dryer fabric having warp strands made of melt-extrudable polyphenylene sulphide
US4731281A (en) 1984-10-29 1988-03-15 Huyck Corporation Papermakers fabric with encapsulated monofilament yarns
DE3445367C1 (de) 1984-12-12 1986-08-14 F. Oberdorfer, 7920 Heidenheim Verbundgewebe als Papiermaschinensieb
US4642261A (en) 1984-12-21 1987-02-10 Unaform Inc. Papermakers fabric having a tight bottom weft geometry
US4636426A (en) 1985-01-04 1987-01-13 Huyck Corporation Papermaker's fabric with yarns having multiple parallel monofilament strands
FR2597123B1 (fr) 1986-04-10 1988-12-02 Thuasne & Cie Tissu elastique de contention
DE3615304A1 (de) 1986-05-06 1987-11-12 Wangner Gmbh Co Kg Hermann Bespannung fuer den blattbildungsteil einer papiermaschine
EP0224276B1 (de) 1986-05-06 1990-03-28 Hermann Wangner GmbH & Co. KG Bespannung für den Blattbildungsteil einer Papiermaschine
US4709732A (en) 1986-05-13 1987-12-01 Huyck Corporation Fourteen harness dual layer weave
DE3634649A1 (de) 1986-10-10 1988-04-14 Wangner Gmbh Co Kg Hermann Bespannung fuer den blattbildungsteil einer papiermaschine mit zusaetzlichen, flottierenden querfaeden groesserer rapportlaenge
US4676278A (en) 1986-10-10 1987-06-30 Albany International Corp. Forming fabric
DE3635000A1 (de) 1986-10-14 1988-04-21 Oberdorfer Fa F Doppellagiges papiermaschinensieb mit grob strukturierter laufseite und fein strukturierter papierseite
DE3635632A1 (de) 1986-10-20 1988-04-21 Wangner Gmbh Co Kg Hermann Bespannung fuer den blattbildungsteil einer papiermaschine
US4759975A (en) 1986-11-06 1988-07-26 Asten Group, Inc. Papermaker's wet press felt having multi-layered base fabric
CA1277209C (en) 1986-11-28 1990-12-04 Dale B. Johnson Composite forming fabric
US4705601A (en) 1987-02-05 1987-11-10 B.I. Industries, Inc. Multi-ply paper forming fabric with ovate warp yarns in lowermost ply
FI78329B (fi) 1987-02-10 1989-03-31 Tamfelt Oy Ab Pappersmaskinduk.
DE3705345A1 (de) 1987-02-19 1988-09-01 Oberdorfer Fa F Verbundgewebe als bespannung fuer den blattbildungsteil einer papiermaschine
GB8706552D0 (en) 1987-03-19 1987-04-23 Scapa Porrtitt Ltd Papermachine &c clothing
SE460125B (sv) 1987-03-24 1989-09-11 Nordiskafilt Ab Flerlagrat avvattningsband foer formering av pappersark
DE3713510A1 (de) 1987-04-22 1988-11-10 Oberdorfer Fa F Papiermaschinensieb aus einem doppellagigen gewebe
AT395441B (de) * 1987-08-12 1992-12-28 Hutter & Schrantz Ag Doppellagiges gewebe zur bespannung fuer papiermaschinen
DE3801051A1 (de) 1988-01-15 1989-07-27 Wangner Gmbh Co Kg Hermann Doppellagige bespannung fuer den blattbildungsbereich einer papiermaschine
US4989647A (en) 1988-04-08 1991-02-05 Huyck Corporaiton Dual warp forming fabric with a diagonal knuckle pattern
CA1320410C (en) 1988-06-27 1993-07-20 Takuo Tate Papermakers' double layer type fabrics
JP2558153B2 (ja) 1988-08-30 1996-11-27 日本フイルコン株式会社 ワイヤマークを改善した単織製紙用織物
JP2558155B2 (ja) 1988-08-31 1996-11-27 日本フイルコン株式会社 製紙面に補助緯糸の水平面を形成した製紙用一重織物
US4909284A (en) 1988-09-23 1990-03-20 Albany International Corp. Double layered papermaker's fabric
US5052448A (en) 1989-02-10 1991-10-01 Huyck Corporation Self stitching multilayer papermaking fabric
DE3909534A1 (de) 1989-03-22 1990-09-27 Oberdorfer Fa F Formiersieb fuer die nasspartie einer papiermaschine
JP2799729B2 (ja) 1989-04-18 1998-09-21 日本フイルコン株式会社 無端状織物及び無端状製紙用織物
US4967805A (en) 1989-05-23 1990-11-06 B.I. Industries, Inc. Multi-ply forming fabric providing varying widths of machine direction drainage channels
US4942077A (en) 1989-05-23 1990-07-17 Kimberly-Clark Corporation Tissue webs having a regular pattern of densified areas
DE3923938A1 (de) 1989-07-19 1991-01-31 Oberdorfer Fa F Formiergewebe fuer die nasspartie einer papiermaschine
US4987929A (en) 1989-08-25 1991-01-29 Huyck Corporation Forming fabric with interposing cross machine direction yarns
DE3938159A1 (de) 1989-11-16 1991-05-23 Oberdorfer Fa F Verbundgewebe fuer papiermaschinensiebe
JP2558169B2 (ja) 1990-03-27 1996-11-27 日本フイルコン株式会社 製紙面に補助緯糸の水平面を形成した製紙用一重織物
US5025839A (en) 1990-03-29 1991-06-25 Asten Group, Inc. Two-ply papermakers forming fabric with zig-zagging MD yarns
AT393521B (de) 1990-05-08 1991-11-11 Hutter & Schrantz Ag Gewebe aus kunststoff-monofilamenten fuer den einsatz als entwaesserungssieb einer papiermaschine
US5199467A (en) 1990-06-06 1993-04-06 Asten Group, Inc. Papermakers fabric with stacked machine direction yarns
FI85605C (fi) 1990-06-15 1994-06-28 Tamfelt Oy Ab Tvaoskiktad pappersmaskinsduk
US5116478A (en) 1990-11-05 1992-05-26 Nippon Filcon Co., Ltd. Extendable and heat shrinkable polyester mono-filament for endless fabric
US5101866A (en) 1991-01-15 1992-04-07 Niagara Lockport Industries Inc. Double layer papermakers fabric having extra support yarns
BR9206799A (pt) * 1991-11-21 1995-05-02 Weavexx Corp Feltros de múltiplas camadas
US5360518A (en) * 1991-12-18 1994-11-01 Albany International Corp. Press fabrics for paper machines
US5219004A (en) 1992-02-06 1993-06-15 Lindsay Wire, Inc. Multi-ply papermaking fabric with binder warps
US5228482A (en) 1992-07-06 1993-07-20 Wangner Systems Corporation Papermaking fabric with diagonally arranged pockets
DE4302031C1 (de) 1993-01-26 1993-12-16 Heimbach Gmbh Thomas Josef Trockensieb sowie Verfahren zu dessen Herstellung
JP3076703B2 (ja) 1993-09-06 2000-08-14 日本フイルコン株式会社 製紙用経糸一重緯糸二重織物
US5421374A (en) 1993-10-08 1995-06-06 Asten Group, Inc. Two-ply forming fabric with three or more times as many CMD yarns in the top ply than in the bottom ply
US5421375A (en) 1994-02-28 1995-06-06 Wangner Systems Corporation Eight harness double layer forming fabric with uniform drainage
JP3444373B2 (ja) 1994-03-18 2003-09-08 日本フイルコン株式会社 製紙面側織物に補助緯糸を配置した経糸2重緯糸2重製紙用織物
US5429686A (en) 1994-04-12 1995-07-04 Lindsay Wire, Inc. Apparatus for making soft tissue products
US5454405A (en) 1994-06-02 1995-10-03 Albany International Corp. Triple layer papermaking fabric including top and bottom weft yarns interwoven with a warp yarn system
US5456293A (en) 1994-08-01 1995-10-10 Wangner Systems Corporation Woven papermaking fabric with diagonally arranged pockets and troughs
US5542455A (en) 1994-08-01 1996-08-06 Wangner Systems Corp. Papermaking fabric having diagonal rows of pockets separated by diagonal rows of strips having a co-planar surface
US5709250A (en) 1994-09-16 1998-01-20 Weavexx Corporation Papermakers' forming fabric having additional fiber support yarns
US5518042A (en) 1994-09-16 1996-05-21 Huyck Licensco, Inc. Papermaker's forming fabric with additional cross machine direction locator and fiber supporting yarns
US5482567A (en) 1994-12-06 1996-01-09 Huyck Licensco, Inc. Multilayer forming fabric
US5520225A (en) 1995-01-23 1996-05-28 Wangner Systems Corp. Pocket arrangement in the support surface of a woven papermaking fabric
US5746257A (en) 1995-07-06 1998-05-05 Asten, Inc. Corrugator belt seam
US5555917A (en) 1995-08-11 1996-09-17 Wangner Systems Corporation Sixteen harness multi-layer forming fabric
US5641001A (en) 1995-08-16 1997-06-24 Huyck Licensco, Inc. Papermaker's fabric with additional cross machine direction yarns positioned in saddles
JP3474042B2 (ja) * 1995-10-05 2003-12-08 日本フイルコン株式会社 製紙面側織物に補助緯糸を配置した製紙用2層織物
US5651394A (en) 1996-02-02 1997-07-29 Huyck Licensco, Inc. Papermakers fabric having cabled monofilament oval-shaped yarns
GB9604602D0 (en) 1996-03-04 1996-05-01 Jwi Ltd Composite papermaking fabric with paired weft binder yarns
CN2277848Y (zh) 1996-06-18 1998-04-08 刘青林 双向摆动自动点焊钳组
US5937914A (en) 1997-02-20 1999-08-17 Weavexx Corporation Papermaker's fabric with auxiliary yarns
US5857498A (en) * 1997-06-04 1999-01-12 Weavexx Corporation Papermaker's double layer forming fabric
US5881764A (en) 1997-08-01 1999-03-16 Weavexx Corporation Multi-layer forming fabric with stitching yarn pairs integrated into papermaking surface
US6148869A (en) * 1998-12-17 2000-11-21 Wangner Systems Corporation Dual layer papermaking fabric formed in a balanced weave

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084994A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Weavexx Corp 製紙用の三層地合構成織物
JP4602955B2 (ja) * 2005-09-22 2010-12-22 ウィーヴェックス・コーポレイション 製紙用の三層地合構成織物
JP2007092268A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Weavexx Corp 製紙用織物
JP2007297768A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Weavexx Corp 製紙業者用三層地合構成織物及び紙の製造方法
JP4500827B2 (ja) * 2006-04-28 2010-07-14 ウィーヴェックス・コーポレイション 製紙業者用三層地合構成織物及び紙の製造方法
JP2010529322A (ja) * 2007-06-13 2010-08-26 フォイト パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 抄紙機
JP2014503706A (ja) * 2010-12-13 2014-02-13 ハイク・ライセンスコ・インコーポレイテッド 長いボトム側cmd浮糸を有する製紙用フォーミング織物
JP2016527405A (ja) * 2013-08-05 2016-09-08 アンドリッツ クフェラス ゲーエムベーハー 異なる浮き長さを伴う複数の短手糸を含むランニングサイドを有する抄紙機スクリーン
US9605380B2 (en) 2013-08-05 2017-03-28 ANDRITZ KUFFERATH GmbH Papermaking machine wire, the running side of which has cross threads with different lengths

Also Published As

Publication number Publication date
CA2353217A1 (en) 2002-01-28
MXPA01007724A (es) 2004-07-30
AU5769601A (en) 2002-01-31
EP1176249A2 (en) 2002-01-30
AR030070A1 (es) 2003-08-13
US6253796B1 (en) 2001-07-03
BR0103061A (pt) 2004-08-17
EP1176249A3 (en) 2002-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002088674A (ja) 製紙業者用の地合構成織物
USRE40066E1 (en) Multi-layer forming fabric with stitching yarn pairs integrated into papermaking surface
US7243687B2 (en) Papermaker's forming fabric with twice as many bottom MD yarns as top MD yarns
US6179013B1 (en) Low caliper multi-layer forming fabrics with machine side cross machine direction yarns having a flattened cross section
JP4602955B2 (ja) 製紙用の三層地合構成織物
US7219701B2 (en) Papermaker's forming fabric with machine direction stitching yarns that form machine side knuckles
US8196613B2 (en) Multi-layer papermaker's forming fabric with paired MD binding yarns
US7275566B2 (en) Warped stitched papermaker's forming fabric with fewer effective top MD yarns than bottom MD yarns
US7931051B2 (en) Multi-layer papermaker's forming fabric with long machine side MD floats
US7195040B2 (en) Papermaker's forming fabric with machine direction stitching yarns that form machine side knuckles
US7766053B2 (en) Multi-layer papermaker's forming fabric with alternating paired and single top CMD yarns
US6745797B2 (en) Papermaker's forming fabric
EP1849912B1 (en) Papermaker's forming fabric with cross-direction yarn stitching and ratio of top machined direction yarns to bottom machine direction yarns of 2:3
US7980275B2 (en) Papermaker's press felt with long machine direction floats in base fabric
JP2003522848A (ja) 製紙業者用の地合構成織物及び紙の製造方法
US7487805B2 (en) Papermaker's forming fabric with cross-direction yarn stitching and ratio of top machined direction yarns to bottom machine direction yarns of less than 1