JP2003522848A - 製紙業者用の地合構成織物及び紙の製造方法 - Google Patents

製紙業者用の地合構成織物及び紙の製造方法

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JP2003522848A
JP2003522848A JP2001558533A JP2001558533A JP2003522848A JP 2003522848 A JP2003522848 A JP 2003522848A JP 2001558533 A JP2001558533 A JP 2001558533A JP 2001558533 A JP2001558533 A JP 2001558533A JP 2003522848 A JP2003522848 A JP 2003522848A
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yarn
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ウィルソン,ロバート・ジー
トロートン,ブライアン・エイチ・ピー
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ウィーヴェックス・コーポレイション
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • D21F1/0036Multi-layer screen-cloths
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths

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  • Woven Fabrics (AREA)
  • Sanitary Thin Papers (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 製紙業者用地合構成織物は、製紙表面を形成するため2より大きい綜絖繰返しの数を有するパターンで交差するマシン方向ヤーン及び主マシン横断方向ヤーンを含む基本織物構造を備えている。この織物はまた、各対の隣接する主マシン横断方向ヤーンの間に位置する第1及び第2の随伴マシン横断方向ヤーンを含んでいる。各第1の随伴マシン横断方向ヤーンは、マシン方向ヤーンに対し、対の隣接する主マシン横断方向ヤーンのうちの第1ヤーンと同一の交差パターンを有しており、各第2の随伴マシン横断方向ヤーンは、マシン方向ヤーンに対し、対の隣接する主マシン横断方向ヤーンのうちの第2ヤーンと同一の交差パターンを有している。第1の随伴マシン横断方向ヤーンは第2の主マシン横断方向ヤーン及び第2の随伴マシン横断方向ヤーンの間に位置している。主マシン横断方向ヤーンは第1直径を有し、第1及び第2の随伴マシン横断方向ヤーンは第2直径を有し、第1直径及び第2直径間の比はほぼ0.9〜1.1の間にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、総括的には織物に関し、特に、製紙業者もしくは製紙機械用の織物
に関するものである。
【0002】
【発明の背景】
通常の長網式製紙工程において、(紙「原料」として知られる)セルロース繊
維の水スラリーもしくは懸濁液は、2つ以上のローラ間を走行する金網及び/又
は合成材料製のエンドレスベルトの上側走行部の上側表面に送り込まれる。「地
合構成織物」としばしば呼ばれるこのベルトは、その上側走行部の上側表面にあ
る製紙表面を提供しており、該製紙表面は、紙原料のセルロース繊維を水性媒体
から分離して湿った紙ウェブを形成するフィルタとして作用するものである。こ
の水性媒体は、もっぱら重力により、或いは、地合構成織物の上側走行部の下側
表面(即ち、「マシン側」)に接触配置される1つ以上のサクションボックスか
ら支援されて、水切り穴として知られる地合構成織物の網目から排水されるよう
になっている。
【0003】 この地合構成部を去った後、紙ウェブは、抄紙機のプレス部に移送され、同プ
レス部において、「圧搾フェルト」と通常呼ばれる別の織物で覆われた1対以上
のプレスローラのニップを通り抜けて行く。これらプレスローラからの圧力によ
って紙ウェブから余分の水分が除去され、この水分除去は、圧搾フェルトにある
「芯もしくはバット(butt)」層の存在によりしばしば強化されている。その後
、紙は更なる水分除去のために乾燥部に運ばれる。乾燥後の紙は、二次処理及び
包装の準備ができている。
【0004】 通常、製紙業者用の織物は、2種ある基本的な製織技術の1つによりエンドレ
スベルトとして製造されている。これら製織技術のうち第1の技術では、平坦に
織る製織法により織物を平らに織って、それらの端部を接続してエンドレスベル
トに形成しているが、接続は、多数の既知接続方法のうちの任意の方法により、
例えば、端部をバラして再び織り合わせる(通常、切継ぎとして知られている)
ことにより、或いは、各端部に又は特別の折返し部にピン縫合可能なフラップを
縫い付け、その後、これらをピン縫合可能なループに再び織り込むことにより行
われている。平らに織られた製紙業者用の織物において、経糸はマシン方向に延
び、緯糸はマシン横断方向に延びている。第2の技術においては、無端製織法に
より連続ベルトの形に織物が織られる。無端製織法では、経糸はマシン横断方向
に延び、緯糸はマシン方向に延びている。この明細書で使用しているように、「
マシン方向(MD=machine direction)」及び「マシン横断方向(CMD=cro
ss machine direction)」という用語は、それぞれ、抄紙機上での製紙業者用織
物の走行方向に整列した方向と、織物表面に平行であり且つ走行方向を横切る方
向とを指している。上述した製織方法は双方とも既知技術であり、ここで使用さ
れている「エンドレスベルト」という用語は、いずれの方法により製作されたベ
ルトをも指している。
【0005】 ティッシュペーパーもしくは薄葉紙を形成するときには、一般的に、比較的細
かい目を有する上側表面を備えた地合構成織物が採用される。このような地合構
成織物は、紙が「ピンホール」をもつ傾向を軽減することができる。また、薄葉
紙は高速(毎分 フィート程度)で走行する高透過度の織物をもつ抄紙機で形
成されるのが典型的であるから、薄葉紙形成織物は一般に比較的薄い(即ち、薄
い厚さ(caliper)のものである)。薄い厚さの織物は(空隙率が低いため)迅速
に水切りする傾向があり、従って、厚い織物よりもしばしば効果的である。加え
て、薄葉紙形成抄紙機の運転速度が高いため、薄葉紙形成織物の「シート剥離(s
heet release)」特性が非常に重要になり得る。印刷用紙のような上質紙のための
形成織物とは対照的に、製紙表面の「共平面性(coplanarity)」は、薄葉紙形成
織物に対して一般的に重要性は低く、その理由は、共平面性の低い表面を有する
織物がより柔らかい紙(これは言うまでもなく薄葉紙の重要な品質である)を製
造し得るからである。更に、一般的な薄葉紙形成織物では、その上側表面でCM
Dが多数を占めている。即ち、上側表面のCMDヤーンは、MDヤーンよりも上
側表面の多くを構成しており、紙原料繊維のための繊維支持の大部分を行ってい
る。
【0006】 これまで述べたことは、薄葉紙の地合構成織物が新聞用紙,印刷用紙及びその
他の上質グレードの紙を形成するためのものとは多分に異なる動作特性を有し得
ることを表わしている。このような訳で、ウィルソン(Wilson)に対する米国特許
第4,987,929号、第5,518,042号及び第5,937,914号に例示
されているような上質グレードの紙に適する地合構成織物は、薄葉紙の形成には
適していないことがあり得る。薄葉紙の形成用に設計されたものであり、ライト
(Wright)に対する米国特許第5,025,839号及びバレット(Barreto)に対す
る米国特許第5,857,498号に開示されているような地合構成織物は、ある
状況下では透過度が不十分である。ライト(Wright)に対する米国特許第5,42
1,374号に例示され提案されているような他の薄葉紙形成織物の一例は、3
本のトップ側CMDヤーン毎に唯1本のボトム側CMDヤーンを含むことにより
透過度の問題に対処しているが、この薄葉紙形成織物は、トップ側CMDヤーン
が束ね合わせられていてトップ側CMDヤーン間に一様な間隔が存在しないとい
う問題を有している。
【0007】
【発明の概要】
上述したことに鑑みて、本発明の目的は、薄葉紙を形成するのに適する製紙業
者用の織物を提供することである。
【0008】 本発明の別の目的は、上述した透過度問題及びトップ側CMDの間隔一様性の
問題に対処する薄葉紙形成織物を提供することである。
【0009】 これらの目的並びにその他の目的は、薄葉紙形成に適する透過度、表面構造及
びトップ側CMDヤーン間隔を提供できる製紙業者用地合構成織物を含む本発明
により達成される。この製紙業者用地合構成織物は、製紙表面を形成するために
2より大きい綜絖繰返しの数を有するパターンで交差するマシン方向ヤーン及び
主マシン横断方向ヤーンを含む基本織物構造を備えている。また、この織物は、
各対の隣接する主マシン横断方向ヤーンの間に位置する第1及び第2の随伴マシ
ン横断方向ヤーンを含んでいる。各第1の随伴マシン横断方向ヤーンは、マシン
方向ヤーンに対し、対の隣接する主マシン横断方向ヤーンのうちの第1ヤーンと
同一の交差パターンを有しており、各第2の随伴マシン横断方向ヤーンは、マシ
ン方向ヤーンに対し、対の隣接する主マシン横断方向ヤーンのうちの第2ヤーン
と同一の交差パターンを有している。第1の随伴マシン横断方向ヤーンは、第2
の主マシン横断方向ヤーン及び第2の随伴マシン横断方向ヤーンの間に位置して
いる。主マシン横断方向ヤーンは第1直径を有し、第1及び第2の随伴マシン横
断方向ヤーンは第2直径を有し、第1直径及び第2直径間の比はほぼ0.9〜1.
1の間にある。この構成において、随伴紙側マシン横断方向ヤーンは互いに分離
したままとなる傾向があり、これにより、薄葉紙を適切に製造できる表面構造及
び透過度が可能になる。
【0010】 別の実施例において、本発明の製紙業者用地合構成織物は、繰返しユニットに
なって第1組及び第2組のトップ側マシン横断方向ヤーン並びに1組のボトム側
マシン横断方向ヤーンと織り合わせられるマシン方向ヤーンを備えている。第1
組及び第2組のトップ側マシン横断方向ヤーンは、第1組のマシン横断方向ヤー
ンのうちの1本のヤーンが第2組のトップ側マシン横断方向ヤーンのうちの2本
のヤーンの間にあり、第2組のトップ側マシン横断方向ヤーンのうちの1本のヤ
ーンが第1組のトップ側マシン横断方向ヤーンのうちの2本のヤーンの間にある
ような、交互する仕方で配列されている。繰返しユニットのマシン方向ヤーンの
各々は、ボトム側マシン方向ヤーンのうちの少なくとも1本のヤーンの下を通り
、マシン方向ヤーンの各々は、(a)第1組のトップ側マシン横断方向ヤーンの
うちの2本の隣接ヤーンの上及びそれらの間に位置する第2組のトップ側マシン
横断方向ヤーンのうちの1本のヤーンの下を通るか、或いは(b)第2組のトッ
プ側マシン横断方向ヤーンのうちの2本の隣接ヤーンの上及びそれらの間に位置
する第1組のトップ側マシン横断方向ヤーンのうちの1本のヤーンの下を通って
いる。この構成もまた、薄葉紙を製造するのに適する表面構造及び透過度をもた
らすことができる。この構成において好ましいのは、第1組を構成する紙側マシ
ン横断方向ヤーンが、紙側マシン横断方向ヤーンを形成する材料とは異なる弾性
係数有していることである(即ち、可撓性が異なる)。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例が示されている添付図面に関連して特定的に本発明につ
いて説明する。しかし、本発明は、種々の形態で実施可能であるから、この明細
書に記載した実施例に限定されるものではなく、むしろ、これらの実施例は、そ
の開示によって本発明の範囲が当業者に十分に伝えられるように準備されている
。同一数字は全体にわたり同一要素を指している。諸要素及び層の寸法や太さは
明瞭にするため誇張して示すことがある。
【0012】 本発明は、製紙業者用もしくは製紙機械用の織物に向けられている。本発明の
概念を容易に理解するために、ここに例示した第1の織物は、基本織物層が最初
に織成され、次いで付加的な層が追加されるものと仮定して説明されている。仮
想の基本織物層は、MDヤーンと、「主」CMDヤ−ンと呼ばれるCMDヤーン
とを含んでいる。付加的な層は「随伴(companion)」CMDヤーンと呼ばれてい
る。勿論、この織物の実施例は、主CMDヤーン及び随伴CMDヤーンが順次織
成される、一段織成プロセスで織成されるのが典型的である。
【0013】 図面を見ると、図1〜図4には符号50で大まかに表わされた二層地合構成織
物が示されている。繰返しユニットを含む図1の記載において、地合構成織物5
0は、MDヤーン52,54,56,58,60,62,64及び66を含んで
いる。8本の主CMDヤーン70,72,74,76,78,80,82及び8
4は、上述のMDヤーンと綾織パターンで織り合せられており、各CMDヤーン
が7本のMDヤーンの上を通り、1本のMDヤーンの下を通り、次いでこのパタ
ーンを繰り返している。即ち、主CMDヤーン70〜84の「浮糸(floats)」(
隣接する複数のMDヤーンの上を延びる主CMDヤーンの部分)は、MDヤーン
に対し約45度の角度で地合構成織物50を横断して延びる「綾織」パターンを
形成している。8綜絖の地合構成織物50は、隣接するMDヤーンのMD節部(k
nuckles)(MDヤーンが単一の主CMDヤーンの上を通る箇所)が3本の主CM
Dヤーン分だけマシン横断方向にオフセットするように構成されている。例えば
、MDヤーン52は主CMDヤーン70の上を通り、MDヤーン54は主CMD
ヤーン76の上を通っている。
【0014】 図2は地合構成織物50のマシン側層を示している。マシン側CMDヤーン9
0,92,94,96,98,100,102及び104は上述した主CMDヤ
ーン70〜84の下方に位置しており、各マシン側CMDヤーンは対応の紙側主
CMDヤーンの実質的に直下に位置していることが好ましい。図3A及び図3B
において、代表的なMDヤーン52,54が地合構成織物50の紙側から延びて
諸マシン側CMDヤーンと織り合わせられるように示されている。特に、この例
では、MDヤーン52は、マシン側CMDヤーン90,92及び94の上、マシ
ン側CMDヤーン96の下、マシン側CMDヤーン98の上、マシン側CMDヤ
ーン100の下、並びにマシン側CMDヤーン102及び104の上を通ってい
る(図3A)。隣接するMDヤーン54は、マシン側CMDヤーン90の下、マ
シン側CMDヤーン92〜100の上、マシン側CMDヤーン102の下、並び
にマシン側CMDヤーン104の上を通っている(図3B)。
【0015】 再び図1及び図2を参照すると、1対の随伴CMDヤーンは各対の主CMDヤ
ーン間に位置している。各随伴CMDヤーンは、1本の他の随伴CMDヤーンに
より各随伴CMDヤーンから隔てられた主CMDヤーンと同一の織成パターンを
有している。明瞭にするため、各随伴CMDヤーンの符号表示は同一の織成パタ
ーンをもつ主CMDヤーンの符号表示に合せてあり、随伴CMDヤーンであるこ
とを指示するために「a」又は「b」の表示が付されている。従って、随伴CM
Dヤーン70bは主CMDヤーン70と同一の織成パターンを有し、随伴CMD
ヤーン72a,72bは主CMDヤーン72と同一の織成パターンを有し、随伴
CMDヤーン74a,74bは主CMDヤーン74と同一の織成パターンを有し
ている。同じことは随伴CMDヤーン76a,76b,78a,78b,80a
,80b,82a,82b,84a及び84bに対しても当てはまり、各随伴C
MDヤーンは、対応する表示符号をもつ主CMDヤーンと同一の織成パターンを
有している(随伴CMDヤーン84aは、この繰返しユニットにある隣接の主C
MDヤーン70の近くに位置している)。いずれの場合も、随伴CMDヤーンは
、1本の他の随伴CMDヤーンによって対応する主CMDヤーンから隔てられて
おり、この他の随伴CMDヤーンも勿論、第1随伴CMDヤーンによりその対応
する主CMDヤーンから隔てられている。
【0016】 この構成において、MDヤーンは、当該MDヤーンが2本の随伴CMDヤーン
,1本の主CMDヤーン及び2本の更なる随伴CMDヤーンと織り合わせられる
ときに、「上1本/下1本/上1本/下1本/上1本」の順序に従っている。例
えば、MDヤーン58は、随伴ヤーン72aの上,随伴ヤーン70bの下,主C
MDヤーン72の上,随伴ヤーン74aの下,及び随伴ヤーン72bの上を通っ
ている。この順序は、特に、以下に詳細に述べるように、随伴CMDヤーンが主
CMDヤーンと同一直径のものであるか及び/又は主CMDヤーンよりも剛な材
料から形成されている場合に、主CMDヤーン及び随伴CMDヤーンを比較的に
均一に互いに隔てられた状態に留めておくことを促すことができる。
【0017】 随伴CMDヤーンは、地合構成織物50における主CMDヤーンと同様、或い
は本質的に同一の直径であることが好ましい。随伴CMDヤーン,主CMDヤー
ン及びマシン側CMDヤーン並びにMDヤーンについての選択寸法は、地合構成
織物の特性要件により決定されるのが典型的である。一般に、随伴CMDヤーン
及び主CMDヤーンの直径の比は、約0.9及び1.1の間にあるべきであり、好
ましい比は、約0.95及び1.05の間にあることであり、更に好ましい比は、
約1.0であることである。主CMDヤーン,随伴CMDヤーン及びマシン側C
MDヤーン並びにMDヤーンについての適当なヤーン直径は、以下の表に示され
ている。
【0018】
【表1】
【0019】 本発明の地合構成織物で使用されているヤーンの形態は、最終的な製紙業者も
しくは製紙機械用地合構成織物について望まれる特性に応じて変更し得る。例え
ば、ヤーンは、マルチフィラメント糸,モノフィラメント糸,撚りマルチフィラ
メント糸又はモノフィラメント糸,紡出糸,或いはそれらの組合せでもよい。ま
た、本発明の地合構成織物で使用されるヤーンを構成する材料は、製紙業者の地
合構成織物において普通に用いられているものでもよい。例えば、ヤーンは、綿
,ウール,ポリプロピレン,ポリエステル,アラミド,ナイロン等で形成し得る
。熟練した技術者は、最終地合構成織物の特定用途に従ってヤーン材料を選択す
べきである。特に、ポリエステル又はナイロンから形成した円形モノフィラメン
ト糸が好ましい。
【0020】 主CMDヤーンは、随伴CMDヤーンと同じ材料から形成されていてもよいし
、或いは随伴CMDヤーンとは異なる材料(より可撓性の材料が好ましい)から
形成されていてもよい。例えば、主CMDヤーンは、3g/デニールで10〜2
0%の相対伸び率を有する中間弾性率のポリエステルで形成することができ、ま
た、随伴CMDヤーンは、3g/デニールで3〜20%の相対伸び率を有する中
間乃至高弾性率のポリエステルで形成することができる。この構成において、M
Dヤーンは、随伴CMDヤーンを横断するときに(図4参照)、おそらく波形に
曲がる、即ちクリンプする。単一浮糸節部(single float knuckles)を形成する
ときにMDヤーンに生ずるこのクリンピング(上側表面におけるMDヤーンの「
上1本/下1本/上1本/下1本/上1本」の配列により助長される)は、随伴
CMDヤーンを製紙表面内でその「織成された通りの」元の位置に維持させる傾
向がある(どちらかと言えば、隣接する随伴ヤーンの複数対がクリンプされてい
ないMDヤーンにより互いの方に向かい合って押される。この効果の説明につい
ては、ウィルソン(Wilson)に対する米国特許第5,937,914号を参照のこと
)。この元の(維持された)位置において、随伴CMDヤーンは互いに比較的に
均一に隔てられており、これによって、薄葉紙を形成するための望ましい製紙表
面が提供される。
【0021】 MDヤーンのクリンピングは、通常よりも低い張力でMDヤーンを織成するこ
とによって更に促進することができる。例えば、0.15mmの直径を有するM
Dヤーンの織成張力は、ヤーン1本当り約60〜120gの間のレベルであって
よい。
【0022】 この構成において、地合構成織物50は各マシン側CMDヤーン毎に3本の紙
側CMDヤーンを有している。その結果、地合構成織物は、紙側CMDヤーン対
マシン側CMDヤーンの比が低い地合構成織物と比較して、良好な透過度を有す
るはずである。しかし、地合構成織物50は、この3:1の比を有する他の地合
構成織物にしばしば見られる紙側CMDヤーンの一様性の欠如に対処することが
できる。また、地合構成織物50は、各主CMDヤーン及び随伴CMDヤーンの
全浮糸が綾目に寄与するように構成されていることに留意すべきである。この綾
織密度は、地合構成織物により紙上に生ずる織物マークの目視効果を軽減するこ
とができる。この概念は、当該技術において周知であり、ここで詳細に説明する
必要のない構造を有する7綜絖の二層地合構成織物を含め、任意の基本二層地合
構成織物まで実質的に拡張することができる。
【0023】 当業者には明らかであるように、随伴ヤーンに関するこの概念は、平織,綾織
,しゅ子織等を含め、任意の地合構成織物に実質的に適用することができる。こ
れは、共通のMDヤーンにより織り交ぜられていようと(地合構成織物50のよ
うに)、或いはツェール(Zehle)に対する米国特許第5,277,967号に記載
されたもののように、積層地合構成織物の別個の織物層として形成されていよう
と、単層,二層及び三層地合構成織物の紙側として使用することができる。本発
明の地合構成織物は、2以上の綜絖繰返しを有する(即ち、1×1の平織織物以
外の地合構成織物について)。
【0024】 また、MDヤーンのクリンピングや、その結果としての紙側CMDヤーンの分
離の維持に対する「上1本/下1本/上1本」の構成の良い影響は、図5〜図8
において符号200で大まかに表わされた地合構成織物の代替実施例においても
認められる。この地合構成織物200は、16本の紙側CMDヤーン220,2
22,224,226,228,230,232,234,236,238,2
40,242,244,246,248,250、及び8本のマシン側CMDヤ
ーン260,262,264,266,268,270,272,274と織り
合わせられる8本のMDヤーン202,204,206,208,210,21
2,214,216を含んでいる。紙側CMDヤーンは、2組の交互ヤーンに細
分割することができ、第1組は、紙側CMDヤーン220,224,228,2
32,236,240,244,248であり、第2組は、紙側CMDヤーン2
22,226,230,234,238,242,246,250である。
【0025】 図5で見ることができるように、各MDヤーンは、1本の紙側CMDヤーンの
上、直近の紙側CMDヤーンの下、次の隣接紙側CMDヤーンの上、及び残りの
紙側CMDヤーンの下を通っている。例えば、MDヤ−ン202は、紙側CMD
ヤーン220の上、紙側CMDヤーン222の下、紙側CMDヤーン224の上
、及び残りの紙側CMDヤーンの下を通っている。残りのMDヤーンも紙側CM
Dヤーンと共にこの「上1本/下1本/上1本」のパターンを有している。
【0026】 特に、各MDヤーンは、双方共に第1組或いは第2組の紙側CMDヤーンに入
る2本の紙側ヤーンの上を通り、また各MDヤーンは、MDヤーンが上を通って
いる紙側ヤーンの組に入らない紙側CMDヤーンの下を通っている。再びMDヤ
ーン202を例として用いると、これは、上述したようにどちらも第1組の紙側
CMDヤーンに入る紙側CMDヤーン220及び224の上と、第2組の紙側C
MDヤーンに入る紙側CMDヤーン222の下とを通っている。
【0027】 隣接MDヤーンは、5本或いは7本の紙側CMDヤーン分だけマシン方向に互
いにオフセットしている。例えば、MDヤーン202は、先ず紙側CMDヤーン
220の上を通り、一方、隣接MDヤーン204は、先ず、マシン方向に紙側C
MDヤーン220からヤーン5本だけ離れている紙側ヤーン230の上を通って
いる。MDヤーン206は、隣接のMDヤーン204が最初に上を通っている紙
側CMDヤーン230から7本の紙側CMDヤーンだけ離れている紙側CMDヤ
ーン244の上を先ず通る。隣接するMDヤーンについてのこの交互する紙側C
MDヤーン5本及び7本のオフセットは、繰返しユニット全体にわたり続いてい
る。
【0028】 このような織成パターンの結果、上述した地合構成織物50についての「随伴
」ヤーンの概念は、地合構成織物200にも拡張されている。各紙側CMDヤー
ンは、1本の紙側CMDヤーンによりそれから隔てられた別の紙側CMDヤーン
と同一の織成パターンを有している。例えば、紙側CMDヤーン220及び22
4は共に、MDヤーン202及び208の下と、他のMDヤーンの上とを通って
いる。このパターンは、MDヤーンの望ましいクリンピングを促すことができる
上述の「上1本/下1本/上1本」のパターンを形成している。
【0029】 図6を参照すると、地合構成織物のマシン側は、MDヤーン及びマシン側CM
Dヤーンを織り合わせて形成されている。1本のマシン側CMDヤーンは、各紙
側CMDヤーンのほぼ直下に位置している。各MDヤーンは、1本のマシン側C
MDヤーンにより隔てられた2本のマシン側CMDヤーンの下を通っている。例
えば、MDヤーン202は、マシン側CMDヤーン266及び270の下を通っ
ている(マシン側ヤーン268,272の間に位置するマシン側CMDヤーン2
68の上を通っている)。同様に、MDヤーン204は、マシン側CMDヤーン
272及び260の下と、マシン側CMDヤーン272の上とを通っている(ヤ
ーン260は繰返しユニットにおける次のマシン側CMDヤーンである)。特に
、MDヤーンの半分(図7AにおいてMDヤーン202で例示されている)は、
紙側CMDヤーンの上を通過後、マシン側CMDヤーンの下を通る前に1本のマ
シン側CMDヤーンの上を通り、一方、MDヤーンの残りの半分(図7Bにおい
てMDヤーン204で例示されている)は、マシン側CMDヤーンの下を通る前
に紙側CMDヤーンの上を通った後、2本のマシン側CMDヤーンの上方を通っ
ている。
【0030】 地合構成織物200のヤーンの繊度(yarn size),材料及び形状は、地合構成
織物50について前述したような形態をとることができる。地合構成織物の具体
例は0.15mmの直径を有するMDヤーン,0.11mmの直径を有する紙側C
MDヤーン,及び0.25mmの直径を有するマシン側CMDヤーンから形成さ
れている。上述の地合構成織物50と同様に、MDヤーンの代表的な織成張力を
減少させることが望ましいかも知れない。また、地合構成織物50と同様に、紙
側CMDヤーンの何本かをもっと可撓性の材料で形成することが望ましいかも知
れない。
【0031】 この構成において、地合構成織物200は、薄葉紙形成織物のための望ましい
透過度及び繊維支持の組合せを提供することができる。地合構成織物200の上
側表面は「上1本/下1本/上1本」のMDヤーン織成パターンを含んでおり、
これは、MDヤーンのクリンピングを促し、その結果、紙側CMDヤーンの一様
な分離を促進させることができる。従って、この地合構成織物は、薄葉紙を形成
するのに適する表面を提供することができる。
【0032】 薄葉紙を形成するための地合構成織物について論じてきたが、この概念は、他
の種類の紙を形成する地合構成織物にも拡張しうることを理解すべきである。例
えば、繊度を大きくすることにより同様の織成パターンを使用して包装紙を形成
することができ、その場合、図1〜図4に例示した織成パターンに従う一実施例
では、0.23mmの直径を有する紙側CMDヤーン,0.40mmの直径を有す
るマシン側CMDヤーン,及び0.27mmの直径を有するマシン方向ヤーンが
用いられている。当業者は、他の種類の紙に適用可能なこの概念の更なる拡張に
気付くであろう。
【0033】 上述した実施例は、本発明を例証するものであって、本発明を限定する意味に
とられるべきではない。本発明は、冒頭の特許請求の範囲によって規定されてお
り、同特許請求の範囲と同等のことはその特許請求の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による二層地合構成織物の製紙表面の頂面図である。
【図2】 図1の二層地合構成織物のボトム側層の頂面図である。
【図3】 Aは2本の代表的なMDヤーン,主CMDヤーン,随伴CMDヤーン及びマシ
ン側CMDヤーン間の相互関係を示す図1の3A−3A線に沿った断面図、Bは 2本の代表的なMDヤーン,主CMDヤーン,随伴CMDヤーン及びマシン側C
MDヤーン間の相互関係を示す図1の3B−3B線に沿った断面図である。
【図4】 随伴CMDヤーンの互いの関係や随伴CMDヤーンの隣接主CMDヤーンに対
する相互関係を示す、図1の地合構成織物の部分拡大斜視図である。
【図5】 本発明の二層地合構成織物の代替実施例における製紙表面の頂面図である。
【図6】 図5の二層地合構成織物のボトム側層の頂面図である。
【図7】 Aは代表的なMDヤーン,主CMDヤーン,随伴CMDヤーン及びマシン側C
MDヤーン間の相互関係を示す図5の7A−7A線に沿った断面図、Bは代表的
なMDヤーン,主CMDヤーン,随伴CMDヤーン及びマシン側CMDヤーン間
の相互関係を示す図5の7B−7B線に沿った断面図である。
【図8】 随伴CMDヤーンの互いの関係や随伴CMDヤーンの隣接主CMDヤーンに対
する相互関係を示す、図5の地合構成織物の部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
50 地合構成織物 52〜66 マシン方向ヤーン(MDヤーン) 70〜84 主マシン横断方向ヤーン(主CMDヤーン) 70a,70b〜84a,84b 随伴マシン横断方向ヤーン 90〜104 マシン側CMDヤーン 200 地合構成織物 202〜216 マシン方向ヤーン(MDヤーン) 220〜250 紙側CMDヤーン 260〜274 マシン側CMDヤーン
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年12月20日(2001.12.20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】 これまで述べたことは、薄葉紙の地合構成織物が新聞用紙,印刷用紙及びその
他の上質グレードの紙を形成するためのものとは多分に異なる動作特性を有し得
ることを表わしている。このような訳で、ウィルソン(Wilson)に対する米国特許
第4,987,929号、第5,518,042号及び第5,937,914号に例示
されているような上質グレードの紙に適する地合構成織物は、薄葉紙の形成には
適していないことがあり得る。薄葉紙の形成用に設計されたものであり、ライト
(Wright)に対する米国特許第5,025,839号及びバレット(Barreto)に対す
る米国特許第5,857,498号に開示されているような地合構成織物は、ある
状況下では透過度が不十分である。ライト(Wright)に対する米国特許第5,42
1,374号に例示され提案されているような他の薄葉紙形成織物の一例は、3
本のトップ側CMDヤーン毎に唯1本のボトム側CMDヤーンを含むことにより
透過度の問題に取り組んでいるが、この薄葉紙形成織物は、トップ側CMDヤー
ンが束ね合わせられていてトップ側CMDヤーン間に一様な間隔が存在しないと
いう問題を有している。べーカー(Baker)に対する米国特許第4,421,189
号は、通常の1×2綾織パターンを有する製紙業者用地合構成織物を開示してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 トロートン,ブライアン・エイチ・ピー イギリス国,シーティー6 6キューティ ー ケント,ハーン・ベイ,ベルティン ジ,リカルヴァー・ロード 253,「エス コート」 Fターム(参考) 4L055 CE31 CE32 FA30

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製紙業者用地合構成織物であって、 製紙表面を形成するために2より大きい綜絖繰返しの数を有するパターンで交
    差するマシン方向ヤーン及び主マシン横断方向ヤーンを含む基本織物構造と、 各対の隣接する主マシン横断方向ヤーンの間に位置する第1及び第2の随伴マ
    シン横断方向ヤーンとを備え、 前記各第1の随伴マシン横断方向ヤーンは、前記マシン方向ヤーンに対し、前
    記対の隣接する主マシン横断方向ヤーンのうちの第1ヤーンと同一の交差パター
    ンを有しており、前記各第2の随伴マシン横断方向ヤーンは、前記マシン方向ヤ
    ーンに対し、前記対の隣接する主マシン横断方向ヤーンのうちの第2ヤーンと同
    一の交差パターンを有しており、前記第1の随伴マシン横断方向ヤーンは前記第
    2の主マシン横断方向ヤーン及び前記第2の随伴マシン横断方向ヤーンの間に位
    置しており、 前記主マシン横断方向ヤーンは第1直径を有し、前記第1及び第2の随伴マシ
    ン横断方向ヤーンは第2直径を有し、前記第1直径及び前記第2直径間の比はほ
    ぼ0.9〜1.1の間にある、 製紙業者用地合構成織物。
  2. 【請求項2】 前記第2の随伴マシン横断方向ヤーンは、前記第1の主マシ
    ン横断方向ヤーン及び前記第1の随伴マシン横断方向ヤーンの間にある、請求項
    1に記載の製紙業者用地合構成織物。
  3. 【請求項3】 前記綜絖繰返しのパターンは綾織パターンである、請求項1
    に記載の製紙業者用地合構成織物。
  4. 【請求項4】 前記綾織パターンは2×1の綾織パターンである、請求項3
    に記載の製紙業者用地合構成織物。
  5. 【請求項5】 前記第1直径及び前記第2直径間の比は0.95〜1.05の
    間にある、請求項1に記載の製紙業者用地合構成織物。
  6. 【請求項6】 前記第1直径及び前記第2直径間の比はほぼ1.0である、
    請求項1に記載の製紙業者用地合構成織物。
  7. 【請求項7】 前記主マシン横断方向ヤーンは、第1材料から形成されてお
    り、前記随伴マシン横断方向ヤーンは、前記第1材料とは異なる第2材料から形
    成されている、請求項1に記載の製紙業者用地合構成織物。
  8. 【請求項8】 前記第2材料は前記第1材料よりも高い剛性を有している、
    請求項7に記載の製紙業者用地合構成織物。
  9. 【請求項9】 前記マシン方向ヤーンと織り合わせられてマシン側表面を形
    成する追加のマシン横断方向ヤーンを更に備える、請求項1に記載の製紙業者用
    地合構成織物。
  10. 【請求項10】 製紙業者用地合構成織物であって、 製紙表面を形成するために2より大きい綜絖繰返しの数を有するパターンで交
    差するマシン方向ヤーン及び主マシン横断方向ヤーンを含むと共に、前記マシン
    方向ヤーンと織り合わせられて前記地合構成織物のマシン側表面を形成する第2
    組のマシン横断方向ヤーンを更に含む基本織物構造と、 各対の隣接する主マシン横断方向ヤーンの間に位置する第1及び第2の随伴マ
    シン横断方向ヤーンとを備え、 前記各第1の随伴マシン横断方向ヤーンは、前記マシン方向ヤーンに対し、前
    記対の隣接する主マシン横断方向ヤーンのうちの第1ヤーンと同一の交差パター
    ンを有しており、前記各第2の随伴マシン横断方向ヤーンは、前記マシン方向ヤ
    ーンに対し、前記対の隣接する主マシン横断方向ヤーンのうちの第2ヤーンと同
    一の交差パターンを有しており、前記第1の随伴マシン横断方向ヤーンは前記第
    2の主マシン横断方向ヤーン及び前記第2の随伴マシン横断方向ヤーンの間に位
    置しており、 前記主マシン横断方向ヤーンは、第1直径を有し、前記第1及び第2の随伴マ
    シン横断方向ヤーンは第2直径を有し、前記第1直径及び前記第2直径間の比は
    ほぼ0.9〜1.1の間にある、 製紙業者用地合構成織物。
  11. 【請求項11】 前記第2の随伴マシン横断方向ヤーンは、前記第1の主マ
    シン横断方向ヤーン及び前記第1の随伴マシン横断方向ヤーンの間にある、請求
    項10に記載の製紙業者用地合構成織物。
  12. 【請求項12】 前記綜絖繰返しのパターンは綾織パターンである、請求項
    10に記載の製紙業者用地合構成織物。
  13. 【請求項13】 前記綾織パターンは2×1の綾織パターンである、請求項
    12に記載の製紙業者用地合構成織物。
  14. 【請求項14】 前記第1直径及び前記第2直径間の比は0.95〜1.05
    の間にある、請求項10に記載の製紙業者用地合構成織物。
  15. 【請求項15】 前記第1直径及び前記第2直径間の比はほぼ1.0である
    、請求項10に記載の製紙業者用地合構成織物。
  16. 【請求項16】 前記主マシン横断方向ヤーンは、第1材料から形成されて
    おり、前記随伴マシン横断方向ヤーンは、前記第1材料とは異なる第2材料から
    形成されている、請求項10に記載の製紙業者用地合構成織物。
  17. 【請求項17】 前記第2材料は前記第1材料よりも高い剛性を有している
    、請求項16に記載の製紙業者用地合構成織物。
  18. 【請求項18】 製紙業者用地合構成織物であって、 繰返しユニットになって第1組及び第2組のトップ側マシン横断方向ヤーン並
    びに1組のボトム側マシン横断方向ヤーンと織り合わせられるマシン方向ヤーン
    を備え、前記第1組及び第2組のトップ側マシン横断方向ヤーンは、前記第1組
    のマシン横断方向ヤーンのうちの1本のヤーンが前記第2組のトップ側マシン横
    断方向ヤーンのうちの2本のヤーンの間にあり、前記第2組のトップ側マシン横
    断方向ヤーンのうちの1本のヤーンが前記第1組のトップ側マシン横断方向ヤー
    ンのうちの2本のヤーンの間にあるような、交互する仕方で配列されており、前
    記繰返しユニットの前記マシン方向ヤーンの各々は、前記ボトム側マシン方向ヤ
    ーンのうちの少なくとも1本のヤーンの下を通り、前記マシン方向ヤーンの各々
    は、(a)前記第1組のトップ側マシン横断方向ヤーンのうちの2本の隣接ヤー
    ンの上及びそれらの間に位置する前記第2組のトップ側マシン横断方向ヤーンの
    うちの1本のヤーンの下を通るか、或いは(b)前記第2組のトップ側マシン横
    断方向ヤーンのうちの2本の隣接ヤーンの上及びそれらの間に位置する前記第1
    組のトップ側マシン横断方向ヤーンのうちの1本のヤーンの下を通っている、製
    紙業者用地合構成織物。
  19. 【請求項19】 前記第1組及び第2組のトップ側マシン横断方向ヤーンは
    、それぞれ第1直径及び第2直径を有し、前記第1直径及び前記第2直径間の比
    は0.9〜1.1の間にある、請求項18に記載の製紙業者用地合構成織物。
  20. 【請求項20】 前記第1直径及び前記第2直径間の前記比はほぼ1.0で
    ある、請求項18に記載の製紙業者用地合構成織物。
  21. 【請求項21】 前記第1組のトップ側マシン横断方向ヤーンは、第1材料
    から形成されており、前記第2組のマシン横断方向ヤーンは、前記第1材料とは
    異なる第2材料から形成されている、請求項18に記載の製紙業者用地合構成織
    物。
  22. 【請求項22】 前記第2材料は前記第1材料よりも高い剛性を有している
    、請求項21に記載の製紙業者用地合構成織物。
  23. 【請求項23】 紙の製造方法であって、 製紙業者用地合構成織物を用意するステップと、 紙原料を前記製紙業者用地合構成織物に供給するステップと、 前記紙原料から水分を除去するステップとを含み、前記製紙業者用地合構成織
    物は、 製紙表面を形成するために2より大きい綜絖繰返しの数を有するパターンで交
    差するマシン方向ヤーン及び主マシン横断方向ヤーンを含む基本織物構造と、 各対の隣接する主マシン横断方向ヤーンの間に位置する2本の随伴マシン横断
    方向ヤーンとを備え、 前記各第1の随伴マシン横断方向ヤーンは、前記マシン方向ヤーンに対し、前
    記対の隣接する主マシン横断方向ヤーンのうちの第1ヤーンと同一の交差パター
    ンを有しており、前記各第2の随伴マシン横断方向ヤーンは、前記マシン方向ヤ
    ーンに対し、前記対の隣接する主マシン横断方向ヤーンのうちの第2ヤーンと同
    一の交差パターンを有しており、前記第1の随伴マシン横断方向ヤーンは前記第
    2の主マシン横断方向ヤーン及び前記第2の随伴マシン横断方向ヤーンの間に位
    置しており、 前記主マシン横断方向ヤーンは第1直径を有し、前記第1及び第2の随伴マシ
    ン横断方向ヤーンは第2直径を有し、前記第1直径及び前記第2直径間の比はほ
    ぼ0.9〜1.1の間にある、 紙の製造方法。
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