JP2002087691A - カッターの制御方法 - Google Patents

カッターの制御方法

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JP2002087691A
JP2002087691A JP2000277452A JP2000277452A JP2002087691A JP 2002087691 A JP2002087691 A JP 2002087691A JP 2000277452 A JP2000277452 A JP 2000277452A JP 2000277452 A JP2000277452 A JP 2000277452A JP 2002087691 A JP2002087691 A JP 2002087691A
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JP
Japan
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cutter
movable blade
paper
printer
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000277452A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Obara
裕之 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】カッターの用紙への噛み込みを容易に解除する
ことのできるカッターの制御方法を提供すること。 【解決手段】用紙Aをプラテンローラ1と印字ヘッド2
との間に導き、プラテンローラ1を駆動して用紙を送り
印字ヘッド2によって用紙Aに印字を施すプリンタにお
いて、印字された用紙Aをプリンタから排出する際カッ
ター5で適宜長さに裁断されるが、可動刃7が途中で停
止した際に、可動刃7をホームポジション(初期位置)
まで逆動作させることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カッターの制御方
法に関するもので、特にはプリンタに好適なカッターの
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタでは、用紙をプラテンローラと
印字ヘッドとの間に導き、プラテンローラを駆動して用
紙を送るとともに、印字ヘッドによって用紙に印字を施
す。そして、印字された用紙は、プリンタから排出され
る際にカッターによって適宜長さに裁断される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
プリンタでは、カッターに用紙が噛み込まれて、カッタ
ーが停止することがある。その場合に、強制的にカッタ
ーを作動させると、カッターが用紙にさらに噛み込んで
しまい、カッターを作動させることが不可能になるばか
りでなく、カッターを破損する虞があり、また、その状
態で、用紙を取り除こうとしても、容易に取り除くこと
はできない。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、カッターの用紙への噛み込みを容易に解除すること
のできるカッターの制御方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、カッターが途中で停止した際に、カッター
をホームポジション(初期位置)まで逆動作させること
を特徴としている。
【0006】この発明によれば、カッターが用紙に噛み
込んで停止した場合に、カッターが逆動作するため、カ
ッターが用紙にさらに噛み込むことなく、比較的小さい
力でカッターをホームポジションに戻すことができる。
したがって、用紙がカッターから開放されるので用紙を
容易に取り除くことができ、カッターの損傷も防止され
る。
【0007】カッターの逆動作は、プリンタの再起動操
作信号によって行ってもよい。この場合には、特別なセ
ンサの設置および該センサの制御等を必要としないた
め、構成が簡単になる。
【0008】また、カッターの逆動作は、カッターが途
中で停止したのを検知し、その検知信号によって行なう
ようにしてもよい。この場合には、直ちにカッターをホ
ームポジションに戻すことができ、用紙を取り除いた後
の、再起動がスムースになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明のカ
ッターの制御方法の好ましい実施の形態を詳説する。
【0010】図1はカッター装置を備えたプリンタを概
念的に示し、図2はカッター装置の一実施の形態を示
し、図3および図4はそのカッター装置の制御手順を示
している。
【0011】図1に示したプリンタでは、ロール状に巻
き取られた用紙Aの先端がプラテンローラ1と印字ヘッ
ド2との間に導かれて、そこにセットされる。
【0012】そして、このプリンタでは、制御部3から
の指令によって駆動されるステッピングモータ等のプラ
テンローラ駆動モータ4によってプラテンローラ1が駆
動され、用紙Aが図1において左方へ搬送される。ま
た、この用紙Aには、制御部3からの指令に従って印字
ヘッド2が駆動され、用紙Aに印字が施される。
【0013】印字が施された用紙Aは、プリンタの用紙
排出部において、制御部3からの指令で作動されるカッ
ター装置5によって所定の長さに裁断される。
【0014】図2に示したように、カッター装置5は、
用紙通路の下方に配設される長尺の固定刃6と、用紙通
路の上方に配設される長尺の可動刃7とを備えている。
【0015】そして、固定刃6はプリンタの筐体(図示
せず)に直接または間接的に固定される。また、可動刃
7はその両端部がリンクアーム8,リンク板9を介して
プリンタの筐体(図示せず)に直接または間接的に支持
されている。リンク板9には、長孔9aが形成されてお
り、該長孔9aにはピン10が嵌入されている。一方、
カッター装置5は、制御部3の指令によって駆動される
ステッピングモータ等の可動刃駆動用モータ11を備え
ており、該モータ11の軸11aには円板12が固着さ
れている。そして、該円板12の中心から外れた位置
に、上記ピン10が植設されている。
【0016】このように構成されたカッター装置5で
は、モータ11の駆動に伴ってピン10が偏心運動を行
い、長孔9a内を移動しながらリンク板9を揺動させ
る。
【0017】即ち、図2(a)のホームポジション(初
期位置)からモータ11によってピン10が、同図にお
いて時計方向に回転(正転)されると、リンク板9は時
計方向へ円弧運動され、それに伴って可動刃7は矢印方
向へ移動され、図2(b)に示した最下位置に至る。そ
の間に、可動刃7は固定刃6に会合し、両刃6,7間に
存在する用紙Aを裁断する。そして、さらにピン10が
時計方向に回転されると、リンク板9は反時計方向に戻
され、それによって可動刃7は図2(a)の位置に戻さ
れる。
【0018】可動刃7が図2(a)の初期位置から図2
(b)の位置までの途中に達した状態で、モータ11を
逆転させた場合には、可動刃7はその位置から図2
(a)の位置まで戻される。
【0019】可動刃7のホームポジションは、リンク板
9の移動域に設置したセンサ、例えばフォトセンサ13
がリンク板9に形成した突起9bを検出することによっ
て確認される。
【0020】以下に、上記カッター装置の動作手順を図
3および図4に示したフローによって説明する。
【0021】手順1(図3):プリンタをスタートさせ
る(ステップS1)と、プリンタはイニシャル処理され
(ステップS2)て待機状態になる。この状態におい
て、カッター装置5は、図2(a)に示した状態、即ち
可動刃7が最上方に位置するホームポジションにあるか
否かが判断される(ステップS2)。モータ11が初期
位置にあるか否かは、センサ13がリンク板9の突起9
bの存在を確認することによって行なわれ、センサ13
が突起9bの存在を確認した場合には、可動刃7がホー
ムポジションに在ると判断する。
【0022】そして、可動刃7がホームポジションにあ
る場合には、プリントが開始される(ステップS3)。
また、可動刃7がホームポジションにない場合には、モ
ータ11が逆転され(ステップS4)、可動刃7がホー
ムポジションまで戻される。
【0023】このような制御手順を採用した場合には、
特別にセンサ等を付設することなく、簡単な構成によっ
てカッター装置の制御を行なうことができる。
【0024】手順2(図4):プリンタをスタートさせ
る(ステップS11)と、プリンタはイニシャル処理さ
れる(ステップS12)。そして、カッター装置5は、
図2(a)に示した状態、即ち可動刃7が最上方に位置
する状態で待機される。
【0025】次いで、プリント始動ボタンを操作する
(ステップS13)ことによって印字が開始される(ス
テップS14)。
【0026】印字が終了すると、用紙Aはカッター装置
5によって適宜長さに裁断されるが、適切に裁断された
か否かは、可動刃7が所定通りに作動されたか否か等に
よって確認される。その確認は、例えば可動刃7が所定
時間内にホームポジションに復帰されたことをセンサ1
3によって確認したり、モータ11の負荷を検出し、該
負荷が通常の用紙裁断時の負荷よりも大きな所定値を越
えているか否を判断したりして行なう。即ち、所定時間
内に可動刃7が復帰しない場合には、可動刃7が途中で
停止していると判断し、またモータ11の負荷が通常よ
りも過大になった場合には、可動刃7が途中で停止して
いると判断する(ステップS15)。
【0027】カッター装置5が正常に作動している場合
には、プリント動作は継続されるが、ステップS15に
おいて可動刃7が停止されたと判断された場合には、プ
リント動作が停止され(ステップS16)、警報が発せ
られる(ステップS17)。そして、直ちにモータ11
が逆転される(ステップS18)。モータ11の逆転動
作は可動刃7がホームポジションに到達するまで行なわ
れる(ステップS19)。そして、ステップS19にお
いて、可動刃7がホームポジションに到達したのが確認
されたら、モータ11の逆転動作が終了される(ステッ
プ20)。
【0028】なお、上記実施の形態では、長尺の固定刃
6と長尺の可動刃7を略平行になるように設置し、可動
刃7を固定刃6の長手方向に対して略垂直に移動させる
ことによって用紙Aを裁断する、いわゆるギロチン式カ
ッターを示しているが、本発明で適用されるカッター装
置としては、例えば長尺の固定刃に沿って可動刃を移動
させて用紙Aを裁断するものであってもよい。この場合
にも可動刃をモータによって駆動させている場合には、
可動刃が途中で停止したときには、そのモータを逆転さ
せればよい。
【0029】また、可動刃がホームポジションに位置す
るようにスプリングで付勢し、プランジャによって可動
刃を作動させて用紙Aの裁断を行なうようにしたカッタ
ー装置では、可動刃が途中で停止した際に、プランジャ
への印加電流を断つことによって、スプリングの付勢力
で可動刃をホームポジションに復帰させるようにしても
よい。
【0030】
【発明の効果】上記したように、本発明に係るカッター
の制御方法によれば、カッターが用紙に噛み込んで停止
した場合に、カッターが逆動作するため、カッターが用
紙にさらに噛み込むことなく、比較的小さい力でカッタ
ーをホームポジションに戻すことができる。したがっ
て、用紙がカッターから開放されるので用紙を容易に取
り除くことができ、カッターの損傷も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカッター装置を備えたプリンタを
示した概念図である。
【図2】本発明に係るカッター装置の一実施の形態を概
念的に示したもので、図2(a)はそのホームポジショ
ンを示した正面図であり、図2(b)は作動された状態
を示した正面図である。
【図3】本発明に係るカッター装置の制御手順の一例を
示したフローチャートである。
【図4】本発明に係るカッター装置の制御手順の他の例
を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…プラテンローラ、2…印字ヘッド、3…制御部、4
…プラテンローラ駆動モータ、5…カッター装置、6…
固定刃、7…可動刃、8…リンクアーム、9…リンク
板、9a…長孔、9b…突起、10…ピン、11…可動
刃駆動用モータ、11a…軸、12…円板、13…セン
サ、A…用紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カッターが途中で停止した際に、カッター
    を初期位置まで逆動作させることを特徴とするカッター
    の制御方法。
JP2000277452A 2000-09-13 2000-09-13 カッターの制御方法 Pending JP2002087691A (ja)

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JP2000277452A JP2002087691A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 カッターの制御方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013071227A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Seiko Epson Corp オートカッター装置、プリンター装置およびオートカッター装置の制御方法
JP2014007303A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置
JP2017013386A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 株式会社寺岡精工 カッター装置及びカッター装置を備えた用紙発行装置

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