JP3890142B2 - シート給送装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートを収容部から送り出す送出手段と、前記送出手段により送り出されたシートを1枚ずつ分離給送する分離手段とを有するシート給送装置及びこれを備えた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シート給送装置を有する画像形成装置は、例えば図3に示すように、カセット202 に収納したシートSを送出手段としてのピックアップ手段203 によって分離手段204 へ送り込み、この分離手段204 で1枚ずつ分離して画像形成部へと給送する。
【0003】
このとき、従来のシート給送装置にあっては、ピックアップ手段203 からシート分離手段204 へシートの送り込みは、外部から画像形成要求(または、シート給送要求)を受けてから実行しており、前記シート分離手段204 の動作開始タイミングと関係なく行われていた。そして、前記ピックアップ手段203 による前記シート分離手段204 へのシートの送り込みタイミングは、前記シート分離手段204 が理想的に動作することを前提に設定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような、シートを画像形成部へ給送する方向への回転力が加えられる給送回転体としての給紙ローラ(図3の204 a)と、該給紙ローラ204 aと対に配置され前記給紙ローラ204 aへ加えられる回転力よりも低いレベルの回転力がシートを前記シート収容部へ送り込む方向へ加えられるリタード回転体としてのリタードローラ(図3の204 b)とで構成されるシート分離手段204 では、リタードローラ204 bの回転力が給紙ローラ204 aの回転力、ローラ間の摩擦力、ローラとシートの摩擦力よりも低く、シート間の摩擦力よりも高く設定されている。
【0005】
これにより、リタードローラと給紙ローラとの間にシートが挟まれていない場合(図4(a) の状態)、または、1枚のシートが挟まれている場合(図4(b) の状態)にはリタードローラは給紙ローラに連れ回りし、2枚以上のシートが挟まれている場合(図4(c) の状態)にはリタードローラに接しているシートを給紙ローラの搬送方向とは逆向きに搬送する方向に回転する。
【0006】
ここで、前記図3のようなシート給送機構において、ピックアップされたシート先端が給紙ローラ204 aかリタードローラ204 bかのどちらかに接触した後に接触したローラに従動してローラ間に入ってゆく(図5(a) の状態)。このように、前記シート分離機構にシートがスムーズに入ってゆくためには、ピックアップされたシートが給紙ローラ204 a、またはリタードローラ204 bに接触する時点で給紙ローラ204 a、リタードローラ204 bの周速がピックアップ手段203 の搬送速度にほぼ等しくなっている必要がある。もし、シートが給紙ローラ204 a、またはリタードローラ204 bに接触する時点でいずれかのローラの周速がピックアップ手段203 の搬送速度よりも遅い場合にはピックアップされたシートSを給紙ローラ204 a、リタードローラ204 b間でニップする前にピックアップ手段203 とシート分離機構の間で弛みが生じ、前記シート分離手段204 の手前でシートが詰まってしまう場合も起こり得る(図5(b) の状態)。
【0007】
通常、前記構成のシート給送機構においてはシートピックアップのために給紙ローラ204 aとピックアップ手段203 の回転を開始する時点では給紙ローラ204 aとリタードローラ204 bの間にシートが挟まっていない状態であるので、前記のようにリタードローラ204 bは給紙ローラ204 aに連れ回りする。従って、給紙ローラ204 aの周速がピックアップ手段203 のシート搬送速度とほぼ同じであれば前記のようなシートが詰まってしまう問題は発生しない。
【0008】
しかし、シートの給送動作を操り返してゆくと、給紙ローラ204 a、リタードローラ204 bの表面が摩耗してゆき、ローラ表面の摩擦力は低下する。更に、給送するシートの含有物の付着によりローラ表面の摩擦力がよりいっそう低下する場合もある。
【0009】
給紙ローラ204 a、リタードローラ204 b間の摩擦力が低下した場合、給紙ローラ204 aからリタードローラ204 bへの回転力の伝達が低下するため給紙ローラ204 a、リタードローラ204 bの回転立ち上げ時にはリタードローラ204 bが給紙ローラ204 aに追従するための加速度は給紙ローラ自身の加速度よりも低くなる。このため、給紙ローラ204 a、リタードローラ204 bの回転開始後、暫くはリタードローラ204 bの周速は給紙ローラ204 aの周速よりも遅い状態が続く。
【0010】
このため、ピックアップ手段203 によるシート分離手段204 へのシートの送り込みは外部から画像形成要求(または、シート給送要求)を受けてから実行し、シート分離手段の動作開始タイミングと関係なく行う従来の記録装置のシート給送装置では、前記のように給紙ローラ204 a、リタードローラ204 b間の摩擦力が低下している場合、給紙ローラ204 a、リタードローラ204 bの回転立ち上げ時のリタードローラ回転速度がピックアップ手段203 の搬送速度よりも遅い状態でシートを前記シート分離手段204 に送り込む場合が起こり得る。この場合、前記のようにピックアップされたシート先端が給紙ローラ204 a、リタードローラ204 b間に入る前にリタードローラ204 bに接触すれば、ピックアップ手段203 の搬送速度とリタードローラ204 bの周速の差により前記のようにシートの給送不良が発生する可能性がある。
【0011】
また、ピックアップ手段203 による前記シート分離手段204 へのシートの送り込みタイミングを前記シート分離手段が理想的に動作することを前提に設定している従来のシート給送装置でも同様の問題が発生する可能性がある。
【0012】
さらに、従来の給送装置の制御では、給紙ローラ204 a、リタードローラ204 b間の摩擦力が低下し、結果的にジャム(紙詰まり)となる、あるいは給送制御の再実行を操り返すことにより、画像形成装置のパフォーマンスを著しく損なうこととなる。
【0013】
本発明は従来の前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、シートの給送不良を生ずることを抑制し得るシート給送装置及びこれを備えた画像処理装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、シートを収容部から送り出す送出手段と、前記送出手段により送り出されたシートを1枚ずつ分離給送する分離手段とを有するシート給送装置において、前記分離手段は、シートを給送する方向へ回転する給送回転体と、前記給送回転体に対して対に配設され、前記給送回転体へ加えられる回転力よりも小さい回転力が伝達されると共に、シートを戻す方向へ回転するリタード回転体とを有し、前記分離手段の給送回転体の回転開始から、前記リタード回転体が前記給送回転体の回転に連れ回りするために必要な時間経過後に前記送出手段によるシート送り出しを開始するよう構成したことを特徴とする。
【0015】
上記構成にあっては、分離手段の回転体が回転を開始し、リタード回転体の周速が給送回転体の周速とほぼ等しくなってから送出手段によってシートを送り出すようにすることにより、給送回転体とリタード回転体間の摩擦力低下に起因するシートの搬送不良を少なくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施形態に係るシート給送装置及びこれを備えた画像処理装置について説明する。
【0019】
〔第1実施形態〕
図1乃至図7を参照して第1実施形態に係るシート給送装置を備えた画像処理装置としてレーザービームプリンタを例示して説明する。尚、図1はシート給送制御を行う制御手段の構成ブロック図であり、図2はシート給送装置を備えたレーザービームプリンタの横断面説明図、図3はシート給送装置の模式説明図であり、図4はシート分離機構の動作概略説明図、図5は分離手段の摩擦力低下によるシート給送不良の状態説明図であり、図6はシート給送制御のフローチャート、図7は給紙ローラの寿命検出手順を示す制御フローチャートである。
【0020】
図2に示すように、レーザービームプリンタ201 は、記録紙としてのシートSを収納する収容部としてのカセット202 を有し、該カセット202 からシートをピックアップして送り出す送出手段を構成する送出回転体としてのピックアップローラ203 、更に送り出されたシートを1枚ずつに分離給送する分離手段としての給紙ローラ対204 が設けられている。そして、給紙ローラ対204 の下流には給紙されたシートをレジストローラ208 まで搬送パス205 に沿って搬送する搬送ローラ206 が配設されている。
【0021】
前記搬送ローラ206 の下流には、シートSを同期搬送するレジストローラ208 が配設されており、該レジストローラ208 の直前にはシートセンサであるレジ前センサ207 が配設されている。このレジ前センサ207 はシートの接触で遮光板がフォトインタラプタを遮光することで、当該位置にシートがあることを検知するようになっている。
【0022】
レジストローラ207 の下流には、レーザスキャナ部210 からのレーザ光により画像を形成する画像処理手段としての画像形成手段209 が配設されている。さらに、この画像形成手段209 の下流には定着器211 が配設されており、定着器211 の下流には排出搬送ローラ212 ,213 ,214 ,215 が配設されて、排出トレイ216 までシートを搬送する。
【0023】
画像形成に際してカセット202 から給送されてきたシートは、前記レジストローラ208 の回転が停止した状態で上流側の搬送ローラ206 によってレジストローラ208 に先端を押し当てられることにより、位置決めが行われる。そして、画像情報を供給する外部機器(図示せず)から出力される画像の垂直同期信号に同期してレジストローラ208 の回転を開始することにより、前記外部機器から送られてくる画像データとシートとの同期をとり、シート上の所定の位置に画像を記録する。
【0024】
前記画像形成手段209 へシートを給送するシート給送装置は、図1に示すような主制御装置101 によって制御される。この主制御装置101 は、CPU、ROM、RAM、ゲート素子等から構成され、制御の主要部はROMに書き込まれている。
【0025】
主制御装置101 は、給紙制御手段102 、給紙制御タイマ103 、メインモータ駆動回路104 、ピックアップソレノイド駆動回路105 、給紙モータ駆動回路106 、給紙モータ制御手段110 、ピックアップ制御手段111 から構成されている。
【0026】
また、主制御装置101 にはメインモータ107 、ピックアップソレノイド108 、給紙モータ109 が接続されており、これらによって前記ピックアップローラ203 、給紙ローラ対204 及び搬送ローラ206 から構成されるカセット給紙機構が駆動され、前記カセット202 にセットされたシートSを前記レジストローラ208 まで給送する。
【0027】
次に、各部の機能について説明する。図3に示すように、前記レーザービームプリンタ201 のカセット給紙においては、ピックアップローラ203 をシートS上に押し当てて回転させることにより、給紙ローラ204 対まで送り出す。ピックアップローラ203 はメインモータ107 によって駆動されるカム機構(図示せず)により回転軸が上下動するようになっており、前記ピックアップソレノイド108 を駆動することで前記カム機構が駆動して上下動し、シートを送出しないときはシート面から離隔した離隔位置にあり、シートを送出するときはシート面に接触する接触位置に揺動する。ピックアップローラ203 の回転は前記給紙モータ109 によって行われる。また、前記給紙モータ109 は給紙ローラ対204 も回転させる。本実施形態においては、給紙モータ109 にはステッピングモータが使用されている。
【0028】
前記給紙ローラ対204 は給送回転体としての給紙ローラ204 aと、リタード回転体としてのリタードローラ204 bから構成されている。給紙ローラ204 aはピックアップローラ203 と同じ回転速度でシートをレジストローラ208 へ搬送する方向に回転する。一方、リタードローラ204 bはシートの下面に給紙ローラ204 aとは逆方向への負荷を給紙ローラ204 aよりも小さいトルクでかけるようになっている。
【0029】
前記シート給送装置は前記主制御装置101 の給紙制御手段102 から前記各駆動回路104 、105 、106 を介して制御される。
【0030】
次に給紙ローラ204 a及びリタードローラ204 bの動作を図4に示す。前述したように、通常は給紙ローラ204 aとリタードローラ204 bの接触面の摩擦力がリタードローラ204 bの回転力よりも強いため、両ローラ間にシートが無い場合には、リタードローラ204 bは給紙ローラ204 aに連れ回りする(図4(a) の状態)。また、シートとローラとの摩擦力がそれぞれのローラの回転力よりも強いため、シートが1枚のみ給紙ローラ204 aとリタードローラ204 bの間に挟まっている場合にもリタードローラ204 bは給紙ローラ204 aに連れ回りする(図4(b) の状態)。また、シートとシートの間の摩擦力は、ローラ面とシートとの間の摩擦力よりも弱いため、シートが2枚以上重なった状態で給紙ローラ対204 まで運ばれた場合、最上面のシートのみ給紙ローラ204 aにより、レジストローラ208 方向へ送り込まれ、下面のシートは順次リタードローラ204 bによって分離され、カセット側に押し戻される(図4(c) の状態)。
【0031】
給紙制御タイマ103 は給紙制御手段102 が前記シート給送装置をシーケンシャルに制御するためのタイミングを管理する。
【0032】
さてここで、前記図3に示すようなシート給送装置においては、ピックアップされたシートは先端が給紙ローラ204 aかリタードローラ204 bかのどちらかに接触した後に接触したローラに従動してローラ間に入ってゆく(図5(a) の状態)。
【0033】
通常、前記構成のシート給送装置においては、給紙動作開始時には給紙ローラ204 aとリタードローラ204 bの間にシートが挟まっていない状態である。従って、給紙ローラ204 a、リタードローラ204 bの駆動源である給紙モータ109 の回転を開始するとリタードローラ204 bは給紙ローラ204 aに連れて回りはじめる。
【0034】
しかし、前述したように、給紙動作を繰り返してゆくと、給紙ローラ204 a、リタードローラ204 bの表面が摩耗してゆき、ローラ表面の摩擦力は低下する。更に、シートの含有物の付着によりローラ表面の摩擦力がより一層低下する場合もある。
【0035】
給紙ローラ204 a、リタードローラ204 b間の摩擦力が低下した場合、給紙ローラ204 aからリタードローラ204 bへの回転力の伝達が低下するため前記給紙モータ109 の回転立ち上げ時にはリタードローラ204 bが給紙ローラ204 aに追従するための加速度は給紙ローラ204 a自身の加速度よりも低くなる。このため、給紙モータ109 の回転開始後、暫くはリタードローラ204 bの周速は給紙ローラ204 aの周速よりも遅い状態が続く。もし、この状態でピックアップローラ203 によりピックアップされたシートがリタードローラ204 bに接触した場合、シート先端が給紙ローラ対204 に入る前にピックアップローラ203 と給紙ローラ対204 の間で弛みが生じ、紙詰まりが起こる可能性がある(図5(b) の状態)。
【0036】
そこで、本実施形態の給紙制御手段102 では給紙モータ制御手段110 による給紙モータ109 の回転開始タイミングとピックアップ制御手段111 によるピックアップソレノイド108 の駆動タイミングを適切にコントロールすることにより、前記紙詰まりの危険性を低くしている。
【0037】
そのために、図6に示すように、ピックアップ制御手段111 を制御する。即ち、ピックアップ制御手段111 はレーザービームプリンタ201 が印字可能な状態のときに前記外部機器からの印字指示に応じて起動される。起動後、ステップS601 (以下単にS601 のように記述する)において給紙制御タイマ103 (T1 )のスタート処理を行う。これにより給紙制御タイマ103 がカウントを開始する。次にS602 で給紙モータ109 の回転を開始する。その後、S603 で給紙制御タイマ103 のカウント値T1 がピックアップタイミングTp になるまで待つ。ここでTp の値は、給紙ローラ204 a、リタードローラ204 bの表面の摩擦力が著しく低下し、後述の寿命検出手段によって寿命と判断される直前において、給紙モータ109 の回転開始からリタードローラ204 bが給紙ローラ204 aと同じ周速で回転するまでの時間である。
【0038】
ローラ表面摩擦力の低下の度合が小さければ、給紙モータ109 の回転開始から所定時間でリタードローラ204 bは給紙ローラ204 aに近い周速で連れ回り始める。尚、ピックアップタイミングTp は実験データ等に基づき、あらかじめ求められている値を設定する。
【0039】
前記S603 で給紙制御タイマ103 のカウント値T1 がTpになったら、S604 でピックアップソレノイドを駆動する。次にS605 で給紙制御タイマ103 のカウント値T1 がピックアップソレノイド停止のタイミングになるまで待ち、S606 でピックアップソレノイドを停止する。
【0040】
その後、S607 で給紙完了(前記レジストローラ208 の前でシートの先端位置決めが完了する)まで給紙モータ109 の駆動を継続する。そして、S607 で給紙完了条件が成立すればS608 へ進み、給紙モータ制御手段110 に給紙モータ停止指示を出してピックアップ制御を完了する。
【0041】
以上のようなピックアップ制御手段111 の制御によって、給紙動作においてリタードローラ204 bの周速が給紙ローラ204 aの周速とほぼ等しくなってからピックアップされたシートがリタードローラ204 bに接触するようにコントロールされる。これにより、給紙ローラ対204 の摩擦力低下に起因する紙詰まりの危険性を少なくすることができる。
【0042】
ここで、前記給紙ローラ204 aの寿命を検出する寿命検出手段の構成について説明する。
【0043】
本実施形態における給紙ローラ204 aの寿命検出は、図7のフローチャートに示す手順で行われるようになっている。即ち、図7における、S701 ではプリント指令がコントローラから出力されているかを判断し、もし出力されているならばS702 で給紙制御用のタイマをスタートさせる。S703 では、図6に示す制御によってシートのピックアップ動作を行わせる。
【0044】
S704 では、シート給送開始してから最初のシートセンサでシート先端を所定時間内に検知できたかを判断する。時間内に検知できれば、正常な給紙動作と判断して、S711 で給紙枚数をカウントアップする。もし、シート先端を検知できなければ、給紙失敗と判断し、S705 でタイマをリセットした上で給紙動作再実行をS703 同様に行う。そして、S706 では、S704 と同様に、給紙の成功、失敗を判断する。但し、この時のシート先端検知のリミット時間は、S704 の処理時より長く設定してある。
【0045】
前記S706 で給紙失敗と判断すれば、S709 へ進んでジャム処理を行う。一方、給紙に成功した場合は、S707 へ進み、S711 で正常に給紙完了した枚数が、ROM上に記憶してある値より大きいか否かを判断し、もし、大きいならば、給紙ローラ204 aの寿命が近いと判断し、S710 で寿命報知手段によって警告を発する。この警告は、通信によってコントローラに報知する手段と、LEDの点灯によって使用者に報知する方法と備えている。そして、S708 では給紙枚数をクリアし、次の給紙から改めて給紙枚数をカウントする。
【0046】
本実施形態にあっては、上記のようにして給紙ローラ204 aの寿命を検出するものである。
【0047】
〔第2実施形態〕
前述した第1実施形態では、外部機器からの印字指示に応じて給紙を開始するときのピックアップローラ203 によるシート繰り出し開始のタイミングと、給紙ローラ対204 の回転動作開始のタイミングをコントロールすることにより、リタードローラ204 bの周速が給紙ローラ204 aの周速とほぼ等しくなってからピックアップされたシートがリタードローラ204 bに接触するようにしている。
【0048】
しかし、第1実施形態の処理では給紙モータ109 の回転開始からリタードローラ204 bの回転が安定するまでの間、給紙動作が開始できないため、給紙時間にロスが生じることになる。このようなロスタイムは、低速の画像処理装置においてはそれほど問題にはならないが、高速機になればわずかな時間でも処理速度(スループット)に影響を及ぼしてしまう。
【0049】
そこで、本実施形態の装置においては、先行するシートの給紙動作中にカセット待機紙をあらかじめ給紙ローラ対204 まで送り込むことにより、給紙時間にロスを生じさせることなく、給紙ローラ対204 の摩擦力低下に起因する紙詰まりの危険性を少なくしている。
【0050】
尚、この実施形態で取り上げるレーザービームプリンタは、前述した第1実施形態と同様に図2に示すものであり、給紙ローラ寿命検出手段の構成も第1実施形態と同様である。
【0051】
図8は第2実施形態に係るシート給送制御を行う制御手段の構成ブロック図である。図8の101 〜111 は第1実施形態の図1で説明したものと同様であるため、再度の説明は省略する。本実施形態の構成には更に、給紙制御手段102 の中に予備給紙制御手段801 と予備給紙制御タイマ802 が設けられている。
【0052】
図9は予備給紙制御手段801 の制御のフローチャートである。予備給紙制御手段801 はレーザービームプリンタ201 が前記外部機器からの印字指示に応じて所定の給紙動作を完了した時点で前記外部機器から出力される画像の垂直同期信号に応じて起動される。起動後、ステップS901 でレジストローラ208 の駆動開始まで待機する。レジストローラ208 は、図示しない印字制御手段により、前記外部機器から出力される画像の垂直同期信号から所定タイミング後に駆動される。
【0053】
レジストローラ208 の駆動開始が確認されると、S902 において予備給紙制御タイマ802 (T2 )のスタート処理を行う。これにより予備給紙制御タイマ802 がカウントを開始する。次にS903 で予備給紙におけるピックアップソレノイド駆動タイミングTppの値を設定する。ここでTppの値は、レジストローラによって搬送されるシート後端が給紙ローラ対204 を通過する直後にカセット上に待機するシートが給紙ローラ対204 に入るようになるタイミング、すなわち、レジストローラ208 によって搬送されるシート後端が給紙ローラ対204 を通過するタイミングから、ピックアップソレノイド駆動からカセット上のシートが給紙ローラ対204 に到達するまでの時間だけさかのぼったタイミングとして算出される。
【0054】
レジストローラ208 によって搬送されるシート後端が給紙ローラ対204 を通過するタイミングはシートサイズ毎に異なるため、Tppの値は搬送中のシートサイズ情報に基づき求める。その後、S904 で予備給紙制御タイマ802 のカウント値T2 がピックアップソレノイド駆動タイミングTppになるまで待つ。そして、S904 で予備給紙制御タイマ802 のカウント値T2 がTppになったらS905 でピックアップソレノイド108 を駆動する。
【0055】
次にS906 で予備給紙制御タイマ802 のカウント値T2 がピックアップソレノイド停止のタイミングになるまで待ち、S907 でピックアップソレノイドを停止する。その後、S908 で予備給紙完了タイミングまで給紙モータ109 の駆動を継続する。尚、予備給紙完了タイミングはピックアップソレノイド駆動からピックアップされたシート先端が給紙ローラ対204 から少し出るまでの時間として設定されている。そして、S908 で予備給紙が完了すればS909 へ進み、給紙モータ制御手段110 に給紙モータ停止指示を出して予備給紙制御を完了する。
【0056】
以上のような予備給紙制御手段801 の制御によって、印字動作を開始したシートの後端が給紙ローラ対204 を通過した直後に、カセット上のシートを給紙ローラ対204 に送り込むことになる。前記のように、給紙ローラ対204 の摩擦力の低下が所定値以内であれば、リタードローラ204 bの周速は給紙モータ109 の起動から所定時間内で給紙ローラ204 aの周速とほぼ等しくなる。従って、先行するシートの後端が給紙ローラ対204 を通過する時点ではリタードローラ204 bの周速は給紙ローラ204 aの周速とほぼ等しくなっていると考えられる。更に、本実施形態における予備給紙処理は外部機器からの印字指示前に関係なく先行紙に続けて実行されるため給紙時間のロスにならずスループットへの影響もなくなる。
【0057】
〔第3実施形態〕
図10は給紙ローラ204 aの寿命を報知する本発明の第3の実施形態の制御を示すフローチャートである。S701 からS706 までは、前述した第1の実施形態の給紙ローラ寿命検出と同様である。この実施形態では、給紙開始から給紙完了すべき時間を設定し、この間で給紙動作が完了するかを監視する。S1007で設定した時間が経過したかを判断する。この時間は給紙再実行を数回行える時間である。タイムオーバーしていなければS706 に戻り、給紙動作を再実行する。即ち、この実施形態では再実行手段として給紙動作を再度実行する制御構成となっている。
【0058】
一方、S1007でタイムオーバーしていれば、給紙ローラ204 aの寿命が近いと判断し、S1008で警告を発し、S1009でジャム処理を行う。
【0059】
1回の判断で給紙ローラ寿命と判断したくない場合は、S1007でタイムオーバーした後、これを記憶するカウンターをカウントアップし、あらかじめ記憶しておいた値と比較し、この値を超えたらS1008の警告処理を行うようにすればよい。
【0060】
〔第4実施形態〕
図11は給紙ローラ寿命を報知する本発明の第4実施形態の制御を示すフローチャートである。S701 からS706 までは、第1実施形態の給紙ローラ寿命検出と同様である。この第4実施形態では、再実行手段によって給紙再実行を行った回数を監視し、所定回数を超えたときに給紙ローラ204 aが寿命と判断する。
【0061】
具体的には、まずS706 の給紙再実行処理を行う前に、S1111で再実行回数力ウンタをクリアする。給紙再実行した後、S1107で給紙再実行回数をカウントアッブする。S1108ではこの回数があらかじめ設定された値を超えたかを判断し、超えていなければS706 へ戻り、給紙再実行を行う。超えていれば、給紙ローラ寿命と判断してS1109で警告を発し、S1110でジャム処理を行う。
【0062】
1回の判断で給紙ローラ寿命と判断したくない場合は、S1108でカウントオーバーした後、これを記憶するカウンターをカウントアップし、あらかじめ記憶しておいた値と比較し、この値を超えたらS1109の警告処理を行うようにすればよい。
【0063】
〔第5実施形態〕
図12は、給紙ローラ寿命を報知する本発明の第5実施形態の制御を示すフローチャートである。S701 からS704 までは、第1実施形態の給紙ローラ寿命検出と同様である。この第5実施形態では、正常に給紙した枚数と、再実行手段による給紙再実行した回数を比較し、給紙再実行率がある値を超えたときに寿命と判断する。
【0064】
即ち、正常に給紙した枚数をカウントするカウンタと、給紙再実行した回数をカウントするカウンタは、電源投入時にリセットされる。あるいは、プリンタ出荷時、あるいはサービスマンが給紙ローラを交換したときにリセツトしてもよい。
【0065】
S704 で正常に給紙動作を完了したと判断すれば、S711 で給紙枚数をカウントアップする。そうでなければ、S1205で給紙再実行回数のカウントアップを行い、S1206で給紙再実行を行う。S1207ではこの給紙再実行が成功したかを判断し、失敗と判断すれば、S1211でジャム処理を行う。
【0066】
成功と判断すれば、S1208で給紙枚数をカウントアップする。S1209では、給紙再実行回数と給紙枚数の比率を計算し、あらかじめ設定されている値を超えたか否かを判断する。超えていればS1210で給紙ローラ204 aの寿命を警告する。
【0067】
この実施形態では、1回の給紙再実行を失敗するとジャム処理を行っているが、第4実施形態に示すように、複数回の給紙再実行を行ってもよい。この時、給紙再実行を行うたびにこの回数をカウントアップする。また、前述した各実施形態の給紙ローラ寿命検出構成をそれぞれ任意に組み合わせて、より制度の高い給紙ローラ寿命判断を行うことも可能である。
【0068】
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、ピックアップローラ203 と給紙ローラ対204 を共に給紙モータ109 によって駆動するようにしたが、これらは別の駆動源によって駆動するように構成してもよい。
【0069】
また、前述した実施形態ではシート給送装置をプリンタの記録シートを給送する場合で説明したが、このシート給送装置は他にも複数枚セットした原稿を一枚ずつ分離給送し、原稿記載情報を読み取る画像読取装置等にも好適に用いることが可能である。そのため、画像処理装置としては複写機やプリンタ等の画像形成装置のみならず、スキャナ等の画像読取装置であってもよい。
【0070】
【発明の効果】
本発明は前述のように構成したために、分離手段の回転体が回転を開始し、リタード回転体の周速が給送回転体の周速とほぼ等しくなってから送出手段によってシートを送り出すようにすることにより、給送回転体とリタード回転体間の摩擦力低下に起因するシートの搬送不良を少なくすることができる。
【0071】
また、先行シートを給送した直後に後行シートを予備給送するように構成すれば、シート給送時間にロスを生じさせることなく、短いスループットによって画像処理することが可能となる。
【0072】
また、分離給送されたシートの給送完了を検出し、給送されたシートの給送完了を検出できないときは再度シートの分離給送を行い、このとき前記給送回転体の寿命を検出するように構成することにより、給送回転体の摩擦力低下によるシート給送不良を未然に防止することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート給送制御を行う制御手段の構成ブロック図である。
【図2】シート給送装置を備えたレーザービームプリンタの横断面説明図である。
【図3】シート給送装置の模式説明図である。
【図4】シート分離機構の動作概略説明図である。
【図5】分離手段の摩擦力低下によるシート給送不良の状態説明図である。
【図6】シート給送制御のフローチャートである。
【図7】給紙ローラの寿命検出手順を示す制御フローチャートである。
【図8】第2実施形態に係るシート給送制御を行う制御手段の構成ブロック図である。
【図9】予備給紙制御手段の制御のフローチャートである。
【図10】給紙ローラの寿命を報知する第3の実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図11】給紙ローラの寿命を報知する第4の実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図12】給紙ローラの寿命を報知する第5の実施形態の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
S …シート
101 …主制御装置
102 …給紙制御手段
103 …給紙制御タイマ
104 …メインモータ駆動回路
105 …ピックアップソレノイド駆動回路
106 …給紙モータ駆動回路
107 …メインモータ
108 …ピックアップソレノイド
109 …給紙モータ
110 …給紙モータ制御手段
111 …ピックアップ制御手段
201 …レーザビームプリンタ
202 …カセット
203 …ピックアップローラ
204 …給紙ローラ対
204 a…給紙ローラ
204 b…リタードローラ
205 …搬送パス
206 …搬送ローラ
207 …レジ前センサ
208 …レジストローラ
209 …画像形成手段
210 …レーザスキャナ部
211 …定着器
212 ,213 ,214 ,215 …排出搬送ローラ
216 …排出トレイ
801 …予備給紙制御手段
802 …予備給紙制御タイマ

Claims (12)

  1. シートを収容部から送り出す送出手段と、前記送出手段により送り出されたシートを1枚ずつ分離給送する分離手段とを有するシート給送装置において、
    前記分離手段は、シートを給送する方向へ回転する給送回転体と、前記給送回転体に対して対に配設され、前記給送回転体へ加えられる回転力よりも小さい回転力が伝達されると共に、シートを戻す方向へ回転するリタード回転体とを有し、
    前記分離手段の給送回転体の回転開始から、前記リタード回転体が前記給送回転体の回転に連れ回りするために必要な時間経過後に前記送出手段によるシート送り出しを開始するよう構成したことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記送出手段は、送出回転体が収容部に収容されたシートに接触して該シートを送り出す接触位置と、前記シートから離隔する離隔位置とに変位可能に構成され、離隔位置にある送出回転体を前記給送回転体とリタード回転体の回転開始から所定時間後に接触位置へ変位させるよう構成したことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. シートを収容部から送り出す送出手段と、前記送出手段により送り出されたシートを1枚ずつ分離給送する分離手段とを有するシート給送装置において、
    前記分離手段は、シートを給送する方向へ回転する給送回転体と、前記給送回転体に対して対に配設され、前記給送回転体へ加えられる回転力よりも小さい回転力が伝達されると共に、シートを戻す方向へ回転するリタード回転体とを有し、
    前記送出手段及び分離手段によってシートを分離給送してから所定時間後に、前記送出手段が次のシート送り出しを開始し、該シート先端が給送回転体とリタード回転体にニップされる位置まで予備給送するよう構成したことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  4. 前記送出手段及び分離手段によって分離給送されたシートの後端が前記分離手段を通過した直後に、次のシート先端が前記分離手段へ到達するように送出手段によって前記予備給送するよう構成したことを特徴とする請求項3記載のシート給送装置。
  5. 前記予備給送が終了するまで前記分離手段の給送回転体とリタード回転体の回転を継続させるよう構成したことを特徴とする請求項3記載のシート給送装置。
  6. 前記シート給送装置は、分離給送されたシートの給送完了を検出する給送検出手段と、前記給送検出手段が給送されたシートの給送完了を検出できないときに再度シートの分離給送を行う再実行手段とを有し、前記再実行手段を実行の際に前記給送回転体の寿命を検出する寿命検出手段と、前記寿命検出手段により、給送回転体の寿命を検出したときに報知する寿命報知手段とを有することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のシート給送装置。
  7. 前記寿命検出手段は、前記再実行手段を実行することなくシート給送を完了した回数Aをカウントし、前記再実行手段を実行したときに前記回数Aと設定値Bとを比較してA>Bとなったときに、給送回転体の寿命を検出することを特徴とする請求項6記載のシート給送装置。
  8. 前記寿命検出手段は、前記再実行手段を実行したときに所定時間内にシート給送が完了しない場合に給送回転体の寿命を検出することを特徴とする請求項6記載のシート給送装置。
  9. 前記所定時間は前記再実行手段による実行を複数回行える時間であることを特徴とする請求項8記載のシート給送装置。
  10. 前記寿命検出手段は、前記再実行手段を実行した回数が所定回数を超えたときに給送回転体の寿命を検出することを特徴とする請求項6記載のシート給送装置。
  11. 前記寿命検出手段は、シートの給送完了回数と、再実行手段を実行した回数とを比較し、給送再実行率が所定値以上になったときに給送回転体の寿命を検出することを特徴とする請求項6記載のシート給送装置。
  12. 収容部に収容したシートを1枚ずつ分離給送して所定の画像処理を行うシート処理装置において、
    請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置によって給送されたシートに画像処理を行う画像処理手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
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