JP2002087536A - 電子タグを利用した宅配便のサービス提供方法 - Google Patents

電子タグを利用した宅配便のサービス提供方法

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JP2002087536A
JP2002087536A JP2000280046A JP2000280046A JP2002087536A JP 2002087536 A JP2002087536 A JP 2002087536A JP 2000280046 A JP2000280046 A JP 2000280046A JP 2000280046 A JP2000280046 A JP 2000280046A JP 2002087536 A JP2002087536 A JP 2002087536A
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Akira Shibata
章 芝田
Yoichi Ogami
洋一 大賀美
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 依頼した宅配荷物がどこにあるのかを正確に
かつリアルタイムに確認することのできる宅配便のサー
ビス方法を提供する。 【解決手段】 送信部を備えた電子タグ1を宅配荷物A
に取り付け、この電子タグ1から送信される荷物情報を
携帯電話網またはPHS電話網N1を介して宅配荷物管
理装置10で受信し、宅配荷物管理装置10は、その荷
物の配送依頼人および荷物受取人の各端末20,30等
に対して荷物情報、すなわち、その宅配荷物Aの現在の
位置情報を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅配荷物の荷物情
報、特に位置情報を電子タグによる電子的な方法で認識
することにより、配送中の荷物の位置情報を常に特定す
るとともに、宅配業者に直接手渡すことなく無人で宅配
荷物の依頼、受取りができる電子タグを利用した宅配便
のサービス提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、宅配を利用した流通が個人、法人
とも盛んに行われており、そのための効率的な宅配方法
や宅配システムが種々提案されている。
【0003】例えば、特開平4−341414号公報に
は、電磁波を照射することによって物品の配送情報を読
み出すとともに、物品の現在位置を管理することが可能
な配送システムが開示されている。この配送システム
は、荷物の配送依頼があると、その荷物の配送情報に応
じたコード情報をRF配送伝票に電磁的に書き込んで、
配送依頼された荷物に貼り付ける。そして、トラックへ
の積み込み時および積み下ろし時に、トラックに設置さ
れている伝票読書き機でRF配送伝票の配送情報を読み
取り、この配送情報を、荷物の積み下ろし場所が取次所
である場合には取次所に設置されたネットワーク端末に
送信し、荷物の積み下ろし場所が営業所である場合には
営業所に設置されたネットワーク端末に送信し、荷物の
積み下ろし場所が配送センターである場合には配送セン
ターに設置されたネットワーク端末に送信し、それぞれ
のネットワーク端末を経由して中央センターに送信する
ようになっている。これにより、RF配送伝票付きの荷
物、その荷物を配送しているトラック、そのトラックを
所有している営業所の順に階層が決まり、各階層を特定
することで、配送依頼された荷物が現在どの位置(取次
所、営業所、配送センター等)にあるか、またはその場
所から次の場所に移動中であるかを、中央センターで把
握することができるようになっている(これを従来技術
1とうい)。
【0004】また、特開平11−296581号公報に
は、電子タグを用いて高効率、高精度、高品質な貨物輸
送を実現するための貨物情報輸送管理方法および装置が
開示されている。この貨物情報輸送管理方法および装置
は、荷送人先システムで入力された集荷依頼を貨物に貼
付される電子タグに記録するとともに、集荷管理システ
ムに送って、集荷依頼を受け付ける。そして、貨物の集
荷時に端末装置により集荷に関する情報を電子タグに記
録するとともに、その集荷情報を集荷管理システムに送
信する。拠点内貨物情報管理システムは、集荷情報、お
よびその拠点を通過する貨物に関する情報を貨物情報全
体管理システムに通知する。貨物情報全体管理システム
は、拠点内貨物情報管理システムから送られる情報を基
に貨物の輸送履歴を取得し、貨物の配送予定を算出し
て、各拠点内貨物情報管理システムに通知するようにな
っている(これを、従来技術2という)。
【0005】また、特開平10−257960号公報に
は、収納ボックスが空いているか否かを検出手段により
検出し、通信手段を介して宅配センターや配送車に検出
情報を送信する宅配ボックス装置が開示されている(こ
れを、従来技術3という)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術1および従来技術2に記載のシステムは、ト
ラックの積み下ろし時に送受信される配送情報や、貨物
が特定の拠点を通過するときの位置情報に基づいて、荷
物の現在位置を間接的に予測するものであり、宅配荷物
自体をリアルタイムに追跡し、具体的な現在位置を随時
確認てきるシステムとはなっていないといった問題があ
った。そのため、例えば従来技術1のシステムでは、ト
ラックに設置されている伝票読書き機でRF配送伝票の
配送情報を読み取った後、そのRF配送伝票が貼り付け
られている荷物を誤って別のトラックに積み込んでしま
った場合には、その荷物の現在位置を誤って認識してし
まうといった問題があった。
【0007】また、上記した従来技術3に記載の宅配ボ
ックス装置では、宅配ボックスの空きの有無しか分から
ず、荷物の内容までは分からないため、適切な配送手段
が取れないといった問題があった。具体的には、例え
ば、要冷蔵の荷物であるのに保冷庫のないトラックを手
配してしまったり、ピアノや精密機器等の荷物であるの
に振動防止設備のないトラックを手配してしまうといっ
た問題があった。
【0008】本発明はかかる問題点を解決すべく創案さ
れたもので、その目的は、依頼した宅配荷物がどこにあ
るのかを正確にかつリアルタイムに確認することのでき
る電子タグを利用した宅配便のサービス方法を提供する
ことにある。また、上記目的に加え、宅配業者に直接手
渡しすることなく、無人で宅配荷物の依頼および受け取
りを行うことのできる電子タグを利用した宅配便のサー
ビス方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の電子タグを利用した宅配便のサービス方法
は、送信部を備えた電子タグを荷物に取り付け、この電
子タグから送信される荷物情報を宅配荷物管理装置で受
信し、宅配荷物管理装置は、その荷物の配送依頼人およ
び荷物受取人に対して荷物情報を提供することを特徴と
する。また、前記荷物情報がその荷物の位置情報である
ことを特徴とする。
【0010】このような特徴を有する本発明によれば、
荷物を配送依頼して以降、荷物受取人に荷物が届くま
で、電子タグと荷物とが一体となって移動するので、宅
配荷物管理装置は、電子タグからの信号を受信すること
で、配送中の荷物の位置を常に特定することができる。
この場合、電子タグから送信される荷物情報を、例えば
携帯電話網やPHS電話網等の無線基地局を経由して宅
配荷物管理装置に送信する構成とすることで、荷物の現
在位置をリアルタイムに追跡することができる。この他
にも、位置情報の取得方法としては、GPS(全地球測
位システム)を利用することで、荷物の現在位置を追跡
することも可能である。また、携帯電話網やPHS電話
網等を利用した位置情報の取得と、GPS(全地球測位
システム)を利用した位置情報の取得とを組み合わせる
ことにより、例えば、無線電話網設備が完備していない
僻地等でも、宅配荷物の現在位置をリアルタイムに追従
することができる。また、宅配荷物運搬車(配送車)の
進入が困難な場所(車の進入を制限している住宅街、山
奥の一軒家、離島等)に荷物を配達する場合や、荷物受
取人が留守等であるために隣近所に荷物を預けた場合な
どでも、電子タグが荷物に取り付けられているので、荷
物の位置を容易に特定することができる。これにより、
配送依頼人および荷物受取人は、その荷物が今どこにあ
るのか(どこを移動中であるのか)を、宅配荷物管理セ
ンターに確認することで、荷物の正確な位置を知ること
ができる。この場合、宅配荷物管理センターへの確認
は、例えば電話等でも行うことができる。
【0011】ここで、本発明の利点、すなわち、宅配荷
物から位置情報(荷物情報)を宅配荷物管理装置に直接
送信する利点を、従来技術1(特開平4−341414
号公報)との比較において簡単に説明する。すなわち、
従来技術1では、荷物に貼付されたRF配送伝票の配送
情報の読み取りは、トラックへの荷物の積み込み時およ
び積み下ろし時にのみ行われ、配送途中においては全く
行われない。これに対し、本発明では、荷物に密着した
電子タグからの荷物情報(位置情報を含む)が、携帯電
話網やPHS電話網を通じて、あるいはGPS等を利用
して、時々刻々(または、一定の時間間隔で)送信され
るため、荷物自体の現在位置をリアルタイムに追跡する
ことが可能となるものである。また、従来技術1のよう
に、RF配送伝票を読み取る伝票読書き機を、トラック
や、営業所、配送センターなどに設置する必要もなく、
またその読み取りミスなども発生しないといった利点が
ある。
【0012】また、本発明の電子タグを利用した宅配便
のサービス方法によれば、宅配荷物管理装置は、荷物情
報を通信ネットワークを経由して配送依頼人および荷物
受取人の所有する端末に送信することを特徴とする。通
信ネットワークとしては、インターネットが最も一般的
である。
【0013】このような特徴を有する本発明によれば、
宅配荷物管理装置にインターネットを介してアクセス可
能な端末を所有している場合には、宅配荷物管理装置に
アクセスし、そのホームページに必要事項(依頼人のパ
スワードやID番号等)を入力することで、荷物の進行
状況が表示されるように構成しておけば、宅配荷物管理
装置のホームページ上でいつでも確認することができ
る。また、宅配荷物管理装置から依頼人の端末にE−m
ail等で荷物の進行状況を通知することも可能であ
る。これにより、依頼人または受取人は、何時でも荷物
の現在位置を確認することが可能になり、依頼人は荷物
が確実に配達されていることを、受取人は荷物がいつ頃
手元に届くかを自宅からでも外出先からでも、インター
ネットを見ることにより把握することが可能になる。さ
らに、GPS等を利用してカーナビゲーションシステム
やパソコンのモニター上に地図付きで表示することも可
能になる。
【0014】また、本発明の電子タグを利用した宅配便
のサービス方法によれば、荷物依頼人による依頼荷物の
受け取りを依頼ロッカー装置を用いて行い、この依頼ロ
ッカー装置は、荷物の回収処理、前記荷物依頼人が入力
した荷物情報の電子タグへの入力処理、この電子タグを
荷物へ取り付ける処理を行うことを特徴とする。
【0015】このような特徴を有する本発明によれば、
依頼ロッカー装置に投入された荷物の情報を、電子タグ
から送信される荷物情報によって、宅配荷物管理センタ
ー側で把握することができるので、その荷物に合った最
適な配送荷物運搬車両(例えば、要冷蔵の荷物であれ
ば、保冷庫付きの車両、小型精密器械等であれば振動防
止付きの車両等)を手配することができる。また、宅配
業者にとっては、宅配荷物の受付者を配置しておく必要
がないので、人員の削減、経費の削減にもつながること
になる。さらに、荷物の依頼人および宅配業者共に、時
間の制約を受けることなく24時間荷物の依頼および受
付が可能となる。
【0016】また、本発明の電子タグを利用した宅配便
のサービス方法によれば、依頼ロッカー装置は、電子タ
グに入力した荷物情報を宅配荷物管理装置に送信する機
能を持たせておいてもよい。依頼ロッカー装置は、通
常、セキュリティの関係で金属製であるため、ロッカー
内に投入された電子タグからの電波が、携帯電話網やP
HS電話網の無線基地局まで届かない可能性がある。従
って、依頼ロッカー装置に、電子タグに入力した荷物情
報を宅配荷物管理装置に送信する機能を持たせておくこ
とで、ロッカーに投入された荷物の情報を宅配荷物管理
装置に確実に送信することが可能となる。この場合、例
えば、依頼ロッカー装置に設けられている電子タグへの
情報入力装置にこの送信機能を持たせておいてもよい。
すなわち、荷物の依頼人が、この情報入力装置を用いて
依頼荷物の情報を入力(例えば、タッチパネル等の操作
による入力)した際に、その入力情報を情報入力装置が
宅配荷物管理装置に送信するように構成すればよい。ま
たは、情報入力装置に電子タグの信号を中継する中継機
としての機能のみを付加し、入力後の電子タグから送信
される荷物情報を情報入力装置で中継して、宅配荷物管
理装置に送信するように構成してもよい。
【0017】また、本発明の電子タグを利用した宅配便
のサービス方法によれば、荷物受取人による配送荷物の
受け取りを受取ロッカー装置を用いて行い、この受取ロ
ッカー装置は、荷物の到着の確認処理、および荷物受取
人による荷物の引き取り確認処理を行って、前記宅配荷
物管理装置に確認情報を送信する機能を有することを特
徴とする。
【0018】このような特徴を有する本発明によれば、
荷物受取人も、荷物の届く時間を気にすることなく、2
4時間自由に荷物の受け取りを行うことができる。ま
た、宅配業者にとっても、荷物受取人が不在の場合でも
改めて受領確認のために受取人の元を訪問したり、電話
連絡したりする必要がなく、業務の効率化を図ることが
できる。
【0019】また、本発明の電子タグを利用した宅配便
のサービス方法によれば、配送荷物運搬車両には、積載
された各荷物に取り付けられた電子タグの送信信号を宅
配荷物管理装置に転送する電子タグ認識装置が搭載され
ていることを特徴とする。
【0020】通常、配送荷物運搬車両による荷物の搬送
中は、電子タグから送信された情報が、配送荷物運搬車
両の荷台が金属シールとなって遮断される。そのため、
このような電子タグ認識装置を配送荷物運搬車両に搭載
することで、電子タグから送信された情報を車外へ送信
することが可能となる。この場合、電子タグ認識装置
は、電子タグから送信される情報を単に車外に中継する
だけの機能であってもよいが、情報信号を増幅する回路
を設けておくことで、より確実な情報送信が可能とな
る。
【0021】なお、本発明に係わる電子タグは、繰返し
使用するものとする。これにより、電子タグのコストダ
ウンが可能になる。また、例えば依頼人や受取人の個人
情報(住所、氏名、電話番号など)を電子タグごとに、
あるいは1つの電子タグに複数記憶させておき、使用す
る際に任意の個人情報を選択することにより、荷物情報
の入力作業を簡略化することが可能になる。また、本発
明に係わる電子タグは、1回の使用で廃棄するようにし
てもよい。このようにすると、回収の手間や繰り返し使
用に耐えうる信頼性の確保等が不要となり、電子タグの
コストダウンが可能になる。
【0022】なお、電子タグに簡単なメッセ一ジ表示機
能(ICレコーダによる音声録音や液晶ディスプレイ等
への表示など)を付加することにより、依頼人、宅配業
者、受取人各々の間でのメッセージの伝達も可能にな
る。メッセージ表示機能を付加する場合、電子タグは使
い捨てではなく、繰り返し使用するものとする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0024】図1は、電子タグの概略図を示している。
【0025】この電子タグ1は、宅配荷物の内容を記録
するLSI記録部2、LSI制御部3、電源4、タグア
ンテナ5によって構成されている。LSI記録部2に
は、荷物依頼人(配送依頼人)の氏名、依頼人住所、依
頼人電話番号、依頼人メールアドレス、荷物受取人の氏
名、受取人住所、受取人電話番号、受取人メールアドレ
ス、内容物、発送日、受取り指定日、重量、寸法、運送
金額、特別注意事項などが記録される。電子タグ1は、
荷物依頼人(以下、単に依頼人という)によって入力さ
れた宅配荷物の情報を、タグアンテナ5を通じて、宅配
業者の宅配荷物管理センターに設置された宅配荷物管理
装置10(図3参照)に送信する。送信される内容はL
SI制御部3により制御され、タグアンテナ5より外部
に向かって送信される。電源4は、これらLSI記録部
2、LSI制御部3などに電力を供給する。LSI制御
部3は、電源4からの電力供給を受けて、LSI記録部
2への情報の記録、LSI記録部2からの情報の読み出
し、およびタグアンテナ5からの送信といった各種の動
作制御を行う。
【0026】電源4としては、一次電池の他、充電可能
な2次電池の使用が可能である。電子タグ1を繰り返し
使用する場合には、2次電池による電力供給が経済的に
も有効である。また、将来的には、LSI制御部3など
への電力供給を、タグアンテナ5を介して外部から電波
により供給可能となった場合には、電子タグ1から電源
4を削除することも可能である。
【0027】図2は、宅配荷物Aに、図1に示す電子タ
グ1を貼付した状態を示している。これにより、宅配荷
物Aの移動と電子タグ1の移動とが完全に一致すること
になる。
【0028】図3は、配達中の配送荷物運搬車両11の
中で、宅配荷物Aに貼付した電子タグ1のタグアンテナ
5から送信された電波(荷物情報)7が、配送荷物運搬
車両11に設けられた電磁的開口部(窓や隙間等)12
を介して外部に送信され、例えば、携帯電話網またはP
HS電話網N1の無線基地局8のアンテナを通じて、宅
配業者の宅配荷物管理センターBに設置された宅配荷物
管理装置10に送信される状況を示している。また、宅
配荷物管理装置10と、依頼人端末20および受取人端
末30とが、インターネット等の通信ネットワークN2
を介して接続された構成となっている。
【0029】これにより、宅配荷物管理装置10は、各
宅配荷物Aを、貼付されている電子タグ1から送信され
る荷物情報(位置情報を含む)に従って統括的に管理
し、効率的な運営を行うようになっている。また、宅配
荷物の依頼人や荷物受取人(以下、単に受取人という)
からの問合せに対しても、正確な位置情報を伝えること
ができ、さらに、宅配荷物Aの紛失等による事故に対し
ても、正確に発生地点や発生時期を特定することができ
る。ここで、窓や隙間などの電磁的開口部12は、無線
を遮蔽しないガラスやプラスチック等を用いて十分な面
積を確保することで、送信能力を致命的に落とすことな
く、電子タグ1の荷物情報を送信することができる。な
お、補助手段として、配送荷物運搬車両11の壁面に増
幅器を設置し、電子タグ1の送信信号(荷物情報)を増
幅して外部に送信することも可能である。
【0030】図4は、配送荷物運搬車両の他の実施形態
を示している。すなわち、配送荷物運搬車両11aに、
積載された各宅配荷物Aに取り付けられた電子タグ1の
送信信号を外部に送出するための電子タグ認識装置13
を設けたものである。配送荷物運搬車両11aの構造が
電子タグ1の送信電波7を外部へ送出することができな
い構造(例えば、配送荷物運搬車両11aの内部壁面全
体が金属製等)である場合や、電子タグ1の送信電波7
が微弱である場合に、この電子タグ認識装置13によっ
て電子タグ1の送信電波7を認識し、外部のアンテナ8
に対してこの送信電波7を転送することにより、携帯電
話網またはPHS電話網N1を介して宅配荷物管理装置
10に安定な位置情報を送信するものである。すなわ
ち、電子タグ認識装置13が、電子タグ1の送信電波7
の1つの中継基地として働くようになっている。この場
合、必要であれば電子タグ認識装置13で送信電波7を
増幅してもよい。
【0031】宅配荷物管理装置10には、このようにし
て各宅配荷物Aの荷物情報(位置情報を含む)がリアル
タイムに集められるので、宅配荷物管理センターBの職
員等は、依頼人や受取人からの電話等による問い合わせ
に対し、該当する宅配荷物Aの位置情報を正確かつ迅速
に通知することができる。ただし、本実施形態では、上
記したように、宅配荷物管理装置10と依頼人端末20
または受取人端末30とがインターネットN2を介して
接続可能であるので、依頼人や受取人は、自己の端末2
0,30を用いて宅配荷物管理装置10にアクセスし、
宅配荷物管理装置10側で用意したホームページ検索
や、電子メールによる返答によって、宅配荷物Aの位置
情報を正確かつ迅速に入手できるようになっている。
【0032】図5は、ホームページ検索によって宅配荷
物Aの配送状況を確認する処理例を示している。
【0033】例えば、依頼人(または受取人)が自己の
端末20(または30)を用いて宅配荷物管理装置10
にアクセスすると、同図(a)に示すように、宅配荷物
管理装置10側で用意されているホームページの初期画
面(トップページ)50が表示されるので、依頼人(ま
たは受取人)はそのトップページ50に表示された「検
索」ボタン50aをクリックする。これにより、同図
(b)に示す必要データ入力画面51が開くので、依頼
人(または受取人)はこの入力画面に宅配荷物Noとユー
ザのパスワードおよびID番号とを入力し、「OK」ボ
タン51aをクリックする。これにより、同図(c)に
示す現在の状況表示画面52が表示されるので、この表
示画面の表示内容から、宅配荷物Aが現在どのような状
況にあるのかを、おおよそ知ることができる。
【0034】すなわち、この表示内容では、「依頼を受
け付けた状態」、「配送荷物運搬車両による配達中の状
態」、「配達済の状態」のいずれの状態であるかが明示
されている。ここで、より詳細な情報を知りたい場合に
は、状況表示画面52に表示された「詳細」ボタン52
aをクリックする。これにより、同図(d)に示す詳細
情報表示画面53が表示される。
【0035】この詳細情報表示画面53には、例えば配
達中であれば、現在どの場所に荷物があるのか、などが
具体的に表示される。また、地図などを用い、都道府
県、市町村、地区の地図上に現在の場所や進行方向など
を示せば、より分かり易く表示することができる。ま
た、「依頼を受け付けた状態」の場合には、いつ、どこ
で(後述するどの依頼用ロッカーで)、依頼を受け付
け、どの担当者がどういう処置をしたか、などの詳細を
表示する。また、「配達済の状態」の場合には、いつ、
どこに(後述するどの受取用ロッカーに)、どの担当者
が納入したか、現在それは放置状態か、などの詳細を表
示する。このように、極めて詳細な情報がリアルタイム
に表示されるので、依頼人(または受取人)は、宅配荷
物Aの現在位置や現在の状態を詳細に知ることができ
る。
【0036】図6は、依頼人による依頼荷物の受け取り
を無人で行う場合の依頼ロッカー装置を示している。
【0037】この依頼ロッカー装置は、宅配荷物Aの回
収処理、宅配荷物Aの依頼人が入力した荷物情報の電子
タグ1への入力処理、この電子タグ1を宅配荷物Aへ取
り付ける処理などを行う。ただし、電子タグ1を宅配荷
物Aに取り付ける処理は、依頼人が行う構成としてもよ
い。
【0038】すなわち、棚状に配置された複数の依頼用
ロッカー14,14・・・が設けられており、電子タグ
1に必要なデータを記録するための電子タグデータ入力
装置15がその横に設置されている。依頼人は、この電
子タグデータ入力装置15を用いて、用意された電子タ
グ1に必要事項を入力(例えば、タッチパネル等から入
力)する。
【0039】ここで、電子タグ1には、依頼人の氏名、
依頼人住所、依頼人電話番号、依頼人メールアドレス、
受取人の氏名、受取人住所、受取人電話番号、受取人メ
ールアドレス、内容物の種類、発送日、受取り指定日、
重量、寸法、運送金額、特別注意事項などが記録され
る。このうち、重量、寸法、運送金額については、依頼
ロッカー装置側で自動的に入力を行う。重量について
は、各依頼用ロッカー14に重量センサを取り付けてお
き、投入された宅配荷物Aを重量センサで検出して、電
子タグ1に書き込むようにすればよい。また、寸法と運
送金額については、例えば依頼用ロッカー14の内容積
(特に、投入口の寸法)を、荷物の寸法および重量に対
する料金体系に合わせて複数種類用意しておき、依頼人
がどの依頼用ロッカー14に宅配荷物Aを投入したかに
よって決定し、その決定した寸法と運送金額(重量も考
慮した運送金額)を電子タグ1に書き込むようにすれば
よい。つまり、本実施形態では、各依頼ロッカー14ご
とに、投入された宅配荷物Aに貼付された電子タグ1に
重量、寸法、運送金額を書き込む機能を備えた構成とし
ている。
【0040】このようにして宅配荷物Aが依頼用ロッカ
ー14に投入されると、その後、宅配業者が、電子タグ
1から送信されてくる荷物情報に基づいて宅配荷物Aを
引き取りに来る。依頼用ロッカー14の契約や支払条件
などは、カード会社、宅配業者の契約により行われる。
【0041】また、本実施形態では、宅配荷物Aの受け
取りも無人で行う構成としており、このときの受取ロッ
カー装置も、基本的には図6に示す依頼ロッカー装置と
同様の構成となっている。すなわち、宅配業者は受取人
と契約した受取用ロッカーに、24時間いつでも、届け
た宅配荷物Aを入れ、電子タグ1に配達済の入力を行
う。配達済の入力結果は、即座に依頼人および受取人
に、電子メール、電話、その他当事者が希望する方法に
より通知され、配達が完了する。
【0042】このように、本実施形態では、無人の依頼
ロッカー装置と受取ロッカー装置とを用い、かつ通信可
能な電子タグ1を用いて宅配荷物Aの受け渡しを行うこ
とにより、24時間いつでも、宅配業者に依頼でき、か
つ配達してもらうことが可能となる。そのため、依頼人
は時間と場所を気にすることなくいつでも宅配荷物Aを
依頼することができ、進行状況をいつでもインターネッ
ト等で確認できる。また、荷物を発送した旨の連絡を受
けた受取人も、到着時の不在を気にせずに受け取ること
ができる。しかも、運送費の支払いを金融機関からの引
き落としとすれば、宅配を依頼する側の時間を拘束する
ことなく、希望する宅配が完了することになる。
【0043】また、依頼ロッカー装置と受取ロッカー装
置は、構造上非常に似かよっており、可能であれば両方
の機能を兼ねて、1つの装置としても何ら構わない。
【0044】なお、電子タグ1は数ミリメートル直径の
ものから、クレジットカード大の大きさまで種々ある
が、価格、寿命、メモリー容量、無線到達距離など、そ
れこそ千差万別であるので、目的に応じて使い分ければ
よい。
【0045】また、電子タグ1に簡単なメッセ一ジ表示
機能(ICレコーダによる音声録音や液晶ディスプレイ
等への表示など)を付加してもよい。このようにする
と、依頼人、宅配業者、受取人各々の間でのメッセージ
の伝達も可能になる。
【0046】次に、上記構成のシステムを用いて、依頼
人の依頼による宅配荷物Aの受け取りから配達完了まで
の基本的な作業の流れを図7に示すフロー図を参照して
説明し、その後で、より詳細な作業の流れを図8に示す
フロー図を参照して説明する。
【0047】本実施形態では、依頼人による宅配の依頼
には2通りの方法が用意されており、その1つは、自宅
の端末(パソコン)20(図3参照)からインターネッ
トN2経由で宅配荷物管理センターBに設置された宅配
荷物管理装置10に対し宅配を依頼する方法であり、も
う1つは、依頼ロッカー装置を利用して宅配を依頼する
方法である。依頼人がいずれの宅配依頼方法を採用する
かにより、その後の処理が若干異なる。すなわち、依頼
人が自宅の端末(パソコン)20からインターネットN
2経由で宅配荷物管理センターBに設置された宅配荷物
管理装置10に対し宅配を依頼する場合(ステップS1
からステップS8へ)には、宅配荷物管理装置10にお
いて送信されてきたデータ(荷物情報)を電子タグ1に
入力し、担当者(配送荷物運搬車両の運転者等)がこの
電子タグ1を持って、依頼人の自宅に宅配荷物Aの受け
取りに行くことになる。そして、受け取った宅配荷物A
に電子タグ1を貼付する(ステップS9)。
【0048】一方、依頼人が、依頼ロッカー装置を利用
して宅配を依頼する方法を選択した場合(ステップS1
からステップS2へ)には、依頼人は、依頼ロッカー装
置に設置された電子タグデータ入力装置15を用いて電
子タグ1に宅配荷物Aに対応したデータを入力し(ステ
ップS2)、この電子タグ1を宅配荷物Aに貼付して
(ステップS3)、依頼ロッカーに投入する。
【0049】これにより、電子タグ1または電子タグデ
ータ入力装置15からのデータが、宅配荷物管理装置1
0に送信されるので(ステップS4)、宅配荷物管理セ
ンターBでは、受信したデータ(荷物情報)に基づき、
その荷物に適した配送荷物運搬車両を手配する(ステッ
プS5)。配送荷物運搬車両の運転者(担当者)は、依
頼ロッカー装置から宅配荷物Aを取り出して配送する
(ステップS6)。一般的には、集配センターから他の
地域の集配センターまでの運搬、他の地域の集配センタ
ーから各家庭等への配達、といった配送ルートとなる。
このとき、各宅配荷物Aに貼付されている電子タグ1か
らは、例えば一定時間ごとに荷物情報が送信されるの
で、この荷物情報を宅配荷物管理装置10で収集し、各
宅配荷物Aの現在位置をリアルタイムで追跡している。
従って、依頼人や受取人は、その宅配荷物Aが今どこに
あるのか(どこを移動中であるのか)を、宅配荷物管理
センターBに確認することで、荷物の正確な位置を知る
ことができる。
【0050】この後、配送荷物運搬車両の運転者(担当
者)が、例えば受取ロッカー装置の受取人用のロッカー
に宅配荷物Aを収納して配達を完了すると、宅配荷物管
理センターBでは、依頼人および受取人に双方に、電子
メール等によって配達完了を通知(ホームページ上では
配達完了を表示)する(ステップS7)。
【0051】以上が、依頼人の依頼による宅配荷物Aの
受け取りから配達完了までの基本的な作業の流れであ
る。
【0052】次に、依頼人の依頼による宅配荷物Aの受
け取りから配達完了までのより詳細な作業の流れを、図
8に示すフロー図を参照して説明する。この例では、宅
配荷物Aの受け渡しを依頼ロッカー装置および受取ロッ
カー装置を利用して行うものとする。
【0053】まず、宅配の依頼人は、宅配荷物を依頼ロ
ッカー装置に持参する(ステップS11)。そして、宅
配荷物Aを依頼ロッカー14に入れた後(ステップS1
2)、電子タグデータ入力装置15にて、電子タグ1に
荷物情報を入力する(ステップS13)。なお、この例
では、電子タグ1を依頼ロッカー14内で自動的に貼付
する構成としているので、電子タグデータ入力装置15
にて、まず宅配荷物Aを投入した依頼ロッカー14を特
定し、その後に、荷物情報を入力することになる。これ
により、荷物情報が書き込まれた電子タグ1が、指定さ
れた依頼ロッカー14に投入された宅配荷物Aに自動的
に貼付される(ステップS14)。ただし、付与自体
は、宅配荷物を回収しに来た作業員によって行われるよ
うにしてもよい。このようにすれば、電子タグ1を自動
で貼付する装置を設ける必要が無くなり、依頼ロッカー
装置のコストを低減することができる。依頼人が電子タ
グ1に入力する情報は、上記した如く、依頼人の氏名、
依頼人住所、依頼人電話番号、依頼人メールアドレス、
受取人の氏名、受取人住所、受取人電話番号、受取人メ
ールアドレス、内容物、受取り指定日、特別注意事項で
あり、依頼ロッカー装置が自動付与する情報は、発送
日、重量、寸法、運送金額である。なお、この場合、電
子タグデータ入力装置15から、依頼人用の控え伝票を
出力するようにしておく。
【0054】依頼ロッカー装置は、各依頼ロッカー14
に収められたそれぞれの宅配荷物Aに貼付された電子タ
グ1が送信する荷物情報を一括管理し、例えば電子タグ
データ入力装置15の送信手段(図示省略)を通じて宅
配荷物管理装置10に送信する(ステップS15)。送
信手段としては、例えば専用回線、電話回線、無線回線
などが考えられる。
【0055】依頼ロッカー装置から各電子タグ1の荷物
情報を受信した宅配荷物管理センターBでは、依頼ロッ
カー装置に集積されている宅配荷物Aの荷物情報に基づ
いて、適切な配送荷物運搬車両を決定し(普通車両、保
冷車両等)、引き取りに適した最寄りの配送荷物運搬車
両を選択する(ステップS16)。
【0056】そして後、宅配荷物管理センターBでは、
選択した配送荷物運搬車両11(または11a等)に対
して、引き取り先の依頼ロッカー装置の情報(設置場
所、荷物の数および荷物の種類等)を指示する(ステッ
プS17)。この指示の方法は、例えば無線回線等を用
いて行うことができる。
【0057】宅配荷物管理センターBから引き取り指示
を受けた配送荷物運搬車両11の運転者等は、指定され
た依頼ロッカー14から宅配荷物Aを回収し、配送荷物
を送り先別に仕分けするための集配センターに搬送する
(ステップS18,S19)。この宅配荷物Aの搬送中
においても、宅配荷物Aに付与された電子タグ1は、荷
物情報を定期的に送信しているので、宅配荷物管理セン
ターBでは、その各電子タグ1の荷物情報を直接受信す
るか、または配送荷物運搬車両11aに搭載された電子
タグ認識装置13を経由して受信する。また、この荷物
情報には、GPSやPHS等による現在位置情報が付加
されているので、宅配荷物管理センターBでは、搬送中
の各宅配荷物Aの現在位置をリアルタイムに追跡するこ
とができる。
【0058】集配センターに搬送された各宅配荷物A
は、電子タグ1が送信する荷物情報の中で、送り先情報
をもとにして送り先を仕分けされ(ステップS20)、
再び配送荷物運搬車両に積み込まれて、目的地最寄りの
受取ロッカー装置まで搬送され(ステップS21)、所
定の受取用ロッカーに配達される(ステップS22)。
なお、宅配荷物Aの仕分け中、およびその後の搬送中に
おいても、宅配荷物Aに付与された電子タグ1は、荷物
情報を定期的に送信しているので、宅配荷物管理センタ
ーBでは、その各電子タグ1の荷物情報を直接受信する
か、または配送荷物運搬車両11aに搭載された電子タ
グ認識装置13を経由して受信する。また、この荷物情
報には、GPSやPHS等による現在位置情報が付加さ
れているので、宅配荷物管理センターBでは、搬送中の
各宅配荷物Aの現在位置をリアルタイムに追跡すること
ができる。
【0059】受取ロッカー装置は、電子タグ1を自動で
取り外す場合には、ロッカー内に配達された宅配荷物A
の電子タグ1が送信する荷物情報を一括管理して、宅配
荷物管理センターBの宅配荷物管理装置10に送信す
る。送信手段としては、例えば専用回線、電話回線、無
線回線などが考えられる。この後、配達した作業員(運
転者等)は、受取ロッカー装置に設置されている電子タ
グデータ入力装置15より、配達済の処理を行う。一
方、配達された宅配荷物Aに貼付されている電子タグ1
を配達した作業員(運転者等)が取り外す場合も同様
に、作業員は、受取ロッカー装置に設置されている電子
タグデータ入力装置15より、配達済の処理を行う(ス
テップS23)。この後、受取ロッカー装置は、電子タ
グ1に入力されている荷物情報を消去して、再利用に供
することになる。
【0060】一方、受取ロッカー装置から各電子タグの
荷物情報と配達済情報とを受信した宅配荷物管理装置1
0は、荷物情報に含まれる送り先情報に基づき、受取人
に荷物到着の連絡を行う(ステップS24)。このとき
の連絡手段としては、電話、FAXの他、荷物情報に受
取人メールアドレスが含まれている場合には、電子メー
ル等が考えられる。連絡内容としては、依頼人、受取ロ
ッカー装置の場所、ロッカーNo、荷物の個数、荷物の種
類、およびそのロッカーを開くための暗証番号が含まれ
る。
【0061】連絡を受けた受取人が、受取ロッカー装置
の受取ロッカーを暗証番号を用いて開き、宅配荷物Aを
受け取ると、受取ロッカー装置は、受け取り完了を宅配
荷物管理装置10に送信する(ステップS25)。
【0062】この受け取り完了を確認した宅配荷物管理
センターBでは、発払いであれば依頼人へ、後払いであ
れば受取人へ代金を請求する。もしくは、口座からの代
金引き落としにより送料の徴収を行う(ステップS2
6)。
【0063】なお、上記実施形態では、宅配荷物Aが受
取ロッカー装置に配達された後で、受取人に荷物到着の
連絡を行う構成としているが、例えば最寄りの配送セン
ターに宅配荷物Aが到着した時点で、受取人にだいたい
の配達時刻や配達予定を連絡するように構成してもよ
い。このように、事前に受取人に配達時刻等を連絡する
ことで、例えば宅配荷物Aが生鮮食料品等であった場合
には、配達時刻に合わせて宅配荷物Aを取りに行くこと
ができるといった利点がある。また、宅配荷物Aを受取
ロッカー装置に配達後、長時間経過しても引き取りに来
ない場合には、荷物到着の連絡を再度行う等、きめ細か
なサービスを提供することができる。
【0064】また、上記実施形態では、宅配荷物Aに電
子タグ1のみを貼付する構成として説明しているが、電
子タグ1のみでは、配送センターなどで作業員が配送先
の仕分けを行う際に不便であるので、電子タグ1と一緒
に配送伝票等のペーパ類を宅配荷物Aに貼付するように
構成すればよい。この配送伝票等の貼付は、依頼ロッカ
ー装置に回収にいった宅配荷物運搬車両の運転車等が、
回収時に貼り付けるようにしてもよいし、依頼ロッカー
装置側で電子タグ1を貼付するときに、同時に配送伝票
等も印字出力して貼付するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明の電子タグを利用した宅配便のサ
ービス方法によれば、送信部を備えた電子タグを荷物に
取り付け、この電子タグから送信される荷物情報を宅配
荷物管理装置で受信し、宅配荷物管理装置は、その荷物
の配送依頼人および荷物受取人に対して荷物情報を提供
する構成としている。すなわち、荷物を配送依頼して以
降、荷物受取人に荷物が届くまで、電子タグと荷物とが
一体となって移動するので、宅配荷物管理装置は、電子
タグからの信号を受信することで、配送中の荷物の位置
を常に特定することができ、荷物の現在位置をリアルタ
イムに追跡することができる。これにより、配送依頼人
および荷物受取人は、その荷物が今どこにあるのか(ど
こを移動中であるのか)を、宅配荷物管理センターに確
認することで、荷物の正確な位置を知ることができる。
【0066】また、本発明の電子タグを利用した宅配便
のサービス方法によれば、宅配荷物管理装置は、荷物情
報を通信ネットワークを経由して配送依頼人および荷物
受取人の所有する端末に送信する構成とし、通信ネット
ワークとして、インターネットを利用する。これによ
り、宅配荷物管理装置にインターネットを介してアクセ
ス可能な端末を所有している場合には、宅配荷物管理装
置にアクセスすることで、荷物の現在位置を宅配荷物管
理装置のホームページ上や電子メール等によっていつで
も確認することができる。これにより、依頼人または受
取人は、何時でも荷物の現在位置を確認することが可能
になり、依頼人は荷物が確実に配達されていることを、
受取人は荷物がいつ頃手元に届くかを自宅からでも外出
先からでも、インターネットを見ることにより把握する
ことができる。
【0067】また、本発明の電子タグを利用した宅配便
のサービス方法によれば、荷物依頼人による依頼荷物の
受け取りを依頼ロッカー装置を用いて行い、この依頼ロ
ッカー装置は、荷物の回収処理、前記荷物依頼人が入力
した荷物情報の電子タグへの入力処理、この電子タグを
荷物へ取り付ける処理を行う構成としている。これによ
り、依頼ロッカー装置に投入された荷物の情報を、電子
タグから送信される荷物情報によって、宅配荷物管理セ
ンター側で把握することができるので、その荷物に合っ
た最適な配送荷物運搬車両(例えば、要冷蔵の荷物であ
れば、保冷庫付きの車両)を手配することができる。ま
た、宅配業者にとっては、宅配荷物の受付者を配置して
おく必要がないので、人員の削減、経費の削減にもつな
がることになる。さらに、荷物の依頼人および宅配業者
共に、時間の制約を受けることなく24時間荷物の依頼
および受付が可能となる。
【0068】また、本発明の電子タグを利用した宅配便
のサービス方法によれば、依頼ロッカー装置は、電子タ
グに入力した荷物情報を宅配荷物管理装置に送信する機
能を持たせておいてもよい。このように、依頼ロッカー
装置に、電子タグに入力した荷物情報を宅配荷物管理装
置に送信する機能を持たせておくことで、ロッカーに投
入された荷物の情報を宅配荷物管理装置に確実に送信す
ることができる。
【0069】また、本発明の電子タグを利用した宅配便
のサービス方法によれば、荷物受取人による配送荷物の
受け取りを受取ロッカー装置を用いて行い、この受取ロ
ッカー装置は、荷物の到着の確認処理、および荷物受取
人による荷物の引き取り確認処理を行って、宅配荷物管
理装置に確認情報を送信する機能を有する構成としてい
る。これにより、荷物受取人も、荷物の届く時間を気に
することなく、24時間自由に荷物の受け取りを行うこ
とができる。また、宅配業者にとっても、荷物受取人が
不在の場合でも改めて受領確認のために受取人の元を訪
問したり、電話連絡したりする必要がなく、業務の効率
化を図ることができる。
【0070】また、本発明の電子タグを利用した宅配便
のサービス方法によれば、配送荷物運搬車両に、積載さ
れた各荷物に取り付けられた電子タグの送信信号を宅配
荷物管理装置に転送する電子タグ認識装置を搭載した構
成としている。これにより、電子タグから送信された情
報を確実に車外へ送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子タグの概略構成図である。
【図2】電子タグを宅配荷物に貼付した状態を示す説明
図である。
【図3】本発明の電子タグを利用した宅配便のサービス
方法を実現するための1つのシステム構成を示す概略図
である。
【図4】本発明の電子タグを利用した宅配便のサービス
方法を実現するための他のシステム構成を示す概略図で
ある。
【図5】ホームページ検索によって宅配荷物の配送状況
を確認する処理例を示す説明図である。
【図6】無人の依頼ロッカー装置および受取ロッカー装
置の概略構成を示す説明図である。
【図7】宅配荷物の受け取りから配達完了までの基本的
な作業の流れを示すフローチャートである。
【図8】宅配荷物の受け取りから配達完了までのより詳
細な作業の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子タグ 2 LSI記録部 3 LSI制御部 4 電池 5 タグアンテナ 8 無線基地局 10 宅配荷物管理装置 11,11a 配送荷物運搬車両 12 電磁的開口部 13 電子タグ認識装置 14 依頼用ロッカー 15 電子タグデータ入力装置 20 依頼人端末 30 受取人端末 A 宅配荷物 B 宅配荷物管理センター N1 携帯電話網またはPHS電話網 N2 通信ネットワーク(インターネット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 AA15 FF01 LL05 MM08 MM42 NN39 PP01 PP03 PP06 5B035 BA01 BB09 BC00 CA06 CA23 5B049 BB33 CC02 DD04 EE21 GG03 GG09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信部を備えた電子タグを荷物に取り付
    け、この電子タグから送信される荷物情報を宅配荷物管
    理装置で受信し、宅配荷物管理装置は、その荷物の配送
    依頼人および荷物受取人に対して荷物情報を提供するこ
    とを特徴とする電子タグを利用した宅配便のサービス提
    供方法。
  2. 【請求項2】 前記荷物情報がその荷物の位置情報であ
    る請求項1に記載の電子タグを利用した宅配便のサービ
    ス提供方法。
  3. 【請求項3】 前記宅配荷物管理装置は、前記荷物情報
    を通信ネットワークを経由して前記配送依頼人および荷
    物受取人の所有する端末に送信することを特徴とする請
    求項1または2に記載の電子タグを利用した宅配便のサ
    ービス提供方法。
  4. 【請求項4】 前記通信ネットワークがインターネット
    である請求項3に記載の電子タグを利用した宅配便のサ
    ービス提供方法。
  5. 【請求項5】 荷物依頼人による依頼荷物の受け取りを
    依頼ロッカー装置を用いて行い、この依頼ロッカー装置
    は、荷物の回収処理、前記荷物依頼人が入力した荷物情
    報の電子タグへの入力処理、この電子タグを荷物へ取り
    付ける処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の電
    子タグを利用した宅配便のサービス提供方法。
  6. 【請求項6】 前記依頼ロッカー装置は、前記電子タグ
    に入力した荷物情報を前記宅配荷物管理装置に送信する
    機能を有することを特徴とする請求項5に記載の電子タ
    グを利用した宅配便のサービス提供方法。
  7. 【請求項7】 荷物受取人による配送荷物の受け取りを
    受取ロッカー装置を用いて行い、この受取ロッカー装置
    は、荷物の到着の確認処理、および荷物受取人による荷
    物の引き取り確認処理を行って、前記宅配荷物管理装置
    に確認情報を送信する機能を有することを特徴とする請
    求項1に記載の電子タグを利用した宅配便のサービス提
    供方法。
  8. 【請求項8】 配送荷物運搬車両には、積載された各荷
    物に取り付けられた電子タグの送信信号を前記宅配荷物
    管理装置に転送する電子タグ認識装置が搭載されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子タグを
    利用した宅配便のサービス提供方法。
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