JP4491265B2 - 荷物配送システム - Google Patents

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Description

本発明は、荷物を配送依頼者から受取人に届けるための荷物配送システムに関する。
宅配便等の荷物の個別配送では、例えば、配送業者の営業所、取次店等の所定の場所において、配送依頼者より荷物の配送の依頼を受け付けて、依頼された荷物を、所定の配送経路を用いて、依頼された配送先に届ける。この場合、配送を請け負う配送業者は数多く存在する。依頼者はそれらの配送業者の中から、一つの配送業者を選んで、配送を委託する。
配送業者は、それぞれ、荷物を効率的に配送するため、種々の工夫を行っている。すなわち、配送業者は、自社が利用できる配送資源を用いて、効率的に配送することができる配送経路を導出するため、種々工夫を行っている(特許文献1)。
特開08-173917号公報
ところで、従来の荷物の個別配送では、一つの業者に配送を依頼することから、配送経路の決定は業者によって行われる。その結果、配送に関する種々の条件、例えば、荷物の到着時刻、配送手段、費用等について、請け負った業者の都合により決められていた。言い換えると、配送条件についての配送依頼者の希望は、業者が用意している選択肢の範囲、例えば、配達時間帯指定、低温配送等の、一部の条件についてのみ選択できるにすぎなかった。
これに対して、配送依頼者によっては、業者が用意した選択肢の範囲に止まらず、より詳細に配送に関する種々の条件、例えば、荷物の到着時刻、費用等に基づいて、配送手段、中継点の設定等を行って、最速、低コスト等の望みの条件を満たす配送経路を自ら決定することを望む場合がある。しかし、従来の配送システムでは、配送依頼者が配送経路を選ぶこと、変更することができなかった。
本発明の目的は、望み条件を満たす配送経路を配送依頼人が決定することができる荷物配送システムを提供することにある。
本願の請求項1に係る発明は、配送業者による配送物をICタグによって管理するホスト端末と、前記配送物を一時的に保管する荷受用ロッカーに接続された荷受端末と、配送の中継地点に設置され、ICタグに前記配送物の配送先、及び配送経路を書き込む中継点端末と、を備え、各端末は、相互にネットワークで接続され、前記ホスト端末は、前記配送物の差出人、及び荷受人から、前記荷受用ロッカーを含む配送先、及び配送経路に関する変更を受け付ける受付手段と、前記配送先、及び配送経路に関する変更を受け付けると、新たな配送先、及び配送経路を設定し、前記中継点端末に出力する設定手段と、前記荷受端末から、配送物を識別するための識別番号を含む到着情報を受け付けると、前記荷受人へ、配送物の到着を通知する通知手段と、を有し、前記荷受端末は、配送物が到着すると、該配送物のICタグから、少なくとも識別番号を読み取る読取手段と、配送業者に、到着した配送物の収納先の荷受用ロッカーを指定する指定手段と、前記識別番号を含む到着情報を、前記ホスト端末に通知する通知手段と、荷受人から識別番号の入力を受け付ける受付手段と、受け付けた識別番号で特定される荷受用ロッカーを解錠する解錠手段と、を有していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の荷物配送システムにおいて、前記荷受端末の解錠手段は、荷受人から識別番号の入力を受け付けると、前記ホスト端末に該識別番号を含む清算要求を出力し、前記ホスト端末から清算額を受け付けると、該清算額に応じて前記荷受人からの料金の精算を受け付ける清算手段をさらに有し、前記ホスト端末は、前記荷受端末から清算要求を受け付けると、前記配送先、及び配送経路が変更されたことによる配送料金の清算額を算出し、前記荷受端末に出力する算出手段をさらに有していること、を特徴とする。
本発明によれば、望み条件を満たす配送経路を配送依頼人が決定することができる荷物配送システムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る荷物配送システムの全体構成の概要を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の荷物配送システムでは、配送受付端末10と、荷受端末30と、ホスト50と、中継点端末70とが、ネットワークNWを介して随時接続され、荷物の配送に関する情報処理を実行する。
配送受付端末10は、配送業者が配送受付を行う各種店舗、駅、その他のピックアップポイントに置かれる。この配送端末10において、配送依頼者が配送の申込みを行う際の受付処理を行う。端末装置10は、その機能として、配送の申込に関する各種入力の受付けを行う申込入力110と、申し込まれた条件により、可能な配送経路案を提示、提示した案に対する選択指示を受け付ける経路選択120と、選択された配送経路による配送を行うことについての契約を行う契約130と、ICタグ発行140の各処理を実行する。そのため、配送受付端末10は、ICタグ発行機15を有する(図2参照)。また、配送受付端末10には、配送料金の支払を行うための料金支払機16が接続されている。この料金支払機16は、紙幣、コインによる支払を受け付ける。この他、クレジットカード、キャッシュカード等の各種金融カード類、さらには、金額を電子情報としてチャージしたICカード等の電子取引媒体等による支払を、適宜、受け付けるようにしてもよい。この料金支払機16は、配送受付端末10に内蔵する構造としてもよい。
ホスト50は、配送依頼者からの配送申込みを受け付けて、配送経路等についての案の提示を行って、配送契約を結び、配送の管理、変更処理、荷物の到着後の処理等、配送に関わる種々の事務処理を実行する。具体的には、配送申込受付510、経路提案520、契約530、配送状況を示す配送状況情報送信540、受取人からの経路、到着地等の変更指示の受付を行う経路到着地変更受付550、搬送スケジュール管理560、荷物の到着の処理を行う到着570、および、引取の催促等の処理を行う引取催促580の各処理を実行する。
ホスト50には、配送情報データ・ベース60として機能する記憶装置が接続される。この配送情報データ・ベース60は、荷物輸送に利用可能な輸送手段に関する情報、輸送手段についてのダイヤ情報、各輸送手段についての現況を示す情報(例えば、ダイヤの乱れ、道路混雑等を示す情報)、料金を示す料金情報等が格納される。
中継点端末70は、荷物の配送経路に存在し、荷物の所在確認710と、その荷物がその経路に進むべきかの判定を行う経路判定720と、ホスト60からその荷物の経路を変更する旨の指示を受けている場合には、経路を変更するための処理である経路変更730とを機能として実現する。経路変更730を行う場合には、該当するICタグの経路データの変更処理を行う。この中継点端末70は、本実施形態では、荷物を受け入れる場所から到着点に至るまでの中継点の種々の場所に置かれる。従って、その使用形態に応じて、仕分け装置等に組み込まれている場合、荷物の取扱者がその場で確認できるよう携帯型である場合、窓口において人が操作するデスクトップ型等のように、種々の形態を想定している。
荷受端末30は、荷物が配送先に着いた時に処理を行う端末である。この端末では、荷物が到着した場合に、そのICタグからその荷物に関する情報を読み取ると共に、その荷物の保管処理を行う(到着・保管310)と、その荷物の配送にかかった費用の精算処理を行う精算320と、保管している荷物を受取人(荷受人)に引き渡す荷物受渡330とを実現する。
図2に、配送受付端末10のハードウェアシステム構成の概要を示す。図2に示すように、ICタグ発行機15および料金支払機16を有することを除けば、システムの基本構成は、パーソナルコンピュータと同じである。ただし、店頭、駅構内などの、通常の室内環境よりは厳しい環境に置かれるため、ケース等については機械的強度を強化し、また、耐水性等についても強化して置くことが好ましい。さらに、防犯対策をも施すことが好ましい。
図2に示すように、配送受付端末10は、コンピュータ本体11と、これに接続される表示装置13と、入力装置14と、ICタグ発行機15とを有する。ICタグ発行機15は、外付けであっても、内蔵であってもよい。コンピュータ本体11は、前述した図1に示す配送依頼を受け付けるための各種処理を行うためのプログラムを記憶装置11bに格納しておく。CPU11aは、記憶装置11bからプログラムを読み出して実行し、各種処理を実現する。また、コンピュータ本体11は、ネットワークNWを介して通信を行うための通信制御装置11cを有する。
ICタグ20には、読み書きに際し、電気的に接触して情報の授受を行うものと、無線通信により情報の授受を行うものとがある。本実施形態の場合、いずれであってもよいが、無線式を用いると、荷物を移動させつつ、情報の授受が行えるため、より便利である。
図3に、荷受端末の一例を示す。この例では、荷受端末は、荷物の到着地に置かれ、到着した荷物の管理を行う。荷受端末30は、コンピュータ本体31と、これに接続される表示装置33と、入力装置34と、ICタグリーダ35cと、料金支払機36とを有する。ICタグリーダ35cは、外付けであっても、内蔵であってもよい。コンピュータ本体31は、前述した図3に示す荷受処理のための各種処理を行うプログラムを記憶装置31bに格納しておく。CPU31aは、記憶装置31bからプログラムを読み出して実行し、各種処理を実現する。また、コンピュータ本体31は、ネットワークNWを介して通信を行うための通信制御装置31cを有する。料金支払機36は、前述した料金支払機16と同様のものが用いられる。従ってここでは説明を繰り返さない。
このコンピュータ本体31には、解錠のための操作信号を出力する解錠操作装置37が接続される。この解錠操作装置37は、CPU31aからの指示に基づいて、特定のロッカー90の錠を解錠する操作信号生成する。そして、操作信号をロッカー90の解錠機構部91に送る。これにより、ロッカー90における特定の扉の錠が解錠される。
図4に、中継点端末70の一例を示す。この例では、前述したように、携帯型を想定している。図4に示すように、コンピュータ本体71と、これに接続される表示装置73と、入力装置74と、ICタグリーダ・ライタ75とを有する。ICタグリーダ・ライタ75は、本実施形態の場合、内蔵型としている。しかし、外付けであってもよい。コンピュータ本体71は、前述した図1に示すICタグの内容を読み取ること、および、変更がある場合に、経路等の変更事項をICタグに書き込むこと等の処理を行う。すなわち、ICタグを読み取り結果に基づいて、荷物の所在確認720を行う。また、この先どの経路に進むかについて判定を、ICタグ20から読み出した情報に基づいて行う。さらに、ホスト50から到着地等の変更指示がある場合には、ICタグ20の記憶内容を変更する経路変更730を行う。前述した中継点における処理を行うためのプログラムが記憶装置71bに格納される。CPU71aは、記憶装置71bからプログラムを読み出して実行し、各種処理を実現する。また、コンピュータ本体71は、ネットワークNWを介して通信を行うための通信制御装置71cを有する。
次に、本実施形態による荷物配送システムの動作について、図5から図7をさらに参照して説明する。前提として、配送受付端末10が、駅構内、宅配便取次所、コンビニエンスストア等に設置されているものとする。そして、これらの配送受付端末10は、インターネット等のネットワークNWを介してホスト50に接続可能となっている。荷物を個別に送ることを希望する配送依頼者は、この配送受付端末10において、配送依頼の申込みを行う。荷物は、受け入れ場所において受け入れる。配送受付端末10が位置する場所に受け入れ場所があるとは限らない。例えば、配送受付端末10において発行されるICタグを荷物に固定して、専用の受け入れ函に投函すると、それを収集して、受け入れ処理を行うことが考えられる。その際、中継点端末70が用いられる。
先ず、申込受付110に関する処理を行う。図5において、配送受付端末10は、配送先である目的地についての入力を受け付ける(ステップ111)。ここでは、配送端末の表示装置13の画面130に、目的地に関する入力を求める画面を表示する。この例では、配送先での荷物の受け取り方について“ターミナル駅”での受け取り、および、“宅配”の選択が行えるようになっている。もちろん、これに限定されない。
目的地の入力を受け付けると、配送受付端末10は、荷物をどのように搬送するかの搬送条件の入力画面を表示装置13に表示する。この場合は、搬送条件として、“最短時間”、“料金優先”、“航空機利用”等の各種条件の選択を促す(ステップ112)。配送受付端末10は、入力された情報を、ネットワークNWを介してホスト50に送る。
ホスト50は、配送申込みの情報を配送受付端末10から受信する配送申込受付510を実行する(ステップ511)。受け付けた情報を基に、配送情報データ・ベース60に蓄積されているデータを検索して、可能な搬送経路案を1以上作成して、ブラウザにより閲覧可能な画面情報として配送受付端末10に送る(ステップ521)。このとき、各配送経路案について、配送経路(ルート)のみならず、料金、到着日時等の情報を併せて送る。
配送受付端末10では、ブラウザが起動され、配送経路案が表示装置13の画面に提示される。配送依頼者の入力装置14を介した指示を受け付けて、いずれかの配送経路案の選択を受け付けるか(ステップ122)、配送依頼者自らの手入力による経路入力を受け付ける(ステップ123)。
これを受けて、ホスト50では、配送依頼者が自ら経路を入力してきた場合には、その経路について検討し、さらに経路提案を行う(ステップ521、522)。そして、ブラウザを用いた処理を再び行う。
一方、配送依頼者がいずれかの経路案を選択した場合には、配送受付端末10は、選択された配送経路について、詳細なルート、料金、着日時等を表示装置13に表示する(ステップ124)。その上で、契約処理130に移り、荷物の配送についての契約を結ぶかについての入力を受け付ける(ステップ131)。ここで、キャンセルが入力された場合には、配送受付端末10は、以後の手続は行わず、表示装置13の画面を初期状態に戻して処理を終わる。
一方、配送受付端末10は、同じ画面に、差出人情報、荷受人情報および暗証番号設定入力等を受け付ける(ステップ132)。これらの情報について、入力装置14を介して入力を受け付けると、料金を画面に表示すると共に、接続されている料金支払機16を用いて料金を支払うよう求めるメッセージを出力する(ステップ133)。
料金支払機16において料金支払処理がなされると、料金支払機16は、料金の入金があった旨の情報を配送受付端末10に送る。配送受付端末10は、料金が支払われた旨の情報を受けて、ホスト50に対して、配送依頼者が選択した契約について確認を求めると共に、成約処理をホスト50に対して行う(ステップ133)。
ホスト50は、配送受付端末10からの確認および成約処理の要求に対して、対象となっている経路について確認を行うと共に、成約許可を配送受付端末10に送る(ステップ531)。
配送受付端末10は、ホスト50からの成約許可に基づいて契約内容再表示を表示装置13の表示画面130において行う(ステップ134)。ここで、配送依頼者が合意の確認を、入力装置14を介して行うことにより成約とする処理を行う(ステップ135)。この後、配送受付端末10は、契約内容を基にICタグの発行処理140を行う(ステップ136)。ここで、配送受付端末10は、契約内容に含まれる情報、特に、差出人情報、荷受人情報、配送経路情報、暗証番号設定情報等をICタグ発行機15(図2参照)に送る。ICタグ発行機15は、ICタグストッカ15bにストックされているICタグを取り出して、ICタグライタ15aに送る。
ここで、配送受付端末10から送られた各種情報を受け取って、ICタグ20に内蔵される不揮発性メモリに書き込んで、外部に排出する。これによりICタグ20が発行されることとなる。この際、契約書控えを図示しないプリンタにより印刷出力する。
ICタグ20は、荷物に強固に固着できる構造に形成しておく。例えば、梱包紙、梱包容器等に貼付可能に設けられる。このICタグ20を、配送すべき荷物に貼付する(M1)。そして、荷物を所定の受け入れ場所の函等に投函する(M2)。これらは、人が行う作業である。
この後、ホスト50は、配送状況情報送信540を行う(ステップ541)。この処理では、配送を引き受けた荷物の現況を荷受人(受取人)に知らせる。伝えるべき事項は、搬送スケジュール管理560により管理されている種々の情報、例えば、出荷した旨の連絡、到着日時、受け取り場所等の情報の他、その後に生じた追加情報、例えば、交通機関のダイヤの乱れによる遅れ等について知らせる。
どのように知らせるかについては、前述した、荷物の受取人である荷受人に関する情報に応じて行う。例えば、メールアドレスを取得している場合にはメールにより、ファクシミリの電話番号を取得している場合には、ファクシミリにより、さらに、会員等の特別の顧客である場合には、問い合わせサイトに対する問い合わせを受け付ける等が可能である。荷受人は、知らされた情報について、問題がなければ、そのまま受取まで待つ。
荷受人がネットワークに接続可能なコンピュータを有する場合、コンピュータに、ブラウザ、メーラといった通信のための汎用のソフトウェアをインストールしておくことにより対応することができる。機能としては、ホスト50から送られる配送状況情報の受領(メール受信)と、経路到着地変更入力(ブラウザ)と、荷物引取連絡受領(メール受信)とがある。従って、このコンピュータは、機能が実現できるものであればよく、パーソナルコンピュータのみならず、小型のモバイルコンピュータ、携帯端末、携帯電話等によっても実現することができる。
一方、配送の遅れが予想される場合、また、荷受人自身が移動する場合等においては、配送経路、到着地等の変更を希望する場合がある。本実施形態では、荷受人が自身のコンピュータから、変更希望をホストに送ることができるようになっている。また、最寄りの配送受付端末10によっても行える。この際、暗証番号を用いることで、他人に荷物を奪われることを防ぐことができる。荷受人からの変更指示を受け付けると、ホスト50は、受け付けた変更指示が実現可能であるかについて、経路到着地変更受付処理550により判定する。使用交通機関のダイヤ、現在の運行状況等の情報を搬送スケジュール管理560により調べ、実現可能であれば、変更指示に基づく、到着地の変更を含む経路変更を行い、新しい経路を設定する。新しい配送経路は、搬送スケジュール管理560により把握されている当該荷物の現在の位置から、次に通るチェックポイント、すなわち、中継点端末70が所在する地点を抽出し、その中定点端末70に、新しい配送経路を送る。送られた中継点端末70では、ICタグリーダ・ライタ75により、該当するICタグ20を見つけ、発見されたICタグ20について、それに記憶される配送経路を新しい配送経路に更新する。
以上の情報提供および変更指示は、荷受人側について述べた。これを配送依頼者側において行うことも可能である。図6に示すように、差出人および荷受人の両者に遅延連絡情報を通知すると共に、問い合わせを受け付けてそれに対する回答を送る(ステップ541,551)。
図6では、荷物の搬送中に生じる各種状態について示す。先ず、投函された荷物について、そのICタグ20をICタグリーダにより読み取る(ステップ711)。読み取った情報は、これから先も同様であるが、その所在を示す情報として、読み取りを行った装置を示すIDと共に、ホスト50に送る。それを受けて、ホスト50では、搬送スケジュール管理560により、当該ICタグの現在の所在地を割り出す。そして、そのICタグを付した荷物の移動についての情報を生成して、必要に応じて、配送依頼者および荷受人に送信する。
次に、ICタグからの読み取った搬送経路の情報に基づいて、次に進むべき経路について判定する(ステップ721)。そして、鉄道以外の経路であれば、M3に進む。一方、鉄道が経路となっている場合には、指定された列車、例えば、新幹線、在来線等にその荷物を載せる。ただし、荷物は紛失を避けるため、郵袋のような専用の容器に収める。ここで、特定の列車に乗ったことを確認するため、中継点端末70によりICタグの読み取りが行われ(ステップ712)、その情報がホスト50に送られる(ステップ561)。その後、たびたびICタグの読み取りが行われ、得られた情報がホスト50に送られ、善ずつしたように、搬送スケジュール管理560により搬送スケジュールの管理が行われる。
一方、搬送スケジュール管理560は、各荷物について、ICタグにより所在を確認し、その動きを追っている。そして、それぞれの搬送経路に基づいて、荷物が下車駅に接近した場合には、次に、その荷物が通過する中継点端末70に下車指令を送る(ステップ562)。なお、この下車指令は、本来の搬送経路にしたがって出されることが原則であるが、種々の要因で変更された結果、下車指令が出されることもある。例えば、荷受人が次の駅で荷物を受け取りたい旨の要求をホスト50に送っている場合には、経路変更が行われ、そのデータが次の中継点端末70に送られる。そこで、該当する荷物のICタグの経路情報が書き換えられることとなる。
下車駅の中継点端末70は、各荷物のICタグの読み取りを行い、下車に該当する搬送経路を持つICタグが付された荷物については、その駅で下車させる(ステップ713)。そして、人手によりその荷物をターミナルの荷引渡場所に運ぶ(M6)。
一方、鉄道以外の搬送経路を通ったものについても、中継点端末により同様の処理がなされて、最終的に、ターミナル渡しか、宅配化の選択に応じて、それぞれの配送経路に移る(ステップ722)。
次に、図7を参照して、荷受処理について説明する。ここでは、あるターミナルに荷物が集められたものとする。
ターミナルでは、荷受端末30のICタグリーダ35cにより、到着した荷物のICタグ20からの情報読み取りが行われる。読み取った情報は、ホスト50に送られる。すなわち、ホスト50は、前記情報を受け取って、到着処理570を実行する(ステップ571)。
一方、ターミナルでは、到着処理を行った荷物については、荷受端末30が、保管用ロッカーを指定する(ステップ311)。その指定に従って、該当するロッカー90に荷物が収容され保管される。保管状態あることは、ホスト50に報告され(ステップ571)、到着処理570により管理される。
次に、ホスト50では、引取催促580により、荷受人に、荷物が到着した旨を、荷物が引き取られるまで、繰り返し通知する(ステップ581)。通知は、荷受人についての通信手段の情報に基づいてお粉留。例えば、メールがあれば、メールにより、またファックスがあればファックスにより、それらがない場合には、電話により、それぞれ通知を行う。
荷受人が荷物の引取を行う場合には、予め知らせてあるICタグ登録番号および暗証番号を荷受端末30の入力装置34を介して入力すると、それらの情報がホスト50に送られて到着処理において受け入れを行う(ステップ573)。ついで、ホスト50において、精算処理が行われる。すなわち、経路変更等により生じた各種費用について精算する。この結果は、ホスト50から荷物が存在するターミナルの荷受端末30に送られる(ステップ573)。
荷受端末30では、ホスト50から送られる精算情報を受け取って、表示装置33に表示する(ステップ321)。表示される情報は、例えば、引取延滞ロッカー使用料の徴収、経路・行先変更の精算、到着遅延払い戻し等が挙げられる。ここで、料金が精算され、挿差し引きゼロか、追徴か、払い戻しかによって、料金支払機36により、料金の納付、または、払い戻しが行われる(ステップ322)。この際、図示していないプリンタにより、入金・返金領収証が発行される。
精算が終了すると、荷受端末30は、荷物受渡320により荷物の受け渡しを行う(ステップ332)。具体的には、荷物を保管しているロッカーの施錠を解錠するための操作信号を生成して、ロッカーの解錠機構部91を操作して、解錠処理を行う。
以上に述べたように、本実施形態によれば、荷物の配送の受付けから引渡しまでをICタグにより管理することとしている。その結果、荷物の追跡が容易になり、また、経路変更も容易になる。
図1は本発明の一実施形態に係る荷物配送システムの全体構成の概要を示すブロック図。 図2に配送受付端末のハードウェアシステム構成の概要を示すブロック図。 図3は荷受端末の一例を示すブロック図。 図4は中継点端末の一例を示すブロック図。 図5は配送依頼受付から配送の契約までの処理の流れを示すフローチャート。 図6は荷物配送過程における処理の流れを示すフローチャート。 図7は荷物が目的地に着いた時の処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
10…配送受付端末、11…コンピュータ本体、13…表示装置、14…入力装置、15…ICタグ発行機、16…料金支払機、20…ICタグ、21,22…、40…、41,42…、50…ホスト、60…配送情報データ・ベース、70…中継点端末。

Claims (2)

  1. 配送業者による配送物をICタグによって管理するホスト端末と、
    前記配送物を一時的に保管する荷受用ロッカーに接続された荷受端末と、
    配送の中継地点に設置され、ICタグに前記配送物の配送先、及び配送経路を書き込む中継点端末と、を備え、
    各端末は、相互にネットワークで接続され、
    前記ホスト端末は、
    前記配送物の差出人、及び荷受人から、前記荷受用ロッカーを含む配送先、及び配送経路に関する変更を受け付ける受付手段と、
    前記配送先、及び配送経路に関する変更を受け付けると、新たな配送先、及び配送経路を設定し、前記中継点端末に出力する設定手段と、
    前記荷受端末から、配送物を識別するための識別番号を含む到着情報を受け付けると、前記荷受人へ、配送物の到着を通知する通知手段と、を有し、
    前記荷受端末は、
    配送物が到着すると、該配送物のICタグから、少なくとも識別番号を読み取る読取手段と、
    配送業者に、到着した配送物の収納先の荷受用ロッカーを指定する指定手段と、
    前記識別番号を含む到着情報を、前記ホスト端末に通知する通知手段と、
    荷受人から識別番号の入力を受け付ける受付手段と、
    受け付けた識別番号で特定される荷受用ロッカーを解錠する解錠手段と、を有していること
    を特徴とする荷物配送システム。
  2. 請求項1に記載の荷物配送システムであって、
    前記荷受端末の解錠手段は、
    荷受人から識別番号の入力を受け付けると、前記ホスト端末に該識別番号を含む清算要求を出力し、前記ホスト端末から清算額を受け付けると、該清算額に応じて前記荷受人からの料金の精算を受け付ける清算手段をさらに有し、
    前記ホスト端末は、
    前記荷受端末から前記清算要求を受け付けると、前記配送先、及び配送経路が変更されたことによる配送料金の清算額を算出し、前記荷受端末に出力する算出手段をさらに有していること、
    を特徴とする荷物配送システム。
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