JP2002087094A - 4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装置 - Google Patents
4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装置Info
- Publication number
- JP2002087094A JP2002087094A JP2000282897A JP2000282897A JP2002087094A JP 2002087094 A JP2002087094 A JP 2002087094A JP 2000282897 A JP2000282897 A JP 2000282897A JP 2000282897 A JP2000282897 A JP 2000282897A JP 2002087094 A JP2002087094 A JP 2002087094A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle speed
- clutch
- vehicle
- stop
- electronic control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K23/00—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
- B60K23/08—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles
- B60K23/0808—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles for varying torque distribution between driven axles, e.g. by transfer clutch
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2520/00—Input parameters relating to overall vehicle dynamics
- B60W2520/10—Longitudinal speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2710/00—Output or target parameters relating to a particular sub-units
- B60W2710/10—Change speed gearings
- B60W2710/105—Output torque
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2720/00—Output or target parameters relating to overall vehicle dynamics
- B60W2720/40—Torque distribution
- B60W2720/403—Torque distribution between front and rear axle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
択時における異音発生の防止との両立を図ることができ
る4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装置を提供するこ
と。 【解決手段】 前後輪に伝達されるトルク配分を制御す
る電子制御クラッチを有した4輪駆動車において、ロッ
クモードが選択されているとき、検出される車速が車両
が停止状態であると判断する停止判断車速未満になると
電子制御クラッチを解放する停止時制御手段を設けた。
Description
の締結トルクを制御することにより前後輪への駆動トル
ク配分を可変に制御する4輪駆動車に適用される前後輪
トルク配分制御装置の技術分野に属する。
制御する電子制御クラッチを有し、2WDモード(クラ
ッチ解放)、LOCKモード(クラッチ締結トルク固
定)、AUTOモード(走行状態に応じて前後輪トルク
配分を自動的に変更制御するモード)を持ち、手動スイ
ッチ操作によるモード切り替えが可能な4輪駆動車とし
ては、例えば、特開昭63−170129号公報に記載
のものが知られている。
れている電子制御クラッチは、電子制御により制御油圧
を得て、この制御油圧により多板クラッチを押し付けて
締結するタイプのクラッチであり、締結トルクの発生媒
体が作動油であるため、LOCKモードを選択し、右も
しくは左にフル転舵した状態で、前進または後退を行う
走行シーンにおいて、クラッチの締結、ドライブシャフ
ト、プロペラシャフトのねじり等により、4輪駆動ユニ
ットにトルクがこもっても異音が発生するという問題は
生じない。
板クラッチを押し付けて締結するタイプの電子制御クラ
ッチの場合、締結トルクを機械的なカム機構により得る
ようにしているため、LOCKモードを選択し、右もし
くは左にフル転舵した状態で、前進または後退を行う走
行シーンにおいて、電子制御クラッチが収められた4輪
駆動ユニットに締結トルクがこもることにより異音が発
生するという問題がある。
常にエンジン駆動トルクが前後輪へ50:50の配分で
伝達されるため、LOCKモードの前進(または後退)
で、ゆっくりフル転舵旋回していると、ドライブシャフ
トやプロペラシャフトのねじれ等により、4輪駆動ユニ
ットにトルクがこもる。この状態で後退(または前進)
に移行した際に、ねじれが急激に戻されることにより、
異音が発生する。
着目すると、LOCKモードを選択した時には、図3の
白抜き矢印に示すように、コントロールカムはロックで
車両後方に引かれ、メインカムはロックで車両前方に押
されることになり、カム溝に配置されているボールは、
カム溝が広がることで拘束力が取り除かれ、遠心力によ
り半径方向の外側に押し出される。その後、ねじれが急
激に戻されると、この拘束力の無い不安定な状態のボー
ルと閉じようとするカム溝とが衝突することで打音が発
生し、これが4輪駆動ユニットの異音となる。
て後退に移行するまでに前記トルクを解放し、トルクの
こもりを取り除くために、車両の停止状態を判断して締
結トルクを解放する対策を施した。
判断して後退(または前進)に移行するまでに締結トル
クを解放しないと異音が消えないという問題が残ってい
た。
もので、その目的とするところは、ロックモード性能の
確保と、ロックモード選択時における異音発生の防止と
の両立を図ることができる4輪駆動車の前後輪トルク配
分制御装置を提供することにある。
め、請求項1記載の発明では、前後輪に伝達されるトル
ク配分を制御する電子制御クラッチを有した4輪駆動車
において、制御モードとして、少なくとも、クラッチ締
結トルクを固定するロックモードと、走行状態に応じて
前後輪トルク配分を自動的に変更制御するオートモード
とを有し、これらのモードの中から手動操作によりモー
ド切り替え選択が可能なモード切替スイッチと、車速を
検出する車速検出手段と、前記モード切替スイッチによ
りロックモードが選択されているとき、検出される車速
が車両が停止状態であると判断する停止判断車速未満に
なると前記電子制御クラッチを解放する停止時制御手段
と、を備えていることを特徴とする。
の4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装置において、ア
クセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、ロック
モード選択時で、前記停止時制御手段により電子制御ク
ラッチが解放されているとき、検出されるアクセル開度
がアクセルオン判断開度以上になると、前記電子制御ク
ラッチに対し締結トルクを得る指令を出力するアクセル
踏み込み発進時制御手段を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装
置において、前記4輪駆動車を、トルクコンバータを有
する自動変速機がドライブトレーンに搭載された車両と
し、ロックモード選択時で、前記停止時制御手段により
電子制御クラッチが解放され、且つ、検出されるアクセ
ル開度がアクセルオン判断開度未満であるとき、検出さ
れる車速が停止判断車速よりも高いクリープ発進判断車
速となるまでは電子制御クラッチの解放を維持するクリ
ープ発進時制御手段を設けたことを特徴とする。
の4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装置において、前
記停止時制御手段は、前記モード切替スイッチによりロ
ックモードが選択されているとき、検出される車速が設
定車速未満で、停止意志が判断されると、前記電子制御
クラッチに対し車速の低下と共に段階的もしくは無段階
に締結トルクを低下させる指令を出力し、検出される車
速が停止判断車速未満になると前記電子制御クラッチを
解放する手段としたことを特徴とする。
は、モード切替スイッチによりクラッチ締結トルクを固
定するロックモードが選択されているとき、停止時制御
手段において、車速検出手段により検出される車速が車
両が停止状態であると判断する停止判断車速未満になる
と電子制御クラッチを解放する制御が行われる。すなわ
ち、LOCKモードを選択し、右もしくは左にフル転舵
した状態で、前進または後退を行う走行シーンにおい
て、電子制御クラッチの締結トルクを保ったままにして
おくと、電子制御クラッチが収められた4輪駆動ユニッ
トにトルクがこもることで異音が発生するし、また、電
子制御クラッチを車両の停止判断に基づいて解放しても
前進または後退に移行するまでに解放しないと異音が消
えない。これに対し、ロックモード時に走行状態から停
止に移行する時、車両がほぼ停止状態であることを示す
車速が停止判断車速未満という判断条件が成立すると、
電子制御クラッチを解放する制御が行われることで、車
両が停止状態であることを確認してからクラッチ解放す
る場合のように、クラッチの解放タイミングが遅れるこ
となく、確実に異音発生を防止することができる。よっ
て、車両がほぼ停止状態になるまでは締結トルクが保た
れることによるロックモード性能の確保と、適切なクラ
ッチ解放タイミングによるロックモード選択時における
異音発生の防止との両立を図ることができる。
ード選択時で、停止時制御手段により電子制御クラッチ
が解放されているとき、アクセル踏み込み発進時制御手
段において、アクセル開度検出手段により検出されるア
クセル開度がアクセルオン判断開度以上になると、電子
制御クラッチに対し締結トルクを得る指令が出力され
る。すなわち、停止状態から発進に移行する時、例え
ば、停止時制御と同様に、車速条件により電子制御クラ
ッチを締結すると、車速が設定された車速となるまでは
2WD状態のままであり、ロックモードによる4輪駆動
性能を生かした良好な発進性が得られない。これに対
し、アクセル開度がアクセルオン判断開度以上というア
クセル開度条件によって、ドライバの発進意志に沿うよ
うに、停止状態から発進に移行する時、発進意志が確認
されたら直ちにクラッチ締結によるロックモードに復帰
させることで、ロックモードによる4輪駆動性能を生か
した良好な発進性を得ることができる。
車が、トルクコンバータを有する自動変速機がドライブ
トレーンに搭載された車両であり、ロックモード選択時
で、停止時制御手段により電子制御クラッチが解放さ
れ、且つ、検出されるアクセル開度がアクセルオン判断
開度未満であるとき、クリープ発進時制御手段におい
て、検出される車速が停止判断車速よりも高いクリープ
発進判断車速となるまでは電子制御クラッチの解放が維
持される。よって、トルクコンバータのクリープトルク
によるクリープ発進時、クリープ発進判断車速となるま
では電子制御クラッチの解放が維持されることで、フル
転舵した状態であってもクラッチ締結により発生するド
ライブトレーンのねじれによる車両姿勢の変化を防止す
ることができる。
御手段において、モード切替スイッチによりロックモー
ドが選択されているとき、検出される車速が設定車速未
満で、停止意志が判断されると、電子制御クラッチに対
し車速の低下と共に段階的もしくは無段階に締結トルク
を低下させる指令が出力され、検出される車速が車両が
停止状態であると判断する停止判断車速未満になると電
子制御クラッチが解放される。すなわち、車両がほぼ停
止状態であることを判断して素早く締結トルクを解放す
ると異音は消えるが、高い締結トルクから一気にトルク
をゼロにするクラッチ解放動作により、ドライブトレー
ンでねじれトルクが急激に無くなり、この戻り反力によ
り車体を揺れさせてしまう。これに対し、アクセル足離
し操作や制動操作等により停止意志が判断されると、予
め高い車速から車速の低下と共に段階的もしくは無段階
に締結トルクを低下させるようにしているため、最終的
に電子制御クラッチを解放させるときにトルク変化幅が
小さく抑えられる。よって、ロックモード時に走行状態
から停止に移行する時、車体の揺れを防止しながら電子
制御クラッチを解放させることができる。
明する。
図1は実施の形態1における4輪駆動車の前後輪トルク
配分制御装置を示す全体システム図であり、1はエンジ
ン、2はトランスミッション、3はフロントディファレ
ンシャル、4,5はフロント側ドライブシャフト、6,
7は左右の前輪、8はトランスファー、9はプロペラシ
ャフト、10は電子制御クラッチ、11はリアディファ
レンシャル、12,13はリア側ドライブシャフト、1
4,15は左右の後輪である。なお、トランスミッショ
ン2にはトルクコンバータ2aを有する。
ョン2を経過した駆動トルクを、前輪6,7側に伝達す
るFF車(フロントエンジン・フロントドライブ車)を
ベースとし、電子制御クラッチ10を介して後輪14,
15にエンジン駆動トルクの一部を伝達する4輪駆動車
であり、駆動力配分比(%)は、電子制御クラッチ10
が締結解放状態では、前輪:後輪=100:0(%)の
前後輪駆動配分比であり、電子制御クラッチ10が完全
締結状態では、前輪:後輪=50:50(%)の前後輪
等配分比であり、電子制御クラッチ10の締結度合いに
応じて後輪配分比が0%〜50%まで無段階に制御され
る。ちなみに、本実施の形態1の場合は、制御モードと
して、2WDモードとLOCKモードとAUTOモード
とを持ち、2WDモードでは、電子制御クラッチ10が
解放された前輪駆動車状態となり、LOCKモードで
は、基本的に電子制御クラッチ10が固定された締結ト
ルクにより締結された完全4輪駆動状態となり、AUT
Oモードでは、前後輪回転速度差やアクセル開度や車速
等の走行状態に応じて前後輪トルク配分を自動的に変更
制御され、これらのモードは、モード切替スイッチ17
により切り替え選択される。
トローラ16からの駆動電流により制御され、4WDコ
ントローラ16には、モード切替スイッチ17からのモ
ードスイッチ信号と、エンジン回転数センサ18からの
エンジン回転数信号と、アクセル開度センサ19からの
アクセル開度信号と、左前輪速センサ20からの左前輪
速信号と、右前輪速センサ21からの右前輪速信号と、
左後輪速センサ22からの左後輪速信号と、右後輪速セ
ンサ23からの右後輪速信号が入力され、4WDコント
ローラ16からは、電子制御クラッチ10の電磁ソレノ
イド24に対し駆動電流が出力されると共に、インジケ
ータ25に対し表示指令が出力され、警告灯&警報26
に対し点灯警報指令が出力される。
であり、図3は電子制御クラッチ10のカム機構を示す
斜視図及び作用説明図である。図2及び図3において、
24は電磁ソレノイド、27はクラッチ入力軸、28は
クラッチ出力軸、29はクラッチハウジング、30はア
ーマチュア、31はコントロールクラッチ、32はコン
トロールカム、33はメインカム、34はボール、35
はメインクラッチ、36はカム溝である。
プロペラシャフト9に連結され、他端部がクラッチハウ
ジング29に固定され、前記クラッチ出力軸28は、前
記リアディファレンシャル11の入力ギアに固定されて
いる。
チハウジング29とコントロールカム32との間に介装
されたクラッチで、前記メインクラッチ35は、クラッ
チハウジング29とクラッチ出力軸28との間に介装さ
れたクラッチである。
33と、両カム32,33に形成されたカム溝36,3
6の間に挟持されたボール34により、図3に示すよう
にカム機構が構成される。
について説明する。まず、4WDコントローラ16から
の指令により、電磁ソレノイド24に電流が流される
と、電磁ソレノイド24の回りに磁界が発生し、アーマ
チュア30をコントロールクラッチ31側に引き寄せ
る。この引き寄せられたアーマチュア30に押され、コ
ントロールクラッチ31で摩擦トルクが発生し、コント
ロールクラッチ31で発生した摩擦トルクは、カム機構
のコントロールカム32に伝達される。コントロールカ
ム32に伝達されたトルクは、カム溝36,36及びボ
ール34を介してメインカム33をフロント方向に押し
付ける。メインカム33がメインクラッチ35を押し、
メインクラッチ35に電流値に比例した摩擦トルクが発
生する。メインクラッチ35で発生したトルクは、クラ
ッチ出力軸28を経過し、駆動トルクとしてリアディフ
ァレンシャル11へと伝達される。
コントローラ16で実行されるLOCKモード制御処理
の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップにつ
いて説明する。
7からのモードスイッチ信号と、左後輪速センサ22か
らの左後輪速VRLと、右後輪速センサ23からの右後輪
速VRRと、アクセル開度センサ19からのアクセル開度
Aが読み込まれる。
ードがLOCKモードか、2WDモードか、AUTOモ
ードかが判断される。この判断で、2WDモードの場合
には、ステップ42へ進み、電子制御クラッチ10を解
放する2WDモード制御が実行される。また、AUTO
モードの場合には、ステップ43へ進み、走行状態に応
じて電子制御クラッチ10の締結トルクが制御される。
LOCKモードの場合は、ステップ44以降の流れに進
む。
GSが、FLGS=0かどうかが判断され、YESの時
にはステップ45以降の停止時制御処理へ進み、NOの
時にはステップ54以降の発進時制御処理へ進む。な
お、FLGS=0は走行状態を示し、FLGS=1は停
止状態を示す。
(例えば、20km/h)以上かどうかが判断され、V≧V
cの場合にはステップ43へ進み、V<Vcの場合には
ステップ47へ進む。ここで、車速Vは、左後輪速VRL
と右後輪速VRRのうち高い方が選択される(セレクトハ
イ)。
T=TL1(例えば、65kgm)が得られる指令が出力さ
れる。
セルON判断開度Aon(例えば、5%)未満かどうか、
すなわち、停止意志があるかどうかが判断され、A≧A
onで停止意志が無いと判断された場合はステップ46へ
進み、A<Aonで停止意志があると判断された場合はス
テップ48へ進む。
(例えば、10km/h)以上かどうかが判断され、V≧V
bの場合にはステップ49へ進み、V<Vbの場合には
ステップ50へ進む。
T=TL2(例えば、30kgm)が得られる指令が出力さ
れる。
Va(例えば、2.75km/h)以上かどうかが判断さ
れ、V≧Vaの場合にはステップ51へ進み、V<Va
の場合にはステップ52へ進む。
T=TL3(例えば、10kgm)が得られる指令が出力さ
れる。
T=0(クラッチ解放)が得られる指令が出力される。
GSが、FLGS=0からFLGS=1に書き換えられ
る。
セルON判断開度Aon(例えば、5%)以上かどうか、
すなわち、発進意志を持って踏み込まれているかどうか
が判断され、A≧Aonで発進意志有りと判断された場合
はステップ55へ進み、A<Aonで発進意志無しと判断
された場合はステップ57へ進む。
T=TL1(例えば、65kgm)が得られる指令が出力さ
れる。
GSが、FLGS=1からFLGS=0に書き換えられ
る。
を判断する設定車速Vb(例えば、10km/h)以上かど
うかが判断され、V≧Vbの場合にはステップ58へ進
み、V<Vbの場合にはステップ59へ進む。
T=TL2(例えば、30kgm)が得られる指令が出力さ
れる。
T=0(クラッチ解放)が得られる指令が出力される。
イッチ17によりクラッチ締結トルクをTL1に固定する
LOCKモードが選択されているとき、図4のフローチ
ャートにおいて、ステップ50で車速Vが停止判断車速
Va未満と判断されると、ステップ52へ進み、締結ト
ルクTをT=0、つまり、電子制御クラッチ10を解放
する制御が行われる。
しくは左にフル転舵した状態で、前進または後退を行う
走行シーンにおいて、図5の(イ)に示すように、電子
制御クラッチを締結トルクTLにより締結を保ったまま
にしておくと、電子制御クラッチが収められた4輪駆動
ユニットにトルクがこもることによって異音が発生す
る。
から停止に移行する時、車両がほぼ停止状態であること
を示す車速Vが停止判断車速Va未満という判断条件が
成立すると、図5の(ロ)に示すように、電子制御クラ
ッチ10を解放する制御が行われることで、車両が停止
状態であることを確認してからクラッチ解放する場合の
ように、クラッチ解放タイミングが遅れることなく、確
実に異音発生を防止することができる。
締結トルクTL1による締結が保たれることによるLOC
Kモード性能の確保と、適切なクラッチ解放タイミング
によるLOCKモード選択時における異音発生の防止と
の両立を図ることができる。
CKモード選択時で、停止時制御により電子制御クラッ
チ10が解放されているとき、図4のフローチャートで
ステップ44からステップ54へ進み、ステップ54に
おいて、アクセル開度AがアクセルON判断開度Aon以
上になると、ステップ55へ進み、電子制御クラッチ1
0に対し締結トルクTL1を得る指令が出力される。
時、図6の(イ)に示すように、電子制御クラッチを締
結トルクTLにより締結を保ったままにしておくと、上
記のように異音が発生するという問題が生じる。
例えば、停止時制御と同様に、車速条件により電子制御
クラッチを締結すると、車速が設定された車速となるま
では2輪駆動状態のままであり、LOCKモードによる
4輪駆動性能を生かした良好な発進性が得られない。
N判断開度Aon以上というアクセル開度条件は、ドライ
バの発進意志を表し、図6の(ロ)に示すように、ドラ
イバの発進意志を検出すると、直ちに締結トルクTL1を
得てLOCKモードに入るようにしている。
発進意志が確認されたら直ちにクラッチ締結によるLO
CKモードに復帰させることで、LOCKモードによる
4輪駆動性能を生かした良好な発進性を得ることができ
る。
れる4輪駆動車は、図1に示すように、トルクコンバー
タ2aを有するトランスミッション2がドライブトレー
ンに搭載された車両である。
り電子制御クラッチ10が解放され、且つ、検出される
アクセル開度Aがアクセルオン判断開度Aon未満である
とき、図4のフローチャートでステップ54→ステップ
57へ進む流れとなり、ステップ57において、車速V
が停止判断車速Vaよりも高いクリープ発進を判断する
設定車速Vb以上と判断されるまでは、電子制御クラッ
チ10の解放が維持される。
行する時、図7の(イ)に示すように、電子制御クラッ
チを締結トルクTLにより締結を保ったままにしておく
と、上記のように異音が発生するという問題が生じる。
る時、解放されている電子制御クラッチ10を車速Vが
停止判断車速Vaを超えると直ちに締結すると、クラッ
チ締結により発生するドライブトレーンのねじれによる
車両姿勢の変化が生じる。
車速Vが停止判断車速Vaよりも高いクリープ発進を判
断する設定車速Vb以上と判断されるまでは、電子制御
クラッチ10の解放を維持するようにした。
クによるクリープ発進時、クリープ発進を判断する設定
車速Vbとなるまでは電子制御クラッチ10の解放が維
持されることで、クラッチ締結による車両姿勢の変化を
防止することができる。
止時制御において、図4のフローチャートで、車速Vが
設定車速Vc未満であると、ステップ45からステップ
47へ進み、ステップ47において、アクセルOFF操
作により停止意志が判断されると、電子制御クラッチ1
0に対し車速の低下と共に締結トルクTをTL1→TL2→
TL3というように段階的に低下させる指令が出力され、
ステップ50において、車速Vが停止判断車速Va未満
になるとステップ52へ進み、電子制御クラッチ10が
解放される。
しくは左にフル転舵した状態で、前進または後退を行う
走行シーンにおいて、図8の(イ)に示すように、電子
制御クラッチを締結トルクTLにより締結を保ったまま
にしておくと、電子制御クラッチが収められた4輪駆動
ユニットにトルクがこもることにより異音が発生する。
判断して素早く締結トルクを解放すると異音は消える
が、高い締結トルクから一気にトルクをゼロにするクラ
ッチ解放動作により、ドライブトレーンでねじれトルク
が急激に無くなり、この戻り反力により車体を揺れさせ
てしまう。
アクセルOFF操作(アクセル足離し操作)により停止
意志が判断されると、予め高い車速Vcから車速がVb
→Vaへと降下すると共に段階的に締結トルクTをTL1
→TL2→TL3へと低下させるようにしているため、最終
的に電子制御クラッチ10を解放させるときにトルク変
化幅が小さく抑えられる。
停止に移行する時、車体の揺れを防止しながら電子制御
クラッチ10を解放させることができる。
アクセルONで発進する場合と、クリープで発進する場
合での締結トルク変動特性について図9により説明す
る。
上)で発進する場合 1) 停止→アクセルONで発進(−間)→アクセ
ルONのまま走行(−間)→車速Vc以上はAUT
Oモードに切り替わる。ただし、モードインジケータは
LOCKのまま(以降) 2) 停止→アクセルONで発進(−間)→アクセ
ルONのまま走行(−間)→車速Vb〜Vc未満、
アクセルOFF(−間)→車速Vb〜Vc間をアク
セルOFFで走行(−間)→車速Va〜Vb未満、
アクセルOFFで走行(→−間)→車速0〜V
a、停止(→) 3) 停止→アクセルONで発進(−間)→車速
Va〜Vb未満、アクセルONのまま走行(−間
で、車速Va〜Vb)→車速Va〜Vb未満、アクセル
OFF(→−間)→車速0〜Va、停止(→
)。
開度5%未満))で発進する場合 1) 停止→アクセルOFFでクリープ発進(−
間)→車速Va〜Vb未満、アクセルOFF(−
間)→車速Vb〜Vc、アクセルOFF(→−(10)
間)→車速Vc以上、アクセルOFFでAUTOモード
に切り替わる。(ただし、モードインジケータはLOC
Kのまま) 上記のケースでは、ドライ路面で、LOCKモード、フ
ル転舵状態で走行する時に、アクセルONではタイトコ
ーナブレーキで車が失速する。アクセルOFFではタイ
トコーナブレーキにより一旦失速するが、停止を判断す
ると(非駆動輪の外側がVa未満になった時)、駆動ト
ルクを解放するため、2輪駆動状態となり、フル転舵、
クリープで走行することができる。 2) 停止→アクセルOFFでクリープ発進(−
間)→車速Va〜Vb未満、アクセルOFF(−
間)→車速Va〜Vb、アクセルON(−間にジャ
ンプ)→車速Va〜Vb未満、アクセルOFF(→
−間)→車速0〜Va、停止(→)。
判断車速Va未満になると電子制御クラッチ10を解放
する制御が行われるため、車両がほぼ停止状態になるま
では締結トルクTL1による締結が保たれることによるL
OCKモード性能の確保と、適切なクラッチ解放タイミ
ングによるLOCKモード選択時における異音発生の防
止との両立を図ることができる。
により電子制御クラッチ10が解放されているとき、ア
クセル開度AがアクセルON判断開度Aon以上になる
と、電子制御クラッチ10に対し締結トルクTL1を得る
指令が出力されるため、停止状態から発進に移行する
時、発進意志が確認されたら直ちにクラッチ締結による
ロックモードに復帰させることで、LOCKモードによ
る4輪駆動性能を生かした良好な発進性を得ることがで
きる。
により電子制御クラッチ10が解放され、且つ、アクセ
ル開度AがアクセルON判断開度Aon未満であるとき、
車速Vがクリープ発進を判断する設定車速Vbとなるま
では電子制御クラッチ10の解放が維持されるため、ク
リープ発進時、クラッチ締結により発生するドライブト
レーンのねじれによる車両姿勢の変化を防止することが
できる。
車速Vc未満で、停止意志が判断されると、電子制御ク
ラッチ10に対し車速の低下と共に段階的に締結トルク
Tを低下させる指令が出力され、車速Vが停止判断車速
Va未満になると電子制御クラッチ10が解放されるた
め、LOCKモード時に走行状態から停止に移行する
時、車体の揺れを防止しながら電子制御クラッチ10を
解放させることができる。
輪駆動ベースによる前後輪トルク配分制御装置の例を示
したが、後輪駆動ベースによる前後輪トルク配分制御装
置や、前輪駆動系と後輪駆動系にそれぞれ電子制御クラ
ッチを設けて前後輪のトルク配分を制御する装置にも適
用することができる。
て、電磁ソレノイドにより作動するコントロールクラッ
チと、カム機構を介して締結されるメインクラッチを用
いたクラッチの例を示したが、コントロールクラッチと
して、制御油圧により締結される多板クラッチを用いた
ものや、カム溝とボールによるカム機構以外のカム機構
にも適用することができる。
時、車速Vが設定車速Vc未満で、停止意志が判断され
ると車速の低下と共に段階的に締結トルクを低下させる
例を示したが、車速の低下と共に無段階に締結トルクを
低下させるようにしても良い。
より停止意志を判断する例を示したが、ブレーキ操作や
車速等を1つまたは複数組み合わせることで、停止意志
を判断するようにしても良い。
ク配分制御装置を示す全体システム図である。
られた電子制御クラッチを示す概略図である。
られた電子制御クラッチのカム機構を示す斜視図であ
る。
られた4WDコントローラで行われるLOCKモード制
御処理を示すフローチャートである。
を表す対策前の従来と対策後の本実施の形態1との対比
タイムチャートである。
進時制御を表す対策前の従来と対策後の本実施の形態1
との対比タイムチャートである。
を表す対策前の従来と対策後の本実施の形態1との対比
タイムチャートである。
を表す対策前の従来と対策後の本実施の形態1との対比
タイムチャートである。
を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 前後輪に伝達されるトルク配分を制御す
る電子制御クラッチを有した4輪駆動車において、 制御モードとして、少なくとも、クラッチ締結トルクを
固定するロックモードと、走行状態に応じて前後輪トル
ク配分を自動的に変更制御するオートモードとを有し、
これらのモードの中から手動操作によりモード切り替え
選択が可能なモード切替スイッチと、 車速を検出する車速検出手段と、 前記モード切替スイッチによりロックモードが選択され
ているとき、検出される車速が車両が停止状態であると
判断する停止判断車速未満になると前記電子制御クラッ
チを解放する停止時制御手段と、 を備えていることを特徴とする4輪駆動車の前後輪トル
ク配分制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の4輪駆動車の前後輪ト
ルク配分制御装置において、 アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、 ロックモード選択時で、前記停止時制御手段により電子
制御クラッチが解放されているとき、検出されるアクセ
ル開度がアクセルオン判断開度以上になると、前記電子
制御クラッチに対し締結トルクを得る指令を出力するア
クセル踏み込み発進時制御手段を設けたことを特徴とす
る4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の4輪駆
動車の前後輪トルク配分制御装置において、 前記4輪駆動車を、トルクコンバータを有する自動変速
機がドライブトレーンに搭載された車両とし、 ロックモード選択時で、前記停止時制御手段により電子
制御クラッチが解放され、且つ、検出されるアクセル開
度がアクセルオン判断開度未満であるとき、検出される
車速が停止判断車速よりも高いクリープ発進判断車速と
なるまでは電子制御クラッチの解放を維持するクリープ
発進時制御手段を設けたことを特徴とする4輪駆動車の
前後輪トルク配分制御装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の4輪駆動車の前後輪ト
ルク配分制御装置において、 前記停止時制御手段は、前記モード切替スイッチにより
ロックモードが選択されているとき、検出される車速が
設定車速未満で、停止意志が判断されると、前記電子制
御クラッチに対し車速の低下と共に段階的もしくは無段
階に締結トルクを低下させる指令を出力し、検出される
車速が停止判断車速未満になると前記電子制御クラッチ
を解放する手段としたことを特徴とする4輪駆動車の前
後輪トルク配分制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000282897A JP3520915B2 (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装置 |
EP01119328A EP1188596B1 (en) | 2000-09-19 | 2001-08-10 | Forward and aft torque distribution control system and method for 4wd vehicle |
DE60140164T DE60140164D1 (de) | 2000-09-19 | 2001-08-10 | Front- und Heck- Drehmomentverteilungs- Steuerungssystem und -verfahren für vierradgetriebenes Fahrzeug |
US09/933,160 US6662893B2 (en) | 2000-09-19 | 2001-08-21 | Forward and aft torque distribution control system for 4WD vehicle and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000282897A JP3520915B2 (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002087094A true JP2002087094A (ja) | 2002-03-26 |
JP3520915B2 JP3520915B2 (ja) | 2004-04-19 |
Family
ID=18767331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000282897A Expired - Lifetime JP3520915B2 (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6662893B2 (ja) |
EP (1) | EP1188596B1 (ja) |
JP (1) | JP3520915B2 (ja) |
DE (1) | DE60140164D1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006096201A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の駆動力制御装置 |
JP2011152818A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Advics Co Ltd | 車両の制御方法及び車両の制御装置 |
WO2018185827A1 (ja) * | 2017-04-04 | 2018-10-11 | 日産自動車株式会社 | 4輪駆動車のクラッチ制御方法及びクラッチ制御装置 |
CN112283337A (zh) * | 2019-07-09 | 2021-01-29 | 本田技研工业株式会社 | 车辆控制装置、车辆和车辆控制方法 |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3863457B2 (ja) * | 2002-04-26 | 2006-12-27 | 株式会社ジェイテクト | 4輪駆動車の駆動力配分制御装置及び駆動力配分方法 |
US6790154B1 (en) * | 2003-03-21 | 2004-09-14 | Borgwarner, Inc. | Rear axle having electromagnetic clutches and geared differential |
JP4449330B2 (ja) * | 2003-04-28 | 2010-04-14 | 株式会社ジェイテクト | 前後輪駆動車用の制御装置 |
US7383910B2 (en) * | 2004-03-31 | 2008-06-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Drive force control method for four-wheel drive vehicle |
DE102004046008B4 (de) * | 2004-09-16 | 2012-01-26 | Getrag Driveline Systems Gmbh | Antriebsstrang und Verfahren zum Ansteuern eines Antriebsstranges |
US7908063B2 (en) * | 2006-05-03 | 2011-03-15 | GM Global Technology Operations LLC | Synchronous shift execution for hybrid transmission |
US8092339B2 (en) * | 2007-11-04 | 2012-01-10 | GM Global Technology Operations LLC | Method and apparatus to prioritize input acceleration and clutch synchronization performance in neutral for a hybrid powertrain system |
JP5073537B2 (ja) | 2008-03-06 | 2012-11-14 | 富士重工業株式会社 | 動力伝達装置 |
JP5098736B2 (ja) * | 2008-03-25 | 2012-12-12 | 株式会社明電舎 | 車両速度制御装置 |
DE112010004718T5 (de) * | 2009-12-08 | 2012-09-20 | American Axle & Manufacturing, Inc. | Entkoppelbare Heckantriebsachse für in Längsrichtung angeordnete Antriebsstränge |
FR2958589B1 (fr) * | 2010-04-12 | 2013-04-12 | Renault Sa | Procede et dispositif de distribution d'un couple moteur entre deux trains de roues d'un vehicule a moteur. |
FR2958591B1 (fr) * | 2010-04-12 | 2012-06-01 | Renault Sa | Procede de fonctionnement d'un systeme de transmission d'un vehicule automobile |
GB2488529A (en) * | 2011-02-18 | 2012-09-05 | Land Rover Uk Ltd | Vehicle with power transfer clutch actuator which reduces mode chattering |
GB2488527A (en) | 2011-02-18 | 2012-09-05 | Land Rover Uk Ltd | Vehicle with speed threshold for transition to two or multi wheel drive |
US8790217B1 (en) | 2013-03-01 | 2014-07-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicles including differential lock controller and methods |
JP5841584B2 (ja) * | 2013-12-06 | 2016-01-13 | 富士重工業株式会社 | パワートレインの制御装置 |
FR3014775B1 (fr) * | 2013-12-12 | 2017-03-31 | Renault Sas | Systeme de commande d'un coupleur entre train avant et train arriere d'un vehicule automobile et procede de commande associe |
JP6380444B2 (ja) * | 2016-03-29 | 2018-08-29 | マツダ株式会社 | ハイブリッド車及び車両 |
JP6603199B2 (ja) * | 2016-12-20 | 2019-11-06 | 株式会社Subaru | 全輪駆動車の制御装置 |
JP7051611B2 (ja) * | 2018-06-28 | 2022-04-11 | 本田技研工業株式会社 | 車両制御装置 |
JP2020048296A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 本田技研工業株式会社 | 4輪駆動車両の制御システム及び4輪駆動車両の制御方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59206228A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-22 | Nissan Motor Co Ltd | 4輪駆動車 |
IT1185865B (it) * | 1985-08-06 | 1987-11-18 | Alfa Romeo Auto Spa | Dispositivo di controllo per un veicolo a trazione integrale disinseribile |
US4702341A (en) * | 1985-12-13 | 1987-10-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Four wheel drive vehicle slippage control device and method limiting center differential action according to input torque supplied thereto |
JPH0712793B2 (ja) * | 1986-01-31 | 1995-02-15 | マツダ株式会社 | 車両の動力伝達装置 |
JP2522777B2 (ja) | 1987-01-09 | 1996-08-07 | 日産自動車株式会社 | 四輪駆動車の駆動系制御装置 |
US5407024A (en) * | 1992-06-24 | 1995-04-18 | Borg-Warner Automotive, Inc. | On demand vehicle drive system |
JP3275563B2 (ja) * | 1994-09-21 | 2002-04-15 | 日産自動車株式会社 | 車両の四輪駆動制御装置 |
US5704444A (en) * | 1995-12-11 | 1998-01-06 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Adaptive vehicle drive system for extreme operating conditioning |
JP3467973B2 (ja) * | 1996-06-20 | 2003-11-17 | 日産自動車株式会社 | 駆動力配分制御装置 |
JP2000282897A (ja) | 1999-03-29 | 2000-10-10 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | 発電機用ディーゼルエンジンの回転数調整機構及び発電機用ディーゼルエンジンの回転数制御装置 |
JP3525879B2 (ja) * | 2000-09-19 | 2004-05-10 | 日産自動車株式会社 | 4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装置 |
-
2000
- 2000-09-19 JP JP2000282897A patent/JP3520915B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-08-10 DE DE60140164T patent/DE60140164D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-08-10 EP EP01119328A patent/EP1188596B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-08-21 US US09/933,160 patent/US6662893B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006096201A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の駆動力制御装置 |
JP2011152818A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Advics Co Ltd | 車両の制御方法及び車両の制御装置 |
WO2018185827A1 (ja) * | 2017-04-04 | 2018-10-11 | 日産自動車株式会社 | 4輪駆動車のクラッチ制御方法及びクラッチ制御装置 |
CN110494318A (zh) * | 2017-04-04 | 2019-11-22 | 日产自动车株式会社 | 四轮驱动汽车的离合器控制方法和离合器控制装置 |
JPWO2018185827A1 (ja) * | 2017-04-04 | 2019-12-19 | 日産自動車株式会社 | 4輪駆動車のクラッチ制御方法及びクラッチ制御装置 |
EP3608142A4 (en) * | 2017-04-04 | 2020-05-27 | Nissan Motor Co., Ltd. | CLUTCH CONTROL METHOD FOR FOUR-DRIVE VEHICLE AND CLUTCH CONTROL DEVICE |
US10759277B2 (en) | 2017-04-04 | 2020-09-01 | Nissan Motor Co., Ltd. | Four-wheel drive vehicle clutch control method and clutch control device |
CN112283337A (zh) * | 2019-07-09 | 2021-01-29 | 本田技研工业株式会社 | 车辆控制装置、车辆和车辆控制方法 |
CN112283337B (zh) * | 2019-07-09 | 2022-04-19 | 本田技研工业株式会社 | 车辆控制装置、车辆和车辆控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1188596A3 (en) | 2005-08-17 |
US20020033293A1 (en) | 2002-03-21 |
EP1188596B1 (en) | 2009-10-14 |
EP1188596A2 (en) | 2002-03-20 |
DE60140164D1 (de) | 2009-11-26 |
US6662893B2 (en) | 2003-12-16 |
JP3520915B2 (ja) | 2004-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3520915B2 (ja) | 4輪駆動車の前後輪トルク配分制御装置 | |
US20050246081A1 (en) | Method and system to prevent unintended rolling of a vehicle | |
US8123659B2 (en) | Method for preventing uncontrolled rollback | |
US20120322617A1 (en) | Reverse speed control apparatus | |
US20010046925A1 (en) | Control system for vehicular automatic transmission | |
JP3938535B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
US6077189A (en) | Automatic clutch with very slow speed | |
JP3427475B2 (ja) | 半自動変速機の制御装置 | |
JP2001153219A (ja) | 自動車用トランスミッション系 | |
US4977988A (en) | Control system for a clutch for a vehicle | |
JP3623368B2 (ja) | 車両の変速装置 | |
JPH0211424A (ja) | 車両後退時の誤操作検出装置および誤操作に対する安全装置 | |
JP2603840B2 (ja) | 電磁式クラッチ付車両のクリープ制御装置 | |
JP2687610B2 (ja) | 車両用無段変速機の速度比制御装置 | |
JP2000257483A (ja) | フューエルカット復帰制御装置 | |
JP2821535B2 (ja) | 車両用自動クラッチの制御装置 | |
JP2899511B2 (ja) | 車両の自動変速装置 | |
JP5003032B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
KR100999146B1 (ko) | 차량의 경사로 발진보조 방법 | |
JP2001165299A (ja) | 車両用自動変速機のクリープ力制御装置 | |
JP4543622B2 (ja) | 四輪駆動車の駆動力配分制御装置 | |
JPH05202951A (ja) | 自動クラッチの制御装置 | |
JPWO2018079347A1 (ja) | 車両の制御装置及び車両の制御方法 | |
JP3075608B2 (ja) | 無段変速機付車両のシフトホールド制御装置 | |
JP6646481B2 (ja) | 車両の制御装置及び車両の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3520915 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100213 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100213 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110213 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120213 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120213 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130213 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130213 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140213 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |