JP2002087040A - 空気圧車高調整装置 - Google Patents
空気圧車高調整装置Info
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2500/00—Indexing codes relating to the regulated action or device
- B60G2500/20—Spring action or springs
- B60G2500/201—Air spring system type
- B60G2500/2014—Closed systems
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車高下降時間を短縮できるとともに、ドライ
ヤ内の除湿剤の除湿再生効率に優れた、コンパクトかつ
安価な空気圧車高調整装置を提供すること。 【解決手段】 コントローラ19は、車高上昇要求時
は、第1タンク弁13及び排気弁17を閉とし車高調整
弁11を開としてコンプレッサ1を作動させて車高を上
昇させ、車高下降要求時は、車高下降制御開始から所定
時間T1内は第2タンク弁15及び排気弁17を閉とし
車高調整弁11及び第1タンク弁13を開として車高を
下降させ(第1の車高下降制御段階)、所定時間T1経
過時に車高が目標車高まで下降していない場合にはその
時点の状態から第1タンク弁13を閉とし排気弁17を
開としてさらに車高を下降させるようにした。
ヤ内の除湿剤の除湿再生効率に優れた、コンパクトかつ
安価な空気圧車高調整装置を提供すること。 【解決手段】 コントローラ19は、車高上昇要求時
は、第1タンク弁13及び排気弁17を閉とし車高調整
弁11を開としてコンプレッサ1を作動させて車高を上
昇させ、車高下降要求時は、車高下降制御開始から所定
時間T1内は第2タンク弁15及び排気弁17を閉とし
車高調整弁11及び第1タンク弁13を開として車高を
下降させ(第1の車高下降制御段階)、所定時間T1経
過時に車高が目標車高まで下降していない場合にはその
時点の状態から第1タンク弁13を閉とし排気弁17を
開としてさらに車高を下降させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアサスペンショ
ンに空気を給排して車高を調整する空気圧車高調整装置
に関する。
ンに空気を給排して車高を調整する空気圧車高調整装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンプレッサにより圧縮した
空気をドライヤで乾燥させ、乾燥した空気をエアサスペ
ンションに給排して車高を調整する空気圧車高調整装置
が知られている。かかる空気圧車高調整装置において
は、車高下降制御を行なう際に車高下降時間を短縮する
ことが要求されているところ、例えば、特許第2881
783号公報には、エアサスペンションとコンプレッサ
の吸込み側とを下降弁を介して接続し、コンプレッサの
吐出側とエアサスペンションとの間には、可逆性除湿剤
を封入したドライヤを介して高圧空気を蓄えるアキュム
レータを接続し、アキュムレータとドライヤとの間に
は、アキュムレータからドライヤへの方向にのみ絞り作
用を行なう一方向絞り弁を介在させ、アキュムレータと
エアサスペンションとの間には上昇弁を介在させた回路
構成を有するものが開示されている。
空気をドライヤで乾燥させ、乾燥した空気をエアサスペ
ンションに給排して車高を調整する空気圧車高調整装置
が知られている。かかる空気圧車高調整装置において
は、車高下降制御を行なう際に車高下降時間を短縮する
ことが要求されているところ、例えば、特許第2881
783号公報には、エアサスペンションとコンプレッサ
の吸込み側とを下降弁を介して接続し、コンプレッサの
吐出側とエアサスペンションとの間には、可逆性除湿剤
を封入したドライヤを介して高圧空気を蓄えるアキュム
レータを接続し、アキュムレータとドライヤとの間に
は、アキュムレータからドライヤへの方向にのみ絞り作
用を行なう一方向絞り弁を介在させ、アキュムレータと
エアサスペンションとの間には上昇弁を介在させた回路
構成を有するものが開示されている。
【0003】このものにおいては、車高下降制御時にお
いて、下降弁を開にしてコンプレッサを作動させエアサ
スペンションからの排気を全てアキュムレータに蓄える
が、このとき一方向絞り弁は、絞りとしては作用しない
ことにより、車高下降時間が短縮できるというものであ
る。また、かかる装置においては、アキュムレータ内の
圧力の上限を検知する必要があるため、アキュムレータ
内の圧力を検出する圧力検出手段が設けられ、またドラ
イヤとコンプレッサの吐出側との間から回路内の圧縮空
気を大気に放出可能な放出弁を設けており、車高調整を
していないときであって、圧力検出手段によりアキュム
レータ内の圧力が上限値以上であることが検出された場
合には、放出弁を開としてアキュムレータからの高圧圧
縮空気を一方向絞り弁により絞ってからドライヤを介し
て大気に放出する。これにより、ドライヤ内の除湿剤が
効率よく除湿再生されるというものである。
いて、下降弁を開にしてコンプレッサを作動させエアサ
スペンションからの排気を全てアキュムレータに蓄える
が、このとき一方向絞り弁は、絞りとしては作用しない
ことにより、車高下降時間が短縮できるというものであ
る。また、かかる装置においては、アキュムレータ内の
圧力の上限を検知する必要があるため、アキュムレータ
内の圧力を検出する圧力検出手段が設けられ、またドラ
イヤとコンプレッサの吐出側との間から回路内の圧縮空
気を大気に放出可能な放出弁を設けており、車高調整を
していないときであって、圧力検出手段によりアキュム
レータ内の圧力が上限値以上であることが検出された場
合には、放出弁を開としてアキュムレータからの高圧圧
縮空気を一方向絞り弁により絞ってからドライヤを介し
て大気に放出する。これにより、ドライヤ内の除湿剤が
効率よく除湿再生されるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の装置に
おいては、車高下降時間は短縮可能であるものの、車高
下降制御時において、エアサスペンションからの排気を
全てアキュムレータに蓄える構成を採用しているため、
アキュムレータの容積は、少なくともエアサスペンショ
ンから排気される最大空気量、すなわち最大積載状態か
ら空車状態へ移行した際に排気されうる空気量を蓄積し
うる容積が必要となるものである。
おいては、車高下降時間は短縮可能であるものの、車高
下降制御時において、エアサスペンションからの排気を
全てアキュムレータに蓄える構成を採用しているため、
アキュムレータの容積は、少なくともエアサスペンショ
ンから排気される最大空気量、すなわち最大積載状態か
ら空車状態へ移行した際に排気されうる空気量を蓄積し
うる容積が必要となるものである。
【0005】このため、アキュムレータを大型化する必
要があり、車両への搭載性を悪化させてしまうという問
題があった。
要があり、車両への搭載性を悪化させてしまうという問
題があった。
【0006】また、前述の装置において、アキュムレー
タを小型化した場合には、アキュムレータに蓄積しきれ
ない空気は、放出弁を開としてコンプレッサを介して大
気に放出するしかない。かかる場合、この放出される空
気はドライヤを介さず大気に放出されることになるが、
この放出される空気は乾燥空気であるため、ドライヤ内
の除湿剤の除湿再生効率が低下してしまうことになる。
タを小型化した場合には、アキュムレータに蓄積しきれ
ない空気は、放出弁を開としてコンプレッサを介して大
気に放出するしかない。かかる場合、この放出される空
気はドライヤを介さず大気に放出されることになるが、
この放出される空気は乾燥空気であるため、ドライヤ内
の除湿剤の除湿再生効率が低下してしまうことになる。
【0007】さらには、前述の装置においては、アキュ
ムレータ内の圧力の上限を検知する必要があるため、前
述のごとく圧力検出手段が必ず必要となり、これは装置
のコスト上昇に繋がるものであった。
ムレータ内の圧力の上限を検知する必要があるため、前
述のごとく圧力検出手段が必ず必要となり、これは装置
のコスト上昇に繋がるものであった。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、車高下降時間を短縮できるとともに、
ドライヤ内の除湿剤の除湿再生効率に優れた、コンパク
トかつ安価な空気圧車高調整装置を提供することを課題
とするものである。
れたものであり、車高下降時間を短縮できるとともに、
ドライヤ内の除湿剤の除湿再生効率に優れた、コンパク
トかつ安価な空気圧車高調整装置を提供することを課題
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、空気を圧縮するコンプレッサと、可逆性
除湿剤が封入されたドライヤと、空気を蓄えるタンク
と、空気圧の増減により車高を調整するエアサスペンシ
ョンとを有し、前記コンプレッサの吐出側から前記エア
サスペンションまでの間を、前記ドライヤと、前記エア
サスペンションから前記ドライヤへの方向にのみ絞り作
用を行なう一方向絞り弁と、車高調整弁とをこの順に介
在させて連通し、前記車高調整弁と前記一方向絞り弁と
の間と前記タンクとの間を第1タンク弁を介して接続
し、前記タンクと前記コンプレッサの吸込み側との間を
第2タンク弁を介して接続し、前記ドライヤと前記コン
プレッサの吐出側との間から回路内の空気を大気に放出
可能な排気弁を設け、前記コンプレッサ、前記車高調整
弁、前記第1タンク弁、前記第2タンク弁、及び前記排
気弁を制御し、かつ目標車高を設定する制御手段とを有
し、前記制御手段は、車高上昇要求時は、前記第1タン
ク弁及び前記排気弁を閉とし前記車高調整弁を開として
前記コンプレッサを作動させて車高を上昇させ、車高下
降要求時は、車高下降制御開始から所定時間内は前記第
2タンク弁及び前記排気弁を閉とし前記車高調整弁及び
前記第1タンク弁を開として車高を下降させ、前記所定
時間経過時に車高が前記目標車高まで下降していない場
合にはその時点の状態から前記第1タンク弁を閉とし前
記排気弁を開としてさらに車高を下降させることを特徴
とする空気圧車高調整装置とした。
め、本発明は、空気を圧縮するコンプレッサと、可逆性
除湿剤が封入されたドライヤと、空気を蓄えるタンク
と、空気圧の増減により車高を調整するエアサスペンシ
ョンとを有し、前記コンプレッサの吐出側から前記エア
サスペンションまでの間を、前記ドライヤと、前記エア
サスペンションから前記ドライヤへの方向にのみ絞り作
用を行なう一方向絞り弁と、車高調整弁とをこの順に介
在させて連通し、前記車高調整弁と前記一方向絞り弁と
の間と前記タンクとの間を第1タンク弁を介して接続
し、前記タンクと前記コンプレッサの吸込み側との間を
第2タンク弁を介して接続し、前記ドライヤと前記コン
プレッサの吐出側との間から回路内の空気を大気に放出
可能な排気弁を設け、前記コンプレッサ、前記車高調整
弁、前記第1タンク弁、前記第2タンク弁、及び前記排
気弁を制御し、かつ目標車高を設定する制御手段とを有
し、前記制御手段は、車高上昇要求時は、前記第1タン
ク弁及び前記排気弁を閉とし前記車高調整弁を開として
前記コンプレッサを作動させて車高を上昇させ、車高下
降要求時は、車高下降制御開始から所定時間内は前記第
2タンク弁及び前記排気弁を閉とし前記車高調整弁及び
前記第1タンク弁を開として車高を下降させ、前記所定
時間経過時に車高が前記目標車高まで下降していない場
合にはその時点の状態から前記第1タンク弁を閉とし前
記排気弁を開としてさらに車高を下降させることを特徴
とする空気圧車高調整装置とした。
【0010】このように、空気を蓄えるタンクを排気回
路側に設け、車高下降要求時は、車高下降制御開始から
所定時間内は前記第2タンク弁及び前記排気弁を閉とし
前記車高調整弁及び前記第1タンク弁を開として車高を
下降させることにより、車高下降要求開始から所定時間
内は、エアサスペンション内の圧縮空気はタンク内に蓄
積できる分だけタンクに放出されることにより車高が低
下する。
路側に設け、車高下降要求時は、車高下降制御開始から
所定時間内は前記第2タンク弁及び前記排気弁を閉とし
前記車高調整弁及び前記第1タンク弁を開として車高を
下降させることにより、車高下降要求開始から所定時間
内は、エアサスペンション内の圧縮空気はタンク内に蓄
積できる分だけタンクに放出されることにより車高が低
下する。
【0011】従って、かかるタンクの容量を、実使用に
て頻繁に発生し得る車高調整の範囲内においてエアサス
ペンションから排気される空気量(最大積載状態から空
車状態へ移行した際に排気されうる空気量よりは少な
い)だけを蓄積しうる程度の容量に設定し、前記所定時
間をその範囲内における車高下降制御に必要十分な時間
に設定しておけば、タンクを小型化できるとともに、こ
のときタンクに放出される圧縮空気は絞りを通過しない
ので、実使用にて頻繁に発生し得る車高調整の範囲内に
おいては車高下降時間を短縮することが可能となる。
て頻繁に発生し得る車高調整の範囲内においてエアサス
ペンションから排気される空気量(最大積載状態から空
車状態へ移行した際に排気されうる空気量よりは少な
い)だけを蓄積しうる程度の容量に設定し、前記所定時
間をその範囲内における車高下降制御に必要十分な時間
に設定しておけば、タンクを小型化できるとともに、こ
のときタンクに放出される圧縮空気は絞りを通過しない
ので、実使用にて頻繁に発生し得る車高調整の範囲内に
おいては車高下降時間を短縮することが可能となる。
【0012】また、前記所定時間経過時に車高が前記目
標車高まで下降しきれていない場合には、その時点の状
態から前記第1タンク弁を閉とし前記排気弁を開とする
ことにより、エアサスペンション内の圧縮空気は、一方
向絞り弁を経て減圧された後ドライヤを通過して排気弁
から大気へ放出されることになる。ここで、この放出さ
れる空気は乾燥空気であるため、ドライヤ内の除湿剤の
除湿再生を効率よく行なうことが可能となる。
標車高まで下降しきれていない場合には、その時点の状
態から前記第1タンク弁を閉とし前記排気弁を開とする
ことにより、エアサスペンション内の圧縮空気は、一方
向絞り弁を経て減圧された後ドライヤを通過して排気弁
から大気へ放出されることになる。ここで、この放出さ
れる空気は乾燥空気であるため、ドライヤ内の除湿剤の
除湿再生を効率よく行なうことが可能となる。
【0013】さらには、本発明にかかるタンクは排気回
路側に設けられているので、タンク内の圧力は、エアサ
スペンション内の圧力より高くなることがない。従っ
て、前述した従来技術にかかる装置のように圧力検出手
段を設ける必要がなく、装置全体のコスト低減を図るこ
とが可能となる。
路側に設けられているので、タンク内の圧力は、エアサ
スペンション内の圧力より高くなることがない。従っ
て、前述した従来技術にかかる装置のように圧力検出手
段を設ける必要がなく、装置全体のコスト低減を図るこ
とが可能となる。
【0014】より好ましくは、前記制御手段は、車高上
昇要求時において、さらに第2タンク弁を開とすること
が望ましい。本発明においては、前記制御手段は、車高
上昇要求時は、前記第1タンク弁及び前記排気弁を閉と
し前記車高調整弁を開として前記コンプレッサを作動さ
せて車高を上昇させるものであり、この過程においてコ
ンプレッサの吸込み側は、通常は大気から空気を吸込み
エアサスペンションへ圧縮空気を吐出する。しかし、こ
の状態にて、タンクとコンプレッサの吸込み側との間に
介在する第2タンク弁を開とすることにより、タンク内
に大気圧以上の圧縮空気が残存している場合には、コン
プレッサの吸込み側は、大気より優先してタンク内の圧
縮空気を吸込むことになる。従って、コンプレッサの負
荷を低減することが可能となる。また、車高下降制御時
に蓄積されたタンク内の圧力を積極的にコンプレッサの
負荷低減に寄与させることができるので、装置全体とし
ても作動効率向上を図ることが可能となる。
昇要求時において、さらに第2タンク弁を開とすること
が望ましい。本発明においては、前記制御手段は、車高
上昇要求時は、前記第1タンク弁及び前記排気弁を閉と
し前記車高調整弁を開として前記コンプレッサを作動さ
せて車高を上昇させるものであり、この過程においてコ
ンプレッサの吸込み側は、通常は大気から空気を吸込み
エアサスペンションへ圧縮空気を吐出する。しかし、こ
の状態にて、タンクとコンプレッサの吸込み側との間に
介在する第2タンク弁を開とすることにより、タンク内
に大気圧以上の圧縮空気が残存している場合には、コン
プレッサの吸込み側は、大気より優先してタンク内の圧
縮空気を吸込むことになる。従って、コンプレッサの負
荷を低減することが可能となる。また、車高下降制御時
に蓄積されたタンク内の圧力を積極的にコンプレッサの
負荷低減に寄与させることができるので、装置全体とし
ても作動効率向上を図ることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1は、本発明にかかる空気圧車
高調整装置の実施形態におけるシステム全体図である。
まず図1を用いてシステム全体の構成を説明する。
面を用いて説明する。図1は、本発明にかかる空気圧車
高調整装置の実施形態におけるシステム全体図である。
まず図1を用いてシステム全体の構成を説明する。
【0016】モータMにて作動するコンプレッサ1は、
その吐出側からエアサスペンション7までの間に、チェ
ック弁23と、ドライヤ3と、エアサスペンション7か
らドライヤ3への方向にのみ絞り作用を行なう一方向絞
り弁9と、常閉型電磁弁である車高調整弁11とがこの
順に介在されている。チェック弁23は、コンプレッサ
1からドライヤ3への方向のみ空気の流通を許容するも
のであり回路内の空気の逆流を防止している。ドライヤ
3内には可逆性除湿剤が封入されており、ドライヤ3
は、コンプレッサ1が吐出してくる湿った空気を乾燥さ
せる乾燥機能を有するとともに、エアサスペンション7
側から排気され一方向絞り弁9により絞られて減圧され
た乾燥空気を利用して内部の除湿剤を除湿再生する除湿
再生機能を有する。
その吐出側からエアサスペンション7までの間に、チェ
ック弁23と、ドライヤ3と、エアサスペンション7か
らドライヤ3への方向にのみ絞り作用を行なう一方向絞
り弁9と、常閉型電磁弁である車高調整弁11とがこの
順に介在されている。チェック弁23は、コンプレッサ
1からドライヤ3への方向のみ空気の流通を許容するも
のであり回路内の空気の逆流を防止している。ドライヤ
3内には可逆性除湿剤が封入されており、ドライヤ3
は、コンプレッサ1が吐出してくる湿った空気を乾燥さ
せる乾燥機能を有するとともに、エアサスペンション7
側から排気され一方向絞り弁9により絞られて減圧され
た乾燥空気を利用して内部の除湿剤を除湿再生する除湿
再生機能を有する。
【0017】車高調整弁11と一方向絞り弁9との間と
タンク5との間は、常閉型電磁弁である第1タンク弁1
3を介して接続されている。タンク5とコンプレッサ1
の吸込み側との間は、常閉型電磁弁である第2タンク弁
15を介して接続されている。ドライヤ3とコンプレッ
サ1の吐出側との間には、回路内の空気を大気に放出可
能な常閉型電磁弁である排気弁17が設けられている。
また、コンプレッサ1の吸込み側は、チェック弁21、
フィルタ25を介して大気に連通している。
タンク5との間は、常閉型電磁弁である第1タンク弁1
3を介して接続されている。タンク5とコンプレッサ1
の吸込み側との間は、常閉型電磁弁である第2タンク弁
15を介して接続されている。ドライヤ3とコンプレッ
サ1の吐出側との間には、回路内の空気を大気に放出可
能な常閉型電磁弁である排気弁17が設けられている。
また、コンプレッサ1の吸込み側は、チェック弁21、
フィルタ25を介して大気に連通している。
【0018】コントローラ19(制御手段)は、車高セ
ンサ27等の各種センサからの信号に応じて目標車高を
設定し、設定された目標車高と車高センサ27より検出
された実車高との偏差に応じてモータM、排気弁17、
車高調整弁11、第1タンク弁13、及び第2タンク弁
15を制御する。目標車高は、常に一定の値としてもよ
い。
ンサ27等の各種センサからの信号に応じて目標車高を
設定し、設定された目標車高と車高センサ27より検出
された実車高との偏差に応じてモータM、排気弁17、
車高調整弁11、第1タンク弁13、及び第2タンク弁
15を制御する。目標車高は、常に一定の値としてもよ
い。
【0019】なお、図1において、エアサスペンション
7及び車高調整弁11は、それぞれ2つ並列に設けられ
ており、これは例えば後2輪のみの空気圧車高調整装置
を想定している。しかし、これに限定されるものではな
く、エアサスペンション7及び車高調整弁11をそれぞ
れ4つ並列に設けることにより4輪全てについての空気
圧車高調整装置とすることも可能である。
7及び車高調整弁11は、それぞれ2つ並列に設けられ
ており、これは例えば後2輪のみの空気圧車高調整装置
を想定している。しかし、これに限定されるものではな
く、エアサスペンション7及び車高調整弁11をそれぞ
れ4つ並列に設けることにより4輪全てについての空気
圧車高調整装置とすることも可能である。
【0020】以上のようなシステムを有する装置におい
て、以下に、図2及び図3を用いて具体的な車高調整制
御のフローチャートを示す。なお、車高調整をしていな
いときは、全ての弁を非励磁とし閉状態とする。
て、以下に、図2及び図3を用いて具体的な車高調整制
御のフローチャートを示す。なお、車高調整をしていな
いときは、全ての弁を非励磁とし閉状態とする。
【0021】図2は、コントローラ19が車高上昇要求
を行なった場合、すなわち、コントローラ19により設
定された目標車高が車高センサ27より検出された実車
高より低かった場合に行なう車高上昇制御のフローチャ
ートを示す。図2において、まずステップ101ではコ
ントローラ19が第2タンク弁15を励磁し開とする。
次いでステップ103ではコントローラ19がモータM
を駆動することによりコンプレッサ1を始動させる。次
いでステップ105ではコントローラ19が車高調整弁
11を励磁して開とする。この状態にて車高上昇制御が
実行される。すなわち、コンプレッサ1の吐出側はドラ
イヤ3を介してエアサスペンション7と連通しているの
で、コンプレッサ1が吐出した圧縮空気をエアサスペン
ション7へ送り込むことにより車高が上昇する。このと
きエアサスペンション7内に送りこまれた圧縮空気はド
ライヤ3を通過する際に除湿され乾燥空気となってい
る。また、このとき一方向絞り弁9は絞り機能を有して
いない。ここで、コンプレッサ1の吸込み側は、チェッ
ク弁21、フィルタ25を介して大気に連通していると
ともにタンク5とも連通している。従って、タンク5内
に大気圧以上の圧縮空気が残存している場合には、コン
プレッサ1は大気より優先してタンク5内の圧縮空気を
吸込むことになり、これによりコンプレッサ1の負荷が
軽減される。タンク5の圧力が大気圧程度まで低下した
後は、コンプレッサ1はフィルタ25、チェック弁21
を介して大気を吸込み圧縮してエアサスペンション7へ
吐出することになる。
を行なった場合、すなわち、コントローラ19により設
定された目標車高が車高センサ27より検出された実車
高より低かった場合に行なう車高上昇制御のフローチャ
ートを示す。図2において、まずステップ101ではコ
ントローラ19が第2タンク弁15を励磁し開とする。
次いでステップ103ではコントローラ19がモータM
を駆動することによりコンプレッサ1を始動させる。次
いでステップ105ではコントローラ19が車高調整弁
11を励磁して開とする。この状態にて車高上昇制御が
実行される。すなわち、コンプレッサ1の吐出側はドラ
イヤ3を介してエアサスペンション7と連通しているの
で、コンプレッサ1が吐出した圧縮空気をエアサスペン
ション7へ送り込むことにより車高が上昇する。このと
きエアサスペンション7内に送りこまれた圧縮空気はド
ライヤ3を通過する際に除湿され乾燥空気となってい
る。また、このとき一方向絞り弁9は絞り機能を有して
いない。ここで、コンプレッサ1の吸込み側は、チェッ
ク弁21、フィルタ25を介して大気に連通していると
ともにタンク5とも連通している。従って、タンク5内
に大気圧以上の圧縮空気が残存している場合には、コン
プレッサ1は大気より優先してタンク5内の圧縮空気を
吸込むことになり、これによりコンプレッサ1の負荷が
軽減される。タンク5の圧力が大気圧程度まで低下した
後は、コンプレッサ1はフィルタ25、チェック弁21
を介して大気を吸込み圧縮してエアサスペンション7へ
吐出することになる。
【0022】次にステップ107では、コントローラ1
9が車高が目標車高まで上昇したか否かを判断する。車
高が目標車高まで上昇していなければ上記車高上昇制御
を継続し、車高が目標車高まで上昇していたら、その時
点で車高上昇制御を終了させるため、ステップ109へ
進みコントローラ19が車高調整弁11を非励磁とし閉
とする。次いでステップ111にてコントローラ19は
モータMの駆動を停止しコンプレッサ1の作動を停止さ
せる。最後にステップ113にてコントローラ19が第
2タンク弁15を非励磁とし閉とすることにより車高上
昇制御が終了する。
9が車高が目標車高まで上昇したか否かを判断する。車
高が目標車高まで上昇していなければ上記車高上昇制御
を継続し、車高が目標車高まで上昇していたら、その時
点で車高上昇制御を終了させるため、ステップ109へ
進みコントローラ19が車高調整弁11を非励磁とし閉
とする。次いでステップ111にてコントローラ19は
モータMの駆動を停止しコンプレッサ1の作動を停止さ
せる。最後にステップ113にてコントローラ19が第
2タンク弁15を非励磁とし閉とすることにより車高上
昇制御が終了する。
【0023】図3は、コントローラ19が車高下降要求
を行なった場合、すなわち、コントローラ19により設
定された目標車高が車高センサ27より検出された実車
高より高かった場合に行なう車高下降制御のフローチャ
ートを示す。図3に示すように、車高下降制御には、第
1の車高下降制御段階と第2の車高下降制御段階とが存
在する。図3において、まずステップ201では、コン
トローラ19は車高調整弁7を励磁し開とする。次いで
ステップ203では、第1タンク弁13を励磁し開とす
る。この状態にて第1の車高下降制御が開始される。す
なわち、エアサスペンション7はタンク5と連通してい
るので、エアサスペンション7内の圧縮空気はタンク5
内に蓄積できる分までタンク5に放出されることにより
車高が下降する。なお、このときタンク5に放出される
圧縮空気は絞りを通過しないので、車高下降時間を短縮
することができる。
を行なった場合、すなわち、コントローラ19により設
定された目標車高が車高センサ27より検出された実車
高より高かった場合に行なう車高下降制御のフローチャ
ートを示す。図3に示すように、車高下降制御には、第
1の車高下降制御段階と第2の車高下降制御段階とが存
在する。図3において、まずステップ201では、コン
トローラ19は車高調整弁7を励磁し開とする。次いで
ステップ203では、第1タンク弁13を励磁し開とす
る。この状態にて第1の車高下降制御が開始される。す
なわち、エアサスペンション7はタンク5と連通してい
るので、エアサスペンション7内の圧縮空気はタンク5
内に蓄積できる分までタンク5に放出されることにより
車高が下降する。なお、このときタンク5に放出される
圧縮空気は絞りを通過しないので、車高下降時間を短縮
することができる。
【0024】次にステップ205へ移行し、コントロー
ラ19は車高が目標車高まで下降したか否かを判断す
る。車高が目標車高まで下降していなければステップ2
11へ移行する。車高が目標車高まで下降していたら、
その時点で車高下降制御を終了させるため、ステップ2
07へ進みコントローラ19は車高調整弁11を閉とし
さらにステップ209にて第1タンク弁13を閉として
車高下降制御が終了する。
ラ19は車高が目標車高まで下降したか否かを判断す
る。車高が目標車高まで下降していなければステップ2
11へ移行する。車高が目標車高まで下降していたら、
その時点で車高下降制御を終了させるため、ステップ2
07へ進みコントローラ19は車高調整弁11を閉とし
さらにステップ209にて第1タンク弁13を閉として
車高下降制御が終了する。
【0025】ステップ211では、コントローラ19は
上記第1の車高下降制御が開始されてから所定時間T1
が経過したか否かを判断する。所定時間T1が経過して
いればステップ213へ移行する。この場合は、所定時
間T1経過時において車高が目標車高まで下降しきれて
いないことを意味する。一方、所定時間T1が経過して
いなければステップ205へ戻り、所定時間T1が経過
するまでの間、目標車高まで車高が下降するまで上記第
1の車高下降制御が継続される。このように、第1の車
高下降制御段階は、所定時間T1が経過した段階にて打
ち切られる。
上記第1の車高下降制御が開始されてから所定時間T1
が経過したか否かを判断する。所定時間T1が経過して
いればステップ213へ移行する。この場合は、所定時
間T1経過時において車高が目標車高まで下降しきれて
いないことを意味する。一方、所定時間T1が経過して
いなければステップ205へ戻り、所定時間T1が経過
するまでの間、目標車高まで車高が下降するまで上記第
1の車高下降制御が継続される。このように、第1の車
高下降制御段階は、所定時間T1が経過した段階にて打
ち切られる。
【0026】ステップ213以降では、第1の車高下降
制御段階において車高が目標車高まで下降しきらなかっ
た場合において、上記第1の車高下降制御を終了させ、
第2の車両下降制御を行うことにより車高を目標車高ま
で下降させる段階を示すものである。すなわち、ステッ
プ213では、コントローラ19は第1タンク弁13を
非励磁とし閉とする。次いでステップ215ではコント
ローラ19は排気弁17を励磁し開とする。この状態に
て第2の車高下降制御が開始される。すなわち、エアサ
スペンション7は一方向絞り弁9、ドライヤ3、排気弁
17を介して大気に連通しているので、エアサスペンシ
ョン7内の圧縮空気は、一方向絞り弁9を経て減圧され
た後ドライヤ3を通過して排気弁17から大気へ放出さ
れ車高が下降する。このときドライヤ3内を通過する空
気は乾燥空気であるため、ドライヤ3内の除湿剤の除湿
再生が行なわれることになる。
制御段階において車高が目標車高まで下降しきらなかっ
た場合において、上記第1の車高下降制御を終了させ、
第2の車両下降制御を行うことにより車高を目標車高ま
で下降させる段階を示すものである。すなわち、ステッ
プ213では、コントローラ19は第1タンク弁13を
非励磁とし閉とする。次いでステップ215ではコント
ローラ19は排気弁17を励磁し開とする。この状態に
て第2の車高下降制御が開始される。すなわち、エアサ
スペンション7は一方向絞り弁9、ドライヤ3、排気弁
17を介して大気に連通しているので、エアサスペンシ
ョン7内の圧縮空気は、一方向絞り弁9を経て減圧され
た後ドライヤ3を通過して排気弁17から大気へ放出さ
れ車高が下降する。このときドライヤ3内を通過する空
気は乾燥空気であるため、ドライヤ3内の除湿剤の除湿
再生が行なわれることになる。
【0027】次にステップ217では、コントローラ1
9は車高が目標車高まで下降したか否かを判断する。車
高が目標車高まで下降していなければ、車高が目標車高
まで下降するまでこのまま第2の車高下降制御を継続す
る。車高が目標車高まで下降していたら、その時点で車
高下降制御を終了させるため、ステップ219へ進みコ
ントローラ19は車高調整弁11を閉としさらにステッ
プ221にて排気弁17を閉として車高下降制御が終了
する。
9は車高が目標車高まで下降したか否かを判断する。車
高が目標車高まで下降していなければ、車高が目標車高
まで下降するまでこのまま第2の車高下降制御を継続す
る。車高が目標車高まで下降していたら、その時点で車
高下降制御を終了させるため、ステップ219へ進みコ
ントローラ19は車高調整弁11を閉としさらにステッ
プ221にて排気弁17を閉として車高下降制御が終了
する。
【0028】以上のように車高下降制御は、第1の車高
下降制御段階と第2の車高下降制御段階に分けて行な
う。ここで、第1の車高下降制御段階に着目し、タンク
5の容量を、実使用にて頻繁に発生し得る車高調整の範
囲内においてエアサスペンション7から排気される空気
量(最大積載状態から空車状態へ移行した際に排気され
うる空気量よりは少ない)だけを蓄積しうる程度の容量
に設定し、所定時間T1をその範囲内における第1の車
高下降制御に必要十分な時間に設定しておけば、タンク
5を小型化できることになるとともに、実使用にて頻繁
に発生し得る車高調整の範囲内においては第1の車高下
降制御段階のみにて車高下降制御を終了させることが可
能となる。また、第1の車高下降制御段階においては、
タンク5に放出される圧縮空気は絞りを通過しないの
で、実使用にて頻繁に発生し得る車高調整の範囲内にお
いては車高下降時間を短縮することが可能となる。
下降制御段階と第2の車高下降制御段階に分けて行な
う。ここで、第1の車高下降制御段階に着目し、タンク
5の容量を、実使用にて頻繁に発生し得る車高調整の範
囲内においてエアサスペンション7から排気される空気
量(最大積載状態から空車状態へ移行した際に排気され
うる空気量よりは少ない)だけを蓄積しうる程度の容量
に設定し、所定時間T1をその範囲内における第1の車
高下降制御に必要十分な時間に設定しておけば、タンク
5を小型化できることになるとともに、実使用にて頻繁
に発生し得る車高調整の範囲内においては第1の車高下
降制御段階のみにて車高下降制御を終了させることが可
能となる。また、第1の車高下降制御段階においては、
タンク5に放出される圧縮空気は絞りを通過しないの
で、実使用にて頻繁に発生し得る車高調整の範囲内にお
いては車高下降時間を短縮することが可能となる。
【0029】また、第2の車高下降制御段階に着目する
と、エアサスペンション7内の圧縮空気は、一方向絞り
弁9を経て減圧された後ドライヤ3を通過して排気弁1
7から大気へ放出されることになる。ここで、この放出
される空気は乾燥空気であるため、ドライヤ3内の除湿
剤の除湿再生を効率よく行なうことが可能となる。
と、エアサスペンション7内の圧縮空気は、一方向絞り
弁9を経て減圧された後ドライヤ3を通過して排気弁1
7から大気へ放出されることになる。ここで、この放出
される空気は乾燥空気であるため、ドライヤ3内の除湿
剤の除湿再生を効率よく行なうことが可能となる。
【0030】また、本発明にかかるタンク5は排気回路
側に設けられているので、タンク内の圧力は、エアサス
ペンション7内の圧力より高くなることがない。従っ
て、タンク5内の空気の圧力検出手段を設ける必要がな
く、装置全体のコスト低減を図ることが可能となる。
側に設けられているので、タンク内の圧力は、エアサス
ペンション7内の圧力より高くなることがない。従っ
て、タンク5内の空気の圧力検出手段を設ける必要がな
く、装置全体のコスト低減を図ることが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車高下降時間を短縮できるとともに、ドライヤ内の除湿
剤の除湿再生効率に優れた、コンパクトかつ安価な空気
圧車高調整装置を提供することが可能となる。
車高下降時間を短縮できるとともに、ドライヤ内の除湿
剤の除湿再生効率に優れた、コンパクトかつ安価な空気
圧車高調整装置を提供することが可能となる。
【図1】本発明にかかる空気圧車高調整装置の実施形態
におけるシステム全体図である。
におけるシステム全体図である。
【図2】車高上昇制御のフローチャートである。
【図3】車高下降制御のフローチャートである。
1 コンプレッサ 3 ドライヤ 5 タンク 7 エアサスペンション 9 一方向絞り弁 11 車高調整弁 13 第1タンク弁 15 第2タンク弁 17 排気弁 19 コントローラ(制御手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 空気を圧縮するコンプレッサと、可逆性
除湿剤が封入されたドライヤと、空気を蓄えるタンク
と、空気圧の増減により車高を調整するエアサスペンシ
ョンとを有し、前記コンプレッサの吐出側から前記エア
サスペンションまでの間を、前記ドライヤと、前記エア
サスペンションから前記ドライヤへの方向にのみ絞り作
用を行なう一方向絞り弁と、車高調整弁とをこの順に介
在させて連通し、前記車高調整弁と前記一方向絞り弁と
の間と前記タンクとの間を第1タンク弁を介して接続
し、前記タンクと前記コンプレッサの吸込み側との間を
第2タンク弁を介して接続し、前記ドライヤと前記コン
プレッサの吐出側との間から回路内の空気を大気に放出
可能な排気弁を設け、前記コンプレッサ、前記車高調整
弁、前記第1タンク弁、前記第2タンク弁、及び前記排
気弁を制御し、かつ目標車高を設定する制御手段とを有
し、前記制御手段は、車高上昇要求時は、前記第1タン
ク弁及び前記排気弁を閉とし前記車高調整弁を開として
前記コンプレッサを作動させて車高を上昇させ、車高下
降要求時は、車高下降制御開始から所定時間内は前記第
2タンク弁及び前記排気弁を閉とし前記車高調整弁及び
前記第1タンク弁を開として車高を下降させ、前記所定
時間経過時に車高が前記目標車高まで下降していない場
合にはその時点の状態から前記第1タンク弁を閉とし前
記排気弁を開としてさらに車高を下降させることを特徴
とする空気圧車高調整装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記制御手段は、車
高上昇要求時において、さらに第2タンク弁を開とする
ことを特徴とする空気圧車高調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000285715A JP2002087040A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 空気圧車高調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000285715A JP2002087040A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 空気圧車高調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002087040A true JP2002087040A (ja) | 2002-03-26 |
Family
ID=18769738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000285715A Withdrawn JP2002087040A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 空気圧車高調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002087040A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004024477A1 (de) * | 2002-09-02 | 2004-03-25 | Wabco Gmbh & Co. Ohg | Luftfederungsanlage für ein fahrzeug |
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KR100599487B1 (ko) | 2004-09-06 | 2006-07-12 | 현대모비스 주식회사 | 폐루프 차고조절시스템 |
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JP2015105015A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | アイシン精機株式会社 | 車高調整装置 |
CN106976371A (zh) * | 2015-12-04 | 2017-07-25 | 丰田自动车株式会社 | 气源装置 |
WO2017169772A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | エアサスペンションシステム |
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-
2000
- 2000-09-20 JP JP2000285715A patent/JP2002087040A/ja not_active Withdrawn
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