JPS6212648Y2 - - Google Patents

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JPS6212648Y2
JPS6212648Y2 JP3918782U JP3918782U JPS6212648Y2 JP S6212648 Y2 JPS6212648 Y2 JP S6212648Y2 JP 3918782 U JP3918782 U JP 3918782U JP 3918782 U JP3918782 U JP 3918782U JP S6212648 Y2 JPS6212648 Y2 JP S6212648Y2
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JP
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air
port
vehicle height
valve
compressed air
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JP3918782U
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JPS58142107U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車高調整装置に関する。
車軸と車体との間にエアレベライザを設け、エ
アレベライザに対して圧縮空気を給排して、車軸
と車体との間の距離、すなわち車高を調整する車
高調整装置においては、エアレベライザに水分が
溜まるのを防止するために、エアレベライザへ供
給される圧縮空気は一旦シリカゲル等からなる除
湿器により除湿される。しかし乍ら、圧縮空気の
エアレベライザへの供給のみを行う通路にこのよ
うな除湿器を配置すると、常に除湿動作を行うこ
ととなり、徐々に除湿性能が劣化し、長期の使用
においては除湿動作をほとんど行わなくなる。こ
れに対処すべく、除湿器をエアレベライザに対す
る圧縮空気の給排通路に配置して除湿器を非加熱
再生することが提案されているが、これによれば
再生の高効率化の観点により非加熱再生時除湿器
内を減圧することが好ましく、このために除湿器
の直前の排気通路に絞りを設ける結果、エアレベ
ライザからの圧縮空気の排出に時間がかかり、高
位車高から中位車高への車高調整が緩慢となる。
本考案は前記諸点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、除湿器の自動再生を行
い得、車高調整を迅速に行い得る車高調整装置を
提供することにある。
次に本考案による好ましい一具体例を図面に基
づいて説明する。
図において、車体1と車軸2との間には、夫々
空気室3,4を有するエアレベライザ5及び6が
設けられており、空気室3及び4は配管7を介し
て電磁弁8の一方のポートに連通されている。電
磁弁8の他方のポートは配管9を介して電磁弁1
0及び11の夫々の一方のポートに連通されてお
り、電磁弁10の他方のポートは配管12を介し
て蓄圧タンク13に連通されている。更に電磁弁
8の他方のポートは配管9の途中に設けられた逆
止弁14及び弁14と並置された絞り通路15を
介して除湿器としてのエアドライヤ16の一端に
連通されている。逆止弁14はドライヤ16から
電磁弁8,10方向に向かう圧縮空気の流れを許
容し、その逆を阻止し、絞り通路15は、電磁弁
8からドライヤ16方向に向かう圧縮空気の流れ
を絞り、ドライヤ16内を減圧する。ドライヤ1
6は内部にシリカゲルを有しており、このシリカ
ゲルの吸湿性によりドライヤ16は配管9への圧
縮空気の供給に際してその圧縮空気から湿気を吸
着する。ドライヤ16の他端は、一方では、配管
17を介して電磁弁18の一方のポートに、他方
では、配管19を介して空気圧縮機20の吐出口
に夫々連通されており、電磁弁18の他方のポー
トは配管21aを介して圧縮機20の吸込室に連
通されており、圧縮機20の吸込室は吸込口に取
り付けられた塵埃除去用フイルタ21を介して外
気に連通されている。電磁弁11の他方のポート
は配管22を介して配管17に連通されている。
車体1に設けられた車高検出器23は、一端が車
軸2に枢着されたリンク24と、一端がリンク2
4の他端に枢着されており、他端が車体1に枢着
されたリンク25とからなるリンク機構を有して
おり、車高が変化することによりリンク24は上
下動され、リンク25は揺動され、検出器23
は、光電式にこのリンク25の揺動角を検出して
車高を検出する。検出器23からの車高信号とタ
ンク13の圧縮空気の圧力を検出する圧力検出器
26からの圧力信号とは制御装置27に入力され
ており、制御装置27は入力される信号に基づい
て電磁弁8,10,11及び18を開閉弁すると
共に圧縮機20を作動、非作動にするリレー28
をオン、オフする。車体1と車軸2との間には、
エアレベライザ5及び6に加えて、サスペンシヨ
ンスプリング29及び30が設けられている。
電磁弁11と電磁弁18は弁手段を構成し、該
弁手段はポート35,36及び37を備えてい
る。
次にこのように構成された車高調整装置40の
動作を説明する。検出器23から車高が中位であ
る信号を受信していると、制御装置27は電磁弁
8,10,11及び18を閉弁する信号を夫々に
出力する。この状態では、タンク13内の圧縮空
気は空気室3及び4に供給されず、空気室3及び
4に対しての圧縮空気の給排は行われず、レベラ
イザ5及び6の伸縮は行われず、車高は中位に保
持される。また、上記の状態で、検出器26がタ
ンク13内の空気圧の所定値以下への低下を検出
すると、制御装置27がリレー28をオンにする
信号と、電磁弁10を開弁する信号とを出力する
結果、空気圧縮機20は作動されてフイルタ21
及び吸込口を介して外気を吸入し、生成された圧
縮空気はドライヤ16に導びかれてドライヤ16
にて除湿されて更に主に逆止弁14及び電磁弁1
0を介してタンク13に供給される。タンク13
への圧縮空気の供給後、検出器26がタンク13
内の空気圧の所定値以上への上昇を検出すると、
制御装置27はリレー28をオフにする信号と、
電磁弁10を閉弁する信号とを出力する結果、空
気圧縮機20は再び停止され、タンク13への蓄
圧動作は停止される。車体1に荷重が加わり、検
出器23から車高が低位である信号を受信する
と、制御装置27は電磁弁8及び10を開弁する
信号を出力する結果、タンク13内の圧縮空気は
電磁弁10及び8を介して空気室3及び4に供給
され、レベライザ5及び6は伸長され、車体1は
上昇される。車体1の上昇中、検出器26がタン
ク13内の空気圧の所定値以下への低下を検出す
ると、制御装置27はリレー28をオンにして空
気圧縮機20を作動させる結果、フイルタ21を
介して吸入され空気圧縮機20で圧縮された圧縮
空気はタンク13及び空気室3,4に供給されて
タンク13に蓄えられると共にレベライザ5及び
6の伸長に用いられる。車体1の上昇中に検出器
26がタンク13内の空気圧の所定値以上への上
昇を再び検出すると、制御装置27はリレー28
をオフにして空気圧縮機20の作動を再び停止す
る。車体1の上昇で車高が中位にもたらされたこ
とを検出器23が検出すると、制御装置27は、
検出器26がタンク13内の空気圧の所定値以下
への低下を尚且つ検出している場合には、電磁弁
8のみを閉弁する信号を出力してタンク13への
蓄圧動作を維持する一方、空気室3及び4への圧
縮機20からの圧縮空気の供給を停止し、車高を
中位に保持し、逆に、検出器26がタンク13内
の空気圧の所定値以上への上昇をすでに検出して
圧縮機20の作動が停止されている場合には、電
磁弁8と10とを閉弁する信号を出力して空気室
3及び4へのタンク13からの圧縮空気の供給を
停止し、前記同様車高を中位に保持する。車体1
から荷重が除去されて検出器23から車高が高位
である信号を受信すると、制御装置27は電磁弁
8,11及び18を開弁する信号を出力する結
果、空気室3及び4の圧縮空気は、主に電磁弁
8,11、配管22、電磁弁18及びフイルタ2
1を介して外気に急速に排出され、一部の圧縮空
気は絞り通路15、ドライヤ16及びフイルタ2
1を介して同じく外気に排出され、レベライザ5
及び6は縮められて車体1は急速に下降される。
車体1の下降において、中位になる前の特定の車
高で検出器23からは急速排気停止信号が出力さ
れる。急速排気停止信号の受信により、制御装置
27が電磁弁11を閉弁する信号を出力する結
果、空気室3及び4の圧縮空気は電磁弁8、絞り
通路15、ドライヤ16を介してのみフイルタ2
1から外気に排出され、この排出で車体1は更に
下降される。この下降中、ドライヤ16内には絞
り通路15を介する圧縮空気が通過するため、ド
ライヤ16内は減圧されてドライヤ16内の水分
は効率よく再び通過空気に吸引されて脱着され、
ドライヤ16は再生される。車体1の下降で車高
が中位にもたらされたことを、検出器23が検出
すると、制御装置27は、電磁弁8及び18を閉
弁する信号を出力し、空気室3及び4からの圧縮
空気の排出を停止し、車高を中位に保持する。
尚、車体1の下降中に、検出器26がタンク13
内の圧縮空気の所定値以下への低下を検出した場
合、制御装置27は、直ちにはタンク13に対す
る蓄圧動作を行わず、中位車高への設定完了後に
これを行う。
尚、検出器23から急速排気停止信号が発生さ
れる車高位置は、ドライヤ16内に所定の減圧を
生じせしめる絞り通路15の径の観点より決定し
得、例えば高位車高から中位車高に設定するまで
に排気しなければならない全圧縮空気の70%〜80
%を排気した後に、急速排気停止信号が検出器か
ら出力されるようにし、残りの20%〜30%の圧縮
空気でドライヤ16の再生を行わせるように絞り
通路15の径を設定する。
尚、前記具体例では、フイルタ21に付着した
塵埃を、圧縮空気排出に際して排出圧縮空気で外
部に吹き飛ばすべく、圧縮空気を全てフイルタ2
1を介して外気に排出するようにしたが、本考案
はこれに限定されず、電磁弁11及び18から直
接圧縮空気を外気に排出するようにしてもよい。
前記の如く、本考案によれば、高位車高から中
位車高の近傍の所定の車高まで車体を下降させる
際、急速に圧縮空気を排出し得るため、実質的に
車高調整時間を短縮し得、その上、自動的に除湿
器の再出を行い得るため、除湿器の除湿性能を長
期にわたつて一定以上に保持し得、エアレベライ
ザへの水の溜り等の不都合をなくし得る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による好ましい一具体例の説明図で
ある。 1……車体、2……車軸、5,6……エアレベ
ライザ、8,11,18……電磁弁、15……絞
り通路、16……エアドライヤ、20……空気圧
縮機、27……制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車軸と車体との間に設けられたエアレベライザ
    と、一方のポートがエアレベライザに連通された
    弁と、一端が前記弁の他方のポートに絞りを介し
    て連通された除湿器と、吐出口が除湿器の他端に
    連通された空気圧縮機と、第1のポートが前記弁
    の前記他方のポートと連通され、第2のポートが
    除湿器の前記他端と連通され、第3のポートが外
    気と連通されており、第1の制御状態では第1の
    ポートと第3のポートとが連通され、第2の制御
    状態では第1のポートと第3のポートとの連通が
    阻止されると共に第2のポートと第3のポートと
    が連通される弁手段と、エアレベライザから空気
    を排出して車体を下降させる際、当初は前記弁を
    開弁させると共に前記弁手段を前記第1の制御状
    態に設定して第1の所定車高に到達させ、この到
    達後は前記弁の開弁を維持したまゝ前記弁手段を
    前記第2の制御状態に設定しエアレベライザから
    の空気を更に排出して前記第1の所定車高より低
    い第2の所定車高に設定すべく、前記弁及び前記
    弁手段を制御する制御装置とからなる車高調整装
    置。
JP3918782U 1982-03-19 1982-03-19 車高調整装置 Granted JPS58142107U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3918782U JPS58142107U (ja) 1982-03-19 1982-03-19 車高調整装置

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JP3918782U JPS58142107U (ja) 1982-03-19 1982-03-19 車高調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS58142107U JPS58142107U (ja) 1983-09-24
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ID=30050487

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JP3918782U Granted JPS58142107U (ja) 1982-03-19 1982-03-19 車高調整装置

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DE102012005308B4 (de) * 2011-12-23 2022-03-17 Wabco Gmbh Druckluftversorgungsanlage, Druckluftversorgungssystem und Fahrzeug, insbesondere PKW, mit einer Druckluftversorgungsanlage

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JPS58142107U (ja) 1983-09-24

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