JP6114376B2 - 圧力媒体供給設備、空圧システム及び圧力媒体供給設備の動作のための方法 - Google Patents

圧力媒体供給設備、空圧システム及び圧力媒体供給設備の動作のための方法 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の前提部分に基づく空圧設備の動作のための圧力媒体供給設備に関するものである。この圧力媒体供給設備は、圧力媒体供給部、圧力媒体接続部、空圧設備及び吸込み管路への少なくとも1つの圧力媒体接続部、コンプレッサ管路、排気管路及び少なくとも1つの圧力媒体充填管路を備えている。本発明は、圧力媒体供給設備及び空圧設備を備えた空圧システムに関するものでもある。さらに、本発明は、圧力媒体供給設備の動作のための方法に関するものでもある。
圧力媒体供給設備の圧力媒体とは、通常、圧縮エアと理解され得るが、これに限定されるものではない。したがって、例えば全ての種類の車両における圧縮エア供給設備、特に車両のエアバネへの圧縮エアの供給のための圧縮エア供給設備が使用されている。エアバネ設備は、複数のレベル閉ループ制御装置を含むものであり、このレベル閉ループ制御装置により、車軸と車体の間の間隔を調整することができる。車軸と車体あるいは最低地上高の間の間隔が大きくなるにつれて、バネストロークがより長くなるとともに、車体と接触することなくより大きな路面凹凸も克服され得る。また、最低地上高の変化ができる限り迅速に変換されることが望ましく、これにより、圧縮エア供給設備の迅速性、融通性及び信頼性についての要求が高まることになる。したがって、圧縮エア供給設備は、例えば5〜20barの圧力レベルの範囲、場合によってはそれ以上で動作することとなる。特に、圧力媒体貯留容器内では、圧力媒体を本質的により高い圧力下で維持されることが可能である。この圧力媒体、特に圧縮エアは、コンプレッサによって圧力媒体供給部の充填装置へ供給される。圧力媒体供給部は、旧圧設備への供給のために、圧力媒体接続部に空圧的に接続されているとともに、周囲への排気のために、排気接続部に空圧的に接続されており、空圧的な接続部が排気バルブを介して切り換えられる。
充填装置は、圧力媒体供給設備を開放された動作、部分的に閉鎖された動作及び閉鎖された動作において動作させるために、圧力媒体供給設備の迅速性及び融通性の向上のために設定されることが可能である。このような圧縮エア供給設備が特許文献1から公知である。この圧縮エア供給設備により、圧力媒体貯留容器から空圧設備の1つ又は複数の圧力媒体チャンバへのコンプレッサの第2の圧縮段による圧送及び雰囲気から圧力媒体貯留容器及び/又は1つ若しくは複数の圧力媒体チャンバへのコンプレッサの第1及び第2の圧縮段による圧送が可能となる。コンプレッサの第1の圧縮段から第2の圧縮段へ延びるコンプレッサ管路の流れ方向においては、自動的に開放する複数の逆止バルブが第1の圧縮空間への排出バルブとして、あるいは第2の圧縮段空間への導入バルブとして配置されている。コンプレッサ管路における切換バルブは、第1の圧縮段の出力を削減するか、あるいは所定の形態で減少させるために、2段式のコンプレッサが実際に回路内において圧送するように構成されている。第1の圧縮段空間からの圧力媒体は、ここでも第1の圧縮段の吸込み空間か、又は雰囲気へ移送されることが可能である。
更に効果的であるにもかかわらずできるだけ迅速で、融通性があり、かつ、信頼性をもった圧力媒体供給設備の動作形態を可能とすることが望ましく、特に、このことが圧力媒体供給設備における充填装置の動作形態に対して当てはまるべきである。
独国特許出願公開第102008034240号明細書
この点で、本発明は、その課題を、特に下降過程時及び/又は上昇過程時に迅速性及び柔軟性について改善された、特に同時に効率的で、及び/又は確実な圧力媒体供給設備の動作形態が可能な装置及び方法を提供することに設定している。特に圧力媒体が、比較的効率的に維持されるか、あるいは比較的削減されたコストによって持続的に生成可能であり、特にこれにもかかわらず迅速に生成可能であるか、あるいは使用可能にされるべきである。
装置についての上記課題は、請求項1の圧力媒体供給設備及び請求項11の空圧システムによって解決される。方法についての課題は、請求項15の方法によって解決される。
本発明は、充填装置の動作が従来技術において提案されているように基本的に節約して操作され得るにもかかわらず、その動作を更なる考察においてより良好に利用可能であるという熟考に基づくものである。本発明は、充填装置による圧力媒体の圧送のための持続的に設定されたコンセプトが圧力媒体のストックの考慮の下で圧力媒体供給設備における充填装置のより良好な実行へ導くということを認識したものである。さらに、特に圧力媒体供給設備の充填装置がより良好な態様で周辺装置、つまり特に空圧設備に接続されている。好ましくは、圧力媒体供給設備の充填装置は、より良好な態様で例えばリザーバのような圧力媒体貯留容器及び/又は例えば複数のベローのような複数の圧力媒体チャンバに接続されている。本発明によれば、第2の圧縮段への、少なくとも1つの圧力媒体充填接続部で滞っている充填された圧力媒体と、第1の圧縮段から供給される別の圧力媒体との同時の案内のために充填設備が形成されている。
このように実現された本発明のコンセプトは、従来技術において有利であると認められた節約した動作態様の克服における充填装置を、第1及び第2の圧縮段の改善された出力利用によって作動させるために設定するものである。特に、充填装置は、第1の圧縮段からの圧力媒体を更に供給することができるとともに、この圧力媒体を圧力媒体供給部へ供給するために第2の圧縮段において更に圧縮することが可能である。第1の圧縮段の負荷動作は、できる限り効果的に利用されるべきである。これにより、持続的な動作態様が節約的な動作態様のために強調される。さらに、充填装置は、圧力媒体充填接続部で滞っている充填される圧力媒体、特に圧力媒体貯留容器及び/又は圧力媒体チャンバからの圧力媒体によって、この圧力媒体を第2の圧縮段で更に圧縮することにより動作されることが可能である。本発明のコンセプトに従い、第1の圧縮段から供給される別の圧力媒体も第2の圧縮段へ導かれる。
驚くべきことに、第1の圧縮段から追加的に供給される別の圧力媒体が例えば持続的に空圧システムの迅速性及び融通性の向上に使用され得ることが分かった。追加的に供給される圧力媒体が特に圧力媒体貯留容器内において保持されることにより、追加的に供給される別の圧力媒体が例えば適当な態様で圧力媒体供給設備、特に空圧メイン管路における乾燥装置の再生のために利用され得る。特に、このことは、空圧設備によって変換されるエアバネ設備の下降過程及び/又はエアバネ設備の上昇過程について有利であることが判明した。
本発明のこのコンセプトは、本発明の方法に従い作動する空圧システムを動作させるために形成されている開ループ制御及び閉ループ制御装置へ通じるものである。加えて、この開ループ制御及び閉ループ制御装置は、ソフトウェアモジュール及び/又はハードウェアモジュールによって実行されることができ、これらソフトウェアモジュール及び/又はハードウェアモジュールは、請求項15〜22のいずれかに記載の方法の1つ又は複数の方法ステップを実行するように形成されている。
有利な発展形成は、従属請求項から分かるとともに、有利な手段を個々に示している。上記のコンセプトは、課題設定の範囲において、及び別の利点について実現されるべきものである。
充填装置は二段式又は多段式のコンプレッサを備えており、このコンプレッサは、圧力媒体供給側で圧力媒体供給部に接続されている。二段式又は多段式のコンプレッサは、少なくとも1つの第1及び第2の圧縮段を備えている。特に、圧力媒体供給部には、圧力媒体供給側において第2の、又は最後の圧縮段の出口部が接続されている。
圧力媒体接続部と排気接続部の間の排気管路は、1つの排気バルブを備えているとともに、周囲への排気接続部への別の延長部において延びている。排気接続部は、第1の発展形成において吸込み接続部から分離して形成されることが可能である。他の発展形成においては、排気接続部が吸込み管路の吸込み接続部と合流する。吸込み管路は、コンプレッサの吸込み側で、周囲への吸込み接続部とコンプレッサの間、特に周囲への吸込み接続部と第1の圧縮段の入口部の間で延びている。吸込み接続部が排気接続部と一致する場合には、吸込み管路の一部を排気管路の一部と一致させるか、あるいは共通に使用することが可能である。さらに、特に排気管路は、吸込み接続部及び排気接続部の手前で吸込み管路へ延びることが可能である。
コンプレッサ管路は、第1の圧縮段と第2の圧縮段、特に第1の圧縮段の出口部と第2の圧縮段の入口部の間で延びている。本発明のコンセプトの実現のために、充填された圧力媒体と第2の圧縮段への別の圧力媒体の同時の案内のためにコンプレッサ管路が形成されていることが有利であることが分かった。特に、支持圧力なしでの充填された圧力媒体と第2の圧縮段への別の圧力媒体の案内のためにコンプレッサ管路が形成されていることが有利であることが分かった。支持圧力とは、特に、例えば第1の圧縮段の無負荷動作を保証するために従来技術において使用されるような追加的な支持圧力と理解され得る。これに対して、発展形成においては、コンプレッサ管路は、例えば空圧的な遮断手段又は切換手段の所定の追加的な支持圧力のないものとなっている。遮断手段とは、例えば逆止バルブと理解され得る。切換手段とは、例えば切換バルブと理解され得る。
特に、排気バルブは、排気管路におけるバルブ接続部に接続されている。圧力媒体供給部において使用される圧力媒体は、空圧メイン管路を介して圧力媒体供給部と空圧設備の圧力媒体接続部の間に滞ることが可能である。
特に、空圧メイン管路は1つの乾燥装置を備えている。圧力媒体供給設備の長期にわたる動作の確保のために、圧力媒体、特に圧縮エアは、乾燥されるべきである。なぜなら、この圧力媒体は定期的に湿気にさらされるためである。これにより、空圧システムにおける湿気の蓄積が回避され、そうでなければ、比較的低温においてバルブを損傷させる結晶の形成が生じ得るとともに、さらに、圧縮エア供給設備及び空圧設備における不意の故障につながることがある。乾燥装置、特にエア乾燥装置は、乾燥手段、通常は圧縮エアが通過する粒状物層を備えている。そのため、この粒状物層は、比較的高圧において、圧縮エアに含まれる湿気を吸着によって取り除くことが可能である。1つのエア乾燥装置は、場合によっては再生式のエア乾燥装置として設定されることが可能である。このことは、粒状物層が、各排気サイクルにおいて比較的低圧でエアバネシステムからの乾燥された圧縮エアによって、充填方向に対して逆向きの流れ又は同方向の流れにおいて貫流されることで生じる。そのため、排気バルブ装置が開放され得る。圧力交換吸着とも呼ばれるこのような応用に対して本コンセプトが有利であることが分かった。特に、圧縮エア供給設備がフレキシブルかつ同時に信頼性を有して設定されている。特に、比較的迅速で、それにもかかわらずエア乾燥装置の再生のために十分な圧力交換による排気が可能である。
さらに、有利には、提示されたコンセプトの利用をして、特に同様にエア乾燥装置の再生性能の考慮をして空圧設備の排気をできる限り効果的に行うことも可能である。有利には、このことは、比較的短時間で、かつ、比較的大きな圧力の大きさにおいて排気がなされる場合について与えられる。このことは、特に、2つ又はより多くの段を有する、いわゆるブースト動作において動作されるコンプレッサを有する圧力媒体供給設備のこの場合に与えられている。ブースト動作は、一般に、圧力媒体供給設備の動作と理解され、この動作においては、充填された圧力媒体が圧力媒体貯留容器及び/又は圧力媒体チャンバから再分配され、別の圧力媒体は、コンプレッサから再分配される。このことは、とりわけ上昇過程に該当し、この上昇過程では、圧力媒体は、コンプレッサの動作の下でこのコンプレッサによって、圧力媒体貯留容器から圧力媒体接続部を介して圧力媒体チャンバへ至る。しかし、このことは、下降過程にも当てはまり、この下降過程では、圧力媒体は、コンプレッサの動作の下でこのコンプレッサによって、圧力媒体チャンバから圧力媒体接続部を介して圧力媒体貯留容器へ至る。
これに応じて、圧力媒体供給設備は、少なくとも1つの、空圧設備への圧力媒体充填接続部を備えている。特に、少なくとも1つの圧力媒体充填接続部において、例えば少なくとも1つの充填分岐管路を介して、圧力媒体貯留容器及び/又は空圧設備の多数の圧力媒体チャンバが接続されることが可能である。
好ましくは、空圧設備は、1つのギャラリと、該ギャラリに空圧的に接続されつつ1つの圧力媒体チャンバ、特にベロー及び圧力媒体貯留容器、特に圧力リザーバを有する少なくとも1つの分岐管路とを備えている。1つ又は複数の、特に全ての分岐管路は、有利にはそれぞれ1つの切換バルブを備えている。以下では、圧力媒体チャンバの場合においてはベローも考慮に入れられ、あるいは、圧力媒体貯留容器の場合には圧力リザーバ又はリザーバも考慮に入れられるが、これは、一般に圧力媒体チャンバあるいは圧力媒体貯留容器と理解され得るものに対して制限することを意図するものではない。特に、リザーバ管路として形成された分岐管路は、圧力リザーバの手前に配置されたリザーババルブを備えており、及び/又はベロー管路として形成された分岐管路がベローの手前に配置されたベローバルブを備えていることが有利であることが分かった。バネ設備の上昇過程及び下降過程のために必要な切換バルブの開放過程及び閉鎖過程は、各ベローあるいは圧力リザーバ個々に対して、又はその組合せにおいて変換され得る。
特に、圧力センサが空圧設備に設けられており、この圧力センサにより好ましくは圧力の大きさが監視可能であることが有利であることが分かった。この圧力センサは、異なる複数の箇所に配置されることができる。特に、圧力センサが圧力リザーバ及び/又はリザーバ管路又は圧力媒体貯留容器へのその他の空圧的な接続管路に直接接続されていることが有利であることが分かった。圧力センサは、上述の圧力リザーバに割り当てられた圧力センサに加えて、又はこれに代えて、ギャラリに接続されることも可能である。有利には、別の圧力センサは、追加的に又は代替的に圧力媒体チャンバの圧力レベルを監視するために、ベロー管路及び/又はベローに直接接続されることも可能である。1つ又は複数の圧力センサの値は、監視の目的のみならず、特に、圧力媒体供給設備あるいは特に充填装置、好ましくはこれらの個々の構成要素、すなわち特にコンプレッサのモータの開ループ制御及び閉ループ制御の目的のため、及び/又は少なくとも1つの充填バルブ及び/又は公称幅調整可能な充填装置の絞りの開ループ制御及び閉ループ制御のために使用されることも可能である。
少なくとも1つの圧力媒体管路が、少なくとも1つの圧力媒体接続部とコンプレッサ管路の間に設けられている。特に、第1の圧力媒体充填管路が第1の圧力媒体充填接続部と第2の圧縮段の入口部の間に設けられていることが有利であることが分かった。これに加えて、又はこれに代えて、第2の圧力媒体充填管路を第2の圧力媒体充填接続部と第2の圧縮段の入口部の間に設けることも可能である。
好ましくは、少なくとも1つの圧力媒体充填管路及びコンプレッサ管路が形成されており、充填された圧力媒体は、第2の圧縮段を更に圧縮し、空圧メイン管路を介して圧力媒体供給部と空圧設備の圧力媒体接続部の間で供給するために、少なくとも1つの圧力媒体充填接続部から第2の圧縮段へ供給される。特に、圧力媒体が圧力媒体貯留容器から第1の圧力媒体充填接続部を介して第2の圧縮段へ、多数の圧力媒体チャンバに供給されることが有利であることが分かった。これに加えて、又はこれに代えて、圧力媒体は、多数の圧力媒体チャンバから第2の圧力媒体充填接続部を介して第2の圧縮段を経て圧力媒体貯留容器へ案内されることも可能である。結果的に、この発展形成は、車両のための上昇過程あるいは下降過程を変換するために、充填装置の効率的な利用の際、圧力媒体が圧力媒体チャンバと空圧設備の圧力媒体貯留容器の間で往復して案内され得ることにつながるものである。
有利には、吸込み管路及びコンプレッサ管路が形成されており、別の圧力媒体を更に圧縮して空圧メイン管路を介して圧力媒体供給部と空圧設備の圧力媒体接続部の間で供給することができるよう、別の圧力媒体が吸込み接続部から第1の圧縮段を介して供給され、第2の圧縮段へ供給される。特に、上述の両発展形成の範囲においては、組合せとして、少なくとも1つの圧力媒体接続部に滞っている充填された圧力媒体と、第1の圧縮段から供給される別の圧力媒体の第2の圧縮段への同時の供給がなされるようになっている。特に、例えば逆止バルブ又はその他の遮断手段又は切換バルブ若しくはその他の閉ループ制御手段を意図的に設けた従来技術のように逆向きの案内方向において作用する支持圧力なしの供給が形成され得る。このことは、有利には、二段式又は多段式のコンプレッサの少なくとも1つの第1及び第2の圧縮段の圧送出力の完全な利用に有益なものである。特に、上述の発展形成の範囲では、コンプレッサをその圧送出力に関して完全に利用し、この代わりに圧力媒体がフレキシブルかつ迅速に供給可能な態様で例えば圧力媒体貯留容器内及び/又は圧力チャンバ内並びに同時かつ支持圧力なしの上述のコンセプトによる往復式の貯留手段内に維持されることがはるかに効率的であることが分かった。これにより、基本的には、十分に供給される圧力媒体の量に基づき、上述のブースト動作が動作オプションよりもはるかに考慮の対象となる。有利には、ブースト動作は、減少するか、又は小さすぎるリザーバ圧力のため目的に合わせて終了される必要はなく、このような措置は、いくつかの測定技術的な手間に結び付くものである。むしろ、ここに記載したコンセプト又はその発展形成によって、必要な圧力媒体流自体が、充填された圧力媒体に加えて第1の圧縮段から供給される特に追加圧送される別の圧力媒体によるブースト動作のために維持され得るが、いずれの場合でも、動作時の大部分における圧力媒体の減少に抵抗し得ることが分かった。
空圧設備によって生じる下降過程のために、圧力媒体供給設備が選択的に開放されて、部分的に閉鎖され、又は閉鎖されて動作されることが特に好ましい。開放される動作は、排気接続部へ圧力媒体を排出しながら、特に直接、すなわち圧力媒体接続部及び空圧メイン管路を介して、場合によってはエア乾燥装置の再生をしながらなされる。閉鎖された動作は、少なくとも1つの圧力媒体接続部に滞っている充填された圧力媒体を案内しながら、また第1の圧縮段から供給される別の圧力媒体を第2の圧縮段へ案内方向に案内しながら、コンプレッサを介して圧力媒体チャンバから圧力媒体貯留容器への圧力媒体の排出をしながらなされ得る。部分的に閉鎖された動作は、適宜の順番で連続して、又は少なくとも一時的に同時に上記両動作態様の関与の下でなされ得る。特に、部分的に閉鎖された動作は、適宜の順番で連続して、又は少なくとも一時的に同時に、圧力媒体チャンバから排気接続部へ、及び圧力媒体チャンバから圧力媒体貯留容器へ圧力媒体を排出しながらなされる。
これに加えて、又はこれに代えて、空圧設備によって生じる上昇過程のために、圧力媒体供給設備が選択的に開放されて、部分的に閉鎖されて、又は閉鎖されて動作させることが有利であることが分かった。加えて、特に、圧力媒体は、圧力媒体接続部へ供給され得る。このことは、ブースト動作以外の場合に、第1及び第2の圧縮段を動作させながら、すなわち別の圧力媒体を利用しながらなされ得る。開放された動作においては、圧力媒体は、雰囲気からコンプレッサを介して圧力媒体接続部へ圧送される。閉鎖された動作においては、このことは、ギャラリを介して圧力媒体貯留容器から圧力媒体チャンバへ圧力媒体を排出しながらなされ得る。部分的に閉鎖された動作は、適宜の順番で連続して、又は少なくとも一時的に同時に上述の両動作態様の関与の下でなされ得る。特に、このことは、圧力媒体貯留容器又は少なくとも1つの圧力媒体チャンバからの、少なくとも1つの圧力媒体充填接続部で滞っている充填された圧力媒体と、第1の圧縮段から案内方向において第2の圧縮段へ供給される圧力媒体を案内しながら、連続して、又は少なくとも一時的に同時になされ得る。
短く示せば、部分的に閉鎖された下降過程においては、圧力媒体がコンプレッサにより圧力媒体チャンバから圧力媒体貯留容器へ移行され、特に追加的に圧力媒体がコンプレッサの少なくとも1つの圧縮段、特に第1の圧縮段によって雰囲気から圧力媒体貯留容器へ移行される。短く示せば、部分的に閉鎖された上昇過程においては、圧力媒体がコンプレッサにより圧力媒体貯留容器から圧力媒体チャンバへ移行され、特に追加的に圧力媒体がコンプレッサの少なくとも1つの圧縮段、特に第1の圧縮段によって、雰囲気から少なくとも1つの圧力媒体チャンバへ移行される。有利には、部分的に閉鎖された上昇過程及び/又は下降過程の範囲では、空圧メイン管路における乾燥装置を再生しながら排気接続部への排気過程がなされ得ることが分かった。有利には、ここに記載したコンセプトにより、空圧設備の圧縮エアの圧縮容積自体がその時でも上昇過程及び/又は下降過程前と同一又は実質的に同一である。
特に、圧力媒体供給設備の動作が、圧力レベルが少なくとも1つの充填分岐管路においてコンプレッサ管路と比較して存在するように、圧力レベルを調整しながら最適化され得ることが分かった。特に、一方で第1の圧縮段の出口部と他方で圧力媒体貯留容器あるいは圧力媒体チャンバの間の異なる圧力レベルを考慮するために、空圧手段が、圧力媒体供給設備の少なくとも1つの圧力媒体充填管路に設けられることが可能である。
したがって、第1の圧力媒体充填管路が第1の圧力媒体充填接続部とコンプレッサ管路の間に第1の絞りを備え、及び/又は第2の圧力媒体充填管路が第2の圧力媒体充填接続部とコンプレッサ管路の間に第2の絞りを備えていることが特に有利であることが分かった。第1の絞り及び/又は第2の絞りが公称幅を有しており、この公称幅が、第1及び/又は第2の圧力媒体充填管路における圧力低下がコンプレッサ管路に対して生じるように形成されていることが有利であることが分かった。これにより、圧力媒体貯留容器あるいは圧力媒体チャンバのより高い圧力レベルをコンプレッサ管路における圧力レベル、特に第1の圧縮段の出口部及び/又は第2の圧縮段の入口部における圧力レベルに抑えることが可能である。このことは、とりわけ、第2の圧縮段の動作時に、圧力媒体貯留容器又は少なくとも1つの圧力媒体チャンバにおける圧力の圧力低下によって、流れ消費が限界内に保持されるという利点を有している。この発展形成においては、圧力媒体の持続的な生成及びストックが両方のあるいは全ての圧縮段の効率的な動作の下でコンプレッサの節約された動作態様と組み合わされる。これにより、第1の圧縮段の比較的節約された動作がサポートされ、第1の圧縮段の圧力媒体圧送出力は、本発明によるコンセプトにもかかわらず、このコンセプトをなくすことなく効率的に利用される。さらに、圧力媒体供給設備における圧力媒体損失を伴わないか、又はいずれにしてもわずかにこれを伴うブースト動作が可能であり、これにより、より頻繁に可能である。
したがって、例えば、第1及び/又は第2の絞りの公称幅は、第1及び/又は第2の圧力媒体充填管路における圧力の1/3〜1/2の大きさの圧力低下がコンプレッサの第2の又は他の圧縮段の入口部に対して生じるように形成されていることが有利であることが分かった。特に、8〜10barの範囲の大きさは、有利な圧力媒体供給設備あるいは有利な空圧システムに鑑み有利であることが分かった。特に、15〜25barの範囲から5〜15barの範囲への圧力低下が、特に第1及び/又は第2の絞りの公称幅によって閉ループ制御されて、又は閉ループ制御されずに生じ得る。特に、公称幅は、0.5〜1.5mmの範囲、特に0.6〜0.8mmの範囲であることが分かった。これらの間にある公称幅も、例えば0.6〜1.2mmの範囲も有利であることが分かった。この公称幅は、固定されていても、又は調整可能であってもよい。特に、調整可能は公称幅は有利であることが分かった。なぜなら、この場合、例えば第1及び第2の圧力媒体充填管路における圧力又は制御信号に依存して公称幅の適合を行うことが可能であるためである。圧力媒体充填管路における圧力は、圧力媒体充填接続部において、又は圧力媒体充填接続部と絞りの間で測定可能であるが、圧力媒体充填接続部において、又は圧力媒体充填接続部と圧力媒体貯留容器及び/又は圧力媒体チャンバの間でも可能である。また、調整可能な公称幅は、コンプレッサ、特にコンプレッサのモータの出力消費に依存してなされることも可能である。この、及び他の公称幅開ループ制御措置又は閉ループ制御装置は、かなり均等な、具体的に均等に読み取られるコンプレッサの動作を、すなわち特に好ましい電流範囲あるいは出力範囲における均等な電流消費によって可能とすることができる。このことは、効率的で、したがってコンプレッサの持続的かつ寿命の長い動作態様をサポートするものである。
基本的に、少なくとも1つの圧力媒体充填接続部において滞っている充填された圧力媒体の開ループ制御は、空圧的な開ループ制御手段によってなされ得る。特に、第1の圧力媒体接続部に第1の充填バルブが、及び/又は第2の圧力媒体接続部に第2の充填バルブが接続されているか、又は接続可能であることが有利であることが分かった。特に切換バルブ、好ましくは例えば2/2切換バルブのような2つの切換状態に切換可能な切換バルブの形態の充填バルブが有利であることが分かった。充填バルブは、圧力媒体供給設備内及び/又は空圧設備内に設けられることが可能である。したがって、例えば圧力媒体供給設備の第1の圧力媒体充填管路が第1の圧力媒体充填接続部とコンプレッサ管路の間に第1の充填バルブを備え、及び/又は第2の圧力媒体充填管路が第2の圧力媒体充填接続部とコンプレッサ管路の間に第2の充填バルブを備えることが可能である。これに加えて、又はこれに代えて、空圧設備内で、又は圧力媒体供給設備と空圧設備の間で、第1の圧力媒体充填接続部と圧力媒体貯留容器の間の第1の圧力媒体充填管路に、第1の充填バルブを接続可能とするか、接続されることが可能である。これに加えて、又はこれに代えて、第2の充填バルブが、第2の圧力媒体充填接続部と少なくとも1つの圧力媒体チャンバの間の第2の圧力媒体充填管路に接続可能であるか、あるいは空圧設備内に接続可能であるか、又は圧力媒体供給設備と空圧設備の間に接続可能である。
したがって、充填バルブの開放又は閉鎖により、保持され、必要な場合に第2の圧縮段へ充填可能な圧力媒体が圧力媒体貯留容器及び/又は圧力媒体チャンバから取り出され得る。コンセプトに従い、充填されたこの圧力媒体は、少なくとも1つの圧力媒体接続部において滞るように、第1の圧縮段から供給される別の圧力媒体と同時に第2の圧縮段へ案内されることが可能である。基本的に、このコンセプトは、上昇過程についても、また下降過程についても、いずれにしても圧力媒体供給設備の閉鎖された動作又は部分的に閉鎖された動作において有利であることが分かった。上述の動作態様は、単独で、又は開放された動作態様との任意の時間的な組合せにおいて、特に雰囲気あるいは排気接続部への排気を行うことが可能である。
圧力媒体貯留容器及び複数の圧力媒体チャンバの分離が充填された圧力媒体の案内のために有利であることが分かった。特に、圧力媒体貯留容器と圧力媒体チャンバを分離するために、空圧設備内に分離バルブを設けることが可能である。
排気バルブの切換は、原理的に必要に応じて、及び異なる形態において行うことが可能である。例えば、直接切換可能な個々の排気バルブも、また1つの排気バルブを有する排気バルブ装置も排気管路に設けられることができる。排気バルブの開ループ制御のためのコントロールバルブを備えた電磁バルブ装置が特に有利であることが分かった。このコントロールバルブによって解除可能な解除可能な逆止バルブを有する空圧メイン管路が特に有利であることが分かった。特に有利には、コントロールバルブが、排気バルブ及び解除可能な逆止バルブの解除の開ループ制御のために形成され得る。したがって、有利には、逆止バルブが解除され、かつ、排気バルブが開放されることによって、唯一のコントロールバルブを介して乾燥装置が両方向に開放され得る。このことは、空圧設備の迅速な充填にも、また乾燥装置の完全な再生にも有益なものである。加えて、特に、コントロールバルブが排気バルブの圧力制御接続部に接続された空圧的なコントロール管路でバルブ接続部に接続されていることが有利であることが分かった。コントロールバルブは、排気バルブの開放されたバルブ接続部における圧力制御接続部が排気管路及び解除された逆止バルブにおいて制御圧力に保持されるように形成されている。特に好ましくは、コントロールバルブはコントロール管路において接続された2つのバルブ接続部を備えることができ、コントロールバルブは、周囲へのバルブ接続部を備え、かつ、コントロール管路を空圧メイン管路から分岐させる3/2切換バルブの形態で形成されている。
有利には、空圧設備の切換バルブは、1つ又は複数のバルブブロックにおける分離バルブと共に組織化されている。コンパクトなバルブブロックが分離バルブの包含に有利であることは明らかである。特に、公知のコンパクトなバルブブロックが、コンセプトの範囲において、新たな使用、したがって別の加工の手間なしに利用され得る。
基本的に、本発明のコンセプトは、様々な実施形態において実現され、この様々な実施形態のうちいくつかが図面に具体的に説明されている。
例えば図1に示された実施形態に基づいて説明される特に好ましい発展形成の範囲においては、充填分岐管路が、圧力媒体貯留容器に直接接続されているとともに、圧力媒体供給設備のコンプレッサ管路への圧力媒体充填管路に当該充填分岐管路を結合させる第1の圧力媒体充填接続部へ延びている。図2における実施形態に基づき例示的に説明される第2の発展形成においては、充填分岐管路が空圧設備のギャラリへの接続管路として形成されているとともに第2の圧力媒体充填接続部へ延びるようになっており、この第2の圧力媒体充填接続部は、充填分岐管路を圧力媒体供給設備の第2の圧力充填管路へ結合し、圧力媒体供給設備を介してコンプレッサ管路へ結合させるものである。好ましくは、ギャラリへのこの接続管路には、空圧設備における第2の充填バルブが接続されている。しかしながら、基本的に、第2の充填バルブは、圧力媒体供給設備の第2の圧力媒体充填管路にも、特に充填装置の一部として配置されることが可能である。
図3の実施形態に基づいて例示的に説明される簡易化された第3の発展形成の範囲においては、充填分岐管路はここでもギャラリへの接続管路として設けられることができ、第1の圧力媒体充填管路における充填バルブは、第1の圧力媒体充填接続部とコンプレッサ管路の間に設けられている。これにより、比較的コンパクトな構造が可能である。これに対して、上述の第2の発展形成により、分離されたバルブブロックにおける第1のリザーバギャラリと第2のバネギャラリとを形成しながら、存在するバルブブロックの有利な使用が可能となる。
図4において例示的に説明される実施形態に基づき説明されている第4の発展形成においては、特に、一方で第1あるいは第2の発展形成と、他方で第3の発展形成とが、つまり、第1の充填分岐管路がリザーバ管路から分岐して第1の圧力媒体接続部へ延び、第2の充填分岐管路がギャラリから分岐して第2の圧力媒体接続部へ延びることによって、互いに組合され得る。この場合、第1及び第2の圧力媒体充填管路は、圧力媒体供給設備の第1あるいは第2の圧力媒体充填接続部と共に設けられている。更に図4には、第1の圧力媒体充填管路における第1の充填バルブと、第2の充填分岐管路における第2の充填バルブの配置が示されている。基本的に、充填バルブの配置の変型も設けることが可能である。例えば、第1の充填バルブが第1の充填分岐管路に配置されることができ、第2の充填バルブが圧力媒体供給設備の第2の圧力媒体充填管路に配置されることも可能である。また、第1及び第2の充填バルブをそれぞれ第1及び第2の充填分岐管路に配置するか、又は第1及び第2の充填バルブを圧力媒体供給設備の第1あるいは第2の圧力媒体充填管路に配置することも可能である。充填バルブの配置変型がいわゆる第1及び第2の絞りの配置にも同様に当てはまることは自明である。特に、第1の絞りが第1の充填バルブの一部として、及び/又は第2の絞りが第2の充填バルブの一部として実現されていることが特に有利であることが分かった。特に絞りは、オンされた、すなわち充填バルブの通電されて開放された状態における充填バルブの通電時に有効となり得る。この場合、上述の絞りは、充填バルブの通電されて開放された状態に統合されている。
ここで説明する充填バルブが非通電で閉鎖された切換バルブとして記載され、ここで説明されるベロー及びリザーババルブが非通電で閉鎖される切換バルブとして記載されている一方、切換バルブは、非通電で開放される切換バルブとしても実現され得ることが理解されるべきである。その結果、この通電は、記載されたコンセプトに基づく機能性に合わされている。
本発明の複数の実施例は、部分的に示された従来技術と比較して、図面に基づき以下に説明される。この図面は、必ずしも縮尺に従って示されておらず、むしろ、説明に有用であるよう概略的な、及び/又はやや歪曲された形態で構成されている。図面から直接認識可能な示唆の補足を考慮して、関連する従来技術について指摘されている。このとき、本発明の全般的な思想から逸脱することなく、実施形態の形態及び詳細についての多様な修正及び変更が行い得ることが考慮されるべきである。本明細書、図面及び各請求項に開示された本発明の特徴は、個々にも、又は適宜の組合せにおいても本発明の発展形成にとって本質的である。加えて、本発明の範囲には、本明細書、図面及び/又は各請求項に開示された少なくとも2つの特徴の全ての組合せが含まれる。本発明の全般的な思想は、以下に示し、説明する好ましい実施形態における厳密な形態又は詳細に限定されるものではないか、又は各請求項において請求される対象に比して制限された対象に限定されるものではない。記載された寸法範囲においては、上述の限度内にある値も限界値として開示され、適宜使用可能であるとともに請求可能であるべきである。同一又は類似の機能の同一又は類似の部材は、簡易化の理由から図面において同一の符号が付されている。本発明の更なる利点、特徴及び詳細は、好ましい実施例及び図面に基づく以下の説明から明らかである。
圧力媒体供給設備及び空圧設備を有する空圧システムの第1の実施形態の描写のための回路図である。 圧力媒体供給設備及び空圧設備を有する空圧システムの第2の実施形態の描写のための回路図である。 圧力媒体供給設備及び空圧設備を有する空圧システムの第3の実施形態の描写のための回路図である。 圧力媒体供給設備及び空圧設備を有する空圧システムの第4の実施形態の描写のための回路図である。 選択的に開放された、閉鎖された、又は部分的に閉鎖された圧縮エア供給設備の動作態様における下降過程の特に好ましい実施形態の描写のための経過グラフである。 開放された、閉鎖された、又は部分的に閉鎖された動作態様における上昇過程の特に好ましい実施形態の描写のための経過グラフであり、コンプレッサ動作の下、コンプレッサ及びリザーバの包含の下での上昇過程も、また特に好ましい上昇過程も、まずは充填装置の開放された動作態様が利用され、そして部分的に閉鎖された動作態様が利用される。 追加的なリザーバ圧力の実現のための、圧力媒体供給設備の部分的に閉鎖された動作における上昇−下降シーケンスの例における少なくとも1つの圧力媒体接続部において滞っている充填された圧力媒体及び第1の圧縮段から第2の圧縮段へ供給される別の圧力媒体の同時の案内の下での充填装置の動作の結果としての、圧力媒体貯留容器の圧力の描写のためのリザーバ圧力の推移の例示的な描写を示す図である。 上昇−下降シーケンスの一定の周期時間の実現の下での、図7におけるものとはやや異なる上昇−下降シーケンスの時間的に適宜反復可能な連続を示す図である。 図8の部分的に閉鎖された動作における上昇−下降シーケンスについてのリザーバ圧力の拡大された描写を示す図であり、特に、上昇動作及び下降動作の周期時間を一定に維持するため、及び/又は上昇動作及び下降動作の反復性を適合可能に維持するため、又は開放された動作により雰囲気へ排出すべき圧力媒体を排出時の乾燥装置の狙いを定めた再生のために利用するために、生じ得るリザーバ圧力が、場合によっては選択された絞り公称幅に依存して迅速な開放された動作における下降過程によって減少され得る。 図9Aとの比較において開放された動作における上昇−下降シーケンスを示す図であり、リザーバは、上昇−過程シーケンスに基づき空にされている。
図1には圧縮エア供給設備10.1と、フロントアクスルVA及びリヤアクスルHAを有する不図示の車両1000のためのエアバネ設備の形態の空圧設備90.1とを有する空圧システム100.1が示されている。車両1000においては、車両制御部ECU及び例えばCANバス又はこれに類するようなデータバスが設けられることが可能である。特に、これを介して伝達される適当な制御信号、特に空圧システム100.1又はコンプレッサ31のモータMの電気的に制御可能なバルブの磁石コイルの通電のための制御電流が供給される。これら制御信号は、この点では、図1、図2及び図3での詳細において合理的に点線で示され、及び図4において詳細に車両制御機器ECUと共に合理的に示されている。例えばフロントアクスルVA及びリヤアクスルHAを備えた車体のスプリングあるいはレベル変更の実現のために、空圧設備90.1がここでは4つのベロー91を備えており、各ベロー91は、不図示のエアバネの一部である。1つのベロー91には、切換バルブの形態のベローバルブ93、すなわちここではベロー管路91Lにおけるコントロール可能な2/2電磁切換バルブが手前に接続されている。ベロー管路91Lはそれぞれ分岐管路の形態で集合管を形成するギャラリ95から分岐しており、このギャラリは、さらに別の空圧式の接続管路96に接続されている。この別の空圧式の接続管路96は、ここでは圧縮エア接続部2とも呼ばれる圧縮エア供給設備10.1の圧力媒体接続部に接続されている。全体として、ここでは、他の圧力媒体の選択について制限することなく、圧力媒体が例えば圧縮エアと呼ばれる。
そのほか、空圧設備90.1はリザーバ管路92Lを介してギャラリ95に接続された圧力リザーバ92を備えており、この圧力リザーバには、ここではコントロール可能な2/2電磁切換バルブの形態のリザーババルブ94が手前に接続されている。ここでは、ギャラリ95には圧力センサ配線97Lを介して圧力センサ97が接続されており、この圧力センサは、電圧/圧力変換部U/Pを介して、圧力リザーバ92におけるリザーバ圧力の計測及びベロー91におけるベロー圧力の計測に適している。加えて、例えばリザーババルブ94のみが開弁されるか、あるいはベローバルブ93のみが開放される。全ての2/2電磁切換バルブ、すなわち4つのベローバルブ93及び1つのリザーババルブ94が、ここでは唯一の5重バルブブロック98内に構造ユニットとして統合されている。
圧縮エア接続部2及びこれに接続された圧縮エア供給設備10.1の空圧的なメイン管路60あるいは別の空圧的な接続管路96を介して複数のベロー91及びリザーバ92がギャラリ95を介して充填されることが可能であるか、又は逆の方向へ排気されることが可能である。
圧縮エア供給設備10.1は個々に充填装置30.1への吸込み管路20を備えており、この充填装置は、周囲への吸込み接続部0と充填装置のコンプレッサ31の間、すなわち、ここでは吸込み接続部0のフィルタ要素0.3とコンプレッサ31の第1の圧縮段31.1の入口部との間で延在している。コンプレッサ31は第1の圧縮段31.1及び第2の圧縮段31.2並びにこれらを駆動するための1つのモータMを備えている。すなわち、モータMは、1つ又は複数のコンプレッサピストンを駆動し、この1つ又は複数のコンプレッサピストンは、圧縮段の不図示のコンプレッサチャンバにおいて圧力媒体、ここでは第1の圧縮段におけるエアの圧縮の下で移動し、及びすでに部分的に圧縮され、第2の圧縮段で更に圧縮された圧縮エアを移動させる。
象徴的に示した第1の圧縮段31.1の出口部には、第1の圧縮段31.1と第2の圧縮段31.2の間、すなわち第1の圧縮段31.1の出口部と第2の圧縮段31.2の入口部の間のコンプレッサ管路21が接続されている。コンプレッサ31は、象徴的に示された第2の圧縮段31.2の出口部において圧力媒体供給部1に接続されているとともに、圧力媒体を介して空圧的なメイン管路60へ供給可能である上、圧力媒体接続部2において供給可能である。圧力媒体は、空圧的なメイン管路60に配置された圧力媒体用の乾燥装置62を介して、すなわちここでは規則的に圧縮エアのように案内される。圧縮エア供給部1と圧縮エア接続部2の間にはここでは圧縮エア供給部1へ直接排気管路70も接続されており、この排気管路は、排気バルブ71を介して排気接続部3へ延びている。排気バルブ71は、電磁バルブ装置80の一部であり、この電磁バルブ装置には、電磁切換バルブとして形成されたコントロールバルブ81及びここでは閉止解除可能な逆止バルブ61も属している。閉止解除可能な逆止バルブ61及び排気バルブ71は、ここでは唯一のコントロールピストンによって作動可能であり、このコントロールピストンは、圧力コントロール接続部71Sを介してリレーピストンとして移動可能である。圧力コントロール接続部71Sには適切なコントロール圧力をコントロールバルブ81を介して供給可能である。ここでは、コントロール圧力は、コントロールバルブ81を介して接続された、分岐接続部63における空圧メイン管路60からコントロール管路へ分岐したコントロール圧力である。コントロールバルブ81は、ここでは3/2切換バルブとして形成されている。図1に示された非通電の状態においては、コントロール管路110が第1の部分及び第2の部分によって形成されており、これら部分は、コントロールバルブ81によって空圧的に分離されている。第1の部分は分岐接続部63から離れ、第2の部分は圧力コントロール接続部71Sへ延びている。3/2切換バルブは図示の形態においてはコントロール管路110について非通電の状態にあり、この状態は、上述の第1の部分及び第2の部分を空圧的に分離する。第2の部分は、別の排気管路117へも排気され、この別の排気管路117は、分岐接続部7において排気管路70と合流しており、両排気管路117,70は、排気接続部3へ共通の排気管路70として更に延びているとともに、最後の部分では吸込み管路20の一部と同一となっている。
第1の別のコントロール管路111あるいは第2の別のコントロール管路112は、排気バルブ71のピストンあるいはコントロールバルブ81のピストンへ直接延びているとともに、それぞれ排気管路70あるいはコントロール管路110から分岐している。結果的に、これにより、排気の際における迅速な切換作動につながる。すなわち、コントロールバルブ81が電磁コイルへの適当な通電時に通電された第2の切換状態へ加速して移行する場合には、排気バルブ71のリレーピストンがすでにバルブスプリング71Fあるいは81Fのバネ力に抗して付勢されている。排気バルブのコントロールピストン71Sが移動すると、排気バルブ71は、作動式に開放する状態へ移行するとともに、同時に、逆止バルブ61が空圧的に閉止解除される。結果的に、空圧的なメイン管路60に設けられたエア乾燥装置62が排気管路70の側及び圧縮エア接続部2の側において両側で開放される。
空圧設備90の排気は、第1の絞り、ここでは空圧的なメイン管路60における再生絞り64と、第2の絞り、ここでは排気管路70における排気絞り74とを介してなされる。再生絞り64の公称幅は、一方でエア乾燥装置62の最適な再生時に過剰に大きな音の大きさあるいは圧力の大きさを回避しつつ効率的な排気を可能とするために、本実施例においては、排気絞り74の公称幅よりも大きくなっている。
上述の排気に関する圧縮エア供給設備10.1あるいは空圧的なメイン管路60及び吸込み管路20の機能の基本的な実施は、ここで選択された図1〜図4の実施例について同一である。特に、この部分の上記説明及び空圧設備90.1の本質的な部分の説明は、全ての図について同一である。このことは、見やすさの観点から部分的にのみ図2、図3及び図4に記載され、同一若しくは類似の部材又は同一若しくは類似の機能について同一である符号についても当てはまる。その結果、図1〜図4の全てについての上記説明について個々に指摘される。それにもかかわらず、排気バルブ装置として機能する電磁バルブ装置80も変更された形態においても実施され得ることが理解されるべきである。特に、排気管路70においては、ここで示した空圧的にプリコントロールされる排気バルブ71の代わりに電磁コイルによって直接コントロールされる個別のバルブもコントロール電流によって直接コントロール可能な排気バルブとして設けられ得る。そのため、コントロールバルブ81を省略することが可能である。排気バルブ装置のこの変更は、直接排気されたバルブ装置とも呼ばれる。他の変更においては、排気バルブ装置がいわゆる迅速に排気されるバルブ装置として形成されることが可能であり、このバルブ装置においては、複数の空圧的なプリコントロール管路が、ここで示される実施形態とは異なる形態で空圧的な面管路60から空圧的にプリコントロールされつつ加速された排気バルブの切換作動のために分岐している。
以下に、図2〜図4の他の充填装置30.2,30.3,30.4とは異なる充填装置30.1の特別な実施について説明する。
図1の充填装置30.1は、第1の圧力媒体充填接続部1.1を介して第1の充填分岐管路92ZL.1に接続されており、第1の充填分岐管路92ZL.1が直接圧力リザーバ92に接続されている。充填装置30.1は第1の圧力媒体充填接続部1.1に接続された第1の圧力媒体充填管路20.1を含んでおり、この第1の圧力媒体充填管路は、上述のコンプレッサ管路21へ延びているとともに、これによりコンプレッサの第2の圧縮段31.2の入口部にコンプレッサ管路21を介して接続されている。第1の圧力媒体充填管路20.1にはここでは公称幅を調整可能な第1の絞り41と、第1の充填バルブ51が接続されている。ここでは、公称幅を調整可能な第1の絞り41及び第1の充填バルブ51は、分離して第1の圧力媒体充填管路20.1内に示されている。両者は、逆の順番で配置されることも可能である。特に好ましい形態においては、第1の絞り41が第1の充填バルブ51に、すなわち通電されて開放される第1の充填バルブ51の第2の切換状態において、統合されることができる。
空圧設備90.1の充填は、二段式のコンプレッサ31の動作の下で、通常動作において、特に閉鎖された充填バルブ51における開放された動作及び吸込み管路20を介してエアの吸込みの下で、及び二段式のコンプレッサ作動の下での開放されたベローバルブ及び/又はリザーババルブ93,94において空圧的なメイン管路60を介してなされることが可能であるとともに、持上げ過程のブースト動作においてもなされることが可能である。持上げ過程のブースト動作においては、第1の充填バルブ51が第1の充填分岐管路92ZL.1をリザーバ92へ向けて開放する。その結果、第1の圧力媒体充填接続部1.1で滞っている充填されたリザーバ92の圧力媒体gDM及び第1の圧縮段31.1から供給される第2の圧縮段31.2への別の圧力媒体tDMが同時に、かつ、支持圧力なしで案内される。このことは、閉じた、又は部分的に閉じた動作の範囲において利用され得る。
排気の場合には、開放された排気バルブ71及び開放されたベローバルブ93又はリザーババルブ94において、すなわち開放された動作において排気が直接排気接続部3へなされ得る。
ベローバルブ93及びリザーババルブ94に対する個々のコントロール信号あるいは電流信号が個々にプロットされていない間には、ここでは、第1の充填バルブ51、モータM、第1の絞り41及びコントロールバルブ81のコントロールが電気的なコントロール信号SL1、SM、SD1及びSEによってなされ得る。
以下においては、簡易化のために、同一若しくは類似の部材又は同一若しくは類似の機能の部材には同一の符号が付されている。
図2には空圧設備90.2及び圧縮エア供給設備10.2を有する空圧システム100.2が示されており、第1のバルブブロック98.1の形態の空圧設備90.2におけるバルブブロックの構成は、複数のベローバルブ93、第2の充填バルブ52並びにリザーババルブ94及び分離バルブ99を有する第2のバルブブロック98.2によってなされる。分離バルブ99及び第2の充填バルブ52は、ベローバルブ93及びリザーババルブ94のようにコントロール可能な2/2電磁切換バルブの形態で構成されている。第2の充填バルブ52、モータM、公称幅を調整可能な第2の絞り42及び排気コントロールバルブ81は、電気的なコントロール信号SL2、SM、SD2及びSEによってコントロール可能である。ここでは、図2の圧縮エア供給設備と図1の圧縮エア供給設備の差異について、すなわち充填装置30.2の異なる実施についてのみ説明する。
ここでは、第2の充填分岐管路92ZL.2は、第2の充填バルブ52及び第2の圧力媒体充填接続部1.2に接続されている。圧縮エア供給設備10.2においては、第2の圧力媒体充填管路20.2が第2の圧力媒体充填接続部1.2及びコンプレッサ管路21に接続されている。第2の圧力媒体充填管路20.2にはここでは公称幅を調整可能な1つの第2の絞り42のみが配置されている一方、第2の充填バルブ52は空圧設備90の第1のバルブブロック98.1に統合されている。
図2の圧力媒体供給設備10.2の動作のために、図1に基づいて説明したように、開放された動作における通常の充填過程及び排気過程が開放された分離バルブ99において実行され得る。持上げ過程の範囲におけるブースト充填は、リザーババルブ94が開放され、かつ、分離バルブ99が閉鎖されている場合、及び第2の充填バルブ52が開放されている場合に、第2の圧力媒体充填接続部1.2において滞っている充填された圧力媒体gDM及び第1の圧縮段31.1から供給される別の圧力媒体tDMの利用の下で別の第2の圧縮段31.2へなされ得る。このことは、同様に、ベローバルブ93が開放されているとともに分離バルブ99が閉鎖された下降過程にも当てはまる。この場合には、下降のためにベローから漏出する圧力媒体が、リザーバ92の充填のために使用され得る。すなわち、この圧力媒体は、開放して形成された下降過程とは異なり、閉鎖された下降過程を行うことも可能であり、この下降過程では、下降動作のためのブースト動作である限り、ベローバルブ93並びにリザーババルブ94及び第2の充填バルブ52がコンプレッサ31の動作の下で開放される。結果として、コンプレッサ31を介したベロー91からリザーバ92への圧縮エアの入れ換えが生じる。このことは、第2の圧縮段が同時に支持圧力から解放されて案内されることで、有利には第2の圧力媒体充填接続部1.2において滞っている充填されるベロー91の圧力媒体gDMと、第1の圧縮段31.1から供給される、第2の圧縮段31.2への別の圧力媒体tDMの使用の下でもなされる。
図3には図2と比較して簡易化された実施形態、すなわち圧縮エア供給設備10.3及び空圧設備90.3を有する簡易化された空圧システム100.3が示されている。このとき、今回は、6重のバルブブロック98が、4つのベローバルブ93、1つのリザーババルブ94及び1つの分離バルブ99を有する唯一のバルブブロックとして形成されている。ここで、第1の充填分岐管路92ZL.1は、ギャラリ95及び第1の圧力媒体充填接続部1.1に接続されている。圧縮エア供給設備10では、第1の圧力媒体充填管路20.1が第1の圧力媒体充填接続部1.1とコンプレッサ管路21の間に接続されている。充填装置30.3では、第1の圧力媒体充填管路20.1において、第1の充填バルブ51及び公称幅が固定された、固定された公称幅を有する第1の絞り43が接続されている。今回は、図1と比較して逆の順番となっている。モータM及び第1の充填バルブ51は、ここでも電気的な制御信号SM、SL1を介してコントロール可能である。分離バルブ99は電気的な制御信号STによって、排気コントロールバルブ81は電気的な制御信号SEによってコントロール可能である。非通電時に閉鎖される分離バルブ99及び開放されるリザーババルブ94並びに動作するコンプレッサ31において、下降過程の範囲では、開放されたベローバルブ93においてリザーバ92が更に充填され得る。
図4には特に良好に拡充された充填装置30.4の実施形態が示されており、この充填装置は、第1の圧力媒体充填接続部1.1及び第2の圧力媒体充填接続部1.2を介して空圧設備90に接続されている。この場合には、第1の圧力媒体充填接続部1.1に、リザーバ管路92Lへの第1の充填分岐管路92ZL.1が接続されている。第2の圧力媒体接続部1.2とギャラリ95の間には第2の充填分岐管路92.ZL.2が接続され、すなわち、図2の実施形態におけるものと類似した第2の充填バルブ52を介して5重のバルブブロック98.1に統合されている。これにより、第1あるいは第2の圧力媒体充填接続部1.1,1.2に接続された第1の圧力媒体充填管路20.1あるいは第2の圧力媒体充填管路20.2を介して、すなわち第1の充填バルブ51及び第2の充填バルブ52が開放されている際に、圧力媒体がコンプレッサ管路21へ供給されることができる。第1及び第2の充填バルブ51,52のコントロールは、電気的な制御信号SL1,SL2によってなされる。コントロールバルブ81のコントロールは、電気的な制御信号SEによってなされる。分離バルブ99のコントロールは、電気的な制御信号STによってなされる。コンプレッサ31のモータMのコントロールは、電気的な制御信号SMによってなされる。
制御信号全体は、車両制御機器ECUの内部において空圧制御モジュールSによって提供され、この空圧制御モジュールは、圧力センサ97のセンサ信号p、レベル信号N及び乾燥装置62の湿度信号hも受信する。第1及び第2の絞り43,44は、ここでは固定された公称幅を有しており、ここではこれらが充填装置30.4において分離されて示されていても、両絞り43,44又は第1の絞り43のみ若しくは第2の絞り44のみが第1の充填バルブ51あるいは第2の充填バルブ52において統合されることが可能である。
本実施形態により、第1の充填バルブ51及び分離バルブ99が開放され、リザーババルブ94が閉鎖されている場合に、第1及び第2の圧縮段31.1,31.2の動作の下で持上げ過程としてのブースト動作が可能である。本実施形態により、第2の充填バルブ52が開放されている場合にコンプレッサ31の動作の下で、及びリザーババルブ94が開放され分離バルブ99が閉鎖されている場合にリザーバ92の充填の下で、ブースト動作における下降も可能である。
上述の圧力媒体供給設備10.1,10.2,10.3及び10.4の好ましい動作態様は、図5及び図6に例示的に詳細に記載されている。短縮して、以下に記載する開放した動作形態については、基本的に、圧縮エアは雰囲気から得られるか、あるいは雰囲気へ漏出されることが保持され得る。閉じた動作形態については、基本的に、圧縮エアがコンプレッサ動作なしに移し替えられるのみであることが保持され得る。部分的に閉じられた動作形態については、基本的に、第1の圧縮段による圧縮エアの生成の下でエアを雰囲気から吸入し、エアの更なる圧縮及びすでに充填された圧縮エアの第2の圧縮段における圧縮がなされることが保持され得る。
図5には、選択的に開放された下降過程A1及び閉鎖された下降過程A2又は部分的に閉鎖された下降過程A3並びにレベル閉ループ制御のために適当に設定されたエアバネ設備の形態の空圧設備90の動作による車体の下降のための方法の3つの異なるバリエーションBA1、BA2及びBA3についての経過プログラムが示されている。部分的に閉鎖された下降A3のための方法は、空圧システムの閉鎖された動作における第1のステップA3.1と、開放された動作における第2のステップA3.2とを備えており、これらステップは、シーケンシャルに連続して実行され、これがここでは部分的に閉鎖された動作と理解されるべきである。バリエーションBA2及びBA3は、図2〜図4に記載された空圧システム100.2,100.3,100.4のそれぞれによって実行されることが可能であり、バリエーションBA1は、図1〜図4に記載された空圧システム100.1,100.2,100.3,100.4のそれぞれによって実行可能である。説明のために、圧縮エア供給設備は、以下において、上記図について一般的に符号10を付して示されている。加えて、以下において、空圧設備は、上記図について累加的に符号90を付して示されている。さらに、以下では、空圧システムは、上記図について累加的に符号100を付して示されている。
圧縮エア供給設備10の開放された動作における下降方法BA1は、第1のステップSA11においてベローバルブ93のコントロールが設定されている。このベローバルブは、これにより通電−開放状態へ移行される。エアバネの圧力媒体チャンバ、すなわちベロー91は、これによりギャラリ95又は第1のギャラリ95.1へ空圧的に開放される。図4、図2及び図3のシステム100.4,100.2及び100.3の場合には、第2の充填バルブ52の閉鎖時に分離バルブ99が同様にコントロールされるとともに、通電−開放状態へ移行されるか、あるいは図3においては第1の充填バルブ51が閉鎖される。これにより、ベロー91に含まれる圧縮エアが圧力媒体接続部2へ漏出することができる。第2のステップSA12においては、コントロールバルブ81が制御信号SEによってコントロールされ、これにより、通電された第2の切換状態へ移行される。この第2の切換状態により、排気バルブ71のコントロール接続部71Sへのコントロール管路110が開放され、したがって、この排気バルブが双方向に開放された第2の切換状態へ移行される。したがって、ベロー93からの圧媒体接続部2に滞っている圧縮エアは、第1の再生絞り64及び閉止解除された逆止バルブ61を介して、かつ、エア乾燥装置62の再生をしつつ排気管路70へ漏出することが可能であり、最後に、排気接続部3及びここからフィルタ0.3を介して外部へ漏出できる。そして、開放された下降過程A1がなされる。その後、ベローバルブ93はステップSA13において無通電で閉鎖されたベローバルブ93へ移行し、ステップSA14において排気バルブ71が閉鎖された排気バルブ71のコントロールされていない状態へ移行する。この状態では逆止バルブ61が閉止解除されておらず、排気管路70が排気バルブ71によって遮断されている。すなわち、図1〜図4に示されているように、通電されていなコントロールバルブ81において生じる状態である。
ステップSA21〜SA25によって設定された閉鎖された下降方法BA2については、圧縮エア供給設備10が閉鎖された動作状態にある。この動作状態においてはステップSA21がベローバルブ93のコントロール行うようになっており、このベローバルブは、これにより、圧縮エアをベロー91からギャラリ95へ排出しつつ通電−開放状態へ移行される。ステップSA22においては、第2の充填バルブ52の例えば図2及び図4において、コントロールがなされるようになっている。これにより、この第2の充填バルブは、制御信号SL2によって、通電されて開放された状態へ移行される。圧縮エア供給設備10の図3に示された実施形態では、第1の充填バルブ51が制御信号SL1によってコントロールされ、通電して開放された状態へ移行される。結果として、ステップSA23において、コンプレッサ31モータMのための制御信号SMによって、第1及び第2の圧縮段31.1,31.2が操作され得る。その結果、これにより、少なくとも1つの圧力媒体充填接続部1.2,1.1において滞っている充填された圧力媒体gDM及び第2の圧縮段31.1から提供される第2の圧縮段31.2への別の圧力媒体tDMの同時の案内のための充填装置30が形成される。このようにベロー91から取り出された充填された圧力媒体gDMは、第1の圧縮段31.1からの別の圧力媒体tDMと共に第2の圧縮段31.2によって圧縮された圧力媒体供給部1の形態において提供され得る。そこから、大きく圧縮された圧力媒体は、全体としてエア乾燥装置62を介して、及び逆止バルブ61を流通方向に開放しつつ圧力媒体接続部2へ至る。そして、この圧力媒体接続部2からは圧力媒体が別の圧力媒体管路96及びギャラリ95あるいは第1及び/又は第2ののギャラリ95.1,95.2を介して、ステップSA24において通電して開放されたリザーババルブ94において圧力媒体リザーバ92へ供給され得るとともに、その内部に保持される。そして、つづいて閉鎖される下降過程A2においては、ベロー91から取り出された圧縮エアは、周囲ではなく、リザーバ92へ漏出し、そこにおいて更なる利用のために保持されることができる。その後、ステップSA25では全てのバルブの無通電の状態が設定されている。
部分的に閉鎖された下降過程BA3は、第1のステップセットSA311〜SA314を行うようになっており、この第1のステップセットは、閉鎖された下降過程A3.1に通じるものである。部分的に閉鎖された動作態様A3の閉鎖された下降過程A3.1の準備のための各ステップSA311〜SA314は、上述したようにステップSA21〜SA24に本質的に対応する。しかし、開放された下降過程A3.2への切換は、部分的に閉鎖された下降過程A3では別のステップSA321〜SA323の実行の下でなされ得る。そのため、ステップSA321では、リザーババルブ94がコントロールされない、すなわち無通電で閉鎖された状態へ移行され、つづいて、図2及び図4の第2の充填バルブ52あるいは図1及び図3の第1の充填バルブ51が無通電閉鎖状態へ移行される。つづいて、ステップSA323では、排気バルブ71がコントロールされ、すなわちコントロールバルブ81が通電された第2の切換状態へ移行される。これにより、ステップSA12に関連して説明したように、圧縮エアは、ベロー93から直接圧力媒体接続部2及び排気管路70を介して、エア乾燥装置62の再生をしつつ排気接続部3へ漏出され得る。
部分的に閉鎖された下降過程A3は、いわば直接互いに接続された、ステップSA311〜SA314を有する閉鎖された下降過程A3.1の連続と、これに直接つづく、ステップSA321〜SA323を有する開放された下降過程A3.2とで構成されている。結果として、部分的に閉鎖された下降過程A3において、下降過程が2つの異なる下降速度、すなわち閉鎖された下降過程A3.1における緩慢な下降速度と、開放された下降過程A3.2における迅速な下降速度とによって実行可能であることが達成される。以下の図面に基づき更に明らかであるように、下降過程A3のための実際の時間は、閉鎖された下降過程A3.1と開放された下降過程A3.2の間の切換点の巧みな選択によって可変に選択され得る。また、閉鎖された下降過程A3.1と開放された下降過程A3.2の間の切換点の可変の選択により、部分的に閉鎖された下降過程A3において圧力媒体の圧力リザーバ92内への貯留が可変に調整され得る。この貯留は、排気接続部3における排気過程すなわち雰囲気への排気過程においてエア乾燥装置62の再生に使用され得る。
図6には、レベル閉ループ制御のために適当に設定されたエアバネ設備の形態の空圧設備90の選択的に開放され及び閉鎖されたか又は部分的に閉鎖された動作による車体の上昇のための方法の3つの異なるバリエーションBH1、BH2及びBH3についての経過プログラムが示されている。図6には上昇過程の選択可能な動作態様のためにコンプレッサ−上昇過程H1、リザーバ−上昇過程H2及び充填された、充填−上昇過程H3が示されており、この充填−上昇過程は、ブースト動作においてなされる。コンプレッサ−上昇過程H1はステップSH11においてコントロールバルブ81を介して排気バルブ71のコントロールを行うようになっており、この過程においては、コントロールバルブ81が制御信号SEによって通電された第2の状態へ移行される。その結果、排気バルブ71のコントロールピストン71Sが逆止バルブ61の閉止解除の下で操作されるので、空圧的なメイン管路60及び排気管路70が同時に開放される。つづいて、ステップSH12において、コンプレッサ31のモータMが、制御信号SMによってコントロールされ、すなわち吸込み管路20を介して吸込まれたエアの両圧縮段31.1及び31.2によるエア圧縮の下で操作される。したがって、コンプレッサ31は、カウンタ圧力なしに、したがって、わずかな始動抵抗を伴って始動する。つづいて、ステップSH13においては、コントロールバルブ81の通電が解除されることで、排気バルブ71が再びコントロールされていない図1〜図4に示す切換状態へ移行される。この場合、排気管路70が閉鎖され、コンプレッサは、逆止バルブ61を流通方向へ開放しながら空圧的なメイン管路60において圧力を上昇させる。したがって、圧力媒体接続部2において滞っている圧力媒体は、ステップSH14においてコントロールされ、これにより通電されて開放されたベローバルブ93においてエアバネのベロー91へ供給され得る。この通常のコンプレッサ−上昇過程H1は、リザーバ92における不十分な圧力によりリザーバ−上昇過程H2が不可能であること、及び/又は不十分なリザーバ圧力によりバリエーションBH3に基づくブースト動作が不可能であることを圧力センサ97が示す場合に、通常は優先される。ステップSH15では無通電で閉鎖されるベローバルブ93が示され、ステップSH16ではコントロールバルブ81を介してコントロールされる排気バルブ71が示されている。この組合せにおいてオンされた排出バルブと呼ばれるバルブは、空圧的なメイン管路60及び排気管路70をステップSH11に基づいて説明した態様で両側へ、エア乾燥装置62の両側において開放する。つづいて、ステップSH17においてモータMが制御信号SMによってオフされ、そして、ステップSH18において、コントロールバルブの通電の中止の下で排気バルブが排気管路70及び逆止バルブ61の閉鎖をすることとなる。排気管路70及び空圧的なメイン管路60は、これにより無圧で切り換えられる。
閉鎖された動作バリエーションBH2に基づくリザーバ−上昇過程H2について、以下では、ステップSH21〜SH28を説明する。
リザーバ92からの実際の上昇過程のために、ステップ21は、まずリザーババルブ94のコントロールを行うようになっている。これにより、このリザーババルブは通電されて開放された状態へ移行される。つづいて、ステップSH22では遮断バルブ99が、ステップSH23では所望のベローバルブ93が、コントロールされ、これにより、通電して開放された状態へ移行される。したがって、高い圧力レベルにおいてリザーバ92から漏出する圧縮エアは、第2のギャラリ95.2を介して、ステップH2における車体の上昇の下で第1のギャラリ95.1へ、及びベロー管路91Lへ、そしてベロー91へ漏出される。図2、図3及び図4に示された実施形態においては、圧縮エアは、リザーバ92から開放されたリザーババルブ94及び開放された分離バルブ99を介して直接ギャラリ95へ漏出される。図1に示された実施形態においては、圧縮エアは、リザーバからあらかじめリザーバ管路92L及び開放されたリザーババルブ94を介してギャラリ95へ漏出する。充填バルブ51,52は、コンプレッサ−上昇過程H1及びリザーバ上昇過程H2において各時点で非通電であり、すなわち、充填分岐管路92ZL.1あるいは92ZL.2は閉鎖されたままである。また、空圧的なメイン管路60は、排気バルブ71のコントロールされていない状態により、逆止バルブ61の遮断方向へ閉鎖されている。
ステップH24〜SH26では、充填された充填−上昇過程が、リザーババルブ94及び遮断バルブ99の非通電で閉鎖された状態から始まっている。ステップSH27では、排気バルブ71がコントロール下において、すなわち制御信号SEによるコントロールバルブ81の通電下で第2の切換状態へ移行される。その結果、空圧的なメイン管路60及び排気管路70は、例えばステップSH11及びSH16に基づき両側に開放された状態でエア乾燥装置62のために移行される。これにより、空圧的なメイン管路60及び排気管路70の排気がなされ、これにより、ステップSH28において排気バルブ71が、コントロールバルブ81の非通電の状態において再び図1〜図4に示された第1の切換状態へ復帰する。
バリエーションBH3に基づく充填された上昇過程H3は、実際の充填−上昇過程H3.1及びこの終了時にH3.2に基づく排気、すなわちステップSH311〜SH315あるいはステップSH321〜SH324による過程を行うようになっている。実際の充填された充填−上昇過程H3.1のために、ステップSH311は、コントロールバルブ81を介して排気バルブ71のコントロールを行うようになっている。その結果、ステップSH312では、コンプレッサ31のモータが抵抗なしに始動することが可能である。つづいて、ステップSH313においてコントロールバルブのコントロールが終了され、その結果、排気バルブ51が排気管路70を遮断し、メイン管路60は、動作中のコンプレッサ31において、コンプレッサ31が適当な圧力を上昇させるとすぐに、逆止バルブ61の開放によって流通方向へ開放される。つづいて、ステップSH314においては、所望のベローバルブ93がその通電のコントロールによって開放される。ステップSH315では、更に並行して第1の充填バルブ51が解放される。そして、閉鎖されたリザーババルブ94においては、図1〜図4に示された実施形態において、圧力媒体も第2の圧縮段のリザーバ92から供給され、これにより、空圧設備90の上昇過程H3が開始される。これが終了すると、ステップH321において通電の中止の下でベローバルブ93の閉鎖がなされるとともに、ステップSH322においてやはり通電の中止の下で第1の充填バルブ51の閉鎖がなされる。
つづいて、排気バルブ71がコントロールバルブ81を介してこの排気バルブ70を解放する第2の状態へ移行されることで、ステップH323及びステップH324において圧縮エア供給設備が排気され、ステップH324においてモータが制御信号SMによってオフされる。
図6に基づいて説明するように、選択的に開放、閉鎖又は部分的に閉鎖された圧縮エア供給設備10の動作態様は、規則的にコンプレッサ31の2段式の動作の下で、したがって、図6に基づいて説明されるように、充填される充填−上昇過程H3において、ベロー91の上昇過程との組合せにおけるリザーバ92の常に2段式の充填過程のみを可能とするものではない。むしろ、選択的に開放、閉鎖又は部分的に閉鎖された、例示的に説明される図1〜図4の圧縮エア供給設備10の動作の利点は、図5に基づいて説明するように、とりわけ閉鎖された下降過程A3.1あるいは開放された下降過程A3.2が可変に切り換えられ得る部分的に閉鎖された下降過程A3において生じる。例示的に記載された閉鎖あるいは開放された下降過程A3.1及びA3.2が部分的に閉鎖された下降過程A3のために適宜頻繁に組み合わされるとともに繰り返され得ると理解されるべきである。したがって、部分的に閉鎖された下降過程A3は、単なる1回の、及び閉鎖された下降過程A3.1の第1の実施及び単なる1回の、及び開放された下降過程A3.2の第2の実施に明確に制限されない。むしろ、順番は、まず開放された下降過程A3.2、つづいて閉鎖された下降過程A3.1が実行されるようになされることが可能である。また、まず閉鎖された下降過程A3.1がなされ、その後開放された下降過程A3.2がなされ、最後に再び閉鎖された下降過程A3.1がなされること、すなわち2回の閉鎖された下降過程A3.1と、その間にある開放された下降過程A3.2がなされることも可能である。まさに同じように、逆に、まず開放された下降過程A3.2がなされ、最後に、開放された下降過程A3.2がなされ、この間にある閉鎖された下降過程A3.1が行われることも可能である。また、部分的に閉鎖された下降過程A3の順序において、4つの交互に異なる下降過程のセット又はそれより多くの交互に異なる下降過程のセットを行うことも可能である。閉鎖された下降過程A3.1と開放された下降過程A3.2の間の切換時点は、空圧システム、特に空圧設備及び/又は圧縮エア供給設備10のシステム状態に依存して生じる。例えば、閉鎖された下降過程から開放された下降過程へ切り換えるために、すなわち例えば上側の限界リザーバ圧力に達すると、リザーバ92のリザーバ圧力が決定的な大きさとして把握され得る。また、下側の限界圧力に達すると、開放された下降過程から閉鎖された下降過程へ切り換えられることも可能である。また、単独又はリザーバ圧力との組合せにおいて、閉鎖された下降過程A3.1と開放された下降過程A3.2の間の切換時点、すなわち、最終的に図5のステップSA314からステップSA321へ又はこれとは逆にステップSA323からステップSA312への移行時点を設定するために、レベルN、特にそこから下降されるべきレベルNが利用され得る。
下降過程時におけるバリエーションBA3の設定に基づく開放された動作から閉鎖された動作又はこれとは逆の切換過程のために、異なる、要求に応じて様々な条件があらかじめ設定され得る。したがって、例えばオンボード電源電圧は、コンプレッサあるいはコンプレッサ31のモータMが解放されないようにわずかであり得る。それにもかかわらず、ここでのコンセプトでは、特に開放された1つの下降過程が可能である。また、他の例においては、車両指令が存在し、この車両指令は、コンプレッサ動作が解放されないようにあらかじめ設定するものである。これは、オンボード電源電圧を維持すべき場合に、例えば他の消費装置のより価値の高い動作のときに生じ得る。これにもかかわらず、ここでも特に開放された下降過程が可能である。
また、充填状態は、単独で、又はリザーバ圧力RDすなわちリザーバ92内の圧力と組み合わせてこのような時点の特定のために利用されることも可能である。また、リザーバ圧力の充填及びここから下降されるべき実際のレベル位置との組合せも、切換時点を特定するために利用可能である。加えて、切換時点を特定するために、単独での、又は1つの上記パラメータであるリザーバ圧力との組合せにおいて、ここから下降されるべき実際のレベル位置及び乾燥装置の湿度充填度の充填を利用することが可能である。すなわち、例えば、エア乾燥装置62の測定されたか、又は予想された湿度充填を考慮して必要である場合には、例えばエア乾燥装置52の再生のためのいわば追加的な圧力過剰を利用するために、リザーバ92がより高いリザーバ圧力に充填されることが可能であることが明らかである。充填状態は、例えばベロー圧力又はほかの方法で予想されることが可能である。
全体として、本発明のコンセプトに基づき、及び例えば図1〜図4の実施形態に基づき説明した空圧システムにより、バルブ装置80のような簡易化された排気装置を設けることができるとともに、例えば圧力センサ97をギャラリ95に接続することでリザーバ圧力の簡易化された測定も可能であり、同時に、圧力センサ97によって、ベロー圧力単独又は累積的に他のベローと共に計測されることが可能である。リザーバ92のための追加的な圧力媒体の持続的なストック及び生成に基づき、最大のリザーバ圧力が基本的に削減可能であることが明らかである。なぜなら、圧力媒体は、基本的に短いクロックスピードでフレキシブルに、及び場合によっては追加的に生成可能に利用可能であるためである。また、リザーバ92における使用可能な圧力媒体は、適宜の高さ又は上昇過程の特定の複数のためにもはや使用可能である必要はないことも明らかである。むしろ、1回だけの上昇過程に十分な圧力媒体のストックは十分であると判明した。
第1及び/又は第2の充填バルブ51,52は、最大で0.5〜1.5mm、好ましくは0.6〜0.8mmの比較的小さな公称幅で設定可能であることが明らかである。また、第1及び/又は第2の絞りも1.8mmより小さな、特に1.7mmより小さな比較的おおまかな公称幅で設定可能であることも明らかである。これは、一方ではエア乾燥装置の再生性能が損傷を受けることなく、また他方では送風時間における妥協が不利に必要となることなく、特に第1の絞り、すなわちここでは再生絞り64に該当する。特に、第2の絞り、すなわちここでは排気絞り74の構成が1.0mmより小さく、特に0.8mmより小さいことが明らかである。これにより、1.5〜2.5mm、特に1.6〜2.2mm、特に約1.7〜2.0mmの範囲での公称幅を有する排気バルブの比較的おおまかな設定が可能となる。
この設定において、本発明のコンセプトによれば、図6に基づいて説明したように、基本的にリザーバ−上昇過程H2が可能となるとともに、増加的に利用可能である。これにより、好ましい制限されたコンプレッサ動作につながる。この代わりに、必要な場合には、充填された充填−上昇過程H3を実行することが可能である。しかしながら、基本的には、コンプレッサ−上昇過程H1も可能である。他方、本発明のコンセプトにより、図5に基づいて説明したように、基本的に閉鎖された下降過程A2を利用可能である一方、迅速な過程においても完全に開放された下降過程も利用可能であることが可能となる。しかし、リザーバ92における圧力レベルを比較的高いレベルに維持するために協働して利用されることが可能な部分的に閉鎖された下降過程A3が好ましい。
本発明のコンセプトの利用の下で、基本的には閉鎖された下降過程A2、又は部分的に閉鎖された下降過程A3におけるより緩慢な下降が目指されていることが明らかである。しかしながら、コンプレッサ31の2段式の動作における閉鎖された下降過程A2においては、リザーバ92におけるリザーバ圧力が高められる。なぜなら、第1の圧縮段がリザーバ圧力の上昇に役立つ圧力媒体を供給するためである。他方では、例えば一定の上昇速度を得るか、又は必要な場合に、改善され、かつエア乾燥装置62のより頻繁な再生を行うために、リザーバ内では追加的に、したがって可変に供給される圧力媒体が使用され得る。全体として、本発明のコンセプトは、好ましい削減されたコンプレッサ作動時間に導くものである。なぜなら、コンプレッサ31の動作は、利用の場合に特に効果的であり、均等に高いフル稼働によってなされ、追加的に、過剰な圧力媒体をリザーバ92に維持する可能性を与えられているためである。このような、及び他の利点は、特に、図1〜図4の空圧システムの所定の上昇−下降シーケンスに対する、図7〜図9bにおいて例示的に説明される圧力経過により、実施形態とは無関係に明らかになる。
したがって、例えば第1の例において−35mmから63mmへのレベル上昇間の3回の上昇−下降過程時、及びこれにつづく18barまでのリザーバ充填過程において10lのリザーバ容積に対して18barのリザーバ最大圧力におけるリザーバ内の18barの開始圧力から以下のことが明らかである。
コンプレッサの作動時間は、部分的に閉鎖された動作なしの動作の場合における194秒から部分的に閉鎖された動作を持つ96秒へ削減されている。下降過程は、ほぼ2倍の加工時間によって生じる。しかしながら、このために、より重要な絶対的な上昇時間が半分にされる。上昇時の速度は、削減された上昇時間においても常に一定に維持されている。同一のパラメータに基づく第2の例においては、すなわち18barの最大リザーバ圧力において12barのリザーバ内での開始圧力に基づき10lのリザーバ容積における18barへのリザーバのつづいての充填の際に閉鎖された−35mmと63mmの間の3倍の上昇−下降過程において以下の改善が生じる:コンプレッサの作動時間が330秒(部分的に閉鎖された動作なし)から214秒(部分的に閉鎖された動作あり)へ削減される。下降は、約2倍の時間で実行される。しかしながら、上昇過程についてのこの時間が半分にされるとともに、上昇速度は、上昇時において一定である。
第3の例においては、−35mmと63mmの間の3倍の上昇−下降シーケンスにおいて及びつづく5lのリザーバ容積における18barまでのリザーバ充填において、並びに18barの最大リザーバ圧力における18barのリザーバの開始圧力において、以下の結果が生じる。
コンプレッサ31の作動時間が部分的に閉鎖された動作なしの181秒から95秒へ削減される。下降過程は、ほぼ2倍の時間が必要となる一方、上昇過程についての時間は半分に短縮されているとともに、上昇過程はほぼ常に一定の速度で行われる。
全ての例において、上昇−下降シーケンスが適宜頻繁に繰り返され得ることが明らかである。なぜなら、各システム状態において十分な圧力媒体がリザーバにおいて供給されるためである。最終的には、この認識により、リザーバ構造容積を例えば5lへ削減するために本発明のコンセプトが決定的に利用され得ることとなる。これは、車両のエンジンルーム又は車両空間における限られた構造容積において多大な利点を示すものである。特に、削減されたリザーバ構造容積においてそれにもかかわらずより高い最大圧力のための例えば例えば8lのリザーバ容積のリザーバ体を設定することができるように、本発明のコンセプトが使用可能であることも明らかである。
この点について、個々の例示的な圧力経過が図7〜図9bに示されている。
図7には、秒[s]を単位とする時間tについて車高として示されたフロントアクスルVA及びリヤアクスルHAのレベルNの経過に対して、[bar]を単位とするリザーバ圧力RDの経過が示されている。t1とt2の間で行われる上昇−下降シーケンスの上昇過程は、図6に基づいて説明したように、ステップSH21からSH28の実行の下でのリザーバ−上昇過程H2である。時点t3とt4の間で行われる下降過程は、ステップSA21からSA25の実行の下での、すなわち少なくとも1つの圧力媒体充填接続部1.1,1.2で滞っている充填された圧力媒体gDM及び第1の圧縮段31.1から第2の圧縮段31.2へ供給される別の圧力媒体tDMの本質的な案内による閉鎖された下降過程A2である。
リザーバ圧力RDと呼ばれるリザーバ92のリザーバ圧力は、リザーバ−上昇過程H2において低下し、t2とt3の間の切換過程中には一定に維持され、それから、t3とt4の間の閉鎖された下降過程A2においては上昇する。t8付近でわずかに変更された経過は、フロントアクスルについての上昇過程の終了及びリヤアクスルHAについての下降過程の開始を示すものである。時点Tは、リザーバ圧力RDが時点t1あるいはリザーバ92の上昇過程の前に開始圧力へ達する時点を示している。この場合、この圧力は、ぎりぎり14bar未満にある。閉鎖された下降過程A2のステップSA24,SA25及びSA26の範囲における下降過程全体中の連続した圧力媒体を圧縮する第1の圧縮段31.1の動作により、時点t3後のリザーバ92における圧力ゲインはベロー91からの圧力ΔRD1のみに割り当てられるべきではなく、第1の圧縮段31.1からの圧力ΔRD2にも割り当てられるべきである。したがって、全体的な圧力変化ΔRDは、ΔRD1+ΔRD2として生じ、これは、少なくとも1つの圧力媒体接続部1.1,1.2において滞っている充填された圧力媒体gDM及び第1の圧縮段31.1から第2の圧縮段31.2へ供給される別の圧力媒体tDMの同時の案内のための充填装置30の形成によるものである。この点において追加的に得られるリザーバ圧力ΔRD2は、例えば、乾燥装置再生の際に乾燥装置62のできる限り効果的な再生のためにリザーバの排気及びリザーバ圧力の時点t1における例えば14barの大きさの初期圧力への低下によって配慮するために利用され得るものである。追加的な圧力の大きさΔRD2は、場合によってはあり得る漏れの場合に、この漏れを補償するために使用され得る。そのほか、閉鎖されたシステムのエネルギー的な利点が閉鎖された下降過程A2において、すなわち、特にコンプレッサ31あるいはモータMのより短い作動時間が利用され得る。そのほか、圧縮プロセスが熱力学的により良いことが分かる。コンプレッサの第1の圧縮段31.1からの高温のエアのみならず、ベロー91からの低温のエアも圧縮される。実際には、熱力学的により効果的な中間冷却が圧縮プロセスにおいて生じる。
図8には、図7に基づいて説明したように多数の上昇−下降シーケンスの連続が実行される場合には本質的に本発明のコンセプトの利点が示されている。ここでも、フロントアクスルVAの車高及びリヤアクスルHAの車高が車高として時間について記載されているとともに、更にリザーバ圧力RDとして記載されたリザーバ92の圧力も記載されている。それぞれ一定の周期時間Tにわたって実行される示された上昇−下降シーケンスにおいて、図5に基づいて説明したように部分的に閉鎖された下降過程A3が使用される。部分的に閉鎖された下降過程A3の第1の使用は、ステップSA315とSA321の間の切換過程によって、リザーバ92の最大圧力RDmaxが下降過程時に18barの大きさを超過しないようになされる。閉鎖された下降過程A3.1と開放された下降過程A3.1の間の適切に選択された移行はそれぞれ時点t7において認識可能であり、この時点t7においては、リヤアクスルの平坦な側面F1−HAがリヤアクスルHAの急峻な側面F2−HAへ移行しているとともに、リザーバ圧力RDが頂点平坦部P−RDへ移行している。したがって、切換時点t7においては、リヤアクスルHAの下降速度が閉鎖された下降過程A3.1における緩慢な下降速度から開放された下降過程A3.2における迅速な下降速度へ高められる。リザーバ圧力RDは、時点t7の後の開放された下降過程A3.2において、時点t7の前の上昇する側面からほぼ一定のリザーバ圧力RDの頂点平坦部P−RDへ移行する。しかし、結果的に、部分的に閉鎖された下降過程A3の選択は、実際、閉鎖された下降過程A3.1と開放された下降過程A3.2の間の切換時点が巧みに選択されるか、あるいはシステム前提条件に依存して選択される場合に、システム条件にかかわらず下降−上昇シーケンスの周期時間Tが常に一定に選択され得るという利点を有している。とりわけ、まだ存在する開放された下降過程A3.2においても上昇−下降シーケンスの無限の反復性に対して十分であるために、リザーバ92のリザーバ圧力が十分であることが明らかである。
図9Aには、上昇−下降−上昇シーケンスのための選択的に開放され、閉鎖され、又は部分的に閉鎖される下降動作の本コンセプトの範囲において時間軸にわたって再びフロントアクスルVA及びリヤアクスルHAの車高が示されている。ここでは、更に、時間t1からt2の間の第1の時間枠においてリザーバ−上昇過程H2が設定されており、時点t3とt7の間では閉鎖された下降過程A3.1が設定されており、t7とt4の間では開放された下降過程A3.2が設定されている。すなわち、全体的には、部分的に閉鎖された下降過程が設定されている。つづいて、時点t6とt9の間では再びリザーバ上昇H2が追従する。この点について、図8に基づいて示されたように、周期Tの拡大された部分が図9に示されている。記号は、図8におけるように選択されている。その結果、以下では、個々において図8の説明に関連付けられている。図9Aには、図7と類似して、追加的に時点t8が示されており、この時点t8は、実際には完了したフロントアクスルVAのための下降過程及び開始されたリヤアクスルHAのための下降過程の時点t8を表している。時点t7は、閉鎖された下降過程から開放された下降過程への切換のための図8及び図7に示された時点t7に相当する。周期Tの経過後には、すなわち時点t6において開始して時点t1からt4及びt7の連続が繰り返され、このとき、時点t6が時点t1に相当し、時点t9が時点t2に相当する。
比較のために、図9Bには同一のパラメータに対して上昇−下降シーケンスが図9Aの時点t1からt4に本質的に対応する時点t1’,t2’,t3’,t4’によって示されている。しかしながら、この場合、部分的に閉鎖された動作A3なしに上昇−下降シーケンスが構成されている。これは、上昇がリザーバ上昇H2過程として実行され得るものの下降は図6に基づいて説明した開放された下降過程A1において実行され得るという結果を伴うものである。リザーバ92のリザーバ圧力RDは、リザーバ上昇H2過程中に低下し、開放された下降過程A1中には最大リザーバ圧力RDmaxよりもはるかに下の一定のレベルに維持される。したがって、時点t6’でリザーバからの新たな上昇によって開始される反復されるシーケンスにおいては、リザーバ圧力RDが更に低下し、加えて時点t9’まで持続するものの、t9’とt6’の間の間隔はt2’とt1’の間の間隔よりも非常に長い。このことは、2つの欠点を有している。1つは、T1+ΔTを有する第2のシーケンスが第1のシーケンスT1よりもはるかに長いことである。もう1つは、十分なリザーバ圧力を供給するため、リザーバからの更なる上昇のために自らあらかじめ経過した閉鎖された下降A2においてもまずコンプレッサ31を動作させる必要があることである。このことは、慣用の設定に基づき、1つにはリザーバ容積、特にリザーバ構造容積が少なくとも2倍の上昇過程に対して設定されている必要があること、及びもう1つには、上昇−下降シーケンスを更に延長させるリザーバ圧力の充填のためのコンプレッサ動作がその間に目標圧力へなされることに結びつく。したがって、本発明のコンセプトは、図9Aと図9Bの比較が示すように、コンプレッサ作動時間の有効な活用及びより安定したリザーバ圧力のみならず全体として上昇−下降シーケンスのための時間の短縮に結びつくものである。この上昇−下降シーケンスは、更に任意の頻度で繰り返されることが可能である。なぜなら、経過時にかなり一定であるためである。
0 吸込み接続部
0.3 フィルタ
1 圧力媒体供給部
1.1,1.2 第1、第2の圧力媒体充填接続部
2 圧力媒体接続部
3 排気接続部
7 分岐接続部
10.1,10.2,10.3,10.4 圧縮エア供給設備
20 吸込み管路
20.1,20.1 第1及び第2の圧力媒体充填管路
21 コンプレッサ管路
30.1,30.2,30.3,30.4 充填装置
31 コンプレッサ
31.1,31.2 第1、第2の圧縮段
41,42 第1、第2の公称幅調整可能な絞り
43,44 第1、第2の公称幅固定の絞り
51,52 第1、第2の充填バルブ
60 空圧的なメイン管路
61 逆止バルブ
62 エア乾燥装置
64 再生絞り
70 排気管路
71 排気バルブ
71S 排気バルブの制御接続部
74 排気絞り
80 電磁バルブ装置
81 コントロールバルブ
90 空圧設備
91 ベロー
91L ベロー管路
92 リザーバ
92L リザーバ管路
92ZL.1,92ZL.2 充填分岐管路
93 ベローバルブ
94 リザーババルブ
95,95.1,95.2 ギャラリ、第1、第2のギャラリ
96,96.1,96.2,96.3 空圧的な接続管路、第1、第2の空圧的な接続管路、空圧的な管路
97 圧力センサ
97L 圧力センサライン
98.1 第1のバルブブロック
98.2 第2のバルブブロック
99 分離バルブ
100.1,100.2,100.3,100.4 空圧システム
110,111,112,117 コントロール管路、空圧管路
gDM 充填された圧力媒体
tDM 別の、特に部分的に圧縮された圧力媒体
BA1,BA2,BA3 下降過程のバリエーション、動作態様BA開放、閉鎖、部分閉鎖
A1 開放された下降過程
A2 閉鎖された下降過程
A3 部分的に閉鎖された下降過程
A3.1,A3.2 加工過程の一部
F1−HA リヤアクスルの平坦な側面
F2−HA リヤアクスルの急峻な側面
VA,HA フロントアクスル、リヤアクスル
BH1,BH2,BH3 上昇過程のバリエーション、動作態様BA開放、閉鎖、部分閉鎖
H1 開放された(コンプレッサ)上昇過程
H2 閉鎖された(リザーバ)上昇過程
H3 部分的に閉鎖された(充填)上昇過程
H3.1,H3.2 上昇過程の一部
M モータ
N レベル信号
P 頂点平坦部
RD リザーバ圧力
RD1,RD2 圧力
S 空圧コントロールモデル
SA 方法ステップ
SD1,SL1,SL2,SM,SE,ST 制御信号
t1〜t9 時点
T 周期

Claims (23)

  1. 特に選択的に開放された動作、部分的に閉鎖された動作又は閉鎖された動作のために形成された、リザーバ(92)又はこれに類する圧力媒体貯留容器並びに複数のベロー(91)又はこれに類するもの及び複数の圧力媒体チャンバを有する空圧設備の動作のための圧力媒体供給設備(10.1,10.2,10.3,10.4)であって、
    −圧力媒体供給側において第1及び第2の圧縮段(31.1,31.2)を有する2段又はそれより多段のコンプレッサ(31)を持った充填装置(30.1,30.2,30.3,30.4)が接続された1つの圧力媒体供給部(1)と、
    −前記空圧設備(90.1,90.2,90.3,90.4)への圧力媒体接続部(2)、周囲への排気接続部(3)及び前記空圧設備への圧力媒体充填接続部(1.1,1.2)と、
    −周囲への吸込み接続部(0)と前記コンプレッサ(31)の間の、前記コンプレッサ(31)の吸込み側の吸込み管路(20)と、
    −前記第1と前記第2の圧縮段(31.1,31.2)の間のコンプレッサ管路(21)と、
    −前記圧力媒体供給部(1)と前記圧力媒体接続部(2)の間の空圧メイン管路(60)と、
    −前記圧力媒体接続部(1)と排気バルブ(71)を有する前記排気接続部(3)との間の排気管路(70)と、
    −少なくとも1つの前記圧力媒体充填接続部(1.1,1.2)と前記コンプレッサ管路(21)の間の少なくとも1つの圧力媒体充填管路(20.1,20.2)と
    を備えた前記圧力媒体供給設備において、
    前記第2の圧縮段(31.2)への、少なくとも1つの前記圧力媒体充填接続部(1.1,1.2)に滞っている充填された圧力媒体(gDM)と、前記第1の圧縮段(31.1)から供給される別の圧力媒体(tDM)との同時の案内のために前記充填装置(30.1,30.2,30.3,30.4)が形成されていることを特徴とする圧力媒体供給設備。
  2. 前記第2の圧縮段(31.2)への前記充填された圧力媒体(gDM)と前記別の圧力媒体(tDM)の同時の案内のために前記コンプレッサ管路(21)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の圧力媒体供給設備。
  3. 支持圧力なしでの前記第2の圧縮段(31.2)への前記充填された圧力媒体(gDM)と前記別の圧力媒体(tDM)の同時の案内のために、前記コンプレッサ管路(21)が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の圧力媒体供給設備。
  4. 前記コンプレッサ管路(21)が遮断手段及び/又は閉ループ制御手段なしに形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧力媒体供給設備。
  5. 第1の圧力媒体充填接続部(1.1)と前記コンプレッサ管路(21)の間の第1の圧力媒体充填管路(20.1)が1つの第1の絞り(41,43)を備え、かつ/又は第2の圧力媒体充填接続部(1.2)と前記コンプレッサ管路(21)の間の第2の圧力媒体充填管路(20.2)が1つの第2の絞り(42,44)を備えており、1つの第1の絞り(41,43)及び/又は1つの第2の絞り(42,44)が公称幅を有し、該公称幅が、前記コンプレッサ管路(21)に対して前記第1及び/又は前記第2の圧力媒体充填管路(20.1,20.2)における圧力降下を生じさせるように形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧力媒体供給設備。
  6. 前記第1及び/又は前記第2の圧力媒体充填管路(20.1,20.2)における圧力の1/3と1/2の間の大きさを有する圧力降下を生じ得るとともに、圧力降下の大きさが8〜10barの範囲にあり、特に前記第1及び/又は前記第2の絞り(41,42,43,44)の公称幅により閉ループ制御され、又は閉ループ制御されずに、特に15〜25barの範囲から5〜15barの範囲への圧力降下が生じ得ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の圧力媒体供給設備。
  7. 1つの第1の絞り(41,43)及び/又は1つの第2の絞り(42,44)が1つの公称幅を有し、該公称幅が0.5〜1.5mmの範囲、特に0.6〜1.2mmの範囲、特に0.6〜0.8mmの範囲にあることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の圧力媒体供給設備。
  8. 1つの第1の及び/又は1つの第2の絞り(43,44)が1つの固定された公称幅を有するか、又は1つの第1の及び/又は1つの第2の絞り(41,42)が調整可能な公称幅を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の圧力媒体供給設備。
  9. 1つの第1の圧力媒体接続部(1.1)に1つの第1の充填バルブ(51)が接続されているか若しくは接続可能であり、及び/又は1つの第2の圧力媒体接続部(1.2)に1つの第2の充填バルブ(52)が接続されているか若しくは接続可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の圧力媒体供給設備。
  10. 前記充填装置(30.1,30.2,30.3,30.4)、特にコンプレッサ管路(21)が、1つの第1の及び/又は第2の充填バルブ(51,52)の切換状態に依存して、前記充填された圧力媒体(gDM)と前記別の圧力媒体(tDM)の同時の案内のために形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の圧力媒体供給設備。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の圧力媒体供給設備(10.1,10.2,10.3,10.4)と、1つのリザーバ(92)又はこれに類する圧力媒体貯留容器、複数のベロー(91)又はこれに類するもの及び複数の圧力媒体チャンバを備えた圧力媒体バネ設備の形態の空圧設備(90.1,90.2,90.3,90.4)とを有する空圧システム(100.1,100.2,100.3,100.4)。
  12. 前記圧力媒体貯留容器が12リットルより小さな構造空間容積、特に4〜12リットルの構造空間容積、特に4〜6リットルの構造空間容積を有していることを特徴とする請求項11記載の空圧システム。
  13. 前記圧力媒体貯留容器が前記空圧設備(90.1,90.2,90.3,90.4)の一部として1つのリザーバ管路(92L)を介してギャラリ(95)に接続されているとともに、少なくとも1つの充填分岐管路(92ZL.1,92ZL.2)が空圧的な構成要素の1つ又は複数から分岐しており、該構成要素が、1つのリザーバ(図1における92)、前記ギャラリ(95.1)への1つの空圧的な配管(図2における96.3)、1つのギャラリ(図3における95)及び1つのリザーバ管路(図4における92L)を含んでいることを特徴とする請求項11又は12記載の空圧システム。
  14. 第1の複数の切換バルブ、特に1つのベローバルブ(91L)及び1つの充填バルブ(52)が、1つの第1のバルブブロック(98.1)、特に5つが統合されたブロック又は6つが統合されたブロックにおいて統合されており、及び第2の複数の切換バルブ、特に1つのリザーババルブ(94)及び/又は1つの分離バルブ(99)が、第2のバルブブロック(98.2)、特に2つが統合されたブロックにおいて統合されていることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の空圧システム。
  15. 特に選択的な開放された動作、部分的に閉鎖された動作又は閉鎖された動作における、特に請求項11〜14のいずれか1項に記載の空圧システムの動作のための、特に請求項1〜10のいずれか1項に記載の圧力媒体供給設備の動作のための方法であって、以下のステップ:
    −1つのコンプレッサ(31)の前記第2の圧縮段(31.2)への、少なくとも1つの前記圧力媒体充填接続部(1.1,1.2)で滞っている充填された圧力媒体(gDM)と、コンプレッサ(31)の前記第1の圧縮段(31.1)から供給される別の圧力媒体(tDM)との同時の案内
    を備えている前記方法。
  16. 前記充填された圧力媒体(gDM)及び前記別の圧力媒体(tDM)が、特に少なくとも1つの圧力媒体充填管路(20.1,20.2)を介して同時に若しくは順次に、及び/又は1つのコンプレッサ管路(21)を介して同時に若しくは順次に案内方向に抗して作用する支持圧力なしに案内されることを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 前記充填された圧力媒体(gDM)が少なくとも1つの圧力媒体充填接続部(1.1,1.2)から前記第2の圧縮段(31.2)へ供給され、この圧力媒体が、更に圧縮されて前記圧力媒体供給部(1)と前記圧力媒体接続部(2)の間の前記空圧メイン管路(60)を介して前記空圧設備(90.1,90.2,90.3,90.4)へ供給されることを特徴とする請求項15又は16記載の方法。
  18. 前記別の圧力媒体(tDM)が、前記第1の圧縮段(31.1)、特に吸込み管路(20)及びコンプレッサ管路(21)を介して前記吸込み接続部(0)から供給され、かつ、前記第2の圧縮段(31.2)へ供給され、この圧力媒体が、更に圧縮されて、前記圧力媒体供給部(1)と前記圧力媒体接続部(2)の間の1つの空圧メイン管路(60)を介して前記空圧設備(90.1,90.2,90.3,90.4)へ供給されることを特徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. −空圧設備によって変換可能な下降過程のために、前記圧力媒体供給設備が選択的に開放されて(A1)、閉鎖されて(A2)、又は部分的に閉鎖されて(A3)動作されること、及び/又は
    −前記空圧設備によって生じる上昇過程のために、前記圧力媒体供給設備が選択的に開放されて(H1)、閉鎖されて(H2)、又は部分的に閉鎖されて(H3)動作されること
    を特徴とする請求項15〜18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 1つの下降過程のために、前記圧力媒体供給設備が、選択的に、1つの圧力媒体チャンバから前記排気接続部(3)へ圧力媒体を排出しながら開放され、かつ/又は少なくとも1つの圧力媒体接続部(1.1,1.2)において滞っている充填された圧力媒体(gDM)を案内しながら、かつ前記第2の圧縮段(31.2)への案内方向において前記第1の圧縮段(31.1)から供給される別の圧力媒体(tDM)を案内しながら、1つの圧力媒体チャンバから前記圧力媒体貯留容器へ前記コンプレッサ(31)を介して排出しながら閉鎖されて、かつ/又は特に上記両動作種類に関与しながら、適宜の順序で順次に、又は少なくとも一時的に同時に、1つの圧力媒体チャンバから前記排気接続部(3)へ、かつ1つの圧力媒体チャンバから前記圧力媒体貯留容器への圧力媒体を排出しながら部分的に閉鎖されて動作されることを特徴とする請求項15〜19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 1つの上昇過程のために、前記圧力媒体供給設備が、選択的に、前記コンプレッサ(31)を介した前記圧力媒体接続部(2)への圧力媒体の供給のみをしながら開放されて、かつ/又は1つのギャラリ(95)を介した1つの圧力媒体貯留容器から1つの圧力媒体チャンバへ圧力媒体を排出しながら閉鎖されて、かつ/又は特に上記両動作種類を関与させながら、連続して、又は少なくとも一時的に同時に、少なくとも1つの前記圧力媒体接続部(1.1,1.2)において滞っている充填された圧力媒体(gDM)及び前記第1の圧縮段から供給される別の圧力媒体(tDM)を案内方向において前記第2の圧縮段(31.2)へ案内しながら部分的に閉鎖されて動作されることを特徴とする請求項15〜20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 1つの部分的に閉鎖された上昇過程及び/又は下降過程の範囲において、前記空圧メイン管路(60)での乾燥装置(62)を再生をしながら前記排気接続部(3)への排気過程がなされることを特徴とする請求項15〜21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記乾燥装置(62)の再生の範囲において、前記空圧設備内に存在する押圧容積の目標押圧容積への低下がなされ、特に前記第1の圧縮段(31.1)によって部分的な上昇過程中及び/又は下降過程中に供給された押圧容積の少なくとも一部が前記乾燥装置(62)の再生に使用されることを特徴とする請求項22記載の方法。
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