JP2717803B2 - 圧縮空気圧力源装置 - Google Patents

圧縮空気圧力源装置

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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、一対の圧縮空気乾燥装置を備え、乾燥し
た圧縮空気を大量に供給することができる圧縮空気圧力
源装置に関し、たとえば、車両等のエアブレーキ装置な
どの圧力源として用いられ、特に、エア消費量の多い車
種に有効に利用することができる技術に関する。
(従来の技術) 従来一般の圧縮空気圧力源装置は、たとえば、特開昭
62−83023号の公報に示されているように、空気を圧縮
する空気圧縮機と、この空気圧縮機から供給される圧縮
空気を、再生可能な吸着剤により除湿する圧縮空気乾燥
装置と、この圧縮空気乾燥装置からの乾燥した圧縮空気
を貯える空気貯槽とを備えている。そして、除湿用の吸
着剤は、乾燥した圧縮空気を逆流させることによって適
時再生される。特に、前記の公報記載の技術では、点検
などの際、何の役割もなく大気に放出されていた空気貯
槽内の乾燥圧縮空気を、吸着剤の再生に用いることによ
ってその再生効果を高めるようにしている。
しかし、圧縮空気乾燥装置が一台のシステムでは、供
給可能な乾燥圧縮空気の量も自ずと限られる。そこで、
同様な圧縮空気乾燥装置を2台(つまり、一対)設け、
それらを交互に利用するという技術が提案されている。
たとえば、実願昭62−155602号の技術では、通常、交互
切換えのタイミングをタイマーで制御するところ、さら
に、空気貯槽内の圧力に応じて空気圧縮機をロードある
いはアンロード状態に切り換えるガバナ装置の出力を利
用して、タイマー自体を制御、より具体的には、アンロ
ード状態への切換え信号を送っている間に、タイマーに
よる計時を停止させるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者は、圧縮空気乾燥装置を2台用いるシステム
について、さらに検討を加えたところ、エア消費量の多
い車種、たとえば、大型のバスや建設車両では、2台の
圧縮空気乾燥装置を交互に利用する場合であっても、吸
着剤の寿命が短かくなり、除湿能力が低下するという問
題があることが分かった。
この点、前記した特開昭62−83023号の公報記載の技
術を、圧縮空気乾燥装置を2台用いるシステムに適用す
ることも考えられる。しかし、その技術は、点検時など
に一時的に吸着剤の再生効率を高めることはできるが、
その再生効率を通常の作動時に常時高めるというわけで
はない。
一方、空気貯槽に接続された作動機器、たとえば、エ
アサスペンションあるいは自動的ドア開閉装置などで
は、大量のエアが頻繁に使用され、したがって、常時排
気されている。
この発明は、以上の点を考慮してなされたものであ
り、排気エアを有効に利用することによって、吸着剤の
再生効率を高め、その寿命を延ばすようにした技術を提
供することを目的とする。
(発明の概要) この発明では、2台の圧縮空気乾燥装置を交互に用い
るシステムにおいて、空気貯槽に接続された作動機器の
排気空気を、再生中の圧縮空気乾燥装置のパージ貯槽に
供給するようにしている。
作動機器から排気されるエアの圧力は、空気貯槽内の
エア圧に比べて低圧ではあるが、再生中の圧縮空気乾燥
装置の方には供給可能である。それにより、充分な量の
乾燥したエアによって吸着剤をより高く再生することが
できる。
特に、この発明では、作動機器から排気されるエアを
特定の切換え弁を通して、再生状態にある圧縮空気乾燥
装置のパージ貯槽に供給するようにしている。その特定
の切換え弁は、一対の圧縮空気乾燥装置を交互に用いる
ための切換えを行う制御装置からの指令に応答して切り
換わる弁である。そのために、この発明では、作動機器
から排気されるエアを、再生状態にある圧縮空気乾燥装
置のパージ貯槽に確実に供給することになり、作動機器
からの排気エアを有効に利用しつつ、吸着剤の再生を高
い効率で行い、その寿命を有効に延ばすことができる。
また、エアスプリング等の作動機器は、排気エアの量が
パージ貯槽の容量に比べてかなり多く、この発明の利点
をより顕著にする。
(実施例) 図に示す実施例は、エアの供給、排気によって車高を
一定にするエアスプリング10を有するバス等に適用した
場合である。
エアスプリング10はレベリングバルブ12を介して空気
貯槽20に接続されている。レベリングバルブ12は、車高
に応じて開閉するバルブであって、エアスプリング10に
対するエアの供給口121のほか、エアの排気口122を有す
る。ここでは、この排気口122を電磁弁30を介して第1
の圧縮空気乾燥装置40および第2の圧縮空気乾燥装置50
の各パージ貯槽42,52に接続している。電磁弁30は2位
置切換え弁であって、制御装置60からの制御信号に基づ
いてA位置あるいはB位置に切り換え可能である。コイ
ル30aが励磁されないA位置では、レベリングバルブ12
の排気口122を第2の圧縮空気乾燥装置50側のパージ貯
槽52に連絡し、また、コイル30aが励磁されるB位置で
は、反対側の第1の圧縮空気乾燥装置40のパージ貯槽42
に連絡する。なお、電磁弁30と各パージ貯槽42,52とを
結ぶ配管の途中には、チェックバルブ74,75が設けられ
ている。
第1および第2の各圧縮空気乾燥装置40,50それ自体
は同一の構造であって、吸着剤を内蔵した本体部分400,
500と、その上部に位置するパージ貯槽42,52と、下部に
位置するドレン弁44,54とを有する。配管の接続という
点からすると、本体部分400,500に入口401,501、パージ
貯槽42,52の部分に出口402,502、そして、ドレン弁44,5
4の部分に制御口403,503を各々備えている。
こうした第1および第2の圧縮空気乾燥装置40,50の
各入口401,501は、交互切換え用電磁弁80を介して空気
圧縮機100の吐出口101に接続され、また、各出口402,50
2は、チェックバルブ94,95を介して空気貯槽20に接続さ
れている。空気貯槽20は、エアスプリング10、エアブレ
ーキ(図示しない)等の作動機器に接続されているほ
か、ガバナ装置110に接続されている。ガバナ装置110
は、空気圧縮機100のアンローダ部102に接続される一
方、各ダブルチェックバルブ124,125を介して各ドレン
弁44,54の制御口403,503に接続されている。そして、各
ダブルチェックバルブ124,125の他の口は、電磁弁130を
介して空気貯槽20に通じている。
この電磁弁130も他の電磁弁30,80と同様の2位置切換
え弁であり、制御装置60からの制御信号を受けて切り換
わる。制御装置60は、エア圧によってスイッチング動作
するプレッシャスイッチ62と、プレッシャスイッチ62の
作動数をカウントし、その数が所定数に達したとき電気
的な信号を出力するカウンタ64と、カウンタ64からの信
号によってスイッチング動作する電気的なスイッチ66と
によって構成されている。勿論、制御装置60をタイマー
を用いて構成することもできるし、あるいはまた、各電
磁弁30,80,130のタイプも、たとえば、電磁弁80を励磁
によって空気圧縮機100と第1の圧縮空気乾燥装置40の
入口401との間を接続するようなものを用いるなど、種
々の変形をなすことができる。
さて、図に示す状態は、第1の圧縮空気乾燥装置40が
空気乾燥をする状態、第2の圧縮空気乾燥装置50が空気
乾燥をせずに吸着剤の再生をする状態である。
第1の圧縮空気乾燥装置40に注目すると、その入口40
1は電磁弁80を介して空気圧縮機100に接続され、その出
口402は電磁弁30によってエアスプリング10から遮断さ
れ、また、制御口403は空気貯槽20から遮断されてい
る。
空気圧縮機100から供給される圧縮空気は、第1の圧
縮空気乾燥装置40による除湿作用を受け、乾燥した圧縮
空気がパージ貯槽42および空気貯槽20に貯えられる。そ
して、空気貯槽20内の圧力が上昇し、ガバナ装置110か
ら信号が出ると、ドレン弁44が開き、本体部分400の中
の吸着剤を再生する。こうした作用は、従来一般のもの
と同様である。
他方、第2の圧縮空気乾燥装置50に注目すると、その
入口501は電磁弁80により空気圧縮機100から遮断され、
その出口502は電磁弁30を介してエアスプリング10に接
続され、また、制御口503は電磁弁130を介して空気貯槽
20に接続されている。
したがって、ドレン弁54は空気貯槽20からの圧力を受
けて開いており、パージ貯槽52内の圧縮空気、およびエ
アスプリング10からレベリングバルブ12を介して排出さ
れた空気が、本体部分500の内部を逆流して吸着剤を再
生する。この場合、ガバナ装置110から信号が出たとし
ても、ダブルチェックバルブ125は、空気貯槽20のエア
圧によりガバナ装置110と制御口503とを遮断する位置に
すでに移動しているので、その位置に留まっている。
そして、制御装置60から切換え信号が出ると、各電磁
弁80,30,130の各位置が切り換わる。それに応じて、第
1および第2の各圧縮空気乾燥装置40,50の作動が前記
した状態とは逆になり、第1の圧縮空気乾燥装置40が空
気乾燥ないしは除湿しない状態、第2の圧縮空気乾燥装
置50が従来一般のものと同様の作用をする状態となる。
以後、以上のようなサイクルが繰り返し行なわれる。
この間、吸着剤の再生のために、各パージ貯槽42,52
内のエアだけでなく、エアスプリング10からの排気エア
が利用されるので、その再生効率はかなり高くなる。ち
なみに、各パージ貯槽42,52の容量がたとえば1.5程度
であるのに対し、エアスプリング10からの排気エアは数
十である。このように、エアスプリング10の排気エア
の量は、各パージ貯槽42,52の容量に比べてかなり多い
ので、再生に利用する場合に最適である。
(発明の効果) この発明によれば、2台の圧縮空気乾燥装置40,50を
交互に用いるシステムにおいて、エアスプリング10等の
ような作動機器からの排気エアを、特定の切換え弁(電
磁弁30)を通して再生中の圧縮空気乾燥装置50のパージ
貯槽52に供給するようにしているので、吸着剤の再生を
高い効率で行なうことができ、その寿命を有効に延ばす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す配管系統図であ
る。 10……エアスプリング(作動機器)、 20……空気貯槽、30,80,130……電磁弁、 40……第1の圧縮空気乾燥装置、 50……第2の圧縮空気乾燥装置、 42,52……パージ貯槽、44,54……ドレン弁、60……制御
装置、100……空気圧縮機、110……ガバナ装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を圧縮する空気圧縮機と、この空気圧
    縮機から供給される圧縮空気を、再生可能な吸着剤によ
    り所定の間隔で交互に除湿する一対の圧縮空気乾燥装置
    と、これら一対の圧縮空気乾燥装置からの圧縮空気を貯
    える空気貯槽と、圧縮空気乾燥装置の上流側および下流
    側に各々設けられ、外部からの指令に応じて吸着剤の上
    流側を外気に連絡するドレン弁および再生用空気を貯え
    るパージ貯槽と、空気貯槽内の圧力が上限圧力に達する
    と前記ドレン弁に指令を与え、かつ下限圧力に達すると
    指令を解除するガバナ装置と、このガバナ装置からドレ
    ン弁への指令および空気圧縮機から圧縮空気乾燥装置へ
    の圧縮空気の供給の切換えを行なう制御装置とを備えた
    圧縮空気圧力源装置において、前記空気貯槽に接続され
    た作動機器の排気側に、前記制御装置からの前記切換え
    の指令に応答して切り換わる切換え弁を設け、この切換
    え弁を通して、前記作動機器の排気空気を、前記一対の
    圧縮空気乾燥装置のうち、再生状態にある圧縮空気乾燥
    装置のパージ貯槽に供給するようにした圧縮空気圧力源
    装置。
  2. 【請求項2】前記作動機器からの排気空気の量は、前記
    パージ貯槽の容量に比べて多い、請求項1の圧縮空気圧
    力源装置。
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