JP2002086212A - 板金加工具の補助具 - Google Patents

板金加工具の補助具

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JP2002086212A
JP2002086212A JP2000278472A JP2000278472A JP2002086212A JP 2002086212 A JP2002086212 A JP 2002086212A JP 2000278472 A JP2000278472 A JP 2000278472A JP 2000278472 A JP2000278472 A JP 2000278472A JP 2002086212 A JP2002086212 A JP 2002086212A
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JP
Japan
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sheet metal
tool
frame
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metal processing
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JP2000278472A
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Yoshitaka Fukushima
好孝 福島
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SANGORO KK
SANGOROO KK
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SANGORO KK
SANGOROO KK
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】曲面を有し、且つ陥没部分が複数ある板金加工
面であっても、容易に補修作業ができるようにした板金
加工具の補助具を提供する。 【解決手段】対を成す二つの枠体を、夫々前後端におい
て連結具を介して適宜間隔を存して平行に連結すると共
に、後端側の連結具を、支柱に上下動可能に嵌合させた
支持部材に基端を回動可能に枢着した連結部材の先端に
回動可能に枢着し、且つ対を成す二つの枠体の板金当接
面が、湾曲或いは傾斜する板金加工面に夫々密着するよ
うに連結具に固定及び回動自在に枢着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、主として自動車
等の車体の陥没部を補修する際に用いられる板金加工具
を補助する板金加工具の補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、例えば自動車の車体が衝突など
で変形した場合、陥没した部分を内側から叩出すか、或
いは外側から引出して補修する方法が取られている。内
側から叩出す方式では加工前に内装品を除去しなければ
ならないため、該作業が煩わしく、且つ時間がかかるた
め、一般的には引出し用板金加工具を用いて外側から引
出す方法が多用されている。
【0003】前記板金加工具の一例として、本発明者等
は特開平10−328739号公報に示すような板金加
工具を提案している。該板金加工具は、一端を把手部に
して他端に板金の陥没部分に溶着するアーク電極を備え
た操作軸と、この操作軸に付設した支持脚を具備し、こ
のうち前記支持脚が前記アーク電極に近接して板金面に
接触される着座部を有し、その着座部を板金面に押しつ
けつつ前記操作軸を傾けて前記アーク電極に接合した部
位を引出すようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記板
金加工具は、板金の陥没部分を1つ1つ補修していくも
のであるため、陥没部分が複数ある場合は、その作業が
煩わしく、且つ時間を要するという問題がある。更に、
陥没部分を引出し補修する場合、目見当で行っていたた
め、平板さを求めるのに、何回も引出しを繰返す操作が
必要であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】 そこで、本発明は、前
記従来の問題点に鑑みて成されたものであって、曲面を
有し、且つ陥没部分が複数ある板金加工面であっても、
枠体を定規的に使用して一回の引出し操作で大概の補修
ができ、後は細かい部分の補正で済み、容易に補修作業
ができるようにした板金加工具の補助具を提供すること
を目的とするものであって、対を成す二つの枠体を、夫
々前後端において連結具を介して適宜間隔を存して平行
に連結すると共に、連結具乃至枠体に他部材への固定具
を設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】 以下本発明の実施態様について
詳細に説明する。1は板金加工具A,Aの補助具であっ
て、対を成す二つの枠体2,2と、該枠体2,2を前後
端において適宜間隔を存して平行に連結する連結具3,
3とで構成され、支柱4に上下動可能に嵌合させた支持
部材5及び該支持部材5と前記連結具3,3のうち後端
側連結具3を連結する連結部材6等より成る固定部材に
て支持される如く構成されている。この固定部材として
は、枠体2又は連結具3,3に設けられる吸着部、係止
具でもよい。
【0007】枠体2は細板状の鋼棒21,21の両端を
折曲してその折曲部21a,21a,21b,21bを
小口片22,22によって適宜間隔を存して平行に連結
固定して構成され、その板金当接面21c,21cに夫
々緩衝材7,7が必要に応じて固着されている。枠体2
と連結具3,3との連結は、前端側が取付ビス8,8に
よって所望角度に変更自在に固定され、後端側は取付ネ
ジ9,9によって所望角度変更自在に固定され、該取付
ネジ9,9を緩めることによって回動するように成され
ている。
【0008】支持部材5は支柱4に上下動可能に嵌合さ
れ、取付ネジ10によって適宜高さ位置に固定されるよ
うになっている。連結部材6は略L字状に形成され、そ
の一側61は、その略中間部においてピン11により支
持部材5の腕部51に回動自在に枢着され、該枢着部よ
り後方には該枢着部を中心とした円弧状の長孔611が
穿設され、該長孔611には該連結部材6の回動範囲を
規制する規制ネジ12が挿通され、その先端は前記支持
部材5の腕部51に螺入固定されている。連結部材6の
他側62の先端には前記後端側の連結具3が取付ネジ1
3によって固定され、該取付ネジ13を緩めることによ
って連結具3が回動するように成されている。
【0009】
【実施例】次に本発明による補助具1を使用した板金加
工方法について説明する。先ず、陥没部14,14が形
成された自動車車体等の被板金面Bに補助具1を持来
し、枠体2,2が陥没部14,14に来るように支持部
材5の高さを調整し、取付ネジ10によって該支持部材
5を固定する。次に、枠体2,2が陥没部14,14に
密着するように、支持部材5,連結具3及び枠体2,2
を夫々適宜回動させて微調整をし、それら支持部材5,
連結具3及び枠体2,2を規制ネジ12,取付ネジ13
及び取付ネジ9,9を締付けて夫々固定する。然る後、
陥没部14,14が形成された被板金面Bに枠体2,2
を当接させる。
【0010】次に、板金加工具Aの操作軸15,15の
先端に固着したアーク電極16,16を陥没部14,1
4に押付けると共に、操作軸15,15に付設した支持
脚17,17の下端に固着した支持部18,18を枠体
2,2に当接させ、該支持部18,18を中心として操
作軸15,15を回動させ、陥没部14,14を引出
す。該操作軸15,15を回動させるに当って、該操作
軸15,15の基端に形成した把手部19,19を持っ
て回動させることにより、梃子の作用により容易に陥没
部14,14を引出すことができる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明の請求項1によ
れば、対を成す二つの枠体を、夫々前後端において連結
具を介して適宜間隔を存して平行に連結すると共に、連
結具乃至枠体に他部材への固定具を設けたので、被板金
加工面への対応設置が極めて容易であり、陥没部の部位
を問わず対応操作可能である。然も、枠体が定規的に使
用でき、一つの基準面として使用でき、一回の操作での
大凡の引出しができ、後は微調整で済み、補修が容易迅
速に行える。
【0012】又、請求項2によれば、対を成す二つの枠
体を、夫々前後端において連結具を介して適宜間隔を存
して平行に連結すると共に、後端側の連結具を、支柱に
上下動可能に嵌合させた支持部材に基端を回動可能に枢
着した連結部材の先端に回動可能に枢着したので、被板
金加工面への対向設置が容易であり、位置決めも容易で
あるから複数の陥没部或いは陥没部が広範囲に亘って形
成されたものであっても容易の板金加工を行うことがで
きる。
【0013】又、請求項3によれば、対を成す二つの枠
体の板金当接面が、湾曲或いは傾斜する板金加工面に夫
々密着するように連結具に固定及び回動可能に枢着した
ので、板金加工に際して枠体を湾曲或いは傾斜した板金
加工面であっても確実に密着させることができるので、
板金加工を極めて正確に行うことができる。
【0014】又、請求項4によれば、枠体の板金当接面
に夫々緩衝材を固着したので、被板金加工面を該枠体に
よって傷付けることを防止することができる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による補助具の斜視図
【図2】同上の使用状態を示す側面図
【符号の説明】
1 補助具 2 枠体 3 連結具 4 支柱 5 支持部材 6 連結部材 A 板金加工具 B 被板金部材 14 陥没部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対を成す二つの枠体を、夫々前後端におい
    て連結具を介して適宜間隔を存して平行に連結すると共
    に、連結具乃至枠体に他部材への固定具を設けたことを
    特徴とする板金加工具の補助具。
  2. 【請求項2】対を成す二つの枠体を、夫々両端において
    連結具を介して適宜間隔を存して平行に連結すると共
    に、他部材への固定具は、一端側の連結具を、支柱に上
    下動可能に嵌合させた支持部材に基端を回動可能に枢着
    した連結部材の先端に回動可能に枢着したことを特徴と
    する請求項1に記載の板金加工具の補助具。
  3. 【請求項3】対を成す二つの枠体の板金当接面が、湾曲
    或いは傾斜する板金加工面に夫々密着するように連結具
    に固定及び回動自在に枢着したことを特徴とする請求項
    2に記載の板金加工具の補助具。
  4. 【請求項4】枠体の板金当接面に夫々緩衝材を固着した
    ことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の板金加
    工具の補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016079384A1 (en) * 2014-11-20 2016-05-26 Olavi Venäläinen Straightening apparatus
CN111438229A (zh) * 2020-04-08 2020-07-24 盛菊珍 一种钢制薄板表面修复工艺
CN111482487A (zh) * 2020-04-08 2020-08-04 盛菊珍 一种移动式钢板表面处理设备

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