JP2002083063A - 処置確認システムに用いられる患者処置指示情報管理装置 - Google Patents

処置確認システムに用いられる患者処置指示情報管理装置

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JP2002083063A
JP2002083063A JP2000274101A JP2000274101A JP2002083063A JP 2002083063 A JP2002083063 A JP 2002083063A JP 2000274101 A JP2000274101 A JP 2000274101A JP 2000274101 A JP2000274101 A JP 2000274101A JP 2002083063 A JP2002083063 A JP 2002083063A
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Masayuki Otake
雅幸 大竹
Koichi Sugimoto
耕一 杉本
Koichi Sato
公一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 所定の病院スタッフだけが処置指示情報をダ
ウンロードして処置指示情報に基づく処置が可能な処置
確認システムにおける患者処置指示情報管理装置。 【解決手段】 複数の患者に関する処置指示情報を記憶
した記憶手段、及び該記憶手段に記憶された処置指示情
報を前記携帯型照合装置に出力するデータ出力手段を備
えた患者処置指示情報管理装置とを有する処置確認シス
テムに用いる患者処置指示情報管理装置であって、記憶
手段に、患者に関する処置指示情報と関連付けて、該処
置指示情報を出力可能な病院スタッフの識別情報を予め
記憶させ、処置指示情報を出力しようとする病院スタッ
フの識別情報を入力し、該識別情報と記憶手段に記憶さ
れている処置指示情報に関連付けされた病院スタッフの
識別情報とを照合し、これらが合致した場合のみ前記デ
ータ出力手段から対応する処置指示情報を出力するよう
処置指示情報の出力管理を行う制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者に投与すべき
注射薬等の物品や、患者に対する処置の基礎となる医師
からの処置依頼書等の書類に関する処置指示情報を記憶
した患者処置指示情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】病院では、医師が患者を診察した後、そ
の患者に投与すべき注射薬(輸液ボトルや注射器等によ
る投薬や輸血時に用いられる血液製剤等)を記載した注
射処方箋や、その患者に必要な検査や手術等を記載した
処置依頼書を発行し、その注射処方箋や処置依頼書に基
づいて看護婦や検査担当医師、手術担当医師が注射薬の
投与や手術若しくは検査等の処置を患者に施している。
上記した注射処方箋や処置依頼書等の処置指示情報に関
する書類は、従来は紙で発行されていたが、近年、これ
らの処置指示情報を医師が端末から入力してホストコン
ピュータで管理する等、病院内の各部門をホストコンピ
ュータと接続することにより多彩な医療情報を有効に活
用する医療情報システムが利用されつつある。一方、出
願人は、近年多発している投薬間違いや手術や検査時の
患者の取り間違い等の医療ミスに関する問題に鑑みて、
各患者に患者ID番号をバーコードの形態で印字したリ
ストバンドを装着してもらうと同時に、患者に投与すべ
き注射薬等の物品や患者に対する処置の基礎となる処置
依頼書等の書類に前記患者ID番号と照合可能な照合情
報をバーコードの形態で印字し、患者に対して処置を施
す際に、これらの患者ID番号と照合情報とをバーコー
ドリーダーで読み取り照合することで、物品や書類が間
違いなく、その患者のものであるか否かを確認すること
ができる携帯型照合装置を用いた処置確認システムを提
案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】出願人は、医療の現場
におけるさらなる安全性と効率化を研究し続け、上記し
た医療情報システムと処置確認システムとを組合せ、医
療情報システムから処置指示情報を携帯型照合装置にダ
ウンロードし、医師が要求している各処置に対して照合
確認を行う処置確認システムを発明するに至った。これ
により、単に患者と患者に投与すべき物品等を照合確認
するだけでなく、医師が求めている処置が全て間違いな
く実行されたか否かを確認することができるようにな
り、より患者の処置に対する安全性を高めることができ
る。しかし、このように医療情報システムから携帯型照
合装置に処置指示情報をダウンロードするシステムで
は、誰でも、処置指示情報をダウンロードすることがで
きてしまうという問題がある。この問題点について、具
体的に説明すると、通常、病院では入院患者の担当の看
護婦は予め決められており、入院患者に対する処置は担
当看護婦が行う。患者側から見て担当看護婦は一人の場
合もあれば、複数人の場合もあるが、何れにしても担当
となっている看護婦は、担当患者を略毎日観察している
ので、処置に関する知識だけでなく、その担当患者の病
状や性格等についても深い知識を持っている。また、病
院スタッフは、所属する部署に応じて、必要とされる知
識が全く異なる。例えば、病棟に所属している病院スタ
ッフの場合には、上記したように処置に関する知識や担
当患者の病状についての知識は勿論のこと、担当患者の
性格をも把握していなければならない場合もある等、患
者に対してより深い知識が要求され、また、ICUに所
属している病院スタッフの場合には、病棟に所属してい
る病院スタッフ程、患者に対する深い知識は要求されな
いが、救急患者に対して投与してよい薬剤やその量に関
する知識が求められる。このような病院スタッフ間の知
識の差を考慮すれば、誰でもが処置指示情報を携帯型照
合装置にダウンロードでき、患者に処置を施すことがで
きる環境は好ましくなく、予め決められた病院スタッフ
のみがこれらの処置にあたるべきである。本発明は、上
記した諸事情に鑑みて、所定の病院スタッフだけが処置
指示情報をダウンロードして処置指示情報に基づく処置
を行うことができるようにする処置確認システムにおけ
る患者処置指示情報管理装置を提供することを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る処置確認システムに用いられる患
者処置指示情報管理装置は、患者の身体に装着され、患
者を特定可能な患者特定情報(患者ID番号)がバーコ
ードの形態で印字されたリストバンドから前記患者特定
情報を読み取り、かつ、前記患者特定情報(患者ID番
号又は物品ID番号等)と照合可能な照合情報がバーコ
ードの形態で印字された患者の処置に必要な物品又は書
類から前記照合情報を読み取るためのバーコードリー
ダ、バーコードリーダーで読み取った患者特定情報と照
合情報とを医師からの処置指示情報と関連づけて照合す
る照合手段、及び照合結果を使用者に表示する表示手段
を備えた携帯型照合装置と、複数の患者に関する前記処
置指示情報を記憶した記憶手段、及び該記憶手段に記憶
された処置指示情報を前記携帯型照合装置に出力するデ
ータ出力手段を備えた患者処置指示情報管理装置とを有
する処置確認システムに用いられる患者処置指示情報管
理装置であって、前記記憶手段に、患者に関する処置指
示情報と関連付けて、該処置指示情報を出力可能な病院
スタッフの識別情報を予め記憶させ、処置指示情報を出
力しようとする病院スタッフの識別情報を入力し、該識
別情報と記憶手段に記憶されている処置指示情報に関連
付けされた病院スタッフの識別情報とを照合し、これら
が合致した場合のみ前記データ出力手段から対応する処
置指示情報を出力するよう処置指示情報の出力管理を行
う制御手段を備えていることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示した実施例を
参照しながら本発明に係る処置確認システムに用いられ
る患者処置指示情報管理装置の実施の形態について説明
していく。
【0006】図1は、本発明に係る患者処置指示情報管
理装置と該患者処置指示情報管理装置を採用した処置確
認システムの概略図を示している。図面に示すように、
この患者処置指示情報管理装置1は、複数の患者に関す
る処置指示情報を記憶する記憶手段2と、記憶手段2に
記憶された処置指示情報を携帯型照合装置10に出力す
るデータ出力手段3と、データ出力手段3を制御する制
御手段4とを備えている。前記携帯型照合装置10は、
患者処置指示情報管理装置からの処置指示情報を入力し
た後、患者のリストバンドから患者特定情報(患者ID
番号)を読み取ると共に、物品又は書類から照合情報を
読み取り、これらの読み取った情報(患者特定情報及び
照合情報)を前記処置指示情報に基づいて照合確認する
ために用いられる。
【0007】前記記憶手段2は、処置指示情報に関連付
けて、その処置指示情報を出力可能な病院スタッフのス
タッフID番号を予め記憶しており、また、前記データ
出力手段3は、携帯型照合装置10又は別個に設けられ
た入力手段(図示せず)からスタッフID番号と処置指
示情報を出力したい患者に関する情報(例えば、患者I
D番号や患者氏名等)とを入力するための入力インター
フェイスとしても機能するように構成されている。尚、
病院スタッフによるスタッフID番号の入力は、任意の
方法で行えるが、好ましくは、予め各病院スタッフに、
自分のスタッフID番号がバーコードの形態で印字され
たネームプレート等を配布しておき、病院スタッフは必
要に応じて、携帯型照合装置で自分のネームプレートか
ら自分のスタッフID番号を読み取るように構成され得
る。これにより、スタッフID番号の入力の手間がなく
なり、また、入力ミスの問題も解消することができる。
前記制御手段4は、図2のフローチャートに示すよう
に、病院スタッフID番号と患者に関する情報とが入力
されると(ステップ2−1)、記憶手段2に記憶された
処置指示情報の中から、入力された患者に関する処置指
示情報を検索し(ステップ2−2)、その処置指示情報
に関連付けて記憶された病院スタッフID番号と、前記
入力された病院スタッフID番号とを照合し(ステップ
2−3)、これらのスタッフID番号が合致した場合の
み、対応する処置指示情報を出力し(ステップ2−
4)、合致しない場合には、情報の出力を拒否する(ス
テップ2−5)。
【0008】以上説明した構成により、予め設定された
病院スタッフのみに患者の処置指示情報を出力すること
が可能になり、処置資格のない病院スタッフに間違えて
処置指示情報が出力されることがない。
【0009】次に、携帯型照合装置の構成及び該携帯型
照合装置を用いた照合確認について説明する。図3は、
携帯型照合装置10の構成を示す概略図である。図面に
示すように、この携帯型照合装置10は、バーコードリ
ーダー11、記憶手段12、入力手段13、制御部14
及びディスプレイ15を備えている。記憶手段12は、
前記患者処置情報管理装置1からの処置指示情報を記憶
するように構成され、また、制御部14は、バーコード
リーダー11で患者のリストバンドから読み取った患者
特定情報と、物品又は書類から読み取った照合情報と
を、前記記憶手段12に記憶された処置指示情報を利用
して照合確認するように構成され、ディスプレイ15
は、処置指示情報や照合結果等を表示するように構成さ
れている。前記入力手段13は、使用者が照合すべき処
置指示情報を指定する等、使用者による情報入力を可能
にするインターフェイスであり、機械的なスイッチ類で
構成されていてもよく、また、ディスプレイ15をタッ
チパネル式の入力手段13としてもよい。
【0010】以下に、上記したように構成された携帯型
照合装置10の作用について、図4〜図9を参照しなが
ら説明していく。図4は、携帯型照合装置10における
制御部14の処理の一例を示すフローチャートであり、
図5〜図9はディスプレイ15の表示内容の一例を示す
図である。尚、以下の説明では、患者のリストバンドに
は患者ID番号がバーコードの形態で印字され、物品に
は物品ID番号がバーコードの形態で印字された照合ラ
ベルが貼り付けられており、記憶手段には、「患者A
(患者ID番号a)に対して、注射薬B(物品ID番号
b)、注射薬C(物品ID番号c)、及び注射薬D(物
品ID番号d)を投与する。」という処置指示情報が以
下のように記憶されているものとする。 処置情報1:患者A(患者ID番号a)=注射薬B(物
品ID番号b) 処置情報2:患者A(患者ID番号a)=注射薬C(物
品ID番号c) 処置情報3:患者A(患者ID番号a)=注射薬D(物
品ID番号d) 図4に示すように、制御部14は処置指示情報に含まれ
ている処置情報の数を「定数i」に代入し(ステップ5
−1)、使用者により処置情報が選択されるまで待機す
る(ステップ5−2)。この初期状態におけるディスプ
レイ15の表示内容を図5に示す。図面に示すように、
ディスプレイ15は、初期状態では処置指示情報に含ま
れている処置情報のリストを表示している。この初期状
態で使用者は、前記入力手段13を介して照合すべき処
置情報を選択することができる。使用者により処置情報
が選択されると、制御部14は、選択された処置情報を
読み込み(ステップ5−3)、バーコードリーダー11
によりリストバンド及び物品(又は書類)から患者ID
番号及び物品ID番号が読み取られるまで待機する(ス
テップ5−4)。好ましくは、この時に必要に応じてデ
ィスプレイ15に、「リストバンド及び物品(又は書
類)から患者ID番号及び物品ID番号を読み取ってく
ださい。」等の使用者に読み取りを促す表示をしてもよ
い(図示せず)。バーコードリーダー11によりリスト
バンド及び物品(又は書類)から患者ID番号及び物品
ID番号が読み取られると、患者ID番号及び選択され
た処置情報と、物品ID番号及び選択された処置情報と
をそれぞれ照合し(ステップ5−5及びステップ5−
6)、両方の情報が合致していた場合のみディスプレイ
15に「照合成功」と表示し(ステップ5−7:図6
(a)参照)、一方でも合致しない場合には「照合失
敗」と表示する(ステップ5−8:図6(b)参照)。
そして、照合成功の場合のみ、処置情報のリストの中か
ら照合済みの処置情報だけを反転させ(ステップ5−
9)、「定数i」を「i−1」に再設定した後(ステッ
プ5−10)、「定数i」が「0」か否かを判断し(ス
テップ5−11)、「定数i」が「0」でなければ、デ
ィスプレイ15の表示を処置情報のリストに戻して(図
7参照)、ステップ5−2に戻り、次の処置情報が選択
されるまで待機する。ステップ5−11の判断で「定数
i」が「0」の場合には、ディスプレイ15に処置が終
了した旨を表示させる(図8参照)。このように、処置
指示情報に含まれている処置情報をリストで表示すると
共に、処置が終了した処置情報だけを反転させていくこ
とで、使用者は、処置が終了したものと未だ処置が終了
していないものとを一目で判断することができるように
なる。
【0011】上記した実施例では、患者のリストバンド
と患者に投与すべき物品(又は書類)に、異なる情報
(患者ID番号/物品ID番号)が印字されており、処
置指示情報に、これらの情報を照合させる情報「患者A
(患者ID番号a)=注射薬B(物品ID番号b)」が
含まれている例を挙げて説明しているが、リストバンド
や物品(又は書類)の情報や処置指示情報の内容は本実
施例に限定されることなく、例えば、リストバンドと物
品(又は書類)に共に患者ID番号をバーコードの形態
で印字しておいてもよい。この場合、処置指示情報は照
合のためには直接用いられないが、上記したように処置
情報をリストの形態で表示することで、使用者は処置す
べき内容の確認を行うことができ、さらに、上記した実
施例と同様に、使用者が処置情報を選択した後、実際の
照合を行うように構成すると共に、照合が成功した処置
情報のみを反転させることで、使用者は、処置が終了し
たものと未だ処置が終了していないものとを一目で判断
することができるようになる。
【0012】上記した実施例では、処置指示情報が、患
者に物品を投与する処置に関する情報を含んでいる例を
挙げて説明しているが、これは本実施例に限定されるこ
となく、例えば、処置指示情報は、担当医師が、検査担
当医師や手術担当医師に対して発行する検査依頼書や手
術依頼書若しくはカルテ等の書類に関する情報を含んで
いてもよい。具体的には、例えば、手術すべき患者に対
する処置指示情報に、患者のカルテ、手術依頼書、麻酔
依頼書、輸血依頼書に関する情報を含め、カルテ、手術
依頼書、麻酔依頼書、輸血依頼書にそれぞれ、患者ID
番号をバーコードの形態で印字しておけば、手術を行う
前に、これらの書類と患者のリストバンドとを照合させ
ることができるので、患者を取り違えることはなくな
る。
【0013】尚、本実施例では、患者処置指示情報管理
装置に直接携帯型照合装置が接続されている例を挙げて
いるが、患者処置指示情報管理装置の構成は本実施例に
限定されることなく、例えば、複数のパソコンで構築し
たネットワークにより構成してもよい。具体的には、例
えば、患者の処置指示情報は、病院のホストコンピュー
タに記憶されており、そのホストコンピュータに複数の
端末が接続され、各端末から携帯型照合装置への出力が
可能になっているネットワークが構築されている場合、
ホストコンピュータと各端末との間にサーバーを介在さ
せ、該サーバーにより処置指示情報の出力を制御するよ
うに構成してもよい。この場合には、ホストコンピュー
タが記憶手段2となり、各端末がデータ出力手段3とな
り、サーバーが制御部4となり、ネットワーク全体で患
者処置指示情報管理装置が構成されていることになる。
また、本実施例では、患者処置指示情報管理装置と携帯
型照合装置と有線接続した例を挙げているが、これは本
実施例に限定されることなく患者処置指示情報管理装置
と携帯型照合装置との間で無線で情報の送受信を行うこ
とができるように構成してもよいことは勿論である。こ
のように、患者処置指示情報管理装置と携帯型照合装置
とを無線で情報の送受信が行えるように構成する場合に
は、病院スタッフが携帯型照合装置を持って患者のベッ
トサイドに行き、携帯型照合装置を用いて患者のリスト
バンドから患者ID番号を読み取り、その情報に基づい
て患者処置指示情報管理装置から患者に関する処置指示
情報をダウンロードすることができるように構成するこ
とができる。このように構成することで、患者処置指示
情報管理装置から患者に関する処置指示情報をダウンロ
ードする時に患者に関する情報を病院スタッフが自ら入
力する手間を省くことができ、また、入力ミスにより違
う患者の処置指示情報が携帯型照合装置にダウンロード
される等のミスも防止することができるようになるの
で、より正確にかつ効率的に処置確認を行うことができ
るようになるという効果を奏する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る処置
確認システムに用いられる患者処置指示情報管理装置
は、患者の身体に装着され、患者を特定可能な患者特定
情報がバーコードの形態で印字されたリストバンドから
前記患者特定情報を読み取り、かつ、前記患者特定情報
と照合可能な照合情報がバーコードの形態で印字された
患者の処置に必要な物品又は書類から前記照合情報を読
み取るためのバーコードリーダ、バーコードリーダーで
読み取った患者特定情報と照合情報とを医師からの処置
指示情報と関連づけて照合する照合手段、及び照合結果
を使用者に表示する表示手段を備えた携帯型照合装置
と、複数の患者に関する前記処置指示情報を記憶した記
憶手段、及び該記憶手段に記憶された処置指示情報を前
記携帯型照合装置に出力するデータ出力手段を備えた患
者処置指示情報管理装置とを有する処置確認システムに
用いられる患者処置指示情報管理装置であって、前記記
憶手段に、患者に関する処置指示情報と関連付けて、該
処置指示情報を出力可能な病院スタッフの識別情報を予
め記憶させ、処置指示情報を出力しようとする病院スタ
ッフの識別情報を入力し、該識別情報と記憶手段に記憶
されている処置指示情報に関連付けされた病院スタッフ
の識別情報とを照合し、これらが合致した場合のみ前記
データ出力手段から対応する処置指示情報を出力するよ
う処置指示情報の出力管理を行う制御手段を備えている
ので、所定の病院スタッフだけが処置指示情報をダウン
ロードして処置指示情報に基づく処置を行うことができ
るようにすることができるようにしながら、医師からの
処置指示情報を照合確認に有効利用することができるよ
うになるという効果を奏する。また、各病院スタッフ
に、予め病院スタッフの識別情報がバーコードの形態で
印字されたネームプレートや識別カード等を配布してお
き、前記携帯型照合装置のバーコードリーダーを介して
病院スタッフの識別情報を入力できるように構成するこ
とにより、スタッフID番号の入力の手間がなくなり、
また、入力ミスの問題も解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る患者処置指示情報管理装置と該
患者処置指示情報管理装置を採用した処置確認システム
の概略図である。
【図2】 制御手段の処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】 携帯型照合装置10の構成を示す概略図であ
る。
【図4】 携帯型照合装置10における制御部14の処
理の一例を示すフローチャートである。
【図5】 ディスプレイ15の初期画面を示す図であ
る。
【図6】 (a)及び(b)は、携帯型照合装置におけ
るディスプレイ15を各々示しており、(a)は照合成
功の場合の画面であり、(b)は照合失敗の場合の画面
である。
【図7】 処置情報1の照合が終了した後のディスプレ
イ15における処置情報リスト画面の一例を示す図であ
る。
【図8】 全ての処置情報に対する照合が終了した後の
ディスプレイ15の画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 患者処置指示情報管理装置 2 記憶手段 3 データ出力手段 4 制御手段 10 携帯型照合装置 11 バーコードリーダー 12 入力手段 13 記憶手段 14 制御部 15 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 公一 神奈川県横浜市都筑区仲町台5丁目5番1 号 株式会社テクノメデイカ内 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB41 CC00 DD02 EE05 FF04 GG06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者の身体に装着され、患者を特定可能な
    患者特定情報がバーコードの形態で印字されたリストバ
    ンドから前記患者特定情報を読み取り、かつ、前記患者
    特定情報と照合可能な照合情報がバーコードの形態で印
    字された患者の処置に必要な物品又は書類から前記照合
    情報を読み取るためのバーコードリーダ、バーコードリ
    ーダーで読み取った患者特定情報と照合情報とを医師か
    らの処置指示情報と関連づけて照合する照合手段、及び
    照合結果を使用者に表示する表示手段を備えた携帯型照
    合装置と、 複数の患者に関する前記処置指示情報を記憶した記憶手
    段、及び該記憶手段に記憶された処置指示情報を前記携
    帯型照合装置に出力するデータ出力手段を備えた患者処
    置指示情報管理装置とを有する処置確認システムに用い
    られる患者処置指示情報管理装置であって、 前記記憶手段に、患者に関する処置指示情報と関連付け
    て、該処置指示情報を出力可能な病院スタッフの識別情
    報を予め記憶させ、処置指示情報を出力しようとする病
    院スタッフの識別情報を入力し、該識別情報と記憶手段
    に記憶されている処置指示情報に関連付けされた病院ス
    タッフの識別情報とを照合し、これらが合致した場合の
    み前記データ出力手段から対応する処置指示情報を出力
    するよう処置指示情報の出力管理を行う制御手段を備え
    ていることを特徴とする処置確認システムに用いられる
    患者処置指示情報管理装置。
  2. 【請求項2】各病院スタッフに、予め病院スタッフの識
    別情報がバーコードの形態で印字されたネームプレート
    や識別カード等を配布しておき、 前記携帯型照合装置のバーコードリーダーを介して病院
    スタッフの識別情報を入力できるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の患者処置指示情報管理装置。
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