JP2002082518A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002082518A
JP2002082518A JP2000271406A JP2000271406A JP2002082518A JP 2002082518 A JP2002082518 A JP 2002082518A JP 2000271406 A JP2000271406 A JP 2000271406A JP 2000271406 A JP2000271406 A JP 2000271406A JP 2002082518 A JP2002082518 A JP 2002082518A
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toner
rotation
bottle
toner bottle
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JP2000271406A
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English (en)
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Terushi Isobe
昭史 磯部
Atsushi Takahashi
厚 高橋
Kazumichi Yamauchi
一道 山内
Tokuo Shiroichi
徳男 城市
Yoshifumi Sasamoto
能史 笹本
Yoshiteru Katayama
善輝 片山
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 内部に収容したトナーを排出するトナーボト
ルを備えたトナー補給装置により現像器に対するトナー
の補給を安定に行うことができ、常に良好な可視画像を
形成することができる画像形成装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 画像形成装置は、内周面に螺旋状の突起
22Aを有し、回転されることによって内部に収容した
トナーを排出するトナーボトル21を備えたトナー補給
装置20が設けられた画像形成装置であって、補給指令
信号を受けて駆動することにより前記トナーボトルを回
転させる回転駆動機構31が設けられており、回転駆動
機構によるトナーボトルの回転速度を制御する回転制御
手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転することによ
って、内部に収容したトナーを排出するトナーボトルを
備えたトナー補給装置が設けられた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば有機感光体よりなる潜像保持体に
静電荷像を形成し、この静電荷像をトナーによって現像
することにより可視画像を形成する電子写真複写機、フ
ァクシミリ、プリンタなどの画像形成装置においては、
現像器にトナーを補給するトナー補給装置が設けられ
る。
【0003】或る種のトナー補給装置においては、内周
面に螺旋状の突起を有するトナーボトルを、その中心軸
を回転中心として回転させることにより、当該トナーボ
トルの排出開口からトナーを排出させる。この排出され
たトナーを、例えばトナー補給装置の下部に設けられた
トナー受容部に受容させ、このトナー受容部のトナーを
現像器に向かって搬送するよう構成されている。具体的
には、トナー受容部におけるトナーの量が基準量より少
なくなった場合には、補給指令信号に基づき、回転駆動
機構が駆動することによりトナーボトルの回転が開始さ
れて内部に収容されているトナーが排出され、一方、当
該トナー受容部におけるトナーの量が基準量以上となっ
た場合には、補給停止信号に基づき、回転駆動機構の駆
動が停止されてトナーボトルの回転が停止される。この
ように、トナー補給装置によれば、トナーボトルを必要
に応じて回転させることにより、トナー受容部に対する
トナーの供給が行われ、これにより、現像器に対するト
ナーの補給がなされる。
【0004】しかしながら、上記のトナー補給装置にお
いて、トナーボトルは回転駆動機構によって一定の回転
速度で回転されるのであるが、当該トナーボトル内に残
存するトナーの量(以下、「トナー残量」ともいう。)
が少なくなるに従い、その1回転で排出されるトナーの
量が少なくなるため、トナー残量が少なくなるに従って
トナー受容部へのトナーの供給速度が小さくなる。その
結果、トナー残量が少ない場合には、補給指令信号が発
せられてからトナー受容部におけるトナーの量が基準量
となるまでトナーを排出させるためには、トナーボトル
をより多く回転させることが必要となり、従って1回の
供給に長時間を要することとなる。そのため、例えば可
視画像としてベタ画像などを連続して形成する場合に
は、現像器において多量のトナーが急激に消費されるた
め、トナーボトルからトナー受容部へのトナーの供給が
不足することとなり、その結果、トナー受容部における
トナーの量が減少し、当該トナー受容部から現像器に対
するトナーの供給に不足が生ずることとなる。このよう
に、従来のトナー補給装置では、現像器にトナーの補給
を安定に行うことができず、画像濃度が局部的に低くな
るなどの現象が生じて良好な可視画像を得ることができ
ない場合がある、という問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
トナーボトルを備えたトナー補給装置により現像器に対
するトナーの補給を安定に行うことができ、常に良好な
可視画像を形成することができる画像形成装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、内周面に螺旋状の突起を有し、回転されることによ
って内部に収容したトナーを排出するトナーボトルを備
えたトナー補給装置が設けられた画像形成装置であっ
て、補給指令信号を受けて駆動することにより前記トナ
ーボトルを回転させる回転駆動機構が設けられており、
前記回転駆動機構によるトナーボトルの回転速度を制御
する回転制御手段を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の画像形成装置によれば、回転制御手段
によりトナーボトルの回転速度が制御されることによ
り、状況に応じて、単位時間当たりに排出されるトナー
の量が調節されるため、トナー補給装置から現像器に対
するトナーの補給を安定に行うことができ、結局、常に
良好な可視画像を形成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を用い
て詳細に説明する。
【0009】(第1の実施の形態)図1は、本発明の画
像形成装置の構成の一例を示す説明図であり、図2は、
トナーボトル装着部にトナーボトルを装着した状態のト
ナー補給装置を拡大して示す説明図である。この画像形
成装置は、例えば有機感光体よりなる感光ドラム10
と、この感光ドラム10を、例えばグリッドとコロナ放
電ワイヤによるコロナ放電によって一様に帯電するため
の帯電部12と、一様に帯電した感光ドラム10に対し
て画像読み込み部(図示せず)の画像情報に基づいて、
例えばレーザーダイオード(図示せず)からレーザー光
を放射し、ポリゴンミラー(図示せず)および反射ミラ
ー13A、13Bを介して露光を行うことにより静電荷
像を形成する像露光部13と、感光ドラム10に形成さ
れた静電荷像を現像してトナー像を形成する現像器14
と、感光ドラム10に形成されたトナー像を、例えば紙
などの転写材に転写させる転写部16と、感光ドラム1
0に密着した転写材を分離させる分離部17と、転写材
の表面に転写されたトナー像を定着させる定着装置18
とを備えてなる。同図において、11は転写材排出口、
15は転写材供給装置、19はクリーニング部である。
転写材供給装置15は、例えば1つの転写材カセット1
5Aおよび可動底板15B、ローラ15C、15Dより
なる転写材搬送機構により構成されている。
【0010】そして、現像器14の上方に、トナー補給
装置20、並びにトナー搬送機構を備えたトナー受容部
41が設けられている。
【0011】図2に示すように、トナー補給装置20
は、中心軸Lが水平方向に伸びる状態で配置されたトナ
ーボトル21と、当該トナーボトル21を回転可能に支
持するトナーボトル装着部25と、駆動することにより
トナーボトル21を回転させる回転駆動機構31とによ
り構成されている。このトナー補給装置20において
は、トナーボトル21は、トナーボトル装着部25に着
脱可能とされている。
【0012】トナーボトル21においては、内部にトナ
ーを収容する円筒状のトナーボトル本体22の内周面に
螺旋状の突起22Aが当該トナーボトル本体22の内方
に突出して形成され、この突起22Aによりトナー案内
部が形成されている。そして、トナーボトル21の一端
側(図2において右側)に位置する先端部21Aには、
側面にトナー案内部によって導かれたトナーが排出され
る排出開口20Aが形成されており、また先端面には凹
部21Bが形成されている。また、トナーボトル21に
は、当該トナーボトル21の一端側にスライド蓋24が
設けられており、当該トナーボトル21の他端側(図2
において左側)に固定蓋23が設けられている。このス
ライド蓋24は、トナーボトル21の排出開口20Aを
開閉するよう、図2において左右方向に移動可能な蓋で
あり、トナーボトル21がトナーボトル装着部25に装
着されている場合には、排出開口20Aを開放した状態
に保持する。また、固定蓋23は、トナーボトル装着部
25を構成する固定蓋支持用部材28によって回転可能
に支持されている。
【0013】トナーボトル装着部25は、トナーボトル
21におけるスライド蓋24のフランジ部24Aに係合
する凹部26Aを有するスライド蓋支持用部材26と、
トナーボトル21の先端部21Aの外径に適合した大き
さの内径を有する円筒状のトナーボトル本体支持用部材
27とを有しており、このトナーボトル本体支持用部材
27には、その下側とされる側面に、例えば排出開口2
0Aと同じ大きさの開口27Aが形成されている。そし
て、スライド蓋支持用部材26の凹部26Aには、スラ
イド蓋24のフランジ部24Aが、当該スライド蓋24
が回転可能な状態で嵌合されると共に、トナーボトル本
体支持用部材27の内周面には、トナーボトル21の先
端部21Aの外周面が回転可能に支持されている。以上
のような構成により、トナーボトル装着部25に、トナ
ーボトル21が中心軸Lを回転中心として回転可能な状
態で装着されている。
【0014】回転駆動機構31は、例えば駆動モータな
どの駆動源32と、当該駆動源32に一端が接続され、
トナーボトル本体支持用部材27に回転可能に支持され
ている駆動軸33とにより構成されている。駆動軸33
には、その先端に凸部34Aを有するスプリング部材3
4が設けられており、当該凸部34Aはトナーボトル2
1の凹部21Bに嵌合され、スプリングの作用により圧
接されている。そして、駆動軸33が回転することによ
り、スプリング部材34における凸部34Aがトナーボ
トル21における凹部21Bに回転方向において係合さ
れ、当該トナーボトル21は、その中心軸Lを回転中心
として駆動軸33と共に回転する。
【0015】トナー受容部41は、トナーボトル装着部
25における開口27Aの下方に設けられており、トナ
ーボトル21の排出開口20Aから当該開口27Aを介
して排出されたトナーを受容すると共に、搬送スクリュ
ー45によって構成されるトナー搬送機構により、トナ
ー受容部41の底壁に形成された開口44を通過したト
ナーを供給口46に搬送する。そして、トナー受容部4
1には、当該トナー受容部41におけるトナーの量を検
知する、例えば圧電素子センサよりなるトナー量検知手
段(図示せず)が設けられている。このトナー量検知手
段は、トナー受容部41におけるトナーの量に基づい
て、補給指令信号および補給停止信号を発するものであ
る。
【0016】また、トナーボトル21内に残存するトナ
ーの量、すなわちトナー残量を検知するトナー残量検知
手段(図示せず)が設けられると共に、このトナー残量
検知手段によって検知されるトナー残量に基づいて、回
転駆動機構31によるトナーボトル21の回転速度を制
御する回転制御手段(図示せず)が設けられている。
【0017】この回転制御手段としては、例えば駆動源
32がDCモータの場合にはPLL制御により回転制御
を行う。また、可変速のDCブラシレスモータなどで
は、入力CLKを速いものにする。ステッピングモータ
も同様にパルス制御を行い、PWM制御を行ってもよ
い。
【0018】トナー残量検知手段としては、トナー残量
を検知することができるものであればよく、間接的にト
ナー残量を検知するものであってもよい。例えば、トナ
ーボトル21の質量を計ることができる圧電素子センサ
をトナーボトル21の外周面とトナーボトル装着部25
との間に設け、これをトナー残量検知手段として用いる
ことができる。
【0019】回転制御手段によれば、トナー残量が減少
するに従って、回転駆動機構31によるトナーボトル2
1の回転速度が大きくなるよう制御される。具体的な一
例では、例えばトナー残量が初期のトナーの量の65%
となった場合には、当該トナーボトル21の回転速度を
初期の単位時間当たりの回転数の2倍とし、次いで、ト
ナー残量が初期のトナーの量の30%となった場合に
は、回転速度を初期の単位時間当たりの回転数の3.5
倍とし、さらに、トナー残量が初期のトナーの量の20
%となった場合には、回転速度を初期の単位時間当たり
の回転数の9倍とし、トナー残量が初期のトナーの量の
10%となった場合には、回転速度を初期の単位時間当
たりの回転数の15倍とする。
【0020】以上のような画像形成装置の作動は次のと
おりである。画像読み込み部によって原稿の画像が読み
込まれて画像情報が得られ、この画像情報に基づいて、
像露光部13において露光を行うことにより、感光ドラ
ム10に静電荷像が形成され、この感光ドラム10に形
成された静電荷像が現像器14により現像されることに
より、当該感光ドラム10の表面にトナー像が形成され
る。
【0021】一方、転写材供給装置15においては、転
写材カセット15Aから転写材搬送機構を構成する可動
底板15Bおよび複数のローラ15C、15Dを順に介
して転写材である紙が送り出され、感光ドラム10と同
期した状態で転写部16に向けて搬送される。
【0022】転写部16において、搬送された紙には、
感光ドラム10の表面に形成されたトナー像が転写され
る。そして、感光ドラム10に密着した状態にある紙
は、トナー像の転写直後に、分離部17において感光ド
ラム10から分離される。その後、感光ドラム10から
分離された紙は、定着装置18に向かって搬送され、当
該定着装置18においてトナー像が、例えば熱と圧力と
によって定着され、紙に原稿の画像に対応した可視画像
が形成される。
【0023】また、紙が分離された後の感光ドラム10
は、クリーニング部19を通過することにより、表面に
残留しているトナーが除去される。可視画像が形成され
た紙は、定着装置18から排出された後、搬送されて転
写材排出口11から外部に排出される。
【0024】以上のような画像形成装置の作動中におい
ては、トナー受容部41に受容され、開口44を通過し
たトナーは、トナー搬送機構を構成する搬送スクリュー
45の回転により供給口46に向かって搬送され、当該
供給口46を介して現像器14に供給される。そして、
例えばトナー受容部41に設けられたトナー量検知手段
により検知されるトナー受容部41におけるトナーの量
が基準量より少なくなると補給指令信号が発せられ、こ
の補給指令信号を受けて回転駆動機構31における駆動
源32が駆動され、駆動軸33が回転することに伴って
トナーボトル21が回転される。回転駆動機構31によ
って回転されたトナーボトル21においては、内部に収
容されているトナーが螺旋状の突起22Aによって構成
されたトナー案内部により、掻き上げられて落下するこ
とを繰り返しながら排出開口20Aに向かって導かれ、
当該排出開口20Aがトナーボトル装着部25のトナー
ボトル本体支持用部材27における開口27Aと合致し
たときに、当該排出開口20Aより当該開口27Aを介
してトナー受容部41に排出される。
【0025】また、トナー補給装置20からのトナーの
供給により、トナー受容部41におけるトナーの量が基
準量以上となると、トナー量検知手段により補給停止信
号が発せられ、この補給停止信号により回転駆動機構3
1における駆動源32の駆動が停止され、トナーボトル
21の回転が停止される。
【0026】このようにして、トナー補給装置20から
トナー受容部41を介して現像器14にトナーが補給さ
れる。
【0027】而して、以上の構成の画像形成装置におい
ては、トナー残量検知手段により検知されるトナー残量
が減少すると、回転制御手段によって回転駆動機構31
によるトナーボトル21の回転速度が大きくされる。す
なわち、単位時間当たりのトナーボトル21の回転数が
多くなるため、トナー残量が少なくなることに伴って1
回転で排出されるトナーの量が少なくなった場合にも、
トナー受容部41へのトナーの供給速度が小さくなるこ
とが防止される。従って、トナー補給装置20からトナ
ー受容部41へのトナーの供給が、当該トナー受容部4
1から現像器14へのトナーの供給に対して十分なもの
となるため、当該現像器14において消費されるトナー
の量に対して安定した量のトナーの補給が現像器14に
なされ、従って、常に良好な可視画像を得ることができ
る。
【0028】以上の第1の実施の形態においては、種々
の変更を加えることができる。例えば、トナー残量検知
手段の代わりに、トナーボトルの累積回転数を検知する
累積回転数検知手段を設け、この累積回転数検知手段に
よって検知されるトナーボトルの累積回転数に基づい
て、回転駆動機構によるトナーボトルの回転速度を回転
制御手段により制御する構成とすることができる。
【0029】累積回転数検知手段としては、例えばトナ
ーボトルの回転数を累積的に記憶するカウント回路を用
いることができる。
【0030】この回転制御手段によれば、回転駆動機構
によるトナーボトルの回転速度は、トナーボトルの累積
回転数の増加に従って、大きくなるよう制御されるの
で、結局、トナー残量が少なくなったときにトナーボト
ルの回転速度が大きくなる。
【0031】また、トナー残量検知手段の代わりに、画
像情報に基づくトナー消費量のトナーボトル毎に更新さ
れる累積値(以下、単に「累積トナー消費量」ともい
う。)を検知する累積トナー消費量検知手段を設け、こ
の累積トナー消費量検知手段によって検知される累積ト
ナー消費量に基づいて、回転駆動機構によるトナーボト
ルの回転速度を回転制御手段により制御する構成であっ
てもよい。
【0032】累積トナー消費量検知手段としては、例え
ば新たにトナーボトルが装着されたことを検知すると共
に、画像読み込み部によって得られた画像情報に基づい
てトナーの消費量を算出し、算出された個々のトナーの
消費量を、当該トナーボトルが装着されたときを初期値
として累積的に記憶する演算回路を用いることができ
る。
【0033】この回転制御手段によれば、回転駆動機構
によるトナーボトルの回転速度は、トナーボトルの累積
トナー消費量の増加に従って、大きくなるよう制御され
るので、結局、トナー残量が少なくなったときにトナー
ボトルの回転速度が大きくなる。
【0034】(第2の実施の形態)第2の実施の形態の
画像形成装置においては、トナー残量検知手段の代わり
に、形成しようとする可視画像の画像情報に基づくトナ
ー予測消費量を算出するトナー消費量算出手段が設けら
れると共に、このトナー消費量算出手段によって算出さ
れるトナー予測消費量に応じて、回転駆動機構によるト
ナーボトルの回転速度を加減する回転制御手段が設けら
れていること以外は、第一の実施の形態と同様の構成を
有する。
【0035】トナー消費量算出手段としては、例えば画
像読み込み部によって得られた画像情報に基づいてトナ
ー予測消費量を算出する演算回路を用いることができ
る。
【0036】そして、回転制御手段により、トナー予測
消費量に応じて、回転駆動機構によるトナーボトルの回
転速度が加減される。具体的には、トナーボトルの回転
速度は、例えばトナー補給装置から単位時間当たりに供
給されるトナーの量が、実際に単位時間当たりに現像器
において消費されるトナーの量以上となるように加減さ
れる。
【0037】以上の構成の画像形成装置によれば、例え
ば現像器において多量のトナーが急激に消費されるよう
な場合、例えばA4の大きさの転写材に対して400m
g以上の量のトナーが必要とされる可視画像を連続して
形成する場合には、例えば画像読み込み部において得ら
れる原稿の画像情報に基づいてトナー消費量算出手段に
より算出されたトナー予測消費量に応じて、回転駆動機
構によるトナーボトルの回転速度が回転制御手段によっ
て適正な大きさとされるため、トナーボトルからは単位
時間当たりに適量のトナーが排出されることとなり、そ
の結果、トナー補給装置からのトナーの供給速度が、現
像器におけるトナーの消費速度に対して十分に適正とな
る。従って、現像器において消費されるトナーの量に対
して安定した量のトナーの補給が行われ、常に良好な可
視画像を得ることができる。
【0038】また、上記のように、現像器において多量
のトナーが急激に消費されるような場合だけでなく、例
えば100mgのトナーが必要とされる可視画像を形成
する場合にも、その画像情報に基づいてトナー消費量算
出手段により算出されたトナー予測消費量に応じて、回
転駆動機構によるトナーボトルの回転速度が回転制御手
段によって適正な大きさとされるため、トナー補給装置
からトナー受容部へ適正な量のトナーが供給される。
【0039】本発明の画像形成装置においては、種々の
変更を加えることができる。例えば、回転制御手段の制
御因子は、列挙したトナー残量、トナーボトルの累積回
転数、累積トナー消費量またはトナー予測消費量などに
限定されるものではない。また、回転制御手段は、複数
の制御因子の各々に基づいて適宜な制御を行うものであ
ってもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によれば、回転制
御手段によりトナーボトルの回転速度が制御されること
により、状況に応じて、単位時間当たりに排出されるト
ナーの量が調節されるため、トナー補給装置から現像器
に対するトナーの補給を安定に行うことができ、結局、
常に良好な可視画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成の一例を示す説明
図である。
【図2】図1の画像形成装置におけるトナーボトル装着
部にトナーボトルを装着した状態のトナー補給装置を拡
大して示す説明図である。
【符号の説明】 10 感光ドラム 11 転写材排出口 12 帯電部 13 像露光部 13A、13B 反射ミラー 14 現像器 15 転写材供給装置 15A 転写材カセット 15B 可動底板 15C、15D ローラ 16 転写部 17 分離部 18 定着装置 19 クリーニング部 20 トナー補給装置 20A 排出開口 21 トナーボトル 21A 先端部 21B 凹部 22 トナーボトル本体 22A 突起 23 固定蓋 24 スライド蓋 24A フランジ部 25 トナーボトル装着部 26 スライド蓋支持用部材 26A 凹部 27 トナーボトル本体支持用部材 28 固定蓋支持用部材 27A 開口 31 回転駆動機構 32 駆動源 33 駆動軸 34 スプリング部材 34A 凸部 41 トナー受容部 44 開口 45 搬送スクリュー 46 供給口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 一道 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 城市 徳男 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 笹本 能史 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 片山 善輝 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H077 AA03 AA20 BA01 DA08 DA15 DA78 DB02 DB25

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に螺旋状の突起を有し、回転され
    ることによって内部に収容したトナーを排出するトナー
    ボトルを備えたトナー補給装置が設けられた画像形成装
    置であって、 補給指令信号を受けて駆動することにより前記トナーボ
    トルを回転させる回転駆動機構が設けられており、 前記回転駆動機構によるトナーボトルの回転速度を制御
    する回転制御手段を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 回転制御手段は、トナーボトル内に残存
    するトナーの量の減少に従って、回転駆動機構によるト
    ナーボトルの回転速度を大きく制御するものであること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 回転制御手段は、トナーボトルの累積回
    転数の増加に従って、回転駆動機構によるトナーボトル
    の回転速度を大きく制御するものであることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 回転制御手段は、画像情報に基づくトナ
    ー消費量の累積値に従って、回転駆動機構によるトナー
    ボトルの回転速度を大きく制御するものであることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 回転制御手段は、画像情報に基づくトナ
    ー予測消費量に応じて、回転駆動機構によるトナーボト
    ルの回転速度を加減するものであることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
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