JP2002081179A - 粘着剤付ルーフィングおよびこの粘着剤付ルーフィングを用いた屋根防水構造 - Google Patents

粘着剤付ルーフィングおよびこの粘着剤付ルーフィングを用いた屋根防水構造

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JP2002081179A
JP2002081179A JP2001235317A JP2001235317A JP2002081179A JP 2002081179 A JP2002081179 A JP 2002081179A JP 2001235317 A JP2001235317 A JP 2001235317A JP 2001235317 A JP2001235317 A JP 2001235317A JP 2002081179 A JP2002081179 A JP 2002081179A
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Kiyoshi Hirai
清 平井
Nariyasu Murata
成康 村田
Kingo Nitou
欽五 仁藤
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Misawa Homes Co Ltd
Shizuoka Rekisei Kogyo Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
Shizuoka Rekisei Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経済的な構成で、防水機能を向上させること
がきる粘着剤付ルーフィングおよび屋根防水構造を提供
する。 【解決手段】 粘着剤付ルーフィングは、ルーフィング
体12の幅方向一端側に線状または帯状の少なくとも2
本以上のルーフィング接合用粘着剤134,135が、間
隔を隔ててかつルーフィング体12の長手方向に沿って
設けられている。2本のルーフィング接合用粘着剤13
4,135は、ルーフィング体12の裏面側、あるいは、
表面側に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根の野地板と屋根仕
上材との間において、防水層を形成するシート状のルー
フィングおよびこのルーフィングを用いた屋根防水構造
に関する。詳しくは、ルーフィング同士の接続を簡易に
行えるようにした粘着剤付ルーフィングおよび屋根防水
構造に関する。
【0002】
【背景技術】従来、住宅などの屋根面にルーフィングを
貼る場合、図10に示すように、屋根1の野地板2上に
ルーフィング3を勾配方向に対して直交方向へ、かつ、
勾配方向において互いに一部が重なるように敷き、その
上からタッカなどの釘類4を打ち込んでルーフィング3
を野地板2に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の施工方法では、
ルーフィング3を屋根1の野地板2に固定するためにタ
ッカなどの釘類4を打ち込むにも、屋根の上での高所作
業であること、屋根面の広い範囲に亘って多数の釘類4
を打ち込まなければならないことから、作業能率が悪
く、時間がかかるという欠点があった。しかも、ルーフ
ィング3の上からタッカなどの釘類4を打ち込むと、結
果的に穴があくことになるからルーフィング3が破れや
すく、施工を間違えると、その部分から雨水が浸入する
可能性もあった。
【0004】ところで、屋根下地材として、実開昭55
−35188号公報が知られている。これは、一定幅の
シートの下面両側縁部に沿って細幅状の接着層を形成
し、この接着層によって屋根の野地板への固定およびシ
ート同士の接続を行うようにしたものである。しかし、
このものは、シートの下面両側縁部に沿って接着層を形
成しただけであるから、上側に重なるシートについて
は、片側の接着層のみによって野地板への固定が行わ
れ、かつ、他の片側の接着層のみによって下側シートと
の接続が行われる。つまり、上下に重なるシートは、そ
の間に介在される1本の接着層のみによって接続されて
いるだけであるから、雨水の浸入に対して十分な防水構
造とは言えない。そこで、防水構造をより効果的に発揮
させるために、接着層の幅を大きくすればよいが、これ
では、接着剤が多く必要となり高価となる。
【0005】本発明の目的は、このような従来の欠点を
解消し、経済的な構成で、防水機能を向上させることが
できる粘着剤付ルーフィングおよびこの粘着剤付ルーフ
ィングを用いた屋根防水構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の粘着
剤付ルーフィングは、ルーフィング体の幅方向一端側端
縁に線状または帯状の少なくとも2本以上のルーフィン
グ接合用粘着剤が、間隔を隔ててかつルーフィング体の
長手方向に沿って設けられていることを特徴とする。
【0007】ここに、前記少なくとも2本以上のルーフ
ィング接合用粘着剤は、ルーフィング体の裏面側に設け
られていてもよく、あるいは、ルーフィング体の表面側
に設けられていてもよい。また、ルーフィング接合用粘
着剤は、アスファルトに合成ゴムまたは天然ゴムが混ぜ
込んだものであってもよい。更に、接合用粘着剤が設け
られている部分に沿って離型シートが剥離可能に接着さ
れていてもよい。
【0008】また、本発明の屋根防水構造は、屋根面に
幅方向の一部が互いに重ね合わされた状態で配置固定さ
れた複数のルーフィング体と、このルーフィング体の互
いに重ね合わされた重合端部間に介在され互いに間隔を
隔ててかつルーフィング体の長手方向に沿って設けられ
た少なくとも2本以上のルーフィング接合用粘着剤とを
備え、前記ルーフィング接合用粘着剤は、前記ルーフィ
ング体の長手方向に沿って線状または帯状に形成されて
いることを特徴とする。
【0009】
【作用】屋根面への施工にあたって、裏面を下側にして
ルーフィングを屋根面に敷く。このとき、複数枚のルー
フィングを一部が重なった状態、つまり、隣接するルー
フィングの幅方向の一部が重なった状態で敷く。このの
ち、ルーフィングの上から加圧、たとえば、ローラなど
によって加圧していくと、ルーフィング同士の重なった
部分がルーフィング接合用粘着剤を介して互いに接続さ
れる。つまり、屋根面に幅方向の一部が互いに重ね合わ
された状態で配置固定された複数のルーフィング体の互
いに重ね合わされた重合端部が、その間に介在されたル
ーフィング接合用粘着剤を介して接続される。
【0010】このとき、隣接するルーフィングの幅方向
の一部が重なる部分、つまり、ルーフィング体の幅方向
一端側端縁に線状または帯状の少なくとも2本以上のル
ーフィング接合用粘着剤が、間隔を隔ててかつルーフィ
ング体の長手方向に沿って設けられているから、ルーフ
ィング同士の接続が確実に行え、雨水の浸入をより確実
に防げる。つまり、少なくとも2本以上のルーフィング
接合用粘着剤によって、まず、最初のルーフィング接合
用粘着剤が雨水の浸入を防ぎ、仮に、このルーフィング
接合用粘着剤を雨水が浸入してきても次のルーフィング
接合用粘着剤が雨水の浸入を防ぐことができるから、雨
水の浸入をより確実に防げる。しかも、少なくとも2本
以上のルーフィング接合用粘着剤が間隔を隔てて設けら
れた構成であるから、ルーフィング体の幅方向両端側か
ら所定幅の領域全面に粘着剤を塗布する場合に比べ、少
ない量で済むから、経済的に製造できる。
【0011】また、ルーフィング接合用粘着剤をアスフ
ァルトに合成ゴムまたは天然ゴムを混ぜ込んだものから
構成すれば、粘着性能が時間とともに増大するので、安
価にして確実な防水効果が期待できる。更に、少なくと
もルーフィング接合用粘着剤が設けられている部分に沿
って離型シートを剥離可能に接着した構成とすれば、ル
ーフィングをロール状に巻いた状態、あるいは、積層し
た状態で保管、運搬できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の粘着剤付ルーフィングを図に
示す実施例に基づいて詳細に説明する。 [第1実施例]図1は第1実施例の粘着剤付ルーフィン
グをロール状に巻いた状態の斜視図、図2はその断面図
である。同粘着剤付ルーフィング11は、ルーフィング
体12の裏面(屋根面に貼られる面)に複数本の粘着剤
131,132,133,134,13 5 が設けられているとと
もに、その粘着剤131,132,133,134,135 が設
けられている部分に沿って離型シートとしての離型紙1
1,142,143が剥離可能に接着されている。ここで
は、屋根面に接する部分に3本の粘着剤131,132,1
3 が、互いに重ね合わされる重合端部の片側に2本の
粘着剤134,13 5 がそれぞれ設けられている。
【0013】前記ルーフィング体12は、厚みの薄い
紙、不織布またはフィルムなどの基材にブロンアスファ
ルトなどの防水剤をコーティングし、更に、その表面に
鉱物粒粉を吹き付けたもので、一定幅で長さ方向に連続
する帯状に形成されている。
【0014】前記各粘着剤131,132,133,134,1
5は、防水性を備える強粘着性材料、たとえば、アス
ファルトに改質剤としてブチル系ゴムなどの合成ゴム、
あるいは、天然ゴムなどを混ぜ込んだものが用いられ、
かつ、滴下されながらルーフィング体12の長手方向に
沿って線状に塗布されている。ここで、ルーフィング体
12の幅方向両端部および中央部に塗布された3本の粘
着剤131,132,13 3は屋根面への固定用として利用
される(つまり、屋根面固定用粘着剤とされている)。
また、粘着剤133より外側部分、つまり、2枚の粘着
剤付ルーフィング11を幅方向において互いに一部重ね
合わせたとき上側に位置する幅方向一端側重合端部12
Aの裏面に塗布された2本の粘着剤134,135は、互
いに重なるルーフィング同士の接合用として用いられ
(つまり、ルーフィング接合用粘着剤とされ)、かつ、
他の3本の粘着剤131,132,133の間隔より狭い間
隔で塗布されている。なお、12Bは2枚の粘着剤付ル
ーフィング11を幅方向において互いに一部重ね合わせ
たとき下側に位置する重合端部である。
【0015】前記各離型紙141,142,143は、それ
ぞれ粘着剤131、粘着剤132および粘着剤133,13
4,135を被覆する幅を有する帯状に形成され、かつ、
粘着剤131,132,133,134,135と接する面に剥
離可能な接着剤(図示省略)が塗布されている。
【0016】次に、本実施例の粘着剤付ルーフィング1
1を用いて屋根を施工する場合について説明する。ま
ず、工場において、図3に示すように、鋼材を平枠状に
組んでパネルフレーム22を形成し、その上に野地板2
3を取り付ける。このものの上に粘着剤付ルーフィング
111,112(ロール状に巻かれた粘着剤付ルーフィン
グ11をパネルサイズに裁断したもの)を縦2枚貼り
(粘着剤方向に沿った長手方向を勾配方向に沿って貼
る)して屋根パネル21を製造する。
【0017】これには、まず、1枚目の粘着剤付ルーフ
ィング111を離型紙141,142,143側の面を下にし
てパネルフレーム22の片側面に載せる。このとき、屋
根面の勾配方向に対して直交する方向の一側端側から粘
着剤134,135の部分(重合端部12A)が突出し、
かつ、粘着剤131,132,133が野地板23上に位置
するように幅方向位置を調整する。この状態で離型紙1
1,142を剥離しながら、かつ、粘着剤付ルーフィン
グ111の上からローラ加圧しながら、露出した粘着剤
131,132によって粘着剤付ルーフィング111を野地
板23上に固定していく。
【0018】続いて、2枚目の粘着剤付ルーフィング1
2を離型紙141,142,143側の面を下にしてパネル
フレーム22の残る片側面に載せる。このとき、1枚目
の粘着剤付ルーフィング111の重合端部12Bの上に
粘着剤134,135の部分(重合端部12A)が重な
り、かつ、粘着剤131,132,133が野地板23上に
位置するように幅方向位置を調整する。この状態で離型
紙141,142,143を剥離しながら、かつ、粘着剤付
ルーフィング112の上からローラ加圧しながら、露出
した粘着剤131,132,133によって粘着剤付ルーフ
ィング112を野地板23上に固定していくとともに、
粘着剤付ルーフィング111上に接続していく。
【0019】すると、図4に示すように、各粘着剤付ル
ーフィング111,112は粘着剤131,132,133によ
って野地板23上に固定されるとともに、互いに重なり
合った重合端部12A,12Bが2枚目の粘着剤付ルー
フィング112の粘着剤134,135によって接続され
る。つまり、屋根面に幅方向の一部が互いに重ね合わさ
れた状態で配置された複数の粘着剤付ルーフィング11
1,112(ルーフィング体12)の互いに重ね合わされ
た重合端部12A,12Bが、その間に介在されたルー
フィング接合用粘着剤134,135を介して接続され
る。また、この状態では、屋根面の勾配方向に対して直
交する方向の一側端側から1枚目の粘着剤付ルーフィン
グ111の粘着剤134,135を有する部分(重合端部1
2A)が突出されているから、これを隣接する屋根パネ
ルとのジョイントとして利用する。
【0020】このようにして製造した複数の屋根パネル
をトラックなどで建築現場まで輸送し、これらを隣接配
置して屋根を構成する。これには、図5および図6に示
すように、建物本体(図示省略)の上に束などを介して
複数の屋根パネル211,212,213…を隣接配置す
る。ここで、各屋根パネル211,212から突出した粘
着剤付ルーフィング111の重合端部12Aから離型紙
143を剥離したのち、粘着剤付ルーフィング111の上
からローラ加圧しながら、露出した粘着剤134,135
によって粘着剤付ルーフィング111を隣接する屋根パ
ネル212,213…の粘着剤付ルーフィング112上に接
続していく。すると、重なり合った重合端部12A,1
2Bが粘着剤付ルーフィング11 1の粘着剤134,135
によって接続されるから、その部分からの雨水の浸入を
確実に防止することができる。
【0021】従って、第1実施例によれば、ルーフィン
グ体12の裏面に粘着剤131,13 2,133,134,13
5を設けたので、裏面を下側にして2枚のルーフィング
111,112を幅方向において一部が重なった状態で屋
根フレーム22の野地板23上に敷いたのち、ルーフィ
ング111,112の上からローラ加圧していくだけで、
粘着剤131,132,133,134,135によって各ルー
フィング111,112が屋根面に固定されるとともに、
ルーフィング111,112の重なった重合端部12A,
12Bも互いに接続されるから、屋根面への固定および
ルーフィング同士の接続を簡易に行うことができる。
【0022】また、屋根面への固定用として3本の粘着
剤131,132,133を、互いに重なるルーフィング同
士の接合用として2本の粘着剤134,135をそれぞれ
線状に設けたので、少ない量の粘着剤で屋根面への固定
およびルーフィング同士の接続を確実に行うことができ
る。特に、ルーフィング11,111,112の重合端部
12Aには、線状または帯状の粘着剤134,135を2
本設けたので、重合端部の幅寸法を大きくとらなくて
も、重なった部分からの雨水の浸入を確実に防止でき
る。まず、最初の粘着剤135が雨水の浸入を防ぎ、仮
に、この粘着剤135を雨水が浸入してきても次の粘着
剤134が雨水の浸入を防ぐことができるから、雨水の
浸入をより確実に防げる。しかも、線状または帯状の粘
着剤134,13 5を2本設けた構成であるから、材料
(粘着剤)を節約でき、経済的に製造できる。
【0023】また、粘着剤131,132,133,134,1
5をアスファルトに合成ゴムまたは天然ゴムなどを混
ぜ込んだものから構成したので、粘着性能が時間ととも
に増大する結果、安価にして確実な防水効果が期待でき
る。更に、ルーフィング体12の裏面に粘着剤131,1
2,133,134,135に沿って離型紙141,142,1
3を剥離可能に接着したので、ルーフィング11,1
1,112をロール状に巻いた状態、あるいは、積層し
た状態で保管、運搬できる。
【0024】[第2実施例]図7は第2実施例の粘着剤
付ルーフィングを示す斜視図、図8はその断面図であ
る。なお、これらの図の説明にあたって、第1実施例と
同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を
省略もしくは簡略化する。本実施例の粘着剤付ルーフィ
ング111は、図7および図8に示すように、前記ルー
フィング体12の対向する重合端部12A,12Bのう
ち、互いに重ね合わされたとき下側に位置する重合端部
12Bの表面側に、線状または帯状の粘着剤が少なくと
も2本以上、ここでは、2本のルーフィング接合用粘着
剤134,135が設けられている。つまり、第1実施例
において重合端部12A側に設けられていた粘着剤13
4,135が重合端部12Bの表面側に設けられている。
それに伴って、ルーフィング体12の表面側にも粘着剤
134,135に沿って離型紙144が剥離可能に接着され
ている。
【0025】従って、第2実施例によれば、粘着剤付ル
ーフィング111を図3に示すようなパネルフレーム2
2の野地板23上に貼れば、図9に示すように、隣接す
る屋根パネル1211,1212の接合時に、粘着剤1
4,135を覆っている離型紙144が表面側にあるから
剥がしやすい上、下側の粘着剤付ルーフィング111側
に最初から粘着剤134,135が確実に付いているか
ら、雨水の浸入を確実に防止できる利点がある。
【0026】なお、本発明の粘着剤付ルーフィングは、
上記各実施例で述べた構成に限られるものでなく、次の
変形例も含む。たとえば、屋根面への固定用の粘着剤1
1,132,133については、上記各実施例で述べた3
本に限らず2本以上の任意の数でよく、また、幅も線状
に限らず、所定の幅を有する帯状であってもよい。同様
に、ルーフィング同士の接続用の粘着剤134,135
ついても、線状に限らず帯状でもよく、その数も少なく
とも2本以上あればよい。更に、粘着剤の材料として
は、上記実施例で述べたアスファルトに限らず、粘着性
を有するものであればいずれでもよい。
【0027】また、ルーフィング体12の材料について
は、上記実施例で述べた材料に限らず、防水機能を備え
るシート状のものであればいずれでもよい。また、上記
実施例では、ルーフィングを屋根パネルに貼り、それを
組み合わせて屋根を施工する場合について説明したが、
これに限られない。予め、工場において、立体的に形成
した屋根ユニットの屋根面にルーフィングを貼り、建築
現場まで輸送したのち、そこでこれらを組み合わせて屋
根を施工する場合にも適用できる。更に、一般住宅用の
屋根にも適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明の粘着剤付ルーフィ
ングおよび屋根防水構造によれば、経済的な構成で、防
水機能を向上させることができるという効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘着剤付ルーフィングの第1実施例を
示す斜視図である。
【図2】同上実施例の粘着剤付ルーフィングの断面を示
す図である。
【図3】同上実施例の粘着剤付ルーフィングを屋根パネ
ルに取り付ける状態を示す斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3の屋根パネルを隣接配置した状態を示す図
である。
【図6】図5の接続部を示す拡大斜視図である。
【図7】本発明の粘着剤付ルーフィングの第2実施例を
示す斜視図である。
【図8】同上実施例の粘着剤付ルーフィングの断面を示
す図である。
【図9】図7の粘着剤付ルーフィングを取り付けた屋根
パネルを隣接配置した状態を示す図である。
【図10】従来の屋根の施工方法を示す図でる。
【符号の説明】
11, 111,112 粘着剤付ルーフィン
グ 111 粘着剤付ルーフィング 12A,12B 重合端部 131,132,133,134,135 粘着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 成康 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 (72)発明者 仁藤 欽五 静岡県静岡市紺屋町4番8号 静岡瀝青工 業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフィング体の幅方向一端側端縁に線状
    または帯状の少なくとも2本以上のルーフィング接合用
    粘着剤が、間隔を隔ててかつルーフィング体の長手方向
    に沿って設けられていることを特徴とする粘着剤付ルー
    フィング。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の粘着剤付ルーフィングに
    おいて、 前記少なくとも2本以上のルーフィング接合用粘着剤
    は、前記ルーフィング体の裏面側に設けられていること
    を特徴とする粘着剤付ルーフィング。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の粘着剤付ルーフィングに
    おいて、 前記少なくとも2本以上のルーフィング接合用粘着剤
    は、前記ルーフィング体の表面側に設けられていること
    を特徴とする粘着剤付ルーフィング。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の粘着剤付ルーフィングにおいて、前記ルーフィング接
    合用粘着剤は、アスファルトに合成ゴムまたは天然ゴム
    を混ぜ込んだものであることを特徴とする粘着剤付ルー
    フィング。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の粘着剤付ルーフィングにおいて、前記ルーフィング接
    合用粘着剤が設けられている部分に沿って離型シートが
    剥離可能に接着されていることを特徴とする粘着剤付ル
    ーフィング。
  6. 【請求項6】屋根面に幅方向の一部が互いに重ね合わさ
    れた状態で配置固定された複数のルーフィング体と、こ
    のルーフィング体の互いに重ね合わされた重合端部間に
    介在され互いに間隔を隔ててかつルーフィング体の長手
    方向に沿って設けられた少なくとも2本以上のルーフィ
    ング接合用粘着剤とを備え、前記ルーフィング接合用粘
    着剤は、前記ルーフィング体の長手方向に沿って線状ま
    たは帯状に形成されていることを特徴とする屋根防水構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017115351A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 功大 三好 屋根下葺シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017115351A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 功大 三好 屋根下葺シート

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