JP2002079522A - ディスク基板成形金型及び樹脂成形金型 - Google Patents
ディスク基板成形金型及び樹脂成形金型Info
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Abstract
とができ、かつ耐用寿命の長いディスク基板成形金型を
提供する。 【解決手段】 金型1,2に形成されたキャビティ4の
少なくとも片面にスタンパ9を設置して、キャビティ4
のスタンパ設置面2aに、TiN膜10、SiまたはS
i化合物の膜11、ダイヤモンド状カーボン膜11を順
に形成したことを特徴とする。
Description
ィスク基板、情報記録媒体用カートリッジやその収納ケ
ース、液晶用導光板、光学レンズなどを成形する樹脂成
形金型に係り、特に樹脂成形金型の耐久性向上に関す
る。
の到来により、大量のディジタルデータを安価に記録で
きるメディアの要求が高まっている。大量のディジタル
データを安価に記録できるメディアにはランダムアクセ
ス性も求められることから、相変化記録膜や光磁気記録
膜等を用いたRAM記録ディスクや、基板に設けた凹凸
に反射膜を施したROM記録ディスクがある。
スクの基本技術の一つに、トラッキング用案内溝やプリ
ピットを精度良く形成する技術がある。光ディスク基板
表面に微細な凹凸を設けるためには、溝やピットが刻ま
れた1枚のスタンパを用い大量複製技術によって、ディ
スク基板を得ている。スタンパは主に射出成形法によっ
て使用されることが多く、基板成形時に、金型のキャビ
ティ面にスタンパを設け、スタンパに設けた凹凸形状を
射出成形時に転写させて、ピットや溝を形成する。
ディア化に対応して、大量のデータを高密度で記録し、
かつ迅速に再生する光ディスクが注目されている。この
光ディスクを大量に複製する際には、射出成形法を用い
てディスク基板を作製する。このディスク基板では微細
パターンを精密に転写するために、特許第252125
8号や特開平10−44160号公報に開示されている
ように、金型キャビティ内壁表面にキャビティ内壁より
硬度が高い高硬質層を形成して金型の耐久性を向上させ
ている。
289号に開示されているダイヤモンド状カーボン膜
(DLC膜)であるが、DLC膜は金型の鋼材に対する
密着力が弱いため、特開平9−228050号公報で開
示されているようにチタン、クロム、ゲルマニウム、シ
リコンなどを下地層に用い密着性を良好にしている。
Dに比べて高密度化し、ディスク基板に複製するパター
ンが微細化している。また今後も更に高密度化が図ら
れ、パターンが微細化していく。一方、iD−phot
oのようにディスク基板やカートリッジも小型化に伴い
薄肉化している。
前記(従来技術 その1)で述べたように、スタンパを
キャビティ面に設けた時に、射出成形時の熱により、ス
タンパ表裏の温度差が生じ、ショット毎にスタンパが移
動し、これによりスタンパ裏面とキャビティ面の間で摩
擦を生じ、スタンパ裏面とキャビティ面が荒れるという
問題がある。スタンパ自体は柔い材質でできているた
め、スタンパ裏面の荒れがスタンパ表面に転写し、結果
的にディスク表面が乱れる要因となる。
スタンパを磨き直さなければならなかった。この問題を
解決するため、キャビティのスタンパ設置面に硬質の例
えばDLC膜等を設けることにより、DLC膜とスタン
パとの摩擦を小さくし、スタンパの寿命を伸ばすことが
提案されている(特開平1−234214号公報参
照)。
タンパ裏面の荒れを抑え、スタンパの寿命を伸ばすこと
ができるが、DLCの膜を厚く形成できないので、DL
C膜の強度が弱いと共に、ステンレス等で形成されたキ
ャビティ面との密着性が良くないためDLC膜が剥がれ
易いという問題がある。
の2)で述べたように、微細パターンを転写するため
に、樹脂成形時の射出速度や樹脂温度、金型温度を高く
し、溶融樹脂の流動性及び転写性を高める必要がある。
しかし、高温で揮発・分解した樹脂成分の付着、キャビ
ティからのガス排出部の温度,圧力上昇、ショット毎に
発生する射出圧力衝撃により、前記の密着層を形成した
DLC膜を用いても、成形ショット数50万回から10
0万回で高硬質層の局所剥離や表面凹凸が発生し、ディ
スク基板やカートリッジ表面にこれらの凹凸が転写され
る。
面にこれらの凹凸が発生すると凹凸がディスク信号面に
も転写し、フォーカスサーボやトラッキングサーボのエ
ラーになるため、高密度化に伴う金型の耐久性向上が課
題となる。
離した部分でキャビティ表面の母材損傷が急激に進行
し、欠落した微粉による周辺損傷も早め、母材の損傷部
除去修正量が増え、キャビティそのものの耐用年数を短
縮させることになる。
じる静電気により、成形バリや成形装置内の微小な浮遊
塵埃が金型キャビティ表面に付着し、付着物がシリカの
ような硬質物である場合、ディスク基板成形に用いるス
タンパを変形・損傷させることがある。また樹脂成形物
がレンズや回折格子のような光学部品の場合、乱反射や
収差異常など特性不良の原因になる。
その1)の欠点を解消し、基板表面性が高いディスク
基板を製造することができ、かつ耐用寿命の長いスタン
パを持つディスク基板成形金型を提供することにある。
その2)の欠点を解消し、ディスク基板やカートリッ
ジケースのような樹脂成形物の成形用金型において、耐
久性に優れた樹脂成形金型を提供することにある。
その2)の欠点を解消し、静電気による微小塵埃の付
着を低減した樹脂成形金型を提供することにある。
るため、本発明の第1の手段は、金型に形成されたキャ
ビティの少なくとも片面にスタンパを設置して、キャビ
ティ内で樹脂成形を行うディスク基板成形金型におい
て、前記キャビティのスタンパ設置面に、窒化チタン
膜、シリコン又はシリコン化合物の膜、ダイヤモンド状
カーボン膜を順に積層して形成したことを特徴とするも
のである。
設けることにより、DLC膜は射出成形時の熱によるス
タンパの移動に起因する摩擦、磨耗による寿命の低下を
防ぐ役割を果たす。
の間に設けることにより、DLC単層と比較して、DL
C膜を含む膜自体の強度を向上させる。
またはSi化合物の膜を設けることにより、DLC膜と
TiN膜を含むスタンパ設置面との密着性を向上させ、
総じてDLC膜の寿命を向上させることができる。
iO、SiO2等が挙げられる。また、Siの含有率を
60重量%以上にすれば密着性が向上する。
しては、STAVAX,ELMAX,SUS440C,SUS420J2,HPM38,SM3な
どのステンレス鋼材、及びSKD11 やSK3 などの鋼材が使
用される。
ク材料、すなわち基板材料としては、例えばポリエーテ
ルイミド樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリフェニ
レンサルファイド樹脂、ポリアレート樹脂、ポリエーテ
ルケトン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、ポリスチレン
樹脂、ポリエーテルニトリル樹脂、ポリメチルメタクリ
レート樹脂、ポリカーボネート樹脂、熱可塑性ノルボル
ネン系樹脂、アモルファスポリオレフィン樹脂などの耐
熱性、流動性、転写性に優れた樹脂材料が好ましく、こ
れらの樹脂材料のいずれかを含んだポリマーアロイ樹脂
でもよい。
いて製造された基板が提供される。また、本発明により
提供された基板を備える情報記録ディスクが提供され
る。情報記録ディスクは、コンパクトディスク(C
D)、光磁気ディスク(MO)、ディジタルバーサタイ
ルディスク(DVD)、追記型光ディスク(CD−R)
等の光ディスク、あるいは磁気ディスクに適用し得る。
スクを製造する場合、例えば基板上にCr、Mo、A
l、Ti、Si等の下地層、Co−Pt、Co−Pd、
Co−Cr−Pt、Co−Ni−Cr等の磁性層、及び
C、SiO2等の保護層を順次スパッタリング等により
成膜する。最後に潤滑膜として炭化水素系、フッ化炭素
系潤滑剤をスピンコート等により塗布する。こうして得
られた磁気ディスクは記録面の平滑性及び平面性に優れ
るために、高密度な記録動作並びに充分な再生信号出力
による再生動作を実現することができる。
コンパクトディスク、デジタルバーサタイルディスク等
の光ディスクを製造するためには、光ディスクの種類に
応じて、基板上に反射膜を設けたり、あるいは記録層と
しての相変化記録膜、光磁気記録膜、色素膜等を誘電体
層とともに設ける。光ディスク及び磁気ディスクの製造
方法は、任意の知られた方法を適用できる。
第2の手段は、固定金型と可動金型が閉じて形成される
キャビティの内壁表面部の少なくとも一部が、色の異な
る高硬質層を2層以上積層した構造になっていることを
特徴とするものである。
以上積層することで実効的なキャビティ内壁硬度を高く
し、高硬質層間に高硬質層より柔らかく、密着性に優れ
た層を形成することで、高硬質層の密着性と耐衝撃性を
付与することができ、より耐久性に優れた樹脂金型を提
供する。
ため、表面側の第1高硬質層が磨耗・欠落した場合は、
その下側の第2高硬質層が露出し色が変化するため、色
の変化を第1高硬質層の寿命検知手段に用いることがで
きる。第2高硬質層でキャビティ表面の母材を保護して
いる間に金型メンテナンスを計画実施することにより、
母材の損傷による損傷部除去修正が不要となり、修正費
軽減及び樹脂成形金型の耐用年数の長寿命化を図ること
ができる。
基板成形用スタンパの間に静電気により塵埃が付着する
と樹脂圧力により塵埃付着部のスタンパが変形し、この
部分でフォーカスサーボが外れるようなディスク基板が
できる。
などのスタンパを用いない樹脂成形金型においても、塵
埃付着と成形ショット数の増加によりキャビティ内壁に
傷が発生し、デザインされたパターンが潰れた、ディス
クカートリッジや表面に傷の付いたレンズになる。
第3の手段は、前記第1高硬質層の最表面であるDLC
膜表面に炭素、ホウ素、リン、リチウムのグループから
選ばれる元素を膜表面にイオン注入することで、電気抵
抗を例えば105 Ω・cm以下に下げて導電性を付与
し、耐久性硬質層の金型保護効果と塵埃付着防止のため
の帯電防止効果を有する樹脂成形金型を提供することが
できる。またDLC膜表面への窒素やアルゴンのイオン
注入により、DLCの表面構造が緻密になり膜の耐久性
が向上する。
有する。 .前記高硬質層の硬度がキャビティ内壁表面と比較し
てビッカース硬度あるいはヌープ硬度で2倍以上である
ことを特徴とするものである。
の上層側に設けた第1高硬質層と、キャビティ内壁表面
部の下層側に設けた第2高硬質層とを有し、その第2高
硬質層の膜厚が0.5〜10μmの範囲に規制されてい
ることを特徴とするものである。
シリコン、アルミニウムのグループから選ばれた金属の
窒化物、酸化物、炭化物で構成され、かつその金属の含
有率が化学量論組成の80〜120%の範囲であること
を特徴とするものである。
設けた第1高硬質層がダイヤモンド状カーボン膜であ
り、キャビティ内壁表面部の下層側に設けた第2高硬質
層との間に、チタン、クロム、シリコン、ゲルマニウ
ム、モリブデン、タングステン、タンタル、アルミニウ
ムのグループから選ばれる密着層を少なくとも1層設け
たことを特徴とするものである。
化物、酸化物、炭化物から選ばれた高硬質層から構成さ
れていることを特徴とするものである。
て、そのスタンパに設けた凹凸形状を成形時に転写して
ディスク基板を得ることを特徴とするものである。
るキャビティの内壁表面部の少なくとも一部が、色の異
なる少なくとも第1高硬質層と第2高硬質層を積層した
構造になっており、上層側の前記第1高硬質層の剥離な
どによる金型寿命の予知を、第1高硬質層と第2高硬質
層の色の違いで検知し、当該樹脂成形金型の保守管理を
行なうことを特徴とするものである。
態に係る樹脂成形金型の構造を図1に示す。金型100
を用いて基板を製造するには、固定金型1と可動金型2
とを型閉じした後、固定金型1に設けられたスプール3
からキャビティ4内に成形機シリンダ(図示せず)で加
熱溶融された樹脂を一定量射出する。
中心部に設けられたスタンパ押さえ5によって半径方向
の動きを規制する。外周リング6はディスク基板の外周
位置を規制する。図示していないが、可動金型2の内部
に細孔が幾つか設けれられ、真空吸着によりスタンパ9
がスタンパ設置面2aに取り付けられる。
どちらにでも設けることができるが、本実施形態は移動
金型2側に設置している。図2に示すように、可動金型
2のスタンパ設置面2aとスタンパ9の間に、スパッタ
リングによりTiN膜10、Si膜11、さらにプラズ
マCVD法によりDLC膜12を順次形成した。
1ならびにDLC膜12の膜厚を種々変えて実施例1〜
3の積層構造とした。なお、スタンパ9の厚みは実施例
および比較例とも0.3mmとした。
間圧縮された後、ゲートカットパンチ7を突出してディ
スク内径穴を形成する。そして金型を型開きして、エジ
ェクタスリーブ8により固化した樹脂基板を突き出す。
こうしてバリのない高品質の情報記録ディスク基板が成
形される。
樹脂(帝人化成製AD5503)を金型100のキャビ
ティ4内に射出した。キャビティ4内に樹脂が充填され
た後、冷却による樹脂の体積収縮分を補充するために一
定時間保圧した後、ゲートカットパンチ7を突出してデ
ィスク内径穴を形成する。その後自然冷却を行ない、冷
却後エジェクタスリーブ8を突出して、固化したディス
ク基板を離型した。こうして直径120mm、孔径15m
m、厚み1.2mmのポリカーボネート樹脂製のディスク
基板を得た。
電体層としてSiNを70nm、記録層としてTbFe
Coを20nm、第2誘電体層としてSiNを20n
m、反射層としてAlを60nmの順に形成して光磁気
ディスクを作製した。
の間にTiN膜のみを2μm設けた以外は前記実施例と
同様にして光磁気ディスクを作製した。
の間にDLC膜のみを1μm設けた以外は前記実施例と
同様にして光磁気ディスクを作製した。
は、実施例1〜3と比較例1、2で作製した光磁気ディ
スクについて、ラジアルノイズ評価法で評価した。評価
装置はオーディオデベレップメント社製の(CD CATS SA3
advanced)装置を使用した。
間隔のピッチで当て、反射率が65%以上になるように
トラッキングをかけ、トラッキング位置が基準位置から
30nm以上光レンズがずれた時をエラーと判断し、エ
ラーが1ヶ所でも生じた時に、スタンパの裏面研磨を行
う。スタンパの裏面研磨するまでに、ディスク基板を作
製した枚数を裏面研磨サイクルのショット回数とする。
また裏面研磨サイクルを行った直後に作製したディスク
基板のラジアルノイズを評価し、直ちにエラーが生じた
状態を膜寿命と判断した。
TRUMENT社製、裏面研磨機(MRF 150)を使用し、500〜300
0番の研磨材(HERMES)によって、スタンパ裏面を研磨し
た。これらの評価結果を図3に示す。この図の結果から
明らかなように、実施例1〜3のものは比較例1、2に
比べてDLC膜の寿命を大幅に延長することができる。
成形金型のキャビティを構成する鏡面部の一部拡大断面
図である。この図において金型鏡面部13は、光ディス
クの光入射面及び情報形成面(スタンパ設置面)に相当
する。焼き入れ・焼き戻しされた鋼製金型2の金型鏡面
を表面粗度Rmax.0.5μm以下に研磨し、洗浄に
より研磨粒子を除去・乾燥させる。鏡面部13を真空チ
ャンバーに設置し、10-4Pa程度まで真空にしながら
240℃まで加熱する。
部13の表面を逆スパッタし、表面の酸化層を除去す
る。次に鏡面部13に対向して設置したチタンターゲッ
トに対してアルゴンガスによりスパッタリングを始め、
鏡面部13の表面に膜厚100nm以下のチタン膜14
を形成させる。チタン膜14は鏡面を構成する鋼材との
密着層になる。この後、スパッタガス中の窒素濃度を除
々に高め、反応性スパッタリングにより第2高硬質層と
して黄金色の窒化チタン膜15を形成後、窒素ガスの供
給を止め、純アルゴンガスに戻してチタン膜16をスパ
ッタリングで30nm形成する。
上にすると内部応力が大きく、クラックが発生したり膜
が剥離したりすることがあるため、膜厚10μm以下が
望ましく、耐衝撃性保護膜としての効果を得るには膜厚
0.5μm以上必要であり、従って窒化チタン膜15
(第2高硬質層)の膜厚は0.5〜10μmの範囲が望
ましい。次に、前記鏡面部13に対向して設置したシリ
コンターゲットのスパッタリングにより膜厚100nm
以下のシリコン膜17を積層する。
炭化水素をイオン化蒸着することにより第1高硬質層と
して膜厚3μm以下の黒色のDLC膜18を前記シリコ
ン膜17上に形成させる。さらにDLC膜18の表面に
炭素イオン注入を行い、表面に導電性を付与させる。し
かる後、金型2の加熱を止め、真空中で室温まで冷却し
てから、チャンバーを大気圧に戻して取り出す。
属の場合(この実施例ではチタン)、ターゲットを1つ
に統一でき、スパッタ槽としては小型化できる。シリコ
ン膜17のシリコンはカーボンの格子定数I近いため、
密着性もよく、エピタキシャル成長による均質なDLC
膜18がシリコン膜17上に形成されると共に圧縮に対
して強くなる。
ビーム法以外にイオン化蒸着、スパッタリングのような
物理蒸着(PVD)やマイクロ波プラズマCVD、高周
波プラズマCVDなどのプラズマCVD(化学蒸着)が
挙げられる。
質層18,15を2層形成した金型を真空槽から取り出
し、ダイヤモンドペーストによる仕上げ研磨で表面粗度
Rmax.0.1μm以下に研磨・洗浄後、樹脂成形金
型に組み付ける。
出成形を行ったところ、成形10万ショットまでスタン
パ裏面及び成形基板にラジアルノイズ16nm以上のサ
ーボエラーとなる凹凸は発生せず、電気信号特性評価で
もラジアルノイズは10nm以下であった。
ビティを構成する鏡面部の断面図で、金型2の鏡面部1
3にシリコン膜17と炭素イオン注入をしないDLC膜
18を積層した構造になっている。
ット毎にスタンパを交換して使用した場合でも、成形3
00万ショットまで金型鏡面及び基板表面にサーボエラ
ーとなる凹凸が発生せず、図5に示す比較例3の金型2
を使用した場合に比べて2倍以上の耐久性が得られた。
また、本発明の金型鏡面表面の電気抵抗は102 Ω・c
m〜105 Ω・cmの範囲にあり、炭素イオン注入をし
ないDLC膜が1013Ω・cm〜1016Ω・cmである
のに比べ導電性が高く、成形基板のバリ剥離物のような
微小異物が静電気によって金型に吸着しにくくなるた
め、異物による外観不良が殆ど発生せず、比較例3(図
5)の炭素イオン注入をしないDLC膜18を用いたも
のに比べ歩留りが5%以上向上した。
を用いたが、窒素イオン注入したDLC膜を用いると窒
素イオン注入しないDLC膜に比べ、成形ショット数に
対する耐久性がさらに改善された。
成形金型のキャビティを構成する鏡面部の一部拡大断面
図である。この図において金型鏡面部13は、光ディス
クの光入射面及び情報形成面(スタンパ設置面)に相当
する。焼き入れ・焼き戻しされた鋼製金型2の金型鏡面
を表面粗度Rmax.0.5μm以下に研磨し、洗浄に
より研磨粒子を除去・乾燥させる。鏡面部13を真空チ
ャンバーに設置し、10-4Pa程度まで真空にしながら
240℃まで加熱する。
部13の表面を逆スパッタし、表面の酸化層を除去す
る。次に鏡面部13に対向して設置したチタンターゲッ
トに対してアルゴンガスによりスパッタリングを始め、
鏡面部13の表面に膜厚100nm以下のチタン膜14
を形成させる。チタン膜14は鏡面を構成する鋼材との
密着層になる。この後、スパッタガス中の窒素濃度を除
々に高め、反応性スパッタリングにより第2高硬質層と
して黄金色の窒化チタン膜15を形成後、窒素ガスから
メタンガスあるいはエタンガスに切替え、密着層として
炭化チタン膜35をスパッタリングで30nm形成す
る。
上にすると内部応力が大きく、クラックが発生したり膜
が剥離したりすることがあるため、膜厚10μm以下が
望ましく、耐衝撃性保護膜としての効果を得るには膜厚
0.5μm以上必要であり、従って窒化チタン膜15の
膜厚は0.5〜10μmの範囲が望ましい。
炭化水素をイオン化蒸着することにより第1高硬質層と
して膜厚3μm以下の黒色のDLC膜18を前記窒化チ
タン膜15上に形成させる。さらにDLC膜18の表面
に炭素イオン注入を行い、表面に導電性を付与させる。
しかる後、金型2の加熱を止め、真空中で室温まで冷却
してから、チャンバーを大気圧に戻して取り出す。
互いに色の異なる硬質層18,15を2層形成した鏡面
を真空槽から取り出し、ダイヤモンドペーストによる仕
上げ研磨で表面粗度Rmax.0.1μm以下に研磨・
洗浄後、樹脂成形金型に組み付ける。
出成形を行ったところ、成形10万ショットまでスタン
パ裏面及び成形基板にラジアルノイズ16nm以上のサ
ーボエラーとなる凹凸は発生せず、電気信号特性評価で
もラジアルノイズは10nm以下であった。
して使用した場合、成形200万ショットまで信号記録
領域に対応する金型鏡面及び基板表面にサーボエラーと
なる凹凸が発生しないが、200万から300万ショッ
トにおいて、スタンパ押さえでスタンパを保持する記録
領域外の金型鏡面部で僅かなDLC膜18の剥離が発生
する。
層)と色の異なる黄金色の窒化チタン膜15(第2高硬
質層)を設けているので、DLC膜18の剥離部を色の
違いをもって剥離の初期段階で検知できるので、金型保
守管理として、高硬質層を剥離液により剥離・除去した
後、軽く仕上げ研磨することで済む。
め黒色のDLC膜18との色による区別がつきにくく、
金属中間層では金型母材との区別がつかず、DLC膜1
8の剥離部が大きくなるまで発見しにくいので、第2高
硬質層や金型鏡面の金型母材まで磨耗、変形が進行して
いる場合があり、剥離処理後も深く研磨する必要が生
じ、かつ、保守に要する時間がかかるのと、金型母材の
寿命が短くなる。さらに、剥離したDLC薄片や剥離部
の凹凸で磨耗したスタンパ磨耗粉が、スタンパに微小突
起を形成したり、スタンパ表面に付着してスタンパの破
損やディスク欠陥の原因となる。以上のことは、前記実
施例4においても言えることである。
102 Ω・cm〜105 Ω・cmの範囲にあり、炭素イ
オン注入をしないDLC膜が1013Ω・cm〜1016Ω
・cmであるのに比べ導電性が高く、成形基板のバリ剥
離物のような微小異物が金型に静電気によって吸着しに
くくなるため、異物による外観不良が殆ど発生せず、炭
素イオン注入をしないDLC膜を用いたものに比べ歩留
りが5%以上向上した。
目に見えない小さな浮遊塵埃の付着もほとんどなく、溶
剤を含むクリーンルーム用ワイプで表面を軽く拭うだけ
で塵埃を除去でき、スタンパ交換の時間短縮が図れ、ス
タンパと金型表面の間に噛み込む硬質塵埃によるスタン
パ破損が激減した。
を用いたが、窒素イオン注入したDLC膜を用いると窒
素イオン注入しないDLC膜に比べ、成形ショット数に
対する耐久性がさらに改善された。
ビームPVDを用いたが、プラズマCVDでDLC膜を
形成するときにジボランガスを混合してDLC膜中に1
00ppm程度のホウ素をドープしても電気抵抗102
Ω・cm前後の高い導電性が得られる。また、ジボラン
ガスの代わりにフォスゲンガスでリンを1000ppm
程度ドープしても電気抵抗105 Ω・cm前後の導電性
が得られ、帯電防止効果を有している。
層と金型母材として使用されるステンレス鋼のビッカー
ス硬度を比較した表でる。この表から明らかなように、
各種高硬質層の硬度は金型母材の硬度の2〜13.3倍
となっている。また高硬質層のうち第2高硬質層はチタ
ン、クロム、シリコン、アルミニウムのグループから選
ばれた金属の窒化物、酸化物、炭化物で構成され、かつ
その金属の含有率が化学量論組成の80〜120%の範
囲にある。
の電気抵抗との関係を示す表である。この表から明らか
なように、何もイオン注入しない純粋なDLC膜の電気
抵抗値は1013〜1016Ω・cmもあり、そのため帯電
によるトラブルを生じるが、DLC膜の表面に炭素、ホ
ウ素、リン、リチウムのグループから選ばれる元素をイ
オン注入することにより、DLC膜に導電性が付与さ
れ、帯電防止効果が発揮される。(実施例6)光ディス
クドライブ装置用対物レンズや眼鏡用レンズなどの光学
部品の場合、表面に傷を付けると商品価値が無くなる。
ここでは光ディスクドライブ装置用対物プラスチックレ
ンズを成形する金型を例にとって図7〜図9とともに説
明する。図7は可動金型の平面図、図8固定金型と可動
金型を閉じた状態での樹脂成形用金型の断面図、図9は
図8A部の拡大断面図である。
に合わせてレンズNAやレンズ収差を考慮して設計され
た形状に加工されたプラスチックレンズ用金型1,2の
キャビティ4の内壁表面にアルミニウム膜19、酸化ア
ルミニウム膜20、シリコン膜21の順にスパッタリン
グによりそれぞれ膜厚50nm、500nm、50nm
の薄膜を積層する。次にメタノール・水素混合ガスを
2.45ギガヘルツのマイクロ波で励起させ、膜厚3μ
mのDLC膜22を形成する。図7の符号23はゲート
である。
ィ表面の酸素プラズマ処理を行い表面粗度Rmax.が
0.1μm以下になるように仕上げ、次いでDLC膜2
2に対して炭素イオン注入を行った。
用対物レンズの成形を行った。耐久性を得るために設け
た高硬質層(DLC膜22)に導電性が付与されている
ので、静電気による微小異物の付着を抑制できる。成形
されたレンズは反射防止コートあるいは/及びハードコ
ートを施して光ピックアップに組み込まれる。
せるためや、光ディスクカートリッジ用金型のように大
型成形物で射出圧が高い場合、第2高硬質層の酸化アル
ミニウムをさらに厚くしてもよく、第2高硬質層はSi
N、SiO、SiC、TiC、TiO、AlNのような
窒化物、酸化物、炭化物やSiAlONのような複合誘
電体でもよい。
用導光板用金型の平面図、図11は図10B−B線上の
拡大断面図である。成形樹脂としてはアクリル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、アモルファスポリオレフィン樹脂
(商品名:JSR社製アートン、日本ゼオン社製ゼオネ
ックス)のような光透過率の高い材料を用いる。
リン青銅等を用い、その表面にNiPメッキ、無酸素C
uメッキ等を100μm程度施す。その後、切削等によ
りV溝31を多数繰り返した微細パターンに加工する。
無酸素Cuメッキ等の場合は、その上に防錆目的でNi
Pメッキを1μm程度施すこともできる。
が、使用中に表面に付着した樹脂カス等をウェスで拭き
取るときに傷が付いて、金型として使用不能になること
が多々ある。また、メッキ面が表面に露出しているとキ
ャビティ内での樹脂の流動抵抗が高く、転写性が良くな
い。
して多数形成したNiPメッキや無酸素Cuメッキ面上
にスパッタリングによりTiN膜32を0.3〜1μm
程度、さらにスパッタリングによりSi膜33を0.1
μm程度、さらにまたDLC膜34を0.3〜2μm程
度成膜することにより、傷付き防止及び流動抵抗低減に
よる転写性の向上を図ることができた。
が剥離する時期が硬質層の2層(TiN膜32とDLC
膜34)の色の違いから明確になるため、DLC膜34
の部分的な剥離が確認できる。そのためキャビティ母材
30上に形成された微細パターンが変形する前に、Ti
N膜32、Si膜33、DLC膜34を剥離液により除
去し、洗浄した後、再度TiN膜32、Si膜33、D
LC膜34を成膜するなどの適正なメンテナンスにより
金型寿命が延びるとともに、再び前記微細パターンを形
成する必要がないためメンテナンス工程の短縮化が図れ
る。
明したが、母材表面に同心円状にV字形状の回折格子を
刻み、外側ほど格子ピッチをつめて回折角を大きくして
拡大投影するプロジェクタ用フレネルレンズの樹脂成形
金型においても本発明を適用して同じ作用効果を得るこ
とができる。
キャビティ内のスタンパ設置面にTiN膜、Si系の
膜、DLC膜を順次積層して設けることにより、図3の
結果から明らかなようにDLC膜の寿命を延ばすことが
でき、そのために耐用寿命が長く、しかも基板表面性の
高いディスク基板を製造することができるディスク基板
成形金型の提供が可能となる。
ャビティの内壁表面部の少なくとも一部が、色の異なる
高硬質層を2層以上積層した構造になっているから、表
面側の第1高硬質層が磨耗・欠落した場合は、その下側
の第2高硬質層が露出し色が変化するため、色の変化を
第1高硬質層の寿命検知手段に用いることができる。第
2高硬質層でキャビティ表面の母材を保護している間に
金型メンテナンスを計画実施することにより、母材の損
傷による損傷部除去修正が不要となり、修正費軽減及び
樹脂成形金型の耐用年数の長寿命化を図ることができ
る。
1高硬質層の最表面であるDLC膜表面に炭素、ホウ
素、リン、リチウムのグループから選ばれる元素を膜表
面にイオン注入することで、電気抵抗を下げて導電性を
付与し、耐久性硬質層の金型保護効果と塵埃付着防止の
ための帯電防止効果を有する樹脂成形金型を提供するこ
とができる。またDLC膜表面への窒素やアルゴンのイ
オン注入により、DLCの表面構造が緻密になり膜の耐
久性が向上する。
である。
ある。
るための表である。
面図である。
る。
面図である。
金型の平面図である。
る。
る金型の平面図である。
として使用されるステンレス鋼のビッカース硬度を比較
した表である。
の関係を示す表である。
Claims (10)
- 【請求項1】 金型に形成されたキャビティの少なくと
も片面にスタンパを設置して、キャビティ内で樹脂成形
を行うディスク基板成形金型において、前記キャビティ
のスタンパ設置面に、窒化チタン膜、シリコン又はシリ
コン化合物の膜、ダイヤモンド状カーボン膜を順に積層
して形成したことを特徴とするディスク基板成形金型。 - 【請求項2】 固定金型と可動金型が閉じて形成される
キャビティの内壁表面部の少なくとも一部が、色の異な
る高硬質層を2層以上積層した構造になっていることを
特徴とする樹脂成形金型。 - 【請求項3】 請求項2記載の樹脂成形金型において、
前記高硬質層の硬度がキャビティ内壁表面と比較して2
倍以上であることを特徴とする樹脂成形金型。 - 【請求項4】 請求項2記載の樹脂成形金型において、
前記高硬質層がキャビティ内壁表面部の上層側に設けた
第1高硬質層と、キャビティ内壁表面部の下層側に設け
た第2高硬質層とを有し、その第2高硬質層の膜厚が
0.5〜10μmの範囲に規制されていることを特徴と
する樹脂成形金型。 - 【請求項5】 請求項4記載の樹脂成形金型において、
前記第2高硬質層がチタン、クロム、シリコン、アルミ
ニウムのグループから選ばれた金属の窒化物、酸化物、
炭化物で構成され、かつその金属の含有率が化学量論組
成の80〜120%の範囲であることを特徴とする樹脂
成形金型。 - 【請求項6】 請求項2記載の樹脂成形金型において、
前記キャビティ内壁表面部の上層側に設けた第1高硬質
層がダイヤモンド状カーボン膜であり、キャビティ内壁
表面部の下層側に設けた第2高硬質層との間に、チタ
ン、クロム、シリコン、ゲルマニウム、モリブデン、タ
ングステン、タンタル、アルミニウムのグループから選
ばれる密着層を少なくとも1層設けたことを特徴とする
樹脂成形金型。 - 【請求項7】 請求項6記載の樹脂成形金型において、
前記ダイヤモンド状カーボン膜は、炭素、窒素、ホウ
素、リン、リチウム、アルゴンのグループから選ばれる
元素を膜表面にイオン注入したものであることを特徴と
する樹脂成形金型。 - 【請求項8】 請求項6記載の樹脂成形金型において、
前記第2高硬質層は、前記密着層の窒化物、酸化物、炭
化物から選ばれた高硬質層から構成されていることを特
徴とする樹脂成形金型。 - 【請求項9】 請求項2ないし請求項8のいずれか記載
の樹脂成形金型において、前記高硬質層上にスタンパを
設置して、そのスタンパに設けた凹凸形状を成形時に転
写してディスク基板を得ることを特徴とする樹脂成形金
型。 - 【請求項10】 固定金型と可動金型が閉じて形成され
るキャビティの内壁表面部の少なくとも一部が、色の異
なる少なくとも第1高硬質層と第2高硬質層を積層した
構造になっており、上層側の前記第1高硬質層の剥離な
どによる金型寿命の予知を、第1高硬質層と第2高硬質
層の色の違いで検知し、当該樹脂成形金型の保守管理を
行なうことを特徴とする樹脂成形金型の保守管理方法。
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