JP2002076899A - ゼロ値検出回路 - Google Patents

ゼロ値検出回路

Info

Publication number
JP2002076899A
JP2002076899A JP2000259036A JP2000259036A JP2002076899A JP 2002076899 A JP2002076899 A JP 2002076899A JP 2000259036 A JP2000259036 A JP 2000259036A JP 2000259036 A JP2000259036 A JP 2000259036A JP 2002076899 A JP2002076899 A JP 2002076899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
zero
signal
zero value
bit digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000259036A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiro Yamazaki
基弘 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Precision Circuits Inc
Original Assignee
Nippon Precision Circuits Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Precision Circuits Inc filed Critical Nippon Precision Circuits Inc
Priority to JP2000259036A priority Critical patent/JP2002076899A/ja
Priority to US09/934,237 priority patent/US6934324B2/en
Publication of JP2002076899A publication Critical patent/JP2002076899A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
    • H04L25/069Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection by detecting edges or zero crossings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 SACD等の記録媒体に拘わらず、1ビット
デジタル信号のゼロ値検出を簡易な回路構成にて可能と
する。 【解決手段】 1ビットデジタル信号を構成するDSD
データを、これらDSDデータにこれらがゼロ値の際に
現われる“10101010”等のアイドリング・パタ
ーンのビット数に相当する段数、例えば8ビットのシフ
トレジスタ1に順次与え、加算器2によりシフトレジス
タ1の各段の値を加算し、ゼロ判定回路4は加算値が上
記ビット数の1/2であれば、ゼロ判定出力を発生す
る。カウンタ5はゼロ判定出力の間カウントし、カウン
ト値が所定の値を超えると、ゼロ値検出出力を発生す
る。これにより、SACD等の記録媒体によって異なる
アイドリング・パターンによらず1ビットデジタル信号
のゼロ値検出を簡易な回路構成にて可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SACD(Super
Audio Compact Disc)に記録されたDSD(Direct Str
eam Digital)データ等と称される1ビットデジタル信
号、すなわち、アナログ信号をデルタシグマ変調によっ
て符号化してなる1ビットデジタル信号におけるゼロ値
を検出するゼロ値検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SACD等では、アナログ信号をデルタ
シグマ変調により、時間軸方向に連続する“1”、
“0”2値のデータ列からなる1ビットデジタル信号に
符号化して記録している。このような1ビットデジタル
信号は、1ビットDAC(Digitalto Analog Converte
r)によりアナログ信号に復調される。復調されたアナ
ログ信号では、元のアナログ信号のゼロ値が続く場合で
も、デルタシグマ変調の特性から1ビットデジタル信号
はPCM(Pulse Code Modulation)データのようにゼ
ロ値が連続するものではなく、サンプリング時に用いら
れたデルタシグマ変調器に固有のアイドリング・パター
ン、例えば、10101010、10010110等が
現われるため、それによるノイズが発生する。このノイ
ズを阻止する一つの手法としては、ゼロ値検出を行い、
ゼロ値である場合にはアナログ信号をミュートする手法
が挙げられる。例えば、特開平10−335956号公
報では、1ビットデジタル信号をローパスフィルタによ
ってアナログ信号に復調し、アナログ信号のゼロ値検出
を行ってミュートする技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示され技
術では、ゼロ値検出のためにアナログ信号に復調するロ
ーパスフィルタを設ける必要があり、アナログ回路によ
る回路規模の増大、精度補償等の問題があった。
【0004】アナログ信号のゼロ値を示すアイドリング
・パターンは、デルタシグマ変調器に固有であり、すな
わち、SACD等の記録媒体毎に異なるものであるた
め、デジタル信号の段階で単純にアイドリング・パター
ンをパターン・マッチングにより検出してゼロ値検出す
るのでは、特定の媒体に検出手段を特化させることとな
り、汎用性に欠けるという問題があった。
【0005】また、ローパスフィルタをデジタルフィル
タに置換したとしても回路規模の増大の問題は避けられ
ない。
【0006】そこで、本発明の目的は、SACD等の記
録媒体に拘わらず、1ビットデジタル信号のゼロ値検出
を簡易な回路構成にて可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のゼロ値検出回路
は、アナログ信号をデルタシグマ変調によって符号化し
てなる1ビットデジタル信号を受け、直前に入力された
上記1ビットデジタル信号の所定のサンプル数分の加算
をとる加算手段と、上記加算手段の出力値に基づいて上
記アナログ信号のゼロ値を判定する第1の信号を出力す
る第1の判定手段と、上記第1の判定手段が所定期間持
続して上記第1の信号を出力したときに上記アナログ信
号がゼロ値であることを示す第2の信号出力する第2の
判定手段とを備えることが好ましい。
【0008】上記サンプル数は、上記アナログ信号がゼ
ロ値の際に上記1ビットデジタル信号に現われる上記デ
ルタシグマ変調に応じた繰り返しパターンのビット数の
N(Nは1以上の整数)倍に相当することが好ましい。
【0009】上記加算手段は、上記1ビットデジタル信
号を受ける上記サンプル数分の段数のシフトレジスタ
と、上記シフトレジスタの各段の値を加算する加算器と
からなり、上記第1の判定手段は上記加算器の加算値が
上記サンプル数の1/2に相当するときに上記第1の信
号を出力することが好ましい。
【0010】上記加算手段は、上記1ビットデジタル信
号を受ける上記サンプル数分の段数のシフトレジスタ
と、当該シフトレジスタに入力される1ビットデジタル
信号の値と、当該シフトレジスタの最終段の値とを比較
して異なる際にクロック信号を発生する比較手段と、上
記クロック信号に基づき上記シフトレジスタに入力され
る1ビットデジタル信号が第1の論理レベルのときにア
ップカウントし、上記シフトレジスタに入力される1ビ
ットデジタル信号が第2のレベルのときにダウンカウン
トする少なくとも上記第サンプル数の1/2以上のビッ
ト数のカウント手段とからなり、上記第1の判定手段は
上記カウンタのカウント値が上記サンプル数の1/2に
相当するときに上記第1の信号を出力することが好まし
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の添付図面を参照し
て本発明の実施の形態を実施例に基づき詳細に説明す
る。図1は本発明の第1の実施例のゼロ値検出回路の構
成を示すブロック図である。本例はSACD(Super Au
dio Compact Disc)に記録された1ビットデジタル信号
であるDSD(Direct Stream Digital)データのゼロ
値検出を行うものである。
【0012】シフトレジスタ1は、DSDデータを受け
る8段のシフトレジスタであり、クロック端子CKに入
来する動作クロックBSCK(DSDデータのビットク
ロック)に応じてデータ端子Dより入力されるDSDデ
ータを1ビットずつ後段にシフトする。DSDデータの
ゼロ値を示す繰り返しパターンであるアイドリング・パ
ターンが“10101010”、“10010110”
等であることから、シフトレジスタ1の段数はアイドリ
ング・パターンのビット数に相当するものとしてあり、
格段の加算値がアイドリング・パターンの各ビットの加
算値と一致することをもってアイドリング・パターンの
検出を可能としてある。
【0013】加算器2は、シフトレジスタ1の各段の値
を加算するものであり、フルアダー21〜24、ハーフ
アダー25〜27からなる。フルアダー21〜24は互
いに同一のものであり、入力端子x、y、zへの入力値
を加算し、出力端子S、キャリー出力端子Cから加算値
を出力する。ハーフアダー25〜27は互いに同一のも
のであり、入力端子x、yへの入力値を加算し、出力端
子S、キャリー出力端子Cから加算値を出力する。便宜
上、これらフルアダー、ハーフアダーの入力端子をx、
y、z、出力端子をS等とし、同様の端子については同
様の符号で示す。なお、以下に述べる構成要素の入力端
子D1〜D4、出力端子Q1〜Q8等についても同様と
する。フルアダー21の入力端子x、y、zはそれぞれ
シフトレジスタ1の1段〜3段の出力端子Q1〜Q3に
接続され、フルアダー22の入力端子x、y、zはそれ
ぞれシフトレジスタ1の4段〜6段の出力端子Q4〜Q
6に接続され、ハーフアダー25の入力端子x、yはそ
れぞれシフトレジスタ1の7段、8段の出力端子Q7、
Q8に接続される。フルアダー23の入力端子x、y、
zはそれぞれフルアダー21、22、ハーフアダー25
の出力端子Sに接続される。フルアダー24の入力端子
x、y、zはそれぞれフルアダー21、22、ハーフア
ダー25のキャリー出力端子Cに接続される。ハーフア
ダー26の入力端子x、yはそれぞれフルアダー23の
キャリー出力端子C、フルアダーの出力端子Sに接続さ
れる。ハーフアダー27の入力端子x、yはそれぞれフ
ルアダー24、ハーフアダー24のキャリー出力端子C
に接続される。フルアダー23の出力端子S、ハーフア
ダー26の出力端子S、ハーフアダー27の出力端子S
及びキャリー出力端子Cをそれぞれ加算器2の出力端子
Q1〜Q4とする。出力端子Q1〜Q4の値はそれぞれ
2進数値を下位から示してあり、この2進数値はシフト
レジスタ1の各段の値の加算値を示す。
【0014】レジスタ3は4ビットのレジスタであり、
入力端子D1〜D4に受ける加算器2の出力端子Q1〜
Q4の値をクロック端子CKに入来する動作クロックB
SCKに応じてラッチし、出力端子Q1〜Q4より出力
するものである。
【0015】ゼロ判定回路4はレジスタ3の出力端子Q
1〜Q4がそれぞれ、“0”、“0”、“1”、“0”
を出力したときにゼロ値を判定し、ゼロ判定出力を発生
する。すなわち、シフトレジスタ1の各段の加算値が、
DSDデータのゼロ値を示すアイドリング・パターンの
各ビットの加算値“4”、2進数値で“100”に一致
したときにゼロ値判定をするものである。
【0016】カウンタ5はゼロ判定回路4によりゼロ判
定出力が継続している間、動作クロックBSCKをカウ
ントし、所定のカウント値を越えるとゼロ値検出出力を
発生するものである。このゼロ値検出出力をもってDS
Dデータがゼロ値であるとし、図示しないDSDデータ
復調用の1ビットDAC(Digital to Analog Converte
r)やローパスフィルタ等の制御に用いる。例えば、ゼ
ロ値検出出力に応答してアナログ信号にミュートをかけ
るのである。
【0017】次に本例の動作について説明する。動作ク
ロックBSCKに同期してDSDデータがシフトレジス
タ1に順次与えられ、シフトレジスタ1の各段の出力端
子Q1〜Q8からは最新のDSDデータ以前の8ビット
のデータが出力される。加算器2はこれら出力端子Q1
〜Q8の値を加算し、レジスタ3に出力する。レジスタ
3は動作クロックBSCKに同期して加算値を保持し、
ゼロ判定回路4は加算値が“4”であれば、ゼロ判定出
力を発生する。このゼロ判定出力により、カウンタ5の
リセットが解除され、カウンタ5は動作クロックBSC
Kをカウントする。DSDデータがアイドリング・パタ
ーンを繰り返すと、加算器2の出力する加算値“4”が
持続し、カウンタ5のカウント値が所定の値を超える
と、カウンタ5はゼロ値検出出力を発生する。アイドリ
ング・パターンの繰り返しが途絶え、DSDデータが
“1”、“0”の何れか一方に偏ると、加算値は“4”
から異なる値となり、ゼロ判定出力が途絶え、カウンタ
5がリセットされ、ゼロ値検出出力が途絶える。
【0018】以上のように本例では、アイドリング・パ
ターンは“10101010”、“10010110”
等、DSDデータのサンプリングに用いられたデルタシ
グマ変調に依存して“1”、“0”の配列がなされるも
のであるが、特定サンプル数毎に繰り替えし現れ、特定
サンプルト数における各サンプルの加算値が特定ビット
数の1/2に相当することに着目し、これを検出してい
る。言い換えればDSDデータの特定サンプル数を平均
化し、そのデューティ1/2をみているのである。特定
サンプル数、ここでは“8”に相当する段数のシフトレ
ジスタ1の各段の値を加算して加算値が“4”である状
態が所定の期間継続したときにゼロ値検出出力を発生す
る。このため、アイドリング・パターンによらずゼロ値
検出が行え、しかもアナログまたはデジタル構成のロー
パスフィルタを用いることなく簡易な構成でゼロ値検出
を実現可能となる。簡易なデジタル演算処理によりDS
Dデータのゼロ値検出が行えるため、このゼロ値検出出
力を用いてデジタルフィルタまたは1ビットDACを制
御することが可能となる。例えば、DSDデータのゼロ
値においては“0”、“1”の繰り返しデータを1ビッ
トDACに入力するミュート制御等を、フィルタ演算や
DACのアナログ性能等に影響されずに行うことが可能
となる。
【0019】上記第1の実施例ではシフトレジスタの段
数を8段としたが、本発明はこれに限るものではなく、
アイドリング・パターンのビット数のN(Nは1以上の
整数)倍に相当する段数であっても良い。例えば図2に
示すように8×N段のシフトレジスタ6を用いる。加算
器7は8×N段の各値を加算し、4×Nビットの出力端
子から加算値を発生する。レジスタ8は4×Nビットの
レジスタであり、加算器7の加算値をラッチする。ゼロ
判定回路9はレジスタ8の出力する加算値が“4×N”
であればゼロ判定出力を発生する。なお、カウンタ5は
図1に示すものと同様のものであり、同様の符号で示し
てあり、以下に述べる図においても図1と同様の構成は
同様の符号にて示す。図2のように構成を変更しても図
1に示した構成のものと同様の動作により同様の作用効
果を奏する。
【0020】次に本発明の他の実施例について図3のブ
ロック図を参照しながら説明する。上記一実施例では、
加算器をフルアダー、ハーフアダーで構成したが、本発
明はこれに限るものではなく、本例で述べる通りに構成
しても良い。加算器10は比較器101とアップダウン
カウンタ102とからなる。比較回路101はシフトレ
ジスタ1の初段の入力端子Dの値と最終段の出力端子Q
8の値とを比較し、両者が異なるときに端子CKよりク
ロックパルスを1パルス発生し、シフトレジスタ1の出
力端子Q8が“0”のときは端子U/Dから“1”を出
力し、出力端子Q8が“1”のときは端子U/Dから
“0”を出力する。アップダウンカウンタ102は、比
較回路101の端子U/Dが“1”のとき、比較回路1
01の発生するクロックパルスをアップカウントし、端
子U/Dが“0”のときダウンカウントするものであ
る。これ以外の構成は図1に示すものと同様のものであ
る。
【0021】次に本例の動作について説明する。まず、
シフトレジスタ1の全ての段に“0”が入っており、ア
イドリング・パターン“10101010”が繰り返し
入力するものとし、アップダウンカウンタ102のカウ
ント値は“0”であるとする。最初の“1”がシフトレ
ジスタ1に入力されると、比較回路101はシフトレジ
スタ1の初段の入力端子Dの値“1”と最終段の出力端
子Q8の値“0”とを比較し、端子CKにクロックパル
スを発生し、端子U/Dを“1”とする。アップダウン
カウンタ102は端子U/Dに“1”を受け、端子CK
に受けるクロックパルスをカウントしてカウント値を
“1”とする。次の“0”がシフトレジスタ1に入力さ
れると、比較回路101はシフトレジスタ1の初段の入
力端子Dの値“0”と最終段の出力端子Q8の値“0”
とを比較し、両者の値が一致するため、端子CKにクロ
ックパルスを発生しない。アップダウンカウンタ102
のカウント値は“1”のままとなる。以降同様にしてア
イドリング・パターンが“1010101”までシフト
レジスタ1に入力されるとアップダウンカウンタ102
のカウント値は“4”となるる。アップダウンカウンタ
102の出力端子Q1〜Q4からはそれぞれ“0”、
“0”、“1”、“0”となり、これらはレジスタ3を
介してゼロ判定回路4に出力される。ゼロ判定回路4は
ゼロ判定出力を発生する。次に“0”がシフトレジスタ
1に入力され、アイドリング・パターンが“10101
010”まで入力されても、アップダウンカウンタ10
2はカウント値を“4”に保持して、ゼロ判定回路4は
ゼロ判定出力を保持する。
【0022】次のアイドリング・パターンの“1010
1010”の先頭の“1”がシフトレジスタ1に入力さ
れると、最初のアイドリング・パターンの先頭の“1”
がシフトレジスタ1の最終段の出力端子Q8から出力さ
れ、比較回路101は両者の一致を受けてクロックパル
スを発生せず、アップダウンカウンタ102はカウント
値を“4”に保持して、ゼロ判定回路4はゼロ判定出力
を保持する。以降アイドリング・パターンが“1010
1010”が続く限り、ゼロ判定回路4はゼロ判定出力
を保持し、カウンタ5のカウント値が増加し、所定のカ
ウント値を越えるとゼロ値検出出力を発生する。
【0023】さて、アイドリング・パターンの入力が途
絶えると次のような動作となる。シフトレジスタ1の初
段から最終段にそれぞれ“0”、“1”、“0”、
“1”、“0”、“1”、“0”、“1”が格納されて
おり、アイドリング・パターンが途絶え、例えば“11
・・”が順にシフトレジスタ1に入力されるとする。先
頭の“1”に対して比較回路101はクロックパルスを
発生せず、アップダウンカウンタ102はカウント値を
“4”に保持され、次の“1”に対して比較回路101
はクロックパルスを発生し、端子U/Dを“1”として
アップダウンカウンタ102はカウント値を“5”にア
ップカウントする。これを受けてゼロ判定回路4はゼロ
判定出力を出力せず、カウンタ5はリセットされ、ゼロ
値検出出力の出力は途絶える。
【0024】以上のように本例においてもアイドリング
・パターン“10101010”の各ビットの加算値
“4”をもってゼロ判定出力を発生し、このゼロ判定出
力が所定の期間継続したときにゼロ値検出出力を発生す
る。すなわち、上記第1の実施例と同様の作用効果を奏
する。
【0025】なお、本例においてもシフトレジスタの段
数は8段に限らず、アイドリング・パターンのビット数
のN(Nは1以上の整数)倍に相当する段数であっても
良い。特に図示しないが、図2に示す8×N段のシフト
レジスタを用い、比較回路101は最終段、8×N段目
の出力と初段の入力とを比較し、アップダウンカンウタ
は4×N段のカウンタとし、レジスタ3とゼロ判定回路
4とをそれぞれ図2に示すレジスタ8とゼロ判定回路9
とに置き換えた構成とすることが可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、アイドリング・パター
ンによらずゼロ値検出が行え、しかもアナログまたはデ
ジタル構成のローパスフィルタを用いることのない簡易
な構成でゼロ値検出を実現可能となる。簡易なデジタル
演算処理によりDSDデータのゼロ値検出が行えるた
め、このゼロ値検出出力を用いて後段のデジタルフィル
タや1ビットDACを制御することが可能となる。例え
ば、DSDデータのゼロ値においては“0”、“1”の
繰り返しデータをDACに入力するミュート制御等を、
フィルタ演算やDACのアナログ性能等に影響されずに
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のゼロ値検出回路の構成を示
すブロック図。
【図2】本発明の一実施例のゼロ値検出回路を一般化し
た構成を示すブロック図。
【図3】本発明の他の実施例のゼロ値検出回路の構成を
示すブロック図。
【符号の説明】
1 シフトレジスタ(加算手段) 2 加算器(加算手段) 3 レジスタ(第1の判定手段) 4 ゼロ判定回路(第1の判定手段) 5 カウンタ(第2の判定手段) 6 シフトレジスタ(加算手段) 7 加算器(加算手段) 8 レジスタ(第1の判定手段) 9 ゼロ判定回路(第1の判定手段) 10 加算器(加算手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号をデルタシグマ変調によっ
    て符号化してなる1ビットデジタル信号を受け、直前に
    入力された上記1ビットデジタル信号の所定のサンプル
    数分の加算をとる加算手段と、 上記加算手段の出力値に基づいて上記アナログ信号のゼ
    ロ値を判定する第1の信号を出力する第1の判定手段
    と、 上記第1の判定手段が所定の期間継続して上記第1の信
    号を出力したときに上記アナログ信号がゼロ値であるこ
    とを示す第2の信号を出力する第2の判定手段とを備え
    ることを特徴とするゼロ値検出回路。
  2. 【請求項2】 上記サンプル数は、上記アナログ信号が
    ゼロ値の際に上記1ビットデジタル信号に現われる上記
    デルタシグマ変調に応じた繰り返しパターンのビット数
    のN(Nは1以上の整数)倍に相当することを特徴とす
    る請求項1に記載のゼロ値検出回路。
  3. 【請求項3】 上記加算手段は、上記1ビットデジタル
    信号を受ける上記サンプル数分の段数のシフトレジスタ
    と、上記シフトレジスタの各段の値を加算する加算器と
    からなり、上記第1の判定手段は上記加算器の加算値が
    上記サンプル数の1/2に相当するときに上記第1の信
    号を出力することを特徴とする請求項1または2に記載
    のゼロ値検出回路。
  4. 【請求項4】 上記加算手段は、上記1ビットデジタル
    信号を受ける上記サンプル数分の段数のシフトレジスタ
    と、当該シフトレジスタに入力される1ビットデジタル
    信号の値と、当該シフトレジスタの最終段の値とを比較
    して異なる際にクロック信号を発生する比較手段と、上
    記クロック信号に基づき上記シフトレジスタに入力され
    る1ビットデジタル信号が第1の論理レベルのときにア
    ップカウントし、上記シフトレジスタに入力される1ビ
    ットデジタル信号が第2のレベルのときにダウンカウン
    トする少なくとも上記サンプル数の1/2以上のビット
    数のカウント手段とからなり、上記第1の判定手段は上
    記カウンタのカウント値が上記第1のサンプル数の1/
    2に相当するときに上記第1の信号を出力することを特
    徴とする請求項1または2に記載のゼロ値検出回路。
JP2000259036A 2000-08-29 2000-08-29 ゼロ値検出回路 Pending JP2002076899A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000259036A JP2002076899A (ja) 2000-08-29 2000-08-29 ゼロ値検出回路
US09/934,237 US6934324B2 (en) 2000-08-29 2001-08-21 Zero value-detecting circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000259036A JP2002076899A (ja) 2000-08-29 2000-08-29 ゼロ値検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002076899A true JP2002076899A (ja) 2002-03-15

Family

ID=18747259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000259036A Pending JP2002076899A (ja) 2000-08-29 2000-08-29 ゼロ値検出回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6934324B2 (ja)
JP (1) JP2002076899A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150483A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 カシオ計算機株式会社 D/a変換装置、音響機器、電子楽器及びd/a変換方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003006991A (ja) * 2001-06-21 2003-01-10 Sony Corp デジタル信号処理装置及びデジタル信号処理方法、並びにデジタル信号再生受信システム
US7519893B2 (en) * 2005-10-14 2009-04-14 Nvidia Corporation Binary data encoding/decoding for parallel bus
US7519892B1 (en) * 2005-10-14 2009-04-14 Nvidia Corporation Binary data encoding/decoding with error detection, such as for communicating between computing platform components
US7835389B2 (en) * 2006-09-20 2010-11-16 Broadcom Corporation Method and system for an extended range Ethernet line code using 4B/3B mapping
GB2447985B (en) 2007-03-30 2011-12-28 Wolfson Microelectronics Plc Pattern detection circuitry
GB2482444B (en) * 2007-03-30 2012-08-01 Wolfson Microelectronics Plc Pattern detection circuitry
EP2365634B1 (en) * 2010-03-10 2016-12-21 Nxp B.V. Pulse density modulation method and apparatus
US9985646B1 (en) 2017-10-18 2018-05-29 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Analog-to-digital converter verification using quantization noise properties
US10033400B1 (en) 2017-10-18 2018-07-24 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Analog-to-digital converter verification using quantization noise properties
CN113098519B (zh) * 2021-04-01 2023-03-10 中国科学技术大学 一种用于拓展单比特相干积累算法的预加电路

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3238587B2 (ja) * 1994-12-27 2001-12-17 バー−ブラウン・コーポレーション 自動ミューティング機能を備えたオーバーサンプリング型デジタル−アナログ変換器
JP3339321B2 (ja) * 1996-08-22 2002-10-28 ソニー株式会社 信号処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150483A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 カシオ計算機株式会社 D/a変換装置、音響機器、電子楽器及びd/a変換方法
JP7263859B2 (ja) 2019-03-15 2023-04-25 カシオ計算機株式会社 D/a変換装置、音響機器、電子楽器及びd/a変換方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20020025010A1 (en) 2002-02-28
US6934324B2 (en) 2005-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8081770B2 (en) Pattern detection circuitry
US7180365B2 (en) Class D amplifier and a method of pulse width modulation
JP2002076899A (ja) ゼロ値検出回路
US20020021238A1 (en) Delta-sigma modulatator for power amplification of audio signals
KR0170259B1 (ko) 신호처리방법 및 장치
JP2005528035A (ja) 疑似フラッシュ変換器を備えるシグマデルタa/d変換器
US5901189A (en) Symmetrical correlator
JP3339321B2 (ja) 信号処理装置
JPH05304474A (ja) ディジタルアナログ変換装置
US4931796A (en) Digital-to-analog conversion circuit
JP3857028B2 (ja) デジタル・アナログ変換回路及びそれを用いた再生装置
JP4315783B2 (ja) シングルビットδς変調演算回路
US6288657B1 (en) Encoding apparatus and method, decoding apparatus and method, and distribution media
JP4391036B2 (ja) デジタル信号処理方法および処理装置
JP3441040B2 (ja) 1ビット信号のエラー検知方法および補完方法ならびに装置
JPH11146022A (ja) マンチェスタ符号誤り検出回路及び受信回路
JP4391035B2 (ja) デジタル信号処理装置および処理方法
JP2002057583A (ja) オーバーサンプリングアナログ・ディジタル変換装置
EP0614284A1 (en) Thermochromic compounds, their manufacture and use
JP3083119B2 (ja) 適応デルタ変調方式を利用した符号化/復号化回路
JP2956373B2 (ja) 演算回路
JP3984746B2 (ja) 警報検出回路
JPH0666815B2 (ja) 情報変換方式及びデータ復調方式
JPH04235412A (ja) 多数決回路
JP2002344320A (ja) ディジタル信号処理装置及びディジタル信号処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100222