JPH05304474A - ディジタルアナログ変換装置 - Google Patents
ディジタルアナログ変換装置Info
- Publication number
- JPH05304474A JPH05304474A JP14248291A JP14248291A JPH05304474A JP H05304474 A JPH05304474 A JP H05304474A JP 14248291 A JP14248291 A JP 14248291A JP 14248291 A JP14248291 A JP 14248291A JP H05304474 A JPH05304474 A JP H05304474A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 CDなどのディジタルオ−ディオ信号を再生
時、微少レベルの再生で、LSB以下のレベルを丸める
ため、本来サイン波状のなめらかな信号も方形波状の歪
んだ波形となる。これを本来のなめらかな信号を得るよ
うにする。 【構成】 微少デ−タ−の変化部を検出しその反転長に
より最適な積分をしてなめらかな下位デ−タを作成しビ
ット拡大により歪をなくす。
時、微少レベルの再生で、LSB以下のレベルを丸める
ため、本来サイン波状のなめらかな信号も方形波状の歪
んだ波形となる。これを本来のなめらかな信号を得るよ
うにする。 【構成】 微少デ−タ−の変化部を検出しその反転長に
より最適な積分をしてなめらかな下位デ−タを作成しビ
ット拡大により歪をなくす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル・アナログ
(DA)変換に関するものである。
(DA)変換に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(CD)再生などの
ディジタル信号は、16ビットでAD変換されている。
このように必ず有限長のビットのディジタルデ−タで表
現するためオ−ディオ信号をディジタル化する場合、最
少ビットで丸めてディジタル化される。このため微少信
号では、最少ビット(LSB)で表現される要素が強ま
り歪が増大している。図10に16bitシステムで−
90dBのサイン波をAD・DA変換した微少信号サイ
ン波の入力波形図(a)と出力波形図(b)を示す。こ
のようにLSB付近での微少信号は本来のサイン波が短
形波に変形してDA変換され再生される。
ディジタル信号は、16ビットでAD変換されている。
このように必ず有限長のビットのディジタルデ−タで表
現するためオ−ディオ信号をディジタル化する場合、最
少ビットで丸めてディジタル化される。このため微少信
号では、最少ビット(LSB)で表現される要素が強ま
り歪が増大している。図10に16bitシステムで−
90dBのサイン波をAD・DA変換した微少信号サイ
ン波の入力波形図(a)と出力波形図(b)を示す。こ
のようにLSB付近での微少信号は本来のサイン波が短
形波に変形してDA変換され再生される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなパルシブな
再生信号は低い周波数でも高次の高調波を含んでいるた
め同じ歪率でもさらに聴感上害が多い。
再生信号は低い周波数でも高次の高調波を含んでいるた
め同じ歪率でもさらに聴感上害が多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は微少レベル信号
でも歪の少いDA変換再生を行なうものである。すなわ
ち微少レベルにおいて、デ−タ−が数サンプル以上にわ
たって変化せず、変化後のデ−タ変化量がLSB等の微
少レベルでさらに数サンプル変化しない、いわゆる方形
波状の出力の場合そのデ−タパタ−ンを検出しこれらを
なめらかにするディジタルロ−パスフィルタ−をもうけ
本来のLSB以下のデ−タ−まで出力しアナログ変換し
ようとするものである。ここでオ−ディオ信号は本来、
微少レベルにおいては方形波を含まずサイン波等のなめ
らかな信号である事に着目したものである。
でも歪の少いDA変換再生を行なうものである。すなわ
ち微少レベルにおいて、デ−タ−が数サンプル以上にわ
たって変化せず、変化後のデ−タ変化量がLSB等の微
少レベルでさらに数サンプル変化しない、いわゆる方形
波状の出力の場合そのデ−タパタ−ンを検出しこれらを
なめらかにするディジタルロ−パスフィルタ−をもうけ
本来のLSB以下のデ−タ−まで出力しアナログ変換し
ようとするものである。ここでオ−ディオ信号は本来、
微少レベルにおいては方形波を含まずサイン波等のなめ
らかな信号である事に着目したものである。
【0005】さらに、デ−タ−パタ−ンの中でデ−タ−
の反転長を検出しこれにより最適な複数のフィルタ−を
切り換えて低い周波数や高い周波数など通過周波数を所
定周波数毎に分け広くなめらかな波形効果を得るように
したものである。
の反転長を検出しこれにより最適な複数のフィルタ−を
切り換えて低い周波数や高い周波数など通過周波数を所
定周波数毎に分け広くなめらかな波形効果を得るように
したものである。
【0006】
【実施例】本発明を図面により説明する。図1に本発明
の一実施例のブロック図を示す。CDなどの再生により
得られる、ディジタルデ−タ(デ−タ−IN1)よりデ
−タの形状を検出する目的で、まず変化デテクタ−3に
よってデ−タ−がサンプル毎に所定レベルであるLSB
ステップの変化か、又は変化しないか、それ以上のステ
ップの変化であるかを検出する。この変化デテクタ−3
の実施例のブロック図を図2(a)に示す。入力される
ディジタルデ−タ1は1サンプルクロック分のディレイ
をするレジスタ−8を介して1サンプル前のデ−タ−と
現デ−タ−をコンパレ−タ9で比較し、同一デ−タ−か
所定レベルであるLSBの差であるかを出力する。所定
レベルをLSBとし、+1LSBステップ出力と−LS
Bステップ出力をもうけ、又変化しない場合は両出力が
0となる。又大きなレベル変化出力である上記以外のデ
−タ−の場合の出力を取り出す。
の一実施例のブロック図を示す。CDなどの再生により
得られる、ディジタルデ−タ(デ−タ−IN1)よりデ
−タの形状を検出する目的で、まず変化デテクタ−3に
よってデ−タ−がサンプル毎に所定レベルであるLSB
ステップの変化か、又は変化しないか、それ以上のステ
ップの変化であるかを検出する。この変化デテクタ−3
の実施例のブロック図を図2(a)に示す。入力される
ディジタルデ−タ1は1サンプルクロック分のディレイ
をするレジスタ−8を介して1サンプル前のデ−タ−と
現デ−タ−をコンパレ−タ9で比較し、同一デ−タ−か
所定レベルであるLSBの差であるかを出力する。所定
レベルをLSBとし、+1LSBステップ出力と−LS
Bステップ出力をもうけ、又変化しない場合は両出力が
0となる。又大きなレベル変化出力である上記以外のデ
−タ−の場合の出力を取り出す。
【0007】この波形タイミングの様子を図2(b)に
示す。Dataが±1LSBの範囲で入力されると、変
化点でそれぞれ±LSB出力される。この出力からデ−
タ−の反転間隔を検出するためOR回路10を介し変化
出力11を得る。
示す。Dataが±1LSBの範囲で入力されると、変
化点でそれぞれ±LSB出力される。この出力からデ−
タ−の反転間隔を検出するためOR回路10を介し変化
出力11を得る。
【0008】パルスとパルスの間は同一デ−タ−か同一
極性の変化をしている。このためこのパルスの間隔を計
測することによってデ−タ−に含まれている周波数の周
期の略1/2とすることができる。
極性の変化をしている。このためこのパルスの間隔を計
測することによってデ−タ−に含まれている周波数の周
期の略1/2とすることができる。
【0009】このデ−タ−間隔の長さ(t1〜tn )の
検出は、このデ−タ−11および≠1,−1,0の信号
のNOT OUT12によって取り出す。これは、LS
B変化以上の大きな信号のデ−タ−に対しては作用させ
ないためである。この出力をシフトレジスタ−4に入力
する。ここでレジスタ−4のレジスタ−量は最長デ−タ
−反転検出周期(1/f)の1/2は必要である。例え
ば44.1KHzのサンプル周期で441Hzを検出す
るには50サンプル分以上となる。((441/441
00)×1/2)
検出は、このデ−タ−11および≠1,−1,0の信号
のNOT OUT12によって取り出す。これは、LS
B変化以上の大きな信号のデ−タ−に対しては作用させ
ないためである。この出力をシフトレジスタ−4に入力
する。ここでレジスタ−4のレジスタ−量は最長デ−タ
−反転検出周期(1/f)の1/2は必要である。例え
ば44.1KHzのサンプル周期で441Hzを検出す
るには50サンプル分以上となる。((441/441
00)×1/2)
【0010】このレジスタ−4の各段よりの出力が所定
の時間帯に反転が2個入っていなければ長い周期、すな
わち低い周波数デ−タである。このため1のデ−タ−が
1個以下を検出する検出器によって、デ−タ−長検出器
5を構成できる。今高い周波数と中間及び低い周波数の
3つの周波数帯に分類とすると、図3のように、中間周
波数帯以下の検出器13によって、レジスタ−中央より
両側の所定の範囲の1の数を計測する。これは、単純な
加算器でも良く、又カウンタ−によって、この間の1の
値をカウントしてもよい。この1の数が1以下であれば
検出器13に出力が表われ、2以上であれば出力せず、
このためインバ−タ−16を介し、SF0 のディジタル
フィルタ−を必要としない(通常のサンプルクロック除
去のアナログフィルタ−だけ)出力とし、同様に全帯域
のレジスタ−出力の1の検出を計測する検出器14によ
って低い周波数を検出する。この検出の場合には、中域
検出出力SF1 をゲ−ト15で禁示する。これらによっ
てデ−タ−長の検出を行い再生周波数を高,中,低の周
波数に分類する。
の時間帯に反転が2個入っていなければ長い周期、すな
わち低い周波数デ−タである。このため1のデ−タ−が
1個以下を検出する検出器によって、デ−タ−長検出器
5を構成できる。今高い周波数と中間及び低い周波数の
3つの周波数帯に分類とすると、図3のように、中間周
波数帯以下の検出器13によって、レジスタ−中央より
両側の所定の範囲の1の数を計測する。これは、単純な
加算器でも良く、又カウンタ−によって、この間の1の
値をカウントしてもよい。この1の数が1以下であれば
検出器13に出力が表われ、2以上であれば出力せず、
このためインバ−タ−16を介し、SF0 のディジタル
フィルタ−を必要としない(通常のサンプルクロック除
去のアナログフィルタ−だけ)出力とし、同様に全帯域
のレジスタ−出力の1の検出を計測する検出器14によ
って低い周波数を検出する。この検出の場合には、中域
検出出力SF1 をゲ−ト15で禁示する。これらによっ
てデ−タ−長の検出を行い再生周波数を高,中,低の周
波数に分類する。
【0011】一方ディジタルデ−タ−は、ディジタルロ
−パスフィルタ−6によってトランスバ−サルフィルタ
−を検出器出力F0 ,F1 ,F2 に対応して、図5にフ
イルタ−特性例を示すように、2つのロ−パスフィルタ
−21,22を形成する。このロ−パスフィルタ−2
1,22のカット特性は、単に、波形をなめらかにする
のみであるので12dB/octなどの単純なフィルタ
−で十分である。ここでフィルタ−の出力のタイミング
とセレクタ−23の出力のデ−タ−のタイミングは等し
くしておく必要がある。これによってフィルタ−21,
22の出力は、LSB以下の演算結果を出力し、ビット
拡大し、それに見合ったDAコンバ−タ−7を用うれば
目的を達成できる。
−パスフィルタ−6によってトランスバ−サルフィルタ
−を検出器出力F0 ,F1 ,F2 に対応して、図5にフ
イルタ−特性例を示すように、2つのロ−パスフィルタ
−21,22を形成する。このロ−パスフィルタ−2
1,22のカット特性は、単に、波形をなめらかにする
のみであるので12dB/octなどの単純なフィルタ
−で十分である。ここでフィルタ−の出力のタイミング
とセレクタ−23の出力のデ−タ−のタイミングは等し
くしておく必要がある。これによってフィルタ−21,
22の出力は、LSB以下の演算結果を出力し、ビット
拡大し、それに見合ったDAコンバ−タ−7を用うれば
目的を達成できる。
【0012】図6にビット拡大を2bitすなわち4段
階増加させた時の例を示す。細線は従来のアナログ出力
であり、実線が本願の出力である。図6(a)は従来の
LSBのみの高い周波数のデ−タ−であり、F0 のフィ
ルタ−検出でフィルタ−をスル−で出力し、従来と同様
である。これは、例えば10KHz等の高い周波数であ
るため従来のアナログロ−パスフィルタ−で丸められる
と共にさらにやや低い周波数でも、一般に高音の高調波
は耳で聴こえず歪感はなく問題ない。一般に数KHz以
上は、サインウェ−ブと区別がつかない。
階増加させた時の例を示す。細線は従来のアナログ出力
であり、実線が本願の出力である。図6(a)は従来の
LSBのみの高い周波数のデ−タ−であり、F0 のフィ
ルタ−検出でフィルタ−をスル−で出力し、従来と同様
である。これは、例えば10KHz等の高い周波数であ
るため従来のアナログロ−パスフィルタ−で丸められる
と共にさらにやや低い周波数でも、一般に高音の高調波
は耳で聴こえず歪感はなく問題ない。一般に数KHz以
上は、サインウェ−ブと区別がつかない。
【0013】一方中域のデ−タ−図6(b)ではF1 が
選ばれ、又図6(c)ではF2 が選ばれさらに低いカッ
トオフ周波数のフィルタ−となるため図(b)に示すよ
うにF1 により1KHz程度の信号は高次の歪がなくな
り、さらに100Hz等の低い周波数も図(c)の様に
なめらかなデ−タ−となる。さらに効果を高めるには、
ビット数を増加させ、フィルタ−をふやすと良くするこ
とができる。
選ばれ、又図6(c)ではF2 が選ばれさらに低いカッ
トオフ周波数のフィルタ−となるため図(b)に示すよ
うにF1 により1KHz程度の信号は高次の歪がなくな
り、さらに100Hz等の低い周波数も図(c)の様に
なめらかなデ−タ−となる。さらに効果を高めるには、
ビット数を増加させ、フィルタ−をふやすと良くするこ
とができる。
【0014】ここでディジタルフィルタ−は、16bi
tデ−タ−を扱い、出力はビット拡大分も必要となる。
これらを改良した他の実施例を図7,波形図を図8に示
す。ここでは図2のコンパレ−タ−9の出力+1と−1
と0の3つのデ−タ−のみから追加の下位ビットを作成
し従来の上位ビットと共にDAコンバ−タ−24でD/
A変換しようとするものである。ここではLSB変化の
積分に相当するなめらかなデ−タ−を±1LSBステッ
プ信号のシフトレジスタ−より+1又は−1点に対応し
た重みづけされた常数を取り出し加算することで下位ビ
ットのデ−タ−を得る。
tデ−タ−を扱い、出力はビット拡大分も必要となる。
これらを改良した他の実施例を図7,波形図を図8に示
す。ここでは図2のコンパレ−タ−9の出力+1と−1
と0の3つのデ−タ−のみから追加の下位ビットを作成
し従来の上位ビットと共にDAコンバ−タ−24でD/
A変換しようとするものである。ここではLSB変化の
積分に相当するなめらかなデ−タ−を±1LSBステッ
プ信号のシフトレジスタ−より+1又は−1点に対応し
た重みづけされた常数を取り出し加算することで下位ビ
ットのデ−タ−を得る。
【0015】図7のディジタルデ−タ−IN1はレジス
タ−17を介し下位ビット出力タイミングに合うサンプ
ル分だけディレイする。一方前述と同じく図1に記した
通りデ−タ−のLSBステップ変化等の検出でフィルタ
−の選択を行なう。先のディジタルフィルタ−のデ−タ
入力に代えて、コンパレ−タ−9の出力の+1,0,−
1のデ−タ−のみを用いる(2bit表現も可)レジス
タ−18にこのデ−タ−を入力しサンプル毎にシフトす
る。ここで各レジスタ−段より1又は−1があればF1
であればK1 〜Km又は−K1 〜−Kmまでの重みずけ
されたROM等のデ−タ−系数器19bをへて加算器2
0で全デ−タを加算して出力する。ここで図9に示すよ
うに中央のデ−タ−系数器19aの出力を−0.5と
し、系数器19cではK’1 は0.5近くよりK’zは
0に近い単位パルスに対するロ−パスフィルタ−に対応
した値を入れておく。もちろんサイン近似や直線補間デ
−タ−等でも良い。中央以降はK1 〜Kmと同一で極性
反転出力となるようにする。
タ−17を介し下位ビット出力タイミングに合うサンプ
ル分だけディレイする。一方前述と同じく図1に記した
通りデ−タ−のLSBステップ変化等の検出でフィルタ
−の選択を行なう。先のディジタルフィルタ−のデ−タ
入力に代えて、コンパレ−タ−9の出力の+1,0,−
1のデ−タ−のみを用いる(2bit表現も可)レジス
タ−18にこのデ−タ−を入力しサンプル毎にシフトす
る。ここで各レジスタ−段より1又は−1があればF1
であればK1 〜Km又は−K1 〜−Kmまでの重みずけ
されたROM等のデ−タ−系数器19bをへて加算器2
0で全デ−タを加算して出力する。ここで図9に示すよ
うに中央のデ−タ−系数器19aの出力を−0.5と
し、系数器19cではK’1 は0.5近くよりK’zは
0に近い単位パルスに対するロ−パスフィルタ−に対応
した値を入れておく。もちろんサイン近似や直線補間デ
−タ−等でも良い。中央以降はK1 〜Kmと同一で極性
反転出力となるようにする。
【0016】これによるとデ−タ−1が中央に近ずくに
つれKの値にともないレベル増加しほぼ+0.5にな
り、中央で−0.5となり中央よりはなれるにつれ0に
近ずく。図8に示すように入力デ−タ−にともない次々
と加算され下位デ−タ−は上位デ−タ−によってDA変
換される方形波状の出力Data(上位)を補う積分デ
−タ出力20(Σ,下位)の波形に相当する信号がビッ
ト拡大した下位デ−タによって得られ、上位,下位を合
わせたアナログ出力は、図8のデ−タOUTのようにな
めらかな出力とすることができる。
つれKの値にともないレベル増加しほぼ+0.5にな
り、中央で−0.5となり中央よりはなれるにつれ0に
近ずく。図8に示すように入力デ−タ−にともない次々
と加算され下位デ−タ−は上位デ−タ−によってDA変
換される方形波状の出力Data(上位)を補う積分デ
−タ出力20(Σ,下位)の波形に相当する信号がビッ
ト拡大した下位デ−タによって得られ、上位,下位を合
わせたアナログ出力は、図8のデ−タOUTのようにな
めらかな出力とすることができる。
【0017】ここで下位ビットは独立したD/Aコンバ
−タ−を用い、上位のコンバ−タ−のLSBレベルと合
わせてアナログ合成して出力することもできる。又板フ
ィルタ−選択によって、Kの値をK’1 〜K’zと複数
の常数を用意しておくことでデ−タ−のパタ−ン長によ
って最適な下位ビツトデ−タ−を図9のように出力でき
る。
−タ−を用い、上位のコンバ−タ−のLSBレベルと合
わせてアナログ合成して出力することもできる。又板フ
ィルタ−選択によって、Kの値をK’1 〜K’zと複数
の常数を用意しておくことでデ−タ−のパタ−ン長によ
って最適な下位ビツトデ−タ−を図9のように出力でき
る。
【0018】ここで下位ビット生成のフィルタ−部やデ
−タ−のパタ−ン検出などは、ディジタルプロセッサ−
によってプログラムして実現することもできる。フィル
タ−の数は2種で説明したが、もちろん1種でも効果が
あり、逆に増加し効果のある周波数帯を広げることがで
きる。又デ−タ−のパタ−ンはLSBステップ変化のみ
を着目して説明したが、ディジタルフィルタ−によるf
s変換,いわゆるオ−バ−サンプルのシステムでは、再
量子化ノイズ発生防止のためビット拡大を行っている。
これらの出力においてはビット拡大する前のLSBステ
ップが目標となるため、拡大されたLSBステップ以上
を検出する必要がある。
−タ−のパタ−ン検出などは、ディジタルプロセッサ−
によってプログラムして実現することもできる。フィル
タ−の数は2種で説明したが、もちろん1種でも効果が
あり、逆に増加し効果のある周波数帯を広げることがで
きる。又デ−タ−のパタ−ンはLSBステップ変化のみ
を着目して説明したが、ディジタルフィルタ−によるf
s変換,いわゆるオ−バ−サンプルのシステムでは、再
量子化ノイズ発生防止のためビット拡大を行っている。
これらの出力においてはビット拡大する前のLSBステ
ップが目標となるため、拡大されたLSBステップ以上
を検出する必要がある。
【0019】オ−バ−サンプリングのためのディジタル
フィルタ−を用いるものでは、再量子化1ノイズの低減
のためのビツト拡大をしているものでは、この追加デ−
タによって下位の拡大ビットデ−タ−をおきかえ出力信
号をなめらかにすることができる。
フィルタ−を用いるものでは、再量子化1ノイズの低減
のためのビツト拡大をしているものでは、この追加デ−
タによって下位の拡大ビットデ−タ−をおきかえ出力信
号をなめらかにすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、デ−タ−列の微少
レベル変化部のパタ−ンを検出し下位ビットを追加でき
これにより歪感を大幅に改善することができる。
レベル変化部のパタ−ンを検出し下位ビットを追加でき
これにより歪感を大幅に改善することができる。
【図1】本発明の一実施例ブロック図
【図2】(a)はデ−タ−の変化検出部のブロック図,
(b)は各部の波形を示す図
(b)は各部の波形を示す図
【図3】デ−タ周期検出部のブロック図
【図4】ディジタルフィルタ−部のブロック図
【図5】フィルタ−の周波数特性を示す図
【図6】(a),(b),(c)はそれぞれ再生出力を
示す図
示す図
【図7】下位ビット波形作成の他の一実施例を示すブロ
ック図
ック図
【図8】その波形を説明するための図
【図9】系数を説明するための図
【図10】従来の入力(a),出力(b)波形を比較す
るための図
るための図
1 デ−タ−IN 2 デ−タ−OUT 3 変化デテクタ− 4,8,17,18 レジスタ− 5 デ−タ長検出器 6,21,22 ロ−パスフィルタ− 7,24 DAコンバ−タ− 9 コンパレ−タ− 10 OR回路 11 デ−タ− 12 NOT OUT 13,14 検出器 15 ゲ−ト 16 インバ−タ− 19a,b,c 系数器 20 積分デ−タ出力 23 セレクタ−
Claims (4)
- 【請求項1】 ディジタルアナログ変換において、デ−
タ−変化のない区間とLSBステップの所定レベル変化
のタイミングパタ−ンを検出する手段と、これにより出
力がなめらかに変化するようにLSB以下のデ−タを作
成する手段を具備しビット拡大を行ないアナログ変換す
ることを特徴とするDA変換装置。 - 【請求項2】 ビットパタ−ン長によって複数の波形傾
きの下位デ−タ−列を作成し複数の通過周波数特性のロ
−パスフィルタを介し出力をなめらかに変化するように
した請求項1のDA変換装置。 - 【請求項3】 所定のサンプルクロックで再生されたデ
−タを整数倍したサンプルクロックで出力するディジタ
ルフィルタ−を有し、整数倍のクロックの整数分の1の
クロックでデ−タをラッチし、このデ−タ−列がクロッ
ク間で所定レベル以下が連続するパタ−ンと、所定のレ
ベル変化のパタ−ンを検出し、これによって所定レベル
変化の前後を先の所定のサンプルクロックの数サンプル
にわたって所定レベル変化以下の変化でなめらかに変化
するデ−タ−を生成しアナログ変換することを特徴とす
るDA変換装置。 - 【請求項4】 ディジタルデ−タビット拡張回路DA変
換を目的としたサンプルデ−タ−列よりサンプル間の差
が0である検出出力と差が正および負の1LSB変化で
ある変化検出出力手段をもち、異極性の変化出力間の0
検出出力長によって1LSB変化点の前後サンプルにわ
たってLSB以下のデ−タ−を生成しビット拡張するよ
うにしたことを特徴とするディジタルアナログ変換装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3142482A JPH0773186B2 (ja) | 1991-05-18 | 1991-05-18 | ディジタルアナログ変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3142482A JPH0773186B2 (ja) | 1991-05-18 | 1991-05-18 | ディジタルアナログ変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05304474A true JPH05304474A (ja) | 1993-11-16 |
JPH0773186B2 JPH0773186B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=15316350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3142482A Expired - Lifetime JPH0773186B2 (ja) | 1991-05-18 | 1991-05-18 | ディジタルアナログ変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773186B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04354208A (ja) * | 1991-05-30 | 1992-12-08 | Nippon Columbia Co Ltd | ビット長拡張装置 |
JPH066216A (ja) * | 1991-08-30 | 1994-01-14 | Nippon Columbia Co Ltd | ビット長拡張装置 |
JPH066217A (ja) * | 1991-08-30 | 1994-01-14 | Nippon Columbia Co Ltd | ビット長拡張装置 |
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