JP2002074577A - 車車間通信方式及びその装置 - Google Patents

車車間通信方式及びその装置

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JP2002074577A
JP2002074577A JP2000258451A JP2000258451A JP2002074577A JP 2002074577 A JP2002074577 A JP 2002074577A JP 2000258451 A JP2000258451 A JP 2000258451A JP 2000258451 A JP2000258451 A JP 2000258451A JP 2002074577 A JP2002074577 A JP 2002074577A
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Atsuo Ishizuka
淳夫 石塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車車間通信方式及びその装置に関し、簡単な
構成により先行車/後続車に確実に追尾し通信可能なこ
とを課題とする。 【構成】 所定の間隔内で走行中の2車輌A,Bが相互
に通信を行う車車間通信方式において、各車輌A,B
は、指向性を有する無線通信手段20と、自車の絶対位
置を検出する位置検出手段30と、自車の向く絶対方位
角を検出する方位角検出手段40と、前記検出した自車
の絶対位置及び絶対方位角の各情報と、前記無線通信手
段20を介して受信した他車の絶対位置の情報とに基づ
き自車の絶対方位角を基準とする他車の相対方位角θs
を求め、該求めた相対方位角の方向に無線通信手段20
の通信方向を制御する制御手段10とを備え、双方の通
信方向をオーバラップさせつつ通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車車間通信方式及び
その装置に関し、更に詳しくは所定の間隔内で走行中の
2車輌が相互に通信を行う車車間通信方式及びその装置
に関する。
【0002】今日、交通混雑の緩和を目的とし、道路等
を走行する車輌同士で隊列(プラトーン)を組むように
群を形成する考え方が提案されている。群を形成して走
行すれば、各車輌が単独で走行する場合よりも車間距離
を縮められると共に、安全で効率的な走行が行える。
【0003】
【従来の技術】従来より、複数の車輌が隊列を組んで走
行するには、各車輌のフロント部に搭載されたレーダ装
置で先行車との距離や相対速度を測定し、所定間隔を保
って自動追尾操縦することが行われる。しかし、隊列が
カーブ等に差しかかると、先行車が後続車の進行方向
(レーダ視野)から外れるため、先行車を捕捉・追尾で
きなくなる問題があった。
【0004】この点、従来は、先行車との車間距離が殆
ど変化しない状態で、かつエコー強度が所定以下に変化
したことにより、先行車が左右にずれ始めたと判断する
と共に、エコー強度が最大となる方向にレーダを回動さ
せ、先行車を追尾するものが知られている(特開平5−
72333号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記レーダの
エコー強度を測定する方式であると、特に微弱なエコー
電波が降雨、降雪や霧等の影響を受け易いため、先行車
の捕捉・追尾動作が不安定となる。また、もしレーダ視
野内に複数車輌が入ってしまうと、捕捉すべき車輌を識
別するのが困難となる。
【0006】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的とする所は、簡単な構成により先
行車/後続車に確実に追尾し通信可能な車車間通信方式
及びその装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)の車車間
通信方式は、所定の間隔内で走行中の2車輌A,Bが相
互に通信を行う車車間通信方式において、各車輌A,B
は、指向性を有する無線通信手段20と、自車の絶対位
置を検出する位置検出手段30と、自車の向く絶対方位
角を検出する方位角検出手段40と、前記検出した自車
の絶対位置及び絶対方位角の各情報と、前記無線通信手
段20を介して受信した他車の絶対位置の情報とに基づ
き自車の絶対方位角を基準とする他車の相対方位角θs
を求め、該求めた相対方位角の方向に無線通信手段20
の通信方向を制御する制御手段10とを備え、双方の通
信方向をオーバラップさせつつ通信を行うものである。
【0008】本発明(1)においては、車輌Aから送信
した無線信号(電波,光等)は比較的に少ない減衰で確
実に車輌Bに受信され、また車輌Bから送信した無線信
号は少ない減衰で車輌Aに確実に受信される。従って、
降雨や霧等によらず、先行車/後続車の無線通信手段2
0を確実に追尾可能となると共に、この追尾制御を後続
車Bの自動操縦制御にも利用できる。
【0009】また本発明(2)の車車間通信装置は、指
向性を有する無線通信手段20と、自車の絶対位置を検
出する位置検出手段30と、自車の向く絶対方位角を検
出する方位角検出手段40と、前記検出した自車の絶対
位置及び絶対方位角の各情報と、前記無線通信手段20
を介して受信した他車の絶対位置の情報とに基づき自車
の絶対方位角を基準とする他車の相対方位角θsを求
め、該求めた相対方位角の方向に無線通信手段20の通
信方向を制御する制御手段10とを備えるものである。
【0010】好ましくは本発明(3)においては、上記
本発明(2)において、タイマ手段と、自車の瞬時速度
を検出する速度検出手段とを備え、位置検出手段30
は、自車の検出速度を検出絶対方位角の方向に積分する
ことにより各検出絶対位置の間を補間するものである。
【0011】本発明(3)によれば、位置検出手段30
は自車の絶対位置をきめ細かく補間(検出)可能である
ことにより、通信方向の追尾精度が格段に向上すること
となる。
【0012】また好ましくは本発明(4)においては、
上記本発明(3)において、自車の絶対方位角変更に係
る瞬時角速度を検出する角速度検出手段を備え、方位角
検出手段40は、自車の検出角速度を積分することによ
り各検出絶対方位角の間を補間するものである。
【0013】本発明(4)によれば、方位角検出手段4
0は自車の絶対方位角をきめ細かく補間(検出)可能で
あることにより、通信方向の追尾精度が格段に向上する
こととなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通
して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。
【0015】図2は第1の実施の形態による車車間通信
方式のブロック図で、図において、Aは自動車(先行
車)、20は車車間の無線通信を行う無線通信部、2
1,26は指向性を有するアンテナ、22,27はアン
テナを回動駆動するアンテナ駆動部(ステッピング・モ
ータ等)、23,28はその駆動制御部、24,29は
車車間通信信号の送受信部(T/R)、30は例えばG
PS(Global PositioningSystem)衛星を利用して自車
の絶対位置を検出する位置検出部、31はそのGPS受
信アンテナ、40は自車の向く絶対方位角を検出する方
位角検出部{例えば地磁気センサ又は光ファイバー・ジ
ャイロ(FOG)や振動ジャイロを利用したものからな
る}、10は車車間通信の主制御・処理を行う制御部、
11はそのCPU、12はCPU11が使用するRA
M,ROM等からなる主メモリ(MM)、13はCPU
11の共通バス、50は隊列走行を可能とする自動追尾
操縦装置である。なお、自動車(後続車)Bについても
同様である。
【0016】無線通信部20としては、例えば2.5〜
5GHz帯やミリ波帯等を用いる公知の無線LAN用ト
ランシーバと同等のものを使用できる。指向性を有する
アンテナ21,26としては、パラボラ型、ホーン型の
他、例えば市販の平面型誘電体指向性アンテナを使用で
きる。放射ビーム幅は、垂直/水平方向につき例えば±
20°〜±40°程度であり、垂直/水平偏波で使用す
ることも可能である。なお、車車間通信は上記電波を媒
体とするものに限らない。他にも、例えば近赤外線波長
域の発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)
を用いた光無線LAN用トランシーバで100m程度ま
で通信可能なものを使用できる。いずれにしても、信号
の送/受信部(アンテナ21,26等)は、好ましく
は、車輌前後の略中央部に設けられる。また、位置検出
部30や方位角検出部40としては、既に自動追尾操縦
装置50で使用しているものを共用できる。
【0017】通常の走行時には車輌A,Bは夫々の運転
者により任意に手動操縦されている。このとき、アンテ
ナ21,26は共に略車軸(前後)の方向を向いてい
る。隊列走行に入るときは、まず手動操縦により隊列走
行の体制に入る。例えば先行車Aの略真後ろに後続車B
をつけ、この状態で隊列走行に入るための所定の車車間
通信を行う。この通信には、車輌A,Bの識別ID、車
輌A,Bの種別(性能)等の隊列走行に必要な情報、後
続車Bからの追尾走行要求、先行車Aからの追尾走行許
可の応答等が含まれる。
【0018】また、必要なら、予め車車間通信機能の正
常性を確認する。その際には、車輌A,B間で互いの絶
対位置情報や絶対方位角情報をやり取りし、これらの情
報を基に車車間通信機能の正常性を確認する。こうし
て、隊列走行に入るための所定の手続きが終了すると、
後続車Bの自動追尾操縦装置50が手動で付勢され、後
続車Bは先行車Aに対する自動追尾操縦モードに入る。
以下、隊列走行時における車車間通信制御(無線通信部
追尾制御)を詳細に説明する。
【0019】図3は第1の実施の形態による無線通信部
追尾制御のフローチャートである。図3(A)は先行車
Aの制御処理を示しており、後続車Bに隊列追尾を許可
するとこの処理に入力する。ステップS11ではGPS
の位置検出部30により自車Aの絶対位置情報を取得す
る。ステップS12では該取得した絶対位置情報を後部
無線送信部29Tを介して後続車Bに送信する。ステッ
プS13では後続車Bからの絶対位置情報の受信を待
つ。
【0020】やがて、後続車Bからの絶対位置情報を受
信すると、該情報を取得すると共に、ステップS14で
は方位角検出部40により自車Aの絶対方位角情報を取
得する。ステップS15では上記取得した自車Aの絶対
位置及び絶対方位角の各情報と、後続車Bの絶対位置情
報とに基づき自車Aの絶対方位角(進行方向)を基準と
する後続車Bの相対方位角θsを求める。この詳細は図
4に従って後述する。そして、ステップS16では自車
Aの後部アンテナ26を前記求めた相対方位角θsの方
向に制御し、ステップS11に戻る。
【0021】図3(B)は後続車Bの制御処理を示して
おり、先行車Aから隊列追尾を許可されるとこの処理に
入力する。ステップS21ではGPSの位置検出部30
により自車Bの絶対位置情報を取得する。ステップS2
2では該取得した絶対位置情報を前部無線送信部24T
を介して先行車Aに送信する。ステップS23では先行
車Aからの絶対位置情報の受信を待つ。
【0022】やがて、先行車Aからの絶対位置情報を受
信すると、該情報を取得すると共に、ステップS24で
は方位角検出部40により自車Bの絶対方位角情報を取
得する。ステップS25では上記取得した自車Bの絶対
位置及び絶対方位角の各情報と、先行車Aの絶対位置情
報とに基づき自車Bの絶対方位角(進行方向)を基準と
する先行車Aの相対方位角θsを求める。この詳細は図
4に従って後述する。そして、ステップS26では自車
Bの前部アンテナ21を前記求めた相対方位角θsの方
向に制御し、ステップS21に戻る。
【0023】このように、車輌A,B間の通信方向を互
いにオーバラップさせつつ通信を行うことで、様々な気
象条件や走行(操舵)状態の下でも、通信相手を見失う
ことなく信頼性の高い車車間通信を継続できる。またこ
れにより信頼性の高い隊列走行を実現できる。なお、通
信相手の常時確認のためには、送信する絶対位置情に車
輌A/Bの識別IDを付加することが考えられる。
【0024】図4は第1の実施の形態による無線通信部
追尾制御のイメージ図で、以下、後続車Bが自己の前部
アンテナ21を先行車A又はその後部アンテナ26に追
尾制御する場合を中心に述べる。
【0025】なお、以下は、2次元ベクトルの手法を使
用した2次元平面(X,Y)上の追尾制御を述べるが、
3次元ベクトルの手法を使用することで、容易に自車の
高さZをも含めた3次元空間(X,Y,Z)での追尾制
御に拡張できる。特に前者は高速道路等の平面(実用)
上の追尾制御に適しており、2次元ベクトルを採用する
ことで検出及び演算の負担が大幅に軽減される。一方,
後者によれば、山道等における高精度な追尾制御が可能
となる。なお、後者の場合は、図示しないが、自車の絶
対方位角に自車の傾斜角の情報も含める。この傾斜角は
例えば傾斜計で測定できる。
【0026】また、以下の説明では、記号〈a〉はベク
トル〈a〉、記号|〈a〉|はベクトル〈a〉の絶対
値、記号〈a〉×〈b〉はベクトル〈a〉,〈b〉の外
積、記号〈a〉・〈b〉はベクトル〈a〉,〈b〉の内
積を夫々表す。また、図中のベクトルは太文字で表す。
【0027】図4において、地球上の任意の場所で同時
に4つ(3つ以上)のGPS衛星S1〜S4を利用可能
である。先行車Aにおいて、位置検出部30は自車Aの
絶対位置情報P(Xa,Ya)を検出し、CPU11はこ
れを後続車Bに通知する。ここで、座標Xは経度、Yは
緯度とする。また方位角検出部40は自車Aが向かう絶
対方位角α(例えば北極Nからの角度)を検出する。
【0028】後続車Bにおいて、位置検出部30は自車
Bの絶対位置情報P(Xb,Yb)を検出する。また方位
角検出部40は自車Bが向かう絶対方位角βを検出す
る。そして、CPU11は自車Bの絶対方位角βの方向
にとったベクトルを〈a〉とする。このベクトル〈a〉
は自車Bの絶対方位角βの方向にとった単位ベクトルで
も良いし、又は該単位ベクトルに速度(スカラー)を掛
けたものでも良い。またCPU11は、先行車Aの位置
ベクトル〈P〉(Xa,Ya)、自車Bの位置ベクトル
〈P〉(Xb,Yb)とするときに、自車Bから先行車A
を見たベクトル〈b〉を(1)式、 〈b〉=〈P〉(Xa,Ya)−〈P〉(Xb,Yb) (1) により求める。従って、自車Bの絶対方位角(進行方
向)βを基準とする先行車Aの相対方位角θsは(2)
式、 θs=tan-1{|〈a〉×〈b〉|/〈a〉・〈b〉} (2) により求まる。そこで、CPU11は該求めた相対方位
角θsの方向に自車Aの前部アンテナ21を向ける。
【0029】ところで、この相対方位角θsは、自車B
の基準位置P(Xb,Yb)から先行車Aの基準位置P
(Xa,Ya)を見た角度であるから、厳密に言うと、自
車Bの前部アンテナ21から先行車Aの後部アンテナ2
6を見た角度θb''とは異なっている。即ち、一般に
は、θs<θb’’の関係となる。
【0030】しかし、自車Bの前部アンテナ21が図示
の如く適当な指向幅を有する場合は、この相対方位角θ
sを採用しても十分に追尾通信可能である。あるいは、
一律に、θb''=kθs(定数k>1)を求め、これを追
尾制御角θsとして使用しても良い。
【0031】なお、上記θsよりも正確な相対方位角
θb’を求めたい場合には、以下の方法がある。即ち、
自車Bにおいて、その基準位置P(Xb,Yb)から前部
アンテナ21までのベクトル〈c〉は既知であるから、
前部アンテナ21より先行車Aの基準位置P(Xa
a)に向かうベクトル〈b'〉は(3)式、 〈b'〉=〈b〉−〈c〉 (3) により求まる。従って、上記(2)式におけるベクトル
〈b〉の代わりにこのベクトル〈b'〉を使用すれば、
自車Bの前部アンテナ21から先行車Aの基準位置P
(Xa,Ya)に向かうような、より正確な相対方位角θ
b'が得られる。
【0032】ところで、先行車Aにおいても、その基準
位置P(Xa,Ya)からその後部アンテナ26に至るベ
クトル〈d〉は既知である。そこで、自車Bにおいて先
行車Aからこのベクトル〈d〉の情報を受信するように
しても良い。この場合は、自車Bの前部アンテナ21か
ら先行車Aの後部アンテナ26に向かうベクトル
〈b''〉は(4)式、 〈b''〉=〈b'〉−〈d〉 (4) により求まる。従って、上記(2)式におけるベクトル
〈b〉の代わりにこのベクトル〈b''〉を使用すれば、
自車Bの前部アンテナ21から先行車Aの後部アンテナ
26に向かうような正確な相対方位角θb''が得られ
る。従って、通信媒体として指向幅の鋭いレーザ等を使
用した場合でも、確実な通信追尾制御を行える。なお、
先行車Aによる後部アンテナ26の方位角制御について
も同様である。
【0033】かくして、車輌A,Bのアンテナ26,2
1が共に互いの方向を追尾することにより、信頼性の高
い通信(追尾)制御を実現できる。
【0034】なお、上記ベクトル〈c〉,〈d〉を互い
に通知する場合を述べたが、これに限らない。例えば寸
法|〈c〉|,|〈d〉|は車種毎に既知であり、かつ
これらを適当にグループ分けすることで、車種−寸法テ
ーブルを作成しておき、これを各車輌に搭載しても良
い。この場合は先行車Aの車種情報に基づき自車Bのテ
ーブルを参照することで、先行車Aのベクトル〈d〉を
推定できる。なお、正確を期する場合には、先行車Aか
ら該先行車Aの絶対方位角情報αを受け取る。
【0035】上記GPS衛星を利用して自車の絶対位置
情報を検出する場合を述べたが、その際の測位時間間隔
は、例えば1秒間に数回から10回程度である。ところ
で、時速100kmで走行中の自動車が毎秒約28m移
動することを考慮すると、この測位時間間隔はこの追尾
制御を実現する目的からして必ずしも十分であるとは言
えない。そこで、以下の実施の形態では、上記測位時間
間隔の間の各絶対位置を補間することを行う。あるい
は、基本的には、ある初期絶対位置からの移動経過を独
自の計算(速度ベクトルの積分等)により追跡トレース
すると共に、その際に累積された誤差を、GPSで検出
された絶対位置情報により補正すると考えても良い。以
下、詳細に説明する。
【0036】図5は第2の実施の形態による車車間通信
方式のブロック図で、GPSを利用して測定した各絶対
位置情報の間を補間する場合を示している。図におい
て、60は自車の瞬時速度を検出する速度検出部(タコ
メータ等)、70は自車の向き変更に関する瞬時角速度
を検出する角速度検出部(FOG,振動ジャイロ等)で
ある。その他の構成については上記図2で述べたものと
同様で良い。以下、動作を説明する。
【0037】図6は第2の実施の形態における絶対位置
/方位角情報補間処理のフローチャートである。図6
(A)は絶対位置情報補間処理を示しており,GPS位
置検出部30で検出した各絶対位置の間を、速度検出部
60で検出した各瞬時速度vを各絶対方位角の方向に積
分することで、補間する場合を示している。なお、この
例における方位角検出部40は各補間タイミングにおい
ても絶対方位角を検出可能であり、よって、この場合は
上記図5の角速度検出部70を省略できる。
【0038】図6(A)において、GPS位置検出部3
0が絶対位置を検出したとき、及びその後のタイマがタ
イムアウトした各タイミングにこの処理に割込入力す
る。ステップS31ではGPS位置検出部30による位
置情報検出フラグ=ONか否かを判別する。位置情報検
出フラグ=ONの場合はステップS37でGPS位置検
出部30が検出した絶対位置情報P(X,Y)を取得す
る。ステップS38では相対方位角θsの演算に使用す
る位置情報レジスタP'(X,Y)に前記取得した絶対
位置情報P(X,Y)をセット(初期設定)する。
【0039】また上記ステップS31の判別で位置情報
検出フラグ=OFFの場合は、ステップS32で速度検
出部60が検出した瞬時速度vを取得する。ステップS
33では方位各検出部40が検出した絶対方位角θを取
得する。ステップS34では相対方位角θsの演算に使
用する位置情報レジスタP'(X,Y)の内容を補間演
算により求めた補間位置情報{P'(X,Y)+v
〈θ〉}で更新する。ここで、〈θ〉は絶対方位角θの
方向の単位ベクトルである。ステップS35では位置更
新フラグ=ONとする。ステップS36では次の補間演
算起動のためのタイマを起動し、この処理を抜ける。
【0040】図6(B)は絶対方位角情報補間処理を示
している。上記方位角検出部40による絶対方位角の検
出時間間隔が長いような場合には、角速度検出部70で
検出した角速度を積分することで、絶対方位角検出時間
間隔内の各方位角を補間する。
【0041】方位角検出部40が絶対方位角を検出した
とき、及びその後のタイマがタイムアウトした各タイミ
ングにこの処理に割込入力する。ステップS41では方
位角検出部40による方位角情報検出フラグ=ONか否
かを判別する。方位角情報検出フラグ=ONの場合はス
テップS47で方位角検出部40が検出した絶対方位角
情報θを取得する。ステップS48では相対方位角θs
の演算に使用する方位角情報レジスタθ'に前記取得し
た絶対方位角情報θをセット(初期設定)する。
【0042】また上記ステップS41の判別で方位角情
報検出フラグ=OFFの場合は、ステップS42で角速
度検出部70が検出した瞬時角速度〈j〉を取得する。
ステップS43では相対方位角θsの演算に使用する方
位角情報レジスタθ'の内容を補間演算により求めた補
間方位角情報{θ'+△t〈j〉}で更新する。ここ
で、〈j〉は瞬時角速度jの単位ベクトルである。ステ
ップS45では方位角更新フラグ=ONとする。ステッ
プS46では次の補間演算起動のためのタイマを起動
し、この処理を抜ける。
【0043】図7は第2の実施の形態における絶対位置
/方位角情報補間処理のイメージ図である。但し、ここ
では絶対位置及び絶対方位角情報を共に補間する場合を
示す。ある時刻t1〜t8(各時間間隔△t=一定)の
間に自車A(Bでも良い)が図の点線で示すような走行
軌跡を走行したとする。この内の時刻t1,t4,t7
では位置検出部30が絶対位置P1,P4,P7を、ま
た方位角検出部40が絶対方位角θ1,θ4,θ7を夫
々検出しており、これらの間を以下の如く補間する。
【0044】時刻t1では位置検出部30が検出した絶
対位置P1と方位角検出部40が検出した絶対方位角θ
1とにより、絶対位置=P1、絶対方位角=θ1に夫々
初期化する。またこの時刻t1では速度検出部70が瞬
時速度〈v1〉を検出し、かつ角速度検出部70が瞬時
角速度〈j1〉を検出する。
【0045】時刻t2では、時刻t1の検出絶対位置P
1に位置増加分v1〈θ1〉を加えて補間絶対位置P
2’を求める。また時刻t1の検出絶対方位角〈θ1〉
に方位角増加分△t〈j1〉を加えて補間絶対方位角θ
2’を求める。更に、瞬時速度〈v2〉及び瞬時角速度
〈j2〉を検出する。
【0046】時刻t3では、時刻t2の補間絶対位置P
2’に位置増加分v2〈θ2'〉を加えて補間絶対位置
P3’を求める。また時刻t2の補間絶対方位角〈θ
2'〉に方位角増加分△t〈j2〉を加えて補間絶対方
位角θ3’を求める。更に、瞬時速度〈v3〉及び瞬時
角速度〈j3〉を検出する。
【0047】時刻t4では、時刻t3の補間絶対位置P
3’に位置増加分v3〈θ3'〉を加えて補間絶対位置
P4’を求める。また時刻t3の補間絶対方位角〈θ
3'〉に方位角増加分△t〈j3〉を加えて補間絶対方
位角θ4’を求める。但し、この例では、位置検出部3
0が検出した絶対位置P4と方位角検出部40が検出し
た絶対方位角θ4とにより、絶対位置=P4、絶対方位
角=θ4に夫々初期化されている。更に、この時刻t4
では瞬時速度〈v4〉及び瞬時角速度〈j4〉を検出す
る。以下、同様である。ここで、各補間位置の誤差は、
速度の減少と共に小さくなり、また角速度の減少と共に
小さくなっている。
【0048】なお、上記第2の実施の形態では、方位角
検出部(地磁気センサ)40で検出した各絶対方位角の
間を、角速度検出部(FOG,振動ジャイロ等)70で
検出した角速度を積分して補間する場合を述べたが、こ
れに限らない。例えば、最初から角速度検出部70を利
用して各時点の絶対方位角を生成すると共に、その各生
成方位角を、地磁気センサ40の検出出力で定期的に補
正(初期化)するように制御しても良い。この場合は、
FOG,振動ジャイロの使用により生じるドリフトやヒ
ステリシスを方位角検出部40の出力で定期的に補正す
ることになる。
【0049】図8は第3の実施の形態による車車間通信
方式のブロック図で、所謂DGPS(Differential G
PS)方式の併用により、各車輌A,Bにおける絶対位
置検出誤差を補正する場合を示している。図において、
30はGPS方式による位置検出部、80は電波を利用
した無線受信部、100は外部の基地局、101はGP
Sアンテナ、102はGPS方式による位置検出部、1
03は電波を利用した無線送信部、104はアンテナで
ある。その他の構成については上記図5で述べたものと
同様で良い。
【0050】基地局100では、位置検出部102が検
出した基地局100の絶対位置情報を、該基地局100
において既知の絶対位置情報と比較すると共に、その差
分である誤差情報(又はその差分に基づく補正情報)を
求め、この情報をアンテナ104を介して送信する。一
方、先行車Aでは、無線受信部80を介して受信した誤
差情報(補正情報)に基づき自車AのGPS位置検出部
30で検出した絶対位置情報を補正する。後続車Bにお
いても同様である。
【0051】従って、本第3の実施の形態によれば、車
輌A,Bにおける絶対位置検出精度が格段に向上すると
共に、その後は上記図7で述べた補間処理の併用によ
り、迅速かつ高精度な車車間通信追尾制御を行える。
【0052】図9は第4の実施の形態による車車間通信
方式のブロック図で、位置検出部30として、上記GP
S方式を利用する代わりに、磁気ネイルを利用した位置
検出部30を備える場合を示している。ここで、32は
磁気ネイル検出部である。その他の構成については上記
図5で述べたものと同様で良い。
【0053】本第4の実施の形態では、道路上の2〜3
mおきに埋設された磁気ネイル(不図示)から発せられ
る磁気(情報)信号を磁気ネイル検出部32を介して検
出し、自車の絶対位置情報を取得する。
【0054】なお、上記本発明に好適なる複数の実施の
形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部
の構成、制御、処理及びこれらの組み合わせの様々な変
更が行えることは言うまでも無い。
【0055】(付記1)所定の間隔内で走行中の2車輌
が相互に通信を行う車車間通信方式において、各車輌
は、指向性を有する無線通信手段と、自車の絶対位置を
検出する位置検出手段と、自車の向く絶対方位角を検出
する方位角検出手段と、前記検出した自車の絶対位置及
び絶対方位角の各情報と、前記無線通信手段を介して受
信した他車の絶対位置の情報とに基づき自車の絶対方位
角を基準とする他車の相対方位角を求め、該求めた相対
方位角の方向に無線通信手段の通信方向を制御する制御
手段とを備え、双方の通信方向をオーバラップさせつつ
通信を行うことを特徴とする車車間通信方式。
【0056】(付記2)指向性を有する無線通信手段
と、自車の絶対位置を検出する位置検出手段と、自車の
向く絶対方位角を検出する方位角検出手段と、前記検出
した自車の絶対位置及び絶対方位角の各情報と、前記無
線通信手段を介して受信した他車の絶対位置の情報とに
基づき自車の絶対方位角を基準とする他車の相対方位角
を求め、該求めた相対方位角の方向に無線通信手段の通
信方向を制御する制御手段とを備えることを特徴とする
車車間通信装置。
【0057】(付記3)タイマ手段と、自車の瞬時速度
を検出する速度検出手段とを備え、位置検出手段は、自
車の検出速度を検出絶対方位角の方向に積分することに
より各検出絶対位置の間を補間することを特徴とする付
記2に記載の車車間通信装置。
【0058】(付記4)自車の絶対方位角変更に係る瞬
時角速度を検出する角速度検出手段を備え、方位角検出
手段は、自車の検出角速度を積分することにより各検出
絶対方位角の間を補間することを特徴とする付記3に記
載の車車間通信装置。
【0059】(付記5)位置検出手段はGPS衛星から
受信する信号に基づき自車の絶対位置を検出することを
特徴とする付記2乃至4の何れか一つに記載の車車間通
信装置。
【0060】(付記6)外部の無線基地局からGPS位
置検出に関する補正情報を受信する受信手段を備え、位
置検出手段が検出した絶対位置情報を前記受信した補正
情報により補正することを特徴とする付記5に記載の車
車間通信装置。
【0061】(付記7)位置検出手段は道路に埋設され
た磁気ネイルから受信する信号に基づき自車の絶対位置
を検出することを特徴とする付記2乃至4の何れか一つ
に記載の車車間通信装置。
【0062】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、簡単な
構成により、気象条件や各車輌の走行状態によらず、先
行車及び後続車間で相互に確実な無線追尾制御を行える
と共に、この追尾制御の情報を後続車Bの自動操縦制御
にも利用できる。従って、ITS(Inteligent Transpor
t System)、AVCSS(Advanced Vehicle Control and
Safety System)等の信頼性向上に寄与するところが極
めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】第1の実施の形態による車車間通信方式のブロ
ック図である。
【図3】第1の実施の形態による無線通信部追尾制御の
フローチャートである。
【図4】第1の実施の形態による無線通信部追尾制御の
イメージ図である。
【図5】第2の実施の形態による車車間通信方式のブロ
ック図である。
【図6】第2の実施の形態における絶対位置/方位角情
報補間処理のフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態における絶対位置/方位角情
報補間処理のイメージ図である。
【図8】第3の実施の形態による車車間通信方式のブロ
ック図である。
【図9】第4の実施の形態による車車間通信方式のブロ
ック図である。
【符号の説明】
A,B 車輌 10 制御部 11 CPU 12 主メモリ(MM) 13 共通バス 20 無線通信部 21,26 アンテナ 22,27 アンテナ駆動部 23,28 駆動制御部 24,29 送受信部(T/R) 30 位置検出部 31 GPS受信アンテナ 32 磁気ネイル検出部 40 方位角検出部 50 自動追尾操縦装置 60 速度検出部 70 角速度検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01C 21/00 G01C 21/00 D G08G 1/09 G08G 1/09 H H04B 7/26 H04B 7/26 H Fターム(参考) 2F029 AA01 AB07 AC03 AC13 AD01 AD05 5H180 AA01 BB04 BB05 BB15 CC12 FF05 FF27 LL04 LL09 5K067 BB03 BB26 DD20 EE02 EE25 FF03 GG11 JJ52 KK02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔内で走行中の2車輌が相互に
    通信を行う車車間通信方式において、各車輌は、 指向性を有する無線通信手段と、 自車の絶対位置を検出する位置検出手段と、 自車の向く絶対方位角を検出する方位角検出手段と、 前記検出した自車の絶対位置及び絶対方位角の各情報
    と、前記無線通信手段を介して受信した他車の絶対位置
    の情報とに基づき自車の絶対方位角を基準とする他車の
    相対方位角を求め、該求めた相対方位角の方向に無線通
    信手段の通信方向を制御する制御手段とを備え、 双方の通信方向をオーバラップさせつつ通信を行うこと
    を特徴とする車車間通信方式。
  2. 【請求項2】 指向性を有する無線通信手段と、 自車の絶対位置を検出する位置検出手段と、 自車の向く絶対方位角を検出する方位角検出手段と、 前記検出した自車の絶対位置及び絶対方位角の各情報
    と、前記無線通信手段を介して受信した他車の絶対位置
    の情報とに基づき自車の絶対方位角を基準とする他車の
    相対方位角を求め、該求めた相対方位角の方向に無線通
    信手段の通信方向を制御する制御手段とを備えることを
    特徴とする車車間通信装置。
  3. 【請求項3】 タイマ手段と、 自車の瞬時速度を検出する速度検出手段とを備え、 位置検出手段は、自車の検出速度を検出絶対方位角の方
    向に積分することにより各検出絶対位置の間を補間する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車車間通信装置。
  4. 【請求項4】 自車の絶対方位角変更に係る瞬時角速度
    を検出する角速度検出手段を備え、 方位角検出手段は、自車の検出角速度を積分することに
    より各検出絶対方位角の間を補間することを特徴とする
    請求項3に記載の車車間通信装置。
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